JP2932917B2 - 内燃機関の燃焼状態制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃焼状態制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関(エンジン)
のリーン燃焼限界等を含む燃焼状態を制御する内燃機関
の燃焼状態制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンへ供給される混合気の
空燃比をリーン化(希薄化)して、希薄燃焼させると、
このリーン燃焼領域でのNOx発生量は、図8に示すよ
うに、上記のリーン化によって大幅に低下することが知
られている。従って、NOx低減という観点からは、設
定空燃比を更にリーン限界側にしてエンジンを運転する
ことが効果的である。
【0003】そこで、上記のように空燃比をよりリーン
化して希薄燃焼させるリーンバーンエンジンが、燃費向
上とNOx低減の両立を狙って種々提案されている。ま
た、このようなリーンバーンエンジンでは、一般的にリ
ニア空燃比センサ(LAFS)を用いて、空燃比フィー
ドバック制御を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
リーンバーンエンジンでは、エンジンやセンサのバラツ
キあるいは環境要因などを考慮して、目標空燃比を、リ
ーン限界よりも空燃比で1.5〜2程度リッチ側に設定
しており、これにより燃費低減とNOx低減という観点
からは更に改善の余地がある。
【0005】ところで、リーン限界に近づける手法が従
来提案されており、その一手法として、次のような技術
が提案されている。すなわち、筒内圧力(燃焼室内圧
力)を検出し、これらの筒内圧力からエンジンの出力ト
ルクを算出し、この算出値を用いて、燃焼の変動を検出
するもの(特開平2−153243号公報参照)や、燃
焼変動検出結果に基づいて空燃比補正を行なうもの(特
公平3−37021号公報、特公平3−50100号公
報参照)などがある。
【0006】しかしながら、これらの手段では、悪化状
態の検出時ごとにリッチ化およびその後のリーン化を行
なうこととなる。これは、検出された単一の燃焼悪化デ
ータに基づき制御動作を行なうもので、このような手段
では、空燃比のリミットサイクルを生じる可能性があ
り、そのような状態が出現する場合には、ドライバビリ
ティ、燃費、排ガスの限界性能を実現することができな
い。
【0007】このような課題については、制御に際し、
燃焼の変動が確率的なものであるという観点が必要とな
る。本発明は、このような課題に鑑み創案されたもの
で、確率的な観点から設定される指標を用いて、エンジ
ンの燃焼状態を判定できるようにした、内燃機関の燃焼
状態制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】 このため、 本発明の内燃
機関の燃焼状態制御装置(請求項)は、内燃機関の出
力状態を表すパラメータを検出するパラメータ検出手段
と、内燃機関の各燃焼ごとに上記パラメータ値に基づき
燃焼変動に相関した燃焼指標データを演算する燃焼指標
データ演算手段と、該燃焼指標データの平滑値データを
演算する平滑値データ演算手段と、該燃焼指標データが
燃焼悪化判定用閾値を燃焼悪化側に超えた場合に該燃焼
指標データと該平滑値データとの差のデータで規定され
る制御データを積算してこの積算データを燃焼悪化指標
として求める燃焼悪化指標算出手段と、設定されたサン
プリング期間内における該燃焼悪化指標に基づき、内燃
機関の燃焼変動調整要素を制御する制御手段とをそなえ
て構成されたことを特徴としている。
【0013】なお、上記パラメータ検出手段が燃焼室内
圧力情報を検出する手段として構成され、且つ、内燃機
関の圧縮行程での異なった2点における燃焼室内圧力情
報を第1燃焼室内圧力情報および第2燃焼室内圧力情報
とし、内燃機関膨張行程における燃焼室内圧力情報を第
3燃焼室内圧力情報とした場合に、上記燃焼指標データ
演算手段が、上記の第3燃焼室内圧力情報と第1,第2
燃焼室内圧力情報の一方の燃焼室内圧力情報との差およ
