JP2934871B1 - 軸受部材 - Google Patents
軸受部材Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/068—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with the bearing body fully encircling the guide rail or track
- F16C29/0683—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with the bearing body fully encircling the guide rail or track the bearing body encircles a rail or rod of circular cross-section, i.e. the linear bearing is not suited to transmit torque
- F16C29/0685—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with the bearing body fully encircling the guide rail or track the bearing body encircles a rail or rod of circular cross-section, i.e. the linear bearing is not suited to transmit torque with balls
- F16C29/0688—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with the bearing body fully encircling the guide rail or track the bearing body encircles a rail or rod of circular cross-section, i.e. the linear bearing is not suited to transmit torque with balls whereby a sleeve surrounds the circulating balls and thicker part of the sleeve form the load bearing tracks
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C43/00—Assembling bearings
- F16C43/04—Assembling rolling-contact bearings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 ハウジングを合成樹脂で形成した軽量なもの
でありながら、外筒の調心プレートとハウジングとの当
接部位が摩耗したり変形したりしない実用性,軽量性,
耐久性,生産性に秀れた軸受部材を提供するものであ
る。 【解決手段】 外筒1が収納されるハウジング2と該外
筒1に挿入される軸3とから成り、軸3に対して外筒1
付ハウジング2が直線摺動するように構成された軸受部
材であって、外筒1は負荷部と無負荷部とで形成される
ボール無限循環路を有し、このボール無限循環路には保
持器4によりボール5が配設され、外筒1には微動する
調心プレート6が設けられ、一方、ハウジング2は合成
樹脂で形成され、該ハウジング2に外筒1を装着した
際、前記調心プレート6が当接する部位が金属などの耐
摩耗部材7で構成されているものである。
でありながら、外筒の調心プレートとハウジングとの当
接部位が摩耗したり変形したりしない実用性,軽量性,
耐久性,生産性に秀れた軸受部材を提供するものであ
る。 【解決手段】 外筒1が収納されるハウジング2と該外
筒1に挿入される軸3とから成り、軸3に対して外筒1
付ハウジング2が直線摺動するように構成された軸受部
材であって、外筒1は負荷部と無負荷部とで形成される
ボール無限循環路を有し、このボール無限循環路には保
持器4によりボール5が配設され、外筒1には微動する
調心プレート6が設けられ、一方、ハウジング2は合成
樹脂で形成され、該ハウジング2に外筒1を装着した
際、前記調心プレート6が当接する部位が金属などの耐
摩耗部材7で構成されているものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングが合成
樹脂製の軽量な軸受部材に関するものである。
樹脂製の軽量な軸受部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】外筒が
収納されるハウジングと該外筒に挿入される軸とから成
り、軸に対して外筒付ハウジングが直線摺動するように
構成された軸受部材において、特に、外筒に微動によっ
て自動的に調心作用を果たす金属製の調心プレートが設
けられているタイプのものは、外筒は合成樹脂で形成さ
