JP2947653B2 - オートチューニング機能付き温度調節装置の無駄時間算出方法 - Google Patents
オートチューニング機能付き温度調節装置の無駄時間算出方法Info
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- JP2947653B2 JP2947653B2 JP30473191A JP30473191A JP2947653B2 JP 2947653 B2 JP2947653 B2 JP 2947653B2 JP 30473191 A JP30473191 A JP 30473191A JP 30473191 A JP30473191 A JP 30473191A JP 2947653 B2 JP2947653 B2 JP 2947653B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リミットサイクル法に
よるオートチューニングによって制御対象の制御に必要
な制御用パラメータを決定する温度調節装置の無駄時間
算出方法に関する。
よるオートチューニングによって制御対象の制御に必要
な制御用パラメータを決定する温度調節装置の無駄時間
算出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】押出機等における温度調節装置として従
来よりPID制御が一般に知られており、PIDパラメ
ータを自動的に調整するためのリミットサイクル法によ
るオートチューニング機能を備えたPID制御装置が提
供されている。
来よりPID制御が一般に知られており、PIDパラメ
ータを自動的に調整するためのリミットサイクル法によ
るオートチューニング機能を備えたPID制御装置が提
供されている。
【0003】このようなPID制御装置において、リミ
ットサイクル法によるオートチューニングの実施に当た
っては、例えば押出機の金型の加熱時には出力100%
で加熱し、目標温度≦実測温度が成立した時点で出力0
%とする。その後、目標温度≧実測温度が成立した時点
で再び出力100%とする。このような制御を任意の回
数分繰り返す。
ットサイクル法によるオートチューニングの実施に当た
っては、例えば押出機の金型の加熱時には出力100%
で加熱し、目標温度≦実測温度が成立した時点で出力0
%とする。その後、目標温度≧実測温度が成立した時点
で再び出力100%とする。このような制御を任意の回
数分繰り返す。
【0004】このような制御を行うため、押出機の立ち
上げ時にまず出力100%を指示する「H」レベルの信
号が出力され、次に目標温度≦実測温度が成立した時点
で出力0%を指示する「L」レベルの信号が出力され、
次に目標温度≧実測温度が成立した時点で再び出力10
0%を指示する「H」レベルの信号が出力される。この
ように、目標温度と実測値とが交差する時点で「H」レ
ベルから「L」レベルに又は「L」レベルから「H」レ
ベルに切り換わる信号を出力し、この信号によって金型
温度の制御を行うようになっている。
上げ時にまず出力100%を指示する「H」レベルの信
号が出力され、次に目標温度≦実測温度が成立した時点
で出力0%を指示する「L」レベルの信号が出力され、
次に目標温度≧実測温度が成立した時点で再び出力10
0%を指示する「H」レベルの信号が出力される。この
ように、目標温度と実測値とが交差する時点で「H」レ
ベルから「L」レベルに又は「L」レベルから「H」レ
ベルに切り換わる信号を出力し、この信号によって金型
温度の制御を行うようになっている。
【0005】図9は、このようなリミットサイクル法に
よって得られた温度実測値の波形と加熱出力の波形との
関係を示している。
よって得られた温度実測値の波形と加熱出力の波形との
関係を示している。
【0006】ところで、上記の制御を繰り返すとき、す
なわち押出機の立ち上げ時に出力100%で加熱を行
い、目標温度≦実測温度となった時点で出力0%として
も、金型温度の実測値は、目標温度を越えて上昇(オー
バーシュート)し、或る時点でピークに達した後、下降
に転じる。そして、次に目標温度≧実測温度となった時
点で再び出力100%としても、金型温度の実測値は、
目標温度を越えて下降(オーバーシュート)し、或る時
点でピークに達した後、上昇に転じることになる。
なわち押出機の立ち上げ時に出力100%で加熱を行
い、目標温度≦実測温度となった時点で出力0%として
