JP2937890B2 - Eeprom初期化方法 - Google Patents
Eeprom初期化方法Info
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- JP2937890B2 JP2937890B2 JP8250106A JP25010696A JP2937890B2 JP 2937890 B2 JP2937890 B2 JP 2937890B2 JP 8250106 A JP8250106 A JP 8250106A JP 25010696 A JP25010696 A JP 25010696A JP 2937890 B2 JP2937890 B2 JP 2937890B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- page
- eeprom
- initialization
- area
- write
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はEEPROMの初期
化方法に関し、特に書込領域が複数のページに分割され
た大容量のEEPROMの初期化方式に関する。
化方法に関し、特に書込領域が複数のページに分割され
た大容量のEEPROMの初期化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のEEPROM(不揮発性再書込
み可能のプログラム読出専用メモリ)は、その初期状態
が保証されないため、EEPROMの使用前に必ず記憶
内容の初期化を行わなければならない。図4はEEPR
OMのデータ書込領域の構成を示す構成図である。従来
は、EEPROMの初期化を行うために、図に示す単位
書込領域であるページごとに初期値を書き込むという動
作を最初に全ページに対して繰り返し行っている。
み可能のプログラム読出専用メモリ)は、その初期状態
が保証されないため、EEPROMの使用前に必ず記憶
内容の初期化を行わなければならない。図4はEEPR
OMのデータ書込領域の構成を示す構成図である。従来
は、EEPROMの初期化を行うために、図に示す単位
書込領域であるページごとに初期値を書き込むという動
作を最初に全ページに対して繰り返し行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のEE
PROMの初期化方法は、最初に全ページに対して初期
化を行っている。EEPROMは一度書き込み動作を行
った後は次の書込みまで一定時間の書込み不可能時間が
存在する。次の書き込みが可能となるまでに必要となる
時間間隔は、EEPROMへの書き込み処理に要する時
間と比較すると、はるかに大きい値となる。
PROMの初期化方法は、最初に全ページに対して初期
化を行っている。EEPROMは一度書き込み動作を行
った後は次の書込みまで一定時間の書込み不可能時間が
存在する。次の書き込みが可能となるまでに必要となる
時間間隔は、EEPROMへの書き込み処理に要する時
間と比較すると、はるかに大きい値となる。
【0004】従来のEEPROMの初期化方式では、第
1ページに対する初期化データ書き込みを行った後、一
定の時間間隔をあけ、次のページに対して初期化データ
を書き込むといった一連の処理を、全ページについて繰
り返し行っている。従って、全体の初期化時間は、(書
込時間+次の書込みに必要な時間間隔)×全ページ数と
なり、例えば記憶容量が512KByte,1ページが
128ByteのEEPROMで次の書込みに必要な時
間間隔を10ms、書込み時間を略0とすると約41秒
の初期化時間が必要となり、時間がかかるという問題が
ある。
1ページに対する初期化データ書き込みを行った後、一
定の時間間隔をあけ、次のページに対して初期化データ
を書き込むといった一連の処理を、全ページについて繰
り返し行っている。従って、全体の初期化時間は、(書
込時間+次の書込みに必要な時間間隔)×全ページ数と
なり、例えば記憶容量が512KByte,1ページが
128ByteのEEPROMで次の書込みに必要な時
間間隔を10ms、書込み時間を略0とすると約41秒
の初期化時間が必要となり、時間がかかるという問題が
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のEEPROMの
初期化方式は、書込領域が複数の単位書込領域のページ
に分割され各ページ毎に初期化して使用するEEPRO
Mの初期化方法において、先ず第1ページの初期化を行
って置き、記憶すべき情報の発生があった時この第1ペ
ージに記憶させるとともに第2ページの初期化を行って
置き、以降順次各ページに情報を記憶させた後に次ペー
ジの初期化を行って置くようにする。
初期化方式は、書込領域が複数の単位書込領域のページ
に分割され各ページ毎に初期化して使用するEEPRO
Mの初期化方法において、先ず第1ページの初期化を行
って置き、記憶すべき情報の発生があった時この第1ペ
ージに記憶させるとともに第2ページの初期化を行って
置き、以降順次各ページに情報を記憶させた後に次ペー
ジの初期化を行って置くようにする。
【0006】また、前記各ページの単位書込領域を管理
領域とデータ領域とに分割し、前記管理領域に初期化を
完了した時にその旨を意味するフラグを書込み前記デー
タ領域に記憶すべき情報を書込むようにしても良い。
領域とデータ領域とに分割し、前記管理領域に初期化を
完了した時にその旨を意味するフラグを書込み前記デー
タ領域に記憶すべき情報を書込むようにしても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例につ
いて図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形
態例のEEPROMの書込領域の構成を示す構成図であ
る。図2は図1における1ページ目の初期化方法を示す
フローチャート、図3は図1における情報書込みと初期
化方法を示すフローチャートである。
いて図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形
態例のEEPROMの書込領域の構成を示す構成図であ
る。図2は図1における1ページ目の初期化方法を示す
フローチャート、図3は図1における情報書込みと初期
化方法を示すフローチャートである。
【0008】図1に示すようにEEPROMは単位書込
領域の各ページ内を、管理領域A、データ領域Bとで構
成し、mページの容量を有するものとする。先ず、図2
のフローチャートで示すようにEEPROMの先頭ペー
ジを初期化し管理領域A−1に「初期化済み」フラグを
