JP2948685B2 - 車輛配車システム - Google Patents
車輛配車システムInfo
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- JP2948685B2 JP2948685B2 JP3181341A JP18134191A JP2948685B2 JP 2948685 B2 JP2948685 B2 JP 2948685B2 JP 3181341 A JP3181341 A JP 3181341A JP 18134191 A JP18134191 A JP 18134191A JP 2948685 B2 JP2948685 B2 JP 2948685B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旅客や貨物等を客の求
めに応じて車輛で運搬する業務において、車輛の効率的
でタイムリーな配車を行うシステムに関する。
めに応じて車輛で運搬する業務において、車輛の効率的
でタイムリーな配車を行うシステムに関する。
【0002】AVMシステム(automatic vehicle monit
oring system) は、車輛の位置および動態を常時把握で
きることから、顧客の注文に応じて車輛を配車するよう
な業務、例えばタクシー業務においては極めて有効なシ
ステムである。
oring system) は、車輛の位置および動態を常時把握で
きることから、顧客の注文に応じて車輛を配車するよう
な業務、例えばタクシー業務においては極めて有効なシ
ステムである。
【0003】すなわち、顧客から配車注文を受けた後、
配車に最も適切であると判断した車輛に対し、直ちに配
車注文住所へ配車するための指示を与えることができる
からである。尚、配車指示は無線通信による通話によっ
て行っている。
配車に最も適切であると判断した車輛に対し、直ちに配
車注文住所へ配車するための指示を与えることができる
からである。尚、配車指示は無線通信による通話によっ
て行っている。
【0004】しかし、今までのシステムは、AVMシス
テム基地局において配車注文と車輛の動態を一括管理す
る中央集権的なシステムであるので、車輛のオペレータ
すなわち乗務員には配車注文状況が全く判らない。その
ため、配車注文の少ないエリアに多数の車輛を留まらせ
てしまうことが多々あった。
テム基地局において配車注文と車輛の動態を一括管理す
る中央集権的なシステムであるので、車輛のオペレータ
すなわち乗務員には配車注文状況が全く判らない。その
ため、配車注文の少ないエリアに多数の車輛を留まらせ
てしまうことが多々あった。
【0005】したがって、顧客の配車注文エリアに配車
可能な車輛(空車)が少ない場合には、顧客を長時間に
渡って待たせることが多くなり、また、車輛の効率的な
配車運用もできない。
可能な車輛(空車)が少ない場合には、顧客を長時間に
渡って待たせることが多くなり、また、車輛の効率的な
配車運用もできない。
【0006】そのため、顧客の配車注文に対してタイム
リーに応じることができると共に、車輛の効率的な配車
運用が可能なシステムが求められている。
リーに応じることができると共に、車輛の効率的な配車
運用が可能なシステムが求められている。
【0007】
【従来の技術】(1)AVMシステムの概要 AVMシステムは、走行中の車輛の位置および動態を、
中央の車輛管理センタで常時把握できるシステムであ
る。すなわち、車輛および車輛管理センタには無線機が
備えられていて、両者間の通信によって当該車輛の位置
および動態を把握するシステムである。
中央の車輛管理センタで常時把握できるシステムであ
る。すなわち、車輛および車輛管理センタには無線機が
備えられていて、両者間の通信によって当該車輛の位置
および動態を把握するシステムである。
【0008】尚、AVMシステムを大別すると、車輛の
エリア(位置)登録が自動的に行われる自動方式(例え
ば、分散送信方式と分散受信方式)と、オペレータがエ
リア登録操作を行う半自動方式とがある。
エリア(位置)登録が自動的に行われる自動方式(例え
ば、分散送信方式と分散受信方式)と、オペレータがエ
リア登録操作を行う半自動方式とがある。
【0009】図11は、AVMシステムを説明するモデル
図で、(a) は分散送信方式を示す図、(b) は分散受信方
式を示す図、(c) は半自動方式を示す図、である。
図で、(a) は分散送信方式を示す図、(b) は分散受信方
式を示す図、(c) は半自動方式を示す図、である。
【0010】1)分散送信方式(図11(a) 参照) 車輛管理センタ1aの通信サービスエリア内の要所には、
位置信号電波を常時発射する無線送信機SP1,SP2,・・・
を適宜に複数分散配置しておく。尚、前記無線送信機SP
1,SP2,・・・を一般的にサインポストと呼称している。
位置信号電波を常時発射する無線送信機SP1,SP2,・・・
を適宜に複数分散配置しておく。尚、前記無線送信機SP
1,SP2,・・・を一般的にサインポストと呼称している。
【0011】他方で、車輛2a,2b ・・・ がサインポス
トSP1,SP2,・・・に近づいて位置信号を受信すると、そ
の位置信号と当該車輛2a,2b ・・・の車番および活動状
況等を車輛管理センタ1aへ送信する仕組みである。すな
わち、当該車輛2a,2b ・・・が何処のエリアに位置して
いるのかが車輛管理センタ1aに自動的に登録される。
トSP1,SP2,・・・に近づいて位置信号を受信すると、そ
の位置信号と当該車輛2a,2b ・・・の車番および活動状
況等を車輛管理センタ1aへ送信する仕組みである。すな
わち、当該車輛2a,2b ・・・が何処のエリアに位置して
いるのかが車輛管理センタ1aに自動的に登録される。
【0012】したがって、車輛管理センタ1aでは、車輛
2a,2b・・・の車番と位置信号とから、当該車輛2a,2b
・・・の位置と動態を把握することができる。
2a,2b・・・の車番と位置信号とから、当該車輛2a,2b
・・・の位置と動態を把握することができる。
【0013】尚、サインポストSP1,SP2,・・・の配置位
置は、予めエリア画定を行った後に該サインポストSP1,
SP2,・・・のサービスエリアを考慮して決める。ちなみ
に、図11(a) においては、サインポストSP1 のサービス
エリアを「Aゾーン」、サインポストSP2 のサービスエ
リアを「Bゾーン」、・・・と命名して例示している。
置は、予めエリア画定を行った後に該サインポストSP1,
SP2,・・・のサービスエリアを考慮して決める。ちなみ
に、図11(a) においては、サインポストSP1 のサービス
エリアを「Aゾーン」、サインポストSP2 のサービスエ
リアを「Bゾーン」、・・・と命名して例示している。
【0014】2)分散受信方式 (図11(b) 参照) 車輛管理センタ1bの通信サービスエリア内の要所には、
無線受信機R1,R2,・・・を適宜に複数分散配置してお
く。そして、各無線受信機R1,R2,・・・は車輛管理セン
タ1bと有線で通信可能に接続する。
無線受信機R1,R2,・・・を適宜に複数分散配置してお
く。そして、各無線受信機R1,R2,・・・は車輛管理セン
タ1bと有線で通信可能に接続する。
【0015】他方で、車輛2c,2d ・・・がその車番と活
動状況等とを送信すると、近くの無線受信機R1,R2,・・
・がそれらの信号を受信し、車輛管理センタ1bへ有線で
通信連絡する仕組みである。すなわち、当該車輛2c,2d
・・・が何処のエリアに位置しているのかが車輛管理セ
ンタ1bに自動的に登録される。
動状況等とを送信すると、近くの無線受信機R1,R2,・・
・がそれらの信号を受信し、車輛管理センタ1bへ有線で
通信連絡する仕組みである。すなわち、当該車輛2c,2d
・・・が何処のエリアに位置しているのかが車輛管理セ
ンタ1bに自動的に登録される。
【0016】したがって、車輛管理センタ1bでは、車輛
2c,2d・・・の車番と位置信号とから、当該車輛2c,2d
・・・の位置と動態を把握することができる。
2c,2d・・・の車番と位置信号とから、当該車輛2c,2d
・・・の位置と動態を把握することができる。
【0017】尚、無線受信機R1,R2,・・・の配置位置
は、予めエリア画定を行った後に該無線受信機R1,R2,・
・・のサービスエリアを考慮して決める。ちなみに、図
11(b)においては、無線受信機R1のサービスエリアを
「Aゾーン」、無線受信機R2のサービスエリアを「Bゾ
ーン」、・・・と命名して例示している。
は、予めエリア画定を行った後に該無線受信機R1,R2,・
・・のサービスエリアを考慮して決める。ちなみに、図
11(b)においては、無線受信機R1のサービスエリアを
「Aゾーン」、無線受信機R2のサービスエリアを「Bゾ
ーン」、・・・と命名して例示している。
【0018】3)半自動方式 (図11(c) 参照) 車輛管理センタ1cの通信サービスエリアを、車輛2e,2f
・・・の運行管理等の条件によって予め分割画定してお
く。図11(c) では、「Aゾーン」「Bゾーン」、・・・
と命名して例示している。
・・・の運行管理等の条件によって予め分割画定してお
く。図11(c) では、「Aゾーン」「Bゾーン」、・・・
と命名して例示している。
【0019】他方で、車輛2e,2f ・・・に搭載した無線
機を、オペレータがエリアに対応した手動登録操作を行
うことによって、車番と当該エリアに対応した位置信号
が送信される仕組みである。すなわち、当該車輛2e,2f
・・・が何処のエリアに位置しているのかが車輛管理セ
ンタ1cに手動で登録される。
機を、オペレータがエリアに対応した手動登録操作を行
うことによって、車番と当該エリアに対応した位置信号
が送信される仕組みである。すなわち、当該車輛2e,2f
・・・が何処のエリアに位置しているのかが車輛管理セ
ンタ1cに手動で登録される。
【0020】したがって、車輛管理センタ1cでは、車輛
2e,2f・・・の車番と位置信号とから、当該車輛2e,2f
・・・の位置と動態を把握することができる。
2e,2f・・・の車番と位置信号とから、当該車輛2e,2f
・・・の位置と動態を把握することができる。
【0021】(2)タクシー配車システムの構築例 図12は、AVMシステムの装置構成を説明する図で、基
地局と移動局の装置構成を示すブロック図である。尚、
図12が具体的に示すシステムは、AVMシステムを利用
したタクシー配車システムである。
地局と移動局の装置構成を示すブロック図である。尚、
図12が具体的に示すシステムは、AVMシステムを利用
したタクシー配車システムである。
【0022】1)構成 基地局すなわち車輛管理センタ1a(1b,1c) の無線機3
