JP2949968B2 - 4輪駆動装置 - Google Patents

4輪駆動装置

Info

Publication number
JP2949968B2
JP2949968B2 JP3293532A JP29353291A JP2949968B2 JP 2949968 B2 JP2949968 B2 JP 2949968B2 JP 3293532 A JP3293532 A JP 3293532A JP 29353291 A JP29353291 A JP 29353291A JP 2949968 B2 JP2949968 B2 JP 2949968B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
pressure
wheels
hydraulic pump
hydraulic motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3293532A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05131859A (ja
Inventor
頼人 中尾
直彦 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP3293532A priority Critical patent/JP2949968B2/ja
Publication of JPH05131859A publication Critical patent/JPH05131859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2949968B2 publication Critical patent/JP2949968B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の4輪駆動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の4輪駆動装置においては、エン
ジンからの回転動力を変速機,クラッチ,ドライブシャ
フト等の機械的な構成を介して前輪側および後輪側に伝
達し、駆動する装置が知られている。
【0003】これに対して、エンジンからの回転動力を
機械的な構成を介して前輪側または後輪側のうちどちら
か一方側に伝達し、他方側には油圧ポンプ,油圧管路,
油圧モータを介して伝達する4輪駆動装置が、例えば特
開昭63−176734号公報に示されている。
【0004】図11は、上述した油圧ポンプ等を用いた
4輪駆動装置の概略構成図である。
【0005】同図において、31はエンジンであり、こ
のエンジン31の回転動力は変速機31bおよびデファ
レンシャルギヤ31eを介して駆動輪31gおよび31
hに伝達される。また、32は油圧ポンプであり、この
油圧ポンプ32はエンジン31によって駆動される。そ
して、この油圧ポンプ32は油圧管路36および37を
介して油圧モータ33に接続されている。この油圧モー
タ33の回転動力はデファレンシャルギヤ33bを介し
て駆動輪33dおよび33eに伝達される。また、油圧
管路36からの枝管路34cと油圧管路37からの枝管
路34dとの間には、チェック弁34a,34b,34
gおよび34i,リリーフ弁34fおよび油圧源34が
配置されている。さらに、油圧管路36の枝管路35c
および油圧管路37の枝管路35bと、管路34eとの
間には切換弁35が配置されている。
【0006】上記構成において、駆動輪31gおよび3
1hのみを駆動する2輪駆動の場合には、油圧ポンプ3
2および油圧モータ33における押しのけ容積は零に設
定される。
【0007】これに対して、駆動輪31g,31h,3
3d,33eを駆動する4輪駆動の場合には、油圧ポン
プ32および油圧モータ33における押しのけ容積は、
それぞれ最大値に設定される。
【0008】そして、上記4輪駆動の場合であって、車
両が前進方向に駆動されている状態においては、切換弁
35は図示したように切換位置35Aに設定され、車両
が後退方向に駆動されている状態においては、切換弁3
5は切換位置35Bに設定される。
【0009】車両が前進方向に駆動されている状態にお
いては、油圧管路36が高圧となり、油圧ポンプ32か
らの吐出油が油圧管路36を介して油圧モータ33に供
給され、この油圧モータ33が駆動される。そして、油
圧モータ33からの吐出油は油圧管路37を介して油圧
ポンプ32に戻される。この状態において、油圧管路3
6における油圧が異常に高くなったときには、枝管路3
4cを介してチェック弁34gを押し開き、リリーフ弁
34fを介して油圧源34に圧油がリリーフされる。ま
た、油圧管路37における油圧が異常に低下したとき
は、油圧源34からの圧油が管路34e,チェック弁3
4bおよび枝管路34dを介して油圧管路37に供給さ
れる。
【0010】車両が後退方向に駆動されている状態にお
いては、油圧管路37が高圧となる。そして、油圧管路
37における油圧が異常に高くなったときには、チェッ
ク弁34i,リリーフ弁34fを介して油圧源34に圧
油がリリーフされる。また、油圧管路36における油圧
