JP2935921B2 - 丁合装置における紙つなぎ装置 - Google Patents

丁合装置における紙つなぎ装置

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JP2935921B2
JP2935921B2 JP3264878A JP26487891A JP2935921B2 JP 2935921 B2 JP2935921 B2 JP 2935921B2 JP 3264878 A JP3264878 A JP 3264878A JP 26487891 A JP26487891 A JP 26487891A JP 2935921 B2 JP2935921 B2 JP 2935921B2
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祐幾 中西
和秀 冨永
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丁合装置における紙つ
なぎ装置に係り、特に帯状シートが使用切れになる場合
に、次の帯状シートを繋ぎ合わせて継続丁合をするため
に好適な丁合装置における紙つなぎ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図9に示すタイプの伝票50が
ある。この伝票50は、片縁部に位置決め用の孔hが設
けられた伝票501 〜505 が、複数重ねられ、各伝票
501 〜505 の孔hが形成された縁部には、線状また
は点状に糊付けされて構成されている。
【0003】かかる構成の伝票50を大量生産するには
図10に示す伝票製造装置60が用いられる。なお、こ
の伝票製造装置60に装着されている巻取ロールは、印
刷機にて絵柄、連続ナンバ等を印刷し、巻取ったもので
ある。
【0004】図10に示すように、伝票製造装置60の
右上方には給紙装置K1 から給紙される第1帯状伝票5
2Aが、ピン車61を介して第1ピントラクタ62に設
けられたピンに挿通されて左方に搬送されるようになっ
ている。第1ピントラクタ62の下流側には第2ピント
ラクタ64が配設されている。
【0005】第1帯状伝票52Aは、ピン車61上で糊
付けされた後、第1ピントラクタ62で左方に搬送され
て、第2ピントラクタ64のピンに挿通され、搬送状態
が継続される。第2ピントラクタ64上で第1と第2の
帯状伝票52A、53Aが重ね合わされ、同様に帯状伝
票54A、55A〜も糊付け・重ね合わされる。この挟
まれた状態で圧着ローラ69により圧着・糊付けされ、
更にクラッシュナンバーユニット71により所定の番号
が押圧印刷される。その後、ミシン目等がいれられ、折
り機72で折られて伝票50(図9参照)が完成する。
【0006】ところで、丁合が進行すると前記給紙装置
1 、K2 、K3 等から給紙される帯状シートが、シー
ト切れとなる。かかる場合には、新たなロール状の帯状
シートを用意し、シート切れを起こした先の帯状シート
の所定位置と、新しい帯状シートの所定位置とを貼り合
わせ、再び丁合を開始する必要がある。
【0007】かかる貼り合わせの状況を図11(A)〜
(F)に基づいて説明する。図11(A)に示すよう
に、矢印方向に搬送されるベルト80の上方には給紙装
置K1 、K2 、K3 が配置されていて、給紙される帯状
シート52A、53A、54Aには、それぞれ一定の間
隔で絵柄が印刷され、また、連続した番号が印刷されて
いる。ここに、帯状シート52A、53A、54Aの丁
合においては、前記絵柄と番号が確実に重なるようにす
る必要がある。
【0008】今、帯状シート52A等がシート切れを起
こす直前となったので、ベルト80を停止させる。この
停止に当たっては、各枚目に印刷されたナンバーが正確
に重ね合されるようにするため、図11(B)に示すよ
うに、ベルト80上の各帯状シート52A、53A、5
4Aの貼り合わせ予定部を一定位置(例えば、符号10
0)にさせる必要がある。そこで、第2帯状シート53
