JP3663328B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、カーナビゲーション等の液晶表示ユニットに使用され、液晶表示部に光源を照射するエッジ型バックライトの液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、薄型・軽量な液晶表示装置は、カーナビゲーション、パソコン或はその他のあらゆる電化機器の表示部に広く採用されており、その需要は益々高まる傾向にある。
【0003】
この種の液晶表示装置において、液晶表示部(液晶セル)を発光させるためには、光源から光を照射する必要があり、光の照射方式としては反射光方式と透過方式がある。反射光方式は、電卓や腕時計などの小型の液晶表示部に採用され、液晶セルの外側から入射した自然光や室内照明光を利用して液晶セルの背面に設けた反射板によって液晶セル方向に反射させて表示部を照射する方式であり、一方、透過方式は、大型の液晶セルに多く採用され、液晶セルの背面に蛍光灯などによって構成したバックライトユニットを設け、このバックライトユニットから液晶セルの背面に向けて光を照射する方式である。
【0004】
カーナビ、パソコン等の比較的大型の液晶ディスプレイに関しては、その殆どに透過方式が採用されているが、液晶表示の性能は、バックライトユニットを使用した液晶表示装置の仕様に大きく依存している。
【0005】
このバックライトユニットには、図5に示すように導光板21を使用した導光板型のバックライト、また、図6のような直下型バックライトなどがある。
導光板型のバックライトは、導光板21を利用して液晶セル26に光を照射させるようにしたものであるが、その中でも照射させた光の輝度の均一性が比較的良いことや光源からの熱が液晶セル26に伝わり難いことなどの理由から、図のようなエッジ型バックライトと呼ばれる光源22を導光板21の側面に配置する方式が一般的になっている。
【0006】
このエッジ型バックライトは、導光板21の下面に拡散反射特性を有する反射シート24が敷設して設けられ、光源22から照射される光とランプリフレクタ23によって反射した光が導光板21の端面から入射すると、この反射シート24によって反射した光が導光板21内を拡散して、表面にシボ加工などで加工された光拡散層を有する拡散シート25を通過して輝度を均一化させた光を液晶セル26に向けて発光している。
【0007】
導光板21は、発光体である光源22と並んで導光板型バックライトの仕様を決定づける主要な部品として位置づけられており、成形時には、その製品の多くがPMMA樹脂(ポリメタクリル酸メチル)を材料として射出成形によって成形されている。
【0008】
また、直下型バックライトユニットは、光源26より発光した光を独特な形状に形成したライトガイド27によって反射させると共に、光を遮光可能に形成した遮光パターン28を設けて、光源26から直接照射される光の一部を遮るようにして拡散板29に光を均一化させて照射して、更に拡散板29によって光を拡散させて液晶セル26に向けて発光させるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のエッジ型バックライトユニットによると、導光板21に光を照射するための光源22及びランプリフレクタ23を導光板21の側方に設け、ユニット内部には導光板21と共にこれらの構成部品を収納している。
【0010】
特に、ユニットを構成する際には、発光面側においてケーシング20を枠状に突出させて突出部20aを形成し、この突出部20aは、光源22からの輝線によって当該部分の均一性が損なわれないようにするためである。
【0011】
従って、ケーシング20内には導光板21を収納するスペース以外のある程度の空間が必要になり、このためケーシング20の枠組全体の面積に対する液晶セル26へ光を発光する輝線領域Xに限界が生じ、ケーシング20の突出部20によって導光板21の発光面積の割合が限られることになるので、発光可能な領域がそれだけ狭くなってしまっていた。
【0012】
