JP2936140B2 - 磁界センサ - Google Patents
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- JP2936140B2 JP2936140B2 JP1266077A JP26607789A JP2936140B2 JP 2936140 B2 JP2936140 B2 JP 2936140B2 JP 1266077 A JP1266077 A JP 1266077A JP 26607789 A JP26607789 A JP 26607789A JP 2936140 B2 JP2936140 B2 JP 2936140B2
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- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/14—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
- G01D5/142—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/02—Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
- G01R33/06—Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using galvano-magnetic devices
- G01R33/09—Magnetoresistive devices
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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- G01R33/09—Magnetoresistive devices
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/33—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only
- G11B5/39—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects
- G11B5/3903—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects using magnetic thin film layers or their effects, the films being part of integrated structures
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N50/00—Galvanomagnetic devices
- H10N50/10—Magnetoresistive devices
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気抵抗物質に基づいた磁界センサに関し、
特に、電力消費量の少ない磁界センサに関する。
特に、電力消費量の少ない磁界センサに関する。
磁界を測定する必要がある状況は多くあるが、その中
には、ある構造体の磁気を帯びた部分の位置或いは接
近、磁気的に記憶された情報の読み出し、電流測定装置
を必要としない電流の測定等がある。
には、ある構造体の磁気を帯びた部分の位置或いは接
近、磁気的に記憶された情報の読み出し、電流測定装置
を必要としない電流の測定等がある。
上述の場合の多くは磁気効果が比較的小さいので敏感
な磁気センサが要求される。このような弱い磁界を測定
でき、しかも経済的に生産できる磁気センサは、磁気抵
抗効果を基に得ることができる。磁気抵抗物質を基にし
た磁気センサはモノリシック集積回路生産技術を用いて
生産することができるので、経済的なばかりでなく非常
に小型にできる。モノリシック集積回路生産技術を用い
ると、磁気抵抗物質は薄膜状で得ることができる。
な磁気センサが要求される。このような弱い磁界を測定
でき、しかも経済的に生産できる磁気センサは、磁気抵
抗効果を基に得ることができる。磁気抵抗物質を基にし
た磁気センサはモノリシック集積回路生産技術を用いて
生産することができるので、経済的なばかりでなく非常
に小型にできる。モノリシック集積回路生産技術を用い
ると、磁気抵抗物質は薄膜状で得ることができる。
磁気抵抗物質を基にした磁気センサには、電気抵抗と
して用いられる磁気抵抗物質を使う。このセンサに電流
を通すと、これにかかる電圧は電流が流れる通路におけ
る物質の有効抵抗に依存する。また、抵抗値は物質の磁
化状態に依存する。磁化の方向が電流と平行である時は
物質は最大の抵抗値を示し、電流と垂直な時は最小の抵
抗値を示す。
して用いられる磁気抵抗物質を使う。このセンサに電流
を通すと、これにかかる電圧は電流が流れる通路におけ
る物質の有効抵抗に依存する。また、抵抗値は物質の磁
化状態に依存する。磁化の方向が電流と平行である時は
物質は最大の抵抗値を示し、電流と垂直な時は最小の抵
抗値を示す。
磁気抵抗物質には有効磁化があり、初期状態では物質
の磁化しやすい軸に向かっている。磁気抵抗物質に外部
から磁界が働くと、磁化方向を回転させ、結果として磁
気抵抗物質の抵抗値を変化させることになる。電流が流
れている状態で抵抗値が変化することによって、磁気抵
抗物質の電圧降下が変化し、この電圧降下の変化は外部
磁界の強度の指針として感知される。
の磁化しやすい軸に向かっている。磁気抵抗物質に外部
から磁界が働くと、磁化方向を回転させ、結果として磁
気抵抗物質の抵抗値を変化させることになる。電流が流
れている状態で抵抗値が変化することによって、磁気抵
抗物質の電圧降下が変化し、この電圧降下の変化は外部