Aについては符号S1 で示す蓄積部を形成し、第3帯状
シート54Aについては符号S2 で示す蓄積部を形成す
る。これら蓄積部S1 、S2 を形成した状態で、図11
(C)に示すように、各帯状シート52A、53A、5
4Aの符号100近傍を切断する。切断後、用意された
新たなロール状の帯状シート81を所定の給紙装置に装
填する。装填後、帯状シート52A、53A、54Aの
最外周が同一ナンバーになるように(例えば、符号50
0)、外周の帯状シートを剥がす。次いで、図11
(D)および(E)に示すように、各新たな帯状シート
52A、53A、54Aの先端部(符号500)と、先
の帯状シートの後端部(符号100)とを貼り合わせ
る。貼り合わせ後、図11(F)に示すように、第2、
第3の給紙装置K2 、K3 を矢印方向に逆転させ、前記
蓄積部S1 、S2 を元に戻し平坦状態にする。この図1
1(F)に示す状態では、各帯状シート52A、53
A、54Aが符号150の位置において丁合されてお
り、ベルト80が搬送を再開すると、符号150、14
0、〜100、500、490〜というように、所定の
符号位置で丁合される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
給紙装置では、図11(B)に示した蓄積部S1 、S2
を形成するのは人手によっており、所定位置(例えば、
符号100の位置)に合わせ、かつ、蓄積部S1 、S2
を傷付けずに素早く形成するには熟練を要した。また、
次に使用する帯状シート52A、53A、54Aは、通
常は製品となる符号500の位置より余分に巻かれてい
るが、この部分を剥ぎ、符号500の位置まで揃える作
業は、従来の給紙装置では、装置を停止させた場合にの
み、作業可能であった。即ち、作業時間の短縮と品質の
安定性が求められていた。
【0010】更に、伝票製造装置60に装着する巻取り
は、図12(A)、(B)に示すように、印刷機にて巻
取れる最大のもの(径A、Bm)にしたほうが、丁合装
置での交換頻度を少なくできる為有効である。ところ
が、伝票の性質上、1番下の枚目に限り、(図9の符号
505、図10の符号K1)、他の枚目よりも厚いシー
ト(2倍前後)が用いられるのが一般的である。
【0011】従って、このシートを印刷機での最大可能
径に巻いた場合、その長さは、他の枚目より短くなって
しまい、結局そのシート1巻を交換するために、本機を
停止させる必要がある。ここに、丁合装置では、糊付け
や、穴明け加工等の原因により、一旦運転を停止させる
と、かなりの製品が不良となる。逆に、交換時期を揃え
るため、全てのシート(巻取り)の長さを、一番下の枚
目の長さに揃えることも可能であるが、印刷機での交換
頻度が多くなり、効率が悪くなる。
【0012】そこで、本発明は上記問題点を解決するた
めになされたものであり、人手を要さず、かつ、短時間
の内に蓄積部を形成できる丁合装置における紙つなぎ装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の丁合装置における紙つなぎ装置は、所定方向
に移動されるベルトに沿って所定間隔で配置された給紙
部から給紙される複数の帯状シートを順次前記ベルト上
に垂れ下げ、前記複数の帯状シートを所定順序に丁合す
る丁合装置における紙つなぎ装置において、前記各帯状
シートをベルトの走行方向に沿って間隔を配して設けた
給紙スタンドで保持し、各給紙スタンドにおいて前記帯
状シートが、垂れ下げられて前記ベルトに到達するまで
の過程中に、前記帯状シートを緩やかに曲げて蓄積する
蓄積手段を設けた。
【0014】また、本発明は、所定方向に移動されるベ
ルトに沿って所定間隔で配置された給紙部から給紙され
る複数の帯状シートを順次前記ベルト上に垂れ下げ、前
記複数の帯状シートを所定順序に丁合する丁合装置にお
ける紙つなぎ装置において、複数の先の帯状シートの各
つなぐべき部分の箇所を表示する第1つなぎ箇所表示部
と、前記複数の先の帯状シートにつなぐ、複数の次の帯
