JP2929722B2 - マスメディア情報の個別受信方式 - Google Patents
マスメディア情報の個別受信方式Info
- Publication number
- JP2929722B2 JP2929722B2 JP3001864A JP186491A JP2929722B2 JP 2929722 B2 JP2929722 B2 JP 2929722B2 JP 3001864 A JP3001864 A JP 3001864A JP 186491 A JP186491 A JP 186491A JP 2929722 B2 JP2929722 B2 JP 2929722B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- media information
- identification code
- mass media
- code
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新聞等のマスメディア
情報を電波を使って利用契約者だけに提供する個別受信
方式に関する。
情報を電波を使って利用契約者だけに提供する個別受信
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、個別利用者契約者だけにマスメデ
ィア情報をオンラインで提供しようとする場合は、電話
回線等を使い、1:1の回線を確保する必要があった。
ィア情報をオンラインで提供しようとする場合は、電話
回線等を使い、1:1の回線を確保する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の方法では、(1)回線コストが高く付き、(2)利
用者の数だけ繰り返して送信しなければならないのです
べての契約者に送信し終わるまでに長い時間を要してい
た。そのため、契約者の数が増加する程、適用が困難に
なるという欠点があった。
来の方法では、(1)回線コストが高く付き、(2)利
用者の数だけ繰り返して送信しなければならないのです
べての契約者に送信し終わるまでに長い時間を要してい
た。そのため、契約者の数が増加する程、適用が困難に
なるという欠点があった。
【0004】本発明の目的は上記欠点を解決するもの
で、契約者数の増加に関係なく、多数の契約者に低コス
トで同時に配信でき、かつ、盗受信を充分に防止できる
マスメディア情報の個別受信方式を提供することにあ
る。
で、契約者数の増加に関係なく、多数の契約者に低コス
トで同時に配信でき、かつ、盗受信を充分に防止できる
マスメディア情報の個別受信方式を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のマスメディア情
報の個別受信方式は、配信側装置と多数の受信機とから
なる電波によるマスメディア情報の個別受信方式におい
て、前記配信側装置は、マスメディア情報の種別ごとに
あらかじめ決められた解読コードによってのみ復号化可
能なように符号化したマスメディア情報信号と当該マス
メディア情報の種別を表す識別コードとを含む電波を送
出するように構成し、前記受信機は、前記識別コードを
インデックスとして当該識別コードが表すマスメディア
情報の種別対応の解読コードをあらかじめ記憶する記憶
手段と、前記配信側装置からの前記電波を受信する受信
手段と、この受信手段により受信した前記電波に含まれ
る前記識別コードを検出する識別コード検出手段と、こ
の識別コード検出手段により検出された識別コードをイ
ンデックスとして前記記憶手段から読出された解読コー
ドに基づき前記受信手段で受信した前記符号化されたマ
スメディア情報信号を復号化する復号化手段とを有して
いる。
報の個別受信方式は、配信側装置と多数の受信機とから
なる電波によるマスメディア情報の個別受信方式におい
て、前記配信側装置は、マスメディア情報の種別ごとに
あらかじめ決められた解読コードによってのみ復号化可
能なように符号化したマスメディア情報信号と当該マス
メディア情報の種別を表す識別コードとを含む電波を送
出するように構成し、前記受信機は、前記識別コードを
インデックスとして当該識別コードが表すマスメディア
情報の種別対応の解読コードをあらかじめ記憶する記憶
手段と、前記配信側装置からの前記電波を受信する受信
手段と、この受信手段により受信した前記電波に含まれ
る前記識別コードを検出する識別コード検出手段と、こ
の識別コード検出手段により検出された識別コードをイ
ンデックスとして前記記憶手段から読出された解読コー
ドに基づき前記受信手段で受信した前記符号化されたマ
スメディア情報信号を復号化する復号化手段とを有して
いる。
【0006】
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。
説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、TV電波と、TV受信機に適用した場合の例で
ある。TV電波15は配信側装置16から発射され、ア
ンテナ1とチューナ2を通って、識別コード検出器3に
入力する。
であり、TV電波と、TV受信機に適用した場合の例で
ある。TV電波15は配信側装置16から発射され、ア
ンテナ1とチューナ2を通って、識別コード検出器3に
入力する。
【0009】図2はTV信号の一画面(フレーム)の構
成を示す図である。本実施例では1フレームの最初の走
査信号#1に識別コードを挿入してある。識別コードは
通常のTV信号のときは“0”、契約者だけが個別に受
信できるTV信号のときは、“0”ではなく、マスメデ
ィア情報の種別に対応した値となる。
成を示す図である。本実施例では1フレームの最初の走
査信号#1に識別コードを挿入してある。識別コードは
通常のTV信号のときは“0”、契約者だけが個別に受
信できるTV信号のときは、“0”ではなく、マスメデ
ィア情報の種別に対応した値となる。
【0010】通常のTV信号のときは、識別コード検出
器3からは“0”が出力されるので、NORゲート4の
出力が“1”となり、アンドゲート11は映像信号を通
過させる。映像信号はオアゲート12を通り受像回路1
3に入力され、ディスプレイ(CRT)14に表示され
る。
器3からは“0”が出力されるので、NORゲート4の
出力が“1”となり、アンドゲート11は映像信号を通
過させる。映像信号はオアゲート12を通り受像回路1
3に入力され、ディスプレイ(CRT)14に表示され
る。
【0011】契約者だけが個別に受信できるTV信号の
ときは、図3に示すように検出した識別コードでインデ
ックスされ、メモリ回路6上の対応する解読コードが読
出される。この解読コードは、マスメディア情報の種別
ごとに異なり、契約された分のみがあらかじめ格納され
ている。識別コードで指定されたマスメディア情報が契
約されていない場合は、解読コードが読出されず、デコ
ーダ9はチューナ2からの映像信号を復号化することは
できない。契約されている場合は、デコーダ9はその解
読コードに基づいて映像信号を復号化することができ
る。このとき、識別コードは“0”ではないのでアンド
ゲート10はデコーダ9で復号化された映像信号を通過
させる。この後、映像信号はオアゲート12を通り、受
像回路13に入力され、CRT14に表示される。
ときは、図3に示すように検出した識別コードでインデ
ックスされ、メモリ回路6上の対応する解読コードが読
出される。この解読コードは、マスメディア情報の種別
ごとに異なり、契約された分のみがあらかじめ格納され
ている。識別コードで指定されたマスメディア情報が契
約されていない場合は、解読コードが読出されず、デコ
ーダ9はチューナ2からの映像信号を復号化することは
できない。契約されている場合は、デコーダ9はその解
読コードに基づいて映像信号を復号化することができ
る。このとき、識別コードは“0”ではないのでアンド
ゲート10はデコーダ9で復号化された映像信号を通過
させる。この後、映像信号はオアゲート12を通り、受
像回路13に入力され、CRT14に表示される。
【0012】なお、メモリ回路6中の解読コードは書き
替えることができる。この場合、契約者はあらかじめパ
スワードを設定し、図3に示すようにメモリ回路6の0
番地に書込むとともに配信者に通知しておく。
替えることができる。この場合、契約者はあらかじめパ
スワードを設定し、図3に示すようにメモリ回路6の0
番地に書込むとともに配信者に通知しておく。
【0013】解読コードを書き替えるには配信側装置1
6から電話回線を介して、受信側の電話機7とモデム
(MODEM)8を通りメモリ書込要求を送出する。メ
モリ書込要求にともない配信側装置16から送られてく
るパスワードとメモリ回路6から読み出されたパスワー
ドとの一致をメモリ書込器5で確認する。メモリ書込器
5は一致を確認すると、配信側装置16から送られてく
る解読コードを対応する識別コードに基づいてメモリ回
路6に書込む。
6から電話回線を介して、受信側の電話機7とモデム
(MODEM)8を通りメモリ書込要求を送出する。メ
モリ書込要求にともない配信側装置16から送られてく
るパスワードとメモリ回路6から読み出されたパスワー
ドとの一致をメモリ書込器5で確認する。メモリ書込器
5は一致を確認すると、配信側装置16から送られてく
る解読コードを対応する識別コードに基づいてメモリ回
路6に書込む。
【0014】また、パスワードのメモリ回路6への書込
みは、図示していないが、テンキーやパソコン等により
行うことができる。
みは、図示していないが、テンキーやパソコン等により
行うことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下のような利点を有する。
で、以下のような利点を有する。
【0016】(1)電波を使うことにより、契約者が増
加しても配信コストは高くならない。 (2)また、多数の契約者に同時に配信できる。 (3)解読コードは、マスメディア情報の配信側が自由
に変えることができるので盗受信を防止できる。 (4)配信側装置に知らせれば、受信側でパスワードを
自由に変えることができるので、第三者にメモリを書き
換えられることはない。 (5)識別コードを変えるだけで、同じ方法で、同一受
信機で複数種別の配信サービスを受けられる。
加しても配信コストは高くならない。 (2)また、多数の契約者に同時に配信できる。 (3)解読コードは、マスメディア情報の配信側が自由
に変えることができるので盗受信を防止できる。 (4)配信側装置に知らせれば、受信側でパスワードを
自由に変えることができるので、第三者にメモリを書き
換えられることはない。 (5)識別コードを変えるだけで、同じ方法で、同一受
信機で複数種別の配信サービスを受けられる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明における1画面分のTV信号の構成を示
す図である。
す図である。
【図3】メモリ回路の記憶内容を示す図である。
1 アンテナ 2 チューナ 3 識別コード検出器 4 NORゲート 5 メモリ書込器 6 メモリ回路 7 電話機 8 モデム(MODEM) 9 デコーダ 10,11 アンドゲート 12 オアゲート 13 受像回路 14 ディスプレイ(CRT) 16 配信側装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04H 1/00 H04L 9/32 H04M 11/00 302
Claims (1)
- 【請求項1】 配信側装置と多数の受信機とからなる電
波によるマスメディア情報の個別受信方式において、前
記配信側装置は、マスメディア情報の種別ごとにあらか
じめ決められた解読コードによってのみ復号化可能なよ
うに符号化したマスメディア情報信号と当該マスメディ
ア情報の種別を表す識別コードとを含む電波を送出する
ように構成し、前記受信機は、前記識別コードをインデ
ックスとして当該識別コードが表すマスメディア情報の
種別対応の解読コードをあらかじめ記憶する記憶手段
と、前記配信側装置からの前記電波を受信する受信手段
と、この受信手段により受信した前記電波に含まれる前
記識別コードを検出する識別コード検出手段と、この識
別コード検出手段により検出された識別コードをインデ
ックスとして前記記憶手段から読出された解読コードに
基づき前記受信手段で受信した前記符号化されたマスメ
ディア情報信号を復号化する復号化手段とを有すること
を特徴とするマスメディア情報の個別受信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001864A JP2929722B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | マスメディア情報の個別受信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001864A JP2929722B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | マスメディア情報の個別受信方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04239237A JPH04239237A (ja) | 1992-08-27 |
JP2929722B2 true JP2929722B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11513416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3001864A Expired - Lifetime JP2929722B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | マスメディア情報の個別受信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2929722B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI220625B (en) | 2002-05-01 | 2004-08-21 | Nec Corp | Service data multicasting system and method therefor and security key generating system |
US8229346B2 (en) * | 2007-05-15 | 2012-07-24 | Nvidia Corporation | Method and apparatus for providing multimedia broadcasting multicasting services |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60183842A (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-19 | Toshiba Corp | 伝送方式 |
JPS60186182A (ja) * | 1984-03-06 | 1985-09-21 | Clarion Co Ltd | 有料テレビジヨンシステム |
JPH01245727A (ja) * | 1988-03-28 | 1989-09-29 | Kondeishiyonaru Akusesu Technol Kenkyusho:Kk | 有料方式デコーダ及びその初期情報設定方法 |
JP2865733B2 (ja) * | 1989-09-29 | 1999-03-08 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | スクランブル放送方式 |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP3001864A patent/JP2929722B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04239237A (ja) | 1992-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990420 |