JP2932276B2 - 被集積物受領部昇降装置 - Google Patents

被集積物受領部昇降装置

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JP2932276B2 JP63261559A JP26155988A JP2932276B2 JP 2932276 B2 JP2932276 B2 JP 2932276B2 JP 63261559 A JP63261559 A JP 63261559A JP 26155988 A JP26155988 A JP 26155988A JP 2932276 B2 JP2932276 B2 JP 2932276B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、搬送手段によって略連続して送給されてく
る被集積物、例えば各稼動毎に厚さに差異のある各種印
刷物折丁を被集積物受領部にて集積する集積装置で、詳
細には、前記被集積物受領部を流体圧シリンダーにて昇
降する被集積物受領部昇降装置に関するものである。
〔従来の技術〕
被集積物受領部を流体圧シリンダーによって上昇、下
降する集積装置は、例えば、特公昭39−8428号公報(以
下、「第1従来例」と記す。)および実開昭60−154341
号公報(以下、「第2従来例」と記す。)、さらに特開
昭56−161299号公報(以下、「第3従来例」と記す。)
に開示されたものが公知である。
第1従来例に示されるものは、液圧シリンダーまたは
空気圧シリンダーと補助液圧シリンダーとを併用して用
いて被集積物受領部(整紙受若しくは整紙テーブルまた
は回動テーブル)を昇降する昇降シリンダーと、この昇
降シリンダーに液体または空気を給排する流体給排経路
と、流体給排経路にあって液体の給排経路を切換えるこ
とによって前記被集積物受領部を上昇、下降させる切換
手段と、被集積物の集積高さを検出する検出手段とを備
え、下降の場合は、被集積物受領部に集積される被集積
物の集積高さを検出手段で検出し、所定高さに達する度
に前記切換手段を切換えて行う断続的下降と、被集積物
受領部への被集積物の所定量集積終了を検出し、被集積
物受領部での集積を一時中断するとともに、これに合わ
せて前記切換手段を切換えて行う所定下降位置への一気
下降とを、選択的に行う構成である。
第2従来例に示されるものは、被集積物受領部(シー
ト積上げテーブル)を昇降する昇降シリンダーと、この
昇降シリンダーに油液を給排する油液給排経路と、油液
給排経路にあって油液の給排経路を切換えることによっ
て前記被集積物受領部を上昇、下降させる切換手段と、
被集積物の集積高さを複数高さで検出する検出手段とを
備え、前記切換手段を電磁比例制御弁とし、下降の場合
は、被集積物受領部に集積される被集積物の集積高さを
検出手段で複数高さ位置で検出し、前記電磁比例制御弁
への励磁信号レベルを集積高さの検出高さに応じて変化
させることにより、電磁比例制御弁の排油口の開口量を
変化させ、検出高さが大きい程速くなるよう下降速度を
段階的または連続的に変化させながら下降を行う構成で
ある。
そして、前記両従来例のいずれの構成においても、上
昇の場合は、切換手段を切換えることによって、所定上
昇位置への一気上昇を行う構成である。
第3従来例に示されるものは、荷台を昇降させるエア
ーシリンダーと、このエアーシリンダーのヘッド側及び
またはボトム側を圧力エアー供給源に接続するエアー配
管と、このエアー配管中に並列に接続された並列管路
と、これらの並列管路にそれぞれ設けられ、かつ異なる
絞りによって構成された速度調整弁と、上記並列管路を
切換えて上記速度調整弁を選択動作させる速度選択切換
弁とを有する構成となっていて、下降速度を低速と高速
に選択することができるようにしてある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記第1,第2の従来例は、いずれも、
被集積物受領部が、被集積物を集積しながら下降する場
合には、被集積物の集積高さを検出手段で検出しながら
下降する構成となっており、そのうち、第1従来例では
検出手段が複雑な機構構成であるために、また、第2従
来例では検出高さの変化を励磁信号レベルの変化に変換
する手段と、この励磁信号レベルにより前記下降を速度
変化をつけて行う高価な(普通の電磁弁の数倍)電磁比
例制御弁を使用する構成であるために、製造コストが高
いものだった。
更に、第1従来例においては、検出手段が複雑な機構
であることから不具合発生の頻度が高く、その機能維持
