JP2938433B1 - 余長処理ボビン - Google Patents

余長処理ボビン

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JP2938433B1
JP2938433B1 JP9201598A JP9201598A JP2938433B1 JP 2938433 B1 JP2938433 B1 JP 2938433B1 JP 9201598 A JP9201598 A JP 9201598A JP 9201598 A JP9201598 A JP 9201598A JP 2938433 B1 JP2938433 B1 JP 2938433B1
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重紀 山地
勝幸 森田
英明 秋月
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Fujitsu Ltd
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Abstract

【要約】 【課題】 余長処理ボビンにおいて、簡単な構造で巻戻
りの防止を可能とし且つ良好な作業性をも確保するこ
と。 【解決手段】 余長処理ボビン10は、開閉部材14を
押込みあるいは引き出すことにより、開閉部材14を押
込位置と引出位置とに相対移動させることができ、引出
しあるいは押込む力を及ぼさなければ押込位置または引
出位置が維持される。開閉部材14を引出位置にすれ
ば、巻戻り規制片42がフランジ部材16、18間から
退去するので、巻付け胴20に光ファイバや電線等の線
材を巻付け、また巻付けられている線材を巻戻すことが
できる。開閉部材14を押込位置にすれば、巻戻り規制
片42がフランジ部材16、18間を横断する状態にな
るので、巻付け胴20に巻付けられている線材が巻戻る
のを防止できる。簡単な構造でありながら線材の巻戻り
を確実に防止でき、その操作も単純且つ簡単である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ファイバ
や電線等の線材を巻付けるための余長処理ボビンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ファイバはデジタル通信の分野で広く
使用されており、例えば工場やオフィス内でのLAN等
にも使用されている。ところで光ファイバは、端面の処
理が適切になされないと良好な通信ができないことがあ
るので、例えば現場で適当な長さに切断して使用するこ
とは行われていない。そのため、例えばオフィス内のA
点からB点に光ファイバを引くときには、A点〜B点の
距離よりも長めの光ファイバを使用して、余長部分を例
えばボビン等に巻付ける、余長処理が行われていた。
【0003】また、こうした余長処理は光ファイバに限
らず、電線等の他の線材においても必要とされることが
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、線材を
普通にボビンに巻付けたのでは巻戻りするおそれがあっ
た。このため何らかの巻戻り防止手段を必要としていた
が、簡単な構造でありながら巻戻りの防止が可能で且つ
作業性も良好なボビンはなかった。
【0005】本発明は、線材の余長処理に使用されるボ
ビンにおいて、簡単な構造で巻戻りの防止を可能とし且
つ良好な作業性をも確保することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するための請求項1記載の余長処理ボビンは、
互いに対面して配される一対のフランジ部材と該フラン
ジ部材間に配される巻付け胴とを有するボビン本体と、
該ボビン本体に当接する押込位置と該ボビン本体から離
れる引出位置との間で前記巻付け胴の軸方向に沿って往
復変位する保持部材と、前記保持部材に保持されて該保
持部材が前記押込位置になった際には前記巻付け胴の外
側にて前記フランジ部材間に位置して前記巻付け胴に巻
付けられている線材の巻戻りを規制する規制位置とな
り、前記保持部材が前記引出位置になった際には前記巻
戻りを許す解除位置となる巻戻り規制部材と、該保持部
材から前記巻付け胴の軸方向に沿って延出され先端部に
張出を有する弾性片と、前記弾性片を挿通させる切欠
と、前記保持部材が前記引出位置になると前記弾性片の
張出を係止させる前記切欠の縁部と、前記巻付け胴の内
周側に設けられて、前記規制部材を前記規制位置とした
ときに前記弾性片の一部が係合する規制時係合部と、前
記巻付け胴の内周側に設けられて、前記巻戻り規制部材
を前記解除位置としたとき前記弾性片の一部が係合する
解除時係合部とを設けたことを特徴とする余長処理ボビ
ン。 この余長処理ボビンは、巻戻り規制部材を解除位置
としておいて巻付け胴に線材を巻き付けてから巻戻り規
制部材を規制位置にすれば巻付け胴に巻付けられている
線材の巻戻りを規制することができる。また、既に線材
が巻き付けられている場合に、巻戻り規制部材を解除位
置にすれば、線材を巻き戻して使用することもできる。
【0007】巻戻り規制部材を解除位置と規制位置とに
変位させるだけでよいので、簡単な構造で巻戻りの防止
を可能とし且つ良好な作業性をも確保することができ
る。線材としては、前述の光ファイバや電線の他に、針
金、各種の糸やひも等が例示される。
【0008】巻戻り規制部材は、規制位置では、例えば
フランジ部材間を横断する位置となって線材の巻戻りを
規制し、解除位置では、例えばフランジ部材間から退去
することによって巻戻りを許す。巻戻り規制部材は、例
えば巻付け胴のほぼ全周を覆うような部材でもよいし、
例えば互いに適宜の位相をずらして巻付け胴の周方向に
配される複数の部材とすることもできる。
【0009】巻戻り規制部材は、巻付け胴の軸方向に沿
って規制位置と解除位置とに往復変位するので、わずか
な変位で規制位置と解除位置とに切り換えることができ
る。しかも、巻付け胴の軸方向に沿って往復変位可能な
保持部材によって巻戻り規制部材を保持し、保持部材の
往復変位に応じて巻戻り規制部材を規制位置と解除位置
とに変位させる構成であるから、例えば複数の巻戻り規
制部材を備えた場合に、これらを同時に規制位置と解除
位置とに変位させることができる。また、保持部材から
延出されている弾性片が切欠に挿通され、保持部材の往
復変位に伴って切欠内を往復移動する。この弾性片は、
保持部材が引出位置にされた際には、先端部の張出を切
欠の縁部に係止させるので、保持部材が引出位置を超え
て変位することはない。 したがって、保持部材の移動範
囲は、ボビン本体に当接する押込位置と弾性片が係止さ
れる引出位置との間に規定され、巻戻り規制部材の移動
範囲も引出位置に対応する解除位置と押込位置に対応す
る規制位置との間に規定される。
【0010】さらに、巻戻り規制部材を規制位置とした
ときには弾性片の一部が規制時係合部に係合し、巻戻り
規制部材を解除位置としたときには弾性片の一部が解除
時係合部に係合するので、巻戻り規制部材を規制位置ま
たは解除位置に確実に保持できる。したがって、巻戻り
規制部材を解除位置にしての、線材の巻き付けまたは巻
き戻し作業がし易くなり、また、巻戻り規制部材を規制
位置にした際に、何らかの不測の外力が及ぼされて巻戻
り規制部材が解除位置にされるのを防止できる。請求項
2記載の余長処理ボビンでは、請求項1記載の余長処理
ボビンにおいて、前記切欠は、前記フランジ部材の内周
部に設けられているので、フランジ部材が切欠を設ける
ための部材を兼ねる。 請求項3記載の余長処理ボビン
は、互いに対面して配される一対のフランジ部材と該フ
ランジ部材間に配される巻付け胴とを有するボビン本体
と、該ボビン本体に当接する押込位置と該ボビン本体か
ら離れる引出位置との間で前記巻付け胴の軸方向に沿っ
て往復変位する保持部材と、前記保持部材に保持されて
該保持部材が前記押込位置になった際には前記巻付け胴
の外側にて前記フランジ部材間に位置して前記巻付け胴
に巻付けられている線材の巻戻りを規制する規制位置と
なり、前記保持部材が前記引出位置になった際には前記
巻戻りを許す解除位置となる巻戻り規制部材と、該保持
部材から前記巻付け胴の軸方向に沿って延出され先端部
に張出を有する弾性片と、前記保持部材が前記引出位置
になると前記弾性片の張出を係止させる縁部と、前記保
持部材から前記巻付け胴の軸方向に平行に延出された誘
導片と、前記巻付け胴の内周面に沿って設けられて前記
誘導片を摺動させる誘導孔と、前記巻付け胴の内周側に
設けられて、前記規制部材を前記規制位置としたときに
前記弾性片の一部が係合する規制時係合部と、前記巻付
け胴の内周側に設けられて、前記巻戻り規制部材を前記
解除位置としたとき前記弾性片の一部が係合する解除時
係合部とを設けたことを特徴とする。 この余長処理ボビ
ンも、請求項1記載の余長処理ボビンと同様に、巻戻り
規制部材を解除位置としておいて巻付け胴に線材を巻き
付けてから巻戻り規制部材を規制位置にすれば巻付け胴
に巻付けられている線材の巻戻りを規制することがで
き、既に線材が巻き付けられている場合に、巻戻り規制
部材を解除位置にすれば、線材を巻き戻して使用するこ
ともできる。 そして、請求項1記載の余長処理ボビンと
同様、巻戻り規制部材を、わずかな変位で規制位置と解
除位置とに切り換えることができ、複数の巻戻り規制部
材を、保持部材によって同時に規制位置と解除位置とに
変位させることができ、弾性片の張出を縁部に係止させ
ることで、保持部材が引出位置を超えて変位するのを防
止でき、弾性片の一部を規制時係合部に係合させること
で巻戻り規制部材を規制位置に確実に保持でき、解除時
係合部に係合させることで巻戻り規制部材を解除位置に
確実に保持できる。 さらに、請求項3記載の余長処理ボ
ビンによれば、保持部材すなわち巻戻り規制部材の往復
移動に際して、誘導片が誘導孔内を摺動することにより
巻戻り規制部材の移動経路が良好に保持される。 また、
請求項4記載のように、請求項3記載の余長処理ボビン
において、前記弾性片を挿通させる切欠を設けることも
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の具体例を図面を参
照して説明することにより発明の実施の形態を説明す
る。
【0012】
【具体例】まず図1〜図7により具体例の余長処理ボビ
ンの構造について説明する。なお、図1は余長処理ボビ
ンの正面図、図2は余長処理ボビンの背面図、図3は余
長処理ボビンの閉鎖状態の側面図、図4は閉鎖状態の余
長処理ボビンの図1のA−A線に沿った断面図、図4は
余長処理ボビンの開放状態の側面図、図6は開放状態の
余長処理ボビンの図1のA−A線に沿った断面図、図7
は、図6の状態における弾性片付近の拡大断面図であ
る。
【0013】余長処理ボビン10は、ボビン本体12と
開閉部材14とで構成されている。ボビン本体12は、
互いに対面して配される一対のフランジ部材16、18
及びこれらフランジ部材16、18間に配された巻付け
胴20からなっている。一方のフランジ部材18の内周
18aは巻付け胴20の内周よりもわずかに小さく、巻
付け胴20の内周面20aよりも中心側に位置してい
る。このフランジ部材18には、内周18aから外周1
8bに至る4箇所の切込22が等間隔(90度ピッチ)
で設けられ、それら切込22の中間には内周18aから
外周18bに向かって陥没する4箇所の凹陥24が設け
られている。これら凹陥24が切欠に該当し、その底部
分が解除時係合部に相当している。
【0014】他方のフランジ部材16の内周16aは巻
付け胴20の内周と等しく、巻付け胴20の内周面20
aと段差なく連続している。フランジ部材16の内周1
6aには、フランジ部材18の凹陥24に対応する4箇
所に規制時係合部に相当する凹陥26が設けられてい
る。凹陥24及び凹陥26は、図7に示されるように傾
斜面を介して巻付け胴20の内周面20aと連続してい
る。また、各凹陥26の中間(フランジ部材18の切込
22に対応する位置)には、フランジ部材16の内周1
6aから巻付け胴20の内周面20aにわたる誘導孔2
8を形成する突出部30が設けられている。
【0015】開閉部材14は、保持部材に該当する背板
32を備えている。この背板32は、円盤部34と円盤
部34から等間隔(90度ピッチ)で延出された4箇所
の腕部36とからなり、円盤部34の中央には一対の半
円孔38により摘部40が形成されている。
【0016】各腕部36は、それぞれフランジ部材18
の切込22に整合しており、切込22に入出可能であ
る。腕部36の先端には、背板32に対して垂直となる
方向(巻付け胴20の軸方向と平行方向)に沿って、巻
戻り規制部材に該当する巻戻り規制片42が設けられて
いる。巻戻り規制片42の腕部36(背板32)からの
突き出し長さは、フランジ部材16、18間の距離とほ
ぼ等しい。
【0017】円盤部34の外縁には誘導孔28に対応し
て誘導片44が立設されている。誘導片44は、背板3
2に対して垂直となる方向(巻付け胴20の軸方向と平
行方向)に沿って延出され、それぞれ誘導孔28内に摺
動可能に挿通されている。円盤部34の外縁の凹陥2
4、26に対応する位置からは、巻付け胴20の軸方向
に沿って弾性片46が延出されている。弾性片46の先
端部には、弾性片46の延出方向とほぼ直交する方向に
沿って一対の張出48が設けられており、外側には断面
が山状の係合突起50が設けられている。
【0018】弾性片46は、凹陥24に挿通されてお
り、その延出方向に沿って凹陥24内を往復移動可能で
ある。ただし、張出48がフランジ部材18の内面に係
止されることによって凹陥24からの脱落を阻止され、
張出48がフランジ部材18の内面に係止される位置
(引出位置、図6参照)と背板32が突出部30の一方
の端に当接する位置(押込位置、図4及び図7参照)と
の間で移動範囲が規定されている。したがって、開閉部
材14の移動範囲も引出位置と押込位置との間に規定さ
れる。
【0019】引出位置にあるときには、弾性片46の係
合突起50が凹陥24内に落ち込んだ状態で係合し、開
閉部材14が押込位置側に移動するのを防止するが、設
定以上の力で開閉部材14を押込位置側に押せば、弾性
片46が巻付け胴20の中心側に弾性変形して係合突起
50が巻付け胴20の内周面20aに乗り上がるので、
開閉部材14を押込位置に移動させることができる。
【0020】そして、押込位置になると、係合突起50
が凹陥26内に落ち込んだ状態で係合し、開閉部材14
が引出位置側に移動するのを防止するが、設定以上の力
で開閉部材14を引出位置側に引けば、弾性片46が巻
付け胴20の中心側に弾性変形して係合突起50が巻付
け胴20の内周面20aに乗り上がるので、開閉部材1
4を引出位置に移動させることができる。
【0021】こうした開閉部材14の移動に際して、誘
導片44が誘導孔28内を摺動することにより開閉部材
14の移動経路が保持される。この余長処理ボビン10
においては、上述のように開閉部材14を押込みあるい
は引き出すことにより、開閉部材14を押込位置と引出
位置とに相対移動させることができ、引出しあるいは押
込む力を及ぼさなければ押込位置または引出位置が維持
される。そして、開閉部材14を引出位置にすれば、図
5に示されるように巻戻り規制片42がフランジ部材1
6、18間から退去するので、巻付け胴20に光ファイ
バや電線等の線材を巻付け、また巻付けられている線材
を巻戻すことができる。また、開閉部材14を引出位置
にした際には、巻戻り規制片42の先端が切込22内に
位置して切込22を塞ぐ状態となるので(図5、図6参
照)、光ファイバや電線等の線材を巻付けるに当たっ
て、そうした線材が切込22に入り込むのを防止する。
すなわち、線材の巻付けに当たって線材が切込22に引
係るおそれはなく、巻付け作業をしやすい。
【0022】一方、開閉部材14を押込位置にすれば、
図3に示されるように巻戻り規制片42がフランジ部材
16、18間を横断する状態になるので、巻付け胴20
に巻付けられている線材が巻戻るのを防止できる。この
ように、本具体例の余長処理ボビン10は、きわめて簡
単な構造でありながら線材の巻戻りを確実に防止でき、
その操作も単純且つ簡単であるから良好な作業性をも確
保できる。
【0023】しかも、開閉部材14に外力を及ぼさなけ
れば押込位置または引出位置が維持されるので、線材の
巻き付けまたは巻き戻し作業がし易い。また、何らかの
不測の外力が開閉部材14を引出す方向に及ぼされる可
能性はほとんどなく、そうした不測の外力が働いて押込
位置から引出位置にされるおそれもない。
【0024】以上、具体例に従って、本発明の実施の形
態について説明したが、本発明はこのような具体例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。例え
ば、具体例では、巻戻り規制部材に該当する巻戻り規制
片42を4箇所に設けているが、巻戻り規制部材を3以
下としたり5以上とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 具体例の余長処理ボビンの正面図である。
【図2】 具体例の余長処理ボビンの余長処理ボビンの
背面図である。
【図3】 具体例の余長処理ボビンの閉鎖状態の側面図
である。
【図4】 具体例の余長処理ボビンを閉鎖状態としたと
きの図1のA−A線に沿った断面図である。
【図5】 具体例の余長処理ボビンの開放状態の側面図
である。
【図6】 具体例の余長処理ボビンを開放状態としたと
きの図1のA−A線に沿った断面図である。
【図7】 図6の状態における弾性片付近の拡大断面図
である。
【符号の説明】
10…余長処理ボビン、12…ボビン本体、14…開閉
部材(保持部材)、16…フランジ部材、16a…内
周、18…フランジ部材、18a…内周、18b…外
周、20…巻付け胴、20a…内周面、22…切込、2
4…凹陥(解除時係合部)、26…凹陥(規制時係合
部)、28…誘導孔、30…突出部、32…背板(保持
部材)、34…円盤部、36…腕部、38…半円孔、4
0…摘部、42…巻戻り規制片(巻戻り規制部材)、4
4…誘導片、46…弾性片、48…張出、50…係合突
起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 勝幸 愛知県名古屋市中区千代田2丁目24番15 号 北川工業株式会社内 (72)発明者 秋月 英明 愛知県名古屋市中区千代田2丁目24番15 号 北川工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−77066(JP,U) 実開 昭52−110830(JP,U) 実開 昭60−26471(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 75/00 - 75/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対面して配される一対のフランジ
    部材と該フランジ部材間に配される巻付け胴とを有する
    ボビン本体と、該ボビン本体に当接する押込位置と該ボビン本体から離
    れる引出位置との間で前記巻付け胴の軸方向に沿って往
    復変位する保持部材と、 前記保持部材に保持されて該保持部材が前記押込位置に
    なった際には前記巻付け胴の外側にて前記フランジ部材
    間に位置して前記巻付け胴に巻付けられている線材の巻
    戻りを規制する規制位置となり、前記保持部材が前記引
    出位置になった際には前記巻戻りを許す解除位置となる
    巻戻り規制部材と、 該保持部材から前記巻付け胴の軸方向に沿って延出され
    先端部に張出を有する弾性片と、 前記弾性片を挿通させる切欠と、 前記保持部材が前記引出位置になると前記弾性片の張出
    を係止させる前記切欠の縁部と、 前記巻付け胴の内周側に設けられて、前記規制部材を前
    記規制位置としたときに前記弾性片の一部が係合する規
    制時係合部と、 前記巻付け胴の内周側に設けられて、前記巻戻り規制部
    材を前記解除位置としたとき前記弾性片の一部が係合す
    る解除時係合部とを設けたことを特徴とする余長処理ボ
    ビン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の余長処理ボビンにおい
    て、前記切欠は、前記フランジ部材の内周部に設けられてい
    ることを特徴とする余長処理ボビン。
  3. 【請求項3】 互いに対面して配される一対のフランジ
    部材と該フランジ部材間に配される巻付け胴とを有する
    ボビン本体と、 該ボビン本体に当接する押込位置と該ボビン本体から離
    れる引出位置との間で前記巻付け胴の軸方向に沿って往
    復変位する保持部材と、 前記保持部材に保持されて該保持部材が前記押込位置に
    なった際には前記巻付け胴の外側にて前記フランジ部材
    間に位置して前記巻付け胴に巻付けられている線材の巻
    戻りを規制する規制位置となり、前記保持部材が前記引
    出位置になった 際には前記巻戻りを許す解除位置となる
    巻戻り規制部材と、 該保持部材から前記巻付け胴の軸方向に沿って延出され
    先端部に張出を有する弾性片と、 前記保持部材が前記引出位置になると前記弾性片の張出
    を係止させる縁部と、 前記保持部材から前記巻付け胴の軸方向に平行に延出さ
    れた誘導片と、 前記巻付け胴の内周面に沿って設けられて前記誘導片を
    摺動させる誘導孔と、 前記巻付け胴の内周側に設けられて、前記規制部材を前
    記規制位置としたときに前記弾性片の一部が係合する規
    制時係合部と、 前記巻付け胴の内周側に設けられて、前記巻戻り規制部
    材を前記解除位置としたとき前記弾性片の一部が係合す
    る解除時係合部とを設けたことを特徴とする余長処理ボ
    ビン。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の余長処理ボビンにおい
    て、 前記弾性片を挿通させる切欠を設けたことを特徴とする
    余長処理ボビン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115196419A (zh) * 2022-05-18 2022-10-18 北京理工大学 一种用于光纤陀螺尾纤盘绕的装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115196419A (zh) * 2022-05-18 2022-10-18 北京理工大学 一种用于光纤陀螺尾纤盘绕的装置
CN115196419B (zh) * 2022-05-18 2023-09-19 北京理工大学 一种用于光纤陀螺尾纤盘绕的装置

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