JP2946113B2 - スロットルオープナー制御装置 - Google Patents

スロットルオープナー制御装置

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 スロットル弁を開閉させるスロットルオープナの制御
装置に関し、 スロットル開度の誤判定によるスロットルオープナの
誤動作(開固定)を回避することを目的とし、 スロットルポジショナで検出したスロットル開度が所
定値bより大きくなったときには、スロットル開度が全
閉とならないようスロットルオープナを開側に動作さ
せ、また該スロットル開度が前記所定値bよりも小さい
所定値aよりも小さくなったときには、スロットル弁が
全閉になるよう徐々にオープナを閉側に動作させるスロ
ットルオープナ制御装置において、前記オープナが開側
のときに吸入空気量を算出し、算出した吸入空気量が、
スロットル開度が所定値bのときの吸入空気量に対応す
る判定値LVLQ未満の状態にあって一定時間t経過したと
きには、該オープナを強制的に閉側に復帰させるよう構
成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、スロットル弁を開閉させるスロットルオー
プナの制御装置に関する。
スロットルオープナはエンジンのスロットル弁を微小
な開度で開閉させることができるので、スロットル弁復
帰時のダッシュポットとして利用できる。
〔従来の技術〕
スロットル弁はアクセルペダルの踏み込み量に連動し
て開閉するが、アクセルペダルを急に戻すとスロットル
弁は戻しバネの力で急激に閉じ、吸入空気量の極端に少
ない全閉状態になる。ところが、燃料の減少は緩やかで
あるため、一時的に燃料過多となって不完全燃料する。
この点を回避するためにスロットル弁の戻りを緩慢に
するにはダッシュポットが必要になる。スロットルオー
プナは、第4図に示すようにスロットル開度が所定値b
以上では開、所定値a以下では閉となるため、始動時に
も使用されるが、上記ダッシュポットとしても使用でき
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
スロットルオープナはスロットル弁の実際の開度(ス
ロットル開度)を計測して開閉動作させるため、スロッ
トル開度の計測値に誤差が含まれると誤動作する。この
誤動作には開固定と閉固定があるが、スロットル弁を開
けたままにする開固定の方が問題である。
スロットル開度は一般にスロットルポジショナと呼ば
れるポテンショメータで計測されるが、その値は全閉値
からの相対値である。この全閉値はスロットル弁が全閉
になったときオンとなるアイドルSW(スイッチ)でその
都度較正されるが、何らかの理由でスロットル開度の計
測値が実際の開度より大きくなると、スロットルオープ
ナが開固定の状態を続けて正常復帰できなくなる。
本発明はこの様なスロットル開度の誤判定によるスロ
ットルオープナの誤動作(開固定)を回避することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の構成図で、1はスロットル弁、2は
スロットルオープナ、3はアイドルSW、4はスロットル
ポジショナ、5は電子制御装置(ECU)、VSVはON/OFFバ
ルブ、VTVは遅延バルブである。
〔作用〕
スロットルポジショナ4は第1図(b)に示すように
ポテンショメータであり、スロットル弁1に連動する探
針41の回転角θ1に応じた電圧V1をその時点のスロット
ル開度信号として出力する。この信号の最小値は0では
なく、スロットル全閉時(アイドル信号IDLがオンにな
る)の回転角θ0に応じた電圧V0が残留するため、実際
のスロットル開度は(V1−V0)として把握する。このた
めにはV0をECU5に記憶しておくが、その値はIDLオンと
なる毎に更新し、常に最新値となるようにする。
ECU5はこのようにして算出したスロットル開度が第4
図のように所定値を越えるとオープナ2を開にする。こ
れはバルブVSVをOFFにして大気を導入し、オープナ2の
ロッド21をバネ22で突出させた状態である。
これに対しスロットル開度が第4図のように所定値a
未満になるとオープナ2を閉にする。これはバルブVSV
をONにして負圧を導入し、オープナ2のロッド21を引込
んでスロットル弁1を閉状態にすることである。このと
き遅延バルブVTVの作用でロッド21が緩やかに引込まれ
るので、ダッシュポットとして機能する。
前述した問題点は、何らかの原因でスロットル開度>
bと誤判定され、その結果オープナ2が開のまま固定さ
れてしまうことである。