が異常に低くなったときには、油圧源34からの圧油が
チェック弁34a,枝管路34cを介して油圧管路36
に供給される。
【0011】上述した油圧ポンプ等を用いた4輪駆動装
置においては、油圧ポンプから油圧モータに至る油圧配
管は曲げ配管が可能であるため、機械的な構成のみから
なる4輪駆動装置に比較して、構成に柔軟性があり、シ
ャーシ等の設計自由度を高いものとすることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の油圧ポンプを用いた4輪駆動装置においては、4輪
駆動時の油圧ポンプ32および油圧モータ33の押しの
け容積は最大値に設定されるのみであり、車両の運動状
態に応じた高精度の駆動力配分制御や油圧ポンプまたは
油圧モータが高効率となるような油圧制御を行うことが
できなかった。
【0013】したがって、油圧ポンプ,油圧モータを用
い、かつ高精度の駆動力配分制御を行い得る4輪駆動装
置が望まれていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め請求項1に関わる発明によれば、図1に示すように、
主原動機1からの回転動力を、前車輪側または後車輪側
のいずれか一方側に機械的に伝達し、前車輪側または後
車輪側のうちの他方側には油圧ポンプと油圧管路および
油圧モータとを介して主原動機1からの回転動力を伝達
し、上記他方側の各車輪が目標トルクで駆動されるよう
に構成した4輪駆動装置において、上記他方側の車輪の
各車輪毎に配置された油圧モータ3と、油圧ポンプ2と
油圧モータ3とを連通する油圧管路内の作動油圧を検出
する圧力センサ38と、圧力センサ38からの圧力検出
信号に基づいて上記油圧管路内の作動油圧が所望の圧力
となるように油圧ポンプ2をフィードバック制御するコ
ントローラ9とを備えている。そして、上記コントロー
ラ9は、車両の実際の運動状態からその運動状態に応じ
た上記他方側の各車輪の目標トルクを個別に算出し、こ
れら他方側の車輪のうち目標トルクの値が大きい方の
輪を駆動する油圧モータが略最大吐出流量となるよう
その大きい目標トルクに基づいて作動油圧を算出し、
算出した作動油圧となるように油圧ポンプ2をフィード
バック制御するとともに、上記算出した作動油圧に基づ
いて、上記他方側の各車輪をそれぞれの目標トルクで駆
動し得る吐出流量を算出し、この算出した吐出流量とな
るように各油圧モータ3を制御するように構成したこと
を特徴としている。
【0015】また、請求項2に関わる発明によれば、請
求項1に記載の発明におけるコントローラの制御機能に
代えて、コントローラ9は、車両の実際の運動状態から
その運動状態に応じた上記他方側の各車輪の目標トルク
を個別に算出する一方、この他方側の車輪の目標総合
ルクと上他方側の車輪相互の目標トルク比および車両
の速度とにより決定される油圧モータ3と油圧ポンプ2
との総合効率が高効率となる最適作動油圧が示されたマ
ップに基づいて、上記最適作動油圧となるように油圧ポ
ンプ2を制御するとともに、上記最適作動油圧に基づい
て上記他方側の各車輪をそれぞれの目標トルクで駆動し
得る吐出流量を算出し、この算出した吐出流量となるよ
うに各油圧モータ3を制御するものであることを特徴と
している。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【作用】請求項1に関わる発明においては、コントロー
ラによって、目標トルクが大きな車輪を駆動する油圧モ
ータが略最大吐出流量となるように、作動油圧力が算出
され、この算出された作動油圧力となるように油圧ポン
プがフィードバック制御される。したがって、車両の運
動状態に応じて高精度の駆動力配分制御ができるととも
に、油圧モータが高効率となるような油圧制御を行うこ
とができる。
【0021】さらに、請求項に関わる発明において
は、油圧モータと油圧ポンプとの総合効率が高効率とな
る最適作動油圧が示されたマップに基づいて、上記最適
作動油圧となるように油圧ポンプがコントローラによっ
てフィードバック制御される。したがって、車両の運動
状態に応じて高精度の駆動力配分制御ができるととも
に、油圧ポンプおよび油圧モータの総合効率が高効率と
なるような油圧制御を行うことができる。
【0022】
【実施例】図2は、本発明の第1の実施例を示す概略構
成図である。
【0023】同図において、1はエンジン(主原動
機)、1aは主変速機、1cは前輪用デファレンシャル
ギヤ、1bは前輪駆動軸、1dおよび1eは前輪であ
り、これら前輪1dおよび1eにはエンジン1からの回
転動力が機械的な構造を介して伝達される。2は主変速
機1aに連動する油圧ポンプであり、この油圧ポンプ2
は車速に比例して回転する。また、3および4は油圧モ
ータであり、これら油圧モータ3および4は油圧管路2
1aおよび21bを介して油圧ポンプ2に接続されてい
る。なお、車両前進時には油圧管路21aが高圧にな
り、車両後退時には油圧管路21bが高圧となる。2a
は油圧ポンプ2の斜板角を変更するためのアクチュエー
タ、3aは油圧モータ3の斜板角を変更するためのアク
チュエータ、4aは油圧モータ4の斜板角を変更するた
