JP2933157B2 - 絞り成形体の穴明け加工方法及びその装置 - Google Patents

絞り成形体の穴明け加工方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絞り成形工程を経
たワークに対する後加工処理を一括して行なう絞り成形
体の穴明け加工方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】絞り加工を施したワークに、更に、ピア
ス加工等による小孔加工その他、ベンド加工、トリム加
工、打ち抜き部のバーリング加工等を施すことがある。
このような二次加工は、一次加工としての絞り加工の後
段加工として別工程で実施される。具体例を図6で示
す。
【0003】図8は従来技術に係る穴明け加工装置の要
部断面図であり、この穴明け加工装置101は、薄板成
形体102の絞り成形部の立壁部103に対する穴明け
等の二次加工をカムスライダ104の動作によって行な
うものであり、カムスライダ104側にエンボス加工の
ためのエンボスポンチ105を備え、さらに、このエン
ボスポンチ105の先端に開口を備える。一方、固定側
にピアスポンチ106を設け、このピアスポンチ106
の先端を前記エンボスポンチ105の先端の開口に挿入
することにより、絞り成形部の立壁部に対するエンボス
加工とピアス加工とを1工程のスライド動作によって行
なうことができる(実開平3−62623号公報参
照)。したがって、上記カムスライダ104を昇降可能
な成形枠に組み込むことにより、絞り成形部の立壁部の
加工についても、平板部の穴明けやバーリング等の他の
二次加工と一括して処理することができ、二次加工工程
を簡易化することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、絞り成
形部の近傍にバーリング加工等の他の二次加工を要する
場合等、ワークの形状によってカムスライダを配置する
ことができないことがあり、そのようなワークは、薄板
成形体の絞り成形部の立壁部に対する穴明け等の加工を
別工程とせざるを得ず、追加の加工工程によってワーク
の取扱いが複雑化し、設備コストやリードタイムの増加
を避けることができない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1に、絞り成形部を有する薄板成形体についての
絞り成形後の二次加工方法であり、前記薄板成形体を下
枠に載せる工程と、この下枠上の成形体を押さえつつ上
枠を下降させる下降工程と、上記上枠が下死点に達した
後に、下枠側に設けた穴明け手段によって絞り成形部の
立壁部に穴明けを行なう加工工程とからなる絞り成形体
の穴明け加工方法において、前記下降工程では、上枠か
ら垂下したウレタンスプリングで成形体を抑えつつ上枠
から垂下したピアスパンチで穴開けし且つ上枠の下降動
作に連動して横移動するウレタンスプリングで成形体を
抑えつつ上枠の下降動作に連動して横移動するピアスパ
ンチで穴開けし、次の穴開けを行なう加工工程では、前
記ウレタンスプリングで成形体を抑えたままで立壁部に
穴開けを実施することを特徴とする。
【0006】上記絞り成形体の穴明け加工方法は、上枠
が下死点に達した後に、下枠側に設けた穴明け手段によ
って絞り成形部の立壁部に穴明けを行なうことにより、
上枠の昇降による1行程動作で、絞り成形部の立壁部に
対する穴明けがなされる。
【0007】第2に、前記下降工程は、薄板成形体の窓
抜き部についてのバーリングを上枠の下降動作に連動し
て行なうバーリング加工を伴うこととした。
【0008】上記絞り成形体の穴明け加工方法は、その
下降工程にバーリング加工を伴うことから、下死点にお
ける絞り成形部の立壁部に対する穴明けと合わせてバー
リング加工が上枠の昇降による1行程動作でなされる。
【0009】第3に、絞り成形部を有する薄板成形体に
対する追加工を行なう二次加工装置であって、前記薄板
成形体を載せる下枠と、この下枠上の成形体に向って下