状シートの各つなぎべき部分の箇所を表示する第2つな
ぎ箇所表示部とを備え、前記複数の先の帯状シートの
内、1個の帯状シートのつなぎ箇所を指定すると他の帯
状シートのつなぎ箇所を計算して表示し、前記複数の次
の帯状シートの内、1個の帯状シートのつなぎ箇所を指
定すると他の帯状シートのつなぎ箇所を計算して表示す
る制御部を備えた。
【0015】
【作用】本発明の丁合装置における紙つなぎ装置は、給
紙部から給紙された帯状シートが、ベルトに到達するま
での過程中に、例えば、複数の上段ロールと複数の下段
ロールとの間に帯状シートを挿入し、これらロールを互
いに擦り抜けるように走行させて前記帯状シートを緩や
かな蛇腹状に蓄積する。そして、蛇腹状に蓄積された帯
状シートを、徐々に取り崩して丁合を継続していく間
に、シート切れを起こした先の帯状シートと、新しい帯
状シートとを貼り合わせ、前記新しい帯状シートを給紙
する。従って、帯状シートの貼り合わせの為に、丁合装
置を停止する必要がない。
【0016】また、複数の帯状シートのつなぎ箇所の
内、1箇所を指定すると、予め各帯状シートの配置間隔
が定められているので、制御部は、残りの帯状シートの
つなぎ箇所を計算し、表示部に表示する。従って、作業
員は、つなぎ箇所(例えば、番号)を誤ることがない。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図6を参照して説明する。図1は、各蓄積部J1
2 、J3 が作動した状態を示している。図1に示すよ
うに、伝票製造装置Dを構成するベルト80の搬送方向
に沿って第1〜第3の給紙装置10、20、30が配置
されている。第1〜第3の給紙装置10、20、30の
各蓄積部を符号J1 、J2 、J3 で示す。
【0018】先ず、図2(A)、(B)に基づいて、通
常の丁合状態における第1の給紙装置10について説明
する。図2(A)に示すように、給紙装置10を構成す
る給紙スタンド10Aには、上段に先の帯状シートのロ
ール52A1が装填され、下段には予備の帯状シートの
ロール52A2 が装填されている。これらロール52A
1 、52A2 を取り付けるターレットスタンド(図5参
照)については、後述する。
【0019】前記ロール52A1 の取付け部の下流側に
は蓄積部J1 が配置されている。蓄積部J1 は、図2
(B)に示すように、上段横一列に複数個の回転ロール
3a〜3fが所定間隔で配置され、下段横一列に複数個
の回転ロール4a〜4eが前記所定間隔のほぼ中央に配
置されている。回転ロール3は、図3に示すように、対
向配置された可動フレーム5a、5b間に所定間隔を有
して回転自在に取り付けられている。2個の可動フレー
ム5a、5bは、駆動モータ7により回転駆動されるボ
ールネジ6により、上下方向に駆動される。4個のボー
ルネジ6と駆動モータ7の出力軸との間には、ベルト8
a、8bが掛け渡されている。
【0020】蓄積部J1 の下流側には、帯状シート52
Aの移動方向を変えるターンバー(図示せず)が配設さ
れ、方向を変えられた帯状シート52Aの孔Hがベルト
80上に植設されたピン(図示せず)に挿通されて当該
帯状シート52Aが搬送されていく。
【0021】次に、蓄積部J1 、J2 、J3 を駆動する
制御系の構成を図4に基づいて説明する。図4に示すよ
うに、CPU31には、装置を駆動するプログラムが格
納されたROM32と、キーボード34から指定された
各帯状シートをつなぎ合わせる場合に各蓄積部J1 、J
2 、J3 の最適な積帯長さのデータを格納したRAM3
3と、第1ボールネジ6を駆動する第1ボールネジ駆動
部35と、第2ボールネジ(図示せず)を駆動する第2
ボールネジ駆動部36と、第3ボールネジ(図示せず)
を駆動する第3ボールネジ駆動部37とが接続されてい
る。
【0022】次に、図5に基づいて前述のターレットス
タンドTSの説明をする。図5に示すように、対向配置
されたフレーム11a、11b間には、主軸12が回転
自在に挿通されている。主軸12の中央部左側には固定