めのアクチュエータである。これらのアクチュエータと
して、本実施例では比例ソレノイドで油圧を制御する油
圧アクチュエータを用いる。3bは油圧モータ3の減速
ギヤ、4bは油圧モータ4の減速ギヤ、3cは油圧モー
タ3の回転動力を後輪3dに伝達する駆動軸,4cは油
圧モータ4からの回転動力を後輪4dに伝達する駆動軸
である。また、1f,1gはそれぞれ前輪1dおよび1
eの回転数を検出する回転センサ、3e,4eはそれぞ
れ後輪3dおよび4dの回転数を検出する回転センサで
ある。5aおよび5bは油圧管路21aと21bとの間
に配置された逆流防止用のチェック弁、11はチェック
弁5aと5bとの間に接続されたチャージ圧蓄積用のチ
ャージポンプ、6bはチャージ圧のリリーフ弁である。
7aは油圧管路21aのライン圧(作動油圧力)を検出
するライン圧センサ、7bは油圧管路21bのライン圧
(作動油圧力)を検出するライン圧センサである。12
は切換弁であり、この切換弁12は油圧管路21aが高
圧の場合には一方側12Aとなり、油圧管路21bが高
圧の場合には他方側12Bとなる。また、6aは切換弁
12に接続されたリリーフ弁、10はリリーフ弁6aに
接続されたタンクである。そして、リリーフ弁6aは油
圧管路21aまたは21bに瞬間的な異常高圧が発生し
た場合に圧油をタンク10に放出し、システムを保護す
るようになっている。8はスロットルセンサ、20は横
Gや前後Gを検出するGセンサ、9はコントローラであ
る。14は油圧ポンプ2とは異なる駆動源により駆動さ
れるモータであり、このモータ14によってアクチュエ
ータ2a,3a,4aに斜板角変更用の油圧が供給され
る。また、15は上記斜板角変更用油圧を蓄積するアキ
ュームレータである。
【0024】そして、回転センサ1f,1g,3e,4
e、ライン圧センサ7a,7b、スロットルセンサ8、
Gセンサ20からの検出信号に基づいてコントローラ9
は、アクチュエータ2a,3a,4aに制御信号を供給
し、油圧ポンプ2、油圧モータ3,4の動作を制御し、
ライン圧力および油圧モータ3,4の吐出流量を制御す
る。
【0025】図3は上記コントローラ9を中心とする
御系のブロック図である。
【0026】図3において、9Aはコントローラ9の油
圧ポンプコントロール部、9Bはコントローラ9の油圧
モータコントロール部である。油圧ポンプコントロール
部9Aは、回転センサ1f,1g,3e,4eからの信
号SR1,SR2,SR3,SR4、Gセンサ20からの信号S
Gに基づいて前輪1d,1eと後輪3d,4dとのスリ
ップ率を算出するとともに、Gセンサ20からの信号S
Gに基づいて、車両の現在のヨーレートを算出する。そ
して、算出したスリップ率が所定値以上である場合、車
両の現在のヨーレートと図示しない車両要求ヨーレート
算出手段により算出された要求ヨーレートとが略一致す
る場合、またはスロットルセンサ8からの信号SSによ
りアクセルペダルがオフとなっていることをコントロー
ル部9Aが検知した場合には、2輪駆動状態とするため
に油圧ポンプ2,油圧モータ3および4の斜板角は全て
零度とされる。つまり、油圧ポンプコントロール部9A
は油圧ポンプ2の斜板角を零度とするように、アクチュ
エータ2aに指令信号SPを供給する。すると、アクチ
ュエータ2aは指令信号SPに従って油圧ポンプ2の斜
板角を零度とする。また、この指令信号SPは油圧モー
タコントロール部9Bにも供給されており、コントロー
ル部9Bはこの指令信号SPに基づいて、油圧モータ3
のアクチュエータ3aおよび油圧モータ4のアクチュエ
ータ4aにそれぞれ指令信号SM1,SM2を供給し、油圧
モータ3および4の斜板角が零度とされる。
【0027】また、油圧ポンプコントロール部9Aにお
いて、算出したスリップ率が所定値を越える場合、車両
の現在のヨーレートと要求ヨーレートとが一致しない場
合、またはアクセルペダルがオンとなっていることを検
知した場合には、車両は4輪駆動状態となる。この4輪
駆動状態とする場合、油圧ポンプコントロール部9A
は、信号SR1〜SR4から算出した車速と、スロット
ルセンサ8からの信号Sから算出したアクセル開度か
ら、油圧ポンプ2の吐出流量を算出する。そして、油圧
ポンプ2の吐出流量が算出した吐出流量となるように、
アクチュエータ2aに指令信号Sを供給する。油圧ポ
ンプコントロール部9Aは、油圧管路21aまたは21
bが上記所定のライン圧となっているか否かを、ライン
圧センサ7aまたは7bからの信号SL1またはSL2
から判断し、所定のライン圧となるように、指令信号S
を調整する。つまり、ライン圧センサ7aまたは7b
からの信号SL1またはSL2によりフィードバック制
御が行われる。さらに、油圧ポンプコントロール部9A
は、算出したスリップ率,アクセル開度,要求ヨーレー
トに基づいて、左右後輪3dおよび4dのそれぞれの目
標トルクを算出する。そして、後輪3dの目標トルクを
示す信号TRおよび後輪4dの目標トルクを示す信号T
Lが油圧モータコントロール部9Bに供給される。
【0028】油圧モータコントロール部9Bは、油圧ポ
ンプコントロール部9Aから供給された指令信号SP
ら現在のライン圧を算出する。そして、算出した現在の
ライン圧と、後輪3dおよび4dのそれぞれの目標トル
