JP2949133B2 - 蛍光ガラス線量計読取装置 - Google Patents

蛍光ガラス線量計読取装置

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JP2949133B2 JP9007194A JP9007194A JP2949133B2 JP 2949133 B2 JP2949133 B2 JP 2949133B2 JP 9007194 A JP9007194 A JP 9007194A JP 9007194 A JP9007194 A JP 9007194A JP 2949133 B2 JP2949133 B2 JP 2949133B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線管理システム等
に利用される蛍光ガラス線量計読取装置に係わり、特に
放射線関連施設の空間線量を測定するために携行される
蛍光ガラス線量計の実効エネルギーの推定精度を改善す
る蛍光ガラス線量計読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、蛍光ガラス線量計は、銀イオン
を含有したリン酸塩ガラスからなる蛍光ガラス線量計用
蛍光ガラス素子が用いられている。この蛍光ガラス素子
は、放射線の照射によって活性化された後、外部から紫
外線を励起したときに蛍光を発するが、この発生する蛍
光量が放射線量に比例することから、この蛍光量を検出
することにより放射線量を測定できる。このことから、
蛍光ガラス線量計は、放射線を取り扱う作業者が携行し
て作業者の被ばく線量を測定したり、原子力施設その他
の放射線関連施設周辺などに設置して環境線量を測定し
たりしている。従って、この種の蛍光ガラス線量計は、
通常、線量のみが測定できれば充分であると考えられて
いる。
【0003】ところで、この種の蛍光ガラス線量計は、
放射線防護を目的として使用されるものであり、被ばく
放射線量の測定のみならず、その実効エネルギーを推定
することも重要な要素である。なぜならば、γ・X線に
おいては、赤色骨髄,生殖器および眼の水晶体などの人
体臓器への吸収線量が200keV 以下の低エネルギー域
で大きくなり、特に90keV 程度のエネルギーのときに
最大となるエネルギー依存性を有しているためである。
また、実効エネルギーの推定結果から被ばく場所や作業
の種類などを特定することが可能であり、被ばく事故原
因を解析する場合に有効な役割を果たすためである。
【0004】そこで、一般に、200keV 以下の低エネ
ルギーγ・X線においては、特開昭64−86087号
公報,特開平1−167690号公報に記載するよう
に、200keV 以下の低エネルギーγ・X線に対して透
過率が大きく異なるフィルタを通して蛍光ガラス素子に
γ・X線を照射する構成とし、これら放射線の照射によ
って得られる蛍光ガラス素子の蛍光検出比から低エネル
ギーγ・X線の実効エネルギーを推定することが行われ
ている。つまり、200keV 以下の低エネルギーγ・X
線における蛍光検出比を求めたならば、この蛍光検出比
を、予め読取装置内の記憶回路に記憶されている実効エ
ネルギー推定曲線(推定式)に適用して各実効エネルギ
ーを推定するものである。
【0005】以下、γ・X線の照射された蛍光ガラス素
子をもつ蛍光ガラス線量計からγ・X線の実効エネルギ
ーを推定する従来の蛍光ガラス線量計読取装置について
説明する。
【0006】図4は200keV 以下の低エネルギーγ・
X線の実効エネルギーを推定可能とする蛍光ガラス線量
計の構造を示す図である。この蛍光ガラス線量計は、蛍
光ガラス素子1を保持する素子ホルダ2と、素子ホルダ
2を収納するカプセル3と、カプセル3を収納して作業
者が持ち運びし易いような形態としたカプセルホルダ4
とによって構成されている。通常、これら素子ホルダ2
とカプセル3とが一体となったものを蛍光ガラス線量計
5と呼んでいる。
【0007】前記素子ホルダ2は、所定の間隔をもって
4つの開口部が形成され、これら4つの開口部に跨がる
ような長尺の1個の蛍光ガラス素子または各開口部に相
当する部分に位置するような4つの蛍光ガラス素子を保
持する構成となっている。
【0008】次に、カプセル3は、素子ホルダ2の4つ
の開口部のうち、2つの開口部に対応するβ線を検出す
るための2つのβ線検出用窓6が設けられ、さらに残り
の開口部に対応するカプセル3内部の相当部分にγ・X
線のエネルギー補償用フィルタ7が貼付けられている。
7aはSnフィルタ、7bはAlフィルタである。
【0009】次に、図5は放射線の照射された蛍光ガラ
ス線量計5(図4参照)の線量測定および実効エネルギ
ーの推定を行う蛍光ガラス線量計読取装置10の外観を
示す斜視図、図6は読取装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0010】この読取装置10は、放射線量の測定およ
び実効エネルギーの推定を行う読取装置本体11とコン
トローラ12と印字装置13とで構成されている。この
読取装置本体11は、所定のプログラムに基づいて操作
制御を行うマイクプロセッサ14と、このマイクプロセ
ッサ14の操作制御指令に基づいて蛍光ガラス線量計
5,つまり素子ホルダ2を収容する複数個のカプセル3
を装填して図示イ矢印方向に搬送されるマガジン15
と、このマガジン15が図示イ矢印方向に所定距離進ん
で各カプセル3が所定位置に達したとき、マイクプロセ
ッサ14の操作制御指令に基づいてカプセル3から素子
ホルダ2を抜き取る解錠機構16と、この抜き取った素
子ホルダ2を線量読取位置まで搬送する搬送機構17
と、この読取位置に設定された後、蛍光ガラス素子1に
対して紫外線励起を行うN2ガスレーザなどの励起光源
18と、この紫外線励起によって蛍光ガラス素子1から
発生する蛍光量を検出する光電子増倍管などの蛍光検出
部19とによって構成されている。
【0011】前記コントローラ12は、読取装置本体1
1に操作指令を出したり、必要なデータを入力するキー
ボード21、蛍光検出量から線量を測定する線量測定値
演算手段22および蛍光検出量から実効エネルギー推定
値を算出する実効エネルギー推定値演算手段23、演算
途中および演算結果の内容を表示する表示装置24等か
らなっている。
【0012】前記印字装置13は演算結果の内容を印字
出力する機能をもつている。以下、従来装置の動作に関
し、特に線量の測定値および実効エネルギー推定値の算
出処理について説明する。
【0013】先ず、蛍光ガラス線量計5を読取装置本体
11のマガジン15にセットした後、コントローラ12
のキーボード21から測定開始指令を入力すると、マガ
ジン15が図示イ矢印方向に所定距離搬送され、マガジ
ン15内の図示左端の蛍光ガラス線量計5が所定位置に
達すると、解錠機構16がカプセル3から素子ホルダ2
を取り出した後、搬送機構17によって素子ホルダ2を
線量読取位置まで搬送する。ここで、励起光源18から
蛍光ガラス素子1に紫外線ビームを照射する一方、この
とき蛍光ガラス素子1から発生する蛍光量を蛍光検出部
19によって検出する。
【0014】このようにして検出された蛍光量はメモリ
(図示せず)に記憶された後、各演算手段22,23に
て線量測定値および実効エネルギー推定値が算出され
る。ここで、算出される線量測定値および実効エネルギ
ー推定値はコントローラ12の表示装置24に表示さ
れ、また印字装置13により印字出力される。線量読取
終了後の素子ホルダはカプセル3内に戻され、引き続
き、マガジン15を所定距離搬送して所定位置に達した
とき次のカプセル3について同様の処理を繰り返し行
う。
【0015】しかして、γ・X線の照射された蛍光ガラ
ス線量計5におけるγ・X線の実効エネルギーを推定す
る演算フローについて説明する。蛍光検出部19によっ
て蛍光ガラス素子1のSnフィルタ相当部分およびAl
フィルタ相当部分の蛍光量を検出すると、実効エネルギ
ー推定値演算手段23では、前記2つの蛍光検出量から
蛍光検出比を求めた後、予め記憶されている実効エネル
ギー推定式を用いて前記蛍光検出比から実効エネルギー
推定値を算出し、表示装置24および印字装置13に表
示および印字出力する。
【0016】ここで、使用される実効エネルギー推定式
は、図7に示すような曲線が用いられる。横軸はγ・X
線の実効エネルギー(keV )、縦軸は蛍光ガラス素子1
のAlフィルタ相当部分の蛍光検出量(RAl)とSnフ
ィルタ相当部分の蛍光検出量(RSn)との蛍光検出比
(RAl/RSn)である。これによって蛍光検出比(RAl
/RSn)から蛍光ガラス線量計5に照射されたγ・X線
の実効エネルギーを推定することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような蛍光ガラス線量計読取装置では、次のような種々
の問題が指摘されている。実効エネルギー推定曲線(推
定式)を作成する場合、QI(Quality Index :線質指
標)を0.7ないし0.8に設定する。ここで、QI,
つまり線質指標は、X線発生装置にてX線を照射する
際、X線スペクトルの状態を表す指標であって、実効エ
ネルギーを管電圧によって割った「0」〜「1」の間の
数値であり、1に近いほどシャープなスペクトル、0に
近いほどブロードなスペクトルを示す。つまり、X線発
生装置から照射するX線スペクトルの状態を示す指標と
して、0.7〜0.8のQIを設定した後、当該X線発
生装置から蛍光ガラス線量計に各実効エネルギーのX線
を照射する。そして、各実効エネルギーのX線が照射さ
れた蛍光ガラス線量計の蛍光検出比(RAl/RSn)と実
効エネルギーとの関係式を順次プロットして実効エネル
ギー推定曲線を作成し、実効エネルギー推定値演算手段
23のメモリなどに記憶し、実効エネルギーの推定演算
の用に供する。
【0018】しかし、医療施設などにおいて実際に被ば
くされるγ・X線のスペクトル分布は、X線撮影室、C
T室、RI室などで異なり、また同じ室内でも散乱の状
態によって様々に異なる。例えば一般的にX線撮影室の
平均的なQIは約0.5である。
【0019】因みに、図8は、QIとして0.4〜0.
