JP2935767B2 - プリディストータ - Google Patents

プリディストータ

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JP2935767B2
JP2935767B2 JP4073084A JP7308492A JP2935767B2 JP 2935767 B2 JP2935767 B2 JP 2935767B2 JP 4073084 A JP4073084 A JP 4073084A JP 7308492 A JP7308492 A JP 7308492A JP 2935767 B2 JP2935767 B2 JP 2935767B2
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秀幸 田中
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタル無線器等に
おいて、電力増幅部で発生する歪成分をベースバンドで
補正した後、変調を行うようにしたプリディストータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のプリディストータを示すブ
ロック図であり、図において、1は送信すべきベースバ
ンドデータをクロックCK1 の速度で生成するベースバ
ンドデータ生成部、2は入力されたベースバンドデータ
に対して歪補正を行う歪補正部、3は歪補正されたベー
スバンドデータをアナログ信号に変換するD/A変換
部、4は上記アナログ信号を変調する変調部、5は変調
された信号を電力増幅する電力増幅部、6は電力増幅さ
れた信号を送信するアンテナ、7は上記電力増幅された
信号を復調する復調部、8は復調された信号をデジタル
値に変換するA/D変換部、9は変調部4と復調部7に
搬送波信号を与える発振器である。
【0003】次に動作について説明する。ベースバンド
データ生成部1で生成されたベースバンドデータは、歪
補正部2に入力されて歪補正され、補正されたデータは
D/A変換部3に加えられてアナログ信号となる。この
アナログ信号は変調部4において発振器9からの搬送波
信号により所定の変調方式で変調され、さらに電力増幅
部5で電力増幅された後、アンテナ6より外部に送信さ
れる。
【0004】上記電力増幅された信号は、外部へ送信さ
れると共に、復調部7に加えられて復調された後、A/
D変換部8でデジタルデータに変換される。このデジタ
ルデータは歪補正部2に入力されて、ベースバンドデー
タ生成部1から入力されるベースバンドデータが、再度
同じ値になったときに、そのデータの歪補正に利用され
る。この時の補正値はさらに同じ値が入力された時に修
正され、ある一定の値に収束するまで、何度も上記の動
作が繰返されるトレーニングが行われることにより修正
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリディストー
タは以上のように構成されているので、歪補正の補正値
が一定値に収束するために、何度も同じベースバンドデ
ータが入力されねばならず、このため収束までに長いト
レーニング時間が必要となり、また、歪補正の補正値が
一定値に収束されるまでは、同じベースバンドデータに
対してばらつきの多い信号が電力増幅部5から出力さ
れ、アンテナ6から外部に送信されてしまうという問題
点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、トレーニング時間を短縮するこ
とのできるプリディストータを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプリディ
ストータは、トレーニングデータ生成部を設け、ここで
ベースバンドデータより速い速度で生成されたトレーニ
ングデータとベースバンドデータとを切替え選択して変
調部に加えると共に、変調されたデータのうちベースバ
ンドデータを通過させるフィルタとトレーニングデータ
を通過させるフィルタとを設け、これらのフィルタを切
替え選択して用いるようにしたものである。
【0008】
【作用】この発明におけるプリディストータは、ベース
バンドデータの送信を行う前にベースバンドデータより
速いクロックで読み出されるトレーニングデータを用い
てトレーニングを行うことにより、短い時間で補正値を
収束させることができる。
【0009】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
においては図3と同一部分には同一部号を付して説明を
省略する。図1において、10は所定のパターンを有す
るトレーニングデータを生成するトレーニングデータ生
成部で、ベースバンドデータ生成部1と同じクロックC
1 により駆動される。11はスイッチ部で、ベースバ
ンドデータ生成部1で生成されたベースバンドデータと
トレーニングデータ生成部10で生成されたトレーニン
グデータとのうちの一方を切替え選択して歪補正部2に
加える。12はスイッチ部で、電力増幅部5の出力のア
ンテナ6への供給・停止を行う。
【0010】 次に動作について説明する。ベースバンド
データの送信を行う前にスイッチ部11によりトレーニ
ングデータを選択して歪補正部2に加える。これと共
に、スイッチ部12をオフとして電力増幅部5の出力が
アンテナ6に供給されないようにする。
【0011】 歪補正部2では入力されたトレーニングデ
ータに対して歪補正が行われ、補正されたトレーニング
データはD/A変換部3によりアナログ信号に変換され
た後、変調部4に加えられる。変調部4で変調された信
号は、電力増幅部5に加えられ、ここで電力増幅された
信号は復調部7に加えられる。復調されたアナログのト
レーニングデータはA/D変換部8でデジタルデータに
変換された後、歪補正部2に加えられて歪補正に利用さ
れる。
【0012】 この歪補正は、トレーニングデータは常に
同じパターンで供給されるため、従来のように同じ値の
ベースバンドデータを待つ必要がなく、短いトレーニン
グ時間で補正値の収束が行われる。また、スイッチ部1
2がオフとなっているため、トレーニング期間中にばら
つきのある信号が送信されることがない。なお、トレー
ニング終了後は、スイッチ部12をオンと成し、ベース
バンドデータの送信を可能にする。
【0013】 実施例2. 図2はこの発明の一実施例を示すもので、図1と同一部
分には同一符号が付されている。この実施例2において
は、トレーニングデータ生成部10をベースバンドデー
タ生成部1を駆動するクロックCK1 より速いクロック
CK2 で駆動するようにしている。これに伴って変調部
4には、変調されたベースバンドデータを通過させるフ
ィルタ4aと変調されたトレーニングデータを通過させ
るフィルタ4bとを設け、変調回路4cの変調出力をス
イッチ部4dにより切替え選択してフィルタ4a又はフ
ィルタ4bに加えるようにしている。
【0014】 上記構成によれば、速いクロックCK2
用いてトレーニングデータを入力するので、トレーニン
グ時間を実施例1の場合よりもさらに短縮することがで
きる。
【0015】 実施例3. トレーニングデータ生成部10からトレーニングデータ
を出力する際に、歪補正部2における補正値の初期値
を、収束すると思われる補正値を考慮して与えるように
すればトレーニングに要する時間をさらに短くすること
ができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ベー
スバンドデータを入力する前にそのベースバンドデータ
より速い速度でトレーニングデータを入力できるように
構成したので、補正値の収束が速く、トレーニング時間
を短くすることができると共に、同じベースバンドデー
タの入力に対してばらつきの少ない信号を外部に送信で
き、信頼性の高い情報伝送を行うことができる効果があ
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるプリディストータを
示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例によるプリディストータを
示すブロック図である。
【図3】従来のプリディストータを示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
2 歪補正部 4 変調部 4a,4b フィルタ 4d スイッチ部 5 電力増幅部 7 復調部 10 トレーニングデータ生成部 11 スイッチ部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースバンドデータを変調部で変調した
    後、電力増幅部で電力増幅する伝送系において用いら
    れ、上記電力増幅部の出力を復調部で復調し、その復調
    出力に基づいて歪補正部により上記ベースバンドデータ
    を補正し、補正されたベースバンドデータを上記変調部
    に加えるようにしたプリディストータにおいて、所定の
    パターンを有するトレーニングデータを上記ベースバン
    ドデータより速い速度で生成するトレーニングデータ生
    成部と、上記ベースバンドデータと上記トレーニングデ
    ータとを択一的に選択して上記歪補正部に加えるスイッ
    チ部と、上記変調部から出力される変調されたベースバ
    ンドを通過させるフィルタと、上記変調部から出力され
    る変調されたトレーニングデータを通過させるフィルタ
    と、上記2つのフィルタを択一的に選択するスイッチ部
    とを設けたことを特徴とするプリディストータ。
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JP2008022111A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Sony Corp 歪み補償装置、及び無線通信装置

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