JP2945809B2 - プラスチック材からの塗膜剥離,またはプラスチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置 - Google Patents

プラスチック材からの塗膜剥離,またはプラスチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置

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JP2945809B2
JP2945809B2 JP32850492A JP32850492A JP2945809B2 JP 2945809 B2 JP2945809 B2 JP 2945809B2 JP 32850492 A JP32850492 A JP 32850492A JP 32850492 A JP32850492 A JP 32850492A JP 2945809 B2 JP2945809 B2 JP 2945809B2
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラスチック材から
の塗膜剥離,またはプラスチック材を含む粉体材料の粉
砕・造粒装置に関し、さらに詳しくは、特に、表面が化
粧用,保護用などの樹脂塗膜により覆われた各種のプラ
スチック成形品を対象にして、これを複数の各被処理物
に破砕した上で、当該各被処理物から樹脂塗膜を剥離除
去して素材化されたプラスチック材として回収し、ま
た、前記プラスチック成形品を含む各種の粉体成形品な
どを対象にして、これを複数の各被処理物に破砕した上
で、当該各被処理物の特性,性状などに対応させること
により、例えば、当該各被処理物が、比較的硬質のもの
であれば、これらの各被処理物を所定粒径範囲内に粉砕
し、かつ比較的軟質のものであれば、これらの各被処理
物を所定粒径範囲内に造粒し得るようにしたプラスチッ
ク材からの塗膜剥離,または粉体材料の粉砕・造粒装置
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種の合成樹脂などのプラスチ
ック成形材料によって賦形成形されたプラスチック成形
品は、生活の多様化に伴い、広範な用途に向けて多種
類,かつ多量に用いられているが、現在では、この種の
プラスチック成形品における使用後の処理について、次
のような種々の問題が提起されている。
【0003】こゝで、プラスチック成形品を構成するプ
ラスチック成形材料の多くは、それぞれに耐水性,耐候
性に優れ、腐敗し難いなどの特長を有する反面,例え
ば、廃棄処分のための焼却炉による焼却に際しては、多
量の有害ガスとか排煙などを発生して社会環境上,好ま
しくないことがよく知られているほか、焼却時に溶融さ
れた合成樹脂材が炉内に付着して当該炉自体を損傷する
惧れがあるなどの不利を有しており、かつこれを避ける
ために、地中に埋設処理したとしても、長期間に亘って
腐敗せずに残存することから、環境破壊の一因になるも
のとされている。
【0004】また、この種のプラスチック成形資材に関
しては、資源的にも年々枯渇化の傾向にあり、使用後の
プラスチック成形品を廃棄せずに再利用することが要請
かつ認識され、この再利用のために、プラスチック成形
品に対しては、利用した成形材料の種別などを表示して
回収の便を図ることなどが試みられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】こゝで、上記の再利用
のために回収しようとするプラスチック成形品は、通常
の場合、その表面に対して、艶出し,艶消し,および着
色などの化粧用のための,ないしは耐摩耗性,および耐
候性などを一層,高める保護用のための樹脂塗膜を施し
てあることが多く、その一例として、例えば、各種の車
両に適用されるバンパー部材においては、ポリプロピレ
ン樹脂によって成形された厚さ2.5mm程度の基体部
材の表面上に、膜厚が25μm程度のポリウレタン樹脂
塗膜を塗着してあるのが通例である。
【0006】また、このプラスチック成形品の表面に形
成されている樹脂塗膜については、当該プラスチック成
形品の成形に適用されるプラスチック成形材料に対し
て、異なった種類,特性の合成樹脂塗料を用いて形成さ
れる場合,ならびに、同上異なった色彩の合成樹脂塗料
を用いて形成される場合が一般的であり、従って、この
ように異なった種類,特性,ならびに異なった色彩を有
する部材の相互を混在したまゝの状態で再利用するとき
は、当該再利用によって得られる新たなプラスチック成
形品の特性が著しく損なわれるほか、所望通りの色彩も
また得られないという結果を生ずることになる。
【0007】そこで、上記観点から、従来においては、
回収されるプラスチック成形品に関して、通常、これを
同一の種類でかつ同一の特性をもつプラスチック毎に区
分して回収し、かつ回収後の取り扱いの便を図るため
に、必要に応じて整粒,もしくは造粒した上で回収して
再利用することが行なわれている。
【0008】しかしながら、プラスチック成形品の表面
に形成されている樹脂塗膜は、比較的薄くかつ塗着力も
強くて簡単には剥離できず、公知の機械的な剥離,分別
手段に対しても種々の好ましくない障害を生じ易くて適
合し難いもので、例えば、ボールミルなどの粉砕手段を
用いて、これを剥離,分別しようとしても、粉砕時に生
ずる摩擦熱などにより剥離対象の樹脂塗膜が溶融され、
却って剥離不可能になるという欠点を有し、また一方で
は、プラスチック成形品を再利用に適した或る程度まで
の大きさに破砕した上で、その破砕された被処理物を再
利用処理するために、例えば、ホッパーを介して当該被
処理物を特定の処理部に供給しようとすると、ホッパー
内においてすら、投入によって積重される被処理物が、
相互に凝集かつ緊縮されることで固化状態になって円滑
な供給ができなくなる場合が多く、まして処理部におい
ては、導入される個々の被処理物の相互間に目詰まりな
どを生じ易くて効果的な処理ができないという不都合が
あり、さらには、このように種別を異にしている部材の
相互を対応する溶剤によって溶融分離処理するのには、