8の間で複数の値を設定してX線を照射したときの蛍光
検出比(RAl/RSn)と実効エネルギー(keV )との関
係を示す図である。この図から明らかなように、蛍光ガ
ラス線量計読取装置でX線の照射された蛍光ガラス線量
計の実効エネルギーを推定する場合、図6に示すように
QIを例えば0.5に設定した場合には、実際の実効エ
ネルギーに対して、実効エネルギー推定値がかなり異な
るという問題がある。
【0020】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、蛍光ガラス線量計に照射される放射線の実効エネル
ギー推定値を高精度に推定する蛍光ガラス線量計読取装
置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、蛍光ガラス線量計に照
射された放射線の実効エネルギーを推定する蛍光ガラス
線量計読取装置において、予め線質指標を異にする複数
の実効エネルギー推定式を記憶する推定式記憶手段と、
放射線の実効エネルギーの推定時、線質指標に基づいて
前記推定式記憶手段から所要の実効エネルギー推定式を
選択する実効エネルギー推定式選択手段と、異なる複数
の放射線照射による蛍光検出比に基づき、前記推定式選
択手段によって選択された実効エネルギー推定式を用い
て当該複数の放射線の実効エネルギー推定値を求める実
効エネルギー推定値演算手段とを設けた蛍光ガラス線量
計読取装置である。
【0022】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は、以上のよ
うな手段を講じたことにより、予め線質指標ごとに作成
された複数の実効エネルギー推定式を推定式記憶手段に
記憶した後、複数の放射線照射の結果によって蛍光ガラ
ス素子から得られる蛍光検出量の蛍光検出比を求めた
後、蛍光ガラス素子に照射された放射線のスペクトル分
布に近い線質指標に基づいて前記推定式記憶手段から適
切な実行エネルギー推定式を選択する。
【0023】そして、複数の放射線照射による蛍光検出
比に基づき、前記推定式選択手段によって選択された実
効エネルギー推定式を用いて当該複数の放射線の実効エ
ネルギー推定値を求めるので、蛍光ガラス線量計,つま
り蛍光ガラス素子に照射される放射線の実効エネルギー
推定値を高精度に推定することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明装置の一実施例について図面を
参照して説明する。先ず、蛍光ガラス線量計読取装置
は、従来と同様に図5に示すような構成のものが用いら
れるが、図5とは異なる構成のものであってもよい。本
発明装置は、図5に示す機構的な構成に特徴をもつもの
でなく、図1に示す実効エネルギー推定値を求める機能
に特徴を有するものである。
【0025】そこで、図5に示す読取装置に適用した場
合を例に上げて図1の構成について説明する。なお、図
1において図6と同一部分には同一符号を付してその詳
しい説明は省略し、専ら構成を異にするコントローラの
構成について説明する。
【0026】図1のコントローラ30は、予め例えば図
8に示すような複数のQI値およびこれらQIに基づい
て作成される複数の実効エネルギー推定式を記憶する推
定式記憶手段31と、読取装置本体11に操作指令を出
したり、必要なデータを入力し、さらに予め推定式記憶
手段31に記憶される複数のQIの表示指令を与えるキ
ーボードその他の入力機器を含む入力手段32と、線量
測定値および実効エネルギー推定値の演算途中および演
算結果の表示の他、前記推定式記憶手段31に記憶され
る複数のQIを表示する機能をもつ表示装置33と、こ
の表示装置33の選択画面に表示された図2に示す複数
のQIの中から、入力手段32の指令に基づいて蛍光ガ
ラス線量計に照射されたγ・X線のスペクトル分布に近
い1つのQIから実効エネルギー推定式を選択する実効
エネルギー推定式選択手段34と、蛍光検出比に基づい
て前記推定式選択手段34で選択された推定式を用いて
実効エネルギー推定値を算出する実効エネルギー推定値
演算手段35と、蛍光検出量から線量測定値を算出する
線量測定値演算手段36とによって構成されている。
【0027】従って、以上のように構成された読取装置
のコントローラ30においては、実効エネルギーの推定
時、入力手段32からの表示指令に従って予め推定式記
憶手段31に記憶されている複数のQIを読み出して例
えば図2に示すように画面に表示し、それらQIの中か
ら入力手段32により蛍光ガラス線量計に照射されたγ
・X線のスペクトル分布に近いQIの選択指令を入力す
る。
【0028】ここで、実効エネルギー推定式選択手段3
4は入力手段32からの選択指令に従って推定式記憶手