磁界の強度の指針として感知される。
このような膜の有効抵抗は、有効磁化方向と膜を流れ
る電流の方向との間の角度のコサインの二乗で変化す
る。しかしながら、この場合全抵抗が対象となるのでは
なく、外部から印加された磁界の変化に対する抵抗値の
変化のみが関係する。この変化は、曲線が線形関数に近
づく二乗コサイン応答曲線に沿った点で測定するのが最
良である。
る電流の方向との間の角度のコサインの二乗で変化す
る。しかしながら、この場合全抵抗が対象となるのでは
なく、外部から印加された磁界の変化に対する抵抗値の
変化のみが関係する。この変化は、曲線が線形関数に近
づく二乗コサイン応答曲線に沿った点で測定するのが最
良である。
このように、応答曲線の線形部分で動作させるには、
外部から磁界が印加されない状態で電流の流れる方向と
公称磁化方向との間の初期角度を知る必要がある。
外部から磁界が印加されない状態で電流の流れる方向と
公称磁化方向との間の初期角度を知る必要がある。
磁気抵抗物質は装置基板上に「矢はず模様(herringb
on)」状の連続した抵抗、即ち、連続的に複数の抵抗を
傾斜させて接続したものとして配置することができる。
この場合、傾斜角度は抵抗の長手方向に対して約45゜で
ある。そして、抵抗が長手方向に対して90゜の方向を指
し示すようなバイアス磁界を発生する磁界源を備えなけ
ればならない。
on)」状の連続した抵抗、即ち、連続的に複数の抵抗を
傾斜させて接続したものとして配置することができる。
この場合、傾斜角度は抵抗の長手方向に対して約45゜で
ある。そして、抵抗が長手方向に対して90゜の方向を指
し示すようなバイアス磁界を発生する磁界源を備えなけ
ればならない。
他の方法は、磁気抵抗物質の線状ストリップを設け、
ストリップの方向に対して45゜の角度でストリップを横
切るように個々の導体を付け加える。これによって、ス
トリップの長手方向に対してある角度を持って磁気抵抗
物質に電流が流れる。後者の構成は、その形状から「理
髪店の看板柱(barber pole)」型センサと呼ばれ、こ
のような構成によって外部にバイアス磁界源を設ける必
要がなくなる。
ストリップの方向に対して45゜の角度でストリップを横
切るように個々の導体を付け加える。これによって、ス
トリップの長手方向に対してある角度を持って磁気抵抗
物質に電流が流れる。後者の構成は、その形状から「理
髪店の看板柱(barber pole)」型センサと呼ばれ、こ
のような構成によって外部にバイアス磁界源を設ける必
要がなくなる。
この「理髪店の看板柱」型センサは、磁気抵抗物質の
ストリップが幅に対して十分に長いならば、消費電力を
低下させるためには最も効果的である。このような形状
の場合、磁気抵抗物質の両端間の抵抗を増加し、したが
って装置を作動するのに必要な電力を低下させることが
できる。また、磁気抵抗物質ストリップ内の消磁効果を
実質的に減少させることにもなる。しかしながら、この
ようなストリップをモノリシック集積回路チップ内に連
続的に形成するには制限があるので、ストリップを一連
の並列部分に折り曲げることがある。一連のリンクの各
部分は、先のリンクに対して折り返され、より小型の磁
気抵抗物質構造を形成することができる。
ストリップが幅に対して十分に長いならば、消費電力を
低下させるためには最も効果的である。このような形状
の場合、磁気抵抗物質の両端間の抵抗を増加し、したが
って装置を作動するのに必要な電力を低下させることが
できる。また、磁気抵抗物質ストリップ内の消磁効果を
実質的に減少させることにもなる。しかしながら、この
ようなストリップをモノリシック集積回路チップ内に連
続的に形成するには制限があるので、ストリップを一連
の並列部分に折り曲げることがある。一連のリンクの各
部分は、先のリンクに対して折り返され、より小型の磁
気抵抗物質構造を形成することができる。
しかし、このような構造では、一連の折り返し構成の
ストリップが完成しこれに対して平行な方向にもう1本
のストリップを連続して形成する時に180゜折り曲げる
ので、比較的鋭い曲線が形成される。このような鋭い折
り返し領域及びその近傍には所謂磁気エンドドメイン
(magnetic enddmain)が形成される。この領域の磁化
方向は、連続したストリップの並列な部分の磁化方向に
関して変化することがある。平行部分の磁化は、幅と比
較して長さが大きく消磁効果を減少させるので、平行部
分の延長方向とよく整合されている。
ストリップが完成しこれに対して平行な方向にもう1本
のストリップを連続して形成する時に180゜折り曲げる
ので、比較的鋭い曲線が形成される。このような鋭い折
り返し領域及びその近傍には所謂磁気エンドドメイン
(magnetic enddmain)が形成される。この領域の磁化
方向は、連続したストリップの並列な部分の磁化方向に
関して変化することがある。平行部分の磁化は、幅と比
較して長さが大きく消磁効果を減少させるので、平行部
分の延長方向とよく整合されている。
エンドドメインで特に問題となるのは、エンドドメイ
ン自体が温度や外部の磁界の移動によって変化し得るこ
とであり、エンドドメインが変化すれば結果的に磁化方
向も変化してしまう。これはストリップの抵抗値に不規
則な変動を生じ、したがって、与えられた電流に対して
磁気抵抗物質に起こる電圧値にも不規則な変動を生じる
という影響を及ぼす。上述のような磁気抵抗物質のセン
サが4つブリッジ回路に用いられると、熱的変化による
エンドドメインの電圧変動によってブリッジの感知接続
間の電圧に不規則な変動を起こすので、このようなブリ
ッジを用いた磁気メータで測定した場合誤差が生じてし
まう。したがって、温度変動にかかわらずより安定した
電圧を生ずることができる磁気抵抗式磁気センサが望ま
れていた。
ン自体が温度や外部の磁界の移動によって変化し得るこ
とであり、エンドドメインが変化すれば結果的に磁化方
向も変化してしまう。これはストリップの抵抗値に不規