また、直下式バックライトは、ライトガイド27によって反射された光を拡散板29に照射しているので、ユニット全体が厚くなったり、ライトガイド27の成形時における加工精度やコストアップが問題になり、特に、光源26から直接光を照光することによって遮光パターン28及び拡散板29が加温して拡散板29から照射する光に影響を与えることなどから、輝度を均一化させて発光させることが難しくなり、均一化させるための加工に手間がかかるなどの問題が生じていた。
【0013】
本発明は、上記の従来の課題を解消するために開発されたものであり、その目的とするところは、最大限の光照射面積を得ることができ、しかも、均一の輝度にして照射することができるコンパクトな液晶表示装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、導光板の側面に光源を配設したエッジ型バックライトの液晶表示装置であって、前記導光板の縁部で光源の上方位置に、光源の透過性を調整した遮光性樹脂をインサート成形手段により一体に成形し、この一体成形部位は、前記導光板の縁部に突出形成した延出片に前記遮光性樹脂の一方の縁部に突出形成した段部面を重ねて一体に固着させると共に、前記遮光性樹脂は、クリアな樹脂と反射特性のある白色樹脂を適宜に配合し、かつ前記延出片と前記段部面により光の透過性を調整するようにした液晶表示装置である。
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における液晶表示装置のバックライトの実施形態を図面に従って詳細に説明する。図1は、本発明における第1実施例であり、エッジ型のバックライトユニットを示したものである。なお、本発明のバックライトは、電極板ガラス、カラーフィルタ、スペーサ、変更フィルム等の各駆動素子等と組み合わせて液晶表示部9を含む液晶表示装置(図示せず)を構成するようにしている。
【0018】
において、2は導光板、3はPMMA、ポリカーボネイト、アクリル等の樹脂からなる遮光性樹脂、4は蛍光管(光源)、5はリフレクタ、6は反射シートであり、各構成部位は、液晶表示部9側に設けたケース7の突部7aによってケース7内に収納保持され、導光板2の側面に光源4を配設するようにしたエッジ型バックライトの液晶表示装置であって、導光板2に遮光性樹脂3をインサート成形により一体成形している。この遮光性樹脂3は、クリアな樹脂と反射特性のある白色樹脂を適宜に配合することにより、適宜の透過性のある光の漏れ量と遮光性をコントロールするようにして製造する。
【0019】
各蛍光管4は、ケース7内の左右或は上下両端部に沿ってコの字形に、或はL字形に配設し、図示しない電源によって所定の方向に光を照射可能にしている。なお、蛍光管4は、冷陰極管ランプを使用するのが望ましいが、その他にも、熱陰極管ランプなどの適宜のランプを使用するようにしてもよい。
【0020】
ケース7内の底面には反射シート6を敷設し、この反射シート6は、光の反射率が高い銀などの金属を材料として蒸着するか、或はシート状に成形して貼着するなどの手段によってケース7に一体に設けている。また、断面略円弧状に設けたリフレクタ5は、反射シート6から延設するようにしてケース7の両端部位に蛍光管4より若干長くして配設して蛍光管4からの光を反射可能に設け、蛍光管4から照射される光と共に導光板2の端面2aに照射して入光させている。
【0021】
導光板2は、光を透過させる光透過性材料からなり、PMMA樹脂はもとより、例えばアクリル、ポリカーボネイトなどの樹脂によって成形してもよい。導光板2の光の発光面側には拡散シート8が貼設され、この拡散シート8には、裏面に透光性のインクを塗付し、また、表面にはシボパターンで凹凸状の光拡散層を設けている。導光板2内の端面2aより入射した光は、導光板2の内部全体に亘って散乱した後に拡散シート8によって拡散し、均一化した後に液晶表示部9の後方より照射するようにしている。
【0022】
遮光性樹脂3は、導光板2の縁部2bに一体成形し、この遮光性樹脂3は、蛍光灯4の径よりやや大きくなるように成形して、導光板2をカバー7に取付けた際に発光面側にて蛍光灯4を覆うことができるような形状に成形している。
【0023】
また、図3において、ケース7の上部面に形成した突部7aは、遮光性樹脂3の半分程度を被覆して面発光領域を拡張させて、面発光の有効領域を従来品に比較して拡大させており、この拡大部分より、光量の小さい漏れ量によって発光領域Yを最大限に拡げるようにしている。更に、図3において、導光板2の縁部の延出片2bと遮光性樹脂3の段部面3aにより両者の樹脂の食い付き性を向上させると共に光の遮光性を調整するようにしている。
