JP2949941B2 - 自動販売機の電子式冷熱制御装置 - Google Patents

自動販売機の電子式冷熱制御装置

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JP2949941B2
JP2949941B2 JP3205326A JP20532691A JP2949941B2 JP 2949941 B2 JP2949941 B2 JP 2949941B2 JP 3205326 A JP3205326 A JP 3205326A JP 20532691 A JP20532691 A JP 20532691A JP 2949941 B2 JP2949941 B2 JP 2949941B2
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信雄 辻
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    • G07F9/10Casings or parts thereof, e.g. with means for heating or cooling

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機(自販機とも
略記する)の商品保管用の庫内の温度を、冷却又は加熱
装置(冷熱装置)のオン,オフにより所定の設定温度に
制御する冷熱制御装置、特にサーミスタ等の温度センサ
と電子回路とを組合わせて構成され、自動販売機の仕様
や設定環境の相異による設定温度の変更を容易化した自
動販売機の電子式冷熱制御装置に関する。なお以下各図
において同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】図7は自販機におけるこの種の電子式冷
熱制御装置の構成例を示す。同図において5は自販機の
主制御部、6は主制御部5へデータや指令を入力するた
めのキーボードである。次に1ないし4の部分はいわゆ
る電子サーモスタット(電子サーモとも略称する)を構
成する部分で、1はこの電子サーモの制御の主体となる
CPU、2aは不揮発性メモリとしてのROM、2cは
RAM、3は温度センサとしてのサーミスタ、4は冷凍
機またはヒータ等の冷却または加熱装置(冷熱装置)で
ある。ROM2aにはCPU1の動作プログラムのほか
に当該自販機の商品保管庫別の保持されるべき温度範囲
(上下限値)のデータ(基準温度データという)、サー
ミスタの抵抗とその検出温度との関係を示すデータ等が
書込まれている。ここでCPU1は所定の周期ごとにサ
ーミスタ3の抵抗値をその両端電圧等のA/D変換値を
読み取ることによって調べ、この検出抵抗値とROM2
a内の前記データとからサーミスタ3の検出温度を知
り、さらにこの検出温度とROM2a内の前記基準温度
データとを比較し冷熱装置4をオン又はオフすることに
より自販機の各庫内温度を夫々の設定温度範囲内に保
つ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで自販機の設定
環境は様々であり、その冷熱制御も複雑なものとなって
いる。その為、基準温度データも、機種別(収容本数,
部屋割,大きさ等)の違いや、設定環境によって異なっ
ており、その為、図7のような構成の電子式冷熱制御装
置ではそれらのデータの数だけROMを用意しなければ
ならなかった。さらに基準温度データの変更もROMの
交換によってしか行えず、市場などでの交換作業に大き
な手間がかかっていた。そこで本発明はこの問題を解消
できる自動販売機の電子式冷熱制御装置を提供すること
を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の電子式冷熱制御装置は、自動販売機の
庫内温度に対応するアナログ検出値を出力する温度セン
サ(サーミスタ3など)、前記庫内を冷却または加熱す
る冷熱手段(冷熱装置4など)、前記温度センサの検出
出力のA/D変換値を読込んで前記庫内温度を求めると
共に、予め設定された庫内温度の上下限値(以下基準温
度データという)を読出し、前記検出された庫内温度が
前記設定された上下限値内に保持されるように前記冷熱
手段をオン,オフする制御手段(CPU1など)を備え
た自動販売機の電子式冷熱制御装置において、前記基準
温度データをE2 PROM(2bなど)に設定記憶して
なるものとし、
【0005】請求項2の電子式冷熱制御装置では、請求
項1に記載の電子式冷熱制御装置において、前記E2