も、金型温度の実測値は、目標温度を越えて上昇(オー
バーシュート)し、或る時点でピークに達した後、下降
に転じる。そして、次に目標温度≧実測温度となった時
点で再び出力100%としても、金型温度の実測値は、
目標温度を越えて下降(オーバーシュート)し、或る時
点でピークに達した後、上昇に転じることになる。
【0007】そして、このように目標温度≦実測温度と
なった時点からピークに達した時点まで、又は目標温度
≧実測温度となった時点からピークに達した時点までの
時間を、それぞれむだ時間Lh ,Lcとして算出するよ
うになっている。
なった時点からピークに達した時点まで、又は目標温度
≧実測温度となった時点からピークに達した時点までの
時間を、それぞれむだ時間Lh ,Lcとして算出するよ
うになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のリ
ミットサイクル法における無駄時間の検出は、目標温度
≦実測温度となった時点から応答波形のピーク点まで、
又は目標温度≧実測温度となった時点から応答波形のピ
ーク点までの時間を計測することによって得ている。
ミットサイクル法における無駄時間の検出は、目標温度
≦実測温度となった時点から応答波形のピーク点まで、
又は目標温度≧実測温度となった時点から応答波形のピ
ーク点までの時間を計測することによって得ている。
【0009】しかしながら、実測温度の波形は、過酷な
使用条件では図9に示すような理想的な波形にはなら
ず、図10に示すような乱れた波形状態となる。そし
て、この場合にはピーク点が複数検出されるため、正確
な無駄時間が算出できず、その結果、精度の高いPID
制御が行えないといった問題があった。
使用条件では図9に示すような理想的な波形にはなら
ず、図10に示すような乱れた波形状態となる。そし
て、この場合にはピーク点が複数検出されるため、正確
な無駄時間が算出できず、その結果、精度の高いPID
制御が行えないといった問題があった。
【0010】また、このような問題を解決するために、
ノイズ除去フィルタを通して温度入力を平滑化する方法
もあるが、ノイズ除去フィルタによって温度応答特性が
悪くなり、応答の速い制御対象の制御パラメータが正確
に算出できないといった新たな問題が発生する。
ノイズ除去フィルタを通して温度入力を平滑化する方法
もあるが、ノイズ除去フィルタによって温度応答特性が
悪くなり、応答の速い制御対象の制御パラメータが正確
に算出できないといった新たな問題が発生する。
【0011】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、実測温度の波形に乱れがあっても正確
なピーク点の判別が可能なオートチューニング機能付き
温度調節装置の無駄時間算出方法を提供することにあ
る。
で、その目的は、実測温度の波形に乱れがあっても正確
なピーク点の判別が可能なオートチューニング機能付き
温度調節装置の無駄時間算出方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の無駄時間算出方法は、リミットサイクル法
によるオートチューニングによって制御対象の制御に必
要な制御用パラメータを決定する温度調節装置におい
て、前記制御対象の温度が目標温度を越えてから最大又
は最少となるピーク点に達するまでの時間を無駄時間と
するとき、前記制御対象の温度変化を随時測定し、この
測定した温度変化を前記目標温度を基準として所定の最
少サンプリングタイムで順次サンプリングし、このよう
にしてサンプリングした温度データを最少サンプリング
温度に分割することにより、全温度データを最少サンプ
リングタイム及び最少サンプリング温度の単位で構成さ
れるユニットに分解し、このようなユニットによって構
成される全温度データの重心をピーク点として求めるこ
とにより、前記制御対象の温度が目標温度を越えてから
ピーク点に達するまでの時間を無駄時間として算出する
ものである。
め、本発明の無駄時間算出方法は、リミットサイクル法
によるオートチューニングによって制御対象の制御に必
要な制御用パラメータを決定する温度調節装置におい
て、前記制御対象の温度が目標温度を越えてから最大又
は最少となるピーク点に達するまでの時間を無駄時間と
するとき、前記制御対象の温度変化を随時測定し、この
測定した温度変化を前記目標温度を基準として所定の最