び上記の第1,第2燃焼室内圧力情報の差との比を演算
することにより該燃焼指標データを算出する手段として
構成されてもよい(請求項)。
【0014】また、上記パラメータ検出手段を、内燃機
関の燃焼により駆動される回転軸の回転状態を示すデー
タを検出する手段として構成してもよい(請求項)。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【作用】 上述の 本発明の内燃機関の燃焼状態制御装置
(請求項)では、パラメータ検出手段で、内燃機関の
出力状態を表すパラメータを検出し、燃焼指標データ演
算手段で、内燃機関の各燃焼ごとに上記パラメータ値に
基づき燃焼変動に相関した燃焼指標データを演算し、平
滑値データ演算手段で、該燃焼指標データの平滑値デー
タを演算し、燃焼悪化指標算出手段で、該燃焼指標デー
タが燃焼悪化判定用閾値を燃焼悪化側に超えた場合に、
該燃焼指標データと該平滑値データとの差のデータで規
定される制御データを積算して、この積算データを燃焼
悪化指標として求め、制御手段で、設定されたサンプリ
ング期間内における該燃焼悪化指標に基づき、内燃機関
の燃焼変動調整要素を制御する。
【0020】なお、上記パラメータ検出手段で、燃焼室
内圧力情報を検出し、且つ、内燃機関の圧縮行程での異
なった2点における燃焼室内圧力情報を第1燃焼室内圧
力情報および第2燃焼室内圧力情報とし、内燃機関膨張
行程における燃焼室内圧力情報を第3燃焼室内圧力情報
とした場合に、上記燃焼指標データ演算手段で、上記の
第3燃焼室内圧力情報と第1,第2燃焼室内圧力情報の
一方の燃焼室内圧力情報との差および上記の第1,第2
燃焼室内圧力情報の差との比を演算することにより該燃
焼指標データを算出してもよい(請求項)。
【0021】また、上記パラメータ検出手段で、内燃機
関の燃焼により駆動される回転軸の回転状態を示すデー
タを検出してもよい(請求項)。
【0022】
【実施例】以下、図面により、本発明の実施例について
説明すると、図1〜図8は本発明の一実施例としての内
燃機関の燃焼状態制御装置を利用したエンジン制御装置
を示すもので、図1はその制御ブロック図、図2は本装
置を装備するエンジンシステムの概略構成図、図3はそ
の制御要領を説明するフローチャート、図4〜図7はい
ずれもエンジンの燃焼変動特性を説明する図である。
【0023】さて、本装置を有するエンジンシステム
は、図2のようになるが、この図2において、エンジン
(内燃機関)EGはその燃焼室1に通じる吸気通路2お
よび排気通路3を有しており、吸気通路2と燃焼室1と
は吸気弁4によって連通制御されるとともに、排気通路
3と燃焼室1とは排気弁5によって連通制御されるよう
になっている。
【0024】さらに、吸気通路2には、上流側から順に
エアクリーナ,スロットル弁(いずれも図示せず)およ
び電磁式燃料噴射弁(インジェクタ)6が設けられてお
り、排気通路3には、その上流側から順に排ガス浄化用
の触媒コンバータおよびマフラ (消音器)(いずれも図
示せず)が設けられている。なお、吸気通路2には、サ
ージタンク2aが設けられており、更にインジェクタ6
は各気筒に対応して吸気ポート部分に設けられている。
【0025】また、吸気通路2と排気通路3との間に
は、排気再循環通路(EGR通路)7が介装されてお
り、このEGR通路7には、電磁式のEGR弁8が介装
されている。なお、18は点火プラグである。さらに、
このエンジンEGを制御するために、種々のセンサが設
けられている。まず、燃焼室1内の圧力(筒内圧力:燃
焼室圧力)を検出する筒内圧センサ17が設けられてお
り、更にクランク角度を検出するクランク角センサ15
(このクランク角センサ15はエンジン回転数を検出す
る回転数センサも兼ねている)が設けられている。
【0026】また、吸気通路2側には、そのエアクリー
ナ配設部分に、吸入空気量をカルマン渦情報から検出す
るエアフローセンサ(吸気量センサ)9,吸入空気温度
を検出する吸気温センサ10および大気圧を検出する大
気圧センサ11が設けられており、そのスロットル弁配