降する上枠と、成形体を抑えながら穴開けするために前
記上枠から垂下したウレタンスプリング及びピアスパン
チと、前記上枠の下降動作に連動して成形体を抑えなが
ら穴開けするために前記下枠に横移動可能に取付けたウ
レタンスプリング及びピアスパンチと、上記成形体の絞
り成形部を受ける下枠内に取付けられ絞り成形部の立壁
部に穴明けを行なう下枠側穴明け手段と、この穴明け手
段を上記上枠の下降動作から独立して駆動可能な駆動手
段とを備えた。
【0010】上記絞り成形体の穴明け加工装置は、成形
体の絞り成形部を受ける下枠内に設けられて絞り成形部
の立壁部に穴明けを行なう下枠側穴明け手段と、この穴
明け手段を上記上枠の下死点において動作させる駆動手
段とを備えたことから、上枠が下死点に達した後に、下
枠側に設けた穴明け手段によって絞り成形部の立壁部に
穴明けがなされ、この工程により、上枠の昇降による1
行程動作で絞り成形部の立壁部に対する穴明けがなされ
る。
【0011】第4に、前記下枠には、前記下枠側穴明け
手段の切削ドリルを先導するガイドブッシュと、このガ
イドブッシュを固定するガイドプレートとからなるサポ
ート手段とを備え、そのガイドプレートに対向してワー
クを押圧するパッドを前記上枠側に備えるとともに、上
記ドリルの先端を受入れる切欠部を上記パッドに形成し
た。
【0012】上記絞り成形体の穴明け加工装置の下枠側
に下枠側穴明け手段のドリルと、ガイドブッシュ、固定
用ガイドプレートとからなるサポート手段とを備え、か
つ、上枠側に切欠部付きのパッドを備えたことから、ド
リルの位置決め精度と穴精度が確保される。
【0013】第5に、前記穴明け装置は、上枠の下降動
作によって薄板成形体の窓抜き部についてその周縁のバ
ーリングを行なうバーリング加工手段を備えた。
【0014】上記絞り成形体の穴明け加工装置は、上枠
の下降動作によるバーリング加工手段を備えたことか
ら、下死点での絞り成形部の立壁部に対する穴明けと合
わせ、バーリング加工が上枠の昇降による1行程動作で
なされる。
【0015】
【発明の実施の形態】添付図面に基づいて本発明の実施
例を以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るも
のとする。図1は本発明に係る穴明け加工装置の断面
図、図2は図1の要部拡大図、図3は下枠側穴明け手段
による加工態様を示す斜視図、図4は図1のA−A線断
面図、図5は図1のB−B線断面図である。
【0016】図1において、穴明け加工装置1は、ワー
ク2を載せるための下枠3と、この下枠3に向かって下
降する上枠4とからなる成形枠装置であり、絞り成形部
材についての穴明けやバーリング等の二次加工を一括し
て行なうための各種の加工部を集約的に備える。
【0017】バーリング部10は、上枠4と連動する作
用部11の下降動作を受けて動作変換するシーソーカム
12と、このシーソーカム12によって上昇動作される
バーリングパンチ13と、上枠4側でワーク2を押さえ
るバーリングパッド14とからなる。上記バーリング部
10は、上枠4が下降すると作用部11を介してシーソ
ーカム12の一端を押し、このシーソーカム12を介し
てバーリングパンチ13を上昇させ、事前に形成したワ
ーク2の窓抜き部2aの周縁についてバーリング加工を
行なう。
【0018】打ち抜き部20は、上枠4の下垂部21の
下端に取付けた内型22と、この内型22を囲んでワー
ク2を押さえる筒状のウレタンスプリング23、およ
び、下枠3に取付けた外型24とからなる。ウレタンス
プリング23は円筒状をなし、その弾性によってワーク
2を押さえるように内型22の下端より下方にまで伸
び、上枠4が下降した時に、ウレタンスプリング23が
ワーク2を押さえつつ、内型22が打ち抜きを行なう。
【0019】下枠側穴明け手段30は、ワーク2の絞り
成形部2bの下方に、その立壁部2cと対向して進退自
在に設けられる。詳細には、図2において、上記穴明け
