JP2933154B2 - 走行車のバンパー装置 - Google Patents

走行車のバンパー装置

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JP2933154B2
JP2933154B2 JP6251549A JP25154994A JP2933154B2 JP 2933154 B2 JP2933154 B2 JP 2933154B2 JP 6251549 A JP6251549 A JP 6251549A JP 25154994 A JP25154994 A JP 25154994A JP 2933154 B2 JP2933154 B2 JP 2933154B2
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三三雄 山畑
博充 君野
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Tsubakimoto Chain Co
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Tsubakimoto Chain Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/24Arrangements for mounting bumpers on vehicles
    • B60R19/38Arrangements for mounting bumpers on vehicles adjustably or movably mounted, e.g. horizontally displaceable for securing a space between parked vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2306/00Other features of vehicle sub-units
    • B60Y2306/01Reducing damages in case of crash, e.g. by improving battery protection

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Handcart (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行車の走行方向によ
ってバンパーの突出量を変えるためのバンパー装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行車20(図8参照)には、バ
ンパー21,21が設けられている。バンパー21は、
スプリング22によって外方に常時付勢されており、障
害物に衝突したとき、スプリング22に抗して走行車2
0の車体23に接近し、衝突による衝撃を和らげて走行
車20と障害物を保護している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、走行車20
が、積載する搬送物(図示省略)の積降ろしの関係上、
例えば、図8に示すように、左右方向の通路R1から直
交する通路R2へ、車体23の向きを変えずに走行方向
を変えて進入するとき、バンパー21は、バンパーとし
ての役目を果たすことができない。
【0004】このような場合、バンパー21は、車体2
3から突出している分だけ邪魔になるという問題点を有
している。又、直交する通路R2の幅が想像線で示すよ
うに、バンパー21の突出分だけ狭い場合には、走行車
20が直交する通路R2に進入することができないとい
う問題点も有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体外方へ弾
性付勢されたバンパーを備えた走行車の車体底部に走行
用モータと操舵用モータで作動される操舵輪を設け、こ
の操舵輪の変角動作に連動してバンパーの突出量を変え
る連動連結部材を操舵輪とバンパーとの間に介在させた
走行車のバンパー装置により、前記の課題を解決した。
【0006】
【作用】バンパーは、通常、弾性体によって車体の外方
へ、すなわち、走行車から離れる方向に付勢されてい
る。したがって、例えば、走行車がバンパーの長手方向
と直交する方向に走行し、障害物に衝突したとき、バン
パーは、走行車の側面に接近し、衝突による衝撃を和ら
げる。
【0007】走行車の走行方向を変えるべく、操舵輪の
向きを変えると、バンパーは、連動連結部材を介して操
舵輪に牽引されてその突出量を縮小し、走行車の側面に
接近させられる。この場合、操舵輪の向きをバンパーの
長手方向と平行な向きに近付ける程、バンパーの突出量
が少なくなる。すなわち、操舵輪の向きを約90度変え
ると、バンパーは走行車の側面に最も接近し、突出量が
最小になる。このため、バンパーがバンパーの役目をし
ない方向へ走行車が走行しても、バンパーは邪魔になる
ようなことが殆どない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図7に基づ
いて説明する。走行車30(図1参照)は、例えば、新
聞紙用の巻取紙Wを積載して搬送する自走台車である。
走行車30の車体31の四隅には、向きが自由に変わる
自在車輪32が設けられている。さらに、走行車30の
車体底部には、走行車30の走行方向を変える一対の操
舵輪33,33が設けられている。
【0009】操舵輪33は、走行車30の車体底部に有
する支持フレーム34(図4参照)に取り付けられた駆
動用モータ35(図3参照)に連結している。このた
め、操舵輪33は、走行車30の走行方向を変える他
に、走行車30を走行させる駆動輪の役目もしている。
支持フレーム34の上部には円板40が取り付けられて
いる。円板40の縁の下面には、リング状の回転側回転
案内リング41が下向きに突設されている。回転側回転
案内リング41は、車体31に取り付けられたリング状
の固定側回転案内リング42の外側に複数の鋼球43を
介して360度水平回転可能に設けられている。
【0010】支持フレーム34の円板40(図3参照)
は、チェーン44によって操舵用モータ45に連結して
いる。従って、操舵用モータ45を駆動すると、チェー
ン44によって円板40と支持フレーム34が水平回転
し、操舵輪33の向きが変わるようになっている。円板
40の下面には、固定側回転案内リング42を貫通した
下向きの連結杆46が設けられている。
【0011】バンパー50は、車体31の側面36に設
けられた筒状のガイド51を摺動自在に貫通している一
対の支持杆52,52に設けられている。バンパー50
と側面36との間で且つ支持杆52上には、コイルスプ
リングである弾性体53が圧縮状態で支持され、車体の
外方へ弾性的に付勢されている。バンパー50の内部に
は、接触スイッチ(図示省略)が収納されている。接触
スイッチは、バンパー50が障害物に接触したとき作動
し、駆動用モータ35を直ちに停止されるために設けら
れている。
【0012】バンパー50は、連動結合部材60によっ
て連結杆46に連結されている。連動結合部材には、ワ
イヤ、ロープ、チェーン、鎖、或いは、互いに屈曲可能
に連結された複数のリンクからなる連鎖等のように引っ
張られても殆ど伸びず且つ撓んだ状態になり易い屈撓部
材と、リンク、軸等の撓まない剛体部材とがある。
【0013】実施例では連動連結部材に屈撓部材を使用
しているため、以下、「連動連結部材」を「屈撓部材」
と称する。バンパー50は、図3に示すように、弾性体
53によって車体31の側面36から離れる方に常時付
勢され、屈撓部材60を張った状態にして車体31から
の脱落が防止されている。
【0014】次に動作を説明する。走行車30は、図5
に示すように左右方向の通路R1を操舵輪33の駆動用
モータ35(図3参照)の駆動によって走行してくる。
このとき、バンパー50は、弾性体53によって車体の
外方へ、すなわち、走行車30から離れる方向に付勢さ
れ、走行車30から外方に突出している。
【0015】走行車30が、仮に、障害物(図示省略)
に衝突したとき、バンパー50は、弾性体53に抗し且
つ屈撓部材60を撓ませて走行車30の側面36に接近
し、衝突による衝撃を和らげる。バンパー50は、屈撓
部材60を撓ませて側面36に接近するため、操舵輪3
3に外力を加えて操舵輪33に損傷を与えたり、操舵輪
33の向きを無理に変えたりするようなことがない。
【0016】左右方向の通路R1(図5参照)から直角
方向の通路R3へ走行車30を進入させるには、操舵用
モータ45を駆動して、操舵輪33の向きを変える。す
ると、走行車30は車体31の向きは変わらないが走行
方向が変わり、4つの自在車輪32の向きも変わる。
又、同時に、バンパー50は、操舵輪33と一緒に向き
が変わる連結杆46と屈撓部材60とによって牽引さ
れ、走行車30の側面36に接近させられる。
【0017】この場合、操舵輪33の向きをバンパー5
0の長手方向と平行な向きに近付ける程、バンパー50
の突出量が少なくなる。すなわち、操舵輪33の向きを
約90度変えると(操舵輪33の変角動作に連動して)
バンパー50は走行車30の側面36に最も接近し、突
出量が最小になる。このため、バンパー50がバンパー
の役目をしない方向へ走行車30が走行しても、バンパ
ー50は邪魔になるようなことが殆どない。又、バンパ
ー50の突出量が少なくなることによって、従来より
も、直角方向の通路R3の幅が狭い通路であっても進入
することができる。
【0018】なお、図1乃至図5に示す走行車30は、
車体31の向きを変えずに直角方向に走行するようにな
っているため、図6に示すように、上記側面36と直交
する他の側面136にもバンパー150を設けてもよ
い。このバンパー150も、車体31の側面136に支
持杆152,152によって移動可能に設けられ、弾性
体153,153によって側面136から離れる方向に
付勢され、操舵輪33と一緒に向きが変わる連結杆46
に屈撓部材160によって連結されている。
【0019】図6に示す走行車130の場合は、図5に
おいて、左右方向の通路R1を走行するとき、符号50
のバンパーが突出し、符号150のバンパーが引っ込ん
でおり、直交する通路R3を走行するとき、符号50の
バンパーが引っ込み、符号150のバンパーが突出する
ようになっている。このため、搬送車130がどのよう
な方向に走行していても、両方のバンパー50,150
の何れか一方が搬送車130を保護することになる。
【0020】又、本発明のバンパー装置は、図7に示す
ようにフォークリフトである走行車230にも組み込む
こともできる。この場合、バンパー250は、車体23
1の側面236に支持杆252,252によって移動可
能に設けられ、弾性体253,253によって側面23
6から離れる方向に付勢され、操舵輪233と一緒に向
きが変わる連結杆246に屈撓部材260によって連結
されている。
【0021】バンパー250は、走行車230が矢印A
方向に走行するときは、弾性体253に付勢されて車体
231の側面236から離れている。操舵輪233の向
きが直角に変わり、走行車230が旋回中心点Oを中心
にして矢印B方向に旋回するときには、バンパー250
は屈撓部材260に牽引されて突出量が少なくなる。矢
印C方向に走行車230が旋回するときも、バンパー2
50の突出量が少なくなる。従って、バンパー250
は、走行車230が矢印A方向に走行するときにはバン
パー250として機能するようになっており、矢印B、
C方向に旋回するときには、走行車230の旋回動作の
邪魔にならないように、突出量が少なくなる。
【0022】以上の実施例では、連動結合部材に屈撓部
材を使用したが、1本の剛体部材を使用してもよい。こ
の場合には、バンパーが障害物に干渉したときのバンパ
ーの引っ込み動作を損なわないようにするため、剛体部
材とバンパー50,150,250との連結部分又は剛
体部材と連結杆46との連結部分をピンと長孔(図示省
略)とで構成し、剛体部材がバンパーに対して、或い
は、連結杆に対して移動できるようにする必要がある。
【0023】
【発明の効果】請求項1における走行車のバンパー装置
は、バンパーとして機能しないとき、たとえば、走行車
がバンパーの長手方向と略々平行な方向に走行すると
き、操舵輪と連動して走行車の側面に接近するため、走
行車の走行の邪魔にならないとともに、従来よりも狭い
走行路への走行車の進入を許容することができる。さら
に、請求項1のバンパーは、操舵輪の向きを変える動作
(変角動作)に連動して突出量が変化するため、操舵輪
が見えない位置に設けられていても、作業員は、上記突
出量によって、操舵輪の向きを判断することができ、走
行車を容易に操作することができる。又、請求項1にお
ける走行車のバンパー装置は、通常、車体の外方へ弾性
付勢(すなわち、弾性体によって走行車の側面から離れ
る方向に付勢)され、連動連結部材を引っ張っているた
め、走行車の走行中、殆ど振動することがなく、走行車
の騒音源になるようなことがない。請求項2における走
行車のバンパー装置のように連動連結部材を屈撓性部材
にすると、バンパーが障害物に干渉し、弾性体の弾力に
抗して走行車の側面に接近したとき、屈撓部材を弛ませ
るようになっているため、操舵輪に外力を加えて損傷を
与えたり、操舵輪の向きを無理に変えたりするようなこ
とを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のバンパー装置が組み込まれ
た走行車の平面図である。
【図2】 図1の走行車を手前側から見た図である。
【図3】 図1におけるバンパー装置の拡大平面図であ
る。
【図4】 図3を手前側から見た図であり、一部分断面
で表わした図である。
【図5】 図1の走行車が互いに直交する走行路を走行
するときの動作説明用の平面図である。
【図6】 本発明のバンパー装置が4つの側面に組み込
まれた走行車の平面図である。
【図7】 本発明のバンパー装置が組み込まれたフォー
クリフトタイプの走行車の平面図である。
【図8】 従来のバンパー装置を具えた走行車が互いに
直交する走行路を走行するときの動作説明用の平面図で
ある。
【符号の説明】
30,130,230 走行車 33,233 操舵輪 36,136,236 走行車の側面 50,150,250 バンパー 53,153,253 弾性体 60,160,260 屈撓部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 19/00 - 19/56

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体外方へ弾性付勢されたバンパーを備
    えた走行車の車体底部に走行用モータと操舵用モータで
    作動される操舵輪を設け、この操舵輪の変角動作に連動
    してバンパーの突出量を変える連動連結部材を操舵輪と
    バンパーとの間に介在させたことを特徴とする走行車の
    バンパー装置。
  2. 【請求項2】 前記連動連結部材が、屈撓部材であるこ
    とを特徴とする請求項1の走行車のバンパー装置。
JP6251549A 1994-09-21 1994-09-21 走行車のバンパー装置 Expired - Lifetime JP2933154B2 (ja)

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JP2682970B2 (ja) * 1995-06-30 1997-11-26 川崎重工業株式会社 搬送台車のバンパ装置
WO2023037498A1 (ja) * 2021-09-10 2023-03-16 株式会社Fuji 台車および搬送装置

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JPH0891155A (ja) 1996-04-09

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