則な変動を生じ、したがって、与えられた電流に対して
磁気抵抗物質に起こる電圧値にも不規則な変動を生じる
という影響を及ぼす。上述のような磁気抵抗物質のセン
サが4つブリッジ回路に用いられると、熱的変化による
エンドドメインの電圧変動によってブリッジの感知接続
間の電圧に不規則な変動を起こすので、このようなブリ
ッジを用いた磁気メータで測定した場合誤差が生じてし
まう。したがって、温度変動にかかわらずより安定した
電圧を生ずることができる磁気抵抗式磁気センサが望ま
れていた。
本発明は、温度変化による不規則な変動を起こさず常
に安定した出力電圧を得ることができる磁界センサを提
供するすることを目的とする。
に安定した出力電圧を得ることができる磁界センサを提
供するすることを目的とする。
本発明の磁界センサは、複数の磁気抵抗物質とストリ
ップと、ストリップの各々の上の前記第1の端部近傍に
位置するがそこからは絶縁されている第1の導体と、同
じくストリップの各々の上の前記第2の端部近傍に位置
するがそこからは絶縁されている第2の導体とを具備す
る。ストリップは互いに接続され電流が流れるようにな
っている。この接続は互いに平行なストリップの端部で
行われるので、ストリップは電気的に直列に接続される
ことになる。これらの端部は導体の外側でティーパー状
に形成されてもよい。上述の構成のセンサを1つ以上接
続し、ブリッジ回路による検出回路を形成することがで
きる。
ップと、ストリップの各々の上の前記第1の端部近傍に
位置するがそこからは絶縁されている第1の導体と、同
じくストリップの各々の上の前記第2の端部近傍に位置
するがそこからは絶縁されている第2の導体とを具備す
る。ストリップは互いに接続され電流が流れるようにな
っている。この接続は互いに平行なストリップの端部で
行われるので、ストリップは電気的に直列に接続される
ことになる。これらの端部は導体の外側でティーパー状
に形成されてもよい。上述の構成のセンサを1つ以上接
続し、ブリッジ回路による検出回路を形成することがで
きる。
第1図は、4つの磁気抵抗物質ストリップの配列11、
12、13、14を基にした「理髪店のの看板柱」型磁界セン
サ10のモノリシック集積回路のレイアウト図を示す。配
列11、12、13、14の各々は並列に配置され互いに直列に
電気的に接続された1組の磁気抵抗ストリップを有す
る。この構成については後に詳述する。図で、配列間の
黒点はストリップの一部だけが示されていることを表
す。図を明解にするために、全ての層は示されておら
ず、また見えない線は省略してある。
12、13、14を基にした「理髪店のの看板柱」型磁界セン
サ10のモノリシック集積回路のレイアウト図を示す。配
列11、12、13、14の各々は並列に配置され互いに直列に
電気的に接続された1組の磁気抵抗ストリップを有す
る。この構成については後に詳述する。図で、配列間の
黒点はストリップの一部だけが示されていることを表
す。図を明解にするために、全ての層は示されておら
ず、また見えない線は省略してある。
配列11、13は相互接続構成により電気的に接続され、
更に電源端子15にも電気的に接続されている。同様に、
配列12、14も相互接続構成により電気的に接続され、更
に電源端子16にも電気的に接続されている。電源端子16
と関連する相互接続構成は、同一磁気抵抗物質で形成さ
れた抵抗値バランス構成16′を含む。配列11、12は相互
接続構成により電気的に接続され、更に感知信号出力端
子17にも電気的に接続されている。配列13、14は相互接
続構成により電気的に接続され、更に感知信号出力端子
18にも電気的に接続されている。また、端子17、18を電
源用とし、端子15、16を感知信号出力として用いてもよ
い。
更に電源端子15にも電気的に接続されている。同様に、
配列12、14も相互接続構成により電気的に接続され、更
に電源端子16にも電気的に接続されている。電源端子16
と関連する相互接続構成は、同一磁気抵抗物質で形成さ
れた抵抗値バランス構成16′を含む。配列11、12は相互
接続構成により電気的に接続され、更に感知信号出力端
子17にも電気的に接続されている。配列13、14は相互接
続構成により電気的に接続され、更に感知信号出力端子
18にも電気的に接続されている。また、端子17、18を電
源用とし、端子15、16を感知信号出力として用いてもよ
い。
センサ10は更に各配列の磁気抵抗物質のストリップの
端部近傍に付加的磁界を与えるための相互接続構成を有
する。第1の電流供給端子及び電流分配構成19は4つの
導体に電流を分配し、4本の電流路20、21、22、23を形
成する。電流路20、21、22、23は電流分配構成19に結合
されている。もう1つの電流供給端子及び電流分配構成
24が4つの導体の他端に備えられており、これらに電気
的に結合されている。
端部近傍に付加的磁界を与えるための相互接続構成を有
する。第1の電流供給端子及び電流分配構成19は4つの
導体に電流を分配し、4本の電流路20、21、22、23を形
成する。電流路20、21、22、23は電流分配構成19に結合
されている。もう1つの電流供給端子及び電流分配構成
24が4つの導体の他端に備えられており、これらに電気
的に結合されている。
第2図は第1図のレイアウトに関連するモノリシック
集積回路の構成の概要を示すが、比率、割合は必ずしも
第1図と同一である必要がないので、明瞭に表すために
異なる比率で図示してある。このモノリシック集積回路
は、通常モノリシック集積回路の他の回路部分を形成す
るのに必要な態様でドーピングされたシリコンからなる
半導体基板30を基に製作される。基板30は、例えばシリ
コン酸化物、特に二酸化シリコンからなる絶縁層31を有
する。層31の厚さは、例えば1.0μmである。厚さ約0.5
μmの窒化シリコンの絶縁層32がその上に形成される。
層32はその上に磁気抵抗物質の備えるのに好適な表面を
与える。
集積回路の構成の概要を示すが、比率、割合は必ずしも
