JP2948426B2 - 二酸化炭素吸収液中のアミン化合物濃度を制御する方法 - Google Patents

二酸化炭素吸収液中のアミン化合物濃度を制御する方法

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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば燃焼排ガスや合成
ガス中に含まれるCO2 (二酸化炭素)を回収・除去す
る系において、CO2 吸収液中のアミン化合物濃度(以
下、単に「吸収液濃度」とも略す)を制御する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】CO2 含有ガスから吸収液としてアルカ
ノールアミンのようなアミン化合物の水溶液を用いてC
2 を除去・回収する技術は知られている。このような
CO2含有ガスとしては、合成ガス、天然ガス、燃焼排
ガスなどがあげられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のガスからCO2
を除去・回収する工程においては、系内を循環する吸収
液の濃度を一定になるように制御することが好ましいこ
とはいうまでもない。前記CO2 含有ガスの中でも、大
気圧下の燃焼排ガスのように低圧ガスを処理する場合、
ガス中の水蒸気分圧が比較的高いので、ガスの温度の小
さな変動によって吸収液中のアミン化合物の濃度が影響
を受けやすい。そこで燃焼排ガス中のCO 2 を除去する
工程を例にとると、それは主に燃焼排ガスとアミン化合
物の水溶液である吸収液とを接触させて燃焼排ガス中の
CO2 を除去する工程(吸収工程)、及びCO2 を吸収
した吸収液を再生塔で加熱しCO2 を遊離させて吸収液
を再生する工程(再生工程)からなる。再生された吸収
液は吸収工程に循環使用される。
【0004】このような燃焼排ガスのCO2 の除去・回
収系において、系内を循環する吸収液の濃度を一定値に
保持することが吸収工程の安定操業の観点から好ましい
ことは前記のとおりである。吸収液濃度は系内の水バラ
ンスに大きく影響され、系内に導入される処理すべき燃
焼排ガスの流量、温度さらには水蒸気含量、排出される
処理ガス中の温度や水蒸気含量、分離されたCO2 の温
度や水蒸気含量、その他系内を出入りする水のバランス
などを厳密に検知して制御することは通常考えられるこ
とであり、これにより吸収液の濃度はある程度一定に保
持することは可能である。また系内の水バランス状況を
検知する方法として、例えば再生吸収液を吸収工程へ供
給するサージタンクでの吸収液のレベルを観察し、これ
により吸収液濃度の指標とすることもある程度は可能で
ある。
【0005】しかし、水バランスをいかに良好にしても
アミン化合物の系内での分解によるロスなども加わり吸
収液濃度の変動は避けられない。この変動を抑さえるた
めに、系内の定位置で吸収液を定期的にサンプリングし
て化学分析により吸収液濃度の経時変動を測定し、吸収
液濃度が所定値よりも低くなれば高濃度アミン化合物溶
液を系内に供給し、逆に吸収液濃度が高くなれば、水を
系内に供給して対処しているのが現状である。このよう
な化学分析に基づく吸収液濃度の制御方法は操作が繁雑
である上、分析に長時間を要して応答時間も長くなり、
必ずしも満足のできるものとはいえない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは燃焼排ガス
のようなCO2 含有ガス中のCO2 の除去・回収系にお
ける吸収液濃度の制御技術の現状に鑑み、鋭意検討した
結果、再生塔塔底の温度または圧力のいずれか一方を一
定値になるように制御した時のいずれか他方の圧力また
は温度の測定値により、再生塔塔底における吸収液濃度
を簡単に検出できること、あるいは工程系内の定位置に
おける吸収液の屈折率によってもその位置における吸収
液濃度を検出できることに着目し、それら検出値により
系内を循環する吸収液濃度を制御することにより前記問
題点が容易に解決できることの知見を得て、本発明を完
成することができた。
【0007】すなわち本発明の第一は、アミン化合物の
