JP2938356B2 - 背負い具用ひも及び背負い具 - Google Patents
背負い具用ひも及び背負い具Info
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- A45F—TRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
- A45F3/00—Travelling or camp articles; Sacks or packs carried on the body
- A45F3/14—Carrying-straps; Pack-carrying harnesses
-
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- A45F3/04—Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders
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- Portable Outdoor Equipment (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、背負い具用ひも及び背
負い具に関する。
負い具に関する。
【0002】
【従来の技術】背負い具としては、例えばリュックサッ
ク等の背負い式バッグ、背負って農作業をする殺虫剤噴
霧器、子守帯等がある。
ク等の背負い式バッグ、背負って農作業をする殺虫剤噴
霧器、子守帯等がある。
【0003】例えば、従来の背負い式バッグは、図8に
示すように、バッグ本体1に2本の肩ひも2A、2Bを
備えており、肩ひも2A、2Bはそれぞれ上部肩ひも3
A、3Bと下部肩ひも4A、4Bとからなっている。上
部肩ひも3A、3Bは一端がバッグ本体1の上部に固着
されている。下部肩ひも4A、4Bは、使用する人の体
格に合わせて長さを調整できるように、上部肩ひも3
A、3Bの下部に固着した連結帯5A、5Bと、この連
結帯5A、5Bの先端に設けた周知の調整具6A、6B
と、バッグ本体1の下部に固着し前記調整具6A、6B
に挿通した調整帯7A、7Bとからなっている。
示すように、バッグ本体1に2本の肩ひも2A、2Bを
備えており、肩ひも2A、2Bはそれぞれ上部肩ひも3
A、3Bと下部肩ひも4A、4Bとからなっている。上
部肩ひも3A、3Bは一端がバッグ本体1の上部に固着
されている。下部肩ひも4A、4Bは、使用する人の体
格に合わせて長さを調整できるように、上部肩ひも3
A、3Bの下部に固着した連結帯5A、5Bと、この連
結帯5A、5Bの先端に設けた周知の調整具6A、6B
と、バッグ本体1の下部に固着し前記調整具6A、6B
に挿通した調整帯7A、7Bとからなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した背負い式バッ
グは、携帯は大変楽であるが、バッグ本体1内の収納物
を取り出す場合、バッグ本体1が背中にあるため、一旦
バッグを下ろしてから行わなければならず、例えば歩行
中や人混みの中などでの行為は、必ずしも便の良いもの
ではなかった。また重量物を背負って運搬する時、肩ひ
も2A、2Bは体に密着した長さに調整する。そして、
野道で休憩する時は、バッグを傾斜面又は岩等に下ろ
す。そこで、背負う時は、腕を肩ひも2A、2Bに通す
が、この場合、最初の片腕は体をよじって一方の肩ひも
2Aに容易に通すことができる。しかし、他方の片腕を
肩ひも2Bに挿入する時は、体をよじることができない
ので、挿入が容易ではない。このことは、殺虫剤噴霧器
を背負う場合も同様である。
グは、携帯は大変楽であるが、バッグ本体1内の収納物
を取り出す場合、バッグ本体1が背中にあるため、一旦
バッグを下ろしてから行わなければならず、例えば歩行
中や人混みの中などでの行為は、必ずしも便の良いもの
ではなかった。また重量物を背負って運搬する時、肩ひ
も2A、2Bは体に密着した長さに調整する。そして、
野道で休憩する時は、バッグを傾斜面又は岩等に下ろ
す。そこで、背負う時は、腕を肩ひも2A、2Bに通す
が、この場合、最初の片腕は体をよじって一方の肩ひも
2Aに容易に通すことができる。しかし、他方の片腕を
肩ひも2Bに挿入する時は、体をよじることができない