第1図と同一である必要がないので、明瞭に表すために
異なる比率で図示してある。このモノリシック集積回路
は、通常モノリシック集積回路の他の回路部分を形成す
るのに必要な態様でドーピングされたシリコンからなる
半導体基板30を基に製作される。基板30は、例えばシリ
コン酸化物、特に二酸化シリコンからなる絶縁層31を有
する。層31の厚さは、例えば1.0μmである。厚さ約0.5
μmの窒化シリコンの絶縁層32がその上に形成される。
層32はその上に磁気抵抗物質の備えるのに好適な表面を
与える。
層32上に薄い層を形成する磁気抵抗物質33は通常200
オングストローム程度の厚さを有し、ニッケル、コバル
ト及び鉄からなる合金でできた強磁性体の薄膜である。
例えば、この薄膜材は約81%のニッケルと9%の鉄を含
む。合金に比較的少量の他の材質を加えて薄膜の特性を
改善する場合もある。ここであげた組成例では膜内に起
こる磁気歪みが比較的少ないが、かなりの量の磁気抵抗
があるため、膜は一軸異方性を示す。
オングストローム程度の厚さを有し、ニッケル、コバル
ト及び鉄からなる合金でできた強磁性体の薄膜である。
例えば、この薄膜材は約81%のニッケルと9%の鉄を含
む。合金に比較的少量の他の材質を加えて薄膜の特性を
改善する場合もある。ここであげた組成例では膜内に起
こる磁気歪みが比較的少ないが、かなりの量の磁気抵抗
があるため、膜は一軸異方性を示す。
膜の安定性を改善するために、磁気抵抗薄膜ストリッ
プの長手方向軸と一致する方向に相当量の磁界の印加し
た状態で、高温で数時間熱処理してもよい。この安定性
は、粒子サイズの増大と磁気消散を減少させるべく磁化
容易軸を誘発する形状と物質の磁化容易軸との一致性の
改善とによって得られる。磁化抵抗物質上に厚さ150オ
ングストロームの窒化タンタル膜34が設けられる。この
膜は第2図の垂直方向に導電性があるが、膜の薄さ及び
物質の性質のため横方向には高い抵抗性を有する。した
がって、磁気抵抗物質のストリップの長手方向に対して
45゜の角度で磁気抵抗層33内に電流の方向性を与える一
連の導電性ストリップ35を層34の表面上に設けることに
よって、 (i)これらのストリップを磁気抵抗物質層33と電気的
に接触させ、 (ii)層34の特性のためこれらのストラップを効果的に
互いに電気的に絶縁することができる。
プの長手方向軸と一致する方向に相当量の磁界の印加し
た状態で、高温で数時間熱処理してもよい。この安定性
は、粒子サイズの増大と磁気消散を減少させるべく磁化
容易軸を誘発する形状と物質の磁化容易軸との一致性の
改善とによって得られる。磁化抵抗物質上に厚さ150オ
ングストロームの窒化タンタル膜34が設けられる。この
膜は第2図の垂直方向に導電性があるが、膜の薄さ及び
物質の性質のため横方向には高い抵抗性を有する。した
がって、磁気抵抗物質のストリップの長手方向に対して
45゜の角度で磁気抵抗層33内に電流の方向性を与える一
連の導電性ストリップ35を層34の表面上に設けることに
よって、 (i)これらのストリップを磁気抵抗物質層33と電気的
に接触させ、 (ii)層34の特性のためこれらのストラップを効果的に
互いに電気的に絶縁することができる。
ストラップ35は約0.5μmの厚さを有し、約4%の銅
を含むアルミニウム合金からなる。ストラップ35の角度
的配置による横方向の延長は図を明瞭にするために第2
図からは省略されている。
を含むアルミニウム合金からなる。ストラップ35の角度
的配置による横方向の延長は図を明瞭にするために第2
図からは省略されている。
この一連のアルミニウム合金のストラップは、もう一
つの絶縁層36で被覆され、ストラップ間の絶縁層36で充
填され互いに分離されている、この絶縁層36は、例え
ば、約1.0μmの幅の窒化シリコンで窒化タンタル層34
の表面上に形成されている。層36はアルミニウム合金の
ストラップの表面を保護し、更にストラップ間に及びそ
の上の層との間に絶縁障壁を構成する。
つの絶縁層36で被覆され、ストラップ間の絶縁層36で充
填され互いに分離されている、この絶縁層36は、例え
ば、約1.0μmの幅の窒化シリコンで窒化タンタル層34
の表面上に形成されている。層36はアルミニウム合金の
ストラップの表面を保護し、更にストラップ間に及びそ
の上の層との間に絶縁障壁を構成する。
窒化シリコン層36の上に形成される層37は、例えば約
1μmの厚さを有し約4%の銅を含むアルミニウム合金
からなり、導体20、21、22及び23を設けるのに用いられ
る。層37は更に、例えば0.5μmの厚さの窒化シリコン
からなる絶縁保護層38によって被覆されている。この上
に所望の相互接続の目的のために4%の銅を含むアルミ
ニウム合金製の相互接続用端子が形成される。端子は第
2図では省略されている。
1μmの厚さを有し約4%の銅を含むアルミニウム合金
からなり、導体20、21、22及び23を設けるのに用いられ
る。層37は更に、例えば0.5μmの厚さの窒化シリコン
からなる絶縁保護層38によって被覆されている。この上
に所望の相互接続の目的のために4%の銅を含むアルミ
ニウム合金製の相互接続用端子が形成される。端子は第
2図では省略されている。
シリコンウエハ30は、半導体装置の製造において既知
の方法によって、他の回路部分を形成するために様々に
不純物を注入される。同様に、シリコン基板30上の種々
の層及びストラップ35等も、既知のモノリシック集積回
路製造技法を用いて形成される。
の方法によって、他の回路部分を形成するために様々に
不純物を注入される。同様に、シリコン基板30上の種々
の層及びストラップ35等も、既知のモノリシック集積回
路製造技法を用いて形成される。
第1図の配列11、12、13及び14は、各々上述のように
多くの直列に接続された磁気抵抗ストリップからなる別
個の磁気抵抗を形成し、更に上述のように端子15、16、
17及び18によって相互接続されるように構成されている