少サンプリングタイムで順次サンプリングし、このよう
にしてサンプリングした温度データを最少サンプリング
温度に分割することにより、全温度データを最少サンプ
リングタイム及び最少サンプリング温度の単位で構成さ
れるユニットに分解し、このようなユニットによって構
成される全温度データの重心をピーク点として求めるこ
とにより、前記制御対象の温度が目標温度を越えてから
ピーク点に達するまでの時間を無駄時間として算出する
ものである。
【0013】
【作用】制御対象の温度変化を随時測定し、この測定し
た温度変化を目標温度を基準として所定の最少サンプリ
ングタイムで順次サンプリングする。このようにしてサ
ンプリングした温度データは、例えば5秒間隔の最少サ
ンプリングタイムで区切られた棒グラフ状のデータとな
る。
た温度変化を目標温度を基準として所定の最少サンプリ
ングタイムで順次サンプリングする。このようにしてサ
ンプリングした温度データは、例えば5秒間隔の最少サ
ンプリングタイムで区切られた棒グラフ状のデータとな
る。
【0014】このようにしてサンプリングした温度デー
タを、次に最少サンプリング温度に分割する。すなわ
ち、温度データは、各棒グラフ状の中を例えば1度間隔
の最少サンプリング温度で区切られたさいころ状のデー
タとなる。すなわち、全温度データを最少サンプリング
タイム及び最少サンプリング温度の単位で構成されるユ
ニットに分解することになる。
タを、次に最少サンプリング温度に分割する。すなわ
ち、温度データは、各棒グラフ状の中を例えば1度間隔
の最少サンプリング温度で区切られたさいころ状のデー
タとなる。すなわち、全温度データを最少サンプリング
タイム及び最少サンプリング温度の単位で構成されるユ
ニットに分解することになる。
【0015】そして、このようなユニットによって構成
される全温度データの重心をピーク点として求めること
により、実測温度の波形に乱れがあっても正確なピーク
点が判別できる。これにより、目標温度を越えてからピ
ーク点までの無駄時間を正確に算出することが可能とな
る。
される全温度データの重心をピーク点として求めること
により、実測温度の波形に乱れがあっても正確なピーク
点が判別できる。これにより、目標温度を越えてからピ
ーク点までの無駄時間を正確に算出することが可能とな
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0017】図1は、本発明に係わる無駄時間算出方法
を実行するためのオートチューニング機能付き温度調節
装置の電気的構成を示すブロック図である。
を実行するためのオートチューニング機能付き温度調節
装置の電気的構成を示すブロック図である。
【0018】同図において、制御対象1は例えば押出機
の金型であって、金型温度を検出する図示しない温度セ
ンサの出力1aは、温度調整装置2の温度測定部3に導
かれている。
の金型であって、金型温度を検出する図示しない温度セ
ンサの出力1aは、温度調整装置2の温度測定部3に導
かれている。
【0019】温度調節装置2は、温度測定部3、本発明
の方法を実行する無駄時間算出部4、温度制御部5、操
作部6及びタイマー部7によって構成されている。そし
て、温度測定部3の出力は、無駄時間算出部4と温度制
御部5とに導かれており、無駄時間算出部4には、タイ
マー部7の出力が導かれている。また、無駄時間算出部
4の出力は、温度制御部5に導かれており、温度制御部
5の出力は、操作部6を介して制御対象1に導かれた構
成となっている。
の方法を実行する無駄時間算出部4、温度制御部5、操
作部6及びタイマー部7によって構成されている。そし
て、温度測定部3の出力は、無駄時間算出部4と温度制
御部5とに導かれており、無駄時間算出部4には、タイ
マー部7の出力が導かれている。また、無駄時間算出部
4の出力は、温度制御部5に導かれており、温度制御部
5の出力は、操作部6を介して制御対象1に導かれた構
成となっている。
【0020】次に、無駄時間算出部4によって実行され
る無駄時間の算出方法について説明する。
る無駄時間の算出方法について説明する。
【0021】本発明の無駄時間算出方法は、基本的には
図2に示すように、同定波の上部を頭切りにし、その部
分(斜線で示す)の面積を計算し、重心を求めることで
ピークを判断するようにしたものである。ここで、同定
波を頭切りにし、その上部の重心を計算するようにした
のは、サンプリング数を減らして限られたメモリで実現