や保守管理に細心の注意を払う必要があった。
更にまた、第2従来例においては、所定下降位置への
一気下降に対する配慮がなされておらず、この一気下降
作動を必要とする被集積物受領部の昇降装置として使用
することができなかった。
一方第3従来例は、各並列管路に介装された速度調整
弁を速度選択切換弁の切換えによって切換えることによ
り、下降速度を選択的に設定することができるが、この
第3従来例のものは、複数個の速度調整弁をどれか1個
に選択的に切換えるようになっているため、下降速度は
速度・調整弁の個数分しか選択することができず、この
下降速度の速度段階を多くしたい場合、それに応じた個
数の速度調整弁及び速度選択切換弁が必要となってその
構造が複雑となると共に、コストアップとなってしまう
という問題がある。
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、被集
積物の集積にあわせて緩下降する集積下降と、所定の下
降位置への一気下降との2つの下降作動と、所定の上昇
位置への一気上昇とを、選択的に行ない得ると共に、下
降速度を設定するスピードコントローラーの数、及びこ
れの接続を選択的に行なう切換弁の数に対して下降速度
の設定数を多く採ることができて、下降速度が多段階で
あっても、構成が簡易で、しかも製造コストを低くで
き、更に、上記下降動作への切換え時における衝撃的な
下降動作を防止できる被集積物受領部昇降装置を提供す
ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る被集積物受
領部昇降装置は、搬送手段によって略連続して送給され
てくる被集積物を集積する被集積物受領部と、この被集
積物受領部を上昇下降する流体圧シリンダーと、この流
体圧シリンダーに対して流体を供給排出する流体給排経
路と、この流体給排経路にあって前記被集積物受領部の
上昇と下降を選択的に切換える第1切換手段と、前記被
集積物受領部の下降の速度を選択的に設定する第2切換
手段とを設けてなる被集積物受領部昇降装置において、
前記第2切換手段が、前記流体給排経路における排出経
路にのみ並列に接続され、かつそれぞれ通過流量が異な
る複数のスピードコントローラーと、この各スピードコ
ントローラーの接続を個別に、及び選択的に複数個組合
わせて切換える切換弁とからなり、また前記流体給排経
路における、被集積物受領部を下降するときの流体圧シ
リンダーに対する流体の供給側となる供給経路中に、チ
ェック弁を内蔵したレギュレーターを設けた構成となっ
ている。
〔作 用〕
前記構成において、第1切換手段を切換えて、流体圧
シリンダーの流体の供給側と排出側を切換えて流体圧シ
リンダーのロッドを伸長縮退することにより、被集積物
受領部が上昇下降する。そして、このときの下降速度は
第2切換手段を構成する複数のスピードコントローラー
を切換弁にて選択的に切換えて接続することにより、こ
の個々のスピードコントローラーに応じた下降速度に設
定される。そしてこのとき、各スピードコントローラー
を、切換弁により選択的に複数個組合わせて切換えるこ
とにより、下降速度の速度段階を上記スピードコントロ
ーラー及び切換弁の数より多い段階を選択できる。ま
た、上記下降動作時において、流体圧シリンダーへ供給
される流体の圧力は、チェック弁を内蔵したレギュレー
ターにより低減制御され、この下降動作時における流体
圧シリンダーへの流体の流入が上昇動作時の圧力流より
低い圧力の状態で流入される。
〔実 施 例〕
本発明について、実施の一例を示す図面に従って説明
する。
本発明は、第1図に示すように、被集積物受領部1を
流体圧シリンダー2のロッド先端に係属し、前記流体圧
シリンダー2は、流体給排経路3を介して流体供給源SU
が連結されている。そして、この流体給排経路3中に、
流体圧シリンダー2に対する流体の供給側と排出側とを
切換える第1切換手段4と、流体圧シリンダー2からの
排出流体の通過流量をそれぞれ相違させて設定する第2
切換手段が設けてある。そしてこの第2切換手段は、流
体給排経路3で、かつ、前記第1切換手段4と流体圧シ
リンダー2の上昇時に流体が供給される上昇側室(ヘッ
ド側室)とを接続させて複数並列に設けた流体経路3a,3
b,3c,3dと、この各流体経路3a,3b,3c,3dに設けた第1,第
2,第3,第4の切換弁5a,5b,5c,5dと、この前記各切換弁5
a,5b,5c,5dと直列に接続して各流通経路3a,3b,3c,3dに
設けて各流体経路3a,3b,3c,3dを通る排出流体の通過流
量を設定するスピードコントローラー7a,7b,7c,7dとか