と、移動局すなわちタクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)の無線
機7とは通話可能な無線機である。
と、移動局すなわちタクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)の無線
機7とは通話可能な無線機である。
【0023】そして、車輛管理センタ1a(1b,1c) では、
タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)の動態管理を行うAVMデ
ータ処理システム4を無線機3に通信可能に接続する。
また、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)では、自車輛の位置
等を登録するデータ処理装置8を無線機7に通信可能に
接続する。
タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)の動態管理を行うAVMデ
ータ処理システム4を無線機3に通信可能に接続する。
また、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)では、自車輛の位置
等を登録するデータ処理装置8を無線機7に通信可能に
接続する。
【0024】尚、図12のタクシー配車システムにおいて
は、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)のデータ処理装置8に
表示装置9を接続し、数値データを表示できる構成であ
る。また、車輛管理センタ1a(1b,1c) には、顧客 6-1,6
-2, ・・・の配車注文をエリア毎に分類・フィルム化し
て記憶・管理する配車注文受付システム5を備えてい
る。
は、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)のデータ処理装置8に
表示装置9を接続し、数値データを表示できる構成であ
る。また、車輛管理センタ1a(1b,1c) には、顧客 6-1,6
-2, ・・・の配車注文をエリア毎に分類・フィルム化し
て記憶・管理する配車注文受付システム5を備えてい
る。
【0025】すなわち、AVMデータ処理システム4お
よびデータ処理装置8をマイクロコンピュータシステム
で構成し、無線機3,7 を介した相互間のデータ通信によ
って、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)側からのエリア登録
と車輛管理センタ1a(1b,1c)における該タクシー2a,2b(2
c,2d,2e,2f)の動態管理を行う仕組みである。
よびデータ処理装置8をマイクロコンピュータシステム
で構成し、無線機3,7 を介した相互間のデータ通信によ
って、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)側からのエリア登録
と車輛管理センタ1a(1b,1c)における該タクシー2a,2b(2
c,2d,2e,2f)の動態管理を行う仕組みである。
【0026】したがって、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)
側からのエリア登録作業と、車輛管理センタ1a(1b,1c)
における該タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)の動態管理作業
とは、それぞれのマイクロコンピュータシステムのソフ
トウェア上で実現できる。
側からのエリア登録作業と、車輛管理センタ1a(1b,1c)
における該タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)の動態管理作業
とは、それぞれのマイクロコンピュータシステムのソフ
トウェア上で実現できる。
【0027】2)システムの作動 図13は、図12に示すタクシー配車システムの作動を説明
するフローチャートで、(a) は車輛管理センタのAVM
データ処理システムのフローチャート、(b) はタクシー
のデータ処理装置のフローチャート、である。
するフローチャートで、(a) は車輛管理センタのAVM
データ処理システムのフローチャート、(b) はタクシー
のデータ処理装置のフローチャート、である。
【0028】車輛管理センタのAVMデータ処理シス
テムの作動(図13(a) 参照)すなわち、ステップ S101
でエリア登録信号を受信したか否かを判断し、エリア登
録信号を受信した場合は、ステップS102 でエリア登録
を行った車輛の車番を当該エリアに登録する。
テムの作動(図13(a) 参照)すなわち、ステップ S101
でエリア登録信号を受信したか否かを判断し、エリア登
録信号を受信した場合は、ステップS102 でエリア登録
を行った車輛の車番を当該エリアに登録する。
【0029】そして、登録が行われたことを当該車輛に
対して確認するための登録確認信号をステップ S103 で
送信するとともに、登録を行ったエリアの空車台数デー
タおよび空車の登録順位を送信する。
対して確認するための登録確認信号をステップ S103 で
送信するとともに、登録を行ったエリアの空車台数デー
タおよび空車の登録順位を送信する。
【0030】また、ステップ S101 でエリア登録信号が
受信されない場合は次の作業に進み、その後再びステッ
プ S101 でエリア登録信号の受信判断を行う。以上によ
り、タクシーの動態把握と管理を行うことができる。
受信されない場合は次の作業に進み、その後再びステッ
プ S101 でエリア登録信号の受信判断を行う。以上によ
り、タクシーの動態把握と管理を行うことができる。
【0031】タクシーのデータ処理装置の作動(図13
(b) 参照)すなわち、ステップ S201 でエリア登録を行
うか否かを判断し、エリア登録を行う場合はステップ S
202 でエリア登録信号を送信する。
(b) 参照)すなわち、ステップ S201 でエリア登録を行
うか否かを判断し、エリア登録を行う場合はステップ S
202 でエリア登録信号を送信する。
【0032】そして、ステップ S202 でエリア登録信号
を送信した後、またはステップ S201 でエリア登録を行
わないと判断した場合は、車輛管理センタから送信され
る登録確認信号を受信したか否かをステップ S203 で判
断する。
を送信した後、またはステップ S201 でエリア登録を行
わないと判断した場合は、車輛管理センタから送信され
る登録確認信号を受信したか否かをステップ S203 で判
断する。
【0033】登録確認信号を受信した場合は、ステップ
S204 で登録エリアの空車台数および自車輛の空車登録
順位を(表示装置9で)表示する。
S204 で登録エリアの空車台数および自車輛の空車登録
順位を(表示装置9で)表示する。
【0034】また、ステップ S203 で登録確認信号が受
信されない場合は次の作業に進み、その後再びステップ
S201 でエリア登録を行うか否かの判断を行う。
信されない場合は次の作業に進み、その後再びステップ
S201 でエリア登録を行うか否かの判断を行う。
【0035】以上により、自車輛の位置を車輛管理セン
タへ登録できると同時に、併せて何番目に自車輛に対し
て配車指令が行われるかを知ることができる。
タへ登録できると同時に、併せて何番目に自車輛に対し
て配車指令が行われるかを知ることができる。
【0036】3)配車指令(図12参照) 車輛管理センタ1a(1b,1c) では、配車注文受付システム
5を導入しているユーザが多い。すなわち、配車注文す
る顧客 6-1,6-2, ・・・の管理を行い、能率の良い配車
指令を出すためである。
5を導入しているユーザが多い。すなわち、配車注文す
る顧客 6-1,6-2, ・・・の管理を行い、能率の良い配車
指令を出すためである。
【0037】つまり、公衆電話回線を通して顧客 6-1,6
-2, ・・・からの配車注文を受け付けると、該注文を配
車注文受付システム5に入力し、該顧客 6-1,6-2, ・・
・をエリア毎に分類して住所や電話番号等をファイル化
して記憶する。
-2, ・・・からの配車注文を受け付けると、該注文を配
車注文受付システム5に入力し、該顧客 6-1,6-2, ・・
・をエリア毎に分類して住所や電話番号等をファイル化
して記憶する。
【0038】その結果、次回の配車注文の際には、配車
に必要な情報を即座にサーチできるシステムが配車注文
受付システム5である。例えば、顧客 6-1,6-2, ・・・
の電話番号を入力すると当該顧客 6-1,6-2, ・・・の住
所等の配車に必要なデータがアクセスできるシステムで
ある。
に必要な情報を即座にサーチできるシステムが配車注文
受付システム5である。例えば、顧客 6-1,6-2, ・・・
の電話番号を入力すると当該顧客 6-1,6-2, ・・・の住
所等の配車に必要なデータがアクセスできるシステムで
ある。
【0039】他方、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)に対す
る配車指令は、車輛管理センタ1a(1b,1c) のオペレータ
が無線機3,7 を介して通話によって行う。
る配車指令は、車輛管理センタ1a(1b,1c) のオペレータ
が無線機3,7 を介して通話によって行う。
【0040】すなわち、車輛管理センタ1a(1b,1c) のオ
ペレータは、顧客 6-1,6-2, ・・・の配車注文と配車注
文受付システム5が与える情報とを基にして、無線機3,
7 を介してタクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)のオペレータす
なわち乗務員に配車指令を与える仕組みである。
ペレータは、顧客 6-1,6-2, ・・・の配車注文と配車注
文受付システム5が与える情報とを基にして、無線機3,
7 を介してタクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)のオペレータす
なわち乗務員に配車指令を与える仕組みである。
【0041】したがって、顧客 6-1,6-2, ・・・の配車
注文に対して直ちに配車指令措置を採ることができる。
注文に対して直ちに配車指令措置を採ることができる。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】しかし、顧客 6-1,
6-2, ・・・の配車注文エリアに配車可能な空車のタク
シー2a,2b(2c,2d,2e,2f)が少なく、にも係わらず配車注
文件数が多い場合は、配車注文に即応する配車指令も無
意味となる。すなわち、配車する車輛が無くなるからで
ある。ひいては、顧客 6-1,6-2, ・・・を長時間に渡っ