処理装置自体が、とかく大がゝりになるもので経済的な
面などからも好ましくはなく、しかも、使用済溶剤の爾
後処置にも多くの難があるという種々の問題点を有して
いる。
【0009】一方,前記のようなプラスチック材として
の各被処理物からの樹脂塗膜の剥離除去に合わせて、当
該樹脂塗膜が塗着されたプラスチック材,もしくは単な
るプラスチック材を含んだ粉体材料などによる各被処理
物に関して、当該各被処理物が、比較的硬質の被処理物
であるとき、その各被処理物を所定粒径範囲内に粉砕
し、かつ比較的軟質の被処理物であるとき、その各被処
理物を所定粒径範囲内に造粒する必要のある場合があ
り、しかも、これらの各処理操作を1つの処理装置によ
って行なうことが要請されているが、先に述べたような
事象のためもあって、当該要請に応えて適応し得る処理
装置が存在しないという現況にある。
【0010】この発明は、従来の上記のようなプラスチ
ック材としての各被処理物からの樹脂塗膜の剥離除去に
関しての各問題点を解消し、併せて、プラスチック材を
含んだ粉体材料などによる各被処理物の粉砕,もしくは
造粒に関しての要請に応えるためになされたもので、そ
の目的とするところは、比較的簡単かつ容易な手段によ
る共通の構成により、処理対象としての各被処理物か
ら、塗着されている樹脂塗膜を剥離除去した上で、これ
を素材化されたプラスチック材として回収するか、必要
に応じて再利用に適した形態に造粒させて回収するよう
にし、また、プラスチック材を含んだ粉体材料などによ
る各被処理物を粉砕し,もしくは造粒し得るようにし
た,この種のプラスチック材からの塗膜剥離,またはプ
ラスチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置を提供す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係るプラスチック材からの塗膜剥離,ま
たはプラスチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置
は、内側圧縮衝撃部材の内側圧縮衝撃面と、外側圧縮衝
撃部材の外側圧縮衝撃面とを所定間隙で対向させた圧縮
衝撃力付加機構を設け、ホッパー部材内に投入される処
理対象の各被処理物を各圧縮衝撃面間に供給させ得るよ
うにすると共に、内側,外側の各対向する圧縮衝撃面間
への導入部を含むホッパー部材内にあって、供給される
各被処理物の積重に伴う凝集かつ緊縮固化を内部側から
防止,ないしは解除する撹拌供給手段を配置させてお
き、当該撹拌供給手段の作動によって、各圧縮衝撃面間
への個々の各被処理物の導入を円滑化させ、同時に、内
側,外側の少なくともいずれか一方の各圧縮衝撃面に対
して、各被処理物の特性,性状などに対応して制御され
た方向性のある微振動を与えることにより、導入される
各被処理物に当該微振動に基づいた圧縮衝撃力を継続的
に付加して圧潰させ、この圧潰作用によって各被処理物
面から剥離かつ分離される樹脂塗膜を除去し得るように
し、また、前記各被処理物が、例えば、比較的硬質のも
のであれば、内側,外側の圧縮衝撃面に与える方向性を
もった微振動を該当する対硬質の操作条件に変えて、当
該各圧縮衝撃面間で各比較的硬質の被処理物を個々に粉
砕し、かつ比較的軟質のものであれば、同様に、内側,
外側の圧縮衝撃面に与える方向性をもった微振動を該当
する対軟質の操作条件に変えて、当該各圧縮衝撃面間で
各比較的軟質の被処理物を個々に造粒し得るようにした
ものである。
【0012】すなわち、この発明に係る第1の発明は、
内側圧縮衝撃面を形成した内側圧縮衝撃部材,および当
該内側圧縮衝撃面に所定間隙を隔てゝ対向する外側圧縮
衝撃面を形成した外側圧縮衝撃部材を設けて、各圧縮衝
撃部材の少なくとも一方に対し、処理対象の各被処理物
の該当する処理態様毎に、その特性,性状などに対応し
て制御された方向性のある微振動を与え得るようにさ
せ、また、前記内側,外側の各対向する圧縮衝撃面間の
上方に、各被処理物を投入供給するホッパー部材を設け
ると共に、前記ホッパー部材内を含み、前記各圧縮衝撃
面間への導入部に対し、各被処理物相互の凝集,緊縮を
防止,もしくは解除する撹拌供給手段を配置させて構成
したことを特徴とするプラスチック材からの塗膜剥離,
またはプラスチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置
である。
【0013】また、この発明に係る第2の発明は、内側
圧縮衝撃面を形成した内側圧縮衝撃部材,および当該内
側圧縮衝撃面に所定間隙を隔てゝ対向する外側圧縮衝撃
面を形成した外側圧縮衝撃部材と、前記外側圧縮衝撃部
材の外周面所定位置に設置され、処理対象の各被処理物
の該当する処理態様毎に、その特性,性状などに対応し
て制御された方向性のある微振動を与える上部振動発生
手段とを設け、また、前記内側,外側の各対向する圧縮
衝撃面間の上方に、各被処理物を投入供給するホッパー
部材を設けると共に、前記ホッパー部材内を含み、前記
各圧縮衝撃面間への導入部に対し、各被処理物相互の凝
集,緊縮を防止,もしくは解除する撹拌供給手段を配置
させて構成したことを特徴とするプラスチック材からの
塗膜剥離,またはプラスチック材を含む粉体材料の粉砕
・造粒装置である。
【0014】また、この発明に係る第3の発明は、内側
圧縮衝撃面を形成した内側圧縮衝撃部材,および当該内
側圧縮衝撃面に所定間隙を隔てゝ対向する外側圧縮衝撃
面を形成した外側圧縮衝撃部材と、前記外側圧縮衝撃部
材の外周面所定位置に設置され、処理対象の各被処理物
の該当する処理態様毎に、その特性,性状などに対応し
て制御された方向性のある微振動を与える上部振動発生
手段,および前記内側圧縮衝撃部材を回転させる回転発
生手段とを設け、また、前記内側,外側の各対向する圧
縮衝撃面間の上方に、各被処理物を投入供給するホッパ
ー部材を設けると共に、前記内側圧縮衝撃部材における
内側,外側の各圧縮衝撃面間への導入部に接近した周辺
部表面上に、各被処理物相互の凝集,緊縮を防止,もし
くは解除する撹拌供給手段を配置させて構成したことを