れ、ハウジングは金属(ステンレスが多い)で形成され
ている。
収納されるハウジングと該外筒に挿入される軸とから成
り、軸に対して外筒付ハウジングが直線摺動するように
構成された軸受部材において、特に、外筒に微動によっ
て自動的に調心作用を果たす金属製の調心プレートが設
けられているタイプのものは、外筒は合成樹脂で形成さ
れ、ハウジングは金属(ステンレスが多い)で形成され
ている。
【0003】なぜなら、外筒に設けられた調心プレート
には、外筒付ハウジングの直線摺動の際に軸へのボール
の当接によって外方向に負荷がかかるため、ハウジング
が合成樹脂製であると該ハウジングと調心プレートとの
当接部位が摩耗及び変形してしまい、外筒とハウジング
とが密着できなくなってガタついてしまう恐れがあるか
らである。
には、外筒付ハウジングの直線摺動の際に軸へのボール
の当接によって外方向に負荷がかかるため、ハウジング
が合成樹脂製であると該ハウジングと調心プレートとの
当接部位が摩耗及び変形してしまい、外筒とハウジング
とが密着できなくなってガタついてしまう恐れがあるか
らである。
【0004】しかし、ハウジングが合成樹脂製であれば
外筒付ハウジングを極めて軽量化でき、しかも、ハウジ
ングの形成が型による一体成形で行えるため極めて生産
性が向上するというメリットがある。
外筒付ハウジングを極めて軽量化でき、しかも、ハウジ
ングの形成が型による一体成形で行えるため極めて生産
性が向上するというメリットがある。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、ハウジングを合成樹脂で形成したものでありなが
ら、外筒の調心プレートとハウジングとの当接部位が摩
耗したり変形したりしない実用性,軽量性,耐久性,生
産性に秀れた軸受部材を提供するものである。
ので、ハウジングを合成樹脂で形成したものでありなが
ら、外筒の調心プレートとハウジングとの当接部位が摩
耗したり変形したりしない実用性,軽量性,耐久性,生
産性に秀れた軸受部材を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0007】外筒1が収納されるハウジング2と該外筒
1に挿入される軸3とから成り、軸3に対して外筒1付
ハウジング2が直線摺動するように構成された軸受部材
であって、外筒1は負荷部と無負荷部とで形成されるボ
ール無限循環路を有し、このボール無限循環路には保持
器4によりボール5が配設され、外筒1には微動する調
心プレート6が設けられ、一方、ハウジング2は合成樹
脂で形成され、該ハウジング2に外筒1を装着した際、
前記調心プレート6が当接する部位が金属などの耐摩耗
部材7で構成されていることを特徴とする軸受部材に係
るものである。
1に挿入される軸3とから成り、軸3に対して外筒1付
ハウジング2が直線摺動するように構成された軸受部材
であって、外筒1は負荷部と無負荷部とで形成されるボ
ール無限循環路を有し、このボール無限循環路には保持
器4によりボール5が配設され、外筒1には微動する調
心プレート6が設けられ、一方、ハウジング2は合成樹
脂で形成され、該ハウジング2に外筒1を装着した際、
前記調心プレート6が当接する部位が金属などの耐摩耗
部材7で構成されていることを特徴とする軸受部材に係
るものである。
【0008】また、外筒1が収納されるハウジング2と
該外筒1に挿入される軸3とから成り、軸3に対して外
筒1付ハウジング2が直線摺動するように構成された軸
受部材であって、外筒1は負荷部と無負荷部とで形成さ
れるボール無限循環路を有し、このボール無限循環路に
は保持器4によりボール5が配設され、外筒1には負荷
部位置のボール5を外側から支承する調心プレート6
が、該外筒1に形成した貫通窓8に遊動可能に設けら
れ、一方、ハウジング2は合成樹脂で形成され、該ハウ
ジング2に外筒1を装着した際、前記調心プレート6が
当接する部位が金属などの耐摩耗部材7で構成されてい
ることを特徴とする軸受部材に係るものである。
該外筒1に挿入される軸3とから成り、軸3に対して外
筒1付ハウジング2が直線摺動するように構成された軸
受部材であって、外筒1は負荷部と無負荷部とで形成さ
れるボール無限循環路を有し、このボール無限循環路に
は保持器4によりボール5が配設され、外筒1には負荷
部位置のボール5を外側から支承する調心プレート6
が、該外筒1に形成した貫通窓8に遊動可能に設けら
れ、一方、ハウジング2は合成樹脂で形成され、該ハウ
ジング2に外筒1を装着した際、前記調心プレート6が
当接する部位が金属などの耐摩耗部材7で構成されてい
ることを特徴とする軸受部材に係るものである。
【0009】また、請求項1,2いずれか1項に記載の
軸受部材において、耐摩耗部材7がリング状であること
を特徴とする軸受部材に係るものである。
軸受部材において、耐摩耗部材7がリング状であること
を特徴とする軸受部材に係るものである。
【0010】また、請求項1〜3いずれか1項に記載の
軸受部材において、ハウジング2に装着された外筒1の
前後には、該軸受部材1を抜け止めにする抜止部材9が
設けられていることを特徴とする軸受部材に係るもので
ある。