て待たせることになる。
6-2, ・・・の配車注文エリアに配車可能な空車のタク
シー2a,2b(2c,2d,2e,2f)が少なく、にも係わらず配車注
文件数が多い場合は、配車注文に即応する配車指令も無
意味となる。すなわち、配車する車輛が無くなるからで
ある。ひいては、顧客 6-1,6-2, ・・・を長時間に渡っ
て待たせることになる。
【0043】このような状態が生じる原因は、車輛管理
センタ1a(1b,1c) において配車注文と車輛の動態を中央
集権的に一括管理するシステムにある。
センタ1a(1b,1c) において配車注文と車輛の動態を中央
集権的に一括管理するシステムにある。
【0044】すなわち、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)の
乗務員には配車注文状況が全く判らず、その為に配車注
文の少ないエリアに多数の車輛を留まらせることになる
からである。ひいては、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)の
効率的な配車運用もできない。
乗務員には配車注文状況が全く判らず、その為に配車注
文の少ないエリアに多数の車輛を留まらせることになる
からである。ひいては、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)の
効率的な配車運用もできない。
【0045】本発明の技術的課題は、車輛(タクシー)
の乗務員が車輛管理センタに対して配車注文件数をアク
セスできるシステムを確立することによって、顧客の配
車注文に対してタイムリーに応じることができると共
に、車輛の効率的な配車運用を可能とするシステムを実
現することにある。
の乗務員が車輛管理センタに対して配車注文件数をアク
セスできるシステムを確立することによって、顧客の配
車注文に対してタイムリーに応じることができると共
に、車輛の効率的な配車運用を可能とするシステムを実
現することにある。
【0046】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の基本原
理を説明する図で、(a) はシステム構成を説明するブロ
ック図、(b)(c)は基地局と移動局との通信タイミングを
説明するタイムチャート、である。
理を説明する図で、(a) はシステム構成を説明するブロ
ック図、(b)(c)は基地局と移動局との通信タイミングを
説明するタイムチャート、である。
【0047】本発明は、移動局2側から基地局1側の配
車注文受付システム5aをアクセスできるところに特徴が
ある。
車注文受付システム5aをアクセスできるところに特徴が
ある。
【0048】(1)基本的システム構成(図1(a) 参
照) 車輛移動局 2-1,2-2, ・・・と、予め画定したエリア毎
に該移動局 2-1,2-2,・・・の動態を管理する基地局1
とから成るAVMシステム10を用い、顧客 6-1,6-2, ・
・・の配車注文に応じて車輛を配車するシステムであ
り、顧客 6-1,6-2, ・・・の配車注文を少なくとも前記
エリア毎に集計する配車注文受付システム5aと、前記集
計された注文データをアクセスするための手段11-1, 11
-2, ・・・とを備えている。
照) 車輛移動局 2-1,2-2, ・・・と、予め画定したエリア毎
に該移動局 2-1,2-2,・・・の動態を管理する基地局1
とから成るAVMシステム10を用い、顧客 6-1,6-2, ・
・・の配車注文に応じて車輛を配車するシステムであ
り、顧客 6-1,6-2, ・・・の配車注文を少なくとも前記
エリア毎に集計する配車注文受付システム5aと、前記集
計された注文データをアクセスするための手段11-1, 11
-2, ・・・とを備えている。
【0049】尚、前記配車注文受付システム5aとAVM
システム基地局1とを通信可能に接続する。他方、前記
注文データアクセス手段11-1, 11-2, ・・・とAVMシ
ステム移動局2とを通信可能に接続する。
システム基地局1とを通信可能に接続する。他方、前記
注文データアクセス手段11-1, 11-2, ・・・とAVMシ
ステム移動局2とを通信可能に接続する。
【0050】そして、前記配車注文受付システム5aに集
計された各エリア毎の配車注文件数データを、AVMシ
ステム10を介して移動局2からアクセス可能とした車輛
配車システムである。
計された各エリア毎の配車注文件数データを、AVMシ
ステム10を介して移動局2からアクセス可能とした車輛
配車システムである。
【0051】(2)エリア登録に同期して注文件数デー
タをアクセスするシステム(図1(b) 参照) すなわち、前記(1)の基本的システムにおいて、車輛
移動局 2-1,2-2, ・・・が何れのエリアに位置するかを
基地局1に対して登録(t1 〜t2) した場合に、該基地局
1は、配車注文受付システム5aが管理する当該エリアの
注文件数データをアクセスして送信(t3 〜t4) する。
タをアクセスするシステム(図1(b) 参照) すなわち、前記(1)の基本的システムにおいて、車輛
移動局 2-1,2-2, ・・・が何れのエリアに位置するかを
基地局1に対して登録(t1 〜t2) した場合に、該基地局
1は、配車注文受付システム5aが管理する当該エリアの
注文件数データをアクセスして送信(t3 〜t4) する。
【0052】他方、エリア登録を行った当該の移動局 2
-1,2-2, ・・・は、受信した前記注文件数データを注文
データアクセス手段11-1, 11-2, ・・・を介して乗務員
に通知(t5 〜t6) する車輛配車システムである。
-1,2-2, ・・・は、受信した前記注文件数データを注文
データアクセス手段11-1, 11-2, ・・・を介して乗務員
に通知(t5 〜t6) する車輛配車システムである。
【0053】(3)受信した注文件数データを記憶しエ
リア登録に同期して読み出すシステム(図1(c) 参照) すなわち、前記(1)の基本的システムにおいて、AV
Mシステム基地局1は、配車注文受付システム5aが管理
する各エリア毎の全ての注文件数データを定期的に送信
(t101 〜t102,t111 〜t112,t115 〜t116, ・・
・) する。
リア登録に同期して読み出すシステム(図1(c) 参照) すなわち、前記(1)の基本的システムにおいて、AV
Mシステム基地局1は、配車注文受付システム5aが管理
する各エリア毎の全ての注文件数データを定期的に送信
(t101 〜t102,t111 〜t112,t115 〜t116, ・・
・) する。
【0054】他方、車輛移動局 2-1,2-2, ・・・は、受
信した前記注文件数データを注文データアクセス手段11
-1, 11-2, ・・・に記憶し、何れのエリアに位置するか
を基地局1に対して登録(t105 〜t106) した場合に、
当該エリアの注文件数データを該注文データアクセス手
段11-1, 11-2, ・・・から読み出し、該注文データアク
セス手段11-1, 11-2, ・・・を介して乗務員に通知 (t
109 〜t110) する車輛配車システムである。
信した前記注文件数データを注文データアクセス手段11
-1, 11-2, ・・・に記憶し、何れのエリアに位置するか
を基地局1に対して登録(t105 〜t106) した場合に、
当該エリアの注文件数データを該注文データアクセス手
段11-1, 11-2, ・・・から読み出し、該注文データアク
セス手段11-1, 11-2, ・・・を介して乗務員に通知 (t
109 〜t110) する車輛配車システムである。
【0055】(4)受信した注文件数データを記憶し適
宜に読み出すシステム(図1(c) 参照) すなわち、前記(1)の基本的システムにおいて、AV
Mシステム基地局1は、配車注文受付システム5aが管理
する各エリア毎の全ての注文件数データを定期的に送信
(t101 〜t102,t111 〜t112,t115 〜t116, ・・
・) する。
宜に読み出すシステム(図1(c) 参照) すなわち、前記(1)の基本的システムにおいて、AV
Mシステム基地局1は、配車注文受付システム5aが管理
する各エリア毎の全ての注文件数データを定期的に送信
(t101 〜t102,t111 〜t112,t115 〜t116, ・・
・) する。
【0056】他方、車輛移動局 2-1,2-2, ・・・は、受
信した前記注文件数データを注文データアクセス手段11
-1, 11 -2,・・・に記憶し、その記憶された注文件数デ
ータは、乗務員のアクセス要求に応じて読み出し、該注
文データアクセス手段11-1,11-2, ・・・を介して通知
する車輛配車システムである。
信した前記注文件数データを注文データアクセス手段11
-1, 11 -2,・・・に記憶し、その記憶された注文件数デ
ータは、乗務員のアクセス要求に応じて読み出し、該注
文データアクセス手段11-1,11-2, ・・・を介して通知
する車輛配車システムである。
【0057】(5)統計的手法を用いて配車注文を予測
し伝送するシステム すなわち、前記(1)〜(4)のシステムにおいて、配
車注文受付システム5aは、顧客 6-1,6-2, ・・・から配
車注文を受けた際のエリアおよび天候、月々、曜日、時
刻などの配車環境要因を記憶し、併せてそれらのデータ
を集計して統計的に解析し、エリアおよび天候、月々、
曜日、時刻などを変数として各エリア毎の配車注文件数
の予測を行うシステムとする。
し伝送するシステム すなわち、前記(1)〜(4)のシステムにおいて、配
車注文受付システム5aは、顧客 6-1,6-2, ・・・から配
車注文を受けた際のエリアおよび天候、月々、曜日、時
刻などの配車環境要因を記憶し、併せてそれらのデータ
を集計して統計的に解析し、エリアおよび天候、月々、
曜日、時刻などを変数として各エリア毎の配車注文件数
の予測を行うシステムとする。
【0058】そして、AVMシステム基地局1から移動
局 2-1,2-2, ・・・へ配車注文件数データを送信する際
に、前記予測データも併せて送信する。
局 2-1,2-2, ・・・へ配車注文件数データを送信する際
に、前記予測データも併せて送信する。
【0059】他方、車輛移動局 2-1,2-2, ・・・は、受
信した前記配車注文件数予測データを注文データアクセ
ス手段11-1, 11-2, ・・・を介して通知する車輛配車シ
ステムである。
信した前記配車注文件数予測データを注文データアクセ
ス手段11-1, 11-2, ・・・を介して通知する車輛配車シ
ステムである。
【0060】
【作用】(1)基本的システム構成(図1(a) 参照) AVMシステム10は、車輛移動局 2-1,2-2,・・・から
基地局1へのエリア登録の際と、逆に基地局1から移動
