JP2945254B2 - 脱臭脱硝方法および装置 - Google Patents

脱臭脱硝方法および装置

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JP2945254B2 JP5281307A JP28130793A JP2945254B2 JP 2945254 B2 JP2945254 B2 JP 2945254B2 JP 5281307 A JP5281307 A JP 5281307A JP 28130793 A JP28130793 A JP 28130793A JP 2945254 B2 JP2945254 B2 JP 2945254B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流動焼却装置等の焼却
装置の余剰熱を有効に利用するため、脱臭脱硝に必要な
エネルギーとして回収できるよう構成した脱臭脱硝方法
および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、下水汚泥等の焼却には、たと
えば直投式の流動焼却装置が使用されている。図4はこ
のような流動焼却装置の一例の構成を示す図である。図
4に示す例において、51は下水汚泥等を焼却する流動
炉、52は流動炉51に供給するための空気を排ガスに
より予熱するための空気予熱器、53は白煙防止用の空
気を排ガスにより予熱する白煙防止用熱交換器、54は
予熱すべき白煙防止用空気を熱交換器53に供給するた
めの白防用ファン、55はサイクロン、スクラバー等に
よる集塵処理および薬液による処理を行う排ガス処理装
置、56は処理済みの排ガスを大気へ放出するための煙
突である。
【0003】一方、上記流動焼却装置を含む汚泥処理設
備で発生する臭気やNOxを含む臭気ガスを脱臭脱硝処
理するために脱臭脱硝装置も使用されている。図4はこ
のような脱臭脱硝装置の一例の構成を示す図である。図
5に示す例において、61は臭気ガスを予熱するための
脱臭脱硝用熱交換器、62は臭気ガスを吸引するための
脱臭脱硝ファン、63は予熱した臭気ガスをさらに加熱
して脱臭脱硝反応可能な温度まで加熱するための加熱
炉、64は臭気ガスをアンモニア触媒法等の方法により
処理するための反応塔である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した図4に示す構
造の流動焼却装置および図5に示す構造の脱臭脱硝装置
においては、各図にその一例を記入したように各部の温
度を制御している。しかし、図5に示す構造の脱臭脱硝
装置において、例えば汚泥処理装置等で発生する臭気ガ
スを脱臭脱硝するためには、反応塔64に供給する臭気
ガスの温度を350℃とする必要があり、このため従来
は図5に示すように、若干予熱された臭気ガスをさらに
脱臭脱硝反応可能な温度である例えば350℃まで昇温
するために加熱炉63で大量の燃料を必要とし、ランニ
ングコストがかかる問題があった。
【0005】一方、図4に示す構造の流動焼却装置にお
いては、高温の排ガスが有する熱エネルギーを空気予熱
器52および白煙防止用熱交換器53で熱交換して、流
動炉51に供給する空気および白煙防止用空気の加熱に
用いられてきたが、排ガスの持つ熱エネルギーに対しこ
れらの空気を加熱するために必要な熱エネルギーはわず
かであり、熱エネルギーの大半を余剰エネルギーとして
大気中に放出している問題があった。
【0006】本発明の目的は上述した課題を解消して、
流動焼却装置等の焼却装置で発生する排ガスの余剰エネ
ルギーを有効利用できるとともに、脱臭脱硝装置のラン
ニングコストを低減することができる焼却装置の余剰熱
を利用した脱臭脱硝方法および装置を提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の脱臭脱硝方法の
第1発明は、流動炉と、この流動炉から排出される高温
の排ガスを順に熱交換して余剰熱を回収するとともに低
温とするための空気予熱器および白煙防止用予熱器と、
低温となった排ガスを排ガス処理する排ガス処理装置
と、処理後の排ガスを大気へ放出するための煙突とから
なる流動焼却装置の白煙防止用予熱器を利用し、脱臭脱
硝用予熱器により予熱した臭気ガスを前記白煙防止用予
熱器を通過させてさらに加熱して脱臭脱硝反応可能な温
度にした後、反応器に供給して脱臭脱硝処理し、脱臭脱
硝処理後の排ガスを脱臭脱硝用予熱器で熱交換して低温
にした後、低温となった脱臭脱硝処理済みの排ガスを白
煙防止用のガスとして前記流動焼却装置の煙突へ供給す
ることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の脱臭脱硝方法の第2発明
は、流動炉と、この流動炉から排出される高温の排ガス
を順に熱交換して余剰熱を回収するとともに低温とする
ための空気予熱器および白煙防止用予熱器と、低温とな
った排ガスを排ガス処理する排ガス処理装置と、処理後
の排ガスを大気へ放出するための煙突とからなる流動焼
却装置の白煙防止用予熱器を利用し、脱臭脱硝用予熱器
により予熱した臭気ガスを有効利用予熱器に供給すると
ともに、前記白煙防止用予熱器を通過させて高温となっ
た空気を、この有効利用予熱器を通過させることによ
り、臭気ガスをさらに加熱し、加熱した臭気ガスをさら
に加熱炉により加熱して脱臭脱硝反応可能な温度にした
後、反応器に供給して脱臭脱硝処理し、脱臭脱硝処理後
の排ガスを脱臭脱硝用予熱器で熱交換して低温にした
後、低温となった脱臭脱硝処理済みの排ガスを白煙防止
用のガスとして前記流動焼却装置の煙突へ供給すること
を特徴とするものである。
【0009】さらに、本発明の脱臭脱硝装置の第1発明
は、少なくとも下水汚泥等の廃棄物を焼却する流動焼却
装置等の焼却装置と、前記焼却装置から排出される高温
の排ガスを臭気ガスと熱交換する熱交換器と、熱交換後
の焼却装置の排ガスを排ガス処理する排ガス処理装置
と、熱交換後の臭気ガスを脱臭脱硝処理する反応器と、
脱臭脱硝処理後の臭気ガスを大気へ放出する煙突とから
なることを特徴とするものである。さらにまた、本発明
の脱臭脱硝装置の第2発明は、少なくとも下水汚泥等の
焼却装置と、前記焼却装置から排出される高温の排ガス
を空気と熱交換する第1の熱交換器と、前記第1の熱交
換器で熱交換後の高温の空気を臭気ガスと熱交換する第
2の熱交換器と、前記第1の熱交換器で熱交換後の焼却
装置の排ガスを排ガス処理する排ガス処理装置と、前記
第2の熱交換器で熱交換後の臭気ガスを脱臭脱硝処理す
る反応器と、脱臭脱硝処理後の臭気ガスを大気へ放出す
る煙突とからなることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上述した本発明の方法の第1発明においては、
焼却装置の熱交換器に、脱臭脱硝装置の脱臭脱硝予熱器
で予熱した臭気やNOx等を含む臭気ガスを供給し、熱
交換器で、焼却装置の排ガスの熱エネルギーを臭気ガス
の加熱に使用して脱臭脱硝反応可能な350℃の温度の
臭気ガスを得ることにより、焼却装置で発生する排ガス
の余剰エネルギーを有効利用できるとともに、脱臭脱硝
装置において加熱炉を必要としないため、脱臭脱硝装置
のランニングコストを大幅に低減することができる。
【0011】また、上述した本発明の方法の第2発明に
おいては、焼却装置の熱交換器で加熱した空気を、脱臭
脱硝装置の有効利用予熱器で予熱した臭気やNOx等を
含む臭気ガスと熱交換させて臭気ガスの温度を予熱時よ
りも高温とした後、それを加熱炉で加熱して脱臭脱硝反
応可能な温度とすることにより、上記第1発明の構成よ
り若干劣るが、従来と比べて、焼却装置で発生する排ガ
スの余剰エネルギー有効利用できるとともに、加熱炉で
使用する燃料を減少させることができ、脱臭脱硝装置の
ランニングコストを大幅に低減することができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の脱臭脱硝方法の第1発明を実
施する装置構成の一例を示す図である。図1に示す例に
おいて、1は下水汚泥等を焼却する流動炉、2は流動炉
1から排出される高温の排ガスを熱交換して流動炉1に
供給する高温空気を得るための空気予熱器、3は空気予
熱器2を通過した排ガスをさらに熱交換して余剰熱を回
収するための白煙防止用熱交換器、4は白煙防止用熱交
換器3を通過した後の排ガスをサイクロン、スクラバー
等による集塵処理および薬液による処理を行うための排
ガス処理装置、5は排ガス処理装置4で処理した排ガス
を大気中へ放出するための煙突であり、これらが流動焼
却装置を構成している。
【0013】また、11は臭気やNOx等を含む臭気ガ
スを予熱するための脱臭脱硝用予熱器、12は予熱した
臭気ガスを吸引するための脱臭ファン、13は臭気ガス
をアンモニア触媒法等の方法により処理するための反応
塔である。本発明の第1発明で重要なのは、脱臭脱硝用
予熱器11で予熱した臭気ガスを白煙防止用熱交換器3
を通過させ、流動炉1から発生する排ガスの余剰熱を利
用して加熱することにより、反応塔13において脱臭脱
硝反応可能な温度例えば350℃の温度にしている点で
ある。
【0014】上述した構成の本発明の装置においては、
まず流動炉1から排出される800℃程度の排ガスは、
空気予熱器2を通過して450℃程度の排ガスとなる。
一方、この排ガスの熱エネルギーを利用して、20℃程
度の空気を650℃程度に加熱し、これを流動炉1に供
給している。また、空気予熱器2を通過した450℃程
度の排ガスは、白煙防止用熱交換器3を通過して、排ガ
ス処理装置4が耐え得る250℃程度の排ガスとなる。
一方、この排ガスの熱エネルギーを利用して、脱臭脱硝
用予熱器11で予熱されて170℃程度の温度となった
臭気ガスをさらに加熱して、脱臭脱硝反応可能な温度例
えば350℃にしている。
【0015】また、白煙防止用熱交換器3を通過して2
50℃程度の温度となった排ガスを排ガス処理装置4で
排ガス処理し、さらに煙突5に供給している。また、反
応塔13で脱臭脱硝処理された350℃程度の臭気処理
済みのガスの熱エネルギーは、脱臭脱硝予熱器11を通
過して20℃程度の温度の臭気ガスを170℃程度に予
熱するのに使用される。さらに、脱臭脱硝用予熱器11
を通過した190℃程度の温度となった臭気処理済みの
ガスは、白煙防止用ガスとして煙突5に供給されてい
る。
【0016】図2は本発明の脱臭脱硝方法の第1発明を
実施する装置構成の他の例を示す図である。図2に示す
例において、図1に示した例と異なるのは、配管21〜
23を設け、切り換え弁31〜36を設けるとともに、
白煙防止用熱交換器3と反応塔13との間に加熱炉25
を設けた点である。そのため、図2に示す例では、流動
焼却装置および脱臭脱硝装置のいずれかを補修、点検等
のために停止しなければならない場合に、流動焼却装置
または脱臭脱硝装置単独でも操業することが可能とな
る。
【0017】すなわち、図2に示す例において、流動焼
却装置および脱臭脱硝装置の両方を操業させる通常の場
合では、切り換え弁31、33、35を閉状態、切り換
え弁32、34、36を開状態とし、さらに加熱炉25
には燃料を供給せずに操業させることにより、流動焼却
装置および脱臭脱硝装置を同時に操業させることができ
る。また、流動焼却装置を停止させ脱臭脱硝装置のみを
操業させる場合では、切り換え弁31、34、36を閉
状態、切り換え弁32、33を開状態とし、加熱炉25
に燃料を供給して加熱装置として使用させれば、脱臭脱
硝装置のみを操業させることができる。さらに、脱臭脱
硝装置を停止させ流動焼却装置のみを操業させる場合で
は、切り換え弁32、33、36を閉状態、切り換え弁
31、34、35を開状態とすれば、流動焼却装置のみ
を操業させることができる。
【0018】図3は本発明の脱臭脱硝方法の第2発明を
実施する装置構成の一例を示す図である。図3に示す例
において、図1または図2に示す例と同一の部材には同
一の符号を付し、その説明を省略する。図3に示す例に
おいて、図1および図2に示す例と異なるのは、臭気ガ
スを直接白煙防止用熱交換器3で脱臭脱硝反応可能な温
度まで加熱するのではなく、予熱した臭気ガスを有効利
用予熱器41で白煙防止用熱交換器3から供給される3
50℃程度の空気と熱交換させて300℃程度の温度と
した後、さらに加熱炉25により脱臭脱硝反応可能な温
度例えば350℃程度の温度に加熱している点である。
図3に示す例では、加熱炉25が必要であり、燃料を必
要とするが、有効利用予熱器41を設けて臭気ガスの温
度を高くしているため、図1または図2に示す本発明の
第1発明と比べて若干効率が劣るが、従来の構成に比べ
て30〜40%燃料を少なくすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の方法の第1発明によれば、焼却装置の熱交換器に、脱
臭脱硝装置の脱臭脱硝予熱器で予熱した臭気やNOx等
を含む臭気ガスを供給し、熱交換器で、焼却装置の排ガ
スの熱エネルギーを臭気ガスの加熱に使用して脱臭脱硝
反応可能な350℃の温度の臭気ガスを得ているため、
焼却装置で発生する排ガスの余剰エネルギーを有効利用
できるとともに、脱臭脱硝装置において加熱炉を必要と
せず、脱臭脱硝装置のランニングコストを大幅に低減す
ることができる。
【0020】また、本発明の方法の第2発明によれば、
焼却装置の熱交換器で加熱した空気を、脱臭脱硝装置の
有効利用予熱器で予熱した臭気やNOx等を含む臭気ガ
スと熱交換させて臭気ガスの温度を予熱時よりも高温と
した後、それを加熱炉で加熱して脱臭脱硝反応可能な温
度としているため、上記第1発明の構成より若干劣る
が、従来と比べて、焼却装置で発生する排ガスの余剰エ
ネルギー有効利用できるとともに、加熱炉で使用する燃
料を減少させることができ、脱臭脱硝装置のランニング
コストを大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脱臭脱硝方法の第1発明を実施する装
置構成の一例を示す図である。
【図2】本発明の第1発明を実施する装置構成の他の例
を示す図である。
【図3】本発明の脱臭脱硝方法の第2発明を実施する装
置構成の一例を示す図である。
【図4】従来の流動焼却装置の一例の構成を示す図であ
る。
【図5】従来の脱臭脱硝装置の一例の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 流動炉、2 空気予熱器、3 白煙防止用熱交換
器、4排ガス処理装置、5煙突、11 脱臭脱硝用予熱
器、12 脱臭ファン、13 反応塔、25 加熱炉、
41 有効利用予熱器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 潤 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日本碍子株式会社内 (56)参考文献 特開 昭48−13258(JP,A) 特開 昭59−66614(JP,A) 特開 昭50−128367(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23G 7/00 104 F23G 5/46 ZAB

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流動炉と、この流動炉から排出される高温
    の排ガスを順に熱交換して余剰熱を回収するとともに低
    温とするための空気予熱器および白煙防止用予熱器と、
    低温となった排ガスを排ガス処理する排ガス処理装置
    と、処理後の排ガスを大気へ放出するための煙突とから
    なる流動焼却装置の白煙防止用予熱器を利用し、脱臭脱
    硝用予熱器により予熱した臭気ガスを前記白煙防止用予
    熱器を通過させてさらに加熱して脱臭脱硝反応可能な温
    度にした後、反応器に供給して脱臭脱硝処理し、脱臭脱
    硝処理後の排ガスを脱臭脱硝用予熱器で熱交換して低温
    にした後、低温となった脱臭脱硝処理済みの排ガスを白
    煙防止用のガスとして前記流動焼却装置の煙突へ供給す
    ることを特徴とする脱臭脱硝方法。
  2. 【請求項2】流動炉と、この流動炉から排出される高温
    の排ガスを順に熱交換して余剰熱を回収するとともに低
    温とするための空気予熱器および白煙防止用予熱器と、
    低温となった排ガスを排ガス処理する排ガス処理装置
    と、処理後の排ガスを大気へ放出するための煙突とから
    なる流動焼却装置の白煙防止用予熱器を利用し、脱臭脱
    硝用予熱器により予熱した臭気ガスを有効利用予熱器に
    供給するとともに、前記白煙防止用予熱器を通過させて
    高温となった空気を、この有効利用予熱器を通過させる
    ことにより、臭気ガスをさらに加熱し、加熱した臭気ガ
    スをさらに加熱炉により加熱して脱臭脱硝反応可能な温
    度にした後、反応器に供給して脱臭脱硝処理し、脱臭脱
    硝処理後の排ガスを脱臭脱硝用予熱器で熱交換して低温
    にした後、低温となった脱臭脱硝処理済みの排ガスを白
    煙防止用のガスとして前記流動焼却装置の煙突へ供給す
    ることを特徴とする脱臭脱硝方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の脱臭脱硝方法を実施する装
    置であって、少なくとも下水汚泥等の廃棄物を焼却する
    流動焼却装置等の焼却装置と、前記焼却装置から排出さ
    れる高温の排ガスを臭気ガスと熱交換する熱交換器と、
    熱交換後の焼却装置の排ガスを排ガス処理する排ガス処
    理装置と、熱交換後の臭気ガスを脱臭脱硝処理する反応
    器と、脱臭脱硝処理後の臭気ガスを大気へ放出する煙突
    とからなることを特徴とする脱臭脱硝装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の脱臭脱硝方法を実施する装
    置であって、少なくとも下水汚泥等の焼却装置と、前記
    焼却装置から排出される高温の排ガスを空気と熱交換す
    る第1の熱交換器と、前記第1の熱交換器で熱交換後の
    高温の空気を臭気ガスと熱交換する第2の熱交換器と、
    前記第1の熱交換器で熱交換後の焼却装置の排ガスを排
    ガス処理する排ガス処理装置と、前記第2の熱交換器で
    熱交換後の臭気ガスを脱臭脱硝処理する反応器と、脱臭
    脱硝処理後の臭気ガスを大気へ放出する煙突とからなる
    ことを特徴とする脱臭脱硝装置。
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