JP2943550B2 - 衝撃エネルギー吸収式ステアリングコラム - Google Patents

衝撃エネルギー吸収式ステアリングコラム

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JP2943550B2
JP2943550B2 JP5009497A JP949793A JP2943550B2 JP 2943550 B2 JP2943550 B2 JP 2943550B2 JP 5009497 A JP5009497 A JP 5009497A JP 949793 A JP949793 A JP 949793A JP 2943550 B2 JP2943550 B2 JP 2943550B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両ステアリングコラム
に関し、特にステアリングコラムにおける2次衝突時の
エネルギー吸収構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両が走行中に衝突事故を起こ
すと、乗員が慣性力で車両前部に放り出され、例えば運
転乗員はステアリングホイールに激突する所謂2次衝突
の危険があるため、これを軽減若しくは緩和すべく、ア
ッパークランプの一部に切り込みを形成しておき、2次
衝突時に、アッパークランプがその切り込みから裂断す
ることにより、衝撃エネルギーを消費させるようにした
チルト式ステアリングコラムが知られている(例えば本
出願人が先に提案した特開平1−249572号公報参
照)。
【0003】この従来例は、車体に固定するアッパーク
ランプに、コラムジャケットを固定するブラケットを挟
持して連結し、該ブラケットは、コラムジャケットを直
交して嵌着する立壁部及びその立壁部の両側端部から直
交方向へ所定曲率のアール部を有して延伸する左右一対
の側壁部を有し、該側壁部にはコラムジャケットの近傍
で所定長さに形成されたスリットを夫々設けると共に、
前記アール部には夫々ローラを嵌挿した構成を有してお
り、通常アール部に挿通するローラは、アール部に挿通
される円柱部とその上端に形成した円柱部より大径の帽
部とで構成され、このローラがブラケットに形成したア
ール部に上方から円柱部をアール部に嵌挿支持されてい
る。
【0004】ところで、このような構成を有するブラケ
ットは、衝撃吸収を目的とすることから、ブラケット内
に異物が落下して衝撃吸収動作を妨げることを防止する
目的で図10に示すようにアッパークランプ70間のブ
ラケット上面をクランプカバー71で閉塞する必要があ
るが、この場合に示すように、クランプカバー71に前
述したロール72の円柱部72aを挿通する挿通孔を形
成し、これにロール72の円柱部72aを挿通してアー
ル部に挿通し、帽部72bをクランプカバー71の上面
に当接させて支持し、クランプカバー71の後端側をコ
ラムジャケット73に固定した1次衝突用ストッパー7
4に係合させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の衝撃エネルギー吸収式ステアリングコラムにあって
は、ブラケットの上面を覆うクランプカバー71にロー
ル72を装着するようにしていおり、クランプカバー7
1とロール72とが別体で構成されているため、クラン
プカバー71でロール72を支持するためにはアール部
に嵌挿される円柱部72aの外径よりも大きな外径を有
する帽部72bを必要とし、且つブラケットのアール部
が左右両側部に形成されていることにより、クランプカ
バー71の帽部72bを受ける部分を図10に示すよう
にブラケットの左右一対の側面より外方に突出させた膨
出部71aとする必要があり、この膨出部71aがアッ
パーブラケット70の内面と摺接するとチルト動作を円
滑に行えないため、アッパーブラケット70の膨出部7
1aに対応する位置に図10に示すように切欠75を設
ける必要があり、この分、アッパークランプ70とブラ
ケットとの間の接触面積が減少することから、アッパー
クランプによるブラケットの図10で矢示76で示す横
方向(左右方向)剛性が低下するという未解決の課題が
ある。
【0006】そこで、本発明は上記従来例の未解決の課
題に着目してなされたものであり、ブラケットを覆うカ
バーに不必要な突出部を設けることなく、ロールを保持
することにより、横方向剛性を向上させることができる
衝撃エネルギー吸収式ステアリングコラムを提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る衝撃エネルギー吸収式ステアリング
コラムは、車体に固定されたアッパークランプと、該ア
ッパークランプに対して移動可能に挟持されたコラムジ
ャケットを固定するブラケットと、該ブラケットの上面
を覆うクランプカバーと、前記コラムジャケットに固定
され、且つ前記アッパークランプに当接する1次衝突ス
トッパーとを備え、前記ブラケットはコラムジャケッ
トをこれと直交して嵌着する立壁部と、この立壁部の両
側端部に夫々円弧部を介して連接した左右一対の側壁部
とで構成され、前記クランプカバーは、合成樹脂で一体
成形され、前記円弧部内に嵌挿されるローラを一体成形