ので、これらの抵抗は第1図の4素子ブリッジを形成す
る。動作時には、端子15に電流が供給され、端子16から
出力されるか、またはこの逆でもよい。信号電圧は端子
17、18間に差動的に取り出される。
多くの直列に接続された磁気抵抗ストリップからなる別
個の磁気抵抗を形成し、更に上述のように端子15、16、
17及び18によって相互接続されるように構成されている
ので、これらの抵抗は第1図の4素子ブリッジを形成す
る。動作時には、端子15に電流が供給され、端子16から
出力されるか、またはこの逆でもよい。信号電圧は端子
17、18間に差動的に取り出される。
外部磁界がない状態でブリッジの出力信号をできるだ
け零に近づけるために、バランス構成16′内の抵抗部分
が用いられる。バランス構成16′には相当数の長い抵抗
が具えられ、これらは必要に応じて分断され相互接続端
子15、16間の2つの電流通路間の抵抗を等しくする。こ
れらの抵抗の左上から右下へ傾斜する相互接続線は左側
の部分を含まないため、並列状に異なる抵抗値を得るこ
とができるので正確なバランスをとることができる。構
成16′の端子16の右側の抵抗は並列に接続され、この並
列群は配列13、14と直列に接続される。ここでも傾斜す
る相互接続構成が用いられている。選択されたトラック
のいずれかを分断することによって、関連する配列を含
むブリッジ回路の脚部の抵抗を増加することができる。
け零に近づけるために、バランス構成16′内の抵抗部分
が用いられる。バランス構成16′には相当数の長い抵抗
が具えられ、これらは必要に応じて分断され相互接続端
子15、16間の2つの電流通路間の抵抗を等しくする。こ
れらの抵抗の左上から右下へ傾斜する相互接続線は左側
の部分を含まないため、並列状に異なる抵抗値を得るこ
とができるので正確なバランスをとることができる。構
成16′の端子16の右側の抵抗は並列に接続され、この並
列群は配列13、14と直列に接続される。ここでも傾斜す
る相互接続構成が用いられている。選択されたトラック
のいずれかを分断することによって、関連する配列を含
むブリッジ回路の脚部の抵抗を増加することができる。
第1図の磁気抵抗物質のストリップを第3図により詳
しく示す。第3図で示すのは第1図の円3で包囲された
センサ部分である。これらの部分の1つは感知信号端子
17及びこの端子17に関連した相互接続構成を含む。これ
は第3図の左側の部分図に示されており、2つの磁気物
質のストリップ11′、12′を接続させる。ストリップ1
1′、12′は夫々配列11、12から延び、これら2つの配
列を分離する空間の両側に夫々配置されている。即ち、
これは2つの配列が上述の相互接続構成によって互いに
直列に結合される点である。
しく示す。第3図で示すのは第1図の円3で包囲された
センサ部分である。これらの部分の1つは感知信号端子
17及びこの端子17に関連した相互接続構成を含む。これ
は第3図の左側の部分図に示されており、2つの磁気物
質のストリップ11′、12′を接続させる。ストリップ1
1′、12′は夫々配列11、12から延び、これら2つの配
列を分離する空間の両側に夫々配置されている。即ち、
これは2つの配列が上述の相互接続構成によって互いに
直列に結合される点である。
この相互接続に加えて、配列11の磁気抵抗物質のスト
リップ11′は上述のように各々互いに接続されている。
配列12、13及び14のストリップも同様に接続されてい
る。配列11、12内の磁気抵抗物質のストリップ11′、1
2′用の相互接続(左側)は銅アルミニウム合金の相互
接続40で形成されている。第3図の左側の部分で、相互
接続40は、感知信号端子17と関連する相互接続構成によ
って互いに接続されている2つの磁気抵抗物質のストリ
ップ11′、12′を横切って示され、そこから各方向に向
かう連続するストリップ対は相互接続40によって互いに
接続されている。
リップ11′は上述のように各々互いに接続されている。
配列12、13及び14のストリップも同様に接続されてい
る。配列11、12内の磁気抵抗物質のストリップ11′、1
2′用の相互接続(左側)は銅アルミニウム合金の相互
接続40で形成されている。第3図の左側の部分で、相互
接続40は、感知信号端子17と関連する相互接続構成によ
って互いに接続されている2つの磁気抵抗物質のストリ
ップ11′、12′を横切って示され、そこから各方向に向
かう連続するストリップ対は相互接続40によって互いに
接続されている。
磁気抵抗物質のストリップ11′、12′の右端部が部分
的に第3図の右側の部分に示されている。これらのスト
リップ対はアルミニウム合金の相互接続41によって結合
されている。感知信号端子17と関連した相互接続構成及
び相互接続40によって互いに接続されている2つの磁気
抵抗物質のストリップ11′、12′は第3図の右側の図で
は分離され、互いに接続されていない。これらは各々同
一配列内の隣接する磁気抵抗物質のストリップに接続さ
れている。再びそれ以降各配列の磁気抵抗物質のストリ
ップの連続する対は、相互接続41によって互いに接続さ
れている。したがって、各配列の磁気抵抗物質のストリ
ップは第3図に示されるように互いに直列に接続されて
いる。また、第3図の右側の図にあるように、もう1つ
の相互接続42が配列13、14の磁気抵抗物質のストリップ
13′、14′の端部を接続する。
的に第3図の右側の部分に示されている。これらのスト
リップ対はアルミニウム合金の相互接続41によって結合
されている。感知信号端子17と関連した相互接続構成及
び相互接続40によって互いに接続されている2つの磁気
抵抗物質のストリップ11′、12′は第3図の右側の図で
は分離され、互いに接続されていない。これらは各々同
一配列内の隣接する磁気抵抗物質のストリップに接続さ
れている。再びそれ以降各配列の磁気抵抗物質のストリ
ップの連続する対は、相互接続41によって互いに接続さ
れている。したがって、各配列の磁気抵抗物質のストリ