軸受部材において、ハウジング2に装着された外筒1の
前後には、該軸受部材1を抜け止めにする抜止部材9が
設けられていることを特徴とする軸受部材に係るもので
ある。
【0011】また、請求項4記載の軸受部材において、
抜止部材9はハウジング2に設けられた凹部10に溶着さ
れて一体化していることを特徴とする軸受部材に係るも
のである。
抜止部材9はハウジング2に設けられた凹部10に溶着さ
れて一体化していることを特徴とする軸受部材に係るも
のである。
【0012】
【発明の作用及び効果】軸3に対して外筒1付ハウジン
グ2が直線摺動する際、外筒1に設けられた調心プレー
ト6には外方向への負荷がかかるが、ハウジング2の調
心プレート6が当接する部位は金属などの耐摩耗部材7
で構成されているから摩耗したり変形したりせず、よっ
て、外筒1とハウジング2とのガタつきなどが発生した
りしないことになる。
グ2が直線摺動する際、外筒1に設けられた調心プレー
ト6には外方向への負荷がかかるが、ハウジング2の調
心プレート6が当接する部位は金属などの耐摩耗部材7
で構成されているから摩耗したり変形したりせず、よっ
て、外筒1とハウジング2とのガタつきなどが発生した
りしないことになる。
【0013】本発明は上述のように構成したから、ハウ
ジングを合成樹脂で形成した軽量なものでありながら、
外筒の調心プレートとハウジングとの当接部位が摩耗し
たり変形したりしないしない実用性,軽量性,耐久性,
生産性に秀れた軸受部材となる。
ジングを合成樹脂で形成した軽量なものでありながら、
外筒の調心プレートとハウジングとの当接部位が摩耗し
たり変形したりしないしない実用性,軽量性,耐久性,
生産性に秀れた軸受部材となる。
【0014】
【発明の実施の形態】図面は本発明の一実施例を図示し
たものであり、以下に説明する。
たものであり、以下に説明する。
【0015】本実施例は、円筒状の外筒1が収納される
ハウジング2と該外筒1に挿入される軸3とから成り、
軸3に対して外筒1付ハウジング2が直線摺動するよう
に構成された軸受部材であって、外筒1は負荷部と無負
荷部とで形成されるボール無限循環路を有し、このボー
ル無限循環路には保持器4によりボール5が配設され、
外筒1には負荷部位置のボール5を外側から支承する調
心プレート6が、該外筒1の外表面に形成した貫通窓8
に遊動可能に設けられ、一方、ハウジング2は合成樹脂
で形成され、該ハウジング2に外筒1を装着した際、前
記調心プレート6が当接する部位が鋼鉄やステンレスや
アルミやセラミックスなどの耐摩耗部材7で構成されて
いるものである。
ハウジング2と該外筒1に挿入される軸3とから成り、
軸3に対して外筒1付ハウジング2が直線摺動するよう
に構成された軸受部材であって、外筒1は負荷部と無負
荷部とで形成されるボール無限循環路を有し、このボー
ル無限循環路には保持器4によりボール5が配設され、
外筒1には負荷部位置のボール5を外側から支承する調
心プレート6が、該外筒1の外表面に形成した貫通窓8
に遊動可能に設けられ、一方、ハウジング2は合成樹脂
で形成され、該ハウジング2に外筒1を装着した際、前
記調心プレート6が当接する部位が鋼鉄やステンレスや
アルミやセラミックスなどの耐摩耗部材7で構成されて
いるものである。
【0016】ハウジング2は、ハウジング本体部11と、
該ハウジング本体部11と外筒1との間に介存する内径リ
ング部12とから構成されており、この内径リング部12に
リング状の耐摩耗部材7が設けられている。
該ハウジング本体部11と外筒1との間に介存する内径リ
ング部12とから構成されており、この内径リング部12に
リング状の耐摩耗部材7が設けられている。
【0017】また、耐摩耗部材7は、調心プレート6の
前後中間部が突出しているタイプの外筒1を使用する場
合には、少なくとも調心プレート6の前後中間部が当接
する部位に設けられる。また、耐摩耗部材7は調心プレ
ート6が当接する全ての部位に設けられるものではな
く、ハウジング2の摩耗や変形を防止できるように設け
られるもので良い。
前後中間部が突出しているタイプの外筒1を使用する場
合には、少なくとも調心プレート6の前後中間部が当接
する部位に設けられる。また、耐摩耗部材7は調心プレ
ート6が当接する全ての部位に設けられるものではな
く、ハウジング2の摩耗や変形を防止できるように設け
られるもので良い。
【0018】また、ハウジング2には、該ハウジング2
(内径リング部12)に装着された外筒1の前後動を防止
すると共に、該外筒1を抜け止めにする抜止部9が設け
られている。また、この抜止部9はハウジング2に設け
られた凹部10に嵌合するように構成されている。
(内径リング部12)に装着された外筒1の前後動を防止
すると共に、該外筒1を抜け止めにする抜止部9が設け
られている。また、この抜止部9はハウジング2に設け
られた凹部10に嵌合するように構成されている。
【0019】以下、本実施例品の製造方法の二例につい
て詳述する。
て詳述する。
【0020】<第一製造例>ハウジング本体部11と内径
リング部12とが一体となったハウジング2を、射出成型
機などによって合成樹脂により一体形成する。この際、