局 2-1,2-2, ・・・への登録確認の際に、登録信号(登
録データ)および登録確認信号(登録確認データ)によ
る通信が行われる。
基地局1へのエリア登録の際と、逆に基地局1から移動
局 2-1,2-2, ・・・への登録確認の際に、登録信号(登
録データ)および登録確認信号(登録確認データ)によ
る通信が行われる。
【0061】そこで、AVMシステム10のこのようなデ
ータ通信機能を利用し、移動局 2-1,2-2, ・・・から基
地局1の配車注文受付システム5aをアクセス可能とした
システムが本発明のシステムである。
ータ通信機能を利用し、移動局 2-1,2-2, ・・・から基
地局1の配車注文受付システム5aをアクセス可能とした
システムが本発明のシステムである。
【0062】すなわち、注文データアクセス手段11-1,
11-2, ・・・とAVMシステム移動局 2-1,2-2, ・・・
とを通信可能に接続し、また、配車注文受付システム5a
とAVMシステム基地局1とを通信可能に接続すること
によって、移動局 2-1,2-2,・・・側から、基地局1の
配車注文受付システム5aをアクセスすることができる。
11-2, ・・・とAVMシステム移動局 2-1,2-2, ・・・
とを通信可能に接続し、また、配車注文受付システム5a
とAVMシステム基地局1とを通信可能に接続すること
によって、移動局 2-1,2-2,・・・側から、基地局1の
配車注文受付システム5aをアクセスすることができる。
【0063】したがって、移動局 2-1,2-2, ・・・にお
いても、エリア毎の配車注文件数を知ることができる。
いても、エリア毎の配車注文件数を知ることができる。
【0064】(2)エリア登録に同期して注文件数デー
タをアクセスするシステム(図1(b) 参照) 配車注文件数データをアクセスするタイミングおよび手
順として、車輛移動局2-1,2-2, ・・・が基地局1に対
してエリア登録を行った際に、当該エリアの注文件数デ
ータをアクセスするシステムである。
タをアクセスするシステム(図1(b) 参照) 配車注文件数データをアクセスするタイミングおよび手
順として、車輛移動局2-1,2-2, ・・・が基地局1に対
してエリア登録を行った際に、当該エリアの注文件数デ
ータをアクセスするシステムである。
【0065】すなわち、図1(b) において時刻t1〜t2に
移動局 2-1,2-2, ・・・から登録信号が送信されると、
基地局1は当該移動局 2-1,2-2, ・・・を登録した後の
時刻t3〜t4に注文件数データを送信する。
移動局 2-1,2-2, ・・・から登録信号が送信されると、
基地局1は当該移動局 2-1,2-2, ・・・を登録した後の
時刻t3〜t4に注文件数データを送信する。
【0066】そこで、注文件数データを受信した当該移
動局 2-1,2-2, ・・・は、時刻t5〜t6に注文データアク
セス手段11-1, 11-2, ・・・を介して乗務員に通知す
る。尚、この場合の通知は、数値表現による通知が適切
である。
動局 2-1,2-2, ・・・は、時刻t5〜t6に注文データアク
セス手段11-1, 11-2, ・・・を介して乗務員に通知す
る。尚、この場合の通知は、数値表現による通知が適切
である。
【0067】(3)受信した注文件数データを記憶しエ
リア登録に同期して読み出すシステム(図1(c) 参照) このシステムは、各エリア毎の全ての注文件数データを
定期的に送信する。図1(c) では、時刻t101〜
t102, 時刻t111〜t112, 時刻t115〜t116,・
・・に送信している。
リア登録に同期して読み出すシステム(図1(c) 参照) このシステムは、各エリア毎の全ての注文件数データを
定期的に送信する。図1(c) では、時刻t101〜
t102, 時刻t111〜t112, 時刻t115〜t116,・
・・に送信している。
【0068】他方、車輛移動局 2-1,2-2, ・・・は、そ
の都度受信したそれらの注文件数データを注文データア
クセス手段11-1, 11-2, ・・・に記憶している。
の都度受信したそれらの注文件数データを注文データア
クセス手段11-1, 11-2, ・・・に記憶している。
【0069】そこで、移動局 2-1,2-2, ・・・が基地局
1に対してエリア登録を行った際に、該当する注文件数
データを注文データアクセス手段11-1, 11-2, ・・・か
ら読み出し、かつ乗務員に通知する。尚、この場合の通
知は、数値表現による通知が適切である。
1に対してエリア登録を行った際に、該当する注文件数
データを注文データアクセス手段11-1, 11-2, ・・・か
ら読み出し、かつ乗務員に通知する。尚、この場合の通
知は、数値表現による通知が適切である。
【0070】図1(c) においては、時刻t101〜t102
に基地局1から送信された注文件数データが、時刻t
103〜t104に移動局 2-1,2-2, ・・・に受信され、
移動局 2 -1,2-2, ・・・が時刻t105〜t106にエリア
登録を行うことによって、当該移動局 2-1,2-2, ・・・
の注文データアクセス手段11-1, 11-2, ・・・に登録し
たエリアの注文件数データが通知される。
に基地局1から送信された注文件数データが、時刻t
103〜t104に移動局 2-1,2-2, ・・・に受信され、
移動局 2 -1,2-2, ・・・が時刻t105〜t106にエリア
登録を行うことによって、当該移動局 2-1,2-2, ・・・
の注文データアクセス手段11-1, 11-2, ・・・に登録し
たエリアの注文件数データが通知される。
【0071】(4)受信した注文件数データを記憶し適
宜に読み出すシステム(図1(c) 参照) このシステムが前記(3)のシステムと異なる点は、車
輛移動局 2-1,2-2, ・・・が受信し注文データアクセス
手段11-1, 11-2, ・・・に記憶しておいた注文件数デー
タを、乗務員のアクセス要求に応じて適宜に読み出すよ
うにした点である。
宜に読み出すシステム(図1(c) 参照) このシステムが前記(3)のシステムと異なる点は、車
輛移動局 2-1,2-2, ・・・が受信し注文データアクセス
手段11-1, 11-2, ・・・に記憶しておいた注文件数デー
タを、乗務員のアクセス要求に応じて適宜に読み出すよ
うにした点である。
【0072】したがって、乗務員は各エリアの注文件数
状況を居ながらにして把握することかできる。
状況を居ながらにして把握することかできる。
【0073】(5)統計的手法を用いて配車注文を予測
し伝送するシステム 前記(1)〜(4)のシステムにおいては、車輛移動局
2-1,2-2, ・・・の乗務員が現在の配車注文件数を把握
することができる点で優れている。
し伝送するシステム 前記(1)〜(4)のシステムにおいては、車輛移動局
2-1,2-2, ・・・の乗務員が現在の配車注文件数を把握
することができる点で優れている。
【0074】しかし、それだけでは現在から先の配車注
文がどのように変化する可能性を有しているのかを知る
ことはできない。そして、現在から先の配車注文の可能
性を予測してこそ一層タイムリーな配車を行うことがで
きる。
文がどのように変化する可能性を有しているのかを知る
ことはできない。そして、現在から先の配車注文の可能
性を予測してこそ一層タイムリーな配車を行うことがで
きる。
【0075】そこで、このシステムにおいては、顧客 6
-1,6-2, ・・・から配車注文を受けた際のエリアおよび
天候、月々、曜日、時刻などの配車環境要因を記憶し、
集計し、それらの事項を変数として各エリア毎の配車注
文件数の予測を行う配車注文受付システム5aを備えるシ
ステム構成としている。
-1,6-2, ・・・から配車注文を受けた際のエリアおよび
天候、月々、曜日、時刻などの配車環境要因を記憶し、
集計し、それらの事項を変数として各エリア毎の配車注
文件数の予測を行う配車注文受付システム5aを備えるシ
ステム構成としている。
【0076】そして、前記配車注文件数予測データを移
動局 2-1,2-2, ・・・からアクセスできるようにしたシ
ステムである。
動局 2-1,2-2, ・・・からアクセスできるようにしたシ
ステムである。
【0077】すなわち、移動局 2-1,2-2, ・・・の乗務
員は、現在の配車注文件数データと併せて、前記予測デ
ータも把握することができる。
員は、現在の配車注文件数データと併せて、前記予測デ
ータも把握することができる。
【0078】
【実施例】次に、本発明によるシステムを、実際上どの
ように具体化できるかを実施例で説明する。
ように具体化できるかを実施例で説明する。
【0079】(1)実施例−1 1)構成 図2は、実施例−1のシステム構成を説明するブロック
図で、タクシー配車システムの例である。
図で、タクシー配車システムの例である。
【0080】本実施例のシステム構成が、図12のシステ
ム構成と異なる点は、車輛管理センタ1a(1b,1c) におい
て、AVMデータ処理システム4aと配車注文受付システ
ム5bとを通信可能に接続したシステム構成である点と、
タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)において、データ処理装置
8aが前記配車注文受付システム5bをアクセスする為のソ
フトウェアを備えている点である。尚、表示装置9aはア
ラームでも差支えない。
ム構成と異なる点は、車輛管理センタ1a(1b,1c) におい
て、AVMデータ処理システム4aと配車注文受付システ
ム5bとを通信可能に接続したシステム構成である点と、
タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)において、データ処理装置
8aが前記配車注文受付システム5bをアクセスする為のソ
フトウェアを備えている点である。尚、表示装置9aはア
ラームでも差支えない。
【0081】また、AVMデータ処理システム4aにおい
ても、配車注文受付システム5bをアクセスするソフトウ
ェアを備えている。
ても、配車注文受付システム5bをアクセスするソフトウ
ェアを備えている。
【0082】したがって、本実施例のシステムにおいて
は、該システムが従来通りに作動する他に、配車注文受
付システム5bが管理する各エリア毎の配車注文件数デー
タをタクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)側からアクセスするこ
とができる。
は、該システムが従来通りに作動する他に、配車注文受
付システム5bが管理する各エリア毎の配車注文件数デー
タをタクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)側からアクセスするこ