した上面板部と、その両側面から前記ローラと平行に延
長する一対の側面板部と、前記上面板部及び側面板部の
何れか一方の前記1次衝突ストッパー側に形成した当該
1次衝突ストッパーに形成した係止部に係合する係合部
とを有することを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1に係るステアリングコラムにおいて
は、クランプカバーにブラケットの円弧部に嵌挿される
ローラを一体成形するようにしたので、ローラの帽部を
省略することが可能となり、クランプカバーのアッパー
クランプ側への突出部を省略することができるので、ブ
ラケットの左右一対の側壁部とこれに対向するアッパー
クランプとの間の接触面積を広くとることができ、コラ
ムジャケットに横方向入力が加えられたときにこれに抗
する横方向剛性を向上させることができる。
【0009】また、クランプカバーを合成樹脂製とし、
且つアッパークランプに摺接する側面板部を形成したの
で、チルト動作時に金属製のアッパークランプに対して
クランプカバーの側面板部が摺接して擦れるので、両者
を金属どうしで製作する場合に比較して摩擦係数を小さ
くすることができ、円滑なチルト動作を確保することが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例を示す上半部を断面とし
た側面図、図2は図1のA−A線断面図である。図中、
1はコラムジャケット、2はステアリングシャフト、3
はコラムジャケット1を連結固定したチルトブラケッ
ト、4はコラムジャケット1を車体に支承させると共
に、チルトブラケット3を上下方向に摺動可能に挟持す
るアッパークランプである。
【0011】アッパークランプ4は、図3(A),
(B),(C)に示すように、上端を開放したコ字状部
4aとその上方から外方に翼状に延長するフランジ部4
b,4cとで構成され、フランジ部4b及び4cにはボ
ルト挿通孔40a,40bが穿設され、これらボルト挿
通孔40a,40bに図示しないボルトを挿通してイン
スツルメントパネルの下面等の車体に固定される。ま
た、アッパークランプ4の両側壁部41a,41bに
は、夫々上下方向に延長する長孔42a,42bが穿設
され、且つこれら長孔42a,42bの長片と平行なス
トッパー43a,43bが内周面に突出形成されてい
る。ストッパー43a,43bは、側壁部41a,41
bに略コ字形の切り込みを穿設し、その切り込まれた部
分を内面に立ち上げた後L字状に折り曲げて形成されて
いる。なお、44,45は補強部である。
【0012】一方、チルトブラケット3は、図4
(A),(B),(C)及び図5に示すように、傾斜し
た立壁部30にコラムジャケット1を挿通する小判形切
欠部31を形成し、且つりっへき部3─の両側に所定曲
率の円弧部32a,32bを形成して直交方向に延伸さ
せた略L字状の側壁部33a,33bを有する平面から
みて略コ字形に形成され、前記小判形切欠部31にはコ
ラムジャケット1を挿通し、その上下の円弧面31Aを
溶接して両者を一体に連結し、その連結部の近傍の側壁
部33a,33bには夫々立壁部30と略直交する方向
に所定長さのスリット34が形成され、両側壁部33
a,33bの下部には両者間に断面コ字状のディスタン
ス35が補強部材として橋架されると共に、このディス
タンス35に対応する両側壁部33a,33bの下部に
透孔36a,36bが夫々穿設されている。ここで、ス
リット34は、ステアリングコラム取付け状態におい
て、乗員の荷重が水平方向に付加されるので、水平位置
になることが望ましいものであり、またその形状は、図
6(A)に示すように楔形のスリット34a若しくは図
6(B)に示すように先端を三角形状としたスリット3
4bの何れでもよい。
【0013】また、チルトブラケット3の上面には、合
成樹脂製のクランプカバー50が配設されている。この
クランプカバー50は、図7に示すように、チルトブラ
ケット3の両側壁部33a,33bの上端縁形状に合わ
せた断面形状の水平板部51と、この水平板部51のチ
ルトブラケット3の円弧部32a,32bに対向する前
端部側下面に、これら円弧部32a,32bに夫々嵌挿
される円柱状のローラ52a,52bが一体成形され、
また水平板部51の左右側縁にローラ52a,52bと
平行に下方に延長してチルトブラケット3の両側壁部3
3a,33bを覆う側面板部54a,54bが一体成形
され、さらに側面板部54a,54bの後端側に後述す
る1次衝突ストッパ60に係合する係合部5が形成さ
れ、ローラ52a,52bを円弧部32a,32bに嵌
挿することにより、水平板部51でチルトブラケット3
の上面を閉塞し、且つ側面板部54a,54bでチルト
ブラケット3の側面を覆うようにしている。ここで、係
合部55は、側面板部54a,54bから後方に延長す
る片部と、その先端から内方に延長する片部とからL字
状に形成された鉤片55a,55bで構成されている。
【0014】そして、図1及び図2に示すように、チル
トブラケット3を、アッパークランプ4に対し上下方向
へ摺動可能にするため、長孔42a,42bを貫通する
締付けボルト5がチルトブラケット3の透孔36a,3
6bを貫通して配設され、その締付けボルト5の両端部