【0024】
次に、本発明における液晶表示装置のバックライトユニットの第2実施例を図2に示す。なお、第1実施例と同一部分は同一符号によって表わし、その説明を省略する。
本例は、ユニット直下にバックライトを配設した直下型バックライトの液晶表示装置であり、導光板12の下方に配設した光源4の直上部に遮光性樹脂3を2色成形により一体に成形している。導光板12は、光源4の直上部を凹状に設け、この凹状部位に遮光性樹脂13を一体に設け、図示しない液晶表示部側に光源4からの光を均等に照射している。この遮光性樹脂13は、光源4の透過性を調整した遮光性の樹脂で上記の例と同様の配合調整を成し、特に、両端に向ってやや透過光量を多くするように設けられ、薄型の導光板12を構成している。即ち、遮光性樹脂13は、断面中央部の厚みから両端に沿って順次薄く成形するようにして、輝度が均一になるようにしている。
【0025】
反射シート16は、導光板12の周囲を覆うようにして設け、また、上記導光板12の裏面にはシボパターン16aを設けて光を均一に照射するようにしている。
【0026】
次に、本発明のエッジ型バックライトの液晶表示装置における作用を説明する。
本発明のエッジ型バックライトの液晶表示装置は、導光板2の縁部2bに遮光性樹脂3をインサート成形により一体成形しているので、蛍光管4から照射された光を導光板2の端部2aから入光させると共に、遮光性樹脂3の部分からの適度の輝線によってこの遮光性樹脂3部分も輝度が均一になり、それだけ発光領域Yを拡大させることができる。
【0027】
このように、蛍光管4より導光板2と遮光性樹脂3に向けて光を照射した際には、遮光性樹脂3の配合及び導光板2の延出部2bと遮光性樹脂3の段部面3aによって光の透過性を調整しているので、全体の発光領域を同じ輝度にして発光させることができる。
【0028】
本発明の第2実施例のバックライトによると、下方位置から発光する光源4の直上部に遮光性樹脂13を導光板12と2色成形、又はインサート成形によって一体にして設けているので、本体を薄くすることができ、また、遮光性樹脂13の形状を調整することによって導光板12からの光の輝度を簡単に均一化させることができる。更には、製作が容易であるので、コストを抑えることができる。
なお、光源4からの光熱は、遮光性樹脂13及び導光板12によって吸収され、液晶セル側が加温することなく、熱によって受ける影響を抑えている。
【0029】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、本発明のエッジ型バックライトの液晶表示装置によると、最大限の発光面積を得ることができ、効率的な液晶表示装置の表示面を得ることができる。
【0030】
更には、全体を均一の輝度にして発光させることができる液晶表示装置を提供することができる。
【0031】
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における液晶表示装置の第1実施例を示した正面図である。
【図2】 本発明における液晶表示装置の第2実施例を示した正面図である。
【図3】 A−A線拡大断面図である。
【図4】 B−B線拡大断面図である。
【図5】 従来のエッジ型バックライトユニットを示す参考断面図である。
【図6】 従来の直下型バックライトユニットを示す参考断面図である。
【符号の説明】
2、12 導光板
2b 延出片
3、13 遮光性樹脂
3a 段部面
4 光源

Claims (1)

  1. 導光板の側面に光源を配設したエッジ型バックライトの液晶表示装置であって、前記導光板の縁部で光源の上方位置に、光源の透過性を調整した遮光性樹脂をインサート成形手段により一体に成形し、この一体成形部位は、前記導光板の縁部に突出形成した延出片に前記遮光性樹脂の一方の縁部に突出形成した段部面を重ねて一体に固着させると共に、前記遮光性樹脂は、クリアな樹脂と反射特性のある白色樹脂を適宜に配合し、かつ前記延出片と前記段部面により光の透過性を調整するようにしたことを特徴とする液晶表示装置。
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