ROMへの前記基準温度データの設定は、この電子式冷
熱制御装置への接続を脱着し得る外部入力装置(7な
ど)を介して行われるものであるようにし、
【0006】請求項3の電子式冷熱制御装置では、請求
項1または請求項2に記載の電子式冷熱制御装置におい
て、前記基準温度データに代わる所定の温度データを記
憶するROM(2aなど)を備え、前記E2 PROMの
基準温度データが使用できないときは、前記制御手段は
前記ROMの温度データを用いて前記冷熱手段をオン,
オフするものであるようにし、
【0007】請求項4の電子式冷熱制御装置では、請求
項1または請求項2に記載の電子式冷熱制御装置におい
て、前記E2 PROMに設定された基準温度データはR
AM(2cなど)に転送されたうえ、このRAMにおい
て必要に応じ(キーボードスレーブ6A,主制御部5な
どを介し)所定の微小の温度幅の加算または減算を行わ
れて前記制御手段の制御に用いられるものであるように
し、また
【0008】請求項5の電子式冷熱制御装置では、請求
項3に記載の電子式冷熱制御装置において、前記制御手
段が用いる前記ROMの温度データは、予めこのROM
からRAM(2cなど)に転送されたうえ、このRAM
において必要に応じ(キーボードスレーブ6A,主制御
部5などを介し)所定の微小の温度幅の加算または減算
を行われて、前記制御手段に用いられるものであるよう
にする。
【0009】
【作 用】基準温度データを電気的書き込み消去可能な
不揮発性メモリE2 PROM(Electrically Erasable
Programmable Read Only Memory )に記憶させておくこ
とで、停電時におけるデータの消失をバックアップ電源
なしに防ぎ、かつ外部入力装置を接続することによっ
て、容易にデータの書き込み、書き換えを可能とする。
このように基準温度データをE2 PROMに記憶させて
おくことにより、データの保持を確実にすると共にデー
タ変更を容易とする。さらにデータ変更を外部入力装置
より行うことにより、データ変更が、必要な場合にしか
できない様にする。但しこのように、エンドユーザによ
るデータの基本的な変更は不可能とするが微調整は可能
とする。
【0010】
【実施例】以下図1ないし図6に基づいて本発明の実施
例を説明する。図1は本発明の実施例としての構成を示
すブロック図で図7に対応するものである。図1におい
ては図7に対しE2 PROM2bと外部入力装置(プリ
セッタともいう)7が新設されている。ここでE2 PR
OM2bには前記基準温度データが格納され、ROM2
aにはCPU1の動作プログラムのほかに前記基準温度
データを除く制御用データが書込まれる。なおこの制御
用データの中には前記E2 PROM2b内に基準温度デ
ータが書込まれていない場合、または該基準温度データ
が破壊されて使用できぬ場合等の異常時に使用される、
自販機の各機種に共通の(つまり最小限の冷熱制御が可
能な)基準温度データ(共通温度データともいう)が含
まれている。また外部入力装置7はE2 PROM2bに
前記基準温度データを書込むために用いられる装置で、
この書込(書換えを含む)時のみにCPU1に着脱可能
に接続される。
【0011】図2は図1において基準温度データをE2
PROM2bに書込む場合、またはE2 PROM2bの
データを書換える場合のフローチャートである。なお以
下S1〜S4の符号は図2中のステップを示す。図1を
参照しつつ図2を説明すると、まず外部入力装置7をC
PU1に接続する(S1)、そして、その外部入力装置
7に付された図外のキー等の操作によってCPU1より
2 PROM2bへデータを書き込むことができるモー
ドに入る(S2)。その後、外部入力装置7より、基準
温度データをキー入力すると(S3)、CPU1はこの
入力データをE2 PROM2bに書込む。そしてこのデ
ータ入力を終了した後、終了命令を外部入力装置7より
CPU1に送り、基準温度データの書き込みまたは、書
き換えを終了する(S4)。
【0012】次に図3はCPU1が冷熱装置4を制御す
るフローチャートである。なお以下S11〜S15の符
号は同図中のステップを示す。即ちCPU1はE2 PR
OM2b内を調べ、基準温度データの有無を確認する
(S11)。ここでデータ有の場合は、そのデータをR
AM2cに移動する(S12)。一方、何らかの要因
(データ未書込、データ不具合等)により、E2 PRO
M2bにデータが無い場合はROM2aに予め記憶して
ある前述の必要最低限の基準温度データ(共通温度デー