には夫々長孔42a,42bに嵌合して回り止めをする
ストッパー6a,6bが挿通され、且つ締付けボルト5
の螺部5aにはワッシャー7を挟み、締付けナット8が
螺合されている。締付けナット8にはチルトレバー9が
一体に連結されている。このようにチルトブラケット3
とアッパークランプ4とを組付けた状態において、前記
ストッパー43a,43bはチルトブラケット3の側壁
部33a,33bの側端面37とは当接しないで一定の
間隔を有するように配設される。
【0015】そして、チルトブラケット3とアッパーク
ランプ4とクランプカバー50とを組付けた後に、コラ
ムジャケット1の上面側におけるアッパークランプ4の
ストッパー43a,43b側の端面に対向する位置に1
次衝突用ストッパー60が溶接等によって固定される。
この1次衝突用ストッパー60は、図1及び図7に示す
ように、コラムジャケット1の上面に沿う円弧部61
と、その両端から外方に延長する当接部62a,62b
とを有し、当接部62a,62bがアッパークランプ4
の側壁部41a,41bと対向していると共に、当接部
62a,62bの前方側に下方に延長する係止片64
a,64bが形成され、これら係止片64a,64bに
L字状の鉤片55a,55bが係合されている。
【0016】なお、コラムジャケット1はチルトブラケ
ット3の立壁部30に直交する小判形切欠部31を貫通
すべく同形の小判形断面を有し、且つステアリングシャ
フト2の断面形状も同形状に形成されている。したがっ
て、コラムジャケット1とチルトブラケット3の側壁3
3a,33b間の距離を大きく形成することができる。
これらコラムジャケット1及びステアリングシャフト2
は、共に軸方向収縮可能に構成されている。すなわち、
コラムジャケット1を構成するアッパーチューブ10と
ロアチューブ11の嵌合部において、アッパーチューブ
10の凹入部12がロアチューブ11の外周面に所定の
圧入荷重で圧接し、また、ステアリングシャフト2を構
成するアッパーシャフト13とロアシャフト14の嵌合
部において、アッパーシャフト13の外周面に形成した
溝15に、ロアシャフト14の内周面に半径方向に複数
本植設した樹脂などの剪断ピン16が係合している。ロ
アシャフト14の下端部は、図示しないが、自在継手を
介してステアリングギヤボックスに連結され、また、ア
ッパーシャフト13の上端部にはステアリングホイール
が連結される。
【0017】次に、上記実施例の作用を説明すると、ク
ランプカバー50にチルトブラケット3の円弧部32
a,32bに嵌挿されるローラ52a,52bが一体に
成形されているので、このクランプカバー50の幅方向
の側縁は、チルトブラケット3の両側壁部33a,33
bの寸法と略等しくすることができる。このため、チル
トブラケット3の両側壁部33a,33bとアッパーク
ランプ4の両側壁部41a,41bとの接触面積を大き
くとることができ、ステアリングコラムにこれを左右方
向即ち横方向に移動させる横方向入力が伝達されたとき
に、この横方向入力に抗する横方向剛性を大きくするこ
とが可能となる。
【0018】そして、1次衝突時にコラムジャケット1
が後方に移動しようとすると、これに固定された1次衝
突用ストッパー60の当接部62a,62bが車体に固
定されたアッパークランプ4の側壁部41a,41bに
衝接することにより、1次衝突によるコラムジャケット
1の移動を阻止し、次いでステアリングホイールに乗員
が衝突する2次衝突が発生して、その衝撃荷重がステア
リングコラムに入力されると、アッパークランプ4は車
体に固定されていて車体から離脱できないので、チルト
ブラケット3がその反力を受けて締付けボルト5を中心
として図1において反時計方向へ回動する。このように
チルトブラケット3が反時計方向へ回動すると、図8に
示すように、その側壁部33a,33bの側端面37が
ストッパー43a,43bに夫々衝接し、チルトブラケ
ット3の回動は阻止され、衝撃入力はチルトブラケット
3とアッパークランプ4の両方で受けられる。そこで、
図9(A),(B)に示す状態から、同(C),(D)
に示したように、立壁部30がステアリングコラムの軸
方向下方へ押圧され、円弧部32a,32bを夫々径小
に曲げつつアッパークランプ4内で変形し、スリット3
4が裂断されると、円弧部32a,32bはコラムジャ
ケットの平坦な側面及びアッパークランプ4の側壁部4
1a,41bに沿ってガイドされながら巻き込まれる。
このとき、円弧部32a,32bには所定曲率のローラ
52a,52bが嵌挿されているので、円弧部32a,
32b自体の曲率が小さくなることもなく変形し、当初
と同じ曲率を保ちながら変位する。かくして、側壁部4
1a,41bの塑性変形作用及びスリット34の裂断作
用で衝撃荷重が消費されることになる。このようにステ
アリングコラムが軸方向に移動すると、アッパーチュー
ブ10がロアチューブ11に、また、アッパーシャフト
13が剪断ピン16を破壊し、ロアシャフト14に夫々
軸方向で移動してステアリングコラムは収縮する。
【0019】また、チルトブラケット3の側壁部33
a,33bをクランプカバー50の側面板部5a,5
bで覆うことになり、チルトブラケット3の側壁部3
