JPH0842955A - 冷蔵庫の制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の制御装置

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JPH0842955A
JPH0842955A JP17797694A JP17797694A JPH0842955A JP H0842955 A JPH0842955 A JP H0842955A JP 17797694 A JP17797694 A JP 17797694A JP 17797694 A JP17797694 A JP 17797694A JP H0842955 A JPH0842955 A JP H0842955A
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JP
Japan
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microcomputer
control data
control
memory
mask rom
Prior art date
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Application number
JP17797694A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Nakamura
浩和 中村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マイクロコンピュ−タを用い制御を行なう冷蔵
庫の開発期間の短縮、仕様変更費用を低減すること。ま
た、制御装置の標準化を図ること。 【構成】冷蔵庫の制御に必要な制御デ−タ値をマイコン
のメモリ内に格納すると共に、前記マイコンとメモリデ
−タの送受信を行うメモリICを前記マイコンの外部に
設け、前記マイクロコンピュ−タのメモリ内部および前
記メモリIC内部に、冷蔵庫の機種毎に特定される制御
デ−タ値を複数組格納し、前記マイクロコンピュ−タの
入力端子の電圧値の組み合わせに対応して、複数組の制
御デ−タ値の中から使用するデ−タ値を制御装置が選択
する。 【効果】マイコンのマスクROMが完成した後に制御デ
−タの仕様変更が生じた場合でも、日程の遅延を防止で
きる。また、異なる形式の冷蔵庫を同一のマイコンで制
御できるので標準化が図れる、マスクROMの重複をな
くし、安価な制御装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュ−タ
を用いて行う冷蔵庫の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫の機能は多種多様化してお
り、また複雑化している。これに対応するためマイクロ
コンピュ−タ(以下マイコンと略す)を用い制御を行っ
ている。前記マイコンの内部メモリ(以下マスクROM
と称す)には、冷蔵庫の機能を制御するプログラム、お
よびその制御に必要な制御デ−タ(温度作動値、急速冷
凍時間等)が格納されている。また、マイコンのマスク
ROM製作期間は約2ヶ月であり、1度マスクROM化
されたマイコンのメモリ内容は、外部からの電気的信号
等によっても変更できない。
【0003】尚、マイコンを用いて異なる形式の冷蔵庫
を制御する場合、内容積や構造の違いから、制御デ−タ
(温度作動値、急速冷凍時間等)の値が各々異なるた
め、機種毎に専用の制御デ−タをマスクROMにしたマ
イコンとする必要がある。したがって、従来の装置では
機種毎に専用のマイコンを開発していた。この種の装置
に関連するものとしては、実開昭62−132388号
公報が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、冷蔵
庫の制御に専用のマイコンを用い、そのマスクROMに
格納された制御プログラムおよび制御デ−タにより制御
を行うものである。マイコンのマスクROM製作期間は
約2ヶ月必要であり、1度マスクROM化されたマイコ
ンのメモリ内容は固定され、外部からの電気的信号によ
っても変更できない。したがって、製品量産日の少なく
とも2ヶ月前までにはマイコンに格納するプログラム、
および制御デ−タの仕様決定が必要である。ところが、
製品量産の直前に、制御仕様の変更が生じる場合があ
る。この場合、マイコン内のメモリ内容を変更しなけれ
ばならないため費用が生じ、また製品の量産の日程が遅
延する問題があった。
【0005】また、異なる形式の冷蔵庫を同一のプログ
ラムで制御する場合、内容積や構造の違いから、制御デ