タ)をRAM2cに移動する(S13)。そしてCPU
1にてRAM2c内に有るデータと主制御部5に記憶さ
れている後述の温度微調整データを加算し、RAM2c
内に再記憶させる(S14)。この時、主制御部5に記
憶されている温度微調整データはキーボード6によって
変更可能なデータである。そして、CPU1はRAM2
cにこのように記憶した基準温度データにより、冷熱装
置4を制御する(S15)。
【0013】次に自販機の具体例を用いて本発明を補足
説明する。図5はこの補足説明の対象となる自販機の構
成例を示す。同図においてCH1〜CH4は商品保管用
の庫内であり、夫々庫内#1〜庫内#4とも呼ぶ。ここ
で庫内#1は冷却専用の庫内であり、庫内#2〜庫内#
4は冷却または加熱の切換えが可能な庫内である。また
3(3−1〜3−4)は夫々各庫内#1〜庫内#4の温
度を検出するためのサーミスタ、4H(4H−1,4H
−2,4H−3)は夫々庫内#2〜庫内#4に設けられ
た庫内加熱装置としてのヒータ(ヒータ#1〜ヒータ#
3とも呼ぶ)である。次に4cは冷凍機、4E(4E−
1)は庫内#1,庫内#2の冷却を行う冷却装置として
のエバポレータ、4E(4E−2)は庫内#3,庫内#
4の冷却を行うエバポレータ、4V(4V−1)は冷凍
機4cからエバポレータ4E−1へ送られる冷媒を断続
するバルブ(バルブ#1とも呼ぶ)、また4V(4V−
2)は冷凍機4cからエバポレータ4E−2へ送られる
冷媒を断続するバルブ(バルブ#2とも呼ぶ)である。
【0014】また4S(4S−1)は庫内#1と庫内#
2との間の隔壁に設けられた冷気導入孔11Aを開閉す
るシャッタでこの図は導入孔11Aを開いた状態を示し
ている。なおこのシャッタ4S−1は機構的に図外のマ
イクロスイッチと連動するように構成されており、この
図の状態ではこのマイクロスイッチはOFFし、ヒータ
4H−1の通電は阻止され、庫内#2は冷却される。同
様に4S(4S−2)も庫内#3と庫内#4との間の隔
壁に設けられた冷気導入孔11Bを開閉するシャッタで
この図は導入孔11Bを閉じた状態を示している。なお
このシャッタ4S−2も機構的に図外の別のマイクロス
イッチと連動するように構成されており、このシャッタ
4S−2を開けると該マイクロスイッチがOFFし、ヒ
ータ4H−3の通電が阻止され庫内#4は冷却可能とな
る。12は庫内#3の冷却または加熱を切換えるスイッ
チ(H/C切換スイッチと略記する)で、この庫内#3
の冷却モードの際はこのスイッチはOFF状態となる。
【0015】なお庫内#1,庫内#2の冷却時、この2
つの庫内が共にバルブ#1のOFF温度に達したときバ
ルブ#1はOFFされ、他方、庫内#1または庫内#2
がバルブ#1のON温度に達したときはバルブ#1はO
Nされる。同様に庫内#3,庫内#4の冷却時、この2
つの庫内が共にバルブ#2のOFF温度に達したときバ
ルブ#2はOFFされ、他方、庫内#3または庫内#4
がバルブ#2のON温度に達したときはバルブ#2はO
Nされる。またヒータ#1〜ヒータ#3は夫々各庫内#
2〜庫内#4ごとに単独に動作し、それぞれのON温度
に達すればONされ、同じく夫々のOFF温度になれば
OFFされる。
【0016】図6は各庫内#1〜庫内#4の冷却(Cで
表す)、加熱(Hで表す)の組合せ(冷熱モードMDと
いう)別にバルブ#1、バルブ#2、およびヒータ#1
〜ヒータ#3の上述のON温度,OFF温度を定めたテ
ーブルデータで、E2 PROM2b内に設定される前述
の基準温度データである。
【0017】図4は図5の自販機の制御回路の要部構成
を示すブロック図で図1に相当するものである。図4に
おいては図1に対しサーミスタ3は4つの庫内#1〜庫
内#4別のサーミスタ3−1〜3−4からなり、冷熱装
置4は冷凍機4C、バルブ4V−1,4V−2、ヒータ
4H1〜4H3からなる。また図1のキーボード6は図
4では主制御部5の管理下において図外のキーボードを
分担制御する従制御部としてのキーボードスレーブ6A
に置換わっている。即ちキーボードスレーブ6Aは主制
御部5と2線式の伝送路l1で結合され、主制御部5と
交信しつつキーボードを制御する。
【0018】10はCPU1側の2線式伝送路l2を外
部入力装置7側の2線式伝送路l3、または主制御部5
側の2線式伝送路l1に切換接続する切換カプラであ
る。この自販機が工場出荷前に調整されるときは、CP
U1は切換カプラ10を介し外部入力装置7と接続され
るが、以後の通常の動作時にはCPU1は切換カプラ1
0を介し主制御部5側に接続され、従制御部の1つとな