ので、挿入が容易ではない。このことは、殺虫剤噴霧器
を背負う場合も同様である。
【0005】また子守帯は、帯の長さを調節することに
より、おんぶとだっこの両方に用いることができるよう
になっている。しかし、おんぶからだっこ又はだっこか
らおんぶにする場合には、一旦赤ん坊を下ろして帯の長
さを調整しなければならないという不便があった。
より、おんぶとだっこの両方に用いることができるよう
になっている。しかし、おんぶからだっこ又はだっこか
らおんぶにする場合には、一旦赤ん坊を下ろして帯の長
さを調整しなければならないという不便があった。
【0006】本発明の目的は、従来の問題点を解消した
背負い具用ひも及び背負い具を提供することにある。
背負い具用ひも及び背負い具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の背負い具用ひもは、背負い具本体の上部に設
けられた取付け部に対して着脱自在な第1のフックを上
部肩ひもの一端に設け、前記上部肩ひもの下端部に係脱
自在な係脱具の一方を設け、また前記上部肩ひもの下端
部に長尺の調整ひもの一端を固着し、この調整ひもを調
整具、前記係脱具の他方、前記調整具及び背負い具本体
の下部に設けられた取付け部に対して着脱自在な第2の
フックに順次挿通し、更に前記調整具のひも掛け部又は
摩擦止め具に挿通して摩擦係合させたことを特徴とす
る。
の本発明の背負い具用ひもは、背負い具本体の上部に設
けられた取付け部に対して着脱自在な第1のフックを上
部肩ひもの一端に設け、前記上部肩ひもの下端部に係脱
自在な係脱具の一方を設け、また前記上部肩ひもの下端
部に長尺の調整ひもの一端を固着し、この調整ひもを調
整具、前記係脱具の他方、前記調整具及び背負い具本体
の下部に設けられた取付け部に対して着脱自在な第2の
フックに順次挿通し、更に前記調整具のひも掛け部又は
摩擦止め具に挿通して摩擦係合させたことを特徴とす
る。
【0008】上記目的を達成するための本発明の第1の
背負い具は、前記背負い具用ひもの第1及び第2のフッ
クを背負い具本体の上部及び下部の取付け部に取付けた
ことを特徴とする。
背負い具は、前記背負い具用ひもの第1及び第2のフッ
クを背負い具本体の上部及び下部の取付け部に取付けた
ことを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するための本発明の第2の
背負い具は、背負い具本体の上部に設けられた取付け部
に上部肩ひもの一端を固着し、前記上部肩ひもの下端部
に係脱自在な係脱具の一方を設け、また前記上部肩ひも
の下端部に長尺の調整ひもの一端を固着し、この調整ひ
もを調整具、前記係脱具の他方、前記調整具及び背負い
具本体の下部に設けられた取付け部に順次挿通し、更に
前記調整具のひも掛け部又は摩擦止め具に挿通して摩擦
係合させたことを特徴とする。
背負い具は、背負い具本体の上部に設けられた取付け部
に上部肩ひもの一端を固着し、前記上部肩ひもの下端部
に係脱自在な係脱具の一方を設け、また前記上部肩ひも
の下端部に長尺の調整ひもの一端を固着し、この調整ひ
もを調整具、前記係脱具の他方、前記調整具及び背負い
具本体の下部に設けられた取付け部に順次挿通し、更に
前記調整具のひも掛け部又は摩擦止め具に挿通して摩擦
係合させたことを特徴とする。
【0010】
【作用】背負い具本体を背負って係脱具を係合させた状
態において、調整具を上下動させると、第1及び第2の
フック間又は背負い具本体の上部及び下部の取付け部間
におけるひもの長さを自由に調整できる。これにより、
使用する人に最適になるようにひもの長さを自由に調整
できる。
態において、調整具を上下動させると、第1及び第2の
フック間又は背負い具本体の上部及び下部の取付け部間
におけるひもの長さを自由に調整できる。これにより、
使用する人に最適になるようにひもの長さを自由に調整
できる。
【0011】背負い具本体を背負った状態で係脱具の係
合を外すと、係脱具と調整具間の係脱具に挿通されたひ
もの部分は、背負い具本体を体の前側に移動させる動作
によって上部肩ひもが引っ張られることにより伸び、長
尺の肩ひもとなるので、容易に背負い具本体を体の前側
に移動させることができる。この時、ひもは、首から脇
の下、背、腰を螺旋状に巻くことにより、背負い具本体
の姿勢を安定させる。
合を外すと、係脱具と調整具間の係脱具に挿通されたひ