とができる。
【0083】2)システムの作動 図3は、タクシー配車システムの作動を説明するフロー
チャートで、(a) は車輛管理センタのAVMデータ処理
システムのフローチャート、(b) はタクシーのデータ処
理装置のフローチャート、である。
チャートで、(a) は車輛管理センタのAVMデータ処理
システムのフローチャート、(b) はタクシーのデータ処
理装置のフローチャート、である。
【0084】車輛管理センタのAVMデータ処理シス
テムの作動(図3(a) 参照) すなわち、ステップ S301 でエリア登録信号を受信した
か否かを判断し、エリア登録信号を受信した場合は、ス
テップ S302 でエリア登録を行った車輛の車番を当該エ
リアに登録する。
テムの作動(図3(a) 参照) すなわち、ステップ S301 でエリア登録信号を受信した
か否かを判断し、エリア登録信号を受信した場合は、ス
テップ S302 でエリア登録を行った車輛の車番を当該エ
リアに登録する。
【0085】そして、登録が行われたことを当該車輛に
対して確認するための登録確認信号をステップ S103 で
送信するとともに、登録を行ったエリアの配車注文件数
データ等々を送信する。
対して確認するための登録確認信号をステップ S103 で
送信するとともに、登録を行ったエリアの配車注文件数
データ等々を送信する。
【0086】また、ステップ S301 でエリア登録信号が
受信されない場合は次の作業に進み、その後再びステッ
プ S301 でエリア登録信号の受信判断を行う。
受信されない場合は次の作業に進み、その後再びステッ
プ S301 でエリア登録信号の受信判断を行う。
【0087】以上により、タクシーの動態把握と管理を
行うことができると同時に、各エリア毎の配車注文件数
を、タクシー乗務員へ自動的に知らせることができる。
行うことができると同時に、各エリア毎の配車注文件数
を、タクシー乗務員へ自動的に知らせることができる。
【0088】タクシーのデータ処理装置の作動−1
(図3(b) 参照) すなわち、ステップ S401 でエリア登録を行うか否かを
判断し、エリア登録を行う場合はステップ S402 でエリ
ア登録信号を送信する。
(図3(b) 参照) すなわち、ステップ S401 でエリア登録を行うか否かを
判断し、エリア登録を行う場合はステップ S402 でエリ
ア登録信号を送信する。
【0089】そして、ステップ S402 でエリア登録信号
を送信した後、またはステップ S401 でエリア登録を行
わないと判断した場合は、車輛管理センタから送信され
る登録確認信号を受信したか否かをステップ S403 で判
断する。
を送信した後、またはステップ S401 でエリア登録を行
わないと判断した場合は、車輛管理センタから送信され
る登録確認信号を受信したか否かをステップ S403 で判
断する。
【0090】登録確認信号を受信した場合は、ステップ
S404 で該登録確認信号と一緒に送信された配車注文件
数データを(表示装置9aで)表示する。
S404 で該登録確認信号と一緒に送信された配車注文件
数データを(表示装置9aで)表示する。
【0091】また、ステップ S403 で登録確認信号が受
信されない場合は次の作業に進み、その後再びステップ
S401 でエリア登録を行うか否かの判断を行う。
信されない場合は次の作業に進み、その後再びステップ
S401 でエリア登録を行うか否かの判断を行う。
【0092】以上により、自車輛の位置を車輛管理セン
タへ登録できると同時に、併せて当該エリアの配車注文
件数を知ることができる。
タへ登録できると同時に、併せて当該エリアの配車注文
件数を知ることができる。
【0093】タクシーのデータ処理装置の作動−2
(図4参照) 図4は、タクシー配車システムの作動を説明する別の例
のフローチャートである。尚、同図は、タクシーのデー
タ処理装置の作動を示している。ちなみに、この例は、
図2のタクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)の表示装置9aに代え
てアラームを用いた例である。
(図4参照) 図4は、タクシー配車システムの作動を説明する別の例
のフローチャートである。尚、同図は、タクシーのデー
タ処理装置の作動を示している。ちなみに、この例は、
図2のタクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)の表示装置9aに代え
てアラームを用いた例である。
【0094】また、ステップ S501 〜ステップ S503 迄
は、図3(b) のステップ S401 〜ステップ S403 と同様
に作動する。
は、図3(b) のステップ S401 〜ステップ S403 と同様
に作動する。
【0095】すなわち、ステップ S501 でエリア登録を
行うか否かを判断し、エリア登録を行う場合はステップ
S502 でエリア登録信号を送信する。そして、ステップ
S502 でエリア登録信号を送信した後、またはステップ
S501 でエリア登録を行わないと判断した場合は、車輛
管理センタから送信される登録確認信号を受信したか否
かをステップ S503 で判断する。
行うか否かを判断し、エリア登録を行う場合はステップ
S502 でエリア登録信号を送信する。そして、ステップ
S502 でエリア登録信号を送信した後、またはステップ
S501 でエリア登録を行わないと判断した場合は、車輛
管理センタから送信される登録確認信号を受信したか否
かをステップ S503 で判断する。
【0096】登録確認信号を受信した場合は、配車注文
件数が予め決めた所定の値以上か否かをステップ S504
で判断し、所定値以上の場合はステップ S505 でアラー
ムを作動させる。
件数が予め決めた所定の値以上か否かをステップ S504
で判断し、所定値以上の場合はステップ S505 でアラー
ムを作動させる。
【0097】ステップ S503 で登録確認信号の受信が確
認されなかった場合、またはステップ S504 で配車注文
件数が所定値以下であると判断された場合は次の作業に
進み、その後再びステップ S501 でエリア登録を行うか
否かの判断を行う。
認されなかった場合、またはステップ S504 で配車注文
件数が所定値以下であると判断された場合は次の作業に
進み、その後再びステップ S501 でエリア登録を行うか
否かの判断を行う。
【0098】以上により、自車輛の位置を車輛管理セン
タへ登録できると同時に、併せて当該エリアの配車注文
件数が多いか少ないかを知ることができる。
タへ登録できると同時に、併せて当該エリアの配車注文
件数が多いか少ないかを知ることができる。
【0099】(2)実施例−2 1)構成 図5は、実施例−2のシステム構成を説明するブロック
図で、(a) はシステム構成を説明するブロック図、(b)
はメモリマップ、である。尚、(b) は、タクシーのデー
タ処理装置において、受信データ記憶用に確保した記憶
領域のメモリマップである。
図で、(a) はシステム構成を説明するブロック図、(b)
はメモリマップ、である。尚、(b) は、タクシーのデー
タ処理装置において、受信データ記憶用に確保した記憶
領域のメモリマップである。
【0100】本実施例のシステム構成が、実施例−1の
システム構成と異なる点は、配車注文受付システム5bが
管理する各エリア毎の全ての配車注文件数データを、定
期的に送信する為のソフトウェアを車輛管理センタ1a(1
b,1c) のAVMデータ処理システム4bが備えている点
と、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)のデータ処理装置8b
に、受信した前記データを記憶しておく為のメモリ領域
を確保し、併せて、該メモリ領域への書き込み/読み出
しを行うソフトウェアを備えている点である。
システム構成と異なる点は、配車注文受付システム5bが
管理する各エリア毎の全ての配車注文件数データを、定
期的に送信する為のソフトウェアを車輛管理センタ1a(1
b,1c) のAVMデータ処理システム4bが備えている点
と、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2f)のデータ処理装置8b
に、受信した前記データを記憶しておく為のメモリ領域
を確保し、併せて、該メモリ領域への書き込み/読み出
しを行うソフトウェアを備えている点である。
【0101】例えば、図5(b) のメモリマップは、エリ
ア番号(1) に相当するメモリ番地に配車注文件数“2”
が記憶されていることを示し、エリア番号(2) には
“0”、エリア番号(3) には“5”、・・・エリア番号
(n) には“1”が記憶されていることを例示している。
ア番号(1) に相当するメモリ番地に配車注文件数“2”
が記憶されていることを示し、エリア番号(2) には
“0”、エリア番号(3) には“5”、・・・エリア番号
(n) には“1”が記憶されていることを例示している。
【0102】したがって、本実施例のシステムにおいて
は、該システムが従来システムと同様にエリア登録・動
態管理を行う他に、配車注文受付システム5bが管理する
各エリア毎の配車注文件数データを、タクシー2a,2b(2
c,2d,2e,2f)のデータ処理装置8bのメモリへ伝送し、該
メモリを読み出すことで配車注文件数データをアクセス
することができる。
は、該システムが従来システムと同様にエリア登録・動
態管理を行う他に、配車注文受付システム5bが管理する
各エリア毎の配車注文件数データを、タクシー2a,2b(2
c,2d,2e,2f)のデータ処理装置8bのメモリへ伝送し、該
メモリを読み出すことで配車注文件数データをアクセス
することができる。
【0103】2)システムの作動 車輛管理センタ1a(1b,1c) から定期的に配車注文件数デ
ータを送信するためには、タイマによる割り込み処理に
よって、AVMデータ処理システム4bが配車注文受付シ
ステム5bをアクセスして送信すればよい。
ータを送信するためには、タイマによる割り込み処理に
よって、AVMデータ処理システム4bが配車注文受付シ
ステム5bをアクセスして送信すればよい。
【0104】そこで、本実施例においては、タクシー2
a,2b(2c,2d,2e,2f)のデータ処理装置8bの作動を説明す
る。
a,2b(2c,2d,2e,2f)のデータ処理装置8bの作動を説明す
る。
【0105】図6は、タクシーのデータ処理装置の作動
を説明するフローチャートで、(a)は注文件数を数値表
示する場合のフローチャート、(b) は所定値以上の注文
件数でアラームを作動させるフローチャート、である。
を説明するフローチャートで、(a)は注文件数を数値表
示する場合のフローチャート、(b) は所定値以上の注文
