JP2939238B1 - 太陽光発電装置 - Google Patents
太陽光発電装置Info
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- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Abstract
太陽光発電装置の組み立て作業が容易にできるようにす
る。太陽光発電装置の外部からの雨水がその内部にまで
は入り込まないようにする。 【解決手段】 太陽電池15と透明板11,12とで組
立板4を構成する。構造物2の外面に沿って複数の上記
組立板4を並設させる。これら互いに隣り合う両組立板
4,4の互いに対向する両対向端部5,5に沿って延び
これら両対向端部5,5を支持するサッシ6を設ける。
上記サッシ6が、上記構造物2に支持されて上記両対向
端部5,5の裏面をそれぞれ接合させるサッシ本体20
と、このサッシ本体20から上記両対向端部5,5の間
の空間22に向って一体的に突出する突出片23と、こ
の突出片23に係脱自在に係止されて上記両対向端部
5,5の表面にそれぞれ接合する係止体26とを備え
る。
Description
とで構成した複数の組立板を複数設けて、これら組立板
を構造物の外面に沿って設けるようにした太陽光発電装
置に関するものである。
うに構成されたものがある。
れら太陽電池と透明板とで組立板が構成され、構造物の
外面に沿って複数の上記組立板が並設され、これら互い
に隣り合う両組立板の互いに対向する両対向端部に沿っ
て延びこれら両対向端部を支持するサッシが設けられて
いる。
て交差する交差方向で、上記構造物の外面に沿って複数
の組立板が並設され、これら互いに隣り合う両組立板の
互いに対向する他の対向端部に沿って延びこれら両他の
対向端部を支持する他のサッシが設けられている。
とき、上記太陽電池が光エネルギーを電気エネルギーに
変換することとされ、上記太陽電池から構造物の外部に
向うよう延出させられた電線を通して上記電気エネルギ
ーが消費可能とされている。
技術では、次のような問題点がある。
て、上記太陽光発電装置の構成が複雑となっており、ま
た、このようにサッシの部品点数が多いことと、上記組
立板をサッシに支持させるために締結手段を用いている
こととから、構造物に対し上記組立板とサッシとを組み
付けるための作業が煩雑になっており、つまり、太陽光
発電装置の組み立て作業が煩雑となっている。
面」上に、もしくはこの「水平面」に対し傾斜した「傾
斜面」上に並設される場合において、これら組立板の組
み付け作業時や、保守点検作業時には、既に組み付けた
各組立板の上面に足場板を敷いて上記各作業をすること
があるが、この場合、上記足場板によって、上記組立板
の表面が傷付けられるおそれがある。
り強固になされるようにすることが求められている。
設された上記組立板群の表面に雨水が降り注ぐとき、こ
の雨水が上記組立板群の表面のいずれかに溜るおそれが
あり、この場合には、太陽電池の性能が阻害されるおそ
れを生じる。
課題とする。
ると共に、太陽光発電装置の組み立て作業が容易にでき
るようにする。
や、保守点検作業時に、組立板の表面が傷付かないよう
にする。
り強固になされるようにする。
が降り注ぐとき、この雨水が上記組立板群の表面のいず
れかに溜るということを防止して、太陽電池の性能が阻
害されないようにする。
の本発明の太陽光発電装置は、次の如くである。
11,12に保持させて、これら太陽電池15と透明板
11,12とで組立板4を構成し、構造物2の外面に沿
って複数の上記組立板4を並設させ、これら互いに隣り
合う両組立板4,4の互いに対向する両対向端部5,5
に沿って延びこれら両対向端部5,5を支持するサッシ
6を設けた太陽光発電装置において、
て上記両対向端部5,5の裏面をそれぞれ接合させるサ
ッシ本体20と、このサッシ本体20から上記両対向端
部5,5の間の空間22に向って一体的に突出する突出
片23と、この突出片23に係脱自在に係止されて上記
両対向端部5,5の表面にそれぞれ接合する係止体26
とを備え、
し、この係止体26の少なくとも一部を上記両組立板
4,4の表面よりもその外方に突出させ、
に嵌合する補強板35を設け、上記組立板4の厚さ方向
に向う視線でみて、上記補強板35がその幅方向で上記
両対向端部5,5に跨るよう上記補強板35を形成した
ものである。
