JP2950909B2 - 型締め油圧装置 - Google Patents

型締め油圧装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は特開昭59−133027号に開示される型締め油圧
装置の改良に関するものである。
[従来の技術] 本出願人は先に特開昭59−133027号により型締め油圧
装置を出願した。すなわち、第4図に示すように、早送
りシリンダ40が大径シリンダ46の外側に突出しており、
可動型51aを支持する型支持部材51を早送りシリンダ装
置Aにより押動した後に、シリンダ装置Cにより中継板
53を中空ラム48と型支持部材51との間へ挟み、型締めシ
リンダ装置Bにより、中継板53を介して型支持部材51を
押圧する。
しかし、上述の装置は早送りシリンダ装置Aと型締め
シリンダ装置Bとが直列に配置されているため、装置全
体が長くなるという問題点を残していた。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は上述の問題点を解決するため、早送り
シリンダ装置を型支持部材に内蔵せしめることにより、
装置全体の長さを短縮した、型締め油圧装置を提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の構成は早送りシ
リンダ装置と型締めシリンダ装置と型支持部材とを備え
た型締め油圧装置において、外周面にねじ溝を備えた早
送りシリンダ装置の早送りシリンダを、型支持部材のね
じ穴に螺合して内臓するとともに、早送りロツドの基端
を型締めシリンダ装置の中空ラムの後端壁に固定したも
のである。
[作用] 本発明によれば、早送りシリンダ装置を中空ラムと型
支持部材との間に配設したことにより、早送りシリンダ
装置の伸縮動作が、中空ラムと型支持部材の内部で行わ
れるので、装置全体の長さが短縮される。
[発明の実施例] 本発明を実施例に基づいて説明する。第1図におい
て、Aは早送りシリンダ装置、Bは型締めシリンダ装置
である。1は早送りシリンダで型支持部材51に螺合する
ためのねじ溝1sを備えている。2は早送りピストン、3
は早送りロツド、4は中空ラム8の円筒部7の後端壁に
対する早送りロツド3の固定点、5は早送りシリンダ1
の前室、6は後室である。
7は中空ラム8の大径ピストン8aを固持する円筒部
で、7aは円筒部7の前端壁である。9は大径シリンダ、
10は大径シリンダ9の後室、11は前室である。
12は早送りシリンダ1の後端部のフランジ14から径方
向に出没する係合チヤツクである。13はフランジ14に形
成したチヤツク室、15はチヤツク室13に圧油を供給する
管である。16は大径シリンダ9の後室10と早送りシリン
ダ1の前室5とを連通する管、17は大径シリンダ9の前
室11と早送りシリンダ1の後室6とを連通する管で、そ
の作用については後述する。
18は大径シリンダ9の過圧防止回路で、その詳細は第
2図に示してある。
次に、本発明装置の作動について、第1図(a)〜
(d)を参照しながら説明する。
第1図(a)の状態では、型支持部材51は後退位置に
あり、早送りシリンダ1の後端部は中空ラム8の円筒部
7へ引込んでいる。
第1図(b)は、早送りシリンダ装置Aにより第1図
(a)の状態から型支持部材51がストロークαだけ前方
(右方)へ押動され、可動型51aが固定型62a(第4図参
照)へ挿入された状態を示す。第1図(b)の状態で
は、早送りシリンダ1の係合チヤツク12は、中空ラム8
の前端壁7aよりも前方に位置する。
第1図(b)の状態で、係合チヤツク12が早送りシリ
ンダ1のフランジ14のチヤツク室13から油圧により径外
方へ突出される。その状態を第1図(c)に示す。
次に、大径シリンダ9の後室10へ圧油が送られ、中空
ラム8が前方(右方)へ押動される。この結果、型支持
部材51が係合チヤツク12を介して、第1図(c)の状態
からストロークβだけ前進する。
この時、大径シリンダ9の後室10と早送りシリンダ1
の前室5とを、管16により連通しておく。また、大径シ
リンダ9の前室11と早送りシリンダ1の後室6とを、管
17により連通しておく。したがって、早送りシリンダ装
置Aが型支持部材51の前進を妨げることはない。
第2図(b)に示すように、中空ラム8のストローク
βの前進後に、大径シリンダ9の後室10と前室11とは過
圧防止回路18により連通される。かくして、射出成型に
よる被成型物の成型が完了する。
次に、型締め油圧装置の解放動作について説明する。
まず、第1図(d)と第2図(b)の状態から中空ラム
8を後退させ、型支持部材51をストロークβだけ後退さ
せると、第1図(c)と第2図(a)の状態になる。
次に、第1図(c)の状態において、係合チヤツク12
をフランジ14のチヤツク室13へ収没させる。
最後に、早送りシリンダ1をストロークαだけ後退さ
せると、被成型物は型から解放され落下する。
[発明の効果] 本発明は上述のように、早送りシリンダ装置と型締め
シリンダ装置と型支持部材とを備えた型締め油圧装置に
おいて、外周面にねじ溝を備えた早送りシリンダ装置の
早送りシリンダを、型支持部材のねじ穴に螺合して内臓
するとともに、早送りロツドの基端を型締めシリンダ装
置の中空ラムの後端壁に固定したから、特開昭59−1330
27号に開示される型締め油圧装置に比べ、装置の全長が
著しく短縮される。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明による型締め油圧装置の
動作順序を説明する側面断面図、第2図(a),(b)
は同装置の過圧防止回路の動作を説明する側面断面図、
第3図は同装置の要部を示す斜視図、第4図は従来の型
締め油圧装置の側面断面図である。 A:早送りシリンダ装置、B:型締めシリンダ装置、1:早送
りシリンダ、1s:ねじ溝、2:早送りピストン、3:早送り
ロツド、4:固定点、8:中空ラム、9:大径シリンダ、12:
係合チヤツク、13:チヤツク室、14:フランジ、18:過圧
防止回路、51:型支持部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】早送りシリンダ装置と型締めシリンダ装置
    と型支持部材とを備えた型締め油圧装置において、外周
    面にねじ溝を備えた早送りシリンダ装置の早送りシリン
    ダを、型支持部材のねじ穴に螺合して内臓するととも
    に、早送りロツドの基端を型締めシリンダ装置の中空ラ
    ムの後端壁に固定したことを特徴とする型締め油圧装
    置。
  2. 【請求項2】早送りシリンダの後端部にフランジを設
    け、型締めシリンダ装置の作動時中空ラムの前端壁に係
    合する係合チヤツクを前記フランジに出没可能に設け
    た、特許請求の範囲(1)に記載の型締め油圧装置。
  3. 【請求項3】型締めシリンダ装置の作動時過圧の発生を
    防止するための過圧防止回路を大径シリンダに設けた、
    特許請求の範囲(1)に記載の型締め油圧装置。
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