耐摩耗部材7はインサート成形法によって合成樹脂の硬
化までの間に所定に位置(内径リング部12)に配設させ
る。
リング部12とが一体となったハウジング2を、射出成型
機などによって合成樹脂により一体形成する。この際、
耐摩耗部材7はインサート成形法によって合成樹脂の硬
化までの間に所定に位置(内径リング部12)に配設させ
る。
【0021】続いて、このハウジング2に、別工程によ
って製造された外筒1を装着し、ハウジング2の凹部10
に抜止部9を嵌合する。この際、抜止部9に図示したよ
うな溶着代13を設け、超音波溶着法によって該溶着代13
を溶かして凹部10に溶着するように構成すると、ハウジ
ング2と抜止部9とが一体化された極めて剛性に秀れた
外筒1付ハウジング2を製造できることになる。また、
図示していないが、抜止部9の装着にスナップリング等
の固定部材を使用することもできる。
って製造された外筒1を装着し、ハウジング2の凹部10
に抜止部9を嵌合する。この際、抜止部9に図示したよ
うな溶着代13を設け、超音波溶着法によって該溶着代13
を溶かして凹部10に溶着するように構成すると、ハウジ
ング2と抜止部9とが一体化された極めて剛性に秀れた
外筒1付ハウジング2を製造できることになる。また、
図示していないが、抜止部9の装着にスナップリング等
の固定部材を使用することもできる。
【0022】この第一製造例は、ハウジング2を一体形
成する方法であるため量産性に秀れることになる。
成する方法であるため量産性に秀れることになる。
【0023】<第二製造例>ハウジング本体部11と内径
リング部12とを別々に合成樹脂により形成する。また、
この内径リング部12は耐摩耗部材7を前後から挟持する
構成の2つの部材(第一内径リング部材,第二内径リン
グ部材)として形成する。また、予めハウジング本体部
11に第一内径リング部材に相当する部分を一体に形成し
ても良い。
リング部12とを別々に合成樹脂により形成する。また、
この内径リング部12は耐摩耗部材7を前後から挟持する
構成の2つの部材(第一内径リング部材,第二内径リン
グ部材)として形成する。また、予めハウジング本体部
11に第一内径リング部材に相当する部分を一体に形成し
ても良い。
【0024】続いて、ハウジング本体部11の前後いずれ
か一側の凹部10に抜止部9を仮固定し、他側から第一内
径リング部材,耐摩耗部材7,第二内径リング部材の順
に装着して内径リング部12を形成し、該ハウジング2
(内径リング部12)に外筒1を装着する。
か一側の凹部10に抜止部9を仮固定し、他側から第一内
径リング部材,耐摩耗部材7,第二内径リング部材の順
に装着して内径リング部12を形成し、該ハウジング2
(内径リング部12)に外筒1を装着する。
【0025】続いて、ハウジング本体部11の他側の凹部
10に抜止部9を嵌合し、第一製造例と同様に抜止部9を
ハウジング2に固定する。
10に抜止部9を嵌合し、第一製造例と同様に抜止部9を
ハウジング2に固定する。
【0026】この第二製造例は、量産性の点においては
第一製造例に劣るが、ユーザーが外筒1とハウジング2
とを任意に組み合わせて使用することができ汎用性に秀
れることになる。
第一製造例に劣るが、ユーザーが外筒1とハウジング2
とを任意に組み合わせて使用することができ汎用性に秀
れることになる。
【0027】本実施例は上述のように構成したから、ハ
ウジング2が合成樹脂製のため軽くて量産性に秀れ、そ
れでいてハウジング2と外筒1の調心プレート6との当
接部位が耐摩耗部材7であるから、該当接部位が摩耗し
たり変形したりせず外筒1とハウジング2とのガタつき
などが発生する恐れがない実用性,軽量性,耐久性,生
産性に秀れた軸受部材となる。
ウジング2が合成樹脂製のため軽くて量産性に秀れ、そ
れでいてハウジング2と外筒1の調心プレート6との当
接部位が耐摩耗部材7であるから、該当接部位が摩耗し
たり変形したりせず外筒1とハウジング2とのガタつき
などが発生する恐れがない実用性,軽量性,耐久性,生
産性に秀れた軸受部材となる。
【0028】また、耐摩耗部材7はリング状であるか
ら、該耐摩耗部材7の方向性の位置決めが必要なく、し
かも、外筒1に設けられた全ての調心プレート6と当接
できることになるより一層実用性,生産性に秀れた軸受
部材となる。
ら、該耐摩耗部材7の方向性の位置決めが必要なく、し
かも、外筒1に設けられた全ての調心プレート6と当接
できることになるより一層実用性,生産性に秀れた軸受
部材となる。
【0029】また、耐摩耗部材7は調心プレート6の前
後中間部が当接する位置の設けられているから、ハウジ
ング2を可及的に軽く設計できると共に、調心プレート
6を介して伝達される負荷部のボール5の軸3への当接
による負荷を該耐摩耗部材が確実に受けることができる
より一層実用性,軽量性,耐久性に秀れた軸受部材とな
る。
後中間部が当接する位置の設けられているから、ハウジ
ング2を可及的に軽く設計できると共に、調心プレート
6を介して伝達される負荷部のボール5の軸3への当接
による負荷を該耐摩耗部材が確実に受けることができる
より一層実用性,軽量性,耐久性に秀れた軸受部材とな
る。