アーム15が取り付けられ、固定アーム15の両端部に
は帯状シートのロールを固定するチャック18a、18
bとチャックの回転にブレーキをかけるパウダブレーキ
17a、17bが取付けられている。主軸12の中央部
右側には移動アーム16が取り付けられ、移動アーム1
6の両端部には帯状シートのロールを押出しするチャッ
ク21a、21bとチャック押出し用のエアシリンダ
(又は、油圧モータ)19a、19bが取付けられてい
る。主軸12には大径のギア13が固定され、このギア
13には、アームを回転駆動するターレット駆動モータ
23により回転駆動される小径のピニオンギア22が噛
合されている。アーム調整用モータ25により回転駆動
されるピニオンギア24と、アーム幅調整用ボールネジ
26、28のそれぞれの一端部に固定されたピニオン2
7、29は、チェーンベルト14を介して回転駆動され
る。チャック18aと21aの間に1個目の帯状シート
のロールを挟持し、チャック18bと21bとの間に2
個目の帯状シートのロールを挟持する。
【0023】次に動作を説明する。蓄積部のローラの動
作は、用途に応じ2種類の使用方法に対応させる。即
ち、(1)通常の巻取り交換時(主に全給紙部、又は複
数給紙部の巻取り交換向けである。この場合、本機は停
止させる。)と、(2)ノンストップ巻取り交換時(主
に、伝票の一番下の枚目を対象とするが、それ以外でも
可能である。本機は停止させない。)である。 (1)通常の巻取交換時 これは、前記図12(A)において巻取ロールK2 〜K
4 を同時期に交換する場合、もしくは、図12(B)に
示すように、巻取ロールK1 〜K4 を全て同時に交換す
る場合に使用する。
【0024】紙つなぎ操作に必要な蓄積量は、各帯状シ
ート52A、53A、54Aについて図1に示した蓄積
部J1 、J2 、J3 の蓄積状態とし、これらの蓄積量は
図4に示したキーボード34から製品の天地サイズを入
力すれば、前記入力に対応したデータがRAM33から
読み出される。
【0025】以上の前提の下に、蓄積部J1 の動作を図
6(A)〜(F)に基づいて説明する。図6(A)は、
巻取状の帯状シート52A1 が残り少なくなり、その交
換のために装置を停止した直後の状態を示す。通常の運
転中は、帯状シートとロールの抵抗をできるだけ少なく
するため、蓄積部J1 を構成する上段ロール3と下段ロ
ール4はいずれも動作をしていない。次いで、図6
(B)に示すように、紙つなぎ板PJが上方から降下し
てきて帯状シート52A1 を下方に押し下げると同時
に、下段ロール4が予めRAM33に格納された量だけ
上方に押上げられる。紙つなぎ板PJは、オペレータH
B(図1参照)による紙切り、テープ貼りつけの作業を
補助する。次いで、図6(C)に示すように、先の帯状
シート52Aの符号100(図11(C)参照)の近傍
で切断し、次の帯状シートのロール52A 2 の先端の符
号500(図10(D)参照)の近傍を紙つなぎ板PJ
上、符号100と500とが完全に重なるように繋ぎ合
わせる。この図6(C)の状態の斜視図が図1の状態で
ある。つなぎ合わせた後、図6(D)に示すように、紙
つなぎ板PJを上方に退避させる。つなぎ装置を退避さ
せた後、図6(E)に示すように、低速運転状態にし、
帯状シートを流しながら、帯状シートが弛まないような
速度でターレットスタンドTS(図5参照)を反時計方
向に回転させると同時に、下段ロール4を下方に押し下
げる。更に、ターレットスタンドTSのアーム(図示せ
ず)を初期状態から180°だけ反時計方向に回転させ
ると、図6(F)に示すように、次の帯状シートのロー
ル52A2 が上段で停止し、かつ、上段ロール3と下段
ロール4とが通常状態になり、運転速度も通常速度まで
増速される。
【0026】以上の動作は、第2、第3の蓄積部J2
3 についても行われる。即ち、全ての給紙部におい
て、同じ位置には同じ符号100がきて止まるため、従
来のように、人手により蓄積部を形成する必要が全くな
くなる。
【0027】又、新たに装着する巻取に関して言えば、
