JP2939970B2 - ディスク検出装置 - Google Patents

ディスク検出装置

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JP2939970B2
JP2939970B2 JP4694895A JP4694895A JP2939970B2 JP 2939970 B2 JP2939970 B2 JP 2939970B2 JP 4694895 A JP4694895 A JP 4694895A JP 4694895 A JP4694895 A JP 4694895A JP 2939970 B2 JP2939970 B2 JP 2939970B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク検出装置、特に
ディスクプレーヤに装着されるディスクの大きさや有無
を検出するディスク検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクをトレーに装着して保持する所
謂トレー式のディスクプレーヤ、例えばCD(コンパク
トディスク)チェンジャのストック位置から1枚のトレ
ーをローディングさせ、記録媒体であるCD再生位置に
ローディングが完了する間に、ディスク検出素子とトレ
ーの所定位置に配設した複数の透光により、ディスクの
有無および大きさを判定を行なうディスク検出装置とし
て、例えば特開昭62−99957号公報に提案されて
いるものが知られている。
【0003】特開昭62−99957号公報では、ディ
スクの大きさおよび有無の判定を、ディスクを装着する
トレーにスピンドルへのローディング動作方向に延びる
複数の透光を配設し、この透光がトレーのローディング
時通る位置にディスク検出素子を設け、このディスク検
出素子の検出出力に基づいてディスクの有無および大き
さを判定を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のディス
ク検出装置は、1枚のトレーにおける記録媒体の有無お
よび大きさを判定するための構成であるため、トレーが
複数重なって存在し、検出したいトレー以外にディスク
が存在する場合には、検出したいトレー以外にディスク
が存在すると検出光が透過しないので、検出出力が得ら
れず上記判定が不可能となる欠点を有する。
【0005】本発明はこのような課題を解決するためな
されたもので、その目的は複数のトレーに装着されたデ
ィスクの大きさや有無等をオープン位置からストック位
置にローディングする間に検出して、ディスクプレーヤ
の効率のよい操作を行なえるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明の請求項1は、記録媒体としてのディスクを装着
するサブトレーと、このサブトレーを保持するメイント
レーと、このメイントレーを複数枚収納する筐体を備え
たディスクプレーヤにおいて、前記各メイントレーは前
記ディスクを装着した前記サブトレーを筐体内にあるス
トック位置に保持したとき、ディスクセンター孔と対応
する位置に透孔を形成し、この透孔を通ってディスクロ
ーディング方向に延びる軸線上且つ前記ディスクの径に
応じた位置に複数の検出孔を形成するとともに、この透
孔を貫通して上下方向へ延びる垂線上且つ前記複数枚の
メイントレーを挟んだ位置に一対の投光部と受光部とか
らなるディスク検出素子を配設し、前記メイントレーが
筐体外にあるオープン位置からストック位置へ移送する
とき、前記投光部から投光した光を前記検出孔および前
記透孔を介して前記受光部で検出することで前記ディス
クの大きさおよび前記ディスクの有無を判定する。
【0007】また、本発明の請求項2は、記録媒体とし
てのディスクを装着するサブトレーと、このサブトレー
を保持するメイントレーと、このメイントレーを複数枚
収納する筐体を備えたディスクプレーヤにおいて、前記
各メイントレーは前記ディスクを装着した前記サブトレ
ーを筐体内にあるストック位置に保持したとき、ディス
クセンター孔と対応する位置に透孔を形成し、この透孔
を通ってディスクローディング方向に延びる軸線上且つ
前記ディスクの径に応じた位置に複数の検出孔を形成す
るとともに、この透孔を貫通して上下方向へ延びる垂線
上且つ前記複数枚のメイントレーを挟んだ位置に一対の
投光部と受光部とからなるディスク検出素子を配設し、
さらに前記サブトレーは前記透孔を通ってディスクロー
ディング方向に延びる軸線上にサブトレー検出孔を形成
し、前記メイントレーが筐体外にあるオープン位置から