段31から所要の実効エネルギー推定式を選択すると、
実効エネルギー推定値演算手段35では、蛍光ガラス素
子1のSnフィルタ相当部分およびAlフィルタ相当部
分の蛍光量から蛍光検出比を求めた後、この蛍光検出比
から前記選択された実効エネルギー推定式を用いて実効
エネルギー推定値を算出し、推定式表示装置33および
印字装置13にQIとともに実効エネルギー推定値を表
示し、また印字出力する。
【0029】従って、本発明装置の実効エネルギー推定
値の演算は、複数の実効エネルギー推定式の中から適切
な実行エネルギー推定式を選択して放射線の実効エネル
ギー推定値を算出するので、蛍光ガラス線量計による放
射線関連施設等の実効エネルギー推定値を著しく精度よ
く算出できる。
【0030】因みに、図3は、QI=0.8の固定値に
基づいて実行エネルギー推定式を用いた従来の実効エネ
ルギー推定結果と、適切な実効エネルギー推定式の選択
の下に得られる本装置による実効エネルギー推定結果と
を比較した図である。
【0031】この図から本発明装置による実効エネルギ
ー推定結果がより正確なものとなっていることが明らか
である。なお、上記実施例では、実効エネルギー推定式
の選択方法として、実効エネルギー推定式の選択条件と
なる表示画面の複数のQIの中からカーソル移動によっ
て適切な1つのQIを選択するようにしたが、これに限
定されるものではなく、例えばオペレータが入力手段3
2から直接QIを入力することも考えられる。
【0032】また、上記実施例において用いた蛍光ガラ
ス線量計読取装置では、200KeV以下の低エネルギー
γ・X線に対する透過率が大きく異なる2種類のフィル
タを用いた蛍光ガラス線量計のそれぞれのフィルタ相当
部分から得られる蛍光検出量の蛍光検出比によってγ・
X線の実効エネルギーを推定するものであるが、これに
限定されるものではなく、例えば蛍光ガラス素子1の蛍
光検出面の蛍光強度分布に基づいてγ・X線の実効エネ
ルギー推定値を推定する方法であっても、各QI値に対
応した実効エネルギー推定式を備えるものであれば適用
できるものである。その他、本発明装置は、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、予
め異なるQIに基づく複数の実効エネルギー推定式を記
憶し、蛍光ガラス線量計に照射された放射線のスペクト
ル分布に近いQIから適切な実効エネルギー推定式を選
択するとともに、蛍光量から求めた蛍光検出比から選択
された実効エネルギー推定式を用いて実効エネルギー推
定値を求めるようにしたので、蛍光ガラス線量計に照射
された放射線の実効エネルギー推定値の推定精度を大幅
に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる蛍光ガラス線量計装置読取装置
の一例を示す機能ブロック図。
【図2】本発明装置において実効エネルギー推定式を選
択するための画面表示例を示す図。
【図3】本発明装置の実効エネルギー推定結果と従来装
置の実効エネルギー推定結果との比較図。
【図4】蛍光ガラス線量計の分解斜視図。
【図5】蛍光ガラス線量計読取装置の外観構成図。
【図6】従来の蛍光ガラス線量計装置読取装置の一例を
示す機能ブロック図。
【図7】従来装置で用いられている実効エネルギー推定
曲線図。
【図8】種々のQIにおける蛍光検出比と実効エネルギ
ーとの関係図。
【符号の説明】 1…蛍光ガラス素子、2…素子ホルダ、3…カプセル、
5…蛍光ガラス線量計、7…エネルギー補償用フィル
タ、10…読取装置、11…読取装置本体、19…蛍光
検出部、30…コントローラ、31…推定式記憶手段、
33…表示装置、34…実効エネルギー推定式選択手
段、35…実効エネルギー推定値演算手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光ガラス線量計に照射された放射線の
    実効エネルギーを推定する蛍光ガラス線量計読取装置に
    おいて、 予め線質指標を異にする複数の実効エネルギー推定式を
    記憶する推定式記憶手段と、 放射線の実効エネルギーの推定時、線質指標に基づいて
    前記推定式記憶手段から所要の実効エネルギー推定式を
    選択する実効エネルギー推定式選択手段と、 異なる複数の放射線照射による蛍光検出比に基づき、前
    記推定式選択手段によって選択された実効エネルギー推
    定式を用いて当該複数の放射線の実効エネルギー推定値
    を求める実効エネルギー推定値演算手段と、 を備えたことを特徴とする蛍光ガラス線量計読取装置。
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