設部分に、スロットル弁の開度を検出するポテンショメ
ータ式のスロットルセンサ12が設けられている。
【0027】さらに、排気通路3側には、触媒コンバー
タの上流側部分に、排ガス中の酸素濃度(O2 濃度)を
検出する空燃比センサ13(以下、単に「O2 センサ1
3」ということがある)が設けられている。なお、その
他のセンサとして、エンジン冷却水温を検出する水温セ
ンサ14や第1気筒(基準気筒)の上死点を検出するT
DCセンサ(気筒判別センサ)16も設けられている。
【0028】そして、これらのセンサからの検出信号
は、電子制御ユニット(ECU)20へ入力されるよう
になっているが、このECU20はCPU,ROM,R
AM,適宜の入出力インタフェースをそなえており、こ
のECU20のCPUに、上記の各センサからの検出信
号が入力されると、CPUで所要の演算が施され、この
演算結果に基づく燃料噴射量制御信号(燃料量制御信
号),点火時期制御信号,EGR制御信号が、それぞれ
インジェクタ6,点火プラグ18,EGR弁8へ出力さ
れるようになっている。
【0029】今、燃料噴射制御(空燃比制御)に着目す
ると、ECU20からは後述の手法で演算された燃料噴
射量制御信号がインジェクタ6へ出力されて、この燃料
噴射量制御信号により、インジェクタ6が、燃料噴射時
間Tinj (=Tb ×KELSE×Kc ±Tacc +Td )の
間、駆動するようになっている。ここで、Tb は基本駆
動時間で、この基本駆動時間Tb は、エアフローセンサ
9およびクランク角センサ15から得られるエンジン1
回転あたりの吸入空気量情報に応じて決定されるもので
ある。
【0030】Kc は筒内圧補正係数で、この筒内圧補正
係数Kc は後述する燃焼悪化指標Vc に基づいて設定さ
れる。KELSEは、筒内圧補正係数Kc 以外の補正係数で
あり、大気圧センサ11で得られる大気圧に応じて設定
される大気圧補正係数、吸気温センサ10で得られる吸
気温度に応じて設定される吸気温補正係数、水温センサ
14で得られるエンジン冷態時補正係数等が考えられ
る。
【0031】Tacc は加減速補正時間で、この加減速補
正時間Tacc はスロットルセンサ12から得られるエン
ジンの加減速状態に応じて設定される時間である。Td
は無駄時間である。つぎに、本発明で新たに定義した燃
焼悪化指標Vc に基づいて、筒内圧補正係数Kc を求め
る手法について説明する。
【0032】まず、ECU20は、内燃機関の出力状態
を表すパラメータを検出するセンサとしての筒内圧セン
サ17,クランク角センサ15からの信号より、圧縮行
程2点、膨張行程1点の合計3点の筒内圧力を計測し、
これをパラメータとして用いる。すなわち、ECU20
は、図1に示すように、圧縮行程2点と膨張行程1点の
合計3点の筒内圧力を計測する筒内圧検出手段21の機
能を有しているが、この筒内圧検出手段21で、具体的
には、吸排気弁閉後の内燃機関圧縮行程中の上死点前1
50°での筒内圧力P(150B)(第1燃焼室内圧
力)およびこの筒内圧力P(150B)よりも後の時期
ではあるが点火時期よりも前の時期(上死点前60°)
における内燃機関圧縮行程中の筒内圧力P(60B)
(第2燃焼室内圧力)と、燃焼がほぼ完了した時点の内
燃機関膨張行程中の上死点後60°での筒内圧力P(6
0A)(第3燃焼室内圧力)との3点の筒内圧力を検出
するのである。ここで、行程i における上記の圧縮行程
2点と膨張行程1点の合計3点の筒内圧力P(150
B),P(60B),P(60A)をP150B(I) ,P60
B(I),P60A(I)と表記することにし、図で計測点を示す
と、図1のようになる。
【0033】そして、ECU20は、上記の燃焼室内圧
力情報P150B(i) ,P60B(i)と、筒内圧力P60A(i)(第
3燃焼室内圧力)とにより、燃焼変動に相関した燃焼指
標データCi を次式(1)により演算する燃焼指標デー
タ演算手段101をそなえている。 Ci =(P60A(i)−P60B(i))/(P60B(i)−P150B(i) )・・・(1) すなわち、燃焼指標Ci は、P60A(i)とP60B(i)との差