手段30は、切削用のドリル31と、このドリル31を
独自に駆動する駆動手段、例えば、上記ドリル31を保
持するクイル31aの進退動作用にエアーシリンダ31
bと、回転切削駆動用にエアモータ31cとを一体に備
える。また、上記ドリル31の前方に位置する下枠側部
に上記ドリル31を先導するガイドブッシュ32と、こ
のガイドブッシュ32を固定するガイドプレート33と
からなるサポート手段を備える。
【0020】また、上記ガイドプレート33に対してワ
ーク2を押圧するパッド34を前記上枠4側に備えると
ともに、上記ドリル31の先端を受入れる切欠部35を
上記パッド34に備える。このパッド34は図示せぬカ
ムスライダによってワーク2の絞り成形部の立壁部2c
に対して進退する。
【0021】上記下枠側穴明け手段30は、上枠4の下
降に連動してパッド34が立壁部2cに向かって前進
し、ワーク2をガイドプレート33に対して押さえ、上
枠4が下死点に達したことを確認した図示せぬ制御手段
の指令によりドリル31の前進、切削、後退を行なう。
このことにより、図3に示すワーク2の如く、ピアス加
工用のカムスライダを配置するための十分なスペースが
ない場合にも、矢印C方向から絞り成形部2bの立壁部
2cの穴30a…の穴明け加工を、他の二次加工と一括
して処理することができる。
【0022】図4において、縦ピアス部40は、絞り成
形部2bの上方の上枠4側に取付けたピアスパンチ41
と、このピアスパンチ41に近接してワーク2を押さえ
る筒状のウレタンスプリング42とからなる。上記ピア
スパンチ41はワーク2の絞り部2bに対して直角の方
向をなし、上枠4の下降動作によって穴明けを行なう。
【0023】横ピアス部43は、ワーク2の側方に備え
たカムスライダ44と、このカムスライダ44から絞り
部2bの立壁部2dに向けて設けたピアスパンチ45、
ウレタンスプリング46とからなる。カムスライダ44
は、上枠4側の傾斜部47に当接してカム機構をなす対
向部47aを備え、ピン48によって摺動可能に連結さ
れる。また、下枠3のスライド部49に当接して摺動機
構をなす対向部49aを備える。
【0024】上記カムスライダ44は、上枠4の下降動
作により対向部49aを下枠3のスライド部49に当接
後、傾斜部47と対向部47aによるカム作用によって
カムスライダ44がスライド部49上を前進し、ウレタ
ンスプリング46によってワーク2を押さえつつピアス
パンチ45によって立壁部2dに穴明けを行なう。
【0025】さらに、図5において、大径ピアス加工部
50は、上記カムスライダ44に大径のピアスパンチ5
1とウレタンスプリング52とを備え、その他、上枠4
との間をピン53とスプリング54によって変位可能に
連結し、下部に摺動機構をなす対向部49aを備える。
上記ピアスパンチ51は、上枠4の下降動作に連動する
カムスライダ44の動作によって絞り部2bの立壁部2
dに大径の穴明けを行なう。
【0026】図1に示すリフター60は、伸縮可能なエ
アーシリンダ等によって昇降される支持部61を備え、
ワーク2の加工部を避けて下枠3側に適宜配置される。
このリフター60は、搬入されるワーク2を受け取る時
に上方の受け位置に支持部61を進出させ、この支持部
61に搬入されたワーク2を受けた後に指令によって後
退することによりワーク2を下枠3にセットする。ま
た、上枠4が下降して全ての加工動作が終了し、ワーク
2を搬出する時に再度上方の受け位置までワーク2を押
し上げる。
【0027】上記のように構成される穴明け加工装置の
動作を以下に説明する。図6(a)〜(c)、図7
(a),(b)は本発明の絞り成形体の穴明け加工装置
の動作説明図である。
【0028】図6(a)において、先ず、上枠4を上方
に待機させ、かつ、リフター60を進出動作して支持部
61を受け位置に上昇させておく。図6(b)におい
て、図示せぬ搬送手段によってワーク2を搬入し、リフ
ター60の支持部61で受けた後にこの支持部61を下
降させてワーク2を下枠3の所定位置にセットする。図