クを示す信号TRおよびTLとから、油圧モータ3およ
び4のそれぞれの必要吐出流量を算出する。油圧モータ
コントロール部9Bは、油圧モータ3が算出した必要吐
出流量となるように、指令信号SM1をアクチュエータ3
aに供給する。すると、アクチュエータ3aは指令信号
M1に従って、油圧モータ3の斜板角を調整する。ま
た、油圧モータコントロール部9Bは、油圧モータ4が
算出した必要吐出流量となるように、指令信号SM2をア
クチュエータ4aに供給する。すると、アクチュエータ
4aは指令信号SM2に従って、油圧モータ4の斜板角を
調整する。
【0029】図4は、後輪3dおよび4dの目標トルク
と、油圧管路21aまたは21bのライン圧と、油圧モ
ータ3および4の吐出流量との関係を示す図である。
【0030】図4の(A)において、例えば、後輪3d
の目標トルクTR(実線)は時点tから傾斜状に増加
し、一定値となる。そして、目標トルクTRは、時点t
からさらに傾斜状に増加し、一定値となった後に、時
点tにて傾斜状に減少するように変化したとする。ま
た、後輪4dの目標トルクTL(破線)は時点tから
傾斜状に増加し、一定値となる。そして、目標トルクT
Lは、時点tから傾斜状に増加し、一定値となるよう
に変化したとする。
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】そして、油圧ポンプコントロール部9Aに
おいて、目標トルクTRおよびTLのうちどちらが大か
が判断される。つまり、時点t〜tにおいては、目
標トルクTRが大となっているので、油圧モータ3の吐
出流量FRが最大吐出流量FMAxとなるためのライン
圧LPを算出する。したがって、ライン圧LPは図5の
(B)に示すように、時点tからtまでは目標トル
クTRと同様な変化となる。そして、算出したライン圧
LPとなるように、指令信号SPがアクチュエータ2a
に供給され、フィードバック制御が行われる。また、時
点tからtにおいては、目標トルクTLが大となっ
ているので、油圧モータ4の吐出流量FLが最大吐出量
MAXとなるためのライン圧LPを算出する。したが
って、ライン圧LPは、時点tからtまでは目標ト
ルクTLと同様な変化となる。そして上述と同様に算出
したライン圧LPとなるように指令信号Sがアクチュ
エータ2aに供給され、フィードバック制御が行われ
る。
【0035】一方、油圧モータコントロール部9Bは、
油圧ポンプコントロール部9Aから供給される指令信号
Pおよび目標トルク信号TRおよびTLに基づいて、
油圧モータ3および4の必要吐出流量FRおよびFLを
算出し、この吐出流量FRおよびFLとなるように、指
令信号SM1およびSM2がそれぞれアクチュエータ3aお
よび4aに供給され、制御が行われる。したがって、時
点t0からt4までは、油圧モータ3の吐出流量FRは最
大流量FMAXとなり、油圧モータ4の吐出流量FLはラ
イン圧LPと目標トルクTLとに従った流量となる。ま
た、時点t4からt5までは、油圧モータ4の吐出流量F
Lが最大流量FMAXとなり、油圧モータ3の吐出流量F
Rはライン圧LPと目標トルクTRとに従った流量とな
る。
【0036】上述した本発明の一実施例によれば、車両
の運動状態に応じて高精度の駆動力配分制御ができると
ともに、目標トルクが大きな、つまりエネルギー消費が
大の後輪用油圧モータの吐出流量を最大とし、この油圧
モータの効率が最高となるようにしたので、油圧モータ
を高効率で使用でき省エネルギーを実現することができ
る。
【0037】ここで、上述した実施例においては、油圧
モータ3,4を高効率とするための制御が行われている
が、油圧ポンプ2と、油圧モータ3および4との総合効
率を高効率とする場合を考えてみる。
【0038】ライン圧力と油圧モータの吐出流量との関
係で上記総合効率は変化すると考えられる。例えば、図
5に示すように、範囲Cにおいては総合効率60〜70
%、範囲Bにおいては総合効率70〜80%、範囲Aに
おいては総合効率80%以上となるように変化すると考
えられる。また、総合効率は後輪3dおよび4dの目標
総合トルク,トルク比(後輪3d,4d相互の目標トル
ク比),車両の車速によっても変化すると考えられる。
したがって、予め実験等により、トルク比,目標総合ト
ルクおよび車速別に最も高い総合効率を得るためのライ
ン圧を求めてマップ化しておき、このマップを使用し
て、油圧ポンプ2,油圧モータ3および4を制御すれ
ば、高い総合効率で動作させることができる。
【0039】図6は本発明の第2の実施例を示す図で、
図3の油圧ポンプコントロール部9A内のブロック図で
ある。そして、この図6の例においては、上記マップが
用いられている。
【0040】図6において、MPはマップ群であり、こ
のマップ群MPは、トルク比r〜r別となってい
る。そして、トルク比毎のマップにおいて、目標総合ト
ルクと車速とによってライン圧P11〜P19,…,P
n1〜Pnnがマッピングされている。これらライン圧
11〜P19,…,Pn1〜Pnnは上記高い総合効
率を得るためのライン圧(最適作動油圧)である。
【0041】9Dは目標総合トルク左右トルク比算出部
であり、この算出部9Dは、信号SR1〜SR4