て、上記両組立板4,4が隣り合う方向Aに対して交差
する交差方向Bで、上記構造物2の外面に沿って複数の
組立板4,4を並設させ、これら互いに隣り合う両組立
板4,4の互いに対向する他の対向端部8,8に沿って
延びこれら両他の対向端部8,8を支持する他のサッシ
9を設けた太陽光発電装置において、
されて上記両他の対向端部8,8の裏面をそれぞれ接合
させるサッシ本体39と、このサッシ本体39から上記
両他の対向端部8,8の間の空間41に向って一体的に
突出する突出片42と、この突出片42に支持されて上
記空間41に嵌入されるシール材43とを備え、このシ
ール材43の外面を、上記両組立板4,4の表面とほぼ
面一としたものである。
て、上記他のサッシ9のサッシ本体39の断面形状を構
造物2の外方に向って開くほぼU字形状としてこのサッ
シ本体39の内部を排水通路45とし、この排水通路4
5の長手方向における端部開口を上記サッシ6のサッシ
本体20の排水通路30に連通させたものである。
により説明する。
って、この太陽光発電装置1は全体として建築物とされ
ている。
る構造物2を有し、この構造物2の上部外面は前記「傾
斜面」とされ、この「傾斜面」に沿った方向を方向Aと
し、この方向Aに対しほぼ直角に交差する方向を交差方
向Bとすれば、上記構造物2は、上記交差方向Bに向っ
て延びるI型鋼製のフレーム3を備え、上記交差方向B
は上記「傾斜面」に沿って傾斜している。
一部を構成し、上記方向Aで、上記構造物2の外面に沿
って複数の組立板4,4が並設されている。また、上記
方向Aで、互いに隣り合う両組立板4,4の互いに対向
する対向端部5,5に沿って上記交差方向Bに延び、こ
れら両対向端部5,5を支持するサッシ6が設けられて
いる。
外面に沿って複数の組立板4,4が並設され、互いに隣
り合う両組立板4,4の互いに対向する両他の対向端部
8,8に沿って上記方向Aに延びこれら両他の対向端部
8,8を支持する他のサッシ9が設けられている。
の矩形をなし、上記「傾斜面」に沿ってこれら組立板4
が碁盤目状に整然と配設され、これら組立板4群の各表
面は互いにほぼ面一とされている。
対面するガラス板製の一対の透明板11,12と、これ
ら両透明板11,12の各外縁部の間に介設されるスペ
ーサ13と、これら両透明板11,12とスペーサ13
とで囲まれて密閉された空間14に収納されると共に上
記透明板11の内面に貼着されて保持された半透明板状
の太陽電池15と、上記各透明板11,12とスペーサ
13との間をシールするシール材16とを備え、これら
透明板11,12、スペーサ13、太陽電池15、およ
びシール材16は、接着剤により互いに一体的に結合さ
せられている。
3に締結具19により固定されて支持され上記両対向端
部5,5の裏面をそれぞれシール材21を介し圧接状に
接合させるアルミ製のサッシ本体20と、このサッシ本
体20の幅方向の中途部から上記両対向端部5,5の間
の空間22に向って一体的に突出するアルミ製の突出片
23と、この突出片23の突出端部の係止部24に係脱
自在に弾性的に係止されて上記各対向端部5の表面にそ
れぞれ圧接状に接合する係止体26とを備えている。こ
の係止体26は、上記両対向端部5,5の表面に架設さ
れて上記したように接合する係止体本体27と、この係
止体本体27の幅方向の中途部から上記空間22に向っ
て一体的に突出して上記突出片23の係止部24に係脱
自在に係止された被係止部28とを備えている。
は構造物2の外方、つまり、上方に向って開くほぼU字
形状とされ、このサッシ本体20の内部が上記方向Aに
沿うよう斜め下方に向って傾斜する排水通路30とされ
ている。
幅方向で、その内底部における中央部から一側部に偏位
して設けられ、これにより、広くされた上記サッシ本体
20の内底部の他側部が、上記各組立板4の太陽電池1
5から構造物2の外部に向うよう延出する電線31を配
索させるための配索通路32とされている。この場合、
配索通路32は、上記電線31の少なくとも一部だけを
配索させるものであってもよい。
被係止部28とが全体的にゴム等弾性材で構成され、シ
ール材としても機能するものとされている。この係止体
26の一部である上記係止体本体27が、上記両組立板
4,4の表面よりもその外方に突出させられている。
は、その長手方向に沿って嵌入溝34が形成され、この
嵌入溝34に金属板製の長尺の補強板35がその長手方
向で嵌脱自在に嵌合させられ、この補強板35によっ