6(c)において、上枠4を下降させ、この上枠4と連
動してバーリング部10でワーク2の窓抜き部をバーリ
ング加工し、打ち抜き部20で打ち抜き加工をし、縦ピ
アス部40、横ピアス部43,50でそれぞれ絞り成形
部の穴明け加工をする。図7(a)において、上枠4が
下死点に達した後に下枠側穴明け手段30を動作させ、
バーリング部10や打ち抜き部20の配置の都合で横ピ
アス部を構成することができないワーク2の絞り成形部
の立壁部2cを穴明け加工する。図7(b)において、
上枠4を上昇し、次いで、リフター60によってワーク
2を上方の受け位置に押し上げた後に搬送手段によって
搬出する。
【0029】このように、本発明の穴明け加工装置は、
上枠が下死点に達した後に、下枠側の穴明け手段によっ
て絞り成形部の立壁部に穴明けを行なうことにより、単
一の穴明け装置によってその上枠の昇降による1行程動
作で絞り成形部の立壁部に対する穴明けがなされる。
【0030】したがって、この穴明け装置は、ピアス加
工用のスライドカムを配置できない場合でも、絞り成形
部の立壁部に対する穴明けを上枠の下降工程に連動する
二次加工と一括して処理できるので、別工程で穴明けす
る場合と比べて工期の短縮が可能となる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の絞り成形体の穴明け加工方法
は、下枠側に設けた穴明け手段により、上枠が下死点に
達した後に、絞り成形部の立壁部に穴明けを行なうこと
により、上枠の昇降による1行程動作で、絞り成形部の
立壁部に対する穴明けがなされる。したがって、この穴
明け加工方法は、ピアス加工用のスライドカムを配置で
きない場合でも、絞り成形部の立壁部に対する穴明けを
上枠の下降工程の二次加工と一括して処理できるので、
別工程で穴明けする場合と比べて工期の短縮が可能とな
る。
【0032】請求項2の絞り成形体の穴明け加工方法
は、上枠の下降工程にバーリング加工を伴うことから、
下死点における絞り成形部の立壁部に対する穴明けと合
わせてバーリング加工が上枠の昇降による1行程動作で
なされるので、工期の短縮が可能となる。
【0033】請求項3の絞り成形体の穴明け加工装置
は、成形体の絞り成形部を受ける下枠内に設けられて絞
り成形部の立壁部に穴明けを行なう穴明け手段と、この
穴明け手段を上記上枠の下死点において動作する駆動手
段とを備えたことから、上枠が下死点に達した後に、下
枠側に設けた穴明け手段によって絞り成形部の立壁部に
穴明けがなされ、この工程により、上枠の昇降による1
行程動作で絞り成形部の立壁部に対する穴明けがなされ
るので、工期の短縮が可能となる。
【0034】請求項4の絞り成形体の穴明け加工装置の
下枠側に下枠側穴明け手段のドリルと、ガイドブッシ
ュ、固定用ガイドプレートとからなるサポート手段とを
備え、かつ、上枠側に切欠部付きのパッドを備えたこと
から、ドリルの位置決め精度と穴径精度が確保されるの
で、精度の高い穴加工と工期の短縮が可能となる。
【0035】請求項5の絞り成形体の穴明け加工装置
は、上枠の下降動作によるバーリング加工手段を備えた
ことから、下死点での絞り成形部の立壁部に対する穴明
けと合わせ、バーリング加工が上枠の昇降による1行程
動作でなされるので、工期の短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る穴明け加工装置の断面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】下枠側穴明け手段による加工態様を示す斜視図
【図4】図1のA−A線断面図
【図5】図1のB−B線断面図
【図6】本発明に係る穴明け加工装置の動作説明図(前
半)
【図7】本発明に係る穴明け加工装置の動作説明図(後
半)
【図8】従来技術に係る穴明け加工装置の要部断面図
【符号の説明】
1…穴明け加工装置、2…ワーク、2a…窓抜き部、2
b…絞り成形部、2c,2d…立壁部、3…下枠、4…
上枠、10…バーリング部、20…打ち抜き部、30…
下枠側穴明け手段、30a…穴、31…ドリル、32…
ガイドブッシュ(サポート手段)、33…ガイドプレー
ト(サポート手段)、34…パッド、35…切欠部、4
0…縦ピアス部、43…横ピアス部、47…傾斜部(カ
ム機構)、47a…対向部(カム機構)、49…スライ
ド部(摺動機構)、49a…対向部(摺動機構)、50
…大径ピアス部、60…リフター。
フロントページの続き (72)発明者 川島 喜代隆 愛知県津島市越津町字新田30番地の1 水谷精器工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−208509(JP,A) 特開 昭59−37006(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23P 23/02 B23B 41/00 B21D 28/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絞り成形部を有する薄板成形体について
    の絞り成形後の二次加工方法であり、前記薄板成形体を
    下枠に載せる工程と、この下枠上の成形体を押さえつつ
    上枠を下降させる下降工程と、上記上枠が下死点に達し
    た後に、下枠側に設けた穴明け手段によって絞り成形部
    の立壁部に穴明けを行なう加工工程とからなる絞り成形
    体の穴明け加工方法において、 前記下降工程では、上枠から垂下したウレタンスプリン
    グで成形体を抑えつつ上枠から垂下したピアスパンチで
    穴開けし且つ上枠の下降動作に連動して横移動するウレ
    タンスプリングで成形体を抑えつつ上枠の下降動作に連
    動して横移動するピアスパンチで穴開けし、 次の穴開けを行なう加工工程では、前記ウレタンスプリ
    ングで成形体を抑えたままで立壁部に穴開けを実施する
    ことを特徴とする絞り成形体の穴明け加工方法。
  2. 【請求項2】 前記下降工程は、薄板成形体の窓抜き部
    についてのバーリングを上枠の下降動作に連動して行な
    うバーリング加工を伴うことを特徴とする請求項1記載
    の絞り成形体の穴明け加工方法。
  3. 【請求項3】 絞り成形部を有する薄板成形体に対する
    追加工を行なう二次加工装置であって、前記薄板成形体
    を載せる下枠と、この下枠上の成形体に向って下降する
    上枠と、成形体を抑えながら穴開けするために前記上枠
    から垂下したウレタンスプリング及びピアスパンチと、
    前記上枠の下降動作に連動して成形体を抑えながら穴開
    けするために前記下枠に横移動可能に取付けたウレタン
    スプリング及びピアスパンチと、上記成形体の絞り成形
    部を受ける下枠内に取付けられ絞り成形部の立壁部に穴
    明けを行なう下枠側穴明け手段と、この穴明け手段を上
    記上枠の下降動作から独立して駆動可能な駆動手段とを
    備えてなることを特徴とする絞り成形体の穴明け加工装
    置。
  4. 【請求項4】 前記下枠には、前記下枠側穴明け手段の
    切削ドリルを先導するガイドブッシュと、このガイドブ
    ッシュを固定するガイドプレートとからなるサポート手
    段とを備え、そのガイドプレートに対向してワークを押
    圧するパッドを前記上枠側に備えるとともに、上記ドリ
    ルの先端を受入れる切欠部を上記パッドに形成したこと
    を特徴とする請求項3記載の絞り成形体の穴明け加工装
    置。
  5. 【請求項5】 前記穴明け加工装置は、上枠の下降動作
    によって薄板成形体の窓抜き部についてその周縁のバー
    リングを行なうバーリング加工手段を備えたことを特徴
    とする請求項3記載の絞り成形体の穴明け加工装置。
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