らなっている。このスピードコントローラー7a,7b,7c,7
dはそれぞれ通過流量が異なっていて、例えば、1対1/1
00対2/100対3/100対4/100として設定する。前記各切換
弁5a,5b,5c,5dはソレノイド弁となっていて、これらは
制御部CPにて個々に、及び選択的に複数個組合わせて切
換えられるようになっている。尚、前記第2切換手段の
第1、第2、第3、第4の切換弁5a、5b、5c、5dを絞り
弁付切換弁(図示せず)に置換し、この各弁の絞りを前
記各スピードコントローラ7a、7b、7c、7dの代りにして
も良い。
また、前記流体給排経路3で、かつ、前記第1切換弁
4と流体圧シリンダー2の下降時に流体が供給される下
降側室(ロッド側室)とを接続する流体経路中に、同経
路が流体供給経路となるときは通過する流体の圧力を低
減制御し、同経路が流体排出経路となるときは通過する
流体に何ら影響することのない、チェック弁を内蔵した
レギュレーター(いわゆるリバースレギュレーター。以
下「リバースレギュレーター」と記す。)6が設けてあ
る。
なお、前記実施例の構成において、被集積物受領部1
は、流体圧シリンダー2のロッド先端に直接係属される
必要はなく、クランク機構等(図示せず)を介して係属
させてもよい。
以上の構成による作動について、第1図および第2図
(a)乃至(d)に従って説明する。
被集積物、例えば輪転機(図示せず)によって生産さ
れた折丁SEは、搬送手段CVによってズレ重なって略連続
して移送され、被集積物受領部1上に供給される。被集
積物受領部1は、供給される折丁SEを受領しながら、緩
下降する。
この緩下降は、第1図に示すように、第1切換手段4
を切換えて流体供給源SUから供給される流体の圧力をリ
バースレギュレーター6を介して低減制御して流体圧シ
リンダー2の下降側室(ロッド側室)に供給するととも
に、例えば第2切換手段の第3の切換弁5cを開放側に切
換えて第3の流体経路3cのみを開き、流体圧シリンダー
2の上昇側室(ヘッド室側)から排出する流体の流量を
僅少にすることによって行う。このとき、上記流体圧シ
リンダー2の下降側室に供給される流体はリバースレギ
ュレーター6にて低減制御されることにより、この流体
はゆるやかに下降側室へ流入される。このため、このと
きの流体に空気のように圧縮性を有する流体が用いられ
た場合でも、この第1切換手段4を下降位置へ切換えた
ときに、流体圧シリンダー2の上昇側室であるヘッド側
室内の流体が急激に圧縮することがなく、従って流体圧
シリンダー2の下降初期に衝撃力が発生することがな
く、この下降動作がスムーズに開始される。
被集積物受領部1の緩下降速さは次のようにして決定
選択する。
すなわち、第1図において、前記送給される折丁SEの
厚さを制御部CPに入力するとともに、搬送手段CVの作動
速度を、搬送手段CVの駆動ローラーDRに連結した検出手
段PGで検出してこれを制御部CPに自動入力し、この2つ
の値から、単位時間当りに被集積物受領部1で集積され
る折丁SEの高さを算出し、これに見合った緩下降速さが
得られるように選択する。
ちなみに、流体経路3a,3b,3c,3dの排出流体の通過流
量を、前記したように1対1/100対2/100対4/100の比率
となるよう定めた場合には、流体経路3b,3c,3dをそれぞ
れ単独に、または2以上を組みあせて開くことにより、
1/100対2/100対3/100対4/100対5/100対6/100対7/100の
比率となる7種類の緩下降速さが得られる。流体経路3a
は、急下降の際の流体経路である。
搬送手段CVにより移送される折丁SEは、被集積物受領
部1での1度の集積単位毎に適宜な仕切手段ST(第1図
に図示)により仕切られ、連続する折丁列に空間lが形
成される。(第2図(a)参照) 前記仕切手段STの作動後、搬送手段CVの作動量を前記
検出手段PGにより検出し、所定作動量検出後の最先の空
間を空間検出手段OSが検出した信号により、被集積物受
領部1を所定下降位置(図示の実施例では流体圧シリン
ダー2のストロークエンド位置)まで一気に急下降させ
るとともに、空間lの後ろに続く折丁SEの送給に備え
て、被集積物仮受部FOが側部材SSに包囲された集積空間
内に進入する。
前記被集積物受領部1の所定下降位置への一気急下降
は、前記したように、第2切換手段の第1の切換弁5aを
開放側に切換えて第1の流体経路3aを開き、流体圧シリ
ンダー2のヘッド側から排出する流体を一気に排出する
ことによって行う。(第2図(b)参照)。
前記所定下降位置を流体圧シリンダー2のストローク