件数でアラームを作動させるフローチャート、である。
【0106】注文件数をアクセスして数値表示する例
(図6(a) 参照) すなわち、ステップ S601 で配車注文件数データを受信
したか否かを判断し、受信した場合はステップ S602 で
エリア別の配車注文件数データをメモリに書き込む。
(図6(a) 参照) すなわち、ステップ S601 で配車注文件数データを受信
したか否かを判断し、受信した場合はステップ S602 で
エリア別の配車注文件数データをメモリに書き込む。
【0107】そして、ステップ S602 で書き込み後、ま
たはステップ S601 で注文件数データを受信しなかった
場合は、異なるエリアに進入したか否かをステップ S60
3 で判断する。
たはステップ S601 で注文件数データを受信しなかった
場合は、異なるエリアに進入したか否かをステップ S60
3 で判断する。
【0108】尚、本実施例では、タクシーが異なるエリ
アに進入した際に当該タクシーのエリア登録が行われる
ものとする。すなわち、エリア登録が行われたか否かに
よって、タクシーが異なるエリアに進入したか否かを判
断するものとする。
アに進入した際に当該タクシーのエリア登録が行われる
ものとする。すなわち、エリア登録が行われたか否かに
よって、タクシーが異なるエリアに進入したか否かを判
断するものとする。
【0109】そして、異なるエリアに進入した場合は、
ステップ S604 で当該エリアの配車注文件数をメモリか
ら読み出し、(表示装置9aで)表示する。尚、この配車
注文件数データの表示は、例えば30sec 程度の予め決め
た時間の間に限定するとよい。
ステップ S604 で当該エリアの配車注文件数をメモリか
ら読み出し、(表示装置9aで)表示する。尚、この配車
注文件数データの表示は、例えば30sec 程度の予め決め
た時間の間に限定するとよい。
【0110】また、ステップ S603 で異なるエリアに進
入していない場合は、ステップ S605 で表示を消去す
る。
入していない場合は、ステップ S605 で表示を消去す
る。
【0111】以上により、自車輛の位置を車輛管理セン
タへ登録できると同時に、併せて当該エリアの配車注文
件数を知ることができる。
タへ登録できると同時に、併せて当該エリアの配車注文
件数を知ることができる。
【0112】注文件数をアクセスしてアラームで報知
する例(図6(b) 参照) ステップ S701 〜ステップ S703 迄は、図6(a)のステ
ップ S601 〜ステップS603 と同様に作動する。
する例(図6(b) 参照) ステップ S701 〜ステップ S703 迄は、図6(a)のステ
ップ S601 〜ステップS603 と同様に作動する。
【0113】すなわち、ステップ S701 で配車注文件数
データを受信したか否かを判断し、受信した場合はステ
ップ S702 でエリア別の配車注文件数データをメモリに
書き込む。そして、ステップ S702 で書き込み後、また
はステップ S701 で注文件数データを受信しなかった場
合は、異なるエリアに進入したか否かをステップ S703
で判断する。尚、異なるエリアに進入した際にエリア登
録が行われるものとする。
データを受信したか否かを判断し、受信した場合はステ
ップ S702 でエリア別の配車注文件数データをメモリに
書き込む。そして、ステップ S702 で書き込み後、また
はステップ S701 で注文件数データを受信しなかった場
合は、異なるエリアに進入したか否かをステップ S703
で判断する。尚、異なるエリアに進入した際にエリア登
録が行われるものとする。
【0114】そして、異なるエリアに進入した場合は、
ステップ S704 で当該エリアの配車注文件数をメモリか
ら読み出し、配車注文件数が予め決めた所定の値以上か
否かをステップ S705 で判断し、所定値以上の場合はス
テップ S706 でアラームを作動させる。
ステップ S704 で当該エリアの配車注文件数をメモリか
ら読み出し、配車注文件数が予め決めた所定の値以上か
否かをステップ S705 で判断し、所定値以上の場合はス
テップ S706 でアラームを作動させる。
【0115】ステップ S703 で異なるエリアに進入して
いないと判断された場合、またはステップ S705 で配車
注文件数が所定値以下であると判断された場合は次の作
業に進み、その後再びステップ S701 で注文件数データ
を受信したか否かの判断を行う。
いないと判断された場合、またはステップ S705 で配車
注文件数が所定値以下であると判断された場合は次の作
業に進み、その後再びステップ S701 で注文件数データ
を受信したか否かの判断を行う。
【0116】以上により、自車輛の位置を車輛管理セン
タへ登録できると同時に、併せて当該エリアの配車注文
件数が多いか少ないかを知ることができる。
タへ登録できると同時に、併せて当該エリアの配車注文
件数が多いか少ないかを知ることができる。
【0117】(3)実施例−3 1)構成 図7は、実施例−3のシステム構成を説明するブロック
図で、(a) はシステム構成を説明するブロック図、(b)
はメモリマップ、である。尚、(b) は、タクシーのデー
タ処理装置において、受信データ記憶用に確保した記憶
領域のメモリマップである。
図で、(a) はシステム構成を説明するブロック図、(b)
はメモリマップ、である。尚、(b) は、タクシーのデー
タ処理装置において、受信データ記憶用に確保した記憶
領域のメモリマップである。
【0118】本実施例のシステム構成が、実施例−2の
システム構成と異なる点は、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2
f)のデータ処理装置8cのメモリに記憶されているデー
タ、すなわち各エリア別の配車注文件数データを、乗務
員の要求にしたがって適宜に読み出すための指示操作部
12を備えている点である。
システム構成と異なる点は、タクシー2a,2b(2c,2d,2e,2
f)のデータ処理装置8cのメモリに記憶されているデー
タ、すなわち各エリア別の配車注文件数データを、乗務
員の要求にしたがって適宜に読み出すための指示操作部
12を備えている点である。
【0119】そのため、データ処理装置8cは、指示操作
部12の命令(操作)にしたがってメモリを読み出し、表
示装置9bに出力するソフトウェアを備えている。
部12の命令(操作)にしたがってメモリを読み出し、表
示装置9bに出力するソフトウェアを備えている。
【0120】したがって、本実施例のシステムにおいて
は、該システムが従来システムと同様にエリア登録・動
態管理を行う他に、配車注文受付システム5bが管理する
各エリア毎の配車注文件数データを、タクシー2a,2b(2
c,2d,2e,2f)のデータ処理装置8bのメモリへ伝送し、該
メモリを読み出すことで配車注文件数データをアクセス
することができる。
は、該システムが従来システムと同様にエリア登録・動
態管理を行う他に、配車注文受付システム5bが管理する
各エリア毎の配車注文件数データを、タクシー2a,2b(2
c,2d,2e,2f)のデータ処理装置8bのメモリへ伝送し、該
メモリを読み出すことで配車注文件数データをアクセス
することができる。
【0121】2)システムの作動 車輛管理センタ1a(1b,1c) の作動は実施例−2と全く同
様である。すなわち、定期的に配車注文件数データを送
信する。
様である。すなわち、定期的に配車注文件数データを送
信する。
【0122】そこで、本実施例においては、タクシー2
a,2b(2c,2d,2e,2f)のデータ処理装置8cの作動を説明す
る。
a,2b(2c,2d,2e,2f)のデータ処理装置8cの作動を説明す
る。
【0123】乗務員の操作によってのみ注文件数をア
クセスする例(図8参照) 図8は、タクシーのデータ処理装置の作動を説明するフ
ローチャートである。
クセスする例(図8参照) 図8は、タクシーのデータ処理装置の作動を説明するフ
ローチャートである。
【0124】すなわち、ステップ S801 で配車注文件数
データを受信したか否かを判断し、受信した場合はステ
ップ S802 でエリア別の配車注文件数データをメモリに
書き込む。
データを受信したか否かを判断し、受信した場合はステ
ップ S802 でエリア別の配車注文件数データをメモリに
書き込む。
【0125】そして、ステップ S802 で書き込み後、ま
たはステップ S801 で注文件数データを受信しなかった
場合は、ステップ S803 で指示操作部12から確認したい
エリアの番号が入力されたか否かを判断する。
たはステップ S801 で注文件数データを受信しなかった
場合は、ステップ S803 で指示操作部12から確認したい
エリアの番号が入力されたか否かを判断する。
【0126】確認エリア番号が入力されている場合は、
ステップ S804 で当該エリア番号に相応するメモリ番地
のデータを読み出し、(表示装置9bで) 表示する。
ステップ S804 で当該エリア番号に相応するメモリ番地
のデータを読み出し、(表示装置9bで) 表示する。
【0127】確認エリア番号が入力されていない場合は
次の作業に進み、その後再びステップ S801 で注文件数
データを受信したか否かの判断を行う。尚、タクシーの
エリア登録は、従来通り行われる。
次の作業に進み、その後再びステップ S801 で注文件数
データを受信したか否かの判断を行う。尚、タクシーの
エリア登録は、従来通り行われる。
【0128】注文件数を自動的および手動でアクセス
する例(図9参照) 図9は、タクシーのデータ処理装置の作動を説明するフ
ローチャートである。
する例(図9参照) 図9は、タクシーのデータ処理装置の作動を説明するフ
ローチャートである。
【0129】この例は、図6(a) に示した実施例−2の
作動例と、図8に示した前記の作動例とを組み合わせ
たシステム例である。
作動例と、図8に示した前記の作動例とを組み合わせ
たシステム例である。
【0130】すなわち、異なったエリアにタクシーが進
入してエリア登録が行われると、該エリアの配車注文件
数が自動的にアクセスされる。また、指示操作部12を操
作することによって、適宜に各エリアの配車注文件数を
アクセスすることができる。
入してエリア登録が行われると、該エリアの配車注文件
数が自動的にアクセスされる。また、指示操作部12を操
作することによって、適宜に各エリアの配車注文件数を
アクセスすることができる。
【0131】具体的には、ステップ S901 で配車注文件
数データを受信したか否かを判断し、受信した場合はス
テップ S902 でエリア別の配車注文件数データをメモリ
に書き込む。
数データを受信したか否かを判断し、受信した場合はス