するためである。
図2に示すように、同定波の上部を頭切りにし、その部
分(斜線で示す)の面積を計算し、重心を求めることで
ピークを判断するようにしたものである。ここで、同定
波を頭切りにし、その上部の重心を計算するようにした
のは、サンプリング数を減らして限られたメモリで実現
するためである。
【0022】すなわち、制御対象1の温度センサによっ
て検出され、温度測定部3において随時測定される温度
実測値を、タイマー部7によって設定された例えば5秒
等の最少サンプリングタイムによって順次サンプリング
を行い、図3に示すような棒グラフ状の温度データを作
成する。そして、この図3に示す状態から、各棒グラフ
状の温度データをさらに最少サンプリング温度(例えば
1度等)に分割することにより、図4に示すように、全
温度データを最少サンプリングタイム及び最少サンプリ
ング温度の単位で構成されるさいころ状のユニットに分
解する。この後、このようなユニットによって構成され
る全温度データの重心をピーク点として求めるものであ
る。なお、図4では、縦軸の0点が目標温度となってい
る。
て検出され、温度測定部3において随時測定される温度
実測値を、タイマー部7によって設定された例えば5秒
等の最少サンプリングタイムによって順次サンプリング
を行い、図3に示すような棒グラフ状の温度データを作
成する。そして、この図3に示す状態から、各棒グラフ
状の温度データをさらに最少サンプリング温度(例えば
1度等)に分割することにより、図4に示すように、全
温度データを最少サンプリングタイム及び最少サンプリ
ング温度の単位で構成されるさいころ状のユニットに分
解する。この後、このようなユニットによって構成され
る全温度データの重心をピーク点として求めるものであ
る。なお、図4では、縦軸の0点が目標温度となってい
る。
【0023】ここで、本実施例では、このようなユニッ
トによって構成される全温度データの重心を求めるので
はなく、上から数えて3単位を有効とし、下の2単位は
無視して重心を求める。これは、ユニットの数を減少さ
せることによって、限られたメモリで重心の計算を実現
するためである。ここで、最少サンプリングタイムを時
間1、最少サンプリング温度を温度1として、以下の説
明を行うものとする。
トによって構成される全温度データの重心を求めるので
はなく、上から数えて3単位を有効とし、下の2単位は
無視して重心を求める。これは、ユニットの数を減少さ
せることによって、限られたメモリで重心の計算を実現
するためである。ここで、最少サンプリングタイムを時
間1、最少サンプリング温度を温度1として、以下の説
明を行うものとする。
【0024】すなわち、温度実測値のサンプリングを開
始すると、図5(a)に示すように、まず最初の時間1
経過時(すなわち、1回目のサンプリング時)において
温度1がサンプリングされる。従って、このときの時間
は1、最大温度は1、重心1は1.0、重心2は0、重
心3は0となる。
始すると、図5(a)に示すように、まず最初の時間1
経過時(すなわち、1回目のサンプリング時)において
温度1がサンプリングされる。従って、このときの時間
は1、最大温度は1、重心1は1.0、重心2は0、重
心3は0となる。
【0025】ここで、重心1とは、温度の最大値のユニ
ットで構成される図形(すなわち、最も温度の高い棒状
グラフ)の重心、重心2とは、温度の最大値のユニット
で構成される図形及び最大値から温度1(1単位)低い
ユニットで構成される図形(すなわち、2番目に温度の
高い棒状グラフ)の全体の重心、重心3とは、温度の最
大値のユニットで構成される図形、最大値から温度1低
いユニットで構成される図形及び最大値から温度2(2
単位)低いユニットで構成される図形(すなわち、3番
目に温度の高い棒状グラフ)の全体の重心を示してい
る。すなわち、重心3が、最終的に重心として採用され
る値となっている。
ットで構成される図形(すなわち、最も温度の高い棒状
グラフ)の重心、重心2とは、温度の最大値のユニット
で構成される図形及び最大値から温度1(1単位)低い
ユニットで構成される図形(すなわち、2番目に温度の
高い棒状グラフ)の全体の重心、重心3とは、温度の最
大値のユニットで構成される図形、最大値から温度1低
いユニットで構成される図形及び最大値から温度2(2
単位)低いユニットで構成される図形(すなわち、3番
目に温度の高い棒状グラフ)の全体の重心を示してい