本発明ではこのときに第2図のような処理を行う。先
ず、ステップS1でオープナの状態を判定し、開であれば
ステップS2でそのときの吸入空気量Qを例えばエンジン
回転数NEと吸気管内圧力PMから算出し、これを判定値LV
LQと比較する。判定値LVLQはスロットル開度が所定値b
のときの吸入空気量に対応する。ここで吸入空気量小
(Q<LVLQ)と判定されたときは、実際のスロットル弁
1の開度は小さいので、このような状態でオープナ開で
あるのはスロットル開度の計測に誤差が含まれている可
能性がある。そこで、ステップS3でこの状態が一定時間
t継続したらステップS4でオープナを強制的に閉にして
みる。これに対し、ステップS1,S2でN(ノー)のとき
は正常と判定し、ステップS5で時間tのカウンタをクリ
アする。
前述したようにオープナを閉にすると、アクセルペダ
ルから足が離れていればスロットル全閉となってアイド
ル信号IDLがオンになる。このため、全閉値V0を較正で
きるので、その後のスロットル開度の計測値は正確にな
り、誤判定を回避できる。
一方、アクセルペダルに足を置いたままであれば実際
にスロットル弁が開いているので、アイドル信号IDLは
オンにならない。このときはオープナは誤動作していな
かったので、再びオープナ開に戻せばよい。
〔実施例〕
第3図は本発明の実施例を示す詳細フローチャート
で、ステップS1〜S5は第2図と同様である。但し、本例
では2種類のカウンタを用いるため、ステップS5のカウ
ンタをA、それにより計測するステップS3の一定時間を
t1秒としてある。
本例ではステップS4でオープナ閉としたら、ステップ
S6で強制閉フラグを1にセットし、更にステップS7で別
のカウンタBをクリアする。このカウンタBはオープナ
強制閉の最大時間t2秒を計測するものである。
ステップS5,S7の処理を終えたとき、またステップS3
でt1未満と判定されたときはステップS8で強制閉フラグ
を判定する。このフラグが1のときはステップS9でカウ
ンタBの値を判定し、これがt2未満のときはステップS1
0でアイドル信号IDLを判定する。そして、このIDLがON
になったらステップS11でIDL検出フラグを1にセットす
る。
やがてステップS9でt2経過を判定されたらステップS1
2でIDL検出フラグを判定し、これが0のときはオープナ
強制閉の期間にスロットル全閉とならなかった、換言す
ればアクセルペダルが踏まれた正常な状態であるので、
ステップS13でオープナ開に戻してステップS14で強制閉
フラグを0にクリアする。
これに対し、ステップ12でIDL検出フラグ=1と判定
されたときはステップS10でIDL ONが検出されたため、
オープナ閉のままステップS14を実行して終了する。こ
れはステップS4でオープナ閉とした処置が正しかった、
換言すればそれまでオープナ開としていたスロットル開
度の判定に誤りがあったことになる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、スロットル開度の
誤判定によるスロットルオープナの誤動作(開固定)を
回避できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、 第2図は本発明の概略フローチャート、 第3図は本発明の実施例のフローチャート、 第4図はスロットルオープナの動作説明図である。 図中、1はスロットル弁、2はスロットルオープナ、3
はアイドルスイッチ、4はスロットルポジショナ、5は
電子制御装置である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットルポジショナで検出したスロット
    ル開度が所定値(b)より大きくなったときには、スロ
    ットル開度が全閉とならないようスロットルオープナを
    開側に動作させ、また該スロットル開度が前記所定値
    (b)よりも小さい所定値(a)よりも小さくなったと
    きには、スロットル弁が全閉になるよう徐々にオープナ
    を閉側に動作させるスロットルオープナ制御装置におい
    て、 前記オープナが開側のときに吸入空気量(Q)を算出
    し、 算出した吸入空気量が、スロットル開度が所定値(b)
    のときの吸入空気量に対応する判定値(LVLQ)未満の状
    態にあって一定時間(t)経過したときには、該オープ
    ナを強制的に閉側に復帰させることを特徴とするスロッ
    トルオープナ制御装置。
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