JP2941457B2 - 小型電磁弁 - Google Patents
小型電磁弁Info
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- JP2941457B2 JP2941457B2 JP3704491A JP3704491A JP2941457B2 JP 2941457 B2 JP2941457 B2 JP 2941457B2 JP 3704491 A JP3704491 A JP 3704491A JP 3704491 A JP3704491 A JP 3704491A JP 2941457 B2 JP2941457 B2 JP 2941457B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- valve
- plunger
- valve body
- magnetic guide
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- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、通電時閉型の電磁弁に
関するものであり、例えば小型冷蔵庫などにおいて電源
停止時に、流路の開放を必要とする冷媒回路などに用い
られるものである。
関するものであり、例えば小型冷蔵庫などにおいて電源
停止時に、流路の開放を必要とする冷媒回路などに用い
られるものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に電磁弁は、ソレノイドコイルに通
電することにより弁を開放するように構成されているの
が普通であるが、例えば、冷凍用装置などにおいては、
休止または停電などの運転停止時に圧縮機の圧力バラン
スをとるために流路が開放される必要がある冷媒回路な
どでは、通電時に閉止される電磁弁が望まれる。このよ
うな場合に使用される通電時閉型の電磁弁としては、例
えば、図３に示すような構造の電磁弁があり、非通電時
には、弁体ａはプランジャｂとともに弁開ばねｃと弁閉
ばねｄとに付勢されて、その釣合い位置にあって弁座ｅ
から浮き上った状態にあり、通電時にはプランジャｂが
プランジャチューブの外側にそって設けられた導磁体ｆ
に吸引され、弁開ばねｃを圧縮することにより弁体ａが
弁座ｅに着座するように構成されている。プランジャｂ
を吸引する導磁体ｆは、プランジャ管ｇの外周に位置
し、ソレノイドコイルｈに通電することにより磁化され
て吸引力を得ている。このために導磁体ｆの収容スペー
スが必要となるのでソレノイドコイルｈを小さくするこ
とができなくなる欠点がある。
電することにより弁を開放するように構成されているの
が普通であるが、例えば、冷凍用装置などにおいては、
休止または停電などの運転停止時に圧縮機の圧力バラン
スをとるために流路が開放される必要がある冷媒回路な
どでは、通電時に閉止される電磁弁が望まれる。このよ
うな場合に使用される通電時閉型の電磁弁としては、例
えば、図３に示すような構造の電磁弁があり、非通電時
には、弁体ａはプランジャｂとともに弁開ばねｃと弁閉
ばねｄとに付勢されて、その釣合い位置にあって弁座ｅ
から浮き上った状態にあり、通電時にはプランジャｂが
プランジャチューブの外側にそって設けられた導磁体ｆ
に吸引され、弁開ばねｃを圧縮することにより弁体ａが
弁座ｅに着座するように構成されている。プランジャｂ
を吸引する導磁体ｆは、プランジャ管ｇの外周に位置
し、ソレノイドコイルｈに通電することにより磁化され
て吸引力を得ている。このために導磁体ｆの収容スペー
スが必要となるのでソレノイドコイルｈを小さくするこ
とができなくなる欠点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
構造を有する従来の通電時閉型の電磁弁のソレノイドコ
イルを小型化し、電磁弁を使用する機器全体の小型化を
図るものである。
構造を有する従来の通電時閉型の電磁弁のソレノイドコ
イルを小型化し、電磁弁を使用する機器全体の小型化を
図るものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、弁本体に設け
たプランジャチューブの周囲にソレノイドコイルを設
け、該プランジャチューブ内において弁本体側に吸引子
を設けると共に、他側に磁性ガイドを設けて、該吸引子
と該磁性ガイド間において、弁開ばねと弁閉ばねにより
双方向から付勢された釣合状態に磁性プランジャを収容
し、該磁性プランジャと該磁性ガイド相互間において同
心状に形成された一方の中心軸部と他方の係合筒部を摺
動自在に組合わせ、該弁本体の弁座に接離する弁体を該
磁性プランジャに連結した構成を採用することにより、
前記課題を解決したものである。
たプランジャチューブの周囲にソレノイドコイルを設
け、該プランジャチューブ内において弁本体側に吸引子
を設けると共に、他側に磁性ガイドを設けて、該吸引子
と該磁性ガイド間において、弁開ばねと弁閉ばねにより
双方向から付勢された釣合状態に磁性プランジャを収容
し、該磁性プランジャと該磁性ガイド相互間において同
心状に形成された一方の中心軸部と他方の係合筒部を摺
動自在に組合わせ、該弁本体の弁座に接離する弁体を該
磁性プランジャに連結した構成を採用することにより、
前記課題を解決したものである。
【０００５】
【作用】このような構成を有する本発明の電磁弁は、磁
性プランジャに係合する磁性ガイドを設けることによ
り、プランジャチューブの周囲に設けたソレノイドコイ
ルに通電することにより発生する磁束を、導磁体を通さ
ずに磁性プランジャおよび吸引子に導くことができる。
性プランジャに係合する磁性ガイドを設けることによ
り、プランジャチューブの周囲に設けたソレノイドコイ
ルに通電することにより発生する磁束を、導磁体を通さ
ずに磁性プランジャおよび吸引子に導くことができる。
【０００６】
【実施例】本発明の小型電磁弁の例を図１にしたがって
説明する。図１において、１は弁本体であり、１ａは弁
座である。弁本体１に立設したプランジャチューブ２の
中には、弁本体側に吸引子３を設け、他側に磁性ガイド
４を設けている。そして、吸引子３と磁性ガイド４の間
には、弁閉ばね５と弁開ばね６とによって上下双方向か
ら付勢された釣合状態において磁性プランジャ７が設け
られている。弁開ばね６の下端は、吸引子３の段部３ａ
によって支えられており、非通電時には吸引子３と磁性
プランジャ７は互いに隔離しているため、弁開の状態と
なっている。この磁性ガイド４は、プランジャチューブ
２の周囲に設けたソレノイドコイル８に通電することに