もの部分は、背負い具本体を体の前側に移動させる動作
によって上部肩ひもが引っ張られることにより伸び、長
尺の肩ひもとなるので、容易に背負い具本体を体の前側
に移動させることができる。この時、ひもは、首から脇
の下、背、腰を螺旋状に巻くことにより、背負い具本体
の姿勢を安定させる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図6によ
り説明する。図3に示すように、バッグ本体1の上部に
は、図4及び図5に示す背負い具用ひも20A、20B
の上部を着脱自在に取付ける輪部よりなる取付け部11
が設けられている。バッグ本体1の下部の左右には、背
負い具用ひも20A、20Bの下部を着脱自在に取付け
る取付け部12A、12Bが設けられている。取付け部
12A、12Bは、本実施例においては、リング13
A、13Bが取付け帯14A、14Bを介してバッグ本
体1の下部に取付けられている。
り説明する。図3に示すように、バッグ本体1の上部に
は、図4及び図5に示す背負い具用ひも20A、20B
の上部を着脱自在に取付ける輪部よりなる取付け部11
が設けられている。バッグ本体1の下部の左右には、背
負い具用ひも20A、20Bの下部を着脱自在に取付け
る取付け部12A、12Bが設けられている。取付け部
12A、12Bは、本実施例においては、リング13
A、13Bが取付け帯14A、14Bを介してバッグ本
体1の下部に取付けられている。
【0013】図4は一方の背負い具用ひも20Aを示
す。上部肩ひも21Aの上端部には周知のフック22A
が取付けられている。上部肩ひも21Aの下端部には、
表面側に周知の係脱自在な係脱具23の一方23aが連
結帯24を介して取付けられている。係脱具23の他方
23bには、長尺の調整ひも25が挿通されている。係
脱具23の他方23bに挿通された調整ひも25の一方
側は、周知の調整具26の上方側に挿通して折り返さ
れ、一端部25aは上部肩ひも21Aの裏面側に固着さ
れている。係脱具23の他方23bに挿通された調整ひ
も25の他方側は、前記調整具26の上方側の表面側よ
り裏面側に挿通され、続いて周知のフック27Aのひも
取付け部27aに挿通され、再び調整具26のひも掛け
部26aの両側に挿通されて折り返されている。このひ
も掛け部26aに掛けられた調整ひも25の部分はひも
掛け部26aに摩擦係合する。また調整具26のひも掛
け部26aに折り返した調整ひも25は、周知の調整具
28のひも掛け部28aの両側に2重に折り返し部25
c、25dを形成して挿通され、他端部25bは内側の
折り返し部25dに近い部分に固着されている。
す。上部肩ひも21Aの上端部には周知のフック22A
が取付けられている。上部肩ひも21Aの下端部には、
表面側に周知の係脱自在な係脱具23の一方23aが連
結帯24を介して取付けられている。係脱具23の他方
23bには、長尺の調整ひも25が挿通されている。係
脱具23の他方23bに挿通された調整ひも25の一方
側は、周知の調整具26の上方側に挿通して折り返さ
れ、一端部25aは上部肩ひも21Aの裏面側に固着さ
れている。係脱具23の他方23bに挿通された調整ひ
も25の他方側は、前記調整具26の上方側の表面側よ
り裏面側に挿通され、続いて周知のフック27Aのひも
取付け部27aに挿通され、再び調整具26のひも掛け
部26aの両側に挿通されて折り返されている。このひ
も掛け部26aに掛けられた調整ひも25の部分はひも
掛け部26aに摩擦係合する。また調整具26のひも掛
け部26aに折り返した調整ひも25は、周知の調整具
28のひも掛け部28aの両側に2重に折り返し部25
c、25dを形成して挿通され、他端部25bは内側の
折り返し部25dに近い部分に固着されている。
【0014】図5は他方の背負い具用ひも20Bを示
す。背負い具用ひも20Bは、従来の肩ひも2B(図8
参照)と次の点が異なるのみであるので、同じ又は相当
部材には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
上部肩ひも3Bの上部及び下部肩ひも4Bの一端には、
図4のフック22A、27Aと同じフック22B、27
Bがそれぞれ取付けられている。
す。背負い具用ひも20Bは、従来の肩ひも2B(図8
参照)と次の点が異なるのみであるので、同じ又は相当