ストック位置へ移送するときまたは前記サブトレーがス
トック位置からプレー位置へ移送するとき、前記投光部
から投光した光を前記検出孔および前記透孔ならびにサ
ブトレー検出孔を介して受光部で検出することでディス
クの大きさおよびディスクの有無、さらにディスクが所
定の位置に装着されているか否かを判定する。
【0008】
【作用】請求項1によれば、メイントレーがオープン位
置からストック位置に移送されて行くとき、メイントレ
ーに設けたディスクの径に応じた位置に形成された透孔
および検出孔が順次投光素子の上方位置を通過する毎に
受光部はHレベルの透過光検出信号を出力する。したが
って、このHレベルの透過光検出信号が発生する順序を
知ることで、ディスクの大きさおよび有無がわかる。
【0009】請求項2によれば、メイントレーがオープ
ン位置からストック位置に移送されて行くとき、メイン
トレーに設けたディスクの径に応じた位置に形成された
透孔および検出孔が順次投光素子の上方位置を通過する
毎に受光部からHレベルの透過光検出信号を出力する。
したがって、このHレベルの透過光検出信号が発生する
順序を知ることで、ディスクの大きさおよび有無がわか
る。さらに、サブトレーがストック位置からプレー位置
に移送されるとき、受光部はこのサブトレーに形成した
サブトレー検出孔を介して投光素子からの光を受光して
Hレベルの透過光検出信号を出力する。したがって、デ
ィスクが所定の位置に装着されていないことがわかる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基いて説
明する。図1は本発明に請求項1に係るディスク検出装
置を適用したCDチェンジャ(ディスクプレーヤ)の斜
視図であり、メイントレーが筐体から引き出された位置
(オープン位置と称する)を示す。
【0011】CDチェンジャ1は筐体2の前面3に上下
に3個の開口部4…が形成され、これらの開口部4…の
各々からサブトレー10を載置したメイントレー15を
引き出し自在としたものであり、合計3枚のディスクD
(記録媒体)を出し入れできるように構成されている。
なお、本発明が適用されるのは上記のように再生専用の
ディスクプレーヤに限定されるものではなく、記録再生
機能を備えたものであってもよい。
【0012】図2は上記CDチェンジャのサブトレーお
よびメイントレーの平面図である。サブトレー10の上
面にはディスクDを収納する凹部11aまたはそれより
小径のディスクdを収納する凹部11bが形成されると
ともに、光ピックアップユニット(または光磁気ユニッ
ト)を導入するためのU字状切欠部12が形成され、ま
たこのサブトレー10はメイントレー15を所定距離の
間を移動し得るよう構成されている。
【0013】また、メイントレー15には、メイントレ
ーが筐体内に引き込まれた位置(ストック位置と称す
る)でディスクD(ディスクd)を装着したとき、ディ
スクセンター孔5(6)と対向する位置にディスクセン
ター孔5(6)と対向する位置に透孔20が開けられ
る。
【0014】さらに、この透孔20の中心20aを通り
且つローディング方向に延びる軸線L1上にメイントレ
ー15を貫通する2つの検出孔21,22を形成する。
これら検出孔21,22は、それぞれ前記中心20aか
ら小径のディスクdの半径以内およびこの小径のディス
クdの半径より大きく大径のディスクDの半径よりは小
さい位置に形成される。
【0015】図3は本発明に係るディスク検出装置を適
用したCDチェンジャの側面透視図であり、筐体2に上
下3段にメイントレー15…が保持されていることを示
し、さらにメイントレー15…の上下にCD検出用の一
対の投光部31と受光部32とからなる検出素子を備え
たディスク検出装置30および制御回路33が収容さ
れ、受光部32から制御回路33へ透過光検出信号32
aが出力されていることを示している。
【0016】なお、40はトレー移送機構、50は昇降
機構、60はターンテーブル等の再生機構であって制御
回路33の指示に基づいて制御される。この際、トレー
移送機構40は、各メイントレー15をオープン位置と
ストック位置との間を移送させる。また、各メイントレ
ー15上のサブトレー10は、ストック位置からプレー
位置に昇降機構50により移送され、再生機構60で再
生される。
【0017】次にこのディスク検出装置および制御回路
について説明する。図4はサブトレーを移動可能に保持
するメイントレーを3枚重ねた状態を示す斜視図であ
り、それぞれ引き出し・挿入自在に設けられた3枚のメ
イントレーの内、真ん中のメイントレーが引き出された
オープン位置となっている状態を示す。