3a,33bとアッパークランプ4の側壁部41a,4
bとの間に合成樹脂製のクランプカバー50の側面板部
54a,54bが介挿されることになるので、チルトレ
バー9によって締付けナット8を緩めて、アッパークラ
ンプ4に対してチルトブラケット3を上下動させること
により、チルト動作させる際に、金属製のアッパークラ
ンプ4の側壁部41a,41bと、クランプカバー50
の側面板部54a,54bとが擦れることになり、両者
間の摩擦抵抗を小さくすることができ、円滑なチルト動
作を確保することができる。
【0020】また、上記第1及び第2実施例において
は、チルトブラケット3の小型化を図るため、コラムジ
ャケット1を断面小判形とすると共に、チルトブラケッ
ト3には小判形切欠部31を形成した場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、これらを断面
円形に形成するようにしてもよく、また、小判形切欠部
31は小判形透孔としてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る衝
撃エネルギー吸収式ステアリングコラムによれば、コラ
ムジャケットを固定するブラケットの上面を覆うクラン
プカバーにブラケットの円弧部に嵌挿されるローラを一
体に形成したので、クランプカバーの幅方向端部にアッ
パークランプ側に突出する突出部を形成する必要がな
く、これに応じてアッパークランプにクランプカバーの
突出部をさせる空隙を設ける必要がないので、ブラケッ
トとアッパークランプとの横方向の接触面積を大きくす
ることができ、コラムジャケットに横方向入力が与えら
れたときに、これに抗する横方向剛性を向上させること
ができるという効果が得られる。
【0022】また、クランプカバーを合成樹脂製とし、
且つアッパークランプに摺接する側面板部を形成したの
で、チルト動作時に金属製のアッパークランプに対して
クランプカバーの側面板部が摺接して擦れるので、両者
を金属同士で製作する場合に比較して摩擦係数を小さく
することができ、円滑なチルト動作を確保することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を上半部を断面として示す
側面図である。
【図2】図1のA−A線上の断面図である。
【図3】アッパークランプの詳細を示す図であって、
(A)は側面図、(B)は平面図、(C)は正面図であ
る。
【図4】チルトブラケットの詳細を示す図であって、
(A)は側面図、(B)は平面図、(C)は正面図であ
る。
【図5】チルトブラケット及びクランプカバーを示す斜
視図である。
【図6】スリットを示す説明図であって、(A)は楔形
スリットを示す図、(B)は先端三角形スリットを示す
図である。
【図7】クランプカバー及び一次衝突ストッパーを示す
斜視図である。
【図8】2次衝突時の作用の説明に供する説明図であ
る。
【図9】2次衝突時の作用の説明に供する説明図であ
る。
【図10】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コラムジャケット 2 ステアリングシャフト 3 チルトブラケット 4 アッパークランプ 5 締付けボルト 9 チルトレバー 30 立壁部 32a,32b 円弧部 33a,33b 側壁部 41a,41b 側壁部 50 クランプカバー 51 上面板部 52a,52b ローラ 5a,5b 側面板部 5a,5b 鉤片(係合部) 60 1次衝突用ストッパー 64a,64b 係止片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−249572(JP,A) 実開 平6−13984(JP,U) 実開 平3−40283(JP,U) 実開 平3−15258(JP,U) 実開 平5−46653(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 1/04 - 1/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定されたアッパークランプと、
    該アッパークランプに対して移動可能に挟持されたコラ
    ムジャケットを固定するブラケットと、該ブラケットの
    上面を覆うクランプカバーと、前記コラムジャケットに
    固定され、且つ前記アッパークランプに当接する1次衝
    突ストッパーとを備え、前記ブラケットはコラムジャ
    ケットをこれと直交して嵌着する立壁部と、この立壁部
    の両側端部に夫々円弧部を介して連接した左右一対の側
    壁部とで構成され、前記クランプカバーは、合成樹脂で
    一体成形され、前記円弧部内に嵌挿されるローラを一体
    成形した上面板部と、その両側面から前記ローラと平行
    に延長する一対の側面板部と、前記上面板部及び側面板
    部の何れか一方の前記1次衝突ストッパー側に形成した
    当該1次衝突ストッパーに形成した係止部に係合する係
    合部とを有することを特徴とする衝撃エネルギー吸収式
    ステアリングコラム。
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