JP2929741B2 - 柄等の認識装置 - Google Patents

柄等の認識装置

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JP2929741B2 JP3032316A JP3231691A JP2929741B2 JP 2929741 B2 JP2929741 B2 JP 2929741B2 JP 3032316 A JP3032316 A JP 3032316A JP 3231691 A JP3231691 A JP 3231691A JP 2929741 B2 JP2929741 B2 JP 2929741B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生地の柄や形状等を自
動的に認識するための柄等の認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の生地の柄を認識する
ための認識装置を備える構成として、例えば、特開昭6
3−125292号公報に開示された「柄合せミシン」
が知られている。
【0003】ここで、この柄合せミシンにおいては、互
いに重ね合わされた上下(Z方向)一対の加工布に対応
して、Z方向に互いに対向する一対の柄検出用エリアセ
ンサが配置されている。そして、これらのエリアセンサ
により前記一対の加工布の柄が検出されて、左右(X,
Y方向)方向への柄ずれ量が演算された後に、各加工布
が互いにX,Y方向に相対移動されて、それぞれの柄同
士を一致させてから、その縫合を行なうようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、加工布の厚さが大きな場合にセンサの焦
点がずれてしまい、加工布の柄を正確に検出することが
できないという問題がある。さらに、縫製時の振動等の
外的要因によりセンサの焦点が変動してこの縫製作業を
効率的に遂行することが困難なものとなる恐れがある。
【0005】また、柄自体に含まれるノイズを除去する
ためにぼかしが必要になった場合、その信号処理に非常
に多くの時間がかかってしまう等の問題が指摘される。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、生地の厚さによる影響や機械的振動等に起因する
焦点距離のずれを有効に阻止することができ、正確且つ
効率的な柄等の認識作業を遂行することが可能な柄等の
認識装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、生地の少なくとも一部
における柄または形状を二次元の画像情報として検出す
る少なくとも一の検出手段と、前記検出された画像情報
を検出データとして記憶する記憶手段と、前記検出デー
タを用いて前記画像情報を認識する演算手段とを備えた
柄等の認識装置であって、さらに、前記生地の布厚に対
応して、前記検出手段の焦点距離を制御する制御手段を
備える。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、生地の少
なくとも一部における柄または形状 を二次元の画像情報
として検出する少なくとも一の検出手段と、前記検出さ
れた画像情報を検出データとして記憶する記憶手段と、
前記検出データを用いて前記画像情報を認識する演算手
段とを備えた柄等の認識装置であって、さらに、前記生
地から前記検出手段の焦点位置をずらすように制御する
制御手段を備える。
【0009】
【作用】上記の本発明に係る柄等の認識装置では、生地
の柄、または形状、またはその両方が、検出手段を介し
て二次元の画像情報として検出された後に記憶手段に記
憶され、さらに演算手段によって認識される。そして、
この認識結果が最良となるように、制御手段を介して検
出手段の焦点距離が制御される。
【0010】
【実施例】本発明に係る柄等の認識装置について実施例
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
【0011】図2乃至図4において、参照符号10は本
実施例に係る認識装置を組み込むミシンを示す。このミ
シン10は、ミシンベッド12とミシンアーム14とを
備え、このミシンアーム14には、下端に針16aを有
する針棒16が昇降自在に装着される。この針16a
は、ミシンベッド12に設けられた針板18を貫通して
昇降変位するとともに、このミシンベッド12内の図示
しない糸輪捕捉器との共働により二枚の加工布W1,W
2を互いに縫い合わせる。
【0012】針16aの下方には、下布送り装置を構成
する下送り歯20が変位自在に配置される一方、ミシン
アーム14から下方に延びる押え棒に固定された押え足
22の両側には、上布送り装置を構成する上送り歯24
が変位自在に配置される。この下送り歯20と押え足2
2との共働作用下に加工布W1,W2に送り動作が付与
されるとともに、上送り歯24により加工布W1に送り
動作が補足付与され、上送り変更装置26を介して上送
り歯24の送り量が下送り歯20の送り量に対して相対
的に変更可能である(図1参照)。この上送り変更装置
26の詳細な構成は、本願出願人による特公平2−98
33号明細書に開示されている。
【0013】図2及び図3に示すように、ミシンベッド
12上には、ハウジング28が設けられるとともに、こ
のハウジング28の開口部近傍には、布送り込み側まで
延在して布分離板30と上板32とが上下に所定間隔離
間して配置される。この布分離板30と上板32とは、
ハウジング28内の上下位置調節機構34及び左右位置
調節機構36に連結されており、この上下位置調節機構
34及び左右位置調節機構36の作用下にミシンベッド
12の上面と布分離板30との間隔及びこの布分離板3
0と上板32との間隔が調整されるとともに、前記布分
離板30と上板32の左右方向の配置位置が調整可能で
ある。なお、上下位置調節機構34及び左右位置調節機
構36の詳細な構成は、本願出願人による特開昭58−
105789号公報に開示されている。
【0014】ハウジング28内には、上布移動装置38
及び下布移動装置40が配置されている。この上布移動
装置38は、パルスモータ42を備え、このパルスモー
タ42の出力軸44に回動アーム46を介してシリンダ
48が連結され、このシリンダ48内には、ロッド50
がばね52を介して外方に押圧された状態で移動自在に
収容される。このロッド50が、上アーム54に回動可
能に連結されるとともに、この上アーム54は、ピン5
6を介して回動自在に支持される。上アーム54のハウ
ジング28側の一端にサーボモータ58が装着され、こ
の上アーム54の他端に回転可能に支持される回転輪6
0は、前記サーボモータ58に連結された歯車伝達機構
62を介して回転駆動される。この回転輪60は、上板
32の開口部321を介して上側の加工布W1に接触可
能である。
【0015】下布移動装置40は、上記の上布移動装置
38と略同様に構成され、同一の構成要素には同一の参
照符号にaを付してその説明は省略する。この下布移動
装置40を構成する下アーム64の先端は、布分離板3
0の下方まで延びており、この先端に、下側の加工布W
2に接触可能な回転輪60aが支持されている。
【0016】図3及び図4に示すように、布分離板30
の下方において、ミシンベッド12上には投光素子及び
受光素子からなる布端センサ66が配置され、この布セ
ンサ66が加工布W2の側端縁を検出して布端検出信号
を出力し、後述するCPUにより前記加工布W2の布端
の設定位置(縫代)からの離脱方向及び離脱量が判別さ
れる。この布端センサ66は、布送り方向に交差する方
向に複数配列された光検出器の集合体として形成された
公知のものであり、その詳細は、本願出願人による特公
昭60−28517号公報に開示されている。
【0017】ミシンベッド12には、上板32の送り込
み側にあって支柱76が立設され、かつその支柱76が
ミシンベッド12の上方及び下方に延びている。また、
この支柱76のミシンベッド12よりも上方部と下方部
に雄ネジ部がそれぞれ刻設され、これらの各ネジ部に
は、移動装置(制御手段)72,74の回転雌ネジ部が
螺合されており、この回転雌ネジ部をパルスモータによ
り回転させることで、この移動装置72,74が支柱7
6上を上下に移動する。
【0018】そして、この移動装置72,74には、ア
ーム78,78aを介してCCDカメラ等の上布柄セン
サ(検出手段)68及び下布柄センサ(検出手段)70
がそれぞれに固定されており、これらの上下の各布柄セ
ンサ68,70は、加工布W1,W2の上方及び下方に
それぞれ配置されている。また、支柱76には、上下の
各布柄センサ68,70のレンズ部80,80aの周囲
を囲むように、リング状の照明装置84,84aがアー
ム82,82aを介して固定されている。さらに、ミシ
ンベッド12の下布柄センサ70に対向する部分には、
孔部200が貫通形成されており、この下布柄センサ7
0の加工布W2の柄検出が可能になっている。
【0019】図1に、本実施例に係る認識装置を含むミ
シン10の電気的構成が示されている。演算手段として
の機能を有するCPU(中央処理装置)90には、RO
M92及びRAM94が接続されている。このROM9
2には、ミシン全体の動作を制御するためのプログラ
ム,柄のずれ量データの演算式(後述する),並びに加
工布W1,W2の柄幅PW,布厚WW(図6参照)に対
応した上布柄センサ用移動装置72,下布柄センサ用移
動装置74の最適移動量(テーブルデータとして)が記
憶されている。この最適移動量は、予め実験により求め
た値である。RAM94には、設定された縫代データや
検出された加工布W1,W2の柄の画像情報等を記憶す
るための領域が設けられている。
【0020】CPU90には、前記布端センサ66,上
布柄センサ68,下布柄センサ70の他、針16aの上
下位置を検出するための針位置検出装置96,下送り歯
20の送り量を検出するための下送り量検出装置98,
上下送り歯24,20の送り量を設定するための送り量
設定装置100,縫代を設定するための縫代設定装置1
02及び起動ペダル104が、入力インターフェース1
06を介して接続される。CPU90には、さらに上送
り変更装置26,上布移動装置38,下布移動装置4
0,ミシンモータ108,上布柄センサ用移動装置72
及び下布柄センサ用移動装置74が、出力インターフェ
ース110及び駆動回路112乃至122を介して接続
される。
【0021】次に、このように構成されるミシン10の
動作を説明する。
【0022】縫製運転前の調整段階の動作を、図9に示
すフローチャートに基づいて説明すると、まず、作業者
は、加工布W1,W2の柄幅PW及び布厚WW(図6,
図7参照)を設定する(ステップ1)。次に、図9に示
すような校正用のパターンが上布柄センサ68,下布柄
センサ70に与えられる(ステップ2)。このパターン
は、予め幅が設定されており、上布柄センサ68,下布
柄センサ70のピントが合っていれば、図10に示すパ
ターン幅L1は既知の値に等しくなり、一方、そのピン
トが狂っていると、図11に示すように検出パターンの
波形がなだらかになってパターン幅L2は既知の値より
も大きくなる。従って、ステップ3で上布の検出パター
ン幅が設定値と異なれば、移動装置72が駆動されて上
布柄センサ68が移動され(ステップ4)、図10に示
すパターン幅L1が得られるまで繰り返される。
【0023】同様に、ステップ5及びステップ6におい
て、下布柄センサ70が所定の位置まで移動された後、
ステップ1で設定された柄幅PW及び布厚WWに対応す
る上布柄センサ68,下布柄センサ70の移動量が、R
OM92のテーブルから読み出される。そして、ステッ
プ7,ステップ8で移動装置72,74の駆動作用下に
上布柄センサ68,下布柄センサ70が移動され、これ
らの位置調整、すなわち焦点距離の制御がなされる。
【0024】この場合、本実施例では、加工布W1,W
2の柄幅PW及び布厚WWに対応して移動装置72,7
4の駆動作用下に上布柄センサ68,下布柄センサ70
を移動させることにより、この加工布W1,W2に対し
て前記上布柄センサ68,下布柄センサ70の焦点距離
を正確に調整することができる。このため、特に布厚W
Wの異なる種々の加工布W1,W2の柄や形状を確実に
認識することが可能になるという効果が得られる。
【0025】しかも、加工布W1,W2が、ノイズを多
く含む生地である場合には、上記ステップ7,ステップ
8において上布柄センサ68,下布柄センサ70の焦点
位置をずらすように制御すれば、平滑化が容易に実現で
き、計算による平滑化処理が不要になって処理作業の高
速化が図られるという優れた効果がある。これを、図1