−タ(温度作動値、急速冷凍時間等)の値が各々異なる
ため、機種毎に専用の制御デ−タをマスクROMにした
マイコンとする必要がある。このため、従来の装置では
機種毎にマイコンが専用となり、マスクROMの開発費
用がかさむと共に、制御装置の標準化が困難であるとい
う問題があった。本発明の目的は、マイコンのマスクR
OMが完成した後に制御デ−タの仕様変更が生じた場合
でも、開発費用を発生させず、また量産日程の遅延を防
止できると共に、異なる形式の冷蔵庫を同一のマイコン
で制御できる制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、マイコンと
メモリデ−タの送受信を行うメモリICを前記マイコン
の外部に設け、冷蔵庫の機種毎に特定される制御デ−タ
値をマイコンのマスクROMおよび前記メモリIC内部
に複数組格納させ、さらに前記マイコンの入力端子の電
圧値の組合せに対応して、複数組の制御デ−タ値の中か
ら実際の制御に使用するデ−タ値を制御装置が選択する
ことによって達成される。また、メモリICとして、格
納してある制御デ−タ値の内容を外部からの電気信号に
よって随時変更可能な電気的書込消去形読出専用メモリ
(以下EEPROMと称す)を使用することによって達
成される。
【0007】
【作用】上記のような手段にて、制御装置は複数の制御
デ−タの中から実際使用する制御デ−タを1組選択し冷
蔵庫の制御を行う。これにより、マイコンをマスクRO
M化した後に制御デ−タの仕様変更の要請が生じた場
合、EEPROMへ仕様変更後の制御デ−タを書き換え
ることで対応できるので、量産日程が遅延することがな
い。また、異なる形式の冷蔵庫を同一のプログラムで制
御する場合、機種毎の専用の制御デ−タをEEPROM
へ書き込んで制御を行なえるので、機種が異なっても同
一のマイコンを使用することができ、制御装置の標準化
が図れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1、図2、図3に
より説明する。図1は本発明の制御装置構成図で、1は
制御装置の中心となるマイクロコンピュ−タ(以下マイ
コンと略す)で、これには、冷凍室内に設置された冷凍
室温度調節センサ2と冷却器に取り付けられた霜取り終
了検出センサ3からの検出温度信号、および制御デ−タ
選択信号4が入力されるようになっている。マイコン1
のマスクROMには、冷却運転、霜とり運転等の冷蔵庫
の機能を制御するプログラム、およびその制御に必要な
制御デ−タ(温度作動値、急速冷凍時間等)が格納され
ている。5はEEPROMで、マイコン1のマスクRO
Mとは異なる制御デ−タが書き込まれており、マイコン
1からのアクセス信号があるとEEPROM5内のメモ
リデ−タをマイコン1へ転送する。
【0009】制御デ−タ選択信号4は、マイコン1ヘの
入力電圧値の組合せに対応して実際の制御に使用するデ
−タ値を決める。例えば、入力電圧値が低い(=0V,
接地電圧値)ときはマイコン1のマスクROMに格納さ
れた制御デ−タ値をマイコン1が選択し、入力電圧値が
高い(=5V,電源電圧値)ときはEEPROM5内に
格納された制御デ−タ値を制御装置が選択するように、
マイコン1は作動する。尚、制御デ−タ選択信号4の入
力電圧値の変更は、制御装置基板上のスイッチまたは抵
抗器の接続を切り替えることにより行なう。
【0010】斯かる構成にて、制御装置はマイコン1の
プログラムに従い、駆動回路6を介して圧縮機7を運
転、停止させ、また、霜取りヒ−タ8の通断電をさせ
る。これらの制御動作について、図2に示すフロ−チャ
−トを用いて説明する。電源投入後、まずステップS1
にて、マイコン1が制御デ−タ選択信号4の入力電圧値
を検出する。その結果、入力電圧値が低い(=0V,接
地電圧値)ときはステップS2に移行し、制御装置はマ
イコン1のマスクROMに格納された制御デ−タ値を基
に制御を開始する。マスクROMには、霜取り周期時間
(ΣT)制御デ−タとして、「X時間」が格納されてい
る。圧縮機7は、図3のタイムチャ−トに示すように、
冷凍室温度調節センサ2の検出温度が設定温度1以上に
なったときに運転、設定温度2以下になったときに停止
する。尚、マイコン1は圧縮機7の運転時間Tを積算カ
ウントしており、積算がΣT(X時間)に達すると、霜
取りヒ−タ8が通電し冷却器の霜取りを行なう。霜取り
ヒ−タ8が通電されると霜取り終了検出センサ3の温度
が徐々に上昇し、検出温度が設定温度3以上になると、
霜取りヒ−タ8への通電が遮断される。その後は上記動
作を繰り返す。
【0011】一方、霜取り周期時間(ΣT)の仕様変更
がある場合は、制御デ−タ選択信号4の入力電圧値を5