【図1】本実施例の説明分解斜視図である。
【図2】本実施例の説明部分断面側面図である。
1 外筒 2 ハウジング 3 軸 4 保持器 5 ボール 6 調心プレート 7 耐摩耗部材 8 貫通窓 9 抜止部材 10 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉井 浩 新潟県小千谷市大字千谷甲2833番地 日 本ベアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−266824(JP,A) 特開 昭53−20041(JP,A) 特開 昭55−86922(JP,A) 特開 平7−269570(JP,A) 実開 平6−20922(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16C 29/02 - 31/06
Claims (5)
- 【請求項1】 外筒が収納されるハウジングと該外筒に
挿入される軸とから成り、軸に対して外筒付ハウジング
が直線摺動するように構成された軸受部材であって、外
筒は負荷部と無負荷部とで形成されるボール無限循環路
を有し、このボール無限循環路には保持器によりボール
が配設され、外筒には微動する調心プレートが設けら
れ、一方、ハウジングは合成樹脂で形成され、該ハウジ
ングに外筒を装着した際、前記調心プレートが当接する
部位が金属などの耐摩耗部材で構成されていることを特
徴とする軸受部材。 - 【請求項2】 外筒が収納されるハウジングと該外筒に
挿入される軸とから成り、軸に対して外筒付ハウジング
が直線摺動するように構成された軸受部材であって、外
筒は負荷部と無負荷部とで形成されるボール無限循環路
を有し、このボール無限循環路には保持器によりボール
が配設され、外筒には負荷部位置のボールを外側から支
承する調心プレートが、該外筒に形成した貫通窓に遊動
可能に設けられ、一方、ハウジングは合成樹脂で形成さ
れ、該ハウジングに外筒を装着した際、前記調心プレー
トが当接する部位が金属などの耐摩耗部材で構成されて
いることを特徴とする軸受部材。 - 【請求項3】 請求項1,2いずれか1項に記載の軸受
部材において、耐摩耗部材がリング状であることを特徴
とする軸受部材。 - 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項に記載の軸受
部材において、ハウジングに装着された外筒の前後に
は、該軸受部材を抜け止めにする抜止部材が設けられて
いることを特徴とする軸受部材。 - 【請求項5】 請求項4記載の軸受部材において、抜止
部材はハウジングに設けられた凹部に溶着されて一体化
していることを特徴とする軸受部材。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10120458A JP2934871B1 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 軸受部材 |
US09/300,404 US6186664B1 (en) | 1998-04-30 | 1999-04-27 | Bearing device |
EP99107494A EP0953780A3 (en) | 1998-04-30 | 1999-04-30 | Linear bearing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10120458A JP2934871B1 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 軸受部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2934871B1 true JP2934871B1 (ja) | 1999-08-16 |
JPH11311247A JPH11311247A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14786681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10120458A Expired - Fee Related JP2934871B1 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 軸受部材 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6186664B1 (ja) |
EP (1) | EP0953780A3 (ja) |
JP (1) | JP2934871B1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003004040A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-08 | Thk Co Ltd | 転がり案内装置 |
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