ップは第3図に示されるように互いに直列に接続されて
いる。また、第3図の右側の図にあるように、もう1つ
の相互接続42が配列13、14の磁気抵抗物質のストリップ
13′、14′の端部を接続する。
このような各配列内の多くの磁気抵抗物質のストリッ
プの全てを相互接続して得られた1つの長い抵抗は多数
のリンクからなり、大きな抵抗値を得ることができる。
プの全てを相互接続して得られた1つの長い抵抗は多数
のリンクからなり、大きな抵抗値を得ることができる。
この抵抗値の増加によりセンサの動作時の電力消費を
大きく低下させることができる。また、相互接続40、4
1、42を用いることによって、エンドドメインの原因と
なる磁気抵抗物質の曲折を防止することができる。しか
しながら、ストリップの終端部も所謂「バックリング
(buckling)」磁気ドメインを有する可能性がある。バ
ックリングドメインも温度や外部磁界の変化によって磁
化が変化するという問題の原因となる。
大きく低下させることができる。また、相互接続40、4
1、42を用いることによって、エンドドメインの原因と
なる磁気抵抗物質の曲折を防止することができる。しか
しながら、ストリップの終端部も所謂「バックリング
(buckling)」磁気ドメインを有する可能性がある。バ
ックリングドメインも温度や外部磁界の変化によって磁
化が変化するという問題の原因となる。
第3図に、磁気抵抗物質のストリップ11′、12′、1
3′、14′の長手方向、即ち延長方向に対して45゜に設
けられた導電性ストラップ35が示されている。ストラッ
プ35は配列11、14の磁気抵抗物質のストリップに対して
正方向の傾斜、配列12、13に対して負方向の傾斜を有す
る。このストラップ35によって、センサ10に印加される
外部磁界が2つの配列に対しては増加し、他の2つの配
列に対しては減少するようになる。結果的に、ブリッジ
の端子15、16間の2つの脚部に於ける抵抗値がそこを流
れる電流に対してバランスを失い、感知信号端子17及び
18は外部磁界の強度及び磁界の方向を表す電圧差を示
す。
3′、14′の長手方向、即ち延長方向に対して45゜に設
けられた導電性ストラップ35が示されている。ストラッ
プ35は配列11、14の磁気抵抗物質のストリップに対して
正方向の傾斜、配列12、13に対して負方向の傾斜を有す
る。このストラップ35によって、センサ10に印加される
外部磁界が2つの配列に対しては増加し、他の2つの配
列に対しては減少するようになる。結果的に、ブリッジ
の端子15、16間の2つの脚部に於ける抵抗値がそこを流
れる電流に対してバランスを失い、感知信号端子17及び
18は外部磁界の強度及び磁界の方向を表す電圧差を示
す。
磁界の方向はセンサの軸に関して感知される。センサ
の軸の1本は端子17、18を通過し、他の1本はその軸に
ほぼ垂直となっている。軸にこのような方向依存性があ
るのは、磁気抵抗物質のストリップの磁化が第一にスト
リップの長手方向軸に沿っているからである。外部磁界
は通常ストリップの磁化が外部磁界に対して垂直である
時この磁化を回転させることができるが、平行であ時は
回転させることは出来ない。
の軸の1本は端子17、18を通過し、他の1本はその軸に
ほぼ垂直となっている。軸にこのような方向依存性があ
るのは、磁気抵抗物質のストリップの磁化が第一にスト
リップの長手方向軸に沿っているからである。外部磁界
は通常ストリップの磁化が外部磁界に対して垂直である
時この磁化を回転させることができるが、平行であ時は
回転させることは出来ない。
このようなブリッジ回路構成のセンサは以前に連続的
磁気抵抗物質のストリップとして形成されたものがあっ
たが、上述のように、鋭い曲折によって磁気抵抗物質が
鋭く曲折されてしまうことによりこの曲折部分に磁気エ
ンドドメインが形成される。磁気エンドドメインにおけ
る磁化は温度変化等でシフトしてしまい、外部磁界がな
くとも出力信号端子17、18間の電圧差が変化する。
磁気抵抗物質のストリップとして形成されたものがあっ
たが、上述のように、鋭い曲折によって磁気抵抗物質が
鋭く曲折されてしまうことによりこの曲折部分に磁気エ
ンドドメインが形成される。磁気エンドドメインにおけ
る磁化は温度変化等でシフトしてしまい、外部磁界がな
くとも出力信号端子17、18間の電圧差が変化する。
第3図に示すように、相互接続40、41、42を用いて電
気的に隣接する磁気抵抗物資のストリップを相互接続し
て単一の直列抵抗を形成することにより、磁気抵抗物質
を鋭角に曲げることがなく、出力の変動源を除去するこ
とができる。これら相互接続をストリップの終端に達す
る前に磁気抵抗物質に配置することによって上述の利点
を得ることができる、したがって、曲折がなくともバッ
クリングドメインが起こりやすい磁気抵抗物質の終端部
に達する前に相互接続が設けられる。相互接続40、41、
42を配置することによって、バックリングドメインが形
成されやすい磁気抵抗物質の端部に電流が流れないよう
にし、これによって電圧変動源を除去することができ
る。
気的に隣接する磁気抵抗物資のストリップを相互接続し
て単一の直列抵抗を形成することにより、磁気抵抗物質
を鋭角に曲げることがなく、出力の変動源を除去するこ
とができる。これら相互接続をストリップの終端に達す
る前に磁気抵抗物質に配置することによって上述の利点
を得ることができる、したがって、曲折がなくともバッ
クリングドメインが起こりやすい磁気抵抗物質の終端部
に達する前に相互接続が設けられる。相互接続40、41、
42を配置することによって、バックリングドメインが形
成されやすい磁気抵抗物質の端部に電流が流れないよう
にし、これによって電圧変動源を除去することができ
る。
もし磁気抵抗物質のストリップの端部に起こるバック
リングドメインが、相互接続40、41、42より端部に近い
部分で起きるように制限されれば、上述の結果は得られ
る。更にセンサ10にて2つの処置を行い、ストリップの
相互接続の位置を越えた端部方向のみにバックリングド
メインが存在することを保証する。まず、第3図に示す
ように磁気抵抗物質のストリップの端部をテーパー状に
形成する。テーパー状にすることによって、正方形の端
部と比較してバックリングドメインの形成を減少させる
ことができることが示されている。テーパー形状は表面
磁極密度を減少し、物質自体に体積磁極(volume pol
e)を生ずると思われる。テーパー形状は、通常20μm
の磁気抵抗物質の厚さの1−4倍に距離にわたって形成
されなければならない。
リングドメインが、相互接続40、41、42より端部に近い
部分で起きるように制限されれば、上述の結果は得られ
る。更にセンサ10にて2つの処置を行い、ストリップの
相互接続の位置を越えた端部方向のみにバックリングド
メインが存在することを保証する。まず、第3図に示す
ように磁気抵抗物質のストリップの端部をテーパー状に
形成する。テーパー状にすることによって、正方形の端
部と比較してバックリングドメインの形成を減少させる
ことができることが示されている。テーパー形状は表面
磁極密度を減少し、物質自体に体積磁極(volume pol
e)を生ずると思われる。テーパー形状は、通常20μm
の磁気抵抗物質の厚さの1−4倍に距離にわたって形成
されなければならない。
もう1つの処置は、配列11、12の磁気抵抗物質のスト
リップ11′、12′の端部付近の両側に導体20、21を、ま
た配列13、14の磁気抵抗物質のストリップ13′、14′の
端部付近の両側に導体22、23を設けることである。これ
らの導体を通る電流の方向は、導体の下の磁気抵抗物質
のストリップに磁界を生じるような方向であり、これら
ストリップの所望の磁化方向にほぼ平行な方向を有す
る。したがって、このような磁界を加えることによっ
て、磁気抵抗物質のストリップ内に存在する磁化を強化
することができ、このため所望の方向と反対の磁化の有
するドメインの形成を防ぐことができる。この目的のた
めに、磁気抵抗物質の内側の他の部分に更に導体を設け
てもよい。
リップ11′、12′の端部付近の両側に導体20、21を、ま
た配列13、14の磁気抵抗物質のストリップ13′、14′の
端部付近の両側に導体22、23を設けることである。これ
らの導体を通る電流の方向は、導体の下の磁気抵抗物質
のストリップに磁界を生じるような方向であり、これら
ストリップの所望の磁化方向にほぼ平行な方向を有す
る。したがって、このような磁界を加えることによっ
て、磁気抵抗物質のストリップ内に存在する磁化を強化
することができ、このため所望の方向と反対の磁化の有
するドメインの形成を防ぐことができる。この目的のた
めに、磁気抵抗物質の内側の他の部分に更に導体を設け
てもよい。
更に、これらの導体を流れる電流によって起こる磁界
は、ストリップの中央に発生する磁化をその下に拡張さ
せる。これによって、ストリップの端部に生じるバック
リングドメインやほかの磁気不安定に対する障壁を設
け、磁気センサ10の感知に用いられている部分の磁気抵
抗物質にまで内部へと伝播するのを防ぐことができる。
は、ストリップの中央に発生する磁化をその下に拡張さ
せる。これによって、ストリップの端部に生じるバック
リングドメインやほかの磁気不安定に対する障壁を設
け、磁気センサ10の感知に用いられている部分の磁気抵
抗物質にまで内部へと伝播するのを防ぐことができる。
導体20、21、22、23は、上述のように通常1μm程度
の厚さで磁気抵抗物質のストリップと同様或いはそれよ
り広い幅を有する。この程度の寸法のストリップは10.0
mA位以上の電流に耐え、導体自体の物質をエレクトロマ
イグレエイションを起こすことなく、その下に3エルス
テッド以上の磁界を生じることができる。
の厚さで磁気抵抗物質のストリップと同様或いはそれよ
り広い幅を有する。この程度の寸法のストリップは10.0
mA位以上の電流に耐え、導体自体の物質をエレクトロマ
イグレエイションを起こすことなく、その下に3エルス
テッド以上の磁界を生じることができる。
これらの処置によって、温度変化に対してセンサ出力
端子17、18間に現れる電圧に非常に安定しているという
点において、磁気センサの性能の安定性が改善される。
このため、相当の時間にわたって出力信号が変動が減少
し、かなり長い時間を隔てて行われるテストにおいても
出力信号の変動は減少し、したがって、測定される外部
からの磁界の値の不正確さも減少するという効果が得ら
れる。
端子17、18間に現れる電圧に非常に安定しているという
点において、磁気センサの性能の安定性が改善される。
このため、相当の時間にわたって出力信号が変動が減少
し、かなり長い時間を隔てて行われるテストにおいても
出力信号の変動は減少し、したがって、測定される外部
からの磁界の値の不正確さも減少するという効果が得ら
れる。
第1図は本発明の一実施例の部分的レイアウトを示す
図、第2図は本発明の一部分の断面を表す図、第3図は
第1図の一部分を示す図である。 11〜14……磁気抵抗物質ストリップの配列、 11′〜14′……磁気抵抗物質ストリップ、 15〜18……ブリッジの端子、 19……電流分配構成、 20〜23……導体、 35……ストリップ、 40〜42……相互接続、
図、第2図は本発明の一部分の断面を表す図、第3図は
第1図の一部分を示す図である。 11〜14……磁気抵抗物質ストリップの配列、 11′〜14′……磁気抵抗物質ストリップ、 15〜18……ブリッジの端子、 19……電流分配構成、 20〜23……導体、 35……ストリップ、 40〜42……相互接続、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01R 33/06 H01L 43/08
Claims (2)
- 【請求項1】第1および第2の電源端子領域を有する磁
界センサであって、 基板上に相互に平行に形成された磁気抵抗性物質の複数
のストリップを備え、これらストリップは、ストリップ