テップ S902 でエリア別の配車注文件数データをメモリ
に書き込む。
【0132】そして、ステップ S902 で書き込み後、ま
たはステップ S901 で注文件数データを受信しなかった
場合は、ステップ S803 で指示操作部12から確認したい
エリアの番号が入力されたか否かを判断する。
たはステップ S901 で注文件数データを受信しなかった
場合は、ステップ S803 で指示操作部12から確認したい
エリアの番号が入力されたか否かを判断する。
【0133】確認エリア番号が入力されている場合は、
ステップ S904 で当該エリア番号に相応するメモリ番地
のデータを読み出し、例えば5sec 間(表示装置9bで)
表示する。
ステップ S904 で当該エリア番号に相応するメモリ番地
のデータを読み出し、例えば5sec 間(表示装置9bで)
表示する。
【0134】また、ステップ S903 で確認エリア番号が
入力されていない場合、またはステップ S904 で表示を
終了した場合はステップS905 へ移行し、自車輛すなわ
ちタクシーが異なったエリアに進入したか否かを判断す
る。
入力されていない場合、またはステップ S904 で表示を
終了した場合はステップS905 へ移行し、自車輛すなわ
ちタクシーが異なったエリアに進入したか否かを判断す
る。
【0135】そして、異なるエリアに進入した場合は、
ステップ S906 で当該エリアの配車注文件数をメモリか
ら読み出し、(表示装置9bで)表示する。尚、この配車
注文件数データの表示は、例えば30sec 程度の予め決め
た時間の間に限定する。
ステップ S906 で当該エリアの配車注文件数をメモリか
ら読み出し、(表示装置9bで)表示する。尚、この配車
注文件数データの表示は、例えば30sec 程度の予め決め
た時間の間に限定する。
【0136】また、ステップ S905 で異なるエリアに進
入していない場合は、ステップ S907 で表示を消去す
る。
入していない場合は、ステップ S907 で表示を消去す
る。
【0137】以上により、自車輛の位置を車輛管理セン
タへ登録できると同時に、併せて当該エリアの配車注文
件数を自動的および手動でアクセスすることができる。
したがって、タクシーの乗務員は、他のエリアの配車注
文件数を知りたい時にのみ指示操作部12を操作すればよ
い。
タへ登録できると同時に、併せて当該エリアの配車注文
件数を自動的および手動でアクセスすることができる。
したがって、タクシーの乗務員は、他のエリアの配車注
文件数を知りたい時にのみ指示操作部12を操作すればよ
い。
【0138】(4)実施例−4 タクシーに対する日常的で一般的な配車要求環境は、統
計的合理性に基づいている。すなわち、天候や曜日,時
刻,季節,等々によって決まる。例えば、週末の繁華街
は配車注文が多い、また、天候が雨の場合も配車注文が
多くなる。その他、忘年会や新年会の時期にも配車注文
が多くなる。
計的合理性に基づいている。すなわち、天候や曜日,時
刻,季節,等々によって決まる。例えば、週末の繁華街
は配車注文が多い、また、天候が雨の場合も配車注文が
多くなる。その他、忘年会や新年会の時期にも配車注文
が多くなる。
【0139】そして、これらの情報は、タクシーの乗務
員が経験的に知るところである。しかし、それらはあく
までも限られた経験則から推測したものであって、統計
的合理性に基づいた情報ではない。
員が経験的に知るところである。しかし、それらはあく
までも限られた経験則から推測したものであって、統計
的合理性に基づいた情報ではない。
【0140】ところで、前記実施例−1〜実施例−3に
おいて、車輛管理センタ1a(1b,1c)の配車注文受付シス
テム5bは、従来例でも明らかにしたように、一般的に、
配車注文を行った顧客 6-1,6-2, ・・・をエリア毎に分
類して住所や電話番号等をファイル化して記憶してい
る。
おいて、車輛管理センタ1a(1b,1c)の配車注文受付シス
テム5bは、従来例でも明らかにしたように、一般的に、
配車注文を行った顧客 6-1,6-2, ・・・をエリア毎に分
類して住所や電話番号等をファイル化して記憶してい
る。
【0141】そこで、それらの情報と併せて、配車注文
を受け付けた際の天候、月々、曜日、時刻等をファイル
化して記憶させ、それらのデータを集計して統計的に解
析することによって、それらの過去のデータから、これ
から先において配車注文件数が各エリア毎にどのように
変化するかを予測することができる。
を受け付けた際の天候、月々、曜日、時刻等をファイル
化して記憶させ、それらのデータを集計して統計的に解
析することによって、それらの過去のデータから、これ
から先において配車注文件数が各エリア毎にどのように
変化するかを予測することができる。
【0142】図10は、統計解析データの例を説明する図
で或る特定のエリアのデータである。そして、(a) は過
去の月々の集計結果から得た配車注文件数の予測値、
(b) は曜日による集計結果から得た配車注文件数の予測
値、(c) は時刻による集計結果から得た配車注文件数の
予測値、である。
で或る特定のエリアのデータである。そして、(a) は過
去の月々の集計結果から得た配車注文件数の予測値、
(b) は曜日による集計結果から得た配車注文件数の予測
値、(c) は時刻による集計結果から得た配車注文件数の
予測値、である。
【0143】すなわち、図10(a) から、夏期や忘年会・
新年会のシーズンに配車注文が多くなることが判る。ま
た、夏期で天候が雨の場合は、配車注文がやや減少する
ことが判る。
新年会のシーズンに配車注文が多くなることが判る。ま
た、夏期で天候が雨の場合は、配車注文がやや減少する
ことが判る。
【0144】他方、図10(a) の12月の曜日毎の配車注文
予測件数を示した図が図10(b) であり、天候が晴れの週
末に配車注文件数が多くなることを示している。
予測件数を示した図が図10(b) であり、天候が晴れの週
末に配車注文件数が多くなることを示している。
【0145】また、図10(b) の金曜日の時刻毎の配車注
文予測件数を示した図が図10(c) であり、夕方18時〜深
夜2時にかけて配車注文件数が多くなることを示してい
る。尚、天候が雨の場合は、夕方20時をピークに以後は
配車注文件数が低下する傾向を示すことが判る。尚、図
10はあくまでも一例である。
文予測件数を示した図が図10(c) であり、夕方18時〜深
夜2時にかけて配車注文件数が多くなることを示してい
る。尚、天候が雨の場合は、夕方20時をピークに以後は
配車注文件数が低下する傾向を示すことが判る。尚、図
10はあくまでも一例である。
【0146】本実施例が意図するところは、これらの統
計的合理性に基づいたデータをタクシー側からアクセス
できるようにすることにある。すなわち、そのことによ
って、これから先の配車注文がどのように変化する可能
性を有しているのかをタクシーの乗務員が把握すること
で、一層タイムリーな配車を行うことができる。
計的合理性に基づいたデータをタクシー側からアクセス
できるようにすることにある。すなわち、そのことによ
って、これから先の配車注文がどのように変化する可能
性を有しているのかをタクシーの乗務員が把握すること
で、一層タイムリーな配車を行うことができる。
【0147】具体的なシステム構成としては、実施例−
1〜実施例−3において、配車注文件数データを車輛管
理センタから送信・伝送する際に、前記の配車注文予測
件数データを一緒に送信・伝送すればよいのである。ま
た、タクシー側では、受信したそれらのデータを表示す
ればよい。
1〜実施例−3において、配車注文件数データを車輛管
理センタから送信・伝送する際に、前記の配車注文予測
件数データを一緒に送信・伝送すればよいのである。ま
た、タクシー側では、受信したそれらのデータを表示す
ればよい。
【0148】
【発明の効果】以上のように本発明の車輛配車システム
によれば、車輛(タクシー)の乗務員自身も各エリア毎
の配車注文件数を把握することができる。
によれば、車輛(タクシー)の乗務員自身も各エリア毎
の配車注文件数を把握することができる。
【0149】したがって、車輛の乗務員の自主的判断に
よって配車注文件数の多いエリアへ移動することが可能
となり、分権化したシステムを構築することができる。
よって配車注文件数の多いエリアへ移動することが可能
となり、分権化したシステムを構築することができる。
【0150】その結果、配車注文の多いエリアへの車輛
の自主的移動を促し、その結果として顧客の配車注文に
対してタイムリーに応じることができるようになる。す
なわち、顧客を長時間待たせることが無くなる。そし
て、車輛の効率的な配車運用が可能となる。
の自主的移動を促し、その結果として顧客の配車注文に
対してタイムリーに応じることができるようになる。す
なわち、顧客を長時間待たせることが無くなる。そし
て、車輛の効率的な配車運用が可能となる。
【0151】また、配車注文が多くなるエリアを統計的
に予測したデータを車輛の乗務員が活用すれば、配車注
文が多くなる前に当該エリアへ自主的に車輛を移動させ
ることが可能であり、配車待ち時間を極めて短くするこ
とができる。
に予測したデータを車輛の乗務員が活用すれば、配車注
文が多くなる前に当該エリアへ自主的に車輛を移動させ
ることが可能であり、配車待ち時間を極めて短くするこ
とができる。
【図1】本発明の基本原理を説明する図で、(a) はシス
テム構成を説明するブロック図、(b)(c)は基地局と移動
局との通信タイミングを説明するタイムチャート、であ
る。
テム構成を説明するブロック図、(b)(c)は基地局と移動
局との通信タイミングを説明するタイムチャート、であ
る。
【図2】実施例−1のシステム構成を説明するブロック
図で、タクシー配車システムの例である。
図で、タクシー配車システムの例である。
【図3】実施例−1のタクシー配車システムの作動を説
明するフローチャートで、(a)は車輛管理センタのAV
Mデータ処理システムのフローチャート、(b) はタクシ
ーのデータ処理装置のフローチャート、である。
明するフローチャートで、(a)は車輛管理センタのAV
Mデータ処理システムのフローチャート、(b) はタクシ
ーのデータ処理装置のフローチャート、である。
【図4】実施例−1のタクシー配車システムの作動を説
明する別の例のフローチャートである。
明する別の例のフローチャートである。
【図5】実施例−2のシステム構成を説明するブロック
図で、(a) はシステム構成を説明するブロック図、(b)
はメモリマップ、である。
図で、(a) はシステム構成を説明するブロック図、(b)
はメモリマップ、である。
【図6】実施例−2のタクシーのデータ処理装置の作動
を説明するフローチャートで、(a) は注文件数を数値表