従来の符号500迄むく作業は、機械が停止させた場合
のみ可能であったが、2段ターレットスタンドを用いる
ことにより、運転中に外段取りすることを可能にした。
【0028】そして、図1に示すように、各給紙装置1
0、20、30について帯状シートが緩やかに曲げられ
た状態で順次、紙つなぎ板を降下させて、作業員HBが
紙つなぎ作業を行う。全ての帯状シートに関する紙繋ぎ
作業の終了後、再度伝票製造装置を動作させると、所定
位置の丁合を継続することができる。
【0029】なお、図3においては上段ローラ3が上下
に平行移動する場合を示したが、図7(A)に示すよう
に、左右に平行移動するようにしてもよく、図7(B)
に示すように、入れ子式にしてもよい。 (2)ノンストップ巻取交換時 次に、特に1番下の枚目を対象とした交換について説明
する。
【0030】この方法は、図12(B)に示した場合に
非常に有効である。図12(B)の様に、巻取を使用し
た場合、紙の厚い巻取K1 が先にシート切れを起こすた
め、巻取交換をしてやらなければならない。
【0031】例えば、巻取K2 〜K4 が符号7000か
ら1000まで印刷してあるものとすると、巻取K1
符号7000から4000までで、3999以降は次の
巻取に交換する事になる。(符号はバーコードにより印
刷されている連続ナンバであり、その巻取で製品として
よい範囲が各巻取に示されている。)巻取K1 を交換す
るために機械を停止させるとかなりの欠番が生じてしま
うことは前にも述べたが、この方法では、機械を停止さ
せず(ノンストップ)に交換することを可能とした。
【0032】ノンストップ巻取交換時には、前の巻取と
次の巻取を同じナンバでつなく必要が有る。例えば 前の巻取 正紙7000−4000 予備含め7100−3900 次の巻取 正紙4000−1000 予備含め4100−900 の場合には、4000番(もしくは3900−4100
の中の指定ナンバ)でつなぐ必要が有る。
【0033】以下に、一連の動作および作業について図
13と図14を参照して説明する。なお、動作図(図1
3)では、蓄積部分(アキュムレータ)を入れ子式にし
て示している。
【0034】運転前もしくは運転中 まず、つなぎを行うナンバを入力する(この場合400
0)。 通常運転時 通常の運転中は、帯状シートとロールの抵抗をできるだ
け少なくするため、蓄積部J1 を構成する可動ロール3
と固定ロール4はいずれも動作をしていない。
【0035】ダンサにて前の(上の)巻取のブレーキ制
御を行っている。 ナンバ検知時(第1回目)(図13(A)) ロールが開きだし、ウエブを蓄積し始めるタイミングを
検知する。
【0036】上記の例の場合には、例えば4200を検
知したらロールが広がり始める。検知するナンバは、そ
のときのウエブの速度や、ナンバ検知器の位置により、
ウエブとアキュムレータ部のロールとが接触している時
間ができるだけ短くなるようにパソコン等で自動的に計
算する。
【0037】又、紙つなぎ装置も降下する。 アキュムレータ開き終わり(図13(B)) ナンバ検知時(第2回目)(図13(C)) ロール(アキュムレータ)が閉じ始めるタイミングを検
知する。検知するナンバは、つなぎ位置で丁度4000
がくるように、パソコン等にてナンバ検知器の位置を補
正したナンバを検知する(例えば4006)。検知後
は、アキュムレータが閉じ始めると同時に、タッチロー
ルにてウエブを確実に停止させる。又、いままでダンサ
はパウダブレーキ制御を行っていたが、アキュムレータ
作動と同時に、ダンサにてアキュムレータ制御を行うよ
うに切り換えられる。
【0038】つなぎ終了(図13(D)、(E)) オペレータはつなぎ作業を終了させると、終了ボタンを
押す。このボタンを押すと、タッチロールが解除される
とともに、アキュムレータの閉じる速度が遅くなってい
く。遅くなる割合は、アキュムレータの位置(つなぎ終
了ボタンを押したとき)により、アキュムレータが閉じ
終る時(原点)に丁度速度が零になるよう、パソコンに
て計算される。