主部分から延長する第1および第2の端部分をそれぞれ
有し、それらのストリップ主部分は、直列に蛇行状に接
続されて、前記電源端子領域から電力を受けると電流を
流すよう構成され、かつ、前記第1および第2の端部分
の殆どのものが、テーパー状に構成されており; 第1の電流源への接続用の第1の端子手段に接続されて
いて、前記複数のストリップの前記第1の端部分の上
に、それらから絶縁されて配置されている第1の導体を
備え; 第2の電流源への接続用の第2の端子手段に接続されて
いて、前記複数のストリップの前記第2の端部分の上
に、それらから絶縁されて配置されている第2の導体を
備え; もって、前記第1及び第2の端部分の付近に磁気不安定
が存在しても、その磁気不安定がストリップ主部分の中
央部へと伝播することが、前記第1及び第2の導体に流
れる電流に起因する磁界によって防止されるようにした ことを特徴とする磁界センサ。 - 【請求項2】第1および第2の電源端子領域を有する磁
界センサであって、 磁気抵抗性物質のストリップの1対の配列を備え、これ
らの配列それぞれは、基板上に相互に平行に形成された
磁気抵抗性物質の複数のストリップを有し、それらスト
リップは、ストリップ主部分から延長する第1および第
2の端部分をそれぞれ有し、それらのストリップ主部分
は、直列に蛇行状に接続されて、前記電源端子領域から
電力を受けると電流を流すよう構成され、かつ、前記第
1および第2の端部分の殆どのものが、テーパー状に構
成されており、 前記配列の直列に蛇行状に接続されたストリップ主部分
は、さらに直列に接続されており、 第1の電流源への接続用の第1の端子手段に接続されて
いて、前記1対の配列に共通の第1の導体にして、双方
の配列において前記複数のストリップの前記第1の端部
分の上に、それらから絶縁されて配置されている第1の
導体を備え; 第2の電流源への接続用の第2の端子手段に接続されて
いて、前記1対の配列に共通の第2の導体にして、双方
の配列において前記複数のストリップの前記第2の端部
分の上に、それらから絶縁されて配置されている第2の
導体を備え; もって、前記第1及び第2の端部分の付近に磁気不安定
が存在しても、その磁気不安定がストリップ主部分の中
央部へと伝播することが、前記第1及び第2の導体に流
れる電流に起因する磁界によって防止されるようにした ことを特徴とする磁界センサ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/258,300 US4847584A (en) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | Magnetoresistive magnetic sensor |
US258300 | 1994-06-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02129576A JPH02129576A (ja) | 1990-05-17 |
JP2936140B2 true JP2936140B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=22979977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1266077A Expired - Fee Related JP2936140B2 (ja) | 1988-10-14 | 1989-10-12 | 磁界センサ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4847584A (ja) |
EP (1) | EP0369160B1 (ja) |
JP (1) | JP2936140B2 (ja) |
CA (1) | CA1306009C (ja) |
DE (1) | DE68912720T2 (ja) |
Families Citing this family (57)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE4319146C2 (de) * | 1993-06-09 | 1999-02-04 | Inst Mikrostrukturtechnologie | Magnetfeldsensor, aufgebaut aus einer Ummagnetisierungsleitung und einem oder mehreren magnetoresistiven Widerständen |
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US5502380A (en) * | 1994-04-28 | 1996-03-26 | Rosemount Inc. | Analog weighted binary absolute position encoder including an array of sense resistors each having material responsive to FWX and nonresponsive to flux |
US5561368A (en) * | 1994-11-04 | 1996-10-01 | International Business Machines Corporation | Bridge circuit magnetic field sensor having spin valve magnetoresistive elements formed on common substrate |
JP2655106B2 (ja) * | 1994-12-07 | 1997-09-17 | 日本電気株式会社 | 磁気抵抗センサ |
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