5に示す生地Pを用いて実際に検出すると、この生地P
に焦点距離を正確に合わせて画像情報を得た場合の検出
波形が、図16であり、一方、焦点位置から所定の距離
だけずらして生地Pの画像情報を得た場合の検出波形
が、図17である。このように、焦点位置からずらすこ
とにより、容易に平滑化が可能になるという結果が得ら
れる。
【0026】次に、ミシン10の縫製運転の動作を、図
12に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0027】まず、ステップ1aにおいて、起動ペダル
104の操作によりミシンモータ108が起動されてい
ると判断されると、針位置検出装置96の検出信号に基
づく所定のタイミング毎に、布端センサ66からの検出
データと予め設定された縫代データとが比較されて加工
布W2の側端縁が所定の位置にあるか否かが判別される
(ステップ2a)。その結果がNOの場合には、ステッ
プ3aにおいて縫代が大の方向にずれているか否かが判
別され、大の方向にずれていれば、布端位置のずれに応
じた加工布W2の移動量が演算されて下布移動装置40
が駆動され、回転輪60aが縫代減少方向に修正運動さ
れる(ステップ4a)。すなわち、図2において、パル
スモータ42aが、矢印R方向に回転駆動されることに
より、回転アーム46a,シリンダ48a等を介して下
アーム64が矢印S方向に回動され、回転輪60aが加
工布W2に接触する。引き続き、パルスモータ42aが
矢印R方向に所定角度回転されることにより、ばね52
aの圧縮力を介して回転輪60aが加工布W2に圧接さ
れ、サーボモータ58aの作用下にこの回転輪60aが
回転されて加工布W2を移動させる。
【0028】一方、ステップ3aで小の方向にずれてい
れば、布端位置のずれに応じた加工布W2の移動量が演
算されて下布移動装置40が駆動され、回転輪60aが
縫代増大方向に修正運動される(ステップ5a)。従っ
て、常に所定の縫代を確保して縫製が遂行される。
【0029】ステップ2aの判別結果がYESの場合、
ステップ6a及びステップ7aにおいて、針位置検出装
置96の検出信号に基づく所定のタイミング毎に、下布
柄センサ70及び上布柄センサ68により加工布W1,
W2の柄が検出され、その柄検出信号がCPU90に導
入される。ここで、図14に示す矩形領域内において、
上布柄センサ68,下布柄センサ70によって認識され
た上下両加工布W1,W2に関する画像情報に基づき、
布送り方向(矢印y方向)のずれ量データnと、布送り
方向に直交する方向(矢印x方向)のずれ量データm
が、次式に基づく演算によって求められる。すなわち、
上布柄センサ68,下布柄センサ70によって認識され
た加工布W1,W2に関する画像情報を、各座標におけ
る輝度f(x,y),g(x,y)で表すと、両者の相
互相関関数R(m,n)は、
【0030】
【数1】 ここで、前記相互相関関数R(m,n)の値を最大にす
るためのずれ量データm,nの値が、それぞれ加工布W
2に対する加工布W1のx方向及びy方向のずれ量とな
る。なお、R(m,n)は、x1≦x≦x2,y1≦y
≦y2の領域内における柄の合致度を表しており、パラ
メータm,nの関数である。CPU90は、予め設定さ
れたずれ量データm,nの取り得る範囲、すなわち、 −|x2−x1|≦m≦|x2−x1| −|y2−y1|≦n≦|y2−y1| の内、R(m,n)が最大となるずれ量データm,nの
値を求める。また、パラメータm,nの正負により、加
工布W1,W2の柄のずれ方向が判別される。
【0031】このように、ずれ量データn,mが演算さ
れた後、ステップ9aにおいて布送り方向にずれている
と判別されると、ずれ量データnに基づいて上送り変更
量が演算されるとともに、その演算結果に基づいて上送
り変更装置26が修正運動される(ステップ10a,ス
テップ11a)。次のステップ12aにおいて、柄が布
送り方向と交差する方向にずれているか否かが判別さ
れ、YESの場合には、ステップ13aでずれ量データ
mに基づいて加工布W1の布送り方向と交差する方向へ
の移動量が演算されるとともに、その演算結果に基づい
て次のステップ14aで上布移動装置38の回転輪60
が修正運動される。これにより、加工布W1の加工布W
2に対するx方向のずれが修正される。なお、この上布
移動装置38の動作は、前述した下布移動装置40と同
様であり、その説明は省略する。
【0032】従って、二枚の加工布W1,W2間に布送
り方向の柄ずれが生じている場合、及び布送り方向と交
差する方向への柄ずれが生じている場合のいすれにおい
ても、上送り変更装置26及び上布移動装置38の作動
により加工布W1が加工布W2に対して前記両方向に確
実に相対移動される。このため、横縞はもとより、斜め
縞や図11(a)に示すような格子縞についても、二枚
の加工布W1,W2を正確に柄合わせしながら縫い合わ
せることができる。
【0033】なお、本実施例では、上布柄センサ68,
下布柄センサ70を移動装置72,74を介して移動さ
せてそれぞれの焦点距離を制御しているが、これに限定
されるものではなく、例えばこの上布柄センサ68,下
布柄センサ70を支柱76に固定するとともに、レンズ
80,80aとして焦点位置調整可能なレンズを使用す
ることもできる。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る柄等の認識装置によれば、
焦点距離のずれによる生地の柄等の認識不良を有効に阻
止することができるとともに、ノイズの多い生地に対し
ては焦点位置からずらして画像情報の処理作業を一挙に
簡素化することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る柄等の認識装置を組み込
むミシンの電気回路のブロック図である。
【図2】前記ミシンの部分断面側面図である。
【図3】前記ミシンの部分断面平面図である。
【図4】前記ミシンの部分断面正面図である。
【図5】上布柄センサ及び下布柄センサの説明図であ
る。
【図6】加工布の柄幅の説明図である。
【図7】加工布の布厚の説明図である。
【図8】前記ミシンの調整段階のフローチャートであ
る。
【図9】柄の校正パターンの一例である。
【図10】前記校正パターンの検出波形である。
【図11】前記校正パターンの検出波形である。
【図12】前記ミシンの縫製時のフローチャートであ
る。
【図13】加工布の部分拡大図である。
【図14】図13の部分拡大図である。
【図15】生地の説明図である。
【図16】生地の検出波形の説明図である。
【図17】生地の検出波形の説明図である。
【符号の説明】
10 ミシン 26 上送り変更装置 38 上布移動装置 40 下布移動装置 66 布端センサ 68 上布柄センサ 70 下布柄センサ 72,74 移動装置 90 CPU 92 ROM 94 RAM W1,W2 加工布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−254796(JP,A) 特開 平1−305992(JP,A) 特開 昭64−77675(JP,A) 特表 平2−501358(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 1/00 - 83/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生地の少なくとも一部における柄または
    形状を二次元の画像情報として検出する少なくとも一の
    検出手段と、 前記検出された画像情報を検出データとして記憶する記
    憶手段と、 前記検出データを用いて前記画像情報を認識する演算手
    段と、を備えた柄等の認識装置であって、 前記生地の布厚に対応して、 前記検出手段の焦点距離を
    制御する制御手段を備えることを特徴とする柄等の認識
    装置。
  2. 【請求項2】 生地の少なくとも一部における柄または
    形状を二次元の画像情報として検出する少なくとも一の
    検出手段と、 前記検出された画像情報を検出データとして記憶する記
    憶手段と、 前記検出データを用いて前記画像情報を認識する演算手
    段と、 を備えた柄等の認識装置であって、 前記生地から前記検出手段の焦点位置をずらすように制
    御する制御手段を備えることを特徴とする柄等の認識装
    置。
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