,Sに基づいて、左右後輪目標トルクTRおよび
TL、左右後輪目標総合トルクTC、左右トルク比TR
L、および車速SAを算出する。そして、算出部9Dは
算出した左右後輪目標トルクTRおよびTLを油圧モー
タコントロール部9Bにおいて供給するとともに、算出
した左右後輪目標総合トルクTC、左右トルク比TRL
および車速SAをライン圧算出部9Cに供給する。ライ
ン圧算出部9Cは、供給された総合トルクTC、トルク
比TRLおよび車速SAに従って、マップ群MPを検索
し、対応するライン圧Pを取り込む。そして、ライン圧
算出部9Cは取り込んだライン圧Pを得るための油圧ポ
ンプ2の吐出流量を算出し、アクチュエータ2aに指令
信号Sを供給する。ライン圧算出部9Cは、油圧管路
21aまたは21bが上記ライン圧Pとなるように、信
号SL1またはSL2によりフィードバック制御を行
う。ライン圧算出部9Cからの指令信号Sは上述と同
様に、油圧モータコントロール部9Bにも供給されてお
り、このコントロール部9Bは信号Sからライン圧を
算出し、算出したライン圧、左右目標トルクTR,TL
とから油圧モータ3および4のそれぞれの必要吐出流量
を算出する。そして、コントロール部9Bは、油圧モー
タ3および4の吐出流量を制御する。
【0042】上述した第2の実施例によれば、車両の運
動状態に応じて高精度の駆動力配分制御ができるととも
に、油圧ポンプ2と油圧モータ3および4との総合効率
が最高となるライン圧を予めトルク比,左右後輪総合
ルク,車速毎にマップ化し、マップ化されたライン圧を
用いて油圧モータ3および4の吐出流量を制御するよう
に構成したので、油圧ポンプおよび油圧モータを高い総
合効率で使用でき、省エネルギーを実現することができ
る。
【0043】なお、上述した図2の例においては、油圧
ポンプ2とは異なる駆動源により駆動されるモータ14
によってアクチュエータ2a,3a,4aに斜板角変更
用の油圧が供給されているが、油圧ポンプ2からアクチ
ュエータ2a,3a,4aに斜板角変更用の油圧を供給
するようにして、モータ14、アキュームレータ15を
省略してもよい。ただし、油圧ポンプ2から斜板角変更
用の油圧を供給するようにすると、車両発進時や加速時
において、油圧の低下により油圧モータ3,4への駆動
力伝達遅れが発生する可能性がある。そこで、上述した
図2の例のように、モータ14によってアクチュエータ
2a,3a,4aに斜板角変更用の油圧を供給するよう
にしておけば、車両発進時や加速時における駆動力伝達
遅れを防止することができる。
【0044】図7は、本発明の第3の実施例を示す車両
の概略構成図であり、図2の例と同等なものには同一の
符号を付してある。
【0045】図7において、13は制御圧の蓄圧部であ
り、この蓄圧部13から、アクチュエータ2a,3a,
4aに斜板角変更用の油圧が供給される。したがって、
この図7の例においては、モータ14およびアキューム
レータ15は省略してある。15Aおよび15Bは油圧
管路21aと21bとの間に配置されたチェック弁、1
4はチェック弁15Aと15Bとの間に接続されたアキ
ュームレータである。そして、このアキュームレータ1
4は、油圧管路21aが高圧の場合には、チェック弁1
5Aを介して油圧管路21aと導通して、油圧管路21
aの油圧振動および脈動を吸収する。また、油圧管路2
1bが高圧の場合には、チェック弁15Bを介して、ア
キュームレータ14は油圧管路21bと導通して、油圧
管路21bの油圧振動および脈動を吸収する。22はチ
ェック弁15Aと15Bの間に配置された圧力センサで
あり、この圧力センサ22は油圧管路21aおよび21
bのうちの高圧側の圧力を検出する。そして、圧力セン
サ22からの圧力検出信号はコントローラ9に供給され
るようになっている。したがって、図2の例において油
圧管路21aおよび21bに配置されていたライン圧セ
ンサ7aおよび7bは省略されている。16は油圧管路
21aおよび21bの油圧ポンプ2側と油圧モータ3お
よび4側との間に配置されたフェールセーフバルブであ
る。このフェールセーフバルブ16は、通常時において
は、16A側となっており、油圧管路21aと21bと
を分離した状態としている。そして、斜板角異常等のフ
ェール時においては、コントローラ9からの信号に従っ
て、16B側となり、油圧管路21aと21bとが結合
される。これにより、フェール時に長時間異常な高圧が
継続し、走行抵抗が大となる事態を回避することができ
る。さらに、フェール時にはコントローラ9により油圧
ポンプ2および油圧モータ3,4の斜板角が零度となる
ように制御すれば、作動油の流動を防ぎ、損失を抑制す
ることができる。
【0046】この図7の例において、上述したライン圧
を、目標トルクが大きな後輪用油圧モータの吐出流量が
最大となるように制御してもよく、また、図6の例のよ
にマップ群MPを使用して、油圧ポンプおよび油圧モ
ータが高い総合効率となるように制御することもでき
る。
【0047】なお、この図7の例において、フェールセ
ーフバルブ16を省略してもよい。また、フェールセー
フバルブ16を省略せず、アキュームレータ14,チェ
ック弁15A,15B,圧力センサ22を省略してもよ