【0018】サブトレー10…をそれぞれ移動可能に保
持する3枚のメイントレー15…を挟み且つストック位
置におけるディスクセンター孔5(6)の中心を貫通す
る垂線L2上には、投光部31と受光部32が配設され
ている。
【0019】この実施例では、下側を投光部31とし、
上側を受光部32とした場合を示す。投光部31は、発
光ダイオード等の投光素子を用い、例えばこの発光素子
をメイントレー15の移送に基づいて定電流駆動する。
【0020】受光部32としては、PINホトダイオー
ドやホトトランジスタ等の受光素子を用い、例えばその
受光出力を増幅する増幅器や受光信号レベルが閾値を越
えている場合にHレベルの透過光検出信号32a(図5
参照)を出力する比較器(何れも図示せず)を備える。
【0021】したがって、メイントレー15が矢印aに
示すようにオープン位置からストック位置に移送されて
行くとき、オープン位置にあるメイントレー15に設け
た透孔20、検出孔21,22が順次投光部31の上方
位置を通過することにより、受光部32では透孔20、
検出孔21,22の何れかを介して投光部31からの光
を受光することができ、受光部32はディスク装着状態
に対応した透過光検出信号(パルス)32aを出力す
る。
【0022】制御回路33はこの透過光検出信号32a
を監視しており、この透過光検出信号32aの発生する
順序(タイミング)でディスクの大きさおよび有無を判
断する。
【0023】図5はディスク検出素子(受光部)の検出
出力を示す信号波形図であり、次に図2〜図5を参照し
てディスク検出装置の動作を説明する。図5において、
t1はオープン位置にあるメイントレー15の検出孔2
2がストック位置にあるメイントレー15の透孔20と
対向する時点、t2はオープン位置にあるメイントレー
15の検出孔21がストック位置にあるメイントレー1
5の透孔20と対向する時点、t3はオープン位置にあ
るメイントレー15の透孔20がストック位置にあるメ
イントレー15の透孔20と対向する時点をそれぞれ示
す。
【0024】メイントレー15はオープン位置でクロー
ズボタン(図示せず)が押されると矢印aで示されるよ
うにストック位置へのローディング動作が開始される。
その結果、メイントレー15が投光部31の上方を通過
していく。
【0025】大径(12cm)のディスクDが装着され
ているとき 凹部11aにディスクDが収納されるため、オープン位
置にある2段目のメイントレー15の検出孔22および
検出孔21は何れもディスクDで塞がれ、時点t1およ
びt2における透過光検出信号32aはLレベルであ
り、時点t3においてメイントレー15…の透孔20…
同士が一致したとき、透過光検出信号32aがLレベル
からHレベルに立ち上がり、この状態を所定時間継続す
る(図5(a)参照)。
【0026】制御回路33は、このようにディスクをオ
ープン位置からストック位置に移送する間で時点t3に
おいてHレベルの透過光検出信号32aが供給されたと
き、大径(12cm)のディスクDが装着されていると
判定する。
【0027】小径(8cm)のディスクdが装着されて
いるとき 凹部11bにディスクdが収納されるため、オープン位
置にある2段目のメイントレー15の検出孔22はディ
スクdで塞がれないため、時点t1から検出孔22の大
きさに対応した時間だけ透過光検出信号32aはHレベ
ルとなる。時点t2においては検出孔21はディスクd
で塞がれ、透過光検出信号32aはLレベルとなり、時
点t3においてメイントレー15…の透孔20…同士が
一致したとき、透過光検出信号32aがLレベルからH
レベルに立ち上がり、この状態を所定時間継続する(図
5(b)参照)。
【0028】制御回路33は、このようにディスクをオ
ープン位置からストック位置に移送する間で時点t1お
よびt3においてHレベルの透過光検出信号32aが供
給されたとき、小径(8cm)のディスクdが装着され
ていると判定する。
【0029】ディスクが装着されていないとき 凹部11aまたは凹部11bの何れにもディスクが収納
されていないため、ストック位置にある透孔20はディ
スクによって塞がれることがなく、時点t1およびt2
において検出孔22および検出孔21の大きさに対応し
た時間だけ透過光検出信号32aはHレベルとなる。時
点t3になるとメイントレー15…の透孔20…同士が
一致し透過光検出信号32aがLレベルからHレベルに
立ち上がり、この状態を所定時間継続する(図5(c)
参照)。
【0030】制御回路33は、このようにディスクをオ
ープン位置からストック位置に移送する間で時点t1、