部材には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
上部肩ひも3Bの上部及び下部肩ひも4Bの一端には、
図4のフック22A、27Aと同じフック22B、27
Bがそれぞれ取付けられている。
【0015】そこで、図1に示すように、背負い具用ひ
も20Aのフック22Aを取付け部11に取付け、フッ
ク27Aを取付け部12Aのリング13Aに取付ける。
また図示しないが、背負い具用ひも20Bのフック22
Bをフック22Aの左側に位置するように取付け部11
に取付け、フック27Bを取付け部12Bのリング13
Bに取付ける。この状態でバッグ本体1を背中に背負
う。そして、調整具26を上下動させると、フック22
Aと27A間における調整ひも25の長さを自由に調整
できる。これにより、使用する人に最適になるように背
負い具ひも20Aの長さを自由に調整できる。なお、調
整具28は調整具26より垂れ下がる調整ひも25の長
さを短く(吸収)するために設けたものであり、必ずし
も必要なものではない。
も20Aのフック22Aを取付け部11に取付け、フッ
ク27Aを取付け部12Aのリング13Aに取付ける。
また図示しないが、背負い具用ひも20Bのフック22
Bをフック22Aの左側に位置するように取付け部11
に取付け、フック27Bを取付け部12Bのリング13
Bに取付ける。この状態でバッグ本体1を背中に背負
う。そして、調整具26を上下動させると、フック22
Aと27A間における調整ひも25の長さを自由に調整
できる。これにより、使用する人に最適になるように背
負い具ひも20Aの長さを自由に調整できる。なお、調
整具28は調整具26より垂れ下がる調整ひも25の長
さを短く(吸収)するために設けたものであり、必ずし
も必要なものではない。
【0016】背負ったバッグ本体1より収納物を取り出
す際には、図2に示すように、係脱具23(23a、2
3b)を分離する。そして、他方の背負い具用ひも20
Bを引っ張ってバッグ本体1を体の前側に移動させる
と、この動作によって上部肩ひも21Aが引っ張られる
ことにより、調整具26より垂れ下がっている調整ひも
25の部分25eが伸び、長尺の肩ひもとなるので、容
易にバッグ本体1を体の前側に移動させることができ
る。これにより、調整ひも25は、首から脇の下、背、
腰を螺旋状に巻くことにより、バッグ本体1の姿勢を安
定させる効果を奏するため、バッグの収納物を楽に両手
で取り出すことができる。また重量物を背負って運搬す
る場合、休憩後に背負う時にも好適である。即ち、係脱
具23を外した状態にしておくと、背負い具用ひも20
Aは長尺のひもとなるので、背負い具用ひも20A、2
0Bに容易に腕を挿入することができる。
す際には、図2に示すように、係脱具23(23a、2
3b)を分離する。そして、他方の背負い具用ひも20
Bを引っ張ってバッグ本体1を体の前側に移動させる
と、この動作によって上部肩ひも21Aが引っ張られる
ことにより、調整具26より垂れ下がっている調整ひも
25の部分25eが伸び、長尺の肩ひもとなるので、容
易にバッグ本体1を体の前側に移動させることができ
る。これにより、調整ひも25は、首から脇の下、背、
腰を螺旋状に巻くことにより、バッグ本体1の姿勢を安
定させる効果を奏するため、バッグの収納物を楽に両手
で取り出すことができる。また重量物を背負って運搬す
る場合、休憩後に背負う時にも好適である。即ち、係脱
具23を外した状態にしておくと、背負い具用ひも20
Aは長尺のひもとなるので、背負い具用ひも20A、2
0Bに容易に腕を挿入することができる。
【0017】また本実施例は、背負い具用ひも20A、
20Bの両端にそれぞれフック22A、22B及び27
A、27Bが取付けられているので、左利き及び右利き
の両方に適用できる。即ち、前記説明は右利きの人に適
用した場合について説明したが、左利きの人の場合に
は、バッグ本体1の取付け部11には、背負い具用ひも
20Aのフック22Aが左側に、背負い具用ひも20B
のフック22Bが右側にいちするように取付ける。また
背負い具用ひも20Aのフック27Aは取付け部12B
に取付け、背負い具用ひも20Bのフック27Bは取付
け部12Aに取付ける。
20Bの両端にそれぞれフック22A、22B及び27
A、27Bが取付けられているので、左利き及び右利き
の両方に適用できる。即ち、前記説明は右利きの人に適