示する場合のフローチャート、(b) は所定値以上の注文
件数でアラームを作動させるフローチャート、である。
を説明するフローチャートで、(a) は注文件数を数値表
示する場合のフローチャート、(b) は所定値以上の注文
件数でアラームを作動させるフローチャート、である。
【図7】実施例−3のシステム構成を説明するブロック
図で、(a) はシステム構成を説明するブロック図、(b)
はメモリマップ、である。
図で、(a) はシステム構成を説明するブロック図、(b)
はメモリマップ、である。
【図8】実施例−3のタクシーのデータ処理装置の作動
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
【図9】実施例−3のタクシーのデータ処理装置の作動
を説明する別の例のフローチャートである。
を説明する別の例のフローチャートである。
【図10】統計解析データの例を説明する図で或る特定
のエリアのデータである。そして、(a) は過去の月々の
集計結果から得た配車注文件数の予測値、(b) は曜日に
よる集計結果から得た配車注文件数の予測値、(c)は時
刻による集計結果から得た配車注文件数の予測値、であ
る。
のエリアのデータである。そして、(a) は過去の月々の
集計結果から得た配車注文件数の予測値、(b) は曜日に
よる集計結果から得た配車注文件数の予測値、(c)は時
刻による集計結果から得た配車注文件数の予測値、であ
る。
【図11】AVMシステムを説明するモデル図で、(a)
は分散送信方式を示す図、(b) は分散受信方式を示す
図、(c) は半自動方式を示す図、である。
は分散送信方式を示す図、(b) は分散受信方式を示す
図、(c) は半自動方式を示す図、である。
【図12】AVMシステムの装置構成を説明する図で、
基地局と移動局の装置構成を示すブロック図である。
基地局と移動局の装置構成を示すブロック図である。
【図13】図12に示すタクシー配車システムの作動を説
明するフローチャートで、(a) は車輛管理センタのAV
Mデータ処理システムのフローチャート、(b) はタクシ
ーのデータ処理装置のフローチャート、である。
明するフローチャートで、(a) は車輛管理センタのAV
Mデータ処理システムのフローチャート、(b) はタクシ
ーのデータ処理装置のフローチャート、である。
1,1a,1b,1c 車輛管理センタ(基地局) 2a,2b,・・・ 車輛(移動局) 2c,2d,・・・ 車輛(移動局) 2e,2f,・・・ 車輛(移動局) 2-1,2-2, ・・・ 移動局 3 (基地局の)無線機 4,4a,4b AVMデータ処理システム 5,5a,5b 配車注文受付システム 6-1,6-2, ・・・ 顧客 7 (移動局の)無線機 8,8a,8b,8c データ処理装置 9,9a 表示装置(またはアラー
ム) 10 AVMシステム 11-1, 11-2, ・・・ 注文データアクセス手段 12 指示操作部 SP1,SP2,・・・ サインポスト R1,R2,・・・ 無線受信機
ム) 10 AVMシステム 11-1, 11-2, ・・・ 注文データアクセス手段 12 指示操作部 SP1,SP2,・・・ サインポスト R1,R2,・・・ 無線受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38 G08G 1/00 - 1/16
Claims (5)
- 【請求項1】 車輛移動局(2-1,2-2, ・・・) と、予め
画定したエリア毎に該移動局(2-1,2-2, ・・・) の動態
を管理する基地局(1) とから成るAVMシステム(autom
atic vehicle monitoring system) (10)を用い、顧客(6
-1,6-2,・・・) の配車注文に応じて車輛を配車するシ
ステムであって、 顧客(6-1,6-2, ・・・) の配車注文を少なくとも前記エ
リア毎に集計する配車注文受付システム(5a)と、前記集
計された注文データをアクセスするための手段(11-1,11
-2, ・・・) とを備え、 前記配車注文受付システム(5a)とAVMシステム基地局
(1) とを通信可能に接続し、 他方、前記注文データアクセス手段 (11-1, 11-2, ・・
・) とAVMシステム移動局(2) とを通信可能に接続
し、 前記配車注文受付システム(5a)に集計された各エリア毎
の配車注文件数データを、AVMシステム(10)を介して
移動局(2-1,2-2, ・・・) からアクセス可能としたこ
と、 を特徴とする車輛配車システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の車輛配車システムにおい
て、 車輛移動局(2-1,2-2, ・・・) が何れのエリアに位置す
るかを基地局(1) に対して登録(t1 〜t2) した場合に、
該基地局(1) は、配車注文受付システム(5a)が管理する
当該エリアの注文件数データをアクセスして送信(t3 〜
t4) し、 他方、エリア登録を行った当該の移動局(2-1,2-2, ・・
・) は、受信した前記注文件数データを注文データアク
セス手段 (11-1, 11-2, ・・・) を介してオペレータに
通知 (t5〜t6) すること、 を特徴とする車輛配車システム。 - 【請求項3】 請求項1記載の車輛配車システムにおい
て、 AVMシステム基地局(1) は、配車注文受付システム(5
a)が管理する各エリア毎の全ての注文件数データを定期
的に送信(t101 〜t102,t111 〜t112,t115 〜
t116, ・・・) し、 他方、車輛移動局(2-1,2-2, ・・・) は、受信した前記
注文件数データを注文データアクセス手段 (11-1, 1
1-2, ・・・) に記憶し、何れのエリアに位置するかを
基地局(1) に対して登録(t105 〜t106) した場合に、
当該エリアの注文件数データを該注文データアクセス手
段 (11-1, 11-2, ・・・) から読み出し、該注文データ
アクセス手段 (11-1, 11-2, ・・・) を介してオペレー
タに通知 (t1 09 〜t110) すること、 を特徴とする車輛配車システム。 - 【請求項4】 請求項1記載の車輛配車システムにおい
て、 AVMシステム基地局(1) は、配車注文受付システム(5
a)が管理する各エリア毎の全ての注文件数データを定期
的に送信(t101 〜t102,t111 〜t112,t115 〜
t116, ・・・) し、 他方、車輛移動局(2-1,2-2, ・・・) は、受信した前記
注文件数データを注文データアクセス手段 (11-1, 1
1-2, ・・・) に記憶し、その記憶された注文件数デー
タは、オペレータのアクセス要求に応じて読み出し、該
注文データアクセス手段 (11-1, 11-2, ・・・) を介し
て通知すること、 を特徴とする車輛配車システム。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4記載の車輛配車シス
テムにおいて、 配車注文受付システム(5a)は、顧客(6-1,6-2, ・・・)
から配車注文を受けた際のエリアおよび天候、月々、曜
日、時刻などの配車環境要因を記憶し、併せてそれらの
データを集計して統計的に解析し、エリアおよび天候、
月々、曜日、時刻などを変数として各エリア毎の配車注
文件数の予測を行うシステムとし、 AVMシステム基地局(1) から移動局(2-1,2-2, ・・
・) へ配車注文件数データを送信する際に、前記予測デ
ータも併せて送信し、 他方、車輛移動局(2-1,2-2, ・・・) は、受信した前記
配車注文件数予測データを注文データアクセス手段 (11
-1, 11-2, ・・・) を介して通知すること、 を特徴とする車輛配車システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3181341A JP2948685B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 車輛配車システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3181341A JP2948685B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 車輛配車システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530003A JPH0530003A (ja) | 1993-02-05 |
JP2948685B2 true JP2948685B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=16099006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3181341A Expired - Fee Related JP2948685B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 車輛配車システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2948685B2 (ja) |
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JP4443704B2 (ja) * | 1999-12-28 | 2010-03-31 | 日本高圧電気株式会社 | 営業車用客情報提供システム |
JP4671209B2 (ja) * | 2001-02-06 | 2011-04-13 | 富士通テン株式会社 | 移動局管理システム |
JP6515939B2 (ja) * | 2017-02-28 | 2019-05-22 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 無人飛翔体配機システム、無人飛翔体の配機方法、およびプログラム |
JP2021026437A (ja) * | 2019-08-02 | 2021-02-22 | 株式会社Mtg | Aiによるタクシー配車システム |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP3181341A patent/JP2948685B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0530003A (ja) | 1993-02-05 |
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