る。すなわち、重心3が、最終的に重心として採用され
る値となっている。
【0026】次に時間2経過時(すなわち、2回目のサ
ンプリング時)においては、図5(b)に示すように、
温度1と温度2とがサンプリングされる。従って、この
ときの時間は2、最大温度は2、重心1は2.0、重心
2は1.3、重心3は0.0となる。
ンプリング時)においては、図5(b)に示すように、
温度1と温度2とがサンプリングされる。従って、この
ときの時間は2、最大温度は2、重心1は2.0、重心
2は1.3、重心3は0.0となる。
【0027】次に時間3経過時(すなわち、3回目のサ
ンプリング時)においては、図5(c)に示すように、
温度1と温度2と温度3とがサンプリングされる。従っ
て、このときの時間は3、最大温度は3、重心1は3、
重心2は2.7、重心3は2.3となる。
ンプリング時)においては、図5(c)に示すように、
温度1と温度2と温度3とがサンプリングされる。従っ
て、このときの時間は3、最大温度は3、重心1は3、
重心2は2.7、重心3は2.3となる。
【0028】次に時間4経過時(すなわち、4回目のサ
ンプリング時)においては、図5(d)に示すように、
温度1と温度2と温度3と温度2とがサンプリングされ
る。従って、このときの時間は4、最大温度は3、重心
1は3.0、重心2は3.0、重心3は2.9となる。
ンプリング時)においては、図5(d)に示すように、
温度1と温度2と温度3と温度2とがサンプリングされ
る。従って、このときの時間は4、最大温度は3、重心
1は3.0、重心2は3.0、重心3は2.9となる。
【0029】次に時間5経過時(すなわち、5回目のサ
ンプリング時)においては、図5(e)に示すように、
温度1と温度2と温度3と温度2と温度3とがサンプリ
ングされる。従って、このときの時間は5、最大温度は
3、重心1は4.0、重心2は3.7、重心3は2.4
となる。
ンプリング時)においては、図5(e)に示すように、
温度1と温度2と温度3と温度2と温度3とがサンプリ
ングされる。従って、このときの時間は5、最大温度は
3、重心1は4.0、重心2は3.7、重心3は2.4
となる。
【0030】次に時間6経過時(すなわち、6回目のサ
ンプリング時)においては、図6(f)に示すように、
温度1と温度2と温度3と温度2と温度3と温度4とが
サンプリングされる。このとき、サンプリングの有効単
位は上から3単位であるから、重心の計算時には、最下
位の1単位を除く上位3単位で行うことになる。すなわ
ち、図の斜線部分が有効部分となる。従って、このとき
の時間は6、最大温度は4、重心1は6.0、重心2は
5.0、重心3は4.4となる。
ンプリング時)においては、図6(f)に示すように、
温度1と温度2と温度3と温度2と温度3と温度4とが
サンプリングされる。このとき、サンプリングの有効単
位は上から3単位であるから、重心の計算時には、最下
位の1単位を除く上位3単位で行うことになる。すなわ
ち、図の斜線部分が有効部分となる。従って、このとき
の時間は6、最大温度は4、重心1は6.0、重心2は
5.0、重心3は4.4となる。
【0031】次に時間7経過時(すなわち、7回目のサ
ンプリング時)においては、図6(g)に示すように、
温度1と温度2と温度3と温度2と温度3と温度4と温
度5とがサンプリングされる。このとき、サンプリング
の有効単位は上から3単位であるから、重心の計算時に
は、最下位の2単位を除く上位3単位で行うことにな
る。すなわち、時間6経過時には有効であった下から2
単位目の列が無効となっており、図の斜線部分が有効部
分となる。従って、このときの時間は7、最大温度は
5、重心1は7.0、重心2は6.7、重心3は6.0
となる。
ンプリング時)においては、図6(g)に示すように、
温度1と温度2と温度3と温度2と温度3と温度4と温
度5とがサンプリングされる。このとき、サンプリング
の有効単位は上から3単位であるから、重心の計算時に
は、最下位の2単位を除く上位3単位で行うことにな
る。すなわち、時間6経過時には有効であった下から2
単位目の列が無効となっており、図の斜線部分が有効部
分となる。従って、このときの時間は7、最大温度は
5、重心1は7.0、重心2は6.7、重心3は6.0
となる。
【0032】次に時間8経過時(すなわち、8回目のサ
ンプリング時)においては、図6(h)に示すように、