用した場合について説明したが、左利きの人の場合に
は、バッグ本体1の取付け部11には、背負い具用ひも
20Aのフック22Aが左側に、背負い具用ひも20B
のフック22Bが右側にいちするように取付ける。また
背負い具用ひも20Aのフック27Aは取付け部12B
に取付け、背負い具用ひも20Bのフック27Bは取付
け部12Aに取付ける。
【0018】このように、背負い具用ひも20A、20
Bの両端にそれぞれフック22A、22B及び27A、
27Bを取付けと、左利き及び右利きに関係なくその人
の利腕にあった取付けができる。また図4に示す背負い
具用ひも20Aのみを販売してもよい。一般に既存のバ
ッグ本体1には、上部の取付け部11は取付けられてい
るので、バッグ本体1の下部に取付け部12Aを取付け
るのみで、背負い具用ひも20Aが使用できる。
Bの両端にそれぞれフック22A、22B及び27A、
27Bを取付けと、左利き及び右利きに関係なくその人
の利腕にあった取付けができる。また図4に示す背負い
具用ひも20Aのみを販売してもよい。一般に既存のバ
ッグ本体1には、上部の取付け部11は取付けられてい
るので、バッグ本体1の下部に取付け部12Aを取付け
るのみで、背負い具用ひも20Aが使用できる。
【0019】図7は本発明の背負い式バッグの他の実施
例を示す。前記実施例はバッグ本体1に背負い具用ひも
20A、20Bを着脱自在に取付けた。本実施例は、前
記実施例のフック22A、22B及び27A、27Bを
取り除き、背負い具用ひも20A、20Bをバッグ本体
1に一体に取付けたものである。即ち、一方の背負い具
用ひも20Aは、上部肩ひも21Aの上端を直接バッグ
本体1の上部に固着し、また図1に示すフック27Aに
挿通された調整ひも25の部分が直接リング13Aに挿
通されている。他方の背負い具用ひも20Bは、図8に
示す従来の肩ひも2Bと同様に、上端及び下端がバッグ
本体1の上部及び下部に固着されている。このように形
成しても、前記実施例と同様に、係脱具23(23a、
23b)を分離すると、調整ひも25は伸長することが
でき、前記実施例と同様に、背負い具用ひも20Aを首
に掛けるようにしてバッグ本体1を体の前側に移動させ
ることができる。
例を示す。前記実施例はバッグ本体1に背負い具用ひも
20A、20Bを着脱自在に取付けた。本実施例は、前
記実施例のフック22A、22B及び27A、27Bを
取り除き、背負い具用ひも20A、20Bをバッグ本体
1に一体に取付けたものである。即ち、一方の背負い具
用ひも20Aは、上部肩ひも21Aの上端を直接バッグ
本体1の上部に固着し、また図1に示すフック27Aに
挿通された調整ひも25の部分が直接リング13Aに挿
通されている。他方の背負い具用ひも20Bは、図8に
示す従来の肩ひも2Bと同様に、上端及び下端がバッグ
本体1の上部及び下部に固着されている。このように形
成しても、前記実施例と同様に、係脱具23(23a、
23b)を分離すると、調整ひも25は伸長することが
でき、前記実施例と同様に、背負い具用ひも20Aを首
に掛けるようにしてバッグ本体1を体の前側に移動させ
ることができる。
【0020】なお、上記各実施例は、背負い式バッグに
適用した場合について説明したが、殺虫剤噴霧器、子守
帯等の背負い具にも広く適用できる。殺虫剤噴霧器に適
用した場合は、背負い式バッグの場合と同様に、背負っ
た殺虫剤噴霧器を体の前側に、また体の前側より背中に
容易に移動させることができ、また下ろした状態の殺虫
剤噴霧器を背負う場合も容易である。子守帯に適用した
場合も同様に、赤ん坊を下ろさなくても、おんぶからだ
っこに、また逆にだっこからおんぶにすることができ
る。また上記各実施例は、上部肩ひも21Aの下端部に
調整ひも25の一端部25aを固着したが、上部肩ひも
21Aと調整ひも25は1つのひもで形成してもよい。
即ち、調整ひも25の一端部25aを上部肩ひも21A
の長さだけ伸ばし、調整ひも25の端部にフック22A
を取付けるか、または調整ひも25の端部を直接バッグ
本体1に固着する。また調整ひも25は、フック27A
又はリング13Aに挿通した後に調整具26のひも掛け
部26aに摩擦係合させたが、別の摩擦止め具に挿通し
て摩擦係合させてもよい。
適用した場合について説明したが、殺虫剤噴霧器、子守
帯等の背負い具にも広く適用できる。殺虫剤噴霧器に適
用した場合は、背負い式バッグの場合と同様に、背負っ
た殺虫剤噴霧器を体の前側に、また体の前側より背中に
容易に移動させることができ、また下ろした状態の殺虫
剤噴霧器を背負う場合も容易である。子守帯に適用した
場合も同様に、赤ん坊を下ろさなくても、おんぶからだ
っこに、また逆にだっこからおんぶにすることができ
る。また上記各実施例は、上部肩ひも21Aの下端部に
調整ひも25の一端部25aを固着したが、上部肩ひも
21Aと調整ひも25は1つのひもで形成してもよい。
即ち、調整ひも25の一端部25aを上部肩ひも21A
の長さだけ伸ばし、調整ひも25の端部にフック22A
を取付けるか、または調整ひも25の端部を直接バッグ
本体1に固着する。また調整ひも25は、フック27A
又はリング13Aに挿通した後に調整具26のひも掛け
部26aに摩擦係合させたが、別の摩擦止め具に挿通し
て摩擦係合させてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、背負い具本体を背負う
った状態で、係脱具を分離すると、長尺のひもとなるの
で、立ったままの姿勢で背にある背負い具本体を体の前
側にもってくることができ、また逆に体の前側の背負い
具本体を背負うことができる。また重量物を収納した背
負い具本体を背負う場合、係脱具を分離した状態で背負
うと容易に腕を肩ひもの通すことができる。
った状態で、係脱具を分離すると、長尺のひもとなるの
で、立ったままの姿勢で背にある背負い具本体を体の前
側にもってくることができ、また逆に体の前側の背負い
具本体を背負うことができる。また重量物を収納した背
負い具本体を背負う場合、係脱具を分離した状態で背負
うと容易に腕を肩ひもの通すことができる。
【図1】本発明の背負い具の一実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図2】係脱具を外した状態の側面図である。
【図3】背負い具本体の一実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の一方の背負い具用ひもの一実施例を示
し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図5】本発明の他方の背負い具用ひもの一実施例を示
し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図6】使用状態の説明図である。
【図7】本発明の背負い式バッグの他の実施例を示す側
面図である。
面図である。
【図8】従来の背負い式バッグの斜視図である。
1 バッグ本体 3B 上部肩ひも 4B 下部肩ひも 11 取付け部 12A、12B 取付け部 20A、20B 背負い具用ひも 21A 上部肩ひも 22A、22B フック 23 係脱具 25 調整ひも 26 調整具 26a ひも掛け部 27A、27B フック
Claims (4)
- 【請求項1】 背負い具本体の上部に設けられた取付け
部に対して着脱自在な第1のフックを上部肩ひもの一端
に設け、前記上部肩ひもの下端部に係脱自在な係脱具の
一方を設け、また前記上部肩ひもの下端部に長尺の調整
ひもの一端を固着し、この調整ひもを調整具、前記係脱
具の他方、前記調整具及び背負い具本体の下部に設けら
れた取付け部に対して着脱自在な第2のフックに順次挿
通し、更に前記調整具のひも掛け部又は摩擦止め具に挿
通して摩擦係合させたことを特徴とする背負い具用ひ
も。 - 【請求項2】 請求項1記載の背負い具用ひもの第1及
び第2のフックを背負い具本体の上部及び下部の取付け
部に取付けたことを特徴とする背負い具。 - 【請求項3】 背負い具本体の上部に設けられた取付け
部に上部肩ひもの一端を固着し、前記上部肩ひもの下端
部に係脱自在な係脱具の一方を設け、また前記上部肩ひ
もの下端部に長尺の調整ひもの一端を固着し、この調整
ひもを調整具、前記係脱具の他方、前記調整具及び背負
い具本体の下部に設けられた取付け部に順次挿通し、更
に前記調整具のひも掛け部又は摩擦止め具に挿通して摩
擦係合させたことを特徴とする背負い具。 - 【請求項4】 前記上部肩ひもは、前記調整ひもの一端
部を伸ばした調整ひも自体よりなることを特徴とする請
求項1又は3記載の背負い具用ひも又は背負い具。
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