【0039】速度を遅くする理由は、巻取からウエブを
徐々にスピードを上げて流して行くためである(急にア
キュムレータを停止させると、巻取が速度零の状態から
いきなり運転速度になるため、紙切れ等が発生する可能
性が有る為である)。又、ダンサは次の(下の)巻取の
ブレーキ制御を行うよう、切り換えられる。
【0040】アキュムレータ閉じ終わり(図13
(F)) 閉じ終わると、紙つなぎ装置は上昇しターレットは旋回
する。図14に動作グラフを示す。
【0041】以上が一連の動作であるが、例えば紙つな
ぎ装置昇降のタイミングはこの限りでなく、又、アキュ
ムレータにファジィ制御を採用すれば、ウエブに無理な
力を加えることなく、滑らかに供給することができる。
【0042】又、Noがないものへ対応できることは、
言うまでもない。最後に番号表示方式について説明す
る。これは、動作説明(1)の通常巻取交換時に代わる
方法である。
【0043】動作説明(1)がローラの開閉によりメカ
ニズム的にバッファ量を稼ぐのに対し、この方法は番号
表示方式を使って、巻取交換時の作業性を補助するもの
で、作業性は若干落ちるものの、安価に、かつ簡単な構
成で実現できる。
【0044】以下にその実施例を示す。図8(A)に示
すように、CPU31(図4参照)に、LED等からな
るつなぎ番号表示装置41と外段取番号表示装置42と
を追加すると、作業員が、相互に張り合わせる番号を容
易に認識することができる。ここに、符号41aは、第
1帯状シート52Aのつなぎ番号を表示する表示器であ
り、同様に、符号41bは、第2帯状シート53Aのつ
なぎ番号を表示する表示器であり、符号41cは、第3
帯状シート54Aのつなぎ番号を表示する表示器であ
る。また、符号42aは、第1予備ロール52A2 のつ
なぎ番号を表示する表示器であり、同様に、符号42b
は、第2予備ロール53A2 のつなぎ番号を表示する表
示器であり、符号42cは、第3予備ロール54A2
つなぎ番号を表示する表示器である。
【0045】このように構成し、図8(A)、(B)に
示すように、キーボード34から第1帯状シート52A
の停止番号(例えば、4346)を入力すると、第1と
第2と第3の帯状シートの配置間隔(図1参照)は、予
め判明しているので、第2帯状シート53の停止番号は
「4334」であり、第3帯状シート54Aの停止番号
は「4322」であることがCPU31により計算さ
れ、つなぎ番号表示装置41にそれぞれ表示される。ま
た、キーボード34から第1予備ロール52A2 の貼り
合わせるべき先頭番号(例えば、1000)を入力する
と、同様にしてCPU31が第2予備ロール53A2
先頭番号(例えば、988)と第3予備ロール54A2
の先頭番号(例えば、976)を計算して表示する。こ
のようにすれば、作業員が貼り合わすべき各番号を計算
することがなく、作業ミスを皆無にすることができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したことから明らなように、本
発明によれば、ターレット式により次に使用する帯状シ
ートの巻取をも装填可能とすることで、次の巻取を、例
えば符号500まで予め揃える作業が装置運転中にで
き、また、紙つなぎの際に帯状シートが、人手を介すこ
となく蓄積部に緩やかに曲げられて蓄積されるので、短
時間の内に、かつ、帯状シートを傷付けることなく、紙
つなぎ作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した伝票製造装置の全体構成図で
ある。
【図2】(A)、(B)は、本発明に用いる給紙装置が
通常状態で使用される図および蓄積部の要部拡大図であ
る。
【図3】蓄積部の駆動装置の例を示す斜視図である。
【図4】蓄積部の制御系のブロック図である。
【図5】ターレットスタンドの斜視図である。
【図6】(A)〜(F)は、蓄積部の動作図である。
【図7】(A)、(B)は、蓄積部の他の例を示す図で
ある。
【図8】(A)、(B)は、つなぎ番号を表示する表示
