JP2944178B2 - 移動通信方式 - Google Patents

移動通信方式

Info

Publication number
JP2944178B2
JP2944178B2 JP2257738A JP25773890A JP2944178B2 JP 2944178 B2 JP2944178 B2 JP 2944178B2 JP 2257738 A JP2257738 A JP 2257738A JP 25773890 A JP25773890 A JP 25773890A JP 2944178 B2 JP2944178 B2 JP 2944178B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
delay
phase
phase difference
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2257738A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04134934A (ja
Inventor
英治 吉野
浩顕 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Electric Co Ltd
NTT Mobile Communications Networks Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Nippon Electric Co Ltd, NTT Mobile Communications Networks Inc filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2257738A priority Critical patent/JP2944178B2/ja
Publication of JPH04134934A publication Critical patent/JPH04134934A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2944178B2 publication Critical patent/JP2944178B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動通信方式での複局同時送信に必要な位
相同期手段に関する。
〔概要〕
本発明は、位相同期を必要とする周辺局をもつ移動通
信方式において、 位相差測定局の故障で遅延量挿入局の更新動作を一時
停止することにより、 誤った遅延量の挿入を防止することができるようにし
たものである。
〔従来の技術〕 移動通信方式で、複数の小無線ゾーンを用いて広いサ
ービス・エリアをカバーする場合に、周波数の有効利用
から各小無線ゾーンごとに設置された複数の無線基地局
から同時に同じ送信電波を送出する方法が多く用いられ
る(電子情報通信学会発行「移動通信の基礎」7.4
項)。その際に複数の無線基地局からの電波の強度がほ
ぼ等しい地域で必要な伝送品質を確保するために、各無
線基地局から送出する信号の位相を同期させる必要があ
る。2基地局間の位相同期をさせるためには、信号を送
出する局(以下、中央局という。)と各無線基地局間の
伝送路の遅延時間を測定し、その遅延時間が全ての無線
基地局に対して中央局と同一になるように信号を遅延さ
せる必要がある。
遅延時間を測定する方法として、基準となる無線基地
局(以下、基準局という。)の電波を他の無線基地局
(以下、周辺局という。)で受信し比較するなど、無線
回線を用いるのが一般的である(電子情報通信学会発行
「自動車電話」7.5項)。なお、中央局と基準局との間
の遅延時間が中央局と他の周辺局との間の伝送路の遅延
時間より大きくなるように中央局と基準局との間に遅延
回路を挿入する必要がある。
第8図はシステム系統、第9図は周辺局の装置系統を
示す。周辺局29では、受信アンテナ8から自局および基
準局の電波をRF受信機19で受信し、それぞれの電波を復
調し、第10図のように2基地局からの信号に含まれる第
二特殊信号34の位相差を比較し、遅延時間差(位相量)
35を測定することにより等価的に伝送路の遅延時間を測
定できる。このときに、受信する電波の周波数は同一で
あるために、第10図に示すように、基準局電波31を受信
するときは、自周辺局電波32を一時停止させて受信する
必要がある。しかし、基準局2と周辺局29との間の距離
が長かったり、第11図のように基準局2と周辺局29との
間に山11等の障害があったりすると、周辺局29に設置さ
れたRF受信機19では十分な受信電界が得られない場合が
ある。このような場合に、高利得の受信アンテナ8を使
用したり、RF受信機19の前段にNFの良い増幅器等を挿入
し、利得を高めていた。また、第1図および第5図〜第
7図に示すように、2基地局間(基準局2と周辺局29
間)の伝送路の遅延時間差(位相量)を測定する局(以
下、位相差測定局という)と、この測定された遅延時間
差(位相量)を挿入する周辺局(以下、遅延量挿入局と
いう。)とに分割し、位相差測定局を基準局2からの受
信電界と遅延量挿入局からの受信電界が十分に得られる
地点(例えば、中間地点)に設置することにより、2基
地局間(基準局2と遅延量挿入局)の伝送路の遅延時間
(位相量)を測定することができる。また、位相差測定
局で測定された位相差は符号化され、さらに中央局から
遅延量挿入局に送られてきた信号を分岐し、位相差測定
局へ伝送路を使用し送られてきた信号に乗せて遅延量挿
入局に送り返される。遅延量挿入局では、送られてきた
符号化された遅延量を解読し、遅延量を可変遅延部18に
挿入して位相差の補正を行い、2基地局間の位相の同期
を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来の位相差測定局と遅延量挿入局とを分
割して位相同期を行う場合に、位相差測定局で障害(例
えば、RF受信機アラーム等)が発生して誤った遅延量情
報を位相差測定局から遅延量挿入局へ送出した場合に、
遅延量挿入局では、位相差測定局から送られてくる信号
から符号化された遅延量を解読し、可変遅延部に誤った
遅延量を挿入するために、基準局と遅延量挿入局の送信
信号の位相同期が得られなくなる欠点があった。
本発明は、このような欠点を除去するもので、誤った
遅延量の挿入を防止することができる移動通信方式を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、中央局に伝送遅延を伴う伝送路で接続され
た複数個の周辺局と、この周辺局のひとつであり、各周
辺局の同期位相の基準になる基準位相をもつ基準局と上
記周辺局の他のひとつとからの電波を受信できる位置に
設けられ、この他のひとつの周辺局の同期位相と基準位
相との位相差を測定し、この位相差を示す遅延量信号を
生成する手段をもつ位相差測定局を備え、上記周辺局の
他のひとつは、この位相差測定局から到来する遅延量信
号に基づき自局の同期位相を基準位相に一致させる遅延
手段をもつ移動通信方式において、上記位相差測定局
は、自局の障害を示す障害信号を遅延量信号に付加する
手段を備え、上記周辺局の他のひとつは、この障害信号
の検出時にこの障害信号に伴う遅延量信号による上記遅
延手段の位相修正を一時禁止する手段を備えたことを特
徴とする。ここで、障害信号が付加される遅延量信号を
周期的に発生しても良い。
〔作用〕
位相差測定局で、遅延量挿入局から送られてきた信号
に含まれるある一定間隔の第一特殊信号(例えば、同期
信号)を基準に測定した遅延量と位相差測定局のアラー
ム情報を一定のタイミングで符号化し、遅延量挿入局に