の、P60B(i)とP150A(i) との差に対する比で定義され
ることになる。
【0034】ここで、この燃焼指標Ci の分母(P60B
(i)−P150B(i) )は、圧縮圧力情報をもつことから、
燃焼室1内への空気量(EGR量も含む)の情報を有す
ることになり、燃焼指標Ci の分子(P60A(i)−P60B
(i))は膨張圧力変動情報をもつことから、エンジン出
力の情報を有することになり、従って、燃焼指標Ci
は、単位空気量当たりのエンジン出力の情報を有するこ
とになる。
【0035】また、ECU20は、燃焼指標Ci が燃焼
悪化判定用閾値Cthを燃焼悪化側に超えた場合における
制御データを積算して燃焼悪化指標Vc を求める積算手
段102をそなえている。積算手段102で積算される
制御データは、燃焼指標Ci が燃焼悪化判定用閾値C
thから燃焼悪化側に超える度数で構成されており、後述
の確率的観点からの考察に従った補正すべき燃焼変動量
を反映する燃焼悪化指標Vc が算出されるようになって
いる。
【0036】ここで、燃焼悪化判定用閾値Cthは、体積
効率ηv とエンジン回転数Neとで設定されるマップで
与えられるように構成されている。また、積算手段10
2で積算される制御データは、燃焼指標Ci が平均燃
焼指標Cavから燃焼悪化側に超える超過量(Cav−Ci
)で構成されており、後述の確率的観点からの考察に
従った補正すべき燃焼変動量を反映する燃焼悪化指標V
c が算出されるようになっている。すなわち、燃焼の悪
化量を重みをつけて積算させることにより、閾値付近の
数値の影響を小さくするように構成されている。
【0037】ここで、平均燃焼指標Cavは、次の2つの
手段のいずれかで設定されるように構成されている。 (1)過去のデータの平均を予め求めておき、定数とし
て与える。 (2)実時間処理で、100サイクル程度の移動平均を
求める。 (3)時定数の大きい一次フィルタを用いた実時間処理
で求める。
【0038】 Cav(i)=α・Cav(i-1)+(1- α) ・Ci α=0.95 ・・・(2) そして、これらの制御データ,は、制御装置で求め
られる特性によりいずれかが採用されるようになってい
る。さらに、ECU20には、設定されたサンプリング
期間内における燃焼悪化指標Vc に基づき燃焼の良否を
判定する判定手段104が設けられている。
【0039】すなわち、判定手段104は、予め設定さ
れた256サイクル内において蓄積される燃焼悪化指標
Vc に対し、筒内圧補正係数Kc を決定することで、燃
焼悪化状態を判定するように構成されている。ここで、
筒内圧補正係数Kc は、次のように決定されるようにな
っている。 (1)Vc >Vc0+ΔVc のとき、 Kc(j)= Kc(j-1)+Kr ・( Vc −Vc0−ΔVc) ・・・(3−1) (2)Vc0+ΔVc >Vc >Vc0−ΔVc のとき、 Kc(j)= Kc(j-1) ・・・(3−2) (3)Vc <Vc0−ΔVc のとき、 Kc(j)= Kc(j-1)−Kl・( Vc −Vc0+ΔVc) ・・・(3−3) なお、0.1 >Kc >-0.1であり、Kr はリッチ化係数、
Klはリーン化係数である。
【0040】なお、内燃機関の出力状態を表すパラメー
タとしては、内燃機関の燃焼により駆動される回転軸の
回転状態(例えば回転加速度)を示すデータで構成する
こともできる。ところで、上述の燃焼悪化指標Vc は、
燃焼の変動が確率的なものであるという観点から、次の
ような意義により設定されている。
【0041】すなわち、燃焼変動は実験結果から図4に
示すような変動特性をもっていることを仮定することが
でき、次式(4),(5)により指数分布に従った確率
で発生する乱数を基準に変動の状況を記述することがで
きる。ここで、図4中の横軸はエンジンの平均有効圧av
Pi に対する筒内圧Pi の比率Kpt(比率x)をとり、
これに対する燃焼変動の確率密度Prbをとって、燃焼変
動の可能性を示している。
【0042】 Prb(x)=λ・exp(−λ・x) ・・・・(4) Kpt =(1−x・Kprb )/{1−1/(λ・Kprb )}・・・・(5) この燃焼変動特性は、母数λ=5の指数分布で近似する