V(電源電圧値)に変更すると共に、EEPROMへ仕
様変更後の霜取り周期時間デ−タ「Y時間」を書き込
む。この場合は電源投入後、ステップS1からステップ
S3に移行し、マイコン1がEEPROM5へアクセス
信号を送信した後、ステップS4で、EEPROM5は
制御デ−タ「Y時間」をマイコン1へ転送し、ステップ
S5で、マイコン1は転送されてきた制御デ−タ「Y時
間」を基に図3に示すような制御を開始する。このと
き、マイコン1のマスクROMに格納していた制御デ−
タ「X時間」は使用しない。
【0012】このように本実施例によれば、マイコン1
をマスクROM化した後に制御デ−タの仕様変更が生
じ、マイコン1に格納した制御デ−タ値がデ−タとして
不適切となった場合、制御デ−タ選択信号4の入力電圧
値を変更し、かつEEPROM5へ仕様変更後のデ−タ
値を書き込めば、そのデ−タ値を制御に使用することが
できるので、開発費用を発生させず、また量産日程の遅
延を防止できる。また、異なる冷蔵庫を同一のプログラ
ムで制御する場合でも、機種毎に専用の制御デ−タ値を
メモリICへ書き込んで制御を行なえるので、機種が異
なっても同一のマイコンを使用することができ、制御装
置の標準化が図れる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、制御装置
が制御に必要な制御デ−タ値をマイクロコンピュ−タの
マスクROMに格納すると共に、容易にデ−タの書き込
みができるEEPROMにも格納することによって、複
数の異なる制御デ−タ値の中から最適デ−タ値を選択で
きるので、マイコンのマスクROMが完成した後に制御
デ−タの仕様変更が生じた場合でも、開発費用を発生さ
せず、また量産日程の遅延を防止できる。
【0014】また、異なる形式の冷蔵庫を同一のマイコ
ンで制御できるので、制御装置の標準化が図れる。標準
化によって、マスクROMの重複をなくしてマイコンの
コストダウンを図れるので、安価な制御装置を提供でき
る。さらに、マイコンのマスクROMに格納された制御
デ−タで制御する場合は、EEPROMは不要であり、
より安価な制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御装置構成図である。
【図2】本発明の制御動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図3】本発明の冷蔵庫の制御動作を示すタイムチャ−
トである。
【符号の説明】
1…マイクロコンピュ−タ、2…冷凍室温度調節セン
サ、3…霜取り終了検出センサ、4…制御デ−タ選択信
号、5…EEPROM、6…駆動回路、7…圧縮機、8
…霜取りヒ−タ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却運転、霜とり運転、急速冷凍運転、自
    動製氷運転等の制御をマイクロコンピュ−タを用いて行
    う冷蔵庫において、前記制御に必要な制御デ−タ値を前
    記マイクロコンピュ−タのメモリ内部に格納すると共
    に、前記マイクロコンピュ−タとメモリデ−タの送受信
    を行うメモリICを前記マイクロコンピュ−タの外部に
    設け、前記マイクロコンピュ−タのメモリ内部および前
    記メモリIC内部に、冷蔵庫の機種毎に特定される制御
    デ−タ値を複数組格納し、前記マイクロコンピュ−タの
    入力端子の電圧値の組合せに対応して、複数組の制御デ
    −タ値の中から使用するデ−タ値を制御装置が選択でき
    ることを特徴とする冷蔵庫の制御装置。
  2. 【請求項2】該メモリICは、格納してある制御デ−タ
    値の内容を、外部からの電気信号によって随時変更でき
    る電気的書込消去形読出専用メモリであることを特徴と
    する請求項1記載の冷蔵庫の制御装置。
JP17797694A 1994-07-29 1994-07-29 冷蔵庫の制御装置 Pending JPH0842955A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1082728C (zh) * 1995-07-31 2002-04-10 株式会社村田制作所 一种压电部件的端子
JP2006178746A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Rinnai Corp 電子基板
CN109612200A (zh) * 2018-12-07 2019-04-12 长虹美菱股份有限公司 一种用于啤酒和饮料的快速冰镇方法

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