温度1と温度2と温度3と温度2と温度3と温度4と温
度5と温度4とがサンプリングされる。このときも、重
心の計算時には、最下位の2単位を除く上位3単位で行
うことになる。すなわち、図の斜線部分が有効部分とな
る。従って、このときの時間は8、最大温度は5、重心
1は7.0、重心2は7.0、重心3は6.3となる。
ンプリング時)においては、図6(h)に示すように、
温度1と温度2と温度3と温度2と温度3と温度4と温
度5と温度4とがサンプリングされる。このときも、重
心の計算時には、最下位の2単位を除く上位3単位で行
うことになる。すなわち、図の斜線部分が有効部分とな
る。従って、このときの時間は8、最大温度は5、重心
1は7.0、重心2は7.0、重心3は6.3となる。
【0033】このような処理を時間16経過時(すなわ
ち、16回目のサンプリング時)まで繰り返し行い、最
終的に図8(p)に示すような棒状グラフを得る。従っ
て、このときの時間は16、最大温度は5、重心1は
7.0、重心2は7.8、重心3は7.3となる。
ち、16回目のサンプリング時)まで繰り返し行い、最
終的に図8(p)に示すような棒状グラフを得る。従っ
て、このときの時間は16、最大温度は5、重心1は
7.0、重心2は7.8、重心3は7.3となる。
【0034】これにより、求めるべき無駄時間は、7.
3となる。すなわち、最少サンプリングタイムが5秒で
ある場合には、5×7.3=36.5(秒)が無駄時間
ということになる。
3となる。すなわち、最少サンプリングタイムが5秒で
ある場合には、5×7.3=36.5(秒)が無駄時間
ということになる。
【0035】
【発明の効果】本発明に係わるオートチューニング機能
付き温度調節装置の無駄時間算出方法は、制御対象の温
度変化を随時測定し、この測定した温度変化を前記目標
温度を基準として所定の最少サンプリングタイムで順次
サンプリングし、このようにしてサンプリングした温度
データを最少サンプリング温度に分割することにより、
全温度データを最少サンプリングタイム及び最少サンプ
リング温度の単位で構成されるユニットに分解し、この
ようなユニットによって構成される全温度データの重心
をピーク点として求めることにより、前記制御対象の温
度が目標温度を越えてからピーク点に達するまでの時間
を無駄時間として算出するように構成したので、実測温
度の波形に乱れがあっても正確なピーク点の判別が可能
となり、正確な無駄時間の算出が可能となる。また、ノ
イズ除去フィルタを使用しないので、応答の速い制御対
象の制御パラメータを正確に算出できるといった効果を
奏する。
付き温度調節装置の無駄時間算出方法は、制御対象の温
度変化を随時測定し、この測定した温度変化を前記目標
温度を基準として所定の最少サンプリングタイムで順次
サンプリングし、このようにしてサンプリングした温度
データを最少サンプリング温度に分割することにより、
全温度データを最少サンプリングタイム及び最少サンプ
リング温度の単位で構成されるユニットに分解し、この
ようなユニットによって構成される全温度データの重心
をピーク点として求めることにより、前記制御対象の温
度が目標温度を越えてからピーク点に達するまでの時間
を無駄時間として算出するように構成したので、実測温
度の波形に乱れがあっても正確なピーク点の判別が可能
となり、正確な無駄時間の算出が可能となる。また、ノ
イズ除去フィルタを使用しないので、応答の速い制御対
象の制御パラメータを正確に算出できるといった効果を
奏する。
【図1】本発明に係わる無駄時間算出方法を実行するた
めのオートチューニング機能付き温度調節装置の電気的
構成を示すブロック図である。
めのオートチューニング機能付き温度調節装置の電気的
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の無駄時間算出方法による重心の求め方
を説明するための波形図である。
を説明するための波形図である。
【図3】温度実測値のサンプリングデータを棒グラフ状
に示した図である。
に示した図である。
【図4】ユニットに分割したサンプリングデータの一例
を示す図である。
を示す図である。
【図5】本発明の無駄時間算出方法を説明するためのサ
ンプリングデータの一例と算出結果とを示す図である。
ンプリングデータの一例と算出結果とを示す図である。
【図6】本発明の無駄時間算出方法を説明するためのサ
ンプリングデータの一例と算出結果とを示す図である。
ンプリングデータの一例と算出結果とを示す図である。
【図7】本発明の無駄時間算出方法を説明するためのサ
ンプリングデータの一例と算出結果とを示す図である。
ンプリングデータの一例と算出結果とを示す図である。
【図8】本発明の無駄時間算出方法を説明するためのサ
ンプリングデータの一例と算出結果とを示す図である。
ンプリングデータの一例と算出結果とを示す図である。
【図9】リミットサイクル法によって得られた温度実測
値の波形と加熱出力の波形との関係を示す図である。
値の波形と加熱出力の波形との関係を示す図である。
【図10】ノイズ等の影響による温度実測値の実際の波
形図である。
形図である。
1 制御対象 2 温度調節装置 3 温度測定部 4 無駄時間算出部 7 タイマー部
Claims (1)
- 【請求項1】 リミットサイクル法によるオートチュー
ニングによって制御対象の制御に必要な制御用パラメー
タを決定する温度調節装置において、 前記制御対象の温度が目標温度を越えてから最大又は最
少となるピーク点に達するまでの時間を無駄時間とする
とき、 前記制御対象の温度変化を随時測定し、この測定した温
度変化を前記目標温度を基準として所定の最少サンプリ
ングタイムで順次サンプリングし、このようにしてサン
プリングした温度データを最少サンプリング温度に分割
することにより、全温度データを最少サンプリングタイ
ム及び最少サンプリング温度の単位で構成されるユニッ
トに分解し、このようなユニットによって構成される全
温度データの重心をピーク点として求めることにより、
前記制御対象の温度が目標温度を越えてからピーク点に
達するまでの時間を無駄時間として算出することを特徴
とするオートチューニング機能付き温度調節装置の無駄
時間算出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30473191A JP2947653B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | オートチューニング機能付き温度調節装置の無駄時間算出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30473191A JP2947653B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | オートチューニング機能付き温度調節装置の無駄時間算出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05143173A JPH05143173A (ja) | 1993-06-11 |
| JP2947653B2 true JP2947653B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=17936536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30473191A Expired - Fee Related JP2947653B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | オートチューニング機能付き温度調節装置の無駄時間算出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2947653B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6134161B2 (ja) | 2013-03-08 | 2017-05-24 | ナブテスコ株式会社 | 駆動装置 |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP30473191A patent/JP2947653B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6134161B2 (ja) | 2013-03-08 | 2017-05-24 | ナブテスコ株式会社 | 駆動装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05143173A (ja) | 1993-06-11 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |