JP2944561B2 - 通信装置の冷却構造 - Google Patents
通信装置の冷却構造Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のプリント基板
をシェルフに実装して構成する通信装置の冷却構造に於
いて、特に冷却ファンからの冷却風を有効に活用する冷
却構造に関する。
をシェルフに実装して構成する通信装置の冷却構造に於
いて、特に冷却ファンからの冷却風を有効に活用する冷
却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に用いられてきた冷却構造
として、冷却ファンを設けて空気の流れ(冷却風)を発
生させ、この冷却風を循環させることにより、発熱して
高温になっている部位の熱を奪い冷却する方式がある。
この方式では、特開平2−237098号公報に示され
るように、冷却ファンの軸の延長上や冷却ファンの延長
上より外側部分など、冷却風の風量が比較的少ない部位
に冷却風を導いて均一化したり、あるいは特に多量の冷
却風を必要とする部位等により多くの冷却風が行くよう
風向きを変更できるようにして、より効果的な冷却を可
能とするために、風向ガイドが設けられている。
として、冷却ファンを設けて空気の流れ(冷却風)を発
生させ、この冷却風を循環させることにより、発熱して
高温になっている部位の熱を奪い冷却する方式がある。
この方式では、特開平2−237098号公報に示され
るように、冷却ファンの軸の延長上や冷却ファンの延長
上より外側部分など、冷却風の風量が比較的少ない部位
に冷却風を導いて均一化したり、あるいは特に多量の冷
却風を必要とする部位等により多くの冷却風が行くよう
風向きを変更できるようにして、より効果的な冷却を可
能とするために、風向ガイドが設けられている。
【0003】従来の冷却ファンを用いた冷却構造の例
(特開平2−237098号公報)を図4に示す。図4
は、この冷却構造の断面図である。
(特開平2−237098号公報)を図4に示す。図4
は、この冷却構造の断面図である。
【0004】図4の装置では、筐体101の上部に設け
られた空気取り入れ口102から筐体内部より低温の外
気が吸い込まれ、筐体下部の空気吹き出し口103から
暖められた空気が排出される構造となっている。
られた空気取り入れ口102から筐体内部より低温の外
気が吸い込まれ、筐体下部の空気吹き出し口103から
暖められた空気が排出される構造となっている。
【0005】この空気の流れを発生させるのが筐体内
部、空気取り入れ口102の直下に配設された複数の冷
却ファン106である。この冷却ファン106により発
生された冷却風が、その下部のシャーシ105内に収納
されたプリント基板104等の間隙を通過してこれらを
冷却する。そして、冷却ファン106の直下に、シャー
シ105に固定され、この冷却風を冷却ファン106の
軸の延長線上に導く第1のガイド、及び延長線上より外
側に導く第2のガイド等、複数のガイドを有した風向ガ
イド107が設けられている。
部、空気取り入れ口102の直下に配設された複数の冷
却ファン106である。この冷却ファン106により発
生された冷却風が、その下部のシャーシ105内に収納
されたプリント基板104等の間隙を通過してこれらを
冷却する。そして、冷却ファン106の直下に、シャー
シ105に固定され、この冷却風を冷却ファン106の
軸の延長線上に導く第1のガイド、及び延長線上より外
側に導く第2のガイド等、複数のガイドを有した風向ガ
イド107が設けられている。
【0006】冷却ファン106から発生した冷却風は、
風向ガイド107を構成するそれぞれ向きの異なる複数
のガイドの間を通過する際に流れの向きが変えられ、冷
却ファン106の軸の延長上や、延長上の外側の複数の
冷却ファン106同士の隣接部等に導かれる。こうし
て、冷却ファン106の下側全面に対してほぼ均一な冷
却風が送られる。
風向ガイド107を構成するそれぞれ向きの異なる複数
のガイドの間を通過する際に流れの向きが変えられ、冷
却ファン106の軸の延長上や、延長上の外側の複数の
冷却ファン106同士の隣接部等に導かれる。こうし
て、冷却ファン106の下側全面に対してほぼ均一な冷
却風が送られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、例え
ば電源用プリント基板の様に、同一機能のプリント基板
を複数実装して、現用/予備構成や複数台の並列運転と
いった冗長性を持たせた構成をする場合、より多量の冷
却風量を必要とし、過剰な冷却ファンが必要になること
である。これは、より大型の冷却ファンになったり、冷
却ファンの数が増えたりし、装置の大型化、装置コスト
の増大、装置の消費電力の増加、冷却ファンにより騒音
が大きくなる、と云った問題につながる。
ば電源用プリント基板の様に、同一機能のプリント基板
を複数実装して、現用/予備構成や複数台の並列運転と
いった冗長性を持たせた構成をする場合、より多量の冷
却風量を必要とし、過剰な冷却ファンが必要になること
である。これは、より大型の冷却ファンになったり、冷
却ファンの数が増えたりし、装置の大型化、装置コスト
の増大、装置の消費電力の増加、冷却ファンにより騒音
が大きくなる、と云った問題につながる。
【0008】その理由を、同一機能のプリント基板2台
が負荷を等しく分担しあって並列運転している場合を例
に取り説明する。このプリント基板の全負荷のときの発
熱量をQ〔W〕、半負荷の時の発熱量を0.6Q〔W〕
と仮定する。冷却ファン1台でこの2台のプリント基板
の周囲の雰囲気温度の上昇をΔt〔K〕以下に保つ場合
を考えると、2台のプリント基板が正常に動作している
ときに冷却ファンの能力として必要な風量Ma〔kg/
s〕は、次式のように表せる。
が負荷を等しく分担しあって並列運転している場合を例
に取り説明する。このプリント基板の全負荷のときの発
熱量をQ〔W〕、半負荷の時の発熱量を0.6Q〔W〕
と仮定する。冷却ファン1台でこの2台のプリント基板
の周囲の雰囲気温度の上昇をΔt〔K〕以下に保つ場合
を考えると、2台のプリント基板が正常に動作している
ときに冷却ファンの能力として必要な風量Ma〔kg/
s〕は、次式のように表せる。
【0009】Ma∝(0.6Q+0.6Q)/Δt これに対して、一方のプリント基板が故障し、他方のプ
リント基板に負荷が集中し、全負荷で動作するときに冷
却ファンの能力として必要な風量Mb〔Kb/s〕は、
冷却する必要のなくなった故障したプリント基板にも依
然として半分、つまり0.5Mb〔kg/s〕の冷却風
が流れ続けるので、残りの0.5Mb〔kg/s〕の風
量で全負荷の発熱量Q〔W〕を冷却せざるを得ず、次式
の関係になる。
リント基板に負荷が集中し、全負荷で動作するときに冷
却ファンの能力として必要な風量Mb〔Kb/s〕は、
冷却する必要のなくなった故障したプリント基板にも依
然として半分、つまり0.5Mb〔kg/s〕の冷却風
が流れ続けるので、残りの0.5Mb〔kg/s〕の風
量で全負荷の発熱量Q〔W〕を冷却せざるを得ず、次式
の関係になる。
【0010】0.5Mb∝Q/Δt 従って、正常時に必要な冷却ファンの風量Ma〔kg/
s〕と、非常時に必要な冷却ファンの風量Mb〔kg/
s〕との関係は次式となる。
s〕と、非常時に必要な冷却ファンの風量Mb〔kg/
s〕との関係は次式となる。
【0011】Mb>Ma(Mb=1.67Ma) 以上のように、冷却ファンを選定するとき、前述のよう
に一方のプリント基板が故障し他方のプリント基板に負
荷が集中する、非常時を想定して冷却ファンを選定する
ので、正常時は風量Ma〔kg/s〕の冷却ファンで充
分冷却できるのにも係わらず、風量Mb(>Ma)〔k
g/s〕に相当する冷却ファンを想定するからである。
これは、正常時には過剰な冷却ファンである。
に一方のプリント基板が故障し他方のプリント基板に負
荷が集中する、非常時を想定して冷却ファンを選定する
ので、正常時は風量Ma〔kg/s〕の冷却ファンで充
分冷却できるのにも係わらず、風量Mb(>Ma)〔k
g/s〕に相当する冷却ファンを想定するからである。
これは、正常時には過剰な冷却ファンである。
【0012】第2の問題点は、昨今の装置の小型化・高
密度化の流れにより、プリント基板の発熱量が増大し、
高発熱部品が充分な冷却が得られず、部品の寿命が短く
なり、強いては装置の寿命が短くなることである。
密度化の流れにより、プリント基板の発熱量が増大し、
高発熱部品が充分な冷却が得られず、部品の寿命が短く
なり、強いては装置の寿命が短くなることである。
【0013】その理由は、限られた実装領域の中で、現
存する冷却ファンの能力以上の冷却能力を要求され、現
用/予備構成や複数台の並列運転といった冗長性を持た
せた構成で一方に発熱が集中した場合、充分に冷却でき
ない場合もあるからである。
存する冷却ファンの能力以上の冷却能力を要求され、現
用/予備構成や複数台の並列運転といった冗長性を持た
せた構成で一方に発熱が集中した場合、充分に冷却でき
ない場合もあるからである。
【0014】本発明の目的は、通信装置の冷却構造に於
いて、冷却する必要性の少なくなった箇所への冷却風の
流れを遮り、冷却すべき箇所に冷却風を集中させること
で、より冷却効率の高い冷却構造を提供することにあ
る。
いて、冷却する必要性の少なくなった箇所への冷却風の
流れを遮り、冷却すべき箇所に冷却風を集中させること
で、より冷却効率の高い冷却構造を提供することにあ
る。
【0015】本発明の他の目的は、発熱集中箇所への対
処方法として、冷却ファンを大型にすることなく、冷却
能力を向上させる冷却構造を提供することである。
処方法として、冷却ファンを大型にすることなく、冷却
能力を向上させる冷却構造を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の通信機器の冷却
構造は、複数のプリント基板の相互配線を行うバックパ
ネルを有するシェルフと、前記シェルフに実装され同一
機能で負荷を等しく分担しあって並列運転するか又は現
用/予備構成の2枚のプリント基板と、2枚の前記プリ
ント基板を同時に冷却しうる冷却ファンと、前記冷却フ
ァンにより発生される冷却風の向きを調整自在とすべく
可動する風向ガイドと、前記プリント基板の動作状態を
知らせる信号を前記バックパネルを介して受け取り冷却
すべきプリント基板を検知する制御部と、前記制御部の
出力信号に応じて前記風向ガイドの角度を可変しうる駆
動手段とを備えている。
構造は、複数のプリント基板の相互配線を行うバックパ
ネルを有するシェルフと、前記シェルフに実装され同一
機能で負荷を等しく分担しあって並列運転するか又は現
用/予備構成の2枚のプリント基板と、2枚の前記プリ
ント基板を同時に冷却しうる冷却ファンと、前記冷却フ
ァンにより発生される冷却風の向きを調整自在とすべく
可動する風向ガイドと、前記プリント基板の動作状態を
知らせる信号を前記バックパネルを介して受け取り冷却
すべきプリント基板を検知する制御部と、前記制御部の
出力信号に応じて前記風向ガイドの角度を可変しうる駆
動手段とを備えている。
【0017】この通信機器の冷却構造において、前記制
御部が、前記プリント基板の消費電流を検知し、より消
費電流の多いプリント基板を冷却すべきプリント基板と
して認識するようになっていてもよい。
御部が、前記プリント基板の消費電流を検知し、より消
費電流の多いプリント基板を冷却すべきプリント基板と
して認識するようになっていてもよい。
【0018】すなわち、本発明の通信機器の冷却構造
は、現用/予備構成や複数台の並列運転といった冗長性
を持たせてプリント基板を実装しているときなど、動作
して高発熱量となっているプリント基板を検知し、その
プリント基板に冷却風が集中するように可動する風向ガ
イドを設ける構成に特徴がある。
は、現用/予備構成や複数台の並列運転といった冗長性
を持たせてプリント基板を実装しているときなど、動作
して高発熱量となっているプリント基板を検知し、その
プリント基板に冷却風が集中するように可動する風向ガ
イドを設ける構成に特徴がある。
【0019】このような可動する風向ガイドを設けた構
造であれば、冷却する必要性の少ない箇所への無駄な冷
却風の流れを遮り、冷却すべき箇所に冷却風を集中する
ことができるので、冷却風を無駄にすることなく、より
有効的に活用することができる。
造であれば、冷却する必要性の少ない箇所への無駄な冷
却風の流れを遮り、冷却すべき箇所に冷却風を集中する
ことができるので、冷却風を無駄にすることなく、より
有効的に活用することができる。
【0020】
[1]構成の説明 次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明
する。
する。
【0021】図1(a)及び(b)は本発明の実施の形
態の構成を示す斜視図及び冷却構造要部の断面図、図2
はこの実施の形態における風向ガイドの構造を示す斜視
図である。
態の構成を示す斜視図及び冷却構造要部の断面図、図2
はこの実施の形態における風向ガイドの構造を示す斜視
図である。
【0022】図1(a)に於いて、1は複数のプリント
基板を相互接続するバックパネル2を有するシェルフで
あり、このシェルフ1にはプリント基板3aとプリント
基板3bとその他複数のプリント基板3が実装されてい
る。シェルフ1の下側には冷却ファン4が設けられてお
り、この冷却ファン4により発生され吹き上げられた冷
却風が、その上部のシェルフ1に実装されたプリント基
板3同士の間隙を通過してプリント基板3から発生した
熱を奪い、シェルフ1の上部に排出することによりプリ
ント基板3を冷却する。
基板を相互接続するバックパネル2を有するシェルフで
あり、このシェルフ1にはプリント基板3aとプリント
基板3bとその他複数のプリント基板3が実装されてい
る。シェルフ1の下側には冷却ファン4が設けられてお
り、この冷却ファン4により発生され吹き上げられた冷
却風が、その上部のシェルフ1に実装されたプリント基
板3同士の間隙を通過してプリント基板3から発生した
熱を奪い、シェルフ1の上部に排出することによりプリ
ント基板3を冷却する。
【0023】ここで、プリント基板3aとプリント基板
3bは同一機能のプリント基板である。この2つのプリ
ント基板は、例えば電源用プリント基板のように、互い
に負荷を等しく分担しあって並列運転するものである。
この場合、プリント基板3a,3bはそれぞれ半分の負
荷で動作するのが正常動作であり、全負荷で動作すると
きに比べて発熱量は少ない。
3bは同一機能のプリント基板である。この2つのプリ
ント基板は、例えば電源用プリント基板のように、互い
に負荷を等しく分担しあって並列運転するものである。
この場合、プリント基板3a,3bはそれぞれ半分の負
荷で動作するのが正常動作であり、全負荷で動作すると
きに比べて発熱量は少ない。
【0024】あるいは、一方を現用、他方を予備とする
現用/予備構成のプリント基板の場合もある。プリント
基板3aを現用、プリント基板3bを予備とすると、通
常は現用であるプリント基板3aが動作し、予備である
プリント基板3bは待機している。正常動作しているプ
リント基板3aに対して、待機状態のプリント基板3b
の方が発熱量は少ない。プリント基板3aが故障等、正
常に動作しなくなると、プリント基板3bが動作する。
すると、動作していないプリント基板3aより動作して
いるプリント基板3bの方が発熱量が多くなる。
現用/予備構成のプリント基板の場合もある。プリント
基板3aを現用、プリント基板3bを予備とすると、通
常は現用であるプリント基板3aが動作し、予備である
プリント基板3bは待機している。正常動作しているプ
リント基板3aに対して、待機状態のプリント基板3b
の方が発熱量は少ない。プリント基板3aが故障等、正
常に動作しなくなると、プリント基板3bが動作する。
すると、動作していないプリント基板3aより動作して
いるプリント基板3bの方が発熱量が多くなる。
【0025】このプリント基板3a,3bの中央直下、
冷却ファン4の直上には、冷却ファン4による冷却風の
流れを変えるための風向ガイド5が設けられている。図
1(b)は冷却構造要部の断面図、図2は風向ガイド5
の構造詳細を示す斜視図である。図1(b)及び図2に
示すように、風向ガイド5は軸部6を備え、軸受け8を
介してシェルフ1に固着されており、軸部6を回転の軸
として回転自在である。風向ガイド5はまたギヤ7も備
えており、ギヤ9を介して駆動源であるアクチュエータ
10と結合されている。
冷却ファン4の直上には、冷却ファン4による冷却風の
流れを変えるための風向ガイド5が設けられている。図
1(b)は冷却構造要部の断面図、図2は風向ガイド5
の構造詳細を示す斜視図である。図1(b)及び図2に
示すように、風向ガイド5は軸部6を備え、軸受け8を
介してシェルフ1に固着されており、軸部6を回転の軸
として回転自在である。風向ガイド5はまたギヤ7も備
えており、ギヤ9を介して駆動源であるアクチュエータ
10と結合されている。
【0026】このアクチュエータ10は、制御部11を
介してバックパネル2と接続されている。制御部11は
プリント基板3a,3bの動作状態を知らせる信号(例
えば、正常動作を知らせるアクト信号、故障・停止を知
らせるアラーム信号、待機中を知らせるスタンバイ信
号、等)をバックパネル2より受け取り、冷却すべきプ
リント基板を判別し、冷却すべきプリント基板に冷却風
が集中するように風向ガイド5の方向、角度を制御する
信号を出力する。アクチュエータ10は制御部11の出
力信号に応じて駆動し、ギヤ9を回し、ギヤ7を介して
風向ガイド5の方向、角度を変える。
介してバックパネル2と接続されている。制御部11は
プリント基板3a,3bの動作状態を知らせる信号(例
えば、正常動作を知らせるアクト信号、故障・停止を知
らせるアラーム信号、待機中を知らせるスタンバイ信
号、等)をバックパネル2より受け取り、冷却すべきプ
リント基板を判別し、冷却すべきプリント基板に冷却風
が集中するように風向ガイド5の方向、角度を制御する
信号を出力する。アクチュエータ10は制御部11の出
力信号に応じて駆動し、ギヤ9を回し、ギヤ7を介して
風向ガイド5の方向、角度を変える。
【0027】風向ガイド5の方向が変わると、冷却ファ
ン4からの冷却風は冷却すべきプリント基板に集中、風
量が増加し、冷却能力が上昇する。 [2]動作の説明 次に、本発明の実施の形態の動作について、プリント基
板3aとプリント基板3bとが負荷を等しく分担し並列
運転している場合を例に取り、図3を用いて説明する。
ン4からの冷却風は冷却すべきプリント基板に集中、風
量が増加し、冷却能力が上昇する。 [2]動作の説明 次に、本発明の実施の形態の動作について、プリント基
板3aとプリント基板3bとが負荷を等しく分担し並列
運転している場合を例に取り、図3を用いて説明する。
【0028】図3(a)はプリント基板3a,3bが共
に正常に動作し、プリント基板3a,3b共に冷却すべ
き場合である。この場合、風向ガイド5の位置はプリン
ト基板3aと3bの真ん中であり、且つ冷却ファン4に
よる冷却風と平行の向きであり、冷却ファン4によるプ
リント基板3a,3bへの冷却風を等分する位置であり
且つ向きであるので、プリント基板3a,3b共に等量
の冷却風が流れ、平等に冷却される。
に正常に動作し、プリント基板3a,3b共に冷却すべ
き場合である。この場合、風向ガイド5の位置はプリン
ト基板3aと3bの真ん中であり、且つ冷却ファン4に
よる冷却風と平行の向きであり、冷却ファン4によるプ
リント基板3a,3bへの冷却風を等分する位置であり
且つ向きであるので、プリント基板3a,3b共に等量
の冷却風が流れ、平等に冷却される。
【0029】これに対して図3(b)はプリント基板3
aが故障・停止し、プリント基板3bが単独で運転して
いる場合である。この場合、プリント基板3aは発熱せ
ず、プリント基板3bに発熱が集中するので、プリント
基板3bのみ冷却すればよい。そこで、プリント基板3
aが故障・停止し、プリント基板3bが負荷増大した状
態で動作していることを知らせる信号が、バックパネル
2を介して制御部11に送られ、制御部11ではプリン
ト基板3bを集中する位置に冷却すべきを知り、プリン
ト基板3aへの冷却風の流れを遮り、プリント基板3b
に冷却風が集中する位置に風向ガイド5を向ける信号を
出力する。アクチュエータ10は制御部11の出力信号
に応じて駆動し、ギヤ9を回し、ギヤ7を介して図3
(b)に示すように、プリント基板3bに冷却風が集中
する位置に風向ガイド5の方向を変える。その結果、冷
却ファン4からの冷却風を無駄にすることなく、プリン
ト基板3bへ集中することができる。次に、本発明の実
施例の構成について図1を用いて説明する。同一機能の
2台のプリント基板3a,3bを一台の冷却ファン4で
冷却する場合である。プリント基板3aとプリント基板
3bは、例えば電源用プリント基板のような同一機能の
プリント基板であり、負荷を等しく分担しあって並列運
転している。このプリント基板3a,3bの発熱量は、
全負荷のときQ〔W〕、半負荷のとき0.6Q〔W〕で
あるとする。このプリント基板3a,3bの中央下部に
1台の冷却ファン4が配設されており、プリント基板3
a,3b共に等量の冷却風を送っている。また、プリン
ト基板3a,3bの中央直下には軸部6を備えた風向ガ
イド5が軸受け8を介してシェルフ1の下部に固着され
ている。風向ガイド5の位置はプリント基板3a,3b
の真ん中であり、且つ冷却ファン4による冷却風と平行
の向きであり、冷却ファン4によるプリント基板3a,
3bへの冷却風を等分する位置であり且つ向きである。
aが故障・停止し、プリント基板3bが単独で運転して
いる場合である。この場合、プリント基板3aは発熱せ
ず、プリント基板3bに発熱が集中するので、プリント
基板3bのみ冷却すればよい。そこで、プリント基板3
aが故障・停止し、プリント基板3bが負荷増大した状
態で動作していることを知らせる信号が、バックパネル
2を介して制御部11に送られ、制御部11ではプリン
ト基板3bを集中する位置に冷却すべきを知り、プリン
ト基板3aへの冷却風の流れを遮り、プリント基板3b
に冷却風が集中する位置に風向ガイド5を向ける信号を
出力する。アクチュエータ10は制御部11の出力信号
に応じて駆動し、ギヤ9を回し、ギヤ7を介して図3
(b)に示すように、プリント基板3bに冷却風が集中
する位置に風向ガイド5の方向を変える。その結果、冷
却ファン4からの冷却風を無駄にすることなく、プリン
ト基板3bへ集中することができる。次に、本発明の実
施例の構成について図1を用いて説明する。同一機能の
2台のプリント基板3a,3bを一台の冷却ファン4で
冷却する場合である。プリント基板3aとプリント基板
3bは、例えば電源用プリント基板のような同一機能の
プリント基板であり、負荷を等しく分担しあって並列運
転している。このプリント基板3a,3bの発熱量は、
全負荷のときQ〔W〕、半負荷のとき0.6Q〔W〕で
あるとする。このプリント基板3a,3bの中央下部に
1台の冷却ファン4が配設されており、プリント基板3
a,3b共に等量の冷却風を送っている。また、プリン
ト基板3a,3bの中央直下には軸部6を備えた風向ガ
イド5が軸受け8を介してシェルフ1の下部に固着され
ている。風向ガイド5の位置はプリント基板3a,3b
の真ん中であり、且つ冷却ファン4による冷却風と平行
の向きであり、冷却ファン4によるプリント基板3a,
3bへの冷却風を等分する位置であり且つ向きである。
【0030】ここで、冷却ファン4の適切な風量につい
て述べる。プリント基板3a,3b共に半負荷で正常に
動作しているときに、1台の冷却ファン4でこの2台の
プリント基板3a,3bの周囲の雰囲気温度の上昇をΔ
t〔K〕以下に保つ為に必要な冷却ファン4の風量M1
〔kg/s〕は、次式のようになる。
て述べる。プリント基板3a,3b共に半負荷で正常に
動作しているときに、1台の冷却ファン4でこの2台の
プリント基板3a,3bの周囲の雰囲気温度の上昇をΔ
t〔K〕以下に保つ為に必要な冷却ファン4の風量M1
〔kg/s〕は、次式のようになる。
【0031】 M1 ≧(0.6Q+0.6Q)/(c・Δ) ここで、c:空気の比熱〔J/kg・K〕 これに対して、プリント基板3aが故障・停止し、プリ
ント基板3bに負荷が集中、全負荷で動作するときに1
台の冷却ファン4でプリント基板3bの周囲の雰囲気温
度の上昇をΔt〔K〕以下に保つ為に必要な冷却ファン
4の風量M2 〔kg/s〕は、バックパネル2を介して
プリント基板3aの故障・停止を知らせるアラーム信号
を受けた制御部11がプリント基板3bを集中して冷却
するように風向ガイド5の方向、角度を変える信号を出
力し、その結果、風向ガイド5が冷却ファン4からの冷
却風を無駄なくプリント基板3bに集中しているので、
次式になる。
ント基板3bに負荷が集中、全負荷で動作するときに1
台の冷却ファン4でプリント基板3bの周囲の雰囲気温
度の上昇をΔt〔K〕以下に保つ為に必要な冷却ファン
4の風量M2 〔kg/s〕は、バックパネル2を介して
プリント基板3aの故障・停止を知らせるアラーム信号
を受けた制御部11がプリント基板3bを集中して冷却
するように風向ガイド5の方向、角度を変える信号を出
力し、その結果、風向ガイド5が冷却ファン4からの冷
却風を無駄なくプリント基板3bに集中しているので、
次式になる。
【0032】M2 ≧Q/(c・Δt) 従って、M1 >M2 であることから、冷却ファン4の風
量は、プリント基板3a,3b共に半負荷で正常に動作
しているときに適切な風量M1 〔kg/s〕でよい。
量は、プリント基板3a,3b共に半負荷で正常に動作
しているときに適切な風量M1 〔kg/s〕でよい。
【0033】次に、本発明の実施例の動作について図3
を用いて説明する。プリント基板3a,3b共に半負荷
で正常に動作しているとき、風向ガイド5の位置はプリ
ント基板3a,3bの真ん中であり、且つ冷却ファン4
により冷却風と平行の向きであり、冷却ファン4による
プリント基板3a,3bへの冷却風を等分する位置であ
り且つ向きであるので、プリント基板3a,3b共に等
量の冷却風が流れる。冷却ファン4の風量は前述の通り
M1 〔kg/s〕であるから、プリント基板3a,3b
の周囲の雰囲気温度の上昇Δt1 〔K〕は、次式とな
る。
を用いて説明する。プリント基板3a,3b共に半負荷
で正常に動作しているとき、風向ガイド5の位置はプリ
ント基板3a,3bの真ん中であり、且つ冷却ファン4
により冷却風と平行の向きであり、冷却ファン4による
プリント基板3a,3bへの冷却風を等分する位置であ
り且つ向きであるので、プリント基板3a,3b共に等
量の冷却風が流れる。冷却ファン4の風量は前述の通り
M1 〔kg/s〕であるから、プリント基板3a,3b
の周囲の雰囲気温度の上昇Δt1 〔K〕は、次式とな
る。
【0034】Δt1 =(0.6Q+0.6Q)/(c・
M1 )=1.2Q/(c・M1 ) ここで、図3(b)に示すように、プリント基板3aが
故障・停止すると、プリント基板3bに負荷が集中、全
負荷で動作することになると同時に、プリント基板3a
はバックパネル2を介して自らの故障・停止を知らせる
アラーム信号を制御部11に送る。プリント基板3aが
故障・停止し、冷却する必要がなくなったことを知った
制御部11は、アクチュエータ10に信号を送りギヤ9
を回転させ、ギヤ7を介して風向ガイド5の向きをプリ
ント基板3aへの冷却風を遮る方向に変える。このとき
の風向ガイド5の角度は、鉛直軸に対して45度を成す
角が好適である。
M1 )=1.2Q/(c・M1 ) ここで、図3(b)に示すように、プリント基板3aが
故障・停止すると、プリント基板3bに負荷が集中、全
負荷で動作することになると同時に、プリント基板3a
はバックパネル2を介して自らの故障・停止を知らせる
アラーム信号を制御部11に送る。プリント基板3aが
故障・停止し、冷却する必要がなくなったことを知った
制御部11は、アクチュエータ10に信号を送りギヤ9
を回転させ、ギヤ7を介して風向ガイド5の向きをプリ
ント基板3aへの冷却風を遮る方向に変える。このとき
の風向ガイド5の角度は、鉛直軸に対して45度を成す
角が好適である。
【0035】こうして、冷却ファン4からの冷却風はプ
リント基板3a側には流れず、全てプリント基板3bに
集中し、冷却ファン4の風量は前述の通りM1 〔kg/
s〕であるから、全負荷でQ〔W〕発熱しているプリン
ト基板3bの周囲の雰囲気温度の上昇Δt2 〔K〕は、
次式となる。
リント基板3a側には流れず、全てプリント基板3bに
集中し、冷却ファン4の風量は前述の通りM1 〔kg/
s〕であるから、全負荷でQ〔W〕発熱しているプリン
ト基板3bの周囲の雰囲気温度の上昇Δt2 〔K〕は、
次式となる。
【0036】Δt2 =Q/(c・M1 ) このように、冷却ファン4からの冷却風を無駄なく、プ
リント基板3bへ集中することで、 Δt2 <Δt1 となるので、プリント基板3a,3b共に半負荷で正常
に動作しているときに冷却するのに必要な風量を得られ
る冷却ファン4で、プリント基板3aが故障・停止し、
プリント基板3bに負荷が集中し、全負荷で動作するよ
うな非常時でも充分に冷却することができる。
リント基板3bへ集中することで、 Δt2 <Δt1 となるので、プリント基板3a,3b共に半負荷で正常
に動作しているときに冷却するのに必要な風量を得られ
る冷却ファン4で、プリント基板3aが故障・停止し、
プリント基板3bに負荷が集中し、全負荷で動作するよ
うな非常時でも充分に冷却することができる。
【0037】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。
明する。
【0038】図1(b)に示す構成において、制御部1
1がプリント基板3a,3bの動作状態を知らせる信号
(例えば、正常動作を知らせるアクト信号、故障・停止
を知らせるアラーム信号、待機中を知らせるスタンバイ
信号、等)をバックパネル2を介して受け取り、冷却す
べきプリント基板を判別する代わりに、各々のプリント
基板の消費電流を検知し、より消費電流の多いプリント
基板を冷却すべきプリント基板として認識する機能を有
するものとする。
1がプリント基板3a,3bの動作状態を知らせる信号
(例えば、正常動作を知らせるアクト信号、故障・停止
を知らせるアラーム信号、待機中を知らせるスタンバイ
信号、等)をバックパネル2を介して受け取り、冷却す
べきプリント基板を判別する代わりに、各々のプリント
基板の消費電流を検知し、より消費電流の多いプリント
基板を冷却すべきプリント基板として認識する機能を有
するものとする。
【0039】このような本発明の他の実施の形態によれ
ば、消費電流の差から発熱量の差を検知することができ
るので、上述した実施の形態に比べて、発熱状況に応じ
て発熱集中箇所へ冷却風を集中することができる。
ば、消費電流の差から発熱量の差を検知することができ
るので、上述した実施の形態に比べて、発熱状況に応じ
て発熱集中箇所へ冷却風を集中することができる。
【0040】
【発明の効果】第1の効果は、プリント基板の動作状態
や発熱状況に応じて冷却すべき箇所に冷却風を集中し、
冷却する必要の少ない箇所への無駄な冷却風の流れを遮
るので、冷却風の無駄をなくすことができるということ
である。このため、より小型の冷却ファンを使用でき
る。
や発熱状況に応じて冷却すべき箇所に冷却風を集中し、
冷却する必要の少ない箇所への無駄な冷却風の流れを遮
るので、冷却風の無駄をなくすことができるということ
である。このため、より小型の冷却ファンを使用でき
る。
【0041】その理由は、動作して高発熱量となってい
るプリント基板を検知し、そのプリント基板に冷却風が
集中するように可動する風向ガイドを設けたためであ
る。
るプリント基板を検知し、そのプリント基板に冷却風が
集中するように可動する風向ガイドを設けたためであ
る。
【0042】第2の効果は、空気取り入れ口及び空気吐
き出し口の面積が縮小できるので、装置を小型化できる
ということである。その理由は、無駄にする冷却風がな
くなることで、単位時間当たりの装置内への流入・流出
空気量が減るからである。
き出し口の面積が縮小できるので、装置を小型化できる
ということである。その理由は、無駄にする冷却風がな
くなることで、単位時間当たりの装置内への流入・流出
空気量が減るからである。
【図1】本発明の実施の形態の構成を示す(a)は斜視
図、(b)は冷却構造要部の断面図である。
図、(b)は冷却構造要部の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態における風向ガイドの構造
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態の動作を示す正面図で、
(a)は2基板冷却時、(b)は1基板のみ冷却時をそ
れぞれ示す。
(a)は2基板冷却時、(b)は1基板のみ冷却時をそ
れぞれ示す。
【図4】従来の冷却ファンを用いた冷却構造を示す断面
図である。
図である。
1 シェルフ 2 バックパネル 3,3a,3b プリント基板 4 冷却ファン 5 風向ガイド 6 軸部 7 ギヤ 8 軸受け 9 ギヤ 10 アクチュエータ 11 制御部 101 筐体 102 空気取り入れ口 103 空気吹き出し口 104 プリント基板 105 シャーシ 106 冷却ファン 107 風向ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 7/20
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のプリント基板の相互配線を行うバ
ックパネルを有するシェルフと、前記シェルフに実装さ
れ同一機能で負荷を等しく分担しあって並列運転するか
又は現用/予備構成の2枚のプリント基板と、2枚の前
記プリント基板を同時に冷却しうる冷却ファンと、前記
冷却ファンにより発生される冷却風の向きを調整自在と
すべく可動する風向ガイドと、前記プリント基板の動作
状態を知らせる信号を前記バックパネルを介して受け取
り冷却すべきプリント基板を検知する制御部と、前記制
御部の出力信号に応じて前記風向ガイドの角度を可変し
うる駆動手段とを備え、 前記制御部が、前記プリント基板の消費電流を検知し、
より消費電流の多いプリント基板を冷却すべきプリント
基板として認識することを特徴とする通信装置の冷却構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7338697A JP2944561B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 通信装置の冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7338697A JP2944561B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 通信装置の冷却構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10270882A JPH10270882A (ja) | 1998-10-09 |
JP2944561B2 true JP2944561B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=13516713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7338697A Expired - Fee Related JP2944561B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 通信装置の冷却構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2944561B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010198185A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Nec System Technologies Ltd | 冷却システム、コンピュータ装置、冷却ファン制御装置、冷却ファン制御方法、及び冷却ファン制御プログラム |
JP5845873B2 (ja) * | 2011-12-16 | 2016-01-20 | 富士通株式会社 | 情報処理装置及びその冷却方法 |
KR200494468Y1 (ko) * | 2017-02-23 | 2021-10-18 | 엘에스일렉트릭(주) | 모듈형 냉각장치를 이용한 방열 시스템 |
US10888028B2 (en) * | 2018-06-19 | 2021-01-05 | Quanta Computer Inc. | Chassis intelligent airflow control and cooling regulation mechanism |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP7338697A patent/JP2944561B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10270882A (ja) | 1998-10-09 |
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