エンドとしない場合は、被集積物受領部1を中途停止す
る。
この中途停止は、被集積物受領部1の下降によって作
動する検出手段(図示せず)を高さ方向の適宜の位置に
設け、この検出手段の作動信号によって第2切換手段の
第1〜第4切換弁5a,5b,5c,5dを全て閉鎖側に切換え、
流体経路3a,3b,3c,3dを全て閉じ、流体圧シリンダー2
のヘッド側からの流体の排出を停止してロッドの縮退を
停止して行う。また、第1切換手段4を、第1図に示す
2ポジション切換型に換えて第3図に示す3ポジション
切換型とし、前記図示しない検出手段の作動信号によっ
て、3ポジション切換型の第1切換手段4を全閉ポジシ
ョンに切換え、流体圧シリンダー2に対する流体の供給
と排出とを停止してロッドの縮退を停止して行っても良
い。
被集積物受領部1が所定下降位置に達した後、被集積
物受領部1上の集積体S1は、例えば被集積物受領部1の
所定下降位置到達を検出する下降位置到達検出手段(図
示せず)の作動信号に連動するタイマー(図示せず)か
らの信号によって作動する搬出部PUにより、被集積物受
領部1から搬出される。(第2図(c)参照) そして、集積体S1の前記搬出の完了信号によって第1
切換手段4を切換えるとともに第2切換手段の第1の切
換弁5aを開放側に切換えて、被集積物受領部1を前記被
集積物仮受部FOの直下(所定上昇位置)まで一気に上昇
させる。被集積物受領部1の前記所定位置到達を検出す
る上昇位置到達検出手段(図示せず)の作動信号によ
り、被集積物仮受部FOは前記集積空間から退出し、被集
積物仮受部FO上の集積体S2は、側部材SSによって集積空
間内に留められ、被集積物受領部1に引き渡される。ま
た、前記上記位置到達検出手段の検出信号により、搬出
部PUが所定の待機位置に復帰する。(第2図(d)参
照) 搬出部PUの待期位置復帰信号(図示しない適宜な復帰
検出手段により検出し発信する)によって、第1切換手
段4が切換えられるとともに、第2切換手段の第1の切
換弁5aが閉鎖側に切換えられかつ第2切換手段の第3の
切換弁5cが開放側に切換えられて、第1図に示す、被集
積物受領部1が緩下降しながら折丁SEの集積が行われ
る。
前記第1切換手段4の切換えにより流体圧シリンダー
2のロッド側に供給される流体は、前記したように、リ
バースレギュレーター6によって圧力を低減されるの
で、流体圧シリンダー2に対して供給排出される流体が
圧縮性流体である場合でも、切換時に流体圧シリンダー
2内のヘッド側の流体をある範囲で急激に圧縮すること
がなくなり、切換と同時に、被集積物受領部1は、ある
距離だけ急激に下降することなく、スムーズな緩下降が
行われる。
以上記載の作動における被集積物受領部1の緩下降作
動中に、仕切手段STの作動とは無関係に空間検出手段OS
が折丁SE列の空間を検出した時は、その検出信号によ
り、第1切換手段4が2ポジション切換型であるときは
第2切換手段の各切換弁5a,5b,5c,5dを全て閉鎖側に切
換えることによって、また第1切換手段4が第3図に示
すような3ポジション切換型であるときは第1切換手段
4を全閉ポジションに切換えることによって、流体圧シ
リンダー2のロッドの退縮を中途で停止し、被集積物受
領部1の緩下降を停止する。この停止は、前記空間検出
手段osが折丁列の先端を検出することにより解除され
る。
以後、以上記載の作動を繰り返す。
第3図は、この発明の第1図とは相違する他の実施例
の発明の主要部のみを略示したもので、第1切換手段
4′および第2切換手段の各切換弁5a′,5b′,5c′,5
d′が、第1図に示す実施例と異なり、他は同じであ
る。
第3図に示す他の実施例は、緩下降の下降速さを選択
する第2切換手段の第2、第3、第4の切換弁5b′,5
c′,5d′が手動型となっており、被集積物の集積作動中
に搬送手段CVが略一定速で作動する場合に使用して有効
であり、緩下降速さの設定は、作業者が、集積稼動を開
始する前にその都度決定し手動で選択切換えすることに
より行う。
また、下降、上昇、中途停止は第1切換手段4′を切
換えることで選択的に行い、下降作動における緩下降と
一気急速下降の切換は、第2切換手段の第1の切換弁5
a′を切換えることで選択的に行う。
他の作動については、前記第1図実施例と略同様であ
り、前記載内容から容易に推定し得るであろう。
この発明は、以上記載の実施例に局限されるものでは
なく、特許請求の範囲を逸脱しない設計上の改変を含む
ものである。例えば、緩下降速度の設定に多少時間を要
するが第2切換手段を第1の切換弁5aまたは5a′と第