特徴とするプラスチック材からの塗膜剥離,またはプラ
スチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置である。
【0015】そして、この発明は、前記第1,第2また
は第3の各発明によるプラスチック材からの塗膜剥離,
またはプラスチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置
において、前記内側,外側の各圧縮衝撃面を円錐形状,
もしくは円錐台形状の何れかによる組み合せにして相互
に平行,もしくは上方に拡開する態様に対向させたこと
を特徴とするものである。
【0016】また、この発明は、前記第1,第2または
第3の各発明によるプラスチック材からの塗膜剥離,ま
たはプラスチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置に
おいて、前記内側,外側の各圧縮衝撃面を各弧面形状に
よる相互の組み合せにして相互に対向させたことを特徴
とするものである。
【0017】また、この発明は、前記第1,第2または
第3の各発明によるプラスチック材からの塗膜剥離,ま
たはプラスチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置に
おいて、前記内側,外側の各圧縮衝撃面を円錐形状,も
しくは円錐台形状の何れかと弧面形状とによる組み合せ
にして相互に対向させたことを特徴とするものである。
【0018】また、この発明は、前記第1の発明による
プラスチック材からの塗膜剥離,またはプラスチック材
を含む粉体材料の粉砕・造粒装置において、前記内側,
外側の各圧縮衝撃部材の何れか一方に対して、方向性の
ある微振動を与え、他方に対して、当該微振動の方向と
順方向,もしくは逆方向の何れかの回転を与えるように
したことを特徴とするものである。
【0019】また、この発明は、前記第1,第2または
第3の各発明によるプラスチック材からの塗膜剥離,ま
たはプラスチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置に
おいて、前記圧縮衝撃力を付加するための微振動の方向
が、回転円方向であることを特徴とするものである。
【0020】また、この発明は、前記第1,第2または
第3の各発明によるプラスチック材からの塗膜剥離,ま
たはプラスチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置に
おいて、前記圧縮衝撃力を付加するための微振動の方向
が、やゝ斜め下方に向う回転円方向であることを特徴と
するものである。
【0021】また、この発明は、前記第2の発明による
プラスチック材からの塗膜剥離,またはプラスチック材
を含む粉体材料の粉砕・造粒装置において、前記ホッパ
ー部材内,および前記各圧縮衝撃面間への導入部に設け
られる撹拌供給手段が、ホッパー部材内で回転駆動され
るホッパー部撹拌翼,および各圧縮衝撃面間への導入部
に接近して回転駆動される導入部撹拌翼からなることを
特徴とするものである。
【0022】そしてまた、この発明は、前記第3の発明
によるプラスチック材からの塗膜剥離,またはプラスチ
ック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置において、前記
内側圧縮衝撃部材における各圧縮衝撃面間への導入部に
接近した周辺部表面上に設けられる撹拌供給手段が、当
該周辺部表面上の1ないし複数箇所に突設される導入部
撹拌突起であることを特徴とするものである。
【0023】
【作用】従って、この発明の第1,ないし第3の各発明
においては、撹拌供給手段の作動によりホッパー内での
各被処理物相互の凝集かつ緊縮固化が防止,ないしは解
除されて、各圧縮衝撃面間への個々の各被処理物の導入
が円滑化され、また、各圧縮衝撃面間に与えられている
微振動のために、各被処理物に対し、当該微振動に基づ
いた圧縮衝撃力が継続的に付加されることで圧潰を生
じ、この圧潰作用によって各被処理物面から剥離される
樹脂塗膜を除去でき、結果的には、このようにして樹脂
塗膜を除去した各被処理物を素材化されたプラスチック
として所期通りに回収し得るのであり、また、前記各圧
縮衝撃面に与える方向性のある微振動を各被処理物の特
性,性状などに対応して制御させることで、例えば、各
処理物が比較的硬質のものであれば、各圧縮衝撃面間で
比較的硬質の各被処理物を個々に粉砕でき、かつ被処理
物が比較的軟質のものであれば、各圧縮衝撃面間で比較
的軟質の各被処理物を個々に造粒し得るのである。
【0024】
【実施例】以下、この発明に係るプラスチック材からの
塗膜剥離,またはプラスチック材を含む粉体材料の粉砕
・造粒装置の各別の実施例につき、図1ないし図3を参
照して詳細に説明する。
【0025】この発明において、“プラスチック成形
品”とは、プラスチック成形材料を金型、ダイなどを用
いて所要の形状に成形した全てのプラスチック製品を総
称するものであって、その成形手法は、例えばモールデ
ィング、フォーミングなどのいずれの方法であっても良
く、例えば自動車のバンパーなどと共にプラスチックフ
ィルム、プラスチックシートなどの全てのプラスチック
製品を含むものであり、“プラスチック材”とは、この
ようにプラスチック成形のされた製品及び、その破砕物
としてのプラスチック片、あるいはその粉砕物としての
プラスチック粉などのように当該プラスチック成形され
た製品と当該製品の変形物などの一切を含むものであ
る。尚、処理対象とするプラスチック成形品,または、
粉末成形品樹脂の場合、第1の合成(例えば、車両のバ
ンパー部材であれば、通常,ポリプロピレン樹脂)によ
って成形された基体部材(以下,主に、回収プラスチッ
ク材とも呼ぶ)の表面部側にあって、第2の合成樹脂
(同様に、車両のバンパー部材であれば、通常,ポリウ
レタン樹脂)を主成分とする樹脂塗料を用いた樹脂塗膜
が塗着形成されており、当該プラスチック成形品につい
ては、後者の粉末成形品と共々に、適宜,所望程度の大
きさによる部片,つまり、この場合,個々の各被処理物
に破砕されている。
【0026】そして、この発明にあっては、基本的に、
前記プラスチック成形品としての各被処理物であれば、
この各被処理物に対して、その特性,性状などに対応し
て制御された操作条件の下に、以下に述べるように処理
することで、当該被処理物を構成するところの,回収プ
ラスチック材から樹脂塗膜を完全に剥離させて分離除去
することにより、こゝでは、素材化されたプラスチック
材として当該回収プラスチック材をそのまゝで回収し、
また、前記プラスチック成形品を含んだ粉末成形品によ
る被処理物の硬度が比較的硬質のものであれば、これを
以下に述べるように処理することで、当該比較的硬質の
被処理物を所望の粒度程度に粉砕し、かつ被処理物の硬
度が比較的軟質のものであれば、これを以下に述べるよ
うに処理することで、当該比較的軟質の被処理物自体,
もしくは、二,三の被処理物の相互を纏めて所望の粒度
程度に造粒するのである。
【0027】また、プラスチック成形品による各被処理
物としては、この場合,カッターミルなどを用いて、プ
ラスチック成形品を所要程度の大きさに破砕して得た切
断片であってよく、例えば、前記バンパー部材であれ
ば、先にも述べたように、膜厚が25μm程度のポリウ
レタン樹脂塗膜を塗着した厚さ2.5mm程度の比較的
高い硬度のポリプロピレン樹脂製の基体部材を、一辺が
ほゞ20×20mm程度の大きさに切断,もしくは広義
に破砕してプラスチック材として準備する。
【0028】続いて、前記プラスチック成形品を所要の
大きさに破砕処理したプラスチック材としての各被処理
物から樹脂塗膜を剥離,除去して、回収プラスチック材
を回収するために用いる場合での第1,第2の各実施例
を適用したそれぞれのプラスチック材からの塗膜剥離,
またはプラスチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置
の構成,および作用,効果について述べる。
【0029】こゝで、図1はこの第1実施例によるプラ
スチック材からの塗膜剥離,またはプラスチック材を含
む粉体材料の粉砕・造粒装置(以下、単に、塗膜剥離・
粉砕・造粒装置,または実施例装置とも呼ぶ)の概要構
成を模式的に示すA部を部分的に拡大した縦断面図であ
り、また、図2は同上要部の横断面図である。
【0030】すなわち、図1,2の第1実施例による装
置構成において、処理対象原料としての各被処理物10
0を構成している回収プラスチック材から樹脂塗膜を剥
離させて分離除去するための用途に適用する塗膜剥離・
粉砕・造粒装置(当該各被処理物100に対する塗膜剥
離のための用途以外の,各被処理物100に対する粉
砕,もしくは造粒のための用途については、別に後述す
る)は、基台12上に固定設置されるほゞ円筒状の下部
装置本体11,および当該下部装置本体11の上部に防
振用の弾性部材20を介して同心的に連繋配置した円筒
状の上部可振動本体21を有して後述するように構成さ
れる圧縮衝撃力付加・造粒機構10と、前記上部可振動
本体21の上部に振動遮断用の可撓性部材30を介して
適合配置される各被処理物100の投入供給用のホッパ
ー部材31と、前記ホッパー部材31内,および上部可
振動本体21内を含む上方にあって、前記下部装置本体
11に対して同心的に連繋配置され、投入供給される各
被処理物100の凝集かつ緊縮による固化を防止,ない
しは解除するための撹拌供給機構40とを設けてある。
【0031】そして、この場合,前記弾性部材20につ
いては、後述するように、上部可振動本体21に対して
継続的に付加される微振動を緩衝かつ吸収し得るだけの
弾性係数に設定されており、前記可撓性部材30につい
ては、当該上部可振動本体21の微振動を遮断し得るだ
けの可撓性,ならびに強靭性を備えている。
【0032】しかして、前記圧縮衝撃力付加・造粒機構
10の下部装置本体11側にあっては、上部表面13b
を所定の開き角度,こゝでは、前記各被処理物100を
導入供給するための導入開き角度に設定して縦断面でほ
ゞ傘状に形成され、かつ外周面部に所要角度の外向き円
錐状,ないしは外向き円錐台状に設定される内側圧縮衝
撃面13aを形成した内側圧縮衝撃部材13を設けると
共に、当該内側圧縮衝撃部材13については、下部装置
本体11の中心部に上方へ向けて突出するように植立固
定された支持柱体14の上端部,ひいては、上部可振動
本体11側の中心内部に上部を近付けた支持柱体14の
上端部に強固に固定させてある。なおこゝで、符号11
aは下部装置本体11の内周下部に設けられた取り出し
ホッパーである。
【0033】また、前記上部可振動本体21側にあって
は、外周面部での所定の角間隔位置にブラケット22a
を介して振動発生手段,この場合、1組1対の加振モー
ター22,22,例えば、いわゆる偏心ウエイト付きの
バイブレーションモーターを所要の平衡性を良好に維持
するように固定させ、かつ内周面部に前記内側圧縮衝撃
面13aに対応して平行,もしくはほゞ平行する態様,
ないしはやゝ上方に拡開する態様に対向されるところ
の,同様に、内向き円錐状,ないしは内向き円錐台状に
設定される外側圧縮衝撃面23aを形成した外側圧縮衝
撃部材23を強固に固定させることで、これらの内側,
外側の各圧縮衝撃面13a,23a間にあって、前記各
被処理物100を導入して所期通りに圧縮衝撃力を付加
し得る程度の間隙を設定してあり、当該設定される間隙
については、この場合,あらためて図示してはいない
が、内側,外側の各圧縮衝撃部材13,23のいずれか
一方を他方に対して上下に調整させることで、これらの
各圧縮衝撃面13a,23aの相互が円錐状,ないしは
円錐台状に対向されていることから、その調整が容易に
可能である。なおこゝで、符号21aは上部可振動本体
21の内周下部に設けられた中間ホッパーである。
【0034】そして、前記ホッパー部材31は、先にも
述べたように、前記上部可振動本体21の上端部にあっ
て、前記可撓性部材30,こゝでは、蛇腹状に加硫成形
されたゴムなどの可撓性部材30を介して配置されてお
り、上方から被処理物100を投入供給し得るようにす
ると共に、当該投入供給される被処理物100での供給
量の上限を検出する上限検出センサ32,および下限を
検出する下限検出センサ33を有している。
【0035】さらに、前記撹拌供給機構40は、例え
ば、架構体41上に載置固定した減速機構(特に、図示
せず)付きのギヤードモーター42により、適宜にプー
リー,ベルトなどを介して減速回転駆動され、かつ軸受
部43によって枢支された撹拌軸44を有しており、こ
の撹拌軸44を装置構成の上方から、ホッパー部材31
内,および上部可振動本体21内に吊下して臨ませると
共に、当該撹拌軸44に対しては、ホッパー部材31内
に対応して横方向に延長突出されたホッパー部撹拌翼4
5を設け、かつ前記各圧縮衝撃面13a,23a間での
導入部に接近して導入部撹拌翼46を設けてある。
【0036】従って、前記構成による第1実施例の塗膜
剥離・粉砕・造粒装置においては、撹拌供給機構40を
駆動させることにより、それぞれのホッパー部撹拌翼4
5,および導入部撹拌翼46のそれぞれを減速回転で
き、かつ同時に、圧縮衝撃力付加・造粒機構10での上
部可振動本体21に設けられた1組1対の加振モーター
22,22を回転駆動させることにより、当該上部可振
動本体21側の外側圧縮衝撃部材23,ひいては、外側
圧縮衝撃面23a側にあって、内側圧縮衝撃部材13の
内側圧縮衝撃面13aとの間に、回転円方向,より好ま
しくは、やゝ斜め下方に向かう回転円方向に方向性をも
つ微振動が発生する。なお、この場合,前記方向性のあ
る微振動条件としては、こゝでの処理対象である被処理
物100の特性,性状などに対応して制御設定されるこ
とは勿論である。
【0037】そこで、ホッパー部材31の上方開口か
ら、前記内側圧縮衝撃部材13の上部表面13b上に個
々の各被処理物100を供給させることにより、これら
の各被処理物100は、ホッパー部材31内において、
ホッパー部撹拌翼45の撹拌作動のために、たとえ、そ
の比較的大量の供給による積重がなされたとしても、凝
集かつ緊縮による固化の防止,ないしは解除がなされる
と共に、内側,外側の各圧縮衝撃面13a,23a間へ
の導入部においても、今度は、導入部撹拌翼46の撹拌
作動のために、こゝでも、流下供給経路として次第に狭
められる各圧縮衝撃面13a,23a間への導入が順次
円滑になされ、当該各圧縮衝撃面13a,23a間で、
個々それぞれに抵抗的に転動,ないしは摺動されなが
ら、与えられている方向性をもつ微振動に基づいた圧縮
衝撃力が継続的に付加されることになり、こゝでは、当
該方向性対応の滑り作用を含む圧潰作用を受けると共
に、当該方向性対応の滑り作用を含む圧潰,展延作用に
伴い、被処理物100を構成する回収プラスチック材と
樹脂塗膜とに内部応力の変動などが加えられて、結果的
には、所期通りに回収プラスチック材から樹脂塗膜が容
易に剥離され、かつ相互に分離されて両者共にそれぞれ
下方へ排出されるのである。
【0038】なお、前記第1実施例装置においては、圧
縮衝撃力付加・造粒機構10での方向性のある微振動の
発生として、その微振動を外側圧縮衝撃部材23側に与
えるようにしているが、ほゞ同様な技術的手段によるこ
とで、内側圧縮衝撃部材13側を微振動させるとか、必
要に応じては、これらの内側,外側の各圧縮衝撃部材1
3,23を相互に対応させて微振動させてもよい。
【0039】次に、図3は第2実施例による塗膜剥離・
粉砕・造粒装置の概要構成を模式的に示すA部を部分的
に拡大した縦断面図である。
【0040】すなわち、図3の第2実施例による装置構
成において、処理対象原料としての各被処理物100を
構成している回収プラスチック材から樹脂塗膜を剥離さ
せて分離除去するための用途に適用する塗膜剥離・粉砕
・造粒装置(こゝでも、当該各被処理物100に対する
塗膜剥離のための用途以外の,各被処理物100に対す
る粉砕,もしくは造粒のための用途については、別に後
述する)は、上記第1実施例装置の場合と同様に、基台
52上に固定設置されるほゞ円筒状の下部装置本体5
1,および当該下部装置本体51の上部に防振用の弾性
部材70を介して同心的に連繋配置した円筒状の上部可
振動本体71とを有して後述するように構成される圧縮
衝撃力付加・造粒機構50と、前記上部可振動本体71
内で後述するように構成されて、投入供給される各被処
理物100の凝集かつ緊縮による固化を防止,ないしは
解除するための撹拌供給機構80とを設けてある。
【0041】そして、この場合にも、前記弾性部材70
については、前例と同様に、上部可振動本体71に対し
て継続的に付加される微振動を緩衝かつ吸収し得るだけ
の弾性係数に設定されている。
【0042】しかして、前記圧縮衝撃力付加・造粒機構
10の下部装置本体51側にあっては、上部表面53b
を所定の開き角度,こゝでは、前記被処理物100を導
入供給するための開き角度に設定して縦断面傘状に形成
させ、かつ外周面部に所要角度の外向き円錐状,ないし
は、外向き円錐台状に設定される内側圧縮衝撃面53a
を形成した内側圧縮衝撃部材53を設け、別に、下部装
置本体51の中心部上下には、前記上方の上部可振動本
体71側の中心内部に近付けて突出させた上方軸殻支柱
54a,および当該上方軸殻支柱54aに筒殻55cで
結合した下方軸殻支柱54bの1組を設けると共に、当
該上方,下方の各軸殻支柱54内に軸受56,56を介
して回転竪軸55を枢支させ、この回転竪軸55の上端
部に前記内側圧縮衝撃部材53を固定させてある。
【0043】そして、前記下部装置本体51の一側部か
らは、前記筒殻55cを通して軸筒58を固定させ、当
該軸筒58内に軸受58a,58aを介して回転横軸5
7を枢支させてあり、かつ前記回転竪軸55の下部と回
転横軸57の一端部とを1組のベベルギヤ59a,59
bの噛合により連繋させると共に、当該回転横軸57の
本体外に取り出した他端部に対し、カップリング61を
介してギヤードモーター60を結合させ、当該ギヤード
モーター60の回転駆動によって、回転横軸57,1組
のベベルギヤ59a,59b,および回転竪軸55のそ
れぞれを介することで、前記内側圧縮衝撃部材53を減
速された比較的低速度で任意の選択方向に回転可能にし
てある。なおこゝで、符号51aは下部装置本体51の
内周下部に設けられた取り出しホッパーである。
【0044】また、前記上部可振動本体71側にあって
は、外周面部の所定角間隔位置にブラケット72aを介
して振動発生手段,この場合も上記と同様に、1組1対
の加振モーター72,72を平衡性良好に維持するよう
に固定させ、かつ内周面部に前記内側圧縮衝撃部材53
の内側圧縮衝撃面53aに対応して平行,もしくはほゞ
平行する態様,ないしはやゝ上方に拡開する態様で対向
されるところの,内向き円錐状,ないしは、内向き円錐
台状に設定される外側圧縮衝撃面73aを形成した外側
圧縮衝撃部材73を強固に固定させることで、これらの
内側,外側の各圧縮衝撃面53a,73a間にあって、
前記被処理物100を導入して所期通りに圧縮衝撃力を
付加し得る程度の間隙を設定してあり、当該設定される
間隙幅については、上記と同様に、この場合,あらため
て図示してはいないが、内側,外側の各圧縮衝撃部材5
3,73のいずれか一方を他方に対して上下調整させる
ことで、これらの各圧縮衝撃面53a,73aの相互が
円錐状,ないしは円錐台状に対向されていることから、
その調整が容易に可能である。なおこゝで、符号71
a,および71bは上部可振動本体71の上方開口部,
および内周下部に設けられた投入ホッパー,および中間
ホッパーである。
【0045】さらに、前記撹拌供給機構80としては、
前記圧縮力付加・造粒機構50の内側圧縮衝撃部材53
における内側圧縮衝撃面53aに接近した上部表面53
bでの周辺部表面上,換言すると、前記内側,外側の各
圧縮衝撃面53a,73a間の導入部に接近した上部表
面53bでの周辺部表面上にあって、撹拌作用,ならび
に当該撹拌作用に伴って供給作用をなし得る形状の導入
部撹拌突起81を1ないし複数箇所,つまり通常の態様
では、等角間隔を隔てた複数箇所に突設形成させてあ
る。
【0046】従って、前記構成による第2実施例の塗膜
剥離・粉砕・造粒装置においては、こゝでもまた、前記
圧縮衝撃力付加・造粒機構50での上部可振動本体71
に設けられた1組1対の加振モーター72,72を回転
駆動させることにより、当該上部可振動本体71側の外
側圧縮衝撃部材73,ひいては、外側圧縮衝撃面73a
側にあって、内側圧縮衝撃面53aとの間に、回転円方
向,より好ましくは、やゝ斜め下方に向かう回転円方向
に方向性をもつ微振動が発生し、かつ同時に、本体外の
ギヤードモーター79を回転駆動させることにより、回
転横軸57,および1組のベベルギヤ59a,59bの
それぞれを介して、回転竪軸55,ひいては、内側圧縮
衝撃部材53の内側圧縮衝撃面53aを比較的低速度で
前記回転円方向と順方向,必要に応じては、逆方向に減
速回転させると共に、当該内側圧縮衝撃部材53の回転
に伴って、その上部表面53bでの周辺部表面上に突設
された撹拌供給機構80としての導入部撹拌突起81に
よるところの,内側,外側の各圧縮衝撃面53a,73
a間の導入部での各被処理物100に対する撹拌,供給
作動が継続的に発生する。
【0047】そこで、この場合にも同様に、前記上部可
振動本体71に設けられた投入ホッパー71aの上方開
口から、前記内側圧縮衝撃部材53の上部表面53b上
に個々の各被処理物100を供給させることにより、こ
れらの各被処理物100は、前記導入部撹拌突起81に
よって生ずる撹拌,供給作用のために、たとえ、その比
較的大量の供給による積重がなされたとしても、前記内
側,外側の各圧縮衝撃面53a,73a間の導入部付近
での凝集かつ緊縮による固化の防止,ないしは解除がな
されることになって、当該内側,外側の各圧縮衝撃面5
3a,73a間に対して順次円滑に導入されるもので、
また、当該各圧縮衝撃面53a,73a間においては、
このようにして導入された各被処理物100の個々につ
き、それぞれ抵抗的に転動,ないしは摺動させながら、
前記方向性のある微振動に基づいた圧縮衝撃力と順方向
回転力との双方が、相互の相対的関係の下に継続的に付
加されて、こゝでもまた前例の場合と同様に、方向性対
応の滑り作用を含む圧潰,展延作用を受けると共に、当
該方向性対応の滑り作用を含む圧潰,展延作用に伴い、
被処理物100を構成する回収プラスチック材と樹脂塗
膜とに内部応力の変動などが加えられて、結果的には、
所期通りに回収プラスチック材から樹脂塗膜が容易に剥
離され、かつ相互に分離されてそれぞれ下方へ排出され
るのである。
【0048】またこゝで、上記第1,第2の各実施例装
置において、内側,外側の各圧縮衝撃面13aと53
a,23aと73aの各対向状態を上方に拡開する態様
に設定するときは、当該内側,外側の各圧縮衝撃面13
aと23a間,53aと73a間への各被処理物100
の導入がより一層,円滑化されると共に、その抵抗的な
転動,ないしは摺動に伴う圧潰,展延作用に際しての目
詰まりなどを効果的に回避できるもので、さらに、これ
らの内側,外側の各圧縮衝撃面13aと53a,23a
と73aの各対向形状を、弧面形状の相互の組み合せと
か、円錐形状,もしくは、円錐台形状と弧面形状との組
み合せとかなどの任意の組み合せにすることによって
も、同等,もしくは、ほゞ同等の作用,効果が得られる
のであり、かつまた、被処理物100に対する圧縮衝撃
力の付加に際しては、内側,外側の各圧縮衝撃面13a
と53a,23aと73a間にあって、樹脂塗膜の剥離
を促進するための液体,例えば、水などを流下させるの
も1つの有効な手段である。
【0049】さらに、上記第1,第2の各実施例による
塗膜剥離・粉砕・造粒装置においては、これらをそれぞ
れに被処理物100としての回収プラスチック材から樹
脂塗膜を剥離かつ分離させるために適用する場合につい
て述べたが、これらの各塗膜剥離・粉砕・造粒装置は、
先にも述べたように、当該回収プラスチック材からの樹
脂塗膜の剥離かつ分離除去に対してのみ適用させるだけ
ではなく、粉体成形品を破砕して得た被処理物(図示省
略)に対しても、当該被処理物の該当する処理態様毎
に、その特性,性状などに対応させて装置の操作条件,
特に、内側,外側の各圧縮衝撃面間の間隙設定に合わせ
て、方向性のある微振動の操作条件を所定通りに制御設
定することにより、上記の回収プラスチック材からの樹
脂塗膜の剥離除去の場合と全く同様にして、プラスチッ
ク材を含む粉体材料などの各被処理物,例えば、当該被
処理物が、比較的硬質の粉体材料などによる被処理物の
場合には、その粉砕処理を、比較的軟質の粉体材料など
による被処理物の場合には、その造粒処理をそれぞれに
行なうことができるのである。
【0050】すなわち、一方の前記比較的硬質の粉体材
料などによる被処理物に対する粉砕操作に適用する場合
には、その処理対象である被処理物の特性,性状などが
比較的硬質であって、このために反面では、粘性が低く
て脆弱でもある点に鑑み、方向性のある微振動条件とし
て、例えば、方向性をもつ微振動の幅を短く、かつ微振
動の強さをより一層,強力に設定した上で、上記と同様
に稼働させることにより、こゝでは、供給導入される該
当の被処理物が、内側,外側の各圧縮衝撃面間において
加えられるところの,振幅が僅かでかつ強力な振動に基
づき、激しくて間断なく連続する一種の叩打作用を受け
て粉砕され、その結果,当該粉砕作業を能率的,効果的
に、しかも良好かつ容易に行ない得るのである。
【0051】また、他方の前記比較的軟質の粉体材料な
どによる被処理物に対する粉砕操作に適用する場合に
は、前記の粉砕の場合とは逆に、その処理対象である被
処理物の特性,性状などが比較的軟質であって、このた
めに反面では、粘性が高くて腰の強さを有する点に鑑
み、方向性のある微振動条件として、例えば、方向性を
もつ微振動の幅を長く、かつ微振動の強さをやゝ弱めに
設定した上で、上記と同様に稼働させることにより、こ
ゝでは、供給導入される該当の被処理物が、内側,外側
の各圧縮衝撃面間において加えられるところの,振幅が
長くてやゝ弱めの振動に基づき、当該各圧縮衝撃面間で
の転動,混練作用が有効に加えられて、該当の被処理物
自身が所要の粒径範囲内に整粒かつ造粒されるか、もし
くは、隣接する該当の被処理物の相互が懸絡し合って同
様に所要の粒径範囲内に整粒かつ造粒されるもので、こ
ゝでも、結果的には、当該造粒作業を能率的,効果的
に、しかも良好かつ容易に行ない得るのである。
【0052】
【発明の効果】以上、各実施例によって詳述したよう
に、この発明においては、プラスチック成形品を複数の
プラスチック材としての各被処理物に破砕した後、これ
らの個々の各被処理物に対して、所要の微振動,もしく
は方向性のある微振動に基づいた圧縮衝撃力を継続的に
付加して圧潰させ、この圧潰作用によって各被処理物面
から樹脂塗膜を分離除去するようにしているので、この
ように各被処理物を素材化されたプラスチック材として
容易かつ簡単に回収できるのであり、さらには、必要に
応じて、この素材化された各被処理物を再利用に適した
所定の粒径範囲内に造粒して回収し得るのである。
【0053】また、この発明においては、プラスチック
成形品を含む粉体成形品などの処理対象としての複数の
各被処理物に対して、当該各被処理物の該当する処理態
様毎に、その特性,性状などを考慮して設定制御された
内側,外側の各圧縮衝撃面間の間隙,および方向性のあ
る微振動の付与により、当該各圧縮衝撃面間での設定間
隙と方向性をもつ微振動とに基づいた圧縮衝撃力によっ
て、これを簡単かつ容易に粉砕でき、同様にして、これ
を簡単かつ容易に造粒し得るのである。
【0054】さらに、この発明においては、各被処理物
のホッパー内を経た各圧縮衝撃面間への供給,殊に当該
各圧縮衝撃面間の導入部への供給に関し、それぞれの供
給経路にあって、各被処理物の積重に伴った凝集かつ緊
縮による固化を防止,ないしは解除するための撹拌供給
手段を配しているので、各圧縮衝撃面間への各被処理物
の供給を円滑に行ない得ると共に、各圧縮衝撃面間にお
いては、各被処理物の目詰りなどを生ずる惧れなしに、
所望の剥離除去,および粉砕,ならびに造粒のそれぞれ
を効果的に行なうことができるなどの優れた特長があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例によるプラスチック材か
らの塗膜剥離,またはプラスチック材を含む粉体材料の
粉砕・造粒装置の概要構成を模式的に示すA部を部分的
に拡大した縦断面図である。
【図2】図1における要部横断面図である。
【図3】この発明の第2実施例によるプラスチック材か
らの塗膜剥離,またはプラスチック材を含む粉体材料の
粉砕・造粒装置の概要構成を模式的に示すA部を部分的
に拡大した縦断面図である。
【符号の説明】
100 被処理物 10 圧縮力付加・造粒機構 11 下部装置本体 11a 取り出しホッパー 12 基台 13 内側圧縮衝撃部材 13a 内側圧縮衝撃面 13b 上部表面 14 支持柱体 20 防振用の弾性部材 21 上部可振動本体 21a 中間ホッパー 22 加振モーター(振動発生手段) 22a ブラケット 23 外側圧縮衝撃部材 23a 外側圧縮衝撃面 30 振動遮断用の可撓性部材 31 ホッパー部材 32 上限検出センサ 33 下限検出センサ 40 撹拌供給機構 41 架構体 42 ギヤードモーター 43 軸受部 44 撹拌軸 45 ホッパー部撹拌翼 46 導入部撹拌翼 50 圧縮力付加・造粒機構 51 下部装置本体 51a 取り出しホッパー 52 基台 53 内側圧縮衝撃部材 53a 内側圧縮衝撃面 53b 上部表面 53c 案内突起 54a 上方軸殻支柱 54b 下方軸殻支柱 55 回転竪軸 55c 筒殻 56 軸受 57 回転横軸 58 軸筒 58a 軸受 59a,59b ベベルギヤ 60 ギヤードモーター 61 カップリング 70 防振用の弾性部材 71 上部可振動本体 71a 投入ホッパー 71b 中間ホッパー 72 加振モーター(振動発生手段) 72a ブラケット 73 外側圧縮衝撃部材 73a 外側圧縮衝撃面 80 撹拌供給装置 81 導入部撹拌突起

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側圧縮衝撃面を形成した内側圧縮衝撃
    部材,および当該内側圧縮衝撃面に所定間隙を隔てゝ対
    向する外側圧縮衝撃面を形成した外側圧縮衝撃部材を設
    けて、各圧縮衝撃部材の少なくとも一方に対し、処理対
    象の各被処理物の該当する処理態様毎に、その特性,性
    状などに対応して制御された方向性のある微振動を与え
    得るようにさせ、 また、前記内側,外側の各対向する圧縮衝撃面間の上方
    に、各被処理物を投入供給するホッパー部材を設けると
    共に、 前記ホッパー部材内を含み、前記各圧縮衝撃面間への導
    入部に対し、各被処理物相互の凝集,緊縮を防止,もし
    くは解除する撹拌供給手段を配置させて構成したことを
    特徴とするプラスチック材からの塗膜剥離,またはプラ
    スチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置。
  2. 【請求項2】 内側圧縮衝撃面を形成した内側圧縮衝撃
    部材,および当該内側圧縮衝撃面に所定間隙を隔てゝ対
    向する外側圧縮衝撃面を形成した外側圧縮衝撃部材と、 前記外側圧縮衝撃部材の外周面所定位置に設置され、処
    理対象の各被処理物の該当する処理態様毎に、その特
    性,性状などに対応して制御された方向性のある微振動
    を与える上部振動発生手段とを設け、 また、前記内側,外側の各対向する圧縮衝撃面間の上方
    に、各被処理物を投入供給するホッパー部材を設けると
    共に、 前記ホッパー部材内を含み、前記各圧縮衝撃面間への導
    入部に対し、各被処理物相互の凝集,緊縮を防止,もし
    くは解除する撹拌供給手段を配置させて構成したことを
    特徴とするプラスチック材からの塗膜剥離,またはプラ
    スチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置。
  3. 【請求項3】 内側圧縮衝撃面を形成した内側圧縮衝撃
    部材,および当該内側圧縮衝撃面に所定間隙を隔てゝ対
    向される外側圧縮衝撃面を形成した外側圧縮衝撃部材
    と、 前記外側圧縮衝撃部材の外周面所定位置に設置され、処
    理対象の各被処理物の該当する処理態様毎に、その特
    性,性状などに対応して制御された方向性のある微振動
    を与える上部振動発生手段,および前記内側圧縮衝撃部
    材を回転させる回転発生手段とを設け、 また、前記内側,外側の各対向する圧縮衝撃面間の上方
    に、各被処理物を投入供給するホッパー部材を設けると
    共に、 前記内側圧縮衝撃部材における内側,外側の各圧縮衝撃
    面間への導入部に接近した周辺部表面上に、各被処理物
    相互の凝集,緊縮を防止,もしくは解除する撹拌供給手
    段を配置させて構成したことを特徴とするプラスチック
    材からの塗膜剥離,またはプラスチック材を含む粉体材
    料の粉砕・造粒装置。
  4. 【請求項4】 前記内側,外側の各圧縮衝撃面を円錐形
    状,もしくは円錐台形状の何れかによる組み合せにして
    相互に平行,もしくは上方に拡開する態様に対向させた
    ことを特徴とする請求項1,2または3に記載のプラス
    チック材からの塗膜剥離,またはプラスチック材を含む
    粉体材料の粉砕・造粒装置。
  5. 【請求項5】 前記内側,外側の各圧縮衝撃面を各弧面
    形状による相互の組み合せにして相互に対向させたこと
    を特徴とする請求項1,2または3に記載のプラスチッ
    ク材からの塗膜剥離,またはプラスチック材を含む粉体
    材料の粉砕・造粒装置。
  6. 【請求項6】 前記内側,外側の各圧縮衝撃面を円錐形
    状,もしくは円錐台形状の何れかと弧面形状とによる組
    み合せにして相互に対向させたことを特徴とする請求項
    1,2または3に記載のプラスチック材からの塗膜剥
    離,またはプラスチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒
    装置。
  7. 【請求項7】 前記内側,外側の各圧縮衝撃部材の一方
    に対して方向性のある微振動を与え、他方に対して当該
    微振動の方向と順方向,もしくは逆方向の何れかの回転
    を与えるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    プラスチック材からの塗膜剥離,またはプラスチック材
    を含む粉体材料の粉砕・造粒装置。
  8. 【請求項8】 前記微振動の方向が、回転円方向である
    ことを特徴とする請求項1,2または3に記載のプラス
    チック材からの塗膜剥離,またはプラスチック材を含む
    粉体材料の粉砕・造粒装置。
  9. 【請求項9】 前記微振動の方向が、やゝ斜め下方に向
    う回転円方向であることを特徴とする請求項1,2また
    は3に記載のプラスチック材からの塗膜剥離,またはプ
    ラスチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置。
  10. 【請求項10】 前記ホッパー部材内,および前記各圧
    縮衝撃面間への導入部に設けられる撹拌供給手段が、ホ
    ッパー部材内で回転駆動されるホッパー部撹拌翼,およ
    び各圧縮衝撃面間への導入部に接近して回転駆動される
    導入部撹拌翼からなることを特徴とする請求項2に記載
    のプラスチック材からの塗膜剥離,またはプラスチック
    材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置。
  11. 【請求項11】 前記内側圧縮衝撃部材における各圧縮
    衝撃面間への導入部に接近した周辺部表面上に設けられ
    る撹拌供給手段が、当該周辺部表面上の1ないし複数箇
    所に突設される導入部撹拌突起であることを特徴とする
    請求項3に記載のプラスチック材からの塗膜剥離,また
    はプラスチック材を含む粉体材料の粉砕・造粒装置。
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