送り返す。遅延量挿入局では、送られてきた信号からア
ラーム情報と測定遅延量を解読し、位相差測定局がアラ
ーム(例えば、RF受信機アラーム等)の場合は、可変遅
延部に挿入する遅延量を以前に送られてきた遅延量情報
のまま保持し、新規に解読した遅延量を挿入することを
禁止する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明す
る。第1図はシステム図、第2図は第1図の遅延量挿入
局の系統図、第3図は第1図の位相差測定局の系統図、
および第4図が位相差測定局から遅延量挿入局への信号
と遅延量挿入局から位相差測定局への信号とを示す。
この実施例は、第1図ないし第3図に示すように、中
央局1に伝送遅延を伴う伝送路10で接続された複数個の
周辺局と、この周辺局のひとつであり、各周辺局の同期
位相の基準になる基準位相をもつ基準局2と上記周辺局
の他のひとつとからの電波を受信できる位置に設けら
れ、この他のひとつの周辺局である遅延量挿入局4の同
期位相と基準位相との位相差を測定し、この位相差を示
す遅延量信号を生成する手段である位相比較部20および
符号化部23をもつ位相差測定局3を備え、上記周辺局の
他のひとつは、この位相差測定局3から到来する遅延量
信号に基づき自局の同期位相を基位相に一致させる遅延
手段である遅延量符号解読部17および可変遅延部18をも
ち、さらに、本発明の特徴とする手段として、位相差測
定局3は、自局の障害を示す障害信号を遅延量信号に付
加する手段を備え、上記周辺局の他のひとつは、この障
害信号の検出時にこの障害信号に伴う遅延量信号による
上記遅延手段の位相修正を一時禁止する手段であるアラ
ーム符号解読部16を備える。ここで、上記位相差を示す
遅延量信号を生成する手段は、障害信号が付加される遅
延量信号を周期的に発生する。
次に、この実施例の動作を説明する。
第1図で基準局2と遅延量挿入局4との間に電波の障
害となる山11等があると、遅延量挿入局4で基準局電波
12が受信できなくなるために位相同期が不可能となる。
そこで、位相差測定局3を基準局電波12と遅延量挿入局
電波13の両方が受信できる地点に設置する。
位相差測定局3では、受信した信号をRF受信機19で復
調し、第10図のように基準局2と遅延量挿入局4からの
信号に含まれる第二特殊信号34の位相差を位相比較部20
で比較し、遅延時間差(位相差)35を測定する。測定さ
れた位相差35は、第4図のように一定間隔の第一特殊信
号を基準にRF受信機アラーム22などの位相差測定局3の
アラーム情報26と同時に符号化部23で符号化され、中央
局1から伝送路10を経由して遅延量挿入局4に送られて
きた信号を分岐し、位相差測定局3へ送られてきた第一
信号27に乗せて遅延量挿入局4へ送り返される。
一方、遅延量挿入局4では伝送路10を経由して送られ
て来る符号化された遅延量25を乗せた第二信号28から遅
延量を遅延量符号解読部17でまた、位相差測定局3のア
ラーム情報をアラーム符号解読部16で解読し、RF受信機
アラーム22などのアラーム情報26があった場合は、可変
遅延部18に遅延量を挿入することを禁止し、アラーム情
報が無い場合は、可変遅延部18に遅延量を挿入し、位相
の補正を行うことによって基準局2からの信号と遅延量
挿入局4の信号の位相が同期する。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように、位相差測定局から遅
延量挿入局へ送出する信号に符号化された測定遅延量と
同時に符号化された位相差測定局のアラーム情報を乗せ
て送出し、一方、遅延量挿入局では、送られてきた信号
からアラーム情報と測定遅延量とを解読し、位相差測定
局がアラーム(例えば、RF受信機アラーム)の場合は可
変遅延部に挿入する遅延量を以前に送られてきた遅延量
情報のまま保持し、新規の遅延量を挿入することを禁止
することにより、誤った遅延量が挿入されることを防止
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の全体構成図。 第2図は第1図の遅延量挿入局の構成図。 第3図は第1図の位相差測定局の構成図。 第4図は位相差測定局から遅延量挿入局へ送出される符
号化信号の構成図。 第5図は従来の遅延量挿入局の構成図。 第6図は従来の位相差測定局の構成図。 第7図は従来の位相差測定局から遅延量挿入局へ送出さ
れる符号化信号の構成図。 第8図は従来例の全体構成図。 第9図は第8図の周辺局の構成図。 第10図は位相差の測定図。 第11図は山等の障害物がある従来の全体構成図。 1……中央局、2……基準局、3……位相差測定局、4
……遅延量挿入局、5……送信アンテナ、6……変復調
器(MD)、7、8、9……中央局受信アンテナ、10……
伝送路、11……山、12、31……基準局電波、13……遅延
量挿入局電波、14……中央局電波、15……送信機、16…
…アラーム符号解読部、17……遅延量符号解読部、18…
…可変遅延部、19……RF受信機、20……位相比較部、21
……符号解読部、22……RF受信機アラーム、23……符号
化部、24……第一特殊信号、25……符号化された遅延
量、26……符号化されたアラーム情報、27……第一信
号、28……第二信号、29……周辺局、30、32……自周辺
局電波、33……停波期間、34……第二特殊信号、35……
位相差。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 伊東 和重 (56)参考文献 特開 平2−34054(JP,A) 特開 昭52−117005(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央局に伝送遅延を伴う伝送路で接続され
    た複数個の周辺局と、この周辺局のひとつであり、各周
    辺局の同期位相の基準になる基準位相をもつ基準局と上
    記周辺局の他のひとつとからの電波を受信できる位置に
    設けられ、この他のひとつの周辺局の同期位相と基準位
    相との位相差を測定し、この位相差を示す遅延量信号を
    生成する手段をもつ位相差測定局を備え、上記周辺局の
    他のひとつは、この位相差測定局から到来する遅延量信
    号に基づき自局の同期位相を基準位相に一致させる遅延
    手段をもつ移動通信方式において、 上記位相差測定局は、自局の障害を示す障害信号を遅延
    量信号に付加する手段を備え、上記周辺局の他のひとつ
    は、この障害信号の検出時にこの障害信号に伴う遅延量
    信号による上記遅延手段の位相修正を一時禁止する手段
    を備えたことを特徴とする移動通信方式。
  2. 【請求項2】障害信号が付加される遅延量信号を周期的
    に発生する特許請求項1記載の移動通信方式。
JP2257738A 1990-09-26 1990-09-26 移動通信方式 Expired - Fee Related JP2944178B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2257738A JP2944178B2 (ja) 1990-09-26 1990-09-26 移動通信方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2257738A JP2944178B2 (ja) 1990-09-26 1990-09-26 移動通信方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04134934A JPH04134934A (ja) 1992-05-08
JP2944178B2 true JP2944178B2 (ja) 1999-08-30