書き込む(S21)。この処理のみによってEEPRO
Mに対する初期化処理を完了する(S22)。
領域の各ページ内を、管理領域A、データ領域Bとで構
成し、mページの容量を有するものとする。先ず、図2
のフローチャートで示すようにEEPROMの先頭ペー
ジを初期化し管理領域A−1に「初期化済み」フラグを
書き込む(S21)。この処理のみによってEEPRO
Mに対する初期化処理を完了する(S22)。
【0009】次に、装置内で記憶する情報が発生し、E
EPROMへの書き込み処理が行われる場合を図3に示
す。EEPROMへの書込事象が発生すると(S3
1)、データ領域B−1に、EEPROMに記憶すべき
情報を書込み、管理領域A−1には「書込済み」フラグ
を書き込む(S32)。その後、次のページを初期化し
て管理領域A−2に「初期化済み」フラグを書き込む
(S33)。
EPROMへの書き込み処理が行われる場合を図3に示
す。EEPROMへの書込事象が発生すると(S3
1)、データ領域B−1に、EEPROMに記憶すべき
情報を書込み、管理領域A−1には「書込済み」フラグ
を書き込む(S32)。その後、次のページを初期化し
て管理領域A−2に「初期化済み」フラグを書き込む
(S33)。
【0010】同様にしてn番目のページに対する書込み
事象が発生した場合、データB−nに書き込むべき情報
を書き込み、管理領域A−nに「書込み済み」フラグを
書込み、その後ページn+1を初期化してその管理領域
A−(n+1)に「初期化済み」フラグを書込む。この
ように、EEPROMへの書込み情報が発生する度に次
の領域を初期化することを繰り返すことによって、最終
的に使用される全領域が初期化をおこなうこととなる。
事象が発生した場合、データB−nに書き込むべき情報
を書き込み、管理領域A−nに「書込み済み」フラグを
書込み、その後ページn+1を初期化してその管理領域
A−(n+1)に「初期化済み」フラグを書込む。この
ように、EEPROMへの書込み情報が発生する度に次
の領域を初期化することを繰り返すことによって、最終
的に使用される全領域が初期化をおこなうこととなる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のEEPR
OMの初期化方法は、最初のページに対し初期化を行
い、以降の各ページの初期化は初期化完了のページに対
する情報の書込み後に次ページの初期化を行うにしてお
り、情報の書込み時間に対し初期化時間は僅かな時間で
あるので、EEPROMの初期化時間は結果的に最初の
ページに対する初期化時間のみとなり大幅な時間短縮が
行えるという効果がある。
OMの初期化方法は、最初のページに対し初期化を行
い、以降の各ページの初期化は初期化完了のページに対
する情報の書込み後に次ページの初期化を行うにしてお
り、情報の書込み時間に対し初期化時間は僅かな時間で
あるので、EEPROMの初期化時間は結果的に最初の
ページに対する初期化時間のみとなり大幅な時間短縮が
行えるという効果がある。
【0012】
【図1】本発明の実施の形態例であるEEPROMの書
込領域の構成を示す構成図である。
込領域の構成を示す構成図である。
【図2】図1のEEPROMの1ページ目の初期化方法
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図3】図1のEEPROMの情報書込みと初期化方法
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図4】従来例のEEPROMの書込領域の構成を示す
構成図である。
構成図である。
なし
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/00 G11C 7/00
Claims (1)
- 【請求項1】 書込領域が複数の単位書込領域のページ
に分割され各ページ毎に初期化して使用するEEPRO
Mの初期化方法において、先ず第1ページの初期化を行
って置き、記憶すべき情報の発生があった時この第1ペ
ージに記憶させるとともに第2ページの初期化を行って
置き、以降順次各ページに情報を記憶させた後に次ペー
ジの初期化を行って置くことを特徴とするEEPROM
の初期化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8250106A JP2937890B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | Eeprom初期化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8250106A JP2937890B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | Eeprom初期化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1097459A JPH1097459A (ja) | 1998-04-14 |
JP2937890B2 true JP2937890B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=17202916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8250106A Expired - Lifetime JP2937890B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | Eeprom初期化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2937890B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100342977B1 (ko) * | 1998-09-28 | 2002-09-18 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체메모리장치용어드레스콘트롤회로 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP8250106A patent/JP2937890B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1097459A (ja) | 1998-04-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990518 |