って主制御部5の管理下で前述の冷熱制御を行う。
【0019】ROM2aの内部には前述のように自販機
の各機種に共通の最小限の冷熱制御が可能な基準温度デ
ータとしての共通温度データが格納されているが、この
共通温度データは、最大部屋数の4室自動販売機を想定
して、冷却装置である冷凍機4Cを制御するバルブ4V
−1,4V−2の共通のON点、OFF点および、加熱
装置であるヒータ4H−1〜4H−3の共通のON点、
OFF点の4つのデータからなり、各庫内の冷却・加熱
特性に厳密にはマッチしていないデータである。この共
通温度データはE2 PROM2bが異常の場合、例えば
CPU1が暴走して、E2 PROM2bに異常データを
書き込んだ場合や、1番最初の電源ONの場合には、図
3のステップS13で述べたようにROM2aからRA
M2cに転送される。RAM2c内の温度データの構成
は冷熱モード別に図6のような構成になる必要がある
が、この場合各バルブ、およびヒータのON点,OFF
点には夫々バルブ番号やヒータ番号に関わりなくROM
2aの記憶する前記の共通の温度データが格納される。
【0020】ところで自販機の工場出荷調整時には、C
PU1は切換カプラ10を介して外部入力装置7と接続
され、図2のフローチャートで述べたように、外部入力
装置7によって図6のような構成の基準温度データがE
2 PROM2bに書込まれ、または既にE2 PROM2
bに書込まれている図6のような構成の基準温度データ
の書換が行われる。この場合、図6のテーブルデータに
おける冷熱モードMDの欄の縦の12の区分ごとに識別
コードが定められており、この識別コードと、該当する
バルブ,ヒータのON又はOFF温度との組合せデータ
が設定データまたは設定変更データとして外部入力装置
7からCPU1に送信され、CPU1はこの識別コード
を見て図6のデータテーブル内の該当する項目のデータ
の設定または変更を行う。
【0021】次に自販機が実際に設置先で稼動する際は
CPU1は切換カプラ10を介して主制御部5に接続さ
れている。この状態ではE2 PROM2b内の基準温度
データの変更はできないようになっている。何故なら自
販機の設置先で自販機の冷熱特性の充分な知識の無いま
まに誤った温度データが設定されると重大なトラブルを
招く惧れがあるためである。しかしながら設置環境等に
応じ、工場出荷時の基準温度データを若干は変更したい
場合がある。そこでこのような温度設定データの微調整
(加工)を次のようにして行うことができる。
【0022】即ちまずキーボードスレーブ6Aより主制
御部5へお好み温度、つまり庫内温度の微調整データを
入力する。ここで庫内温度の微調整データは「高め、や
や高め、普通、やや低め、低め」の5段階調節として、
各間隔は2〔℃〕とし、4庫内分、冷却・加熱別で8デ
ータとする。そしてCPU1は図3のステップS14で
述べたようにこの微調整データを主制御部5より受信
し、RAM2a内の該当する温度データに加算する。な
おこの微調整データは電源ON時に必ずCPU1に送信
され、電源ON時毎または、微調整データ設定変更毎に
この加工が行われる。また主制御部5がメモリ異常とな
った場合は、主制御部5はCPU1に対して「ふつう」
つまり無加工を意味するデータを送信する。
【0023】
【発明の効果】請求項1に関わる発明によれば、温度に
よって抵抗が変化するセンサを用い、記憶部に格納され
た基準温度データを用いて冷熱装置を制御する冷熱制御
装置において、基準温度データを電気的書き込み消去可
能な不揮発性メモリ(E2 PROM)に記憶させること
にしたので、基準温度データの保持をバックアップ電源
無しで可能にし、データ保持の信頼性を向上させると共
に、単一ハードで容易に基準温度データの書き込み,書
き換えが行なえるようにすることができる。
【0024】次に、請求項2に関わる発明によれば基準
温度データの書き込み,書き換えを外部入力装置によっ
て行うようにしたので、データの書き込み,書き換え作
業が、外部入力装置を持った者にしかできない様にする
ことができる。この為、第三者によるデータ変更は不可
となる。
【0025】また請求項3に関わる発明によればE2
ROM内にデータが無い場合は、予めROM内に記憶し
てある必要最低限の基準温度データを利用することにし
たので、異常により冷熱装置が制御できなくなるという
事態の発生を防ぐことができる。
【0026】さらに請求項4または請求項5に関わる発
明によればE2 PROMまたはROM内の基準温度デー
タをRAMに転送したうえ、冷熱制御に用いるように