より発生する磁束を、磁性プランジャ７および吸引子３
に有効に導く作用を有するものである。
説明する。図１において、１は弁本体であり、１ａは弁
座である。弁本体１に立設したプランジャチューブ２の
中には、弁本体側に吸引子３を設け、他側に磁性ガイド
４を設けている。そして、吸引子３と磁性ガイド４の間
には、弁閉ばね５と弁開ばね６とによって上下双方向か
ら付勢された釣合状態において磁性プランジャ７が設け
られている。弁開ばね６の下端は、吸引子３の段部３ａ
によって支えられており、非通電時には吸引子３と磁性
プランジャ７は互いに隔離しているため、弁開の状態と
なっている。この磁性ガイド４は、プランジャチューブ
２の周囲に設けたソレノイドコイル８に通電することに
より発生する磁束を、磁性プランジャ７および吸引子３
に有効に導く作用を有するものである。
【０００７】このように構成された本発明の電磁弁の作
動状態を図１、図２に示す。図１は、非通電時すなわち
弁開状態を、また図２は、通電時すなわち弁閉状態を示
している。非通電時には、図１に示すように吸引子３と
磁性プランジャ７は互いに隔離して弁開状態を保ってい
る。図２に示される通電時には、ソレノイドコイル８に
より発生した磁束は矢印にて示すように、磁性ガイド
４、磁性プランジャ７、吸引子３を通過する。このと
き、磁性プランジャ７が吸引子３に吸引され、磁性プラ
ンジャ７に連結した弁体９を弁座１ａに着座させる。
動状態を図１、図２に示す。図１は、非通電時すなわち
弁開状態を、また図２は、通電時すなわち弁閉状態を示
している。非通電時には、図１に示すように吸引子３と
磁性プランジャ７は互いに隔離して弁開状態を保ってい
る。図２に示される通電時には、ソレノイドコイル８に
より発生した磁束は矢印にて示すように、磁性ガイド
４、磁性プランジャ７、吸引子３を通過する。このと
き、磁性プランジャ７が吸引子３に吸引され、磁性プラ
ンジャ７に連結した弁体９を弁座１ａに着座させる。
【０００８】この磁性ガイド４と磁性プランジャ７相互
においては同心状に形成されており、本実施例において
は、磁性ガイド４が中心軸部４ａを有し、磁性プランジ
ャ７にその係合筒部７ａを形成されており、互いに摺動
自在に組合せられている。図示していないが、磁性プラ
ンジャを中心軸部に、そして磁性ガイドを係合筒部に形
成して、摺動自在に組合わせても同様の効果を奏するも
のである。
においては同心状に形成されており、本実施例において
は、磁性ガイド４が中心軸部４ａを有し、磁性プランジ
ャ７にその係合筒部７ａを形成されており、互いに摺動
自在に組合せられている。図示していないが、磁性プラ
ンジャを中心軸部に、そして磁性ガイドを係合筒部に形
成して、摺動自在に組合わせても同様の効果を奏するも
のである。
【０００９】
【発明の効果】本発明は上記したように、プランジャチ
ューブ内を摺動する磁性プランジャに係合する磁性ガイ
ドを設けることにより、ソレノイドコイルから発生する
磁束を有効に利用できるため、従来の電磁弁に比較して
ソレノイドコイルを小型化することが可能となり、小型
化を必要とする各種機器に対応できる小型電磁弁を提供
することが可能となる。
ューブ内を摺動する磁性プランジャに係合する磁性ガイ
ドを設けることにより、ソレノイドコイルから発生する
磁束を有効に利用できるため、従来の電磁弁に比較して
ソレノイドコイルを小型化することが可能となり、小型
化を必要とする各種機器に対応できる小型電磁弁を提供
することが可能となる。
【図１】本発明の実施例について弁開時の断面図であ
る。
る。
【図２】図１の通電時、すなわち弁閉時の断面図であ
る。
る。
【図３】従来の電磁弁を示す断面図である。
１ 弁本体 １ａ 弁座 ２ プランジャチューブ ３ 吸引子 ４ 磁性ガイド ５ 弁閉ばね ６ 弁開ばね ７ 磁性プランジャ ８ ソレノイドコイル ９ 弁体
Claims (1)
- 【請求項１】 弁本体に設けたプランジャチューブの周
囲にソレノイドコイルを設け、該プランジャチューブ内
において弁本体側に吸引子を設けると共に他側に磁性ガ
イドを設けて、該吸引子と該磁性ガイド間において弁開
ばねと弁閉ばねにより双方向から付勢された釣合状態に
磁性プランジャを収容し、該磁性プランジャと該磁性ガ
イド相互間において同心状に形成された一方の中心軸部
と他方の係合筒部を摺動自在に組み合わせ、該弁本体の
弁座に接離する弁体を該磁性プランジャに連結して成る
ことを特徴とする通電時閉型の小型電磁弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3704491A JP2941457B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 小型電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3704491A JP2941457B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 小型電磁弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04277384A JPH04277384A (ja) | 1992-10-02 |
| JP2941457B2 true JP2941457B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=12486603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3704491A Expired - Fee Related JP2941457B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 小型電磁弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2941457B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP3704491A patent/JP2941457B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04277384A (ja) | 1992-10-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990518 |
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