水溶液をCO2 の吸収液としてガスと接触させてガス中
のCO2 を除去する工程、及びCO2 を吸収した吸収液
を吸収液再生塔でCO2 を遊離させて吸収液を再生する
工程からなるガス中のCO2の除去・回収系において、
再生塔塔底の圧力または温度のいずれか一方を一定値に
なるように制御し、前記圧力または温度のいずれか他方
の測定値より前記再生塔塔底における吸収液濃度を検知
し、前記検知濃度に基づいて系内を循環する吸収液濃度
を制御する方法であり、また本発明の第二は、同様に吸
収液が循環する系内の定位置における吸収液の屈折率を
測定することにより前記定位置における吸収液濃度を検
知し、この検知濃度に基づいて系内を循環する吸収液濃
度を制御する方法である。
【0008】
【作用】以下、本発明を燃焼排ガス中のCO2 を除去・
回収する工程に適用する場合を例として説明する。本発
明で用いられるアミン化合物としては、水溶液の状態で
CO2 を吸収し、また加熱により再生可能であるもので
あれば特に限定はないが、(A)モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、メチ
ルジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、ジ
グリコールアミンなどのアルカノールアミン類、中でも
モノエタノールアミン(MEA)、(B)2−アミノ−
2−メチル−1−プスパノール(AMP)、2−(エチ
ルアミノ)−エタノール(EAE)、2−(メチルアミ
ノ)−エタノール(MAE)、2−(ジエチルアミノ)
−エタノール(DEAE)などのアルコール性水酸基を
有するヒンダードアミン類、(C)エチレンジアミン
(EDA)またはジエチレントリアミン(DETA)な
どを例示することができる。また吸収液として用いられ
るアミン化合物の水溶液濃度はアミン化合物の種類にも
よるが、通常15〜65重量%である。なお、燃焼排ガ
スの場合、通常大気圧下で脱CO2 処理されるが、その
場合の大気圧下とは、燃焼排ガスを供給するためブロア
などを作用させる程度の大気圧近傍の圧力範囲は含まれ
るものである。
【0009】本発明の吸収濃度の制御方法が適用できる
プロセスは吸収液と燃焼排ガスとを接触させて燃焼排ガ
ス中のCO2 を除去する工程、及びCO2 を吸収した吸
収液を再生塔でCO2 を遊離させて吸収液を再生する工
程からなる燃焼排ガス中のCO2 の除去・回収系であ
る。その一例を示す図1によって本発明の制御方法を詳
しく説明する。なお、図1では主要設備のみ示し、付属
設備は省略した。
【0010】図1において、1は脱CO2 塔、2は下部
充填部、3は上部充填部またはトレイ、4は脱CO2
燃焼排ガス供給口、5は脱CO2 燃焼排ガス排出口、6
は吸収液供給口、7,7′はノズル、8は燃焼排ガス冷
却器、9はノズル、10は充填部、11は加湿冷却水循
環ポンプ、12は補給水供給ライン、13はCO2 を吸
収した吸収液排出ポンプ、14は熱交換器、15は再生
塔、16,16′はノズル、17は下部充填部、18は
再生加熱器(リボイラ)、19は上部充填部、20は還
流水ポンプ、21はCO2 分離器、22は回収CO2
出ライン、23は再生塔還流冷却器、24は再生塔還流
水供給ライン、25は燃焼排ガス供給ブロア、26は冷
却器、27は再生塔塔頂に設置された圧力コントロール
バルブである。なお、このバルブ27により、再生塔1
5の塔底における圧力が一定になるように制御される。
【0011】図1において、燃焼排ガスは燃焼排ガス供
給ブロア25により燃焼排ガス冷却器8に押込められ、
ノズル9からの加湿冷却水と充填部10で接触し、加湿
冷却され、所定温度でその温度における飽和水蒸気を含
み、脱CO2 塔燃焼排ガス供給口4を通って脱CO2
1へ導かれる。燃焼排ガスと接触した加湿冷却水は燃焼
排ガス冷却器8の下部に溜り、加湿冷却水循環ポンプ1
1によりノズル9へ循環使用される。加湿冷却水は燃焼
排ガスを加湿冷却することにより徐々に失われるので、
補給水供給ライン12により補充される。
【0012】脱CO2 塔1に押込められた燃焼排ガスは
ノズル7から供給される所定濃度の吸収液と下部充填部
2で向流接触させられ、燃焼排ガス中のCO2 は吸収液
により吸収除去され、脱CO2 燃焼排ガスは上部充填部
3へと向う。脱CO2 塔1に供給される吸収液はCO2
を吸収し、その吸収による反応熱のため通常吸収液供給
口6における温度よりも高温となり、CO2 を吸収した
吸収液排出ポンプ13により熱交換器14に送られ、さ
らに加熱されて再生塔15へ導かれる。吸収液の温度調
節は熱交換器14あるいは必要に応じて熱交換器14と
吸収液供給口6の間に設けられる冷却器26により行な
うことができる。
【0013】再生塔15では、再生加熱器(リボイラ)
8による加熱で吸収液が再生され、熱交換器14により
冷却されて脱CO2 塔1へ戻される。再生塔15の上部
において、吸収液から分離されたCO2 はノズル16′
より供給される還流水と接触し、再生塔還流冷却器23
により冷却され、CO2 分離器21にてCO2 に同伴し
た水蒸気が凝縮した還流水と分離され、回収CO2 排出
ライン22より圧力コントロールバルブ27を経由して
CO2 回収工程へ導かれる。還流水の一部は還流水ポン
プ20によって再生塔15へノズル16′を経て還流さ
れる。
【0014】一方、CO2 を除去された燃焼排ガスは吸
収反応熱により加熱されて脱CO2塔1を上昇し、上部
充填部またはトレイ3で冷却され、脱CO2 燃焼排ガス
排出口5より系外へ導かれる。なお、脱CO2 塔1の上
部における脱CO2 燃焼排ガスの冷却は系外の水を使用
してもよい。
【0015】本発明の吸収液濃度の制御方法の特徴は、
再生塔15の底部の圧力または温度のいずれか一方を一
定値になるように制御し、前記圧力または温度のいずれ
か他方の測定値より前記再生塔塔底における吸収液中の
アミン化合物の濃度を検知することである。
【0016】一定に制御された圧力または温度における
吸収液濃度は用いるアミン化合物の種類により異なる。
例えばMEA水溶液の場合は図2に示すとおりである。
図2はガス・コンディショニング・ファクト・ブック
(ダウケミカル社、1962年、250〜253頁)に
基づき作成したものであり、横軸に温度(℃)、縦軸に
圧力(kg/cm2 G)をとり、各MEA水溶液濃度の
平衡曲線を示す。図2から明らかなように、再生塔塔底
の圧力を一定に保つことにより、その時の温度から直ち
にMEA水溶液濃度が判明する。逆に温度を一定に保つ
ことにより、その時の圧力からもMEA水溶液濃度が判
明する。常用手段により検出された温度、圧力値により
濃度を検知し、所定濃度との差に応じて通常用いられる
制御手段により、図示しない高濃度MEA水溶液タンク
または水タンクから系内に高濃度MEA水溶液または水
が供給される。供給位置は特に限定されないが、例えば
図1の吸収液排出ポンプ13の出口以降のラインが選ば
れる。
【0017】再生塔15の底部の圧力または温度のいず
れか一方を一定値になるように制御する具体的なMEA
水溶液を用い、圧力を一定にする場合を例に説明する。
吸収液としてMEAの25重量%水溶液を用い、再生塔
15の底部の圧力を0.837kg/cm2 Gになるよ
うに圧力コントロールバルブ27により制御し、その際
の塔底の温度を121℃になるように、前記の高濃度M
EA水溶液または水を系内に供給する。
【0018】逆に再生塔塔底の温度を一定にする場合
は、塔底液に温度検出器を設置し、それにより、コント
ロールバルブ27を作動させるようにする。例えば塔底
温度が121℃を超えた場合に、コントロールバルブを
開き、下がった場合にはバルブが閉じるように作動さ
せ、温度をコントロールする。その時の塔底の圧力と
0.837kg/cm2 Gとの差に応じて高濃度MEA
水溶液または水を系内に供給すればよい。
【0019】本発明の第二においては、吸収液が循環す
る系内の定位置における吸収液の屈折率を測定すること
が特徴である。定位置としては、例えば図1の脱CO2
塔1に供給される直前が温度、CO2 濃度が比較的安定
しているので好ましい。なお、屈折率は温度により変化
するので、測定部位においては吸収液の温度を制御する
か、または温度により補正することが通常必要となる。
MEA水溶液、及びジエタノールアミン水溶液の濃度
(横軸)と屈折率(縦軸)の温度25℃(華氏77°)
における関係を図3に示す。図3は前記ガス・コンディ
ショニング・ファクト・ブックの185頁図3.11に
記載の図である。屈折率が検知された後の制御方法は上
記の再生塔塔底の温度、圧力による場合と同様である。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に述べたごとく、本発明により
ガス中に含まれるCO2 を回収・除去する系における吸
収液の濃度を精度よく制御できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用できる燃焼排ガスの処理工程の一
例の説明図。
【図2】MEA水溶液からなる吸収液の温度と圧力及び
濃度の関係を示す平衡図。
【図3】MEA及びジエタノールアミン水溶液からなる
吸収液の濃度と屈折率の関係を示す図表。
フロントページの続き (72)発明者 須田 泰一朗 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 北村 耕一 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 川崎 雅己 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 大野 良治 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 清原 正高 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 三村 富雄 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 下篠 繁 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 唐崎 睦範 東京都千代田区丸の内2丁目5番1号 三菱重工業株式会社 本社内 (72)発明者 飯島 正樹 東京都千代田区丸の内2丁目5番1号 三菱重工業株式会社 本社内 (72)発明者 光岡 薫明 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22 号 三菱重工業株式会社 広島研究所内 (56)参考文献 特開 平5−31325(JP,A) 特開 昭48−8642(JP,A) 特開 平5−146625(JP,A) 特開 昭58−3623(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 53/62 B01D 53/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アミン化合物の水溶液をCO2 の吸収液
    としてガスと接触させてガス中のCO2 を除去する工
    程、及びCO2 を吸収した吸収液を吸収液再生塔でCO
    2 を遊離させて吸収液を再生する工程からなるガス中の
    CO2 の除去・回収系において、再生塔塔底の圧力また
    は温度のいずれか一方を一定値になるように制御し、前
    記圧力または温度のいずれか他方の測定値より前記再生
    塔塔底における吸収液中のアミン化合物の濃度を検知
    し、前記検知濃度に基づいて系内を循環する吸収液中の
    アミン化合物濃度を制御することを特徴とする二酸化炭
    素吸収液中のアミン化合物濃度を制御する方法。
  2. 【請求項2】 アミン化合物の水溶液をCO2 の吸収液
    としてガスと接触させてガス中のCO2 を除去する工
    程、及びCO2 を吸収した吸収液を吸収液再生塔でCO
    2 を遊離させて吸収液を再生する工程からなるガス中の
    CO2 の除去・回収系において、吸収液が循環する系内
    の定位置における吸収液の屈折率を測定することにより
    前記定位置における吸収液中のアミン化合物の濃度を検
    知し、前記検知濃度に基づいて系内を循環する吸収液中
    のアミン化合物濃度を制御することを特徴とする二酸化
    炭素吸収液中のアミン化合物濃度を制御する方法。
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