2、第3、第4の切換弁のみとし、緩下降速度を変更す
る度に、流体経路3bの排出流体の通過流量の変更設定す
るようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明の実施により、被集積物受領部の、被集積物の
集積にあわせて行う集積下降と所定下降位置への一気下
降との2つの下降作動と、所定上昇位置への一気上昇
と、さらに加えて、中途停止とを、選択的に行い得る。
そして特に本発明によれば、排出経路中に複数並列に
接続したスピードコントローラーのそれぞれの接続を切
換弁にて個々に及び選択的に複数個合わせて切換えるこ
とにより、下降速度を設定するスピードコントローラー
の数、及びこれの接続を選択的に行なう切換弁の数に対
して下降速度の設定数を多くすることができて、下降速
度が多段階であっても、構成が簡単になり、しかも製造
コストの低い被集積物受領部昇降装置を得ることができ
る。
また本発明によれば、流体給排経路における被集積物
受領部を下降するときの流体圧シリンダーに対する流体
の供給側となる供給経路中に、チェック弁を内蔵したレ
ギュレーターを設けたことにより、第1切換弁を下降位
置に切換えて流体圧シリンダーの下降側室へ流体を供給
したときに、この下降側室への流体の供給はゆるやかに
行われ、流体圧シリンダーに対して供給排出される流体
が圧縮性を有する流体である場合でも、下降切換特にお
ける流体圧シリンダーの上昇側室内の流体をある範囲で
急激に圧縮することがなくなり、下降動作の切換特にお
ける衝撃的な下降動作を防止でき、スムーズな緩下降を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示す概略図、第2図(a)
乃至(d)は、第1図に示す実施例の作動説明用概略
図、第3図は、本発明の他の実施例を示す概略図であ
る。 1は被集積物受領部、2は流体圧シリンダー、3は流体
給排経路、3a,3b,3c,3dは流体経路、4,4′は第1切換手
段、5a,5b,5c,5d,5a′,5b′,5c′,5d′は第2切換手
段、6はリバースレギュレーター、7a、7b、7c、7dはス
ピードコントローラー、CPは制御部、CVは搬送手段、DR
は駆動ローラー、FOは被集積物仮受部、OSは空間検出手
段、PGは検出手段、PUは搬出部、SSは側部材、STは仕切
手段、SUは流体供給源、SEは折丁、S1,S2は集積体、l
は空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永島 宗男 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共 同印刷株式会社内 (72)発明者 中村 滉 神奈川県川崎市宮前区犬蔵3―6―2― 503 (56)参考文献 特開 昭56−109903(JP,A) 特開 昭56−161299(JP,A) 特開 昭59−133161(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 31/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送手段によって略連続して送給されてく
    る被集積物を集積する被集積物受領部と、この被集積物
    受領部を上昇下降する流体圧シリンダーと、この流体圧
    シリンダーに対して流体を供給排出する流体給排経路
    と、この流体給排経路にあって前記被集積物受領部の上
    昇と下降を選択的に切換える第1切換手段と、前記被集
    積物受領部の下降の速度を選択的に設定する第2切換手
    段とを設けてなる被集積物受領部昇降装置において、前
    記第2切換手段が、前記流体給排経路における排出経路
    にのみ並列に接続され、かつそれぞれ通過流量が異なる
    複数のスピードコントローラーと、この各スピードコン
    トローラーの接続を個別に、及び選択的に複数個組合わ
    せて切換える切換弁とからなり、また前記流体給排経路
    における、被集積物受領部を下降するときの流体圧シリ
    ンダーに対する流体の供給側となる供給経路中に、チェ
    ック弁を内蔵したレギュレーターを設けたことを特徴と
    する被集積物受領部昇降装置。
JP63261559A 1988-10-19 1988-10-19 被集積物受領部昇降装置 Expired - Fee Related JP2932276B2 (ja)

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