装置の構成図および先後のつなぎ番号の例を示す図であ
る。
【図9】従来の伝票を示す斜視図である。
【図10】従来の伝票製造装置の機能側面図である。
【図11】(A)〜(F)は、従来の紙つなぎ方法を示
す図である。
【図12】従来の巻取ロールの直径に応じた交換状態を
示す図である。
【図13】ノンストップで巻取ロールを交換する場合の
動作図である。
【図14】ノンストップで巻取ロールを交換する場合の
動作グラフである。
【符号の説明】
3…上段ロール 4…下段ロール 10、20、30…給紙装置 31…CPU(制御部) 33…メモリ 41…つなぎ番号表示装置(第1つなぎ箇所表示部) 42…外段取番号表示装置(第2つなぎ箇所表示部) 52A、53A、54A…帯状シート 80…ベルト J…蓄積部(蓄積手段) PJ…紙つなぎ板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 19/00 - 19/30 B65H 39/16,23/182 B42D 15/04 B41F 13/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に移動されるベルトに沿って所
    定間隔で配置された給紙部から給紙される複数の帯状シ
    ートを順次前記ベルト上に垂れ下げ、前記複数の帯状シ
    ートを所定順序に丁合する丁合装置における紙つなぎ装
    置において、 前記各帯状シートをベルトの走行方向に沿って間隔を配
    して設けた給紙スタンドで保持し、各給紙スタンドにお
    いて前記帯状シートが、垂れ下げられて前記ベルトに到
    達するまでの過程中に、前記帯状シートを緩やかに曲げ
    て蓄積する蓄積手段を設けたことを特徴とする丁合装置
    における紙つなぎ装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄積手段は、上段側に相互間隙を有
    して複数配置された上段ロールと、この上段ロールと互
    い違いに下段側に複数配置された下段ロールとを備え、
    前記上段ロールと下段ロールとの間に挿入された帯状シ
    ートを、前記上段ロールと前記下段ロール間を走行させ
    ることにより、緩やかに曲げて蓄積せしめることを特徴
    とする請求項1記載の丁合装置における紙つなぎ装置。
  3. 【請求項3】 前記丁合中に、新たな帯状シートを先の
    帯状シートにつなぐに際し、複数の帯状シートを所定位
    置で丁合するために必要な前記複数の帯状シートのそれ
    ぞれの蓄積量を予め求めてメモリに格納しておき、制御
    部によりこの格納蓄積量を読出して前記蓄積手段を駆動
    し、各帯状シートを蓄積することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の丁合装置における紙つなぎ装
    置。
  4. 【請求項4】 所定方向に移動されるベルトに沿って所
    定間隔で配置された給紙部から給紙される複数の帯状シ
    ートを順次前記ベルト上に垂れ下げ、前記複数の帯状シ
    ートを所定順序に丁合する丁合装置における紙つなぎ装
    置において、 複数の先の帯状シートの各つなぐべき部分の箇所を表示
    する第1つなぎ箇所表示部と、前記複数の先の帯状シー
    トにつなぐ、複数の次の帯状シートの各つなぎべき部分
    の箇所を表示する第2つなぎ箇所表示部とを備え、前記
    複数の先の帯状シートの内、1個の帯状シートのつなぎ
    箇所を指定すると他の帯状シートのつなぎ箇所を計算し
    て表示し、前記複数の次の帯状シートの内、1個の帯状
    シートのつなぎ箇所を指定すると他の帯状シートのつな
    ぎ箇所を計算して表示する制御部を備えたことを特徴と
    する丁合装置における紙つなぎ装置。
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