て、上記係止体26の強度と剛性とが高められている。
また、上記組立板4の厚さ方向に向う視線でみて(太陽
光発電装置1の平面視で)、上記補強板35は、その幅
方向で、上記両対向端部5,5に跨るよう形成されてい
る。
39を備え、このサッシ本体39は、その長手方向の各
端部が上記サッシ6のサッシ本体20の長手方向の中途
部に載置されて締結具38により締結されて支持され、
上記両他の対向端部8,8の裏面をそれぞれシール材4
0を介し圧接状に接合させている。また、上記他のサッ
シ9は、上記サッシ本体39から上記両他の対向端部
8,8の間の空間41に向って一体的に突出するアルミ
製の突出片42と、この突出片42の突出端部に支持さ
れて上記空間41に嵌入させられるシール材43とを備
えている。
43と隣接する上記両組立板4,4の表面とほぼ面一と
されている。
形状は構造物2の外方、つまり、上方に向って開く偏平
なほぼU字形状とされ、このサッシ本体39の内部が上
記交差方向Bに沿うようほぼ水平に延びる排水通路45
とされている。また、上記排水通路45の長手方向にお
ける端部開口は、上記サッシ6のサッシ本体20の排水
通路30の上方に位置させられて、この排水通路30に
連通させられている。
6の係止によって、上記構造物2に対し、サッシ6と他
のサッシ9とを介し各組立板4ががたつきなく、かつ、
強固に支持されている。
に支持されて上記両対向端部5,5の裏面をそれぞれ接
合させるサッシ本体20と、このサッシ本体20から上
記両対向端部5,5の間の空間22に向って一体的に突
出する突出片23と、この突出片23に係脱自在に係止
されて上記両対向端部5,5の表面にそれぞれ接合する
係止体26とを備えたため、サッシ6は、互いに一体成
形されたサッシ本体20および突出片23と、係止体2
6とで構成され、つまり、上記サッシ6の部品点数は極
めて少ないことから、その分、太陽光発電装置1の構成
が簡単となる。
の連結は、煩雑な作業を要求される締結手段によるので
はなく、単なる係止によるのであり、しかも、上記した
ようにサッシ6の部品点数が少ないことから、上記構造
物2に対する組立板4やサッシ6の組み付け作業が容易
にでき、つまり、太陽光発電装置1の組み立て作業が容
易にできることとなる。
造物2の外方に向って開くほぼU字形状としてこのサッ
シ本体20の内部を排水通路30としたため、互いに隣
り合う両組立板4,4の両対向端部5,5の間のシール
が不十分であって、これら両対向端部5,5の間を通り
雨水が浸入したとしても、この浸入した雨水は上記サッ
シ本体20の内部の排水通路30を通って太陽光発電装
置1の外部に排水される。
5,5の間のシールが不十分であるとしても、雨水が太
陽光発電装置1の内部にまで入り込むということは防止
される。
陽電池15から構造物2の外部に向うよう延出する電線
31の配索通路32としたため、上記電線31の配索の
ための別途の電線管が不要である分、上記太陽光発電装
置1の構成が簡単になると共に、電線管の配管作業が不
要となる分、上記電線31の配索作業も容易にでき、つ
まり、太陽光発電装置1の組み立て作業が容易にできる
こととなる。
構成したため、この係止体26と、この係止体26と接
合する上記各組立板4の対向端部5の表面との間は上記
係止体26自体によってシールされることとなる。
太陽光発電装置1の構成が簡単になる。
ほぼ水平に並設される場合において、その組み付け作業
時や、保守点検作業時には、上記各組立板4の上面に足
場板を敷いて上記各作業をすることがあるが、この場
合、上記足場板を上記各係止体26の突出部分に架設さ
せることができる。
て、組立板4の表面が傷付けられるということは防止さ
れる。また、上記係止体26は弾性材であって、足場板
との間の摩擦力が大きいため、この足場板を安定した状
態で架設させることができ、作業性が向上する。
脱自在に嵌合する補強板35を設け、上記組立板4の厚
さ方向に向う視線でみて、上記補強板35がその幅方向
で上記両対向端部5,5に跨るよう上記補強板35を形
成したため、前記したように、係止体26を全体的に弾
性体で構成すると、この係止体26による上記組立板4
の支持強度は不十分になりがちであるが、上記両対向端
部5,5に跨っている上記係止体26の部分が上記補強
板35によって補強されることから、上記係止体26に
よっての上記組立板4の支持がより強固になされること
となる。
6に対しその外部から嵌脱自在に嵌合させられるもので
あるため、上記構造物2に対し上記各組立板4を支持さ
せるときには、まず、補強板35を嵌合させていない係
止体26を任意に折り曲げたり、弾性変形させながら、
上記突出片23に係止させ、その後に、上記係止体26
に補強板35を嵌合させればよい。
魔されることなく、係止体26を任意に変形させること
によりできる分、上記太陽光発電装置1の組み立て作業
がより容易にできることとなる。
に支持されて上記両他の対向端部8,8の裏面をそれぞ
れ接合させるサッシ本体39と、このサッシ本体39か
ら上記両他の対向端部8,8の間の空間41に向って一
体的に突出する突出片42と、この突出片42に支持さ
れて上記空間41に嵌入されるシール材43とを備え、
このシール材43の外面を、上記両組立板4,4の表面
とほぼ面一としたため、上記の交差方向Bで、互いに隣
り合う両組立板4,4のうち、一方の組立板4の表面に
降り注いだ雨水は、この一方の組立板4の表面から、上
記シール材43の外面上を通り、他方の組立板4の表面
に向って溜ることなく流れることとなる。
水が降り注ぐとき、この雨水が上記組立板4群の表面の
いずれかに溜るということが防止されて、太陽電池15
の性能が阻害されるということが防止される。
の断面形状を構造物2の外方に向って開くほぼU字形状
としてこのサッシ本体39の内部を排水通路45とし、
この排水通路45の長手方向における端部開口を上記サ
ッシ6のサッシ本体20の排水通路30に連通させたた
め、上記交差方向Bで、互いに隣り合う両組立板4,4
の両他の対向端部8,8の間のシールが不十分で雨水が
浸入したとしても、この浸入した雨水は上記他のサッシ
9のサッシ本体の内部の排水通路45を通って、上記太
陽光発電装置1の外部に直接排水され、もしくは、上記
サッシ6のサッシ本体20の内部の排水通路30に排水
され、かつ、この排水通路30を通って、太陽光発電装
置1の外部に排水される。
う両組立板4,4の両他の対向端部8,8の間のシール
が不十分であるとしても、雨水が太陽光発電装置1の内
部にまで入り込むということは防止される。
立板4,4を前記「水平面」に沿って互いに並設させて
もよく、また、建築物の壁部である構造物2の側部外面
に沿ったほぼ鉛直な「鉛直面」に沿って複数の組立板
4,4を互いに並設させてもよい。
持させて、これら太陽電池と透明板とで組立板を構成
し、構造物の外面に沿って複数の上記組立板を並設さ
せ、これら互いに隣り合う両組立板の互いに対向する両
対向端部に沿って延びこれら両対向端部を支持するサッ
シを設けた太陽光発電装置において、
記両対向端部の裏面をそれぞれ接合させるサッシ本体
と、このサッシ本体から上記両対向端部の間の空間に向
って一体的に突出する突出片と、この突出片に係脱自在
に係止されて上記両対向端部の表面にそれぞれ接合する
係止体とを備えている。
たサッシ本体および突出片と、係止体とで構成され、つ
まり、上記サッシの部品点数は極めて少ないことから、
その分、太陽光発電装置の構成が簡単となる。
は、煩雑な作業を要求される締結手段によるのではな
く、単なる係止によるのであり、しかも、上記したよう
にサッシの部品点数が少ないことから、上記構造物に対
する組立板やサッシの組み付け作業が容易にでき、つま
り、太陽光発電装置の組み立て作業が容易にできること
となる。
し、この係止体の少なくとも一部を上記両組立板の表面
よりもその外方に突出させてあり、次の効果が生じる。
したため、この係止体と、この係止体と接合する上記各
組立板の対向端部の表面との間は上記係止体自体によっ
てシールされることとなる。
太陽光発電装置の構成が簡単になる。
水平に並設される場合において、その組み付け作業時
や、保守点検作業時には、上記各組立板の上面に足場板
を敷いて上記各作業をすることがあるが、この場合、上
記足場板を上記各係止体の突出部分に架設させることが
できる。
て、組立板の表面が傷付けられるということは防止され
る。
在に嵌合する補強板を設け、上記組立板の厚さ方向に向
う視線でみて、上記補強板がその幅方向で上記両対向端
部に跨るよう上記補強板を形成してある。
的に弾性体で構成すると、この係止体による上記組立板
の支持強度は不十分になりがちであるが、上記両対向端
部に跨っている上記係止体の部分が上記補強板によって
補強されることから、上記係止体によっての上記組立板
4の支持がより強固になされることとなる。