t2およびt3においてHレベルの透過光検出信号32
aが供給されたとき、ディスクが装着されていないと判
定すると共に、サブトレー10のプレー位置への移送の
指示があったときでも制御回路33(図3参照)はプレ
ー位置への移送を行なわない。このように本願に係るデ
ィスク検出装置によれば、Hレベルの透過光検出信号の
発生順序を監視することでディスクの大きさ、有無を確
実に判定することができる。
【0031】図6は本発明の請求項2に係るディスク検
出装置のストック位置における平面図であり、図は大径
のディスクが所定の位置に装着されている状態を示し、
図2と同一部分は同一符号を付して示す。
【0032】この実施例は前記実施例に加え、メイント
レー15上に一定距離移動可能に保持されているサブト
レー10にもサブトレー検出孔14を形成したものであ
る。このサブトレー検出孔14は前記した投光部31お
よび受光部32を共用する(図3参照)。また、このサ
ブトレー検出孔14を形成する位置は、メイントレー1
5に形成した検出孔21,22と一致しないサブトレー
10がローディング動作する軸線L1上で且つ凹部11
b内のうちで前面側である。なお、メイントレー15の
ストック位置までの動作は前記実施例と同様であるので
省略する。
【0033】ストック位置へのローディング時、図5
(a)と同じ信号波形となり、大径のディスクDが装着
されていると判定できるとともに、サブトレー検出孔1
4は投光部31および受光部32と合致しないため、こ
のサブトレー検出孔14に対応するHレベルの透過光検
出信号32aは発生しない。制御回路33(図3参照)
はこの状態のときには大径のディスクDが正規の位置に
装着されていると判定し、ディスクD(サブトレー1
0)のプレー位置(CD再生のためディスクをターンテ
ーブルに保持する位置)への移送を可能とする。
【0034】さらに、サブトレー10がストック位置か
らプレー位置に移動したときには、サブトレー検出孔1
4は大径のディスクDで塞がれているため、メイントレ
ー15の透孔20を通過してもサブトレー検出孔14か
らHレベルの透過光検出信号32aは発生せず、このま
まプレー位置へ移送される。ここで、34はディスクク
ランピングエリア(ディスクセンター孔外側に形成され
た透明部)を示す。
【0035】図7は本発明の請求項2に係るディスク検
出装置のストック位置における平面図であり、図は小径
のディスクが所定の位置に装着されている状態を示し、
図6と同一部分は同一符号を付して示し説明を省略す
る。
【0036】ストック位置へのローディング時、図5
(b)と同じ信号波形となり、小径のディスクdが装着
されていると判定できるとともに、サブトレー検出孔1
4は投光部31および受光部32と合致しないため、こ
のサブトレー検出孔14に対応するHレベルの透過光検
出信号32aは発生しない。制御回路33(図3参照)
はこの状態のときには小径のディスクdが正規の位置に
装着されていると判定し、ディスクd(サブトレー1
0)のプレー位置への移送を可能とする。
【0037】さらに、サブトレー10がストック位置か
らプレー位置に移動したときには、サブトレー検出孔1
4は小径のディスクdで塞がれているため、メイントレ
ー15の透孔20を通過してもサブトレー検出孔14か
らHレベルの透過光検出信号32aは発生せず、このま
まプレー位置へ移送される。
【0038】図8は本発明の請求項2に係るディスク検
出装置のストック位置における平面図であり、図はディ
スクがサブトレーに装着されていない状態を示し、図6
と同一部分は同一符号を付して示し説明を省略する。
【0039】ストック位置へのローディング時、図5
(c)と同じ信号波形となり、ディスクが装着されてい
ないと判定できる。このときには、プレー位置への移送
の指示があったときでも、制御回路33(図3参照)は
プレー位置への移送を行なわず、メイントレー15をオ
ープンさせる。
【0040】図9は本発明の請求項2に係るディスク検
出装置のストック位置における平面図であり、図は大径
のディスクが所定の位置に装着されていない状態を示
し、図6と同一部分は同一符号を付して示す。
【0041】図10はディスク検出素子(受光部)の検
出出力を示す信号波形図であり、大径のディスクDが正
規に装着されたときには起こらないパターンとなってい
る。すなわち、受光部32(図3参照)はストック位置
へのローディング時、時点t1において検出孔22に対
応するHレベルの透過光検出信号32aを出力し、透孔
20に対応するHレベルの透過光検出信号32aを出力
しないため、制御回路33(図3参照)はこの状態を異
常と判定し、プレー位置への移送の指示があったときで
もプレー位置への移送を行なわず、メイントレー15を
オープンさせる。
【0042】図11は本発明の請求項2に係るディスク
検出装置のストック位置における平面図であり、図は大
径のディスクが図9よりずれが少ない状態を示し、図6
と同一部分は同一符号を付して示す。
【0043】図12はディスク検出素子(受光部)の検
出出力を示す信号波形図であり、ストック位置へのロー
ディング時、クランピングエリア34の透明部を光が透
過してHレベルの透過光検出信号が発生し、小径のディ
スクが装着されている場合と同じパターン(図5(b)
参照)となるため、制御回路33(図3参照)はディス
クD(サブトレー10)の矢印bで示すプレー位置への
移送を可能と判断してしまうが、この後ディスクDがプ
レー位置への移送されると、時点t4においてサブトレ
ー検出孔14が透孔20と一致し、サブトレー検出孔1
4を介して投光部31(図3参照)からの光が受光部3
2(図3参照)で受光されるため、受光部32はHレベ
ルの透過光検出信号32aを出力する。このとき、制御
回路33(図3参照)はこの状態を異常と判定し、サブ
トレー10の移送を停止するとともに、メイントレー1
5をオープンさせる。したがって、ディスクDのメイン
トレー15…間等での噛み込みが防止される。なお、図
において、Aポジションより右方向はサブトレーが動き
出した状態における信号波形である。
【0044】図13は本発明の請求項2に係るディスク
検出装置のストック位置における平面図であり、図は小
径のディスクが所定の位置に装着されていない状態を示
し、図6と同一部分は同一符号を付して示す。
【0045】図14はディスク検出素子(受光部)の検
出出力を示す信号波形図であり、小径のディスクdが正
規に装着されたときには起こらないパターンとなってい
る。すなわち、受光部32(図3参照)は時点t1,t
2において、検出孔21,22に対応するHレベルの透
過光検出信号32aを出力するため、制御回路33(図
3参照)はこの状態を異常と判定する。このとき、制御
回路33はプレー位置への移送の指示があったときでも
プレー位置への移送を行なわず、メイントレー15をオ
ープンさせる。
【0046】
【発明の効果】本発明に係るディスク検出装置上記構成
であるため次の効果を発揮する。請求項1によれば、各
メイントレーはディスクを装着したサブトレーを筐体内
にあるストック位置に保持したとき、ディスクセンター
孔と対応する位置に透孔を形成し、この透孔を通ってデ
ィスクローディング方向に延びる軸線上且つ前記ディス
クの径に応じた位置に複数の検出孔を形成するととも
に、この透孔を貫通して上下方向へ延びる垂線上且つ前
記複数枚のメイントレーを挟んだ位置に一対の投光部と
受光部とからなるディスク検出素子を配設し、前記メイ
ントレーが筐体外にあるオープン位置からストック位置
へ移送するとき、前記投光部から投光した光を前記検出
孔および前記透孔を介して前記受光部で検出することで
前記ディスクの大きさおよび前記ディスクの有無を判定
するため、ディスクの大きさ、有無を確実に判定するこ
とができる。
【0047】請求項2によれば、各メイントレーはディ
スクを装着したサブトレーを筐体内にあるストック位置
に保持したとき、ディスクセンター孔と対応する位置に
透孔を形成し、この透孔を通ってディスクローディング
方向に延びる軸線上且つ前記ディスクの径に応じた位置
に複数の検出孔を形成するとともに、この透孔を貫通し
て上下方向へ延びる垂線上且つ前記複数枚のメイントレ
ーを挟んだ位置に一対の投光部と受光部とからなるディ
スク検出素子を配設し、さらに前記サブトレーは前記透
孔を通ってディスクローディング方向に延びる軸線上に
サブトレー検出孔を形成し、前記メイントレーが筐体外
にあるオープン位置からストック位置へ移送するときま
たは前記サブトレーがストック位置からプレー位置へ移
送するとき、前記投光部から投光した光を前記検出孔お
よび前記透孔ならびにサブトレー検出孔を介して受光部
で検出することでディスクの大きさおよびディスクの有
無、さらにディスクが所定の位置に装着されているか否
かを判定するため、ディスクの大きさ、有無を確実に判
定することができる。さらにディスクが所定の位置に装
着されているか否かを確実に判定できるため、ディスク
を正しく装着できなかったときでもその損傷を防止でき
る。
【0048】よって、複数のトレーを重ねて構成したデ
ィスクプレーヤを安全且つ効率的に操作することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に係るディスク検出装置を適