ことができ、この近似特性は、図5に示すものとなる。
すなわち、燃焼変動の確率密度P(x)は、 P(x)=λ・exp(−λ・x) ・・・・(6) 一方、横軸のPi /avPi は、確率的な変動の大きさを
表す係数εを用いて、筒内圧を正規化したものに相当し
ており、次式(7)で表される。
【0043】 Pi /avPi =(1−ε・x)/(1−ε/x) ・・・・(7) ここで、a=λ/(λ−ε),b=λ・ε/(λ−ε)
とすると、 Pi /avPi =a−b・x ・・・・(8) と表すことができる。なお、avPi は、Pi の平均値を
表している。
【0044】図5における特性で示されるように、右方
に位置する特性ほど出現の確率が低く、燃焼状態が悪化
する状況にある。ここで、図5の境界Aより右方に至っ
た場合を、燃焼が悪化する場合であると判定するものと
して、燃焼悪化判定用閾値Pi /avPi =0.9とす
る。一方、燃焼変動COVを確率を用いて表現すると、
次のように表される。
【0045】まず、Pi /avPi の分散V(Pi /avP
i )は、 V(Pi /avPi )=b2 /λ 2 ・・・・(9) Pi /avPi の標準偏差σ(Pi /avPi )は、 σ(Pi /avPi )={V(Pi /avPi )}1/2 =b/λ ・・・・(10) したがって、 COV=σ(Pi /avPi )=b/λ =ε/(λ−ε)・・・・(11) そして、筒内圧と燃焼指標との間には良い相関があるこ
とがわかっているので、Pi /avPi を、燃焼指標を正
規化したものに相当するCi /avCi でおきかえて考え
る。燃焼悪化指標Vc を確率を用いて表現すると、制御
データの燃焼悪化指標Vc は、Ci /avCi ≦Cth/
avCi が成立する確率である。
【0046】ここで、Cth/avCi は燃焼指標の閾値
で、0.9の値がとられる。また、xの閾値をx0 とす
ると、燃焼悪化指標Vc は燃焼変動の確率密度P(x)
を閾値x0 から1/εまで積分したものとなる。ここ
で、1/εは、Ci /avCi =a−b・x=0のときの
xの値で、前に定義したa=λ/(λ−ε),b=λ・
ε/(λ−ε)を代入して求められる。
【0047】したがって、制御データについては、
【0048】
【数1】
【0049】ここで、x0 =(a−Cth/avCi )/b ={λ−(λ−ε)・Cth/avCi }/λ・ε を代入すると、Vcは次のようになる。 Vc =-exp(−λ/ε)+exp〔{(λ−ε)・Cth/
avCi −λ}/ε〕・・・・(12−2) この燃焼悪化指標Vc を、燃焼変動COVに対し、εを
変化させることによりプロットすると、図6に示すよう
になる。
【0050】すなわち、図6は、横軸に燃焼変動COV
をとり、燃焼悪化指標Vc を縦軸にとって、相互の関係
を示すもので、同図に表されるように、良好な線型関係
を持っているということができる。したがって、燃焼悪
化指標Vc と燃焼変動COVとの間には、良好な相関関
係があり、燃焼悪化指標Vc を燃焼変動に対する制御要
素として採用し、フィードバック制御を行なうことによ
り、確率的に安定した的確な制御が行なわれる。
【0051】一方、制御データについて燃焼悪化指標
Vc はCi<Cthとなる確率にCav−Ciをかけた
ものであり、これを考慮して算出すると次のようにな
る。平均燃焼指標を正規化したものをCav/avCi とす
ると、
【0052】
【数2】
【0053】ここで、Cav/avCi =1,Ci /avCi
=a−b・xであるから、Vc は次のようになる。
【0054】
【数3】
【0055】この燃焼悪化指標Vc についても、燃焼変
動COVに対し、εを変化させることによりプロットす
ると、図7に示すようになる。すなわち、図7は、横軸
に燃焼変動COVをとり、燃焼悪化指標Vc を縦軸にと
って、相互の関係を示すもので、同図に表されるよう
に、良好な線型関係を持っているということができる。
【0056】したがって、燃焼悪化指標Vc と燃焼変動
COVとの間には、良好な相関関係があり、燃焼悪化指
標Vc を燃焼変動に対する制御要素として採用し、フィ
ードバック制御を行なうことにより、確率的に安定した
的確な制御が行なわれる。次に、上記の燃焼悪化指標V
c および補正係数Kc の演算を中心にした燃料噴射制御
について、図3のフローチャートを用いて説明する。
【0057】まず、ステップS1において、エンジンの
行程に同期した割り込みが実行され、ステップS2以下
の処理が実行される。ステップS2においては、計測さ
れた3つの筒内圧力P150B(i) ,P60B(i),P60A(i)を
ロードする。即ち、筒内圧力P150B(i) は上死点前15
0°のクランク割込み毎に読み込まれ、筒内圧力P60B
(i)は上死点前60°のクランク割込み毎に読み込ま
れ、筒内圧力P60A(i)は上死点後60°のクランク割込
み毎に読み込まれる。
【0058】ついで、ステップS4において、燃焼指標
データ演算手段101による燃焼指標Ci の算出が次式
により行なわれる。 Ci =(P60A(i)−P60B(i))/(P60B(i)−P150B(i) )・・・(1) さらに、ステップS5において、燃焼指標Ci が燃焼悪
化判定用閾値Cthよりも小さいかどうかが判断され、小
さくない場合には、燃焼状態が悪化した状態にないた
め、「NO」ルートを通じステップS6のリターン動作
が行なわれて、次の演算サイクルに待機する状態とな
る。
【0059】一方、燃焼指標Ci が燃焼悪化判定用閾値
Cthよりも小さくなっている場合には、燃焼状態が悪化
した状態にあるため、「YES」ルートを通じステップ
S7の動作が実行される。ステップS7では、積算手段
102の積算により燃焼悪化指標Vc の演算が行なわれ
るが、この演算は、制御データ,のいずれかの、当
該装置で採用されているものについて行なわれる。
【0060】まず制御データが採用されている場合に
は、前回のステップS7の実行により算出された燃焼悪
化指標Vc に、度数を1加える次式の演算が行なわれ
る。 Vc = Vc + 1 これにより、燃焼指標Ci が所定の燃焼悪化判定用閾値
Cthから燃焼悪化側に超えた度数が積算されることにな
る。
【0061】また、制御データが採用されている場合
には、前回のステップS7の実行により算出された燃焼
悪化指標Vc に対し、燃焼指標Ci が平均燃焼指標Cav
から燃焼悪化側に超える超過量(Cav−Ci )を加算さ
れる。 Vc = Vc + (Cav−Ci ) これにより、燃焼の悪化量が重みをつけて積算され、閾
値付近の数値の影響を小さくする状態での燃焼悪化指標
Vc が算出される。
【0062】なお、この燃焼悪化指標Vc は、前述の確
率的観点からの考察に従った補正すべき燃焼変動量を反
映するものであって、燃焼悪化の確率を考慮した状態で
算出されることとなる。したがって、この燃焼悪化指標
Vc に基づき燃料噴射量の補正を行なうことにより、燃
焼悪化の確率に対応した燃料噴射制御が安定して行なわ
れる。
【0063】そして、ステップS8において演算サイク
ルが256サイクルを超えたかどうかが判断され、超え
ていない場合は、「NO」ルートを通じステップS9の
リターン動作が行なわれて、次の演算サイクルを待機す
る状態となる。また、演算サイクルが256サイクルを
超えた場合は、所定のサンプリング期間を経過した状態
にあるため、「YES」ルートを通じ判定手段104に
よるステップS10以下の判定動作および補正動作が実
行される。
【0064】まず、ステップS10において、補正係数
Kc(j)が次のように設定される。 (1)Vc >Vc0+ΔVc のとき、 Kc(j)= Kc(j-1)+Kr ・( Vc −Vc0−ΔVc) ・・・(3−1) (2)Vc0+ΔVc >Vc >Vc0−ΔVc のとき、 Kc(j)= Kc(j-1) ・・・(3−2) (3)Vc <Vc0−ΔVc のとき、 Kc(j)= Kc(j-1)−Kl・( Vc −Vc0+ΔVc) ・・・(3−3) そして、設定された補正係数Kc(j)による噴射燃料の補
正が行なわれる(ステップS11)。
【0065】燃料噴射制御は、ECU20からの燃料噴
射量制御信号によるインジェクタ6の燃料噴射時間T
inj を制御することにより行なわれるが、この燃料噴射
時間T inj は次式により算出される。 Tinj =Tb ×KELSE×Kc ±Tacc +Td この式におけるKc が上述の補正係数Kc(j)であり、-
0.1から0.1 の間で設定されるKc(j)により、燃料噴射
時間Tinj が所望の状態に調整され、的確な燃料噴射制
御が行なわれる。
【0066】すなわち、燃焼悪化の確率に対応して算出
される燃焼悪化指標Vc に基づき、燃料噴射量の補正が
行なわれ、燃焼悪化の確率に対応した燃料噴射制御が安
定して行なわれる。なお、燃焼悪化指標Vc は、ステッ
プS12においてリセットされ、次の演算サイクルを待
機する状態となる。
【0067】このように本実施例では、燃料噴射制御に
用いられる燃焼悪化指標Vc が、内燃機関の燃焼変動に
対し良い線型の相関を持っており、フィードバック制御
を行なうに当たって正確な補正が行なわれ、的確な燃料
噴射量の補正が的確に行なわれる。これにより、従来、
単一の燃焼悪化検出により行なわれていた補正を行なわ
ず、確率的に確実な燃焼悪化に対応するようになるた
め、空燃比のリミットサイクルの発生を防止できるよう
になり、リーンバーンエンジンにおいて、ドライバビリ
ティ、燃費、排ガスの限界性能等を大幅に向上させるこ
とができるようになる。
【0068】また、燃焼変動を統計的に処理する場合に
は、一般に著しく多数の計測データを必要とし、エンジ
ンECUの処理能力では的確な制御を行なえないが、本
実施例によれば、従来のエンジンECU能力によっても
十分な実時間処理による制御を行なうことができる。ま
た、簡便にリーン燃焼限界制御を実現することができ、
これにより燃費の向上およびNOx低減におおいに寄与
するものである。
【0069】なお、筒内圧力計測点として、上死点前1
20°,上死点前60°,上死点後60°のものを用い
たり、上死点前B195°,上死点前B75°,上死点
後A45°のものを用いたり、他のエンジンの圧縮行程
での異なった2点における第1筒内圧力および第2筒内
圧力と、内燃機関膨張行程における第3筒内圧力との3
点を計測してもよく、又、燃焼指標を、上記の第3筒内
圧力と第1,第2筒内圧力の一方の筒内圧力との差およ
び上記の第1,第2筒内圧力の差との比で定義してもよ
い。このようにして定義した燃焼指標を用いても、前記
の場合と同様にして、エンジンの燃焼状態を評価して、
エンジンの燃焼状態の制御が可能である。
【0070】また、燃焼指標としきい値との比較結果に
基づき、燃焼変動調整要素としての空燃比に代えて、又
は空燃比に加えて、燃焼変動調整要素としてのEGR量
を制御してもよい。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の内燃機関
の燃焼状態制御装置によれば、次のような効果ないし利
点が得られる。 (1)燃焼悪化に対応して算出される燃焼悪化指標に基
づき、燃料噴射量の補正が行なわれ、燃焼悪化に対応し
た燃料噴射制御が安定して行なわれる。
【0072】(2)燃料噴射制御に用いられる燃焼悪化
指標を、内燃機関の燃焼変動に対し良い線型の相関を持
つものにすることにより、フィードバック制御を行なう
に当たって正確な補正を行なえるようになり、的確な燃
料噴射量の補正を安定して行ないうるようになる。 (3)単一の燃焼悪化検出による補正を行なわず、確率
的な燃焼悪化への対応を行なうことにより、フィードバ
ック制御を確実に行なえるようになって、空燃比のリミ
ットサイクルの発生を防止できるようになり、リーンバ
ーンエンジンにおいて、ドライバビリティ、燃費、排ガ
スの限界性能を大幅に向上させることができるようにな
る。
【0073】(4)燃焼変動を統計的に処理する場合に
は、一般に著しく多数の計測データを必要とし、エンジ
ン制御用コンピュータの処理能力では的確な制御を行な
えないが、燃焼悪化指標を導入することにより、従来の
エンジン制御用コンピュータ能力によっても十分な実時
間処理による制御を行なうことができる。 (5)簡便にリーン燃焼限界制御を実現することがで
き、これにより燃費の向上およびNOx低減におおいに
寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制御ブロック図であ
る。
【図2】本装置を装備するエンジンシステムの概略構成
図である。
【図3】本発明の一実施例の制御要領を説明するフロー
チャートである。
【図4】エンジンの燃焼変動特性を説明する図である。
【図5】エンジンの燃焼変動特性を説明する図である。
【図6】エンジンの燃焼変動特性を説明する図である。
【図7】エンジンの燃焼変動特性を説明する図である。
【図8】空燃比と燃焼変動,NOx量との関係を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 燃焼室 2 吸気通路 2a サージタンク 3 排気通路 4 吸気弁 5 排気弁 6 インジェクタ 7 EGR通路 8 EGR弁 9 エアフローセンサ 10 吸気温センサ 11 大気圧センサ 12 スロットルセンサ 13 O2 センサ 14 水温センサ 15 クランク角センサ 16 TDCセンサ 17 筒内圧センサ 18 点火プラグ 20 ECU 21 筒内圧力検出手段 101 燃焼指標データ演算手段 102 積算手段 104 判定手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−153243(JP,A) 特開 平6−249049(JP,A) 特開 平3−202660(JP,A) 特開 平5−10199(JP,A) 特開 平2−49955(JP,A) 実開 平3−106148(JP,U) 特公 平3−37021(JP,B2) 特公 平3−50100(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 45/00 368 F02D 45/00 345 F02D 45/00 358 F02D 45/00 362

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の出力状態を表すパラメータを
    検出するパラメータ検出手段と、 内燃機関の各燃焼ごとに上記パラメータ値に基づき燃焼
    変動に相関した燃焼指標データを演算する燃焼指標デー
    タ演算手段と、該燃焼指標データの平滑値データを演算する平滑値デー
    タ演算手段と、 該燃焼指標データが燃焼悪化判定用閾値を燃焼悪化側に
    超えた場合に該燃焼指標データと該平滑値データとの差
    のデータで規定される制御データを積算してこの積算デ
    ータを燃焼悪化指標として求める燃焼悪化指標算出手段
    と、 設定されたサンプリング期間内における該燃焼悪化指標
    に基づき、内燃機関の燃焼変動調整要素を制御する制御
    手段とをそなえて構成されたことを特徴とする、内燃機
    関の燃焼状態制御装置。
  2. 【請求項2】 上記パラメータ検出手段が燃焼室内圧力
    情報を検出する手段として構成され、 且つ、内燃機関の圧縮行程での異なった2点における燃
    焼室内圧力情報を第1燃焼室内圧力情報および第2燃焼
    室内圧力情報とし、内燃機関膨張行程における燃焼室内
    圧力情報を第3燃焼室内圧力情報とした場合に、 上記燃焼指標データ演算手段が、 上記の第3燃焼室内圧力情報と第1,第2燃焼室内圧力
    情報の一方の燃焼室内圧力情報との差および上記の第
    1,第2燃焼室内圧力情報の差との比を演算することに
    より該燃焼指標データを算出する手段として構成された
    ことを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の燃焼状
    態制御装置。
  3. 【請求項3】 上記パラメータ検出手段が、内燃機関の
    燃焼により駆動される回転軸の回転状態を示すデータを
    検出する手段として構成されたことを特徴とする、請求
    項1に記載の内燃機関の燃焼状態制御装置。
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