Family

ID=17310416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2257738A Expired - Fee Related JP2944178B2 (ja) 1990-09-26 1990-09-26 移動通信方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2944178B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04134934A (ja) 1992-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6031828A (en) Radio communication system
US5684794A (en) Validation of subscriber signals in a cellular radio network
US6363261B1 (en) Extended range concentric cell base station
US5212803A (en) Method for reducing equalizer usage in mobile radio communication systems
EP1892868A1 (en) CDMA communication method and system, and base station and mobile station therefor
US6212405B1 (en) Extended range concentric cell base station
MY131982A (en) Improvements in radio positioning systems
KR950704892A (ko) 이동 전화 시스템에서의 호출을 처리하기 위한 방법(navigation assistance for call handling in moble telephone systems)
US6304759B1 (en) Method for extending the range of a wireless communication system
WO2000039973A8 (en) Digital am/fm positioning system (dafps) - an international positioning system
US20030123400A1 (en) Timing recovery and cross talk prevention in the presence of co-channel interference
JP2944178B2 (ja) 移動通信方式
US7180970B1 (en) Automatic link establishment using external synchronization
US5708964A (en) Paging satelite line receiver having automatic signal acquisition
JP2995967B2 (ja) 移動通信システム
CA2362766A1 (en) Data transmission method and radio link system
JPH047922A (ja) 移動通信方式
JP2511422B2 (ja) 移動通信システムにおける位相調整方式
JPH11331133A (ja) 双方向ディジタル伝送方法及びその装置
JPS63132535A (ja) 無線中継送信局起動制御方式
JPH02276322A (ja) 局間自動位相補償方式
US20240178905A1 (en) Relay device, terminal device, and control method for improving position estimation accuracy, and computer-readable storage medium
FR2782882B1 (fr) Procede de test d'un reseau de radiocommunication, dispositif et station de correspondants
KR100292952B1 (ko) 이동통신 시스템에서 통화 권역 확장장치
JPH02233029A (ja) 同一周波数時分割送受信移動通信方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees