JP3403328B2 - 釣糸用糸巻 - Google Patents
釣糸用糸巻Info
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Description
れた釣糸を引出し可能に糸止め出来るように改良した釣
糸用糸巻に関する。
た釣糸の巻回状態を維持し、ほつれを防止するために糸
止めリングを止着したものがある。この糸止めリングは
スプ−ルの糸巻部をその径方向に押圧するように糸巻部
に弾性的に嵌め込み可能な合成樹脂等のC型の板状体か
ら成っている。例えば実公昭33−5377号公報には、側方
に開口する釣糸挿通切欠き孔を有する糸止めリング付ス
プ−ルが紹介されているが、糸巻部のフランジに近い部
分から釣糸を引き出す時に釣糸挿通切欠き孔の開口側か
ら釣糸が引き出され、釣糸挿通切欠き孔から外れ易い。
に、フランジに止着された糸止めリングの端部に楔状切
込部を設けたものが紹介されているが、楔状切込部が浅
く、幅が広すぎるため、釣糸が十分に保持されず、楔状
切込部から外れ易く、フランジに止着された糸止めリン
グでは巻回された釣糸の引出しも難しかった。さらに、
例えば実開昭57−52173 号公報には、糸止めリングの両
端部の両端にスリツトを設け、糸巻部にその両端を重合
させて止着し、両端のスリツト同志が重合して孔状の釣
糸挿通部を形成しているが、糸巻への取り付け、釣糸挿
通部への釣糸の挿通がやり難かった。
点は、従来の釣糸用糸巻は糸巻部に取り付けた糸止めリ
ングの釣糸挿通部への釣糸の挿通がしづらく、又、釣糸
が釣糸挿通部から外れ易いことである。
巻回された釣糸を糸止めリングで極めて容易に糸止め出
来ると共に、釣糸を引出しても糸止めリングから外れな
い釣糸用糸巻を提供することである。
に、請求項1に係わる本発明は、釣糸挿通孔と、端部に
開口し前記釣糸挿通孔に連通する溝部を設けた糸止めリ
ングを有することを要旨とすることである。
釣糸挿通孔に向けて狭くなる釣糸案内部を有しているこ
とを要旨とすることである。
体の糸巻部側に向けて広くなるように傾斜部が形成され
たことを要旨とすることである。
は釣糸用糸巻の糸巻部と略同じ幅を有し、釣糸挿通孔は
前記糸止めリングと略同じ幅を有していることを要旨と
することである。
が巻回された糸巻部に糸止めリング3を止着した状態で
釣糸2の端部2aを引くだけで糸止めリング3の端部3cに
開口する溝部3d、3iを介して容易に釣糸2を釣糸挿通孔
3bに挿通でき、糸巻部から釣糸2を引出した時は、釣糸
2が釣糸挿通孔3bの奥側に寄せられた状態となり、溝部
3d、3iの開口から外へ出ることが防止できる。
に沿って釣糸挿通孔3bの方向へ釣糸2の端部2aを引くこ
とで釣糸2が溝部3d、3i内に案内され、釣糸2を釣糸挿
通孔3bへ容易に挿通できる。
3d内へ釣糸2を容易に移動できて傷付も防止できる。
で容易に引き出せて釣糸の傷みが少ない。
ると、図1から図5は第1実施例で、図1は釣糸が糸止
めリングで糸止めされた釣糸用糸巻の斜視図、図2は糸
止めリングの拡大斜視図、図3は糸止めリングの平面
図、図4は糸止めリングの側面図、図5は図3のF5−F5
線の断面背面図である。
やリ−ルのスプ−ルから成り、釣糸2が巻回される図示
しない巻胴部と一対のフランジ部1a、1bで糸巻部が形成
されている。巻回された釣糸2の外側は糸止めリング3
の内周面3aで押圧されて糸止めされている。糸止めリン
グ3は一対のフランジ部1a、1b間に納まるようにフラン
ジ部1a、1b間(糸巻部の横幅)の80%以上の略同じ幅
の合成樹脂板材で円弧状に湾曲形成され、釣糸のほつれ
を防止し、糸止めリング3は糸巻部の外周に沿って回動
するようになっている。
3bが穿設されて端部3cとの間の端部3cの横幅の中央に、
端部3cに開口し釣糸挿通孔3bに連通する溝部3dが糸止め
リング3の長手方向に直線状に形成されている。端部3c
の溝部3d開口両側には図3のように円弧面からなり、溝
部3dが外側へ広がるように傾斜面を設けた釣糸案内部3e
と、図5のように溝部3dに糸巻部側に向けて広くなる傾
斜部3fが形成されている。釣糸挿通孔3bの横幅は糸止め
リング3の幅の50%以上とし、糸止めリング3の両側
まで3mm以下となるような近い幅に形成されている。
成されているため釣糸2が外れ難くなり、溝部3dに差し
込んだ釣糸2を糸止めリング3の弾性に抗して溝部3dを
広げながら移動して釣糸挿通孔3bへ差し込む。溝部3dは
切開状に形成し、溝部3dの幅は両側が接していてもよ
い。このように溝部3dが形成されると、釣糸挿通孔3bに
通した釣糸2が溝部3dを通して外れてしまうことが防止
される。
る時は、釣糸用糸巻1に釣糸2が巻回され、その外側に
糸止めリング3が嵌め込まれる。釣糸2が糸巻部に沿っ
て規則通り正しく平行に巻回されているため、釣糸2に
対して糸止めリング3の内周面3aが平均的に当接して釣
糸2がばらけ難い。釣糸2が糸止めリング3の釣糸挿通
孔3bの中に挿通される時は、釣糸2の端部2aを持って引
き上げると、釣糸2は釣糸案内部3eと傾斜部3fに接しな
がら溝部3dの釣糸挿通孔3b側へ案内されて溝部3dから釣
糸挿通孔3bに通される。糸止めリング3が取り付けられ
た状態で釣糸用糸巻1から釣糸2が引き出される時は、
釣糸挿通孔3bの溝部3dとは反対側の奥側で押し付けられ
たまま引き出される。
と、釣糸2が巻回された糸巻部に糸止めリング3を止着
した状態で釣糸2の端部2aを引くだけで糸止めリング3
の端部3cに開口する溝部3dを介して容易に釣糸2を釣糸
挿通孔3bに挿通でき、糸巻部から釣糸2を引出した時
は、釣糸用糸巻1が釣糸2の引出し方向に回動し、一
方、糸止めリング3が糸巻部の外周に沿って釣糸2の引
出し方向とは逆方向に回動し、釣糸2が釣糸挿通孔3bの
奥側に寄せられた状態となり、溝部3dの開口から外へ出
ることが防止できる。溝部3d開口に沿って釣糸挿通孔3b
の方向へ釣糸2の端部2aを引くことで釣糸2が溝部3d内
に案内され、釣糸2を釣糸挿通孔3bへ容易に挿通でき
る。
は糸巻部外方へ立上がるためつまみ易い。又、釣糸案内
部3eと傾斜部3fで溝部3d内へ釣糸2を容易に移動できて
傷付も防止できる。さらに、釣糸挿通孔3bから糸止めリ
ング3の両側部まで3mm以下となるようにして釣糸挿
通孔3bの幅を糸止めリング3と略同じにすると糸巻部の
フランジ部1a、1b側に巻回された釣糸2を少ない力で容
易に引き出せて釣糸2の傷みが少ない。又、図5のよう
に釣糸挿通孔3bの糸巻部側周縁を傾斜状にしているた
め、釣糸2の傷みが防止される。
リングの平面図、図7は糸止めリングの展開要部斜視図
である。
の釣糸挿通孔3b内に溝部3dを挟んで両側に円弧状の凸部
3g、3gが形成されている。他の構成は前記第1実施例と
略同一である。
状の凸部3g、3gが形成されていると、釣糸挿通孔3b内の
釣糸2が溝部3d内に侵入し難くなり溝部3dを通してから
外に抜け難くなる。
の展開要部斜視図である。
の釣糸挿通孔3b内に溝部3dを挟んで両側に溝部3d位置が
高くなる傾斜面3h、3hが形成されている。他の構成は前
記第1実施例と略同一である。
3d位置が高くなる傾斜面3h、3hが形成されていると、釣
糸挿通孔3b内の釣糸2が溝部3dから外に抜け難くなる。
が糸止めリングで糸止めされた釣糸用糸巻の斜視図、図
10は糸止めリングの平面図、図11は糸止めリングの展開
要部斜視図である。
幅広く形成されている。端部3cの溝部3i開口両側には傾
斜面からなる釣糸案内部3jが形成されている。他の構成
は前記第1実施例と略同一である。
ていても、糸止めリング3は一対のフランジ部1a、1b間
に糸巻部に沿って周方向に回動するように嵌まる略同じ
幅の合成樹脂板材でC字状の円弧状に湾曲形成されて糸
巻部に巻回された釣糸2の外側は糸止めリング3の内周
面3aで押圧されて糸止めされ、釣糸2は釣糸挿通孔3bに
挿通されているので巻き解けることはない。
の平面図である。
3kの横幅は一側端部3cの横幅より小さく形成されてい
る。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
端部3cの横幅より小さく形成されていると、釣糸用糸巻
1がリ−ルのスプ−ルから成る時、一対のフランジ部1
a、1bの内側が仮に傾斜して釣糸が巻回される図示しな
い巻胴部の横幅が狭い場合でも確実に糸止めできる。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
止着した状態で釣糸の端部を引くだけで糸止めリングの
端部に開口する溝部を介して容易に釣糸を釣糸挿通孔に
挿通でき、糸巻部から釣糸を引出した時は、釣糸が溝部
の開口から外へ出ることが防止できる。
の端部を引くことで釣糸が溝部内に案内され、釣糸を釣
糸挿通孔へ容易に挿通できる。
に移動できて傷付も防止できる。
糸の傷みが少ない。
れた釣糸用糸巻の斜視図である。
である。
れた釣糸用糸巻の斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 釣糸挿通孔と、端部に開口し前記釣糸挿
通孔に連通する溝部を設けた糸止めリングを有し、前記
糸止めリングは、釣糸用糸巻の糸巻部と略同じ幅を有
し、前記釣糸挿通孔は前記糸止めリングと略同じ幅を有
していることを特徴とする釣糸用糸巻。 - 【請求項2】 溝部の開口は釣糸挿通孔に向けて狭くな
る釣糸案内部を有していることを特徴とする請求項1記
載の釣糸用糸巻。 - 【請求項3】 溝部に糸巻本体の糸巻部側に向けて広く
なるように傾斜部が形成されたことを特徴とする請求項
1記載の釣糸用糸巻。 - 【請求項4】 釣糸が糸巻部に規則通り平行に巻回され
ていることを特徴とする請求項1記載の釣糸用糸巻。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07511798A JP3403328B2 (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 釣糸用糸巻 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07511798A JP3403328B2 (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 釣糸用糸巻 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220990A JPH11220990A (ja) | 1999-08-17 |
JP3403328B2 true JP3403328B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=13566939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07511798A Expired - Fee Related JP3403328B2 (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 釣糸用糸巻 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3403328B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7314193B1 (en) | 2006-08-07 | 2008-01-01 | Fujita Kimura | Spool |
JP5615723B2 (ja) * | 2011-01-07 | 2014-10-29 | 株式会社ワイ・ジー・ケー | 長尺体用スプール |
-
1998
- 1998-02-05 JP JP07511798A patent/JP3403328B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11220990A (ja) | 1999-08-17 |
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