し、この際、RAMに転送された温度データを必要に応
じキーボードで微調整し得るようにしたので、自販機の
設置先で基準温度データの基本的な変更が行われること
を防ぎながら、設置環境に応じたきめ細かい冷熱制御を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての要部回路の構成を示す
ブロック図
【図2】図1における基準温度データ書込時の動作を示
すフローチャート
【図3】図1における冷熱制御時の動作を示すフローチ
ャート
【図4】図1の具体構成例を示すブロック図
【図5】図4に対応する自販機の原理的な構造図
【図6】図4のE2 PROM内のテーブルデータの構成
を示す図
【図7】図1に対応する従来のブロック図
【符号の説明】
1 CPU 2a ROM 2b E2 PROM 2c RAM 3(3−1〜3−4) サーミスタ 4 冷却・加熱装置(冷熱装置) 4c 冷凍機 4V(4V−1,4V−2) バルブ 4H(4H−1〜4H−3) ヒータ 5 主制御部 6 キーボード 6A キーボードスレーブ 7 外部入力装置 10 切換カプラ l1〜l3 伝送路 MD 冷熱モード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−132685(JP,A) 特開 昭57−69388(JP,A) 特開 昭58−64589(JP,A) 特開 平3−116396(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07F 9/10 102 F25D 11/00 101

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機の庫内温度に対応するアナログ
    検出値を出力する温度センサ、 前記庫内を冷却または加熱する冷熱手段、 前記温度センサの検出出力のA/D変換値を読込んで前
    記庫内温度を求めると共に、予め設定された庫内温度の
    上下限値(以下基準温度データという)を読出し、前記
    検出された庫内温度が前記設定された上下限値内に保持
    されるように前記冷熱手段をオン,オフする制御手段を
    備えた自動販売機の電子式冷熱制御装置において、 前記基準温度データをE2 PROMに設定記憶してなる
    ことを特徴とする自動販売機の電子式冷熱制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電子式冷熱制御装置にお
    いて、前記E2 PROMへの前記基準温度データの設定
    は、この電子式冷熱制御装置への接続を脱着し得る外部
    入力装置を介して行われるものであることを特徴とする
    自動販売機の電子式冷熱制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の電子式冷
    熱制御装置において、前記基準温度データに代わる所定
    の温度データを記憶するROMを備え、前記E2 PRO
    Mの基準温度データが使用できないときは、前記制御手
    段は前記ROMの温度データを用いて前記冷熱手段をオ
    ン,オフするものであることを特徴とする自動販売機の
    電子式冷熱制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載の電子式冷
    熱制御装置において、前記E2 PROMに設定された基
    準温度データはRAMに転送されたうえ、このRAMに
    おいて必要に応じ所定の微小の温度幅の加算または減算
    を行われて前記制御手段の制御に用いられるものである
    ことを特徴とする自動販売機の電子式冷熱制御装置。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の電子式冷熱制御装置にお
    いて、前記制御手段が用いる前記ROMの温度データ
    は、予めこのROMからRAMに転送されたうえ、この
    RAMにおいて必要に応じ所定の微小の温度幅の加算ま
    たは減算を行われて、前記制御手段に用いられるもので
    あることを特徴とする自動販売機の電子式冷熱制御装
    置。
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KR970004283B1 (ko) 1997-03-26

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