その外部から嵌脱自在に嵌合させられるものであるた
め、上記構造物に対し上記各組立板を支持させるときに
は、まず、補強板を嵌合させていない係止体を任意に折
り曲げたり、弾性変形させながら、上記突出片に係止さ
せ、その後に、上記係止体に補強板を嵌合させればよ
い。
れることなく、係止体を任意に変形させることによりで
きる分、上記太陽光発電装置の組み立て作業がより容易
にできることとなる。
う方向に対して交差する交差方向で、上記構造物の外面
に沿って複数の組立板を並設させ、これら互いに隣り合
う両組立板の互いに対向する他の対向端部に沿って延び
これら両他の対向端部を支持する他のサッシを設けた太
陽光発電装置において、
て上記両他の対向端部の裏面をそれぞれ接合させるサッ
シ本体と、このサッシ本体から上記両他の対向端部の間
の空間に向って一体的に突出する突出片と、この突出片
に支持されて上記空間に嵌入されるシール材とを備え、
このシール材の外面を、上記両組立板の表面とほぼ面一
としてある。
合う両組立板のうち、一方の組立板の表面に降り注いだ
雨水は、この一方の組立板の表面から、上記シール材の
外面上を通り、他方の組立板の表面に向って溜ることな
く流れることとなる。
組立板群の表面に雨水が降り注ぐとき、この雨水が上記
組立板群の表面のいずれかに溜るということが防止され
て、太陽電池の性能が阻害されるということが防止され
る。
シ本体の断面形状を構造物の外方に向って開くほぼU字
形状としてこのサッシ本体の内部を排水通路とし、この
排水通路の長手方向における端部開口を上記サッシのサ
ッシ本体の排水通路に連通させてある。
う両組立板の両他の対向端部の間のシールが不十分で雨
水が浸入したとしても、この浸入した雨水は上記他のサ
ッシのサッシ本体の内部の排水通路を通って、太陽光発
電装置の外部に直接排水され、もしくは、上記サッシの
サッシ本体の内部の排水通路に排水され、かつ、この排
水通路を通って、太陽光発電装置の外部に排水される。
両組立板の両他の対向端部の間のシールが不十分である
としても、雨水が太陽光発電装置の内部にまで入り込む
ということは防止される。
Claims (3)
- 【請求項1】 太陽電池を透明板に保持させて、これら
太陽電池と透明板とで組立板を構成し、構造物の外面に
沿って複数の上記組立板を並設させ、これら互いに隣り
合う両組立板の互いに対向する両対向端部に沿って延び
これら両対向端部を支持するサッシを設けた太陽光発電
装置において、 上記サッシが、上記構造物に支持されて上記両対向端部
の裏面をそれぞれ接合させるサッシ本体と、このサッシ
本体から上記両対向端部の間の空間に向って一体的に突
出する突出片と、この突出片に係脱自在に係止されて上
記両対向端部の表面にそれぞれ接合する係止体とを備
え、 上 記係止体を全体的に弾性材で構成し、この係止体の少
なくとも一部を上記両組立板の表面よりもその外方に突
出させ、 上 記係止体にその外部側から嵌脱自在に嵌合する補強板
を設け、上記組立板の厚さ方向に向う視線でみて、上記
補強板がその幅方向で上記両対向端部に跨るよう上記補
強板を形成した太陽光発電装置。 - 【請求項2】 上記両組立板が隣り合う方向に対して交
差する交差方向で、上記構造物の外面に沿って複数の組
立板を並設させ、これら互いに隣り合う両組立板の互い
に対向する他の対向端部に沿って延びこれら両他の対向
端部を支持する他のサッシを設けた太陽光発電装置にお
いて、 上記他のサッシが、上記サッシに支持されて上記両他の
対向端部の裏面をそれぞれ接合させるサッシ本体と、こ
のサッシ本体から上記両他の対向端部の間の空間に向っ
て一体的に突出する突出片と、この突出片に支持されて
上記空間に嵌入されるシール材とを備え、このシール材
の外面を、上記両組立板の表面とほぼ面一とした請求項
1に記載の太陽光発電装置。 - 【請求項3】 上記他のサッシのサッシ本体の断面形状
を構造物の外方に向って開くほぼU字形状としてこのサ
ッシ本体の内部を排水通路とし、この排水通路の長手方
向における端部開口を上記サッシのサッシ本体の排水通
路に連通させた請求項2に記載の太陽光発電装置。
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JPH11280222A (ja) | 1999-10-12 |
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