用したCDチェンジャの斜視図
【図2】本発明の請求項1に係るディスク検出装置を適
用したCDチェンジャのサブトレーおよびメイントレー
の平面図
【図3】本発明に係るディスク検出装置を適用したCD
チェンジャの側面透視図
【図4】サブトレーを移動可能に保持するメイントレー
を3枚重ねた状態を示す斜視図
【図5】ディスク検出素子(受光部)の検出出力を示す
信号波形図
【図6】本発明の請求項2に係るディスク検出装置のス
トック位置における平面図
【図7】本発明の請求項2に係るディスク検出装置のス
トック位置における平面図
【図8】本発明の請求項2に係るディスク検出装置のス
トック位置における平面図
【図9】本発明の請求項2に係るディスク検出装置のス
トック位置における平面図
【図10】ディスク検出素子(受光部)の検出出力を示
す信号波形図
【図11】本発明の請求項2に係るディスク検出装置の
ストック位置における平面図
【図12】ディスク検出素子(受光部)の検出出力を示
す信号波形図
【図13】本発明の請求項2に係るディスク検出装置の
ストック位置における平面図
【図14】ディスク検出素子(受光部)の検出出力を示
す信号波形図
【符号の説明】
1…CDチェンジャ、2…筐体、3…前面、4…開口
部、5,6…ディスクセンター孔、10…サブトレー、
11a,11b…凹部、12,18…切欠部、13,1
9…ラック、14…サブトレー検出孔、15…メイント
レー、16,17…ガイド溝、20…透孔、21,22
…検出孔、30…ディスク検出装置、31…投光部、3
2…受光部、32a…透過光検出信号、33…制御回
路、34…ディスククランピングエリア。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体としてのディスクを装着するサ
    ブトレーと、このサブトレーを保持するメイントレー
    と、このメイントレーを複数枚収納する筐体を備えたデ
    ィスクプレーヤにおいて、前記各メイントレーは前記デ
    ィスクを装着した前記サブトレーを筐体内にあるストッ
    ク位置に保持したとき、ディスクセンター孔と対応する
    位置に透孔を形成し、この透孔を通ってディスクローデ
    ィング方向に延びる軸線上且つ前記ディスクの径に応じ
    た位置に複数の検出孔を形成するとともに、この透孔を
    貫通して上下方向へ延びる垂線上且つ前記複数枚のメイ
    ントレーを挟んだ位置に一対の投光部と受光部とからな
    るディスク検出素子を配設し、前記メイントレーが筐体
    外にあるオープン位置からストック位置へ移送すると
    き、前記投光部から投光した光を前記検出孔および前記
    透孔を介して前記受光部で検出することで前記ディスク
    の大きさおよび前記ディスクの有無を判定することを特
    徴とするディスク検出装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体としてのディスクを装着するサ
    ブトレーと、このサブトレーを保持するメイントレー
    と、このメイントレーを複数枚収納する筐体を備えたデ
    ィスクプレーヤにおいて、前記各メイントレーは前記デ
    ィスクを装着した前記サブトレーを筐体内にあるストッ
    ク位置に保持したとき、ディスクセンター孔と対応する
    位置に透孔を形成し、この透孔を通ってディスクローデ
    ィング方向に延びる軸線上且つ前記ディスクの径に応じ
    た位置に複数の検出孔を形成するとともに、この透孔を
    貫通して上下方向へ延びる垂線上且つ前記複数枚のメイ
    ントレーを挟んだ位置に一対の投光部と受光部とからな
    るディスク検出素子を配設し、さらに前記サブトレーは
    前記透孔を通ってディスクローディング方向に延びる軸
    線上にサブトレー検出孔を形成し、前記メイントレーが
    筐体外にあるオープン位置からストック位置へ移送する
    ときまたは前記サブトレーがストック位置からプレー位
    置へ移送するとき、前記投光部から投光した光を前記検
    出孔および前記透孔ならびにサブトレー検出孔を介して
    受光部で検出することでディスクの大きさおよびディス
    クの有無、さらにディスクが所定の位置に装着されてい
    るか否かを判定することを特徴とするディスク検出装
    置。
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