い。ただし、この場合には、図2の例のようにライン圧
センサ7aおよび7bが必要である。
【0048】図8は、本発明の第4の実施例を示す車両
の概略構成図であり、図2の例と同等なものには同一の
符号を付してある。そして、この図8の例は高圧側およ
び低圧側それぞれに専用の油路を用いた油圧回路に適用
した場合の例である。
【0049】図8において、17は切換弁であり、この
切換弁17はコントローラ9からの指令信号に従って、
車両前進時には図示したように17A側となり、作動油
流動方向となり、車両後退時には17B側となり作動油
流動方向を切り換える。14aは高圧油路における油圧
振動および脈動を吸収するアキュームレータ、7cは高
圧油路のライン圧を検出するライン圧センサである。1
6cはフェールセーフバルブであり、通常時には油圧ポ
ンプ2側と油圧モータ3および4側とを導通状態とし、
フェール時にはコントローラ9からの指令信号により油
圧ポンプ2側と油圧モータ3および4側とを分離状態と
する。18は切換弁であり、この切換弁18はコントロ
ーラ9からの指令信号に従って、車両前進時には18A
側となり、車両後退時には18B側となる。
【0050】この図8の例において、上述したライン
を、目標トルクが大きな後輪用油圧モータの吐出流量が
最大となるように制御してもよく、また、図6の例のよ
にマップ群MPを使用して、油圧ポンプおよび油圧モ
ータが高い総合効率となるように制御することもでき
る。
【0051】なお、この図8の例において、アキューム
レータ14aを省略してもよい。
【0052】図9は、図7の例の変形例であり、図7
例と同等なものには同一の符号を付してある。
【0053】図9の例においては、図7の例におけるチ
ャージポンプ11,リリーフ弁6が省略されている。そ
して、蓄圧部13はアキュームレータ14における接続
されている。また、切換弁12に代えて切換弁19が取
り付けられている。この切換弁19は油圧管路21aま
たは21bのうちの高圧管路をリリーフ弁6aに連通さ
せ、低圧管路を直接タンク10に連通させる。この切換
弁19によって、低圧管路を流れる作動油は大半は直接
タンク10に戻るが、一部の作動油は油圧ポンプ2の吸
い込み側に流れ、油圧ポンプ2の吸い込みを補助するよ
うに作用する。
【0054】図10は、図7の例の他の変形例であり、
図7の例と同等なものには同一の符号を付してある。
【0055】図10の例においては、図7の例における
切換弁12,リリーフ弁6a,タンク10が省略されて
いる。図7の例においては、フェールセーフ弁16およ
び切換弁12によって、2重のフェールセーフを行うよ
うになっているが、図10の例は、フェールセーフ機能
をフェールセーフ弁16にてのみ行うようにして、部分
点数の削減を図ったものである。
【0056】図9および図10の例においても、上述し
たライン圧を、目標トルクが大きな後輪用油圧モータの
吐出流量が最大となるように制御してもよく、また、図
6の例のようにマップ群MPを使用して、油圧ポンプお
よび油圧モータが高い総合効率となるように制御するこ
ともできる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、請求項1に関わる発明に
よれば、主原動機からの回転動力を、前車輪側または後
車輪側のいずれか一方側に機械的に伝達し、前車輪側ま
たは後車輪側のうちの他方側には油圧ポンプと油圧管路
および油圧モータとを介して主原動機からの回転動力を
伝達し、上記他方側の各車輪が目標トルクで駆動される
ように構成した4輪駆動装置において、上記他方側の車
輪の各車輪毎に配置された油圧モータと、油圧ポンプと
油圧モータとを連通する油圧管路内の作動油圧を検出す
る圧力センサと、圧力センサからの圧力検出信号に基づ
いて、上記油圧管路内の作動油圧が所望の圧力となるよ
に油圧ポンプをフィードバック制御するコントローラ
とを備えていて、上記コントローラは、車両の実際の運
動状態からその運動状態に応じた上記他方側の各車輪の
目標トルクを個別に算出し、これら他方側の車輪のうち
標トルクの値が大きい方の車輪を駆動する油圧モータ
が略最大吐出流量となるようにその大きい目標トルク
に基づいて作動油圧を算出し、算出した作動油圧となる
ように油圧ポンプをフィードバック制御するとともに、
上記算出した作動油圧に基づいて、上記他方側の各車輪
をそれぞれの目標トルクで駆動し得る吐出流量を算出
し、この算出した吐出流量となるように各油圧モータを
制御するように構成したので、車両の運動状態に応じて
高精度の駆動力配分制御ができるとともに、油圧モータ
が高効率となるような油圧制御を行うことができる。
【0058】また、請求項2に関わる発明によれば、
求項1に記載の発明におけるコントローラの制御機能に
代えて、コントローラは、車両の実際の運動状態からそ
の運動状態に応じた上記他方側の各車輪の目標トルクを
個別に算出する一方、この他方側の車輪の目標総合トル
と上他方側の車輪相互の目標トルク比および車両の
速度とにより決定される油圧モータと油圧ポンプとの総
合効率が高効率となる最適作動油圧が示されたマップに
基づいて、上記最適作動油圧となるように油圧ポンプを
制御するとともに、上記最適作動油圧に基づいて上記他
方側の各車輪をそれぞれの目標トルクで駆動し得る吐出
流量を算出し、この算出した吐出流量となるように各油
圧モータを制御するように構成したので、車両の運動状
態に応じて高精度の駆動力配分制御ができるとともに、
油圧ポンプおよび油圧モータの総合効率が高効率となる
ような油圧制御を行うことができる。
【0059】
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図。
【図2】本発明の第1の実施例を示す概略構成図。
【図3】図2に示したコントローラを中心とする制御系
のブロック図。
【図4】油圧制御における目標トルクと、ライン圧力
と、油圧モータの吐出流量との関係を示す図。
【図5】ライン圧力と、油圧モータの吐出流量と、総合
効率との関係を示す説明図。
【図6】本発明の第2の実施例におけるコントローラの
主要部を示すブロック図。
【図7】本発明の第3の実施例を示す概略構成図。
【図8】本発明の第4の実施例を示す概略構成図。
【図9】図7の例の変形例を示す概略構成図。
【図10】図7の例の他の変形例を示す概略構成図。
【図11】従来例の概略構成図。
【符号の説明】
1…エンジン(主原動機)、1d,1e…前輪、1f,
1g…回転センサ、2…油圧ポンプ、2a,3a,4a
…アクチュエータ、3,4…油圧モータ、3d,4d…
後輪、3e,4e…回転センサ、7a,7b,7c,2
2,38…圧力センサ、8…スロットルセンサ、9…コ
ントローラ、9A…油圧ポンプコントロール部、9B…
油圧モータコントロール部、9C…ライン圧算出部、9
D…目標合成トルク左右トルク比算出部、20…Gセン
サ、21a,21b…油圧管路、MP…マップ群。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主原動機からの回転動力を、前車輪側ま
    たは後車輪側のいずれか一方側に機械的に伝達し、前車
    輪側または後車輪側のうちの他方側には油圧ポンプと油
    圧管路および油圧モータとを介して主原動機からの回転
    動力を伝達し、上記他方側の各車輪が目標トルクで駆動
    されるように構成した4輪駆動装置において、 上記他方側の車輪の各車輪毎に配置された油圧モータ
    と、 油圧ポンプと油圧モータとを連通する油圧管路内の作動
    油圧を検出する圧力センサと、 圧力センサからの圧力検出信号に基づいて、上記油圧管
    路内の作動油圧が所望の圧力となるように油圧ポンプを
    フィードバック制御するコントローラと、 を備え、 上記コントローラは、車両の実際の運動状態からその運
    動状態に応じた上記他方側の各車輪の目標トルクを個別
    に算出し、これら他方側の車輪のうち目標トルクの値が
    大きい方の車輪を駆動する油圧モータが略最大吐出流量
    となるようにその大きい目標トルクに基づいて作動油
    圧を算出し、算出した作動油圧となるように油圧ポンプ
    をフィードバック制御するとともに、上記算出した作動
    油圧に基づいて、上記他方側の各車輪をそれぞれの目標
    トルクで駆動し得る吐出流量を算出し、この算出した吐
    出流量となるように各油圧モータを制御するように構成
    したことを特徴とする4輪駆動装置。
  2. 【請求項2】 主原動機からの回転動力を、前車輪側ま
    たは後車輪側のいずれか一方側に機械的に伝達し、前車
    輪側または後車輪側のうちの他方側には油圧ポンプと油
    圧管路および油圧モータとを介して主原動機からの回転
    動力を伝達し、上記他方側の各車輪が目標トルクで駆動
    されるように構成した4輪駆動装置において、 上記他方側の車輪の各車輪毎に配置された油圧モータ
    と、 油圧ポンプと油圧モータとを連通する油圧管路内の作動
    油圧を検出する圧力センサと、 圧力センサからの圧力検出信号に基づいて、上記油圧管
    路内の作動油圧が所望の圧力となるように油圧ポンプを
    フィードバック制御するコントローラと、 を備え、 上記コントローラは、車両の実際の運動状態からその運
    動状態に応じた上記他方側の各車輪の目標トルクを個別
    に算出する一方、この他方側の車輪の目標総合トルク
    他方側の車輪相互の目標トルク比および車両の速度
    とにより決定される油圧モータと油圧ポンプとの総合効
    率が高効率となる最適作動油圧が示されたマップに基づ
    いて、上記最適作動油圧となるように油圧ポンプを制御
    するとともに、上記最適作動油圧に基づいて上記他方側
    の各車輪をそれぞれの目標トルクで駆動し得る吐出流量
    を算出し、この算出した吐出流量となるように各油圧モ
    ータを制御するように構成したことを特徴とする4輪駆
    動装置。
JP3293532A 1991-11-11 1991-11-11 4輪駆動装置 Expired - Fee Related JP2949968B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3293532A JP2949968B2 (ja) 1991-11-11 1991-11-11 4輪駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3293532A JP2949968B2 (ja) 1991-11-11 1991-11-11 4輪駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05131859A JPH05131859A (ja) 1993-05-28
JP2949968B2 true JP2949968B2 (ja) 1999-09-20

Family

ID=17795963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3293532A Expired - Fee Related JP2949968B2 (ja) 1991-11-11 1991-11-11 4輪駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2949968B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5687808A (en) * 1994-03-18 1997-11-18 Nissan Motor Co., Ltd. Four wheel drive mechanism
CA2280247C (en) * 1998-08-21 2008-01-29 New Holland Canada Ltd./Ltee. Auxiliary hydraulic drive for tractors
JP4612972B2 (ja) * 2001-08-09 2011-01-12 カヤバ工業株式会社 Hstの制御装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63255128A (ja) * 1987-04-13 1988-10-21 Takayuki Miyao 4輪駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05131859A (ja) 1993-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7874153B2 (en) Hydrostatic drive and method of braking a hydrostatic drive
US7246670B2 (en) Work vehicle with hydrostatic steering system
US8261544B2 (en) Control system and method for braking a hydrostatic drive machine
EP1544440B1 (en) Prime mover controller of a construction machine.
US8240143B2 (en) Hydraulic energy recovery system
CN101636305B (zh) 用于控制输入功率的方法和系统及包括该系统的作业机械
JP5086079B2 (ja) ステアリング補助システム
JP2580485B2 (ja) 静油圧−機械式変速機の制御装置
US20220307595A1 (en) Hydraulic circuit architecture with enhanced operation efficency
JP2949968B2 (ja) 4輪駆動装置
WO2004029460A1 (ja) 建設機械の制御装置、および入力トルク演算方法
JP4067069B2 (ja) 複数の油圧モータとクラッチの制御装置
JP5152530B2 (ja) ハイブリッドアースムーバー
JP4333137B2 (ja) ホイール式建設機械の走行装置
CN110741186B (zh) 工作车辆以及工作车辆的控制方法
US20230032780A1 (en) Hydrostatic Traction Drive for a Laterally-Steered Vehicle and Hydrostatic Drive for a Laterally-Steered Mobile Work Machine
JP2009024747A (ja) 油圧走行駆動装置
JP3070306B2 (ja) 制動エネルギ回生装置を備えた車両の出力制御方法
JPH023546A (ja) 自走型油圧機械
JPH10103111A (ja) 車両の駆動装置
JPH05106245A (ja) Hst油圧走行装置を備えた作業車両
JPH10100731A (ja) 制動エネルギ回生装置
EP3830453B1 (en) Hydraulic energy management system for hydrostatic transmission
JPH0714052Y2 (ja) 油圧駆動車両の走行速度制御装置
JPH05131862A (ja) 4輪駆動車における主原動機の出力トルク制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees