JP2929657B2 - 自動車用座席 - Google Patents
自動車用座席Info
- Publication number
- JP2929657B2 JP2929657B2 JP8694590A JP8694590A JP2929657B2 JP 2929657 B2 JP2929657 B2 JP 2929657B2 JP 8694590 A JP8694590 A JP 8694590A JP 8694590 A JP8694590 A JP 8694590A JP 2929657 B2 JP2929657 B2 JP 2929657B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- stay
- seat
- headphone jack
- headrest stay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ヘッドホンジャックをヘッドレストに取付
けた、自動車用座席に関するものである。
けた、自動車用座席に関するものである。
（従来の技術） 現在の自動車にはラジオ受信機が搭載されているのが
普通であり、これに加えてカセットテープやコンパクト
ディスクの再生装置を備えたものも珍しくない。これら
の音響装置は、従来、リヤシート後部にスピーカを前向
きに設置した２スピーカ式、あるいはこれに前部ドアス
ピーカを加えた４スピーカ式が主流であったが、最近に
おいてはスピーカの数をさらに増やしたものも多く出現
している。ところで音楽はスピーカから大きな音で聴く
のもよいが、他の人に迷惑とならないようにヘッドホン
で聴くのも良いものである。ヘッドホンで聴く場合に
は、ヘッドホンのプラグをヘッドホンジャックに差込ん
で回路接続を行なうことになる。
普通であり、これに加えてカセットテープやコンパクト
ディスクの再生装置を備えたものも珍しくない。これら
の音響装置は、従来、リヤシート後部にスピーカを前向
きに設置した２スピーカ式、あるいはこれに前部ドアス
ピーカを加えた４スピーカ式が主流であったが、最近に
おいてはスピーカの数をさらに増やしたものも多く出現
している。ところで音楽はスピーカから大きな音で聴く
のもよいが、他の人に迷惑とならないようにヘッドホン
で聴くのも良いものである。ヘッドホンで聴く場合に
は、ヘッドホンのプラグをヘッドホンジャックに差込ん
で回路接続を行なうことになる。
（発明が解決しようとする課題） 従来はヘッドホンジャックを取付けた自動車が少な
く、また取付けたものであっても、乗員が頭部に装着す
るヘッドホンに対してヘッドホンジャックは車室内の下
部に位置していたため、ヘッドホンコードが長いものと
なり、ときとして巻き付いたりする不都合があった。本
発明はこの点に鑑みて成されたものであり、ヘッドレス
トを利用することによって、上記不都合を解決した自動
車用座席を提供することを目的とする。
く、また取付けたものであっても、乗員が頭部に装着す
るヘッドホンに対してヘッドホンジャックは車室内の下
部に位置していたため、ヘッドホンコードが長いものと
なり、ときとして巻き付いたりする不都合があった。本
発明はこの点に鑑みて成されたものであり、ヘッドレス
トを利用することによって、上記不都合を解決した自動
車用座席を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段） 本発明は、上記課題を解決するための手段として、ヘ
ッドホンジャックを備えたヘッドレストとシートが別体
に形成され、該シートに設けられた孔にヘッドレストに
備えられた金属製のヘッドレストステーを嵌挿するよう
に構成した自動車用座席において、絶縁継手により結合
したヘッドレストステーを介して、前記ヘッドホンジャ
ックの導線を、音響装置に結線されたコードに接続した
構成としたものである。
ッドホンジャックを備えたヘッドレストとシートが別体
に形成され、該シートに設けられた孔にヘッドレストに
備えられた金属製のヘッドレストステーを嵌挿するよう
に構成した自動車用座席において、絶縁継手により結合
したヘッドレストステーを介して、前記ヘッドホンジャ
ックの導線を、音響装置に結線されたコードに接続した
構成としたものである。
また、より具体的に、ヘッドホンジャックを備えたヘ
ッドレストとシートが別体に形成され、該シートに設け
られた孔にヘッドレストに備えられた金属製のヘッドレ
ストステーを嵌挿するように構成した自動車用座席にお
いて、ヘッドレストに樹脂製の水平ステーを設けてその
端部に前記ヘッドホンジャックを設け、該水平ステーの
前記ヘッドレストステーが交差する部分に凹部を形成し
て該ヘッドレストステーを嵌合させると共に、該凹部内
に前記ヘッドホンジャックに接続された導線を臨ませて
前記ヘッドレストステーに接触させ、一方、シートバッ
クフレームには、外側からヘッドレストステー保持用パ
イプ、樹脂製絶縁パイプならびに導通パイプを三層にし
たパイプ体を取付け、該パイプ体の前記導通パイプを音
響装置に結線されたコードに接続した構成としたもので
ある。
ッドレストとシートが別体に形成され、該シートに設け
られた孔にヘッドレストに備えられた金属製のヘッドレ
ストステーを嵌挿するように構成した自動車用座席にお
いて、ヘッドレストに樹脂製の水平ステーを設けてその
端部に前記ヘッドホンジャックを設け、該水平ステーの
前記ヘッドレストステーが交差する部分に凹部を形成し
て該ヘッドレストステーを嵌合させると共に、該凹部内
に前記ヘッドホンジャックに接続された導線を臨ませて
前記ヘッドレストステーに接触させ、一方、シートバッ
クフレームには、外側からヘッドレストステー保持用パ
イプ、樹脂製絶縁パイプならびに導通パイプを三層にし
たパイプ体を取付け、該パイプ体の前記導通パイプを音
響装置に結線されたコードに接続した構成としたもので
ある。
そしてさらに、ヘッドホンジャックを備えたヘッドレ
ストとシートが別体に形成され、該シートに設けられた
孔にヘッドレストに備えられた金属製のヘッドレストス
テーを嵌挿するように構成した自動車用座席において、
ヘッドレストに樹脂製の水平ステーを設けてその端部に
前記ヘッドホンジャックを設け、該水平ステーの前記ヘ
ッドレストステーが交差する部分に凹部を形成して該ヘ
ッドレストステーを嵌合させると共に、該凹部内に前記
ヘッドホンジャックに接続された導線を臨ませて前記ヘ
ッドレストステーに接触させ、一方、シートバックフレ
ームの上部に樹脂製のロック台座を設け、該ロック台座
に設けた孔にロック釦を装着し、該ロック釦の外周に設
けられ、前記ヘッドレストステーに設けられた位置決め
用の凹部に側方から係合する板体を音響装置に結線され
たコードに接続した構成としたものである。
ストとシートが別体に形成され、該シートに設けられた
孔にヘッドレストに備えられた金属製のヘッドレストス
テーを嵌挿するように構成した自動車用座席において、
ヘッドレストに樹脂製の水平ステーを設けてその端部に
前記ヘッドホンジャックを設け、該水平ステーの前記ヘ
ッドレストステーが交差する部分に凹部を形成して該ヘ
ッドレストステーを嵌合させると共に、該凹部内に前記
ヘッドホンジャックに接続された導線を臨ませて前記ヘ
ッドレストステーに接触させ、一方、シートバックフレ
ームの上部に樹脂製のロック台座を設け、該ロック台座
に設けた孔にロック釦を装着し、該ロック釦の外周に設
けられ、前記ヘッドレストステーに設けられた位置決め
用の凹部に側方から係合する板体を音響装置に結線され
たコードに接続した構成としたものである。
（作用） このように構成することによって、音響機器からの音
声電流はヘッドレストステーを通ってヘッドホンに流れ
ることになる。そしてこの場合、ヘッドホンのプラグを
差込むヘッドホン用ジャックがヘッドホン使用者の頭部
近傍にくることになるので、ヘッドホンコードが短くて
済むことになる。
声電流はヘッドレストステーを通ってヘッドホンに流れ
ることになる。そしてこの場合、ヘッドホンのプラグを
差込むヘッドホン用ジャックがヘッドホン使用者の頭部
近傍にくることになるので、ヘッドホンコードが短くて
済むことになる。
（実施例） 以下、本発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、１はヘッドレストであり、ヘッドレストス
テー２によって、シート３に対して上下動自在に支持さ
れているものである。４はシートに設けられたヘッドレ
ストステー２を挿入する孔である。ヘッドレストをシー
トに対して上下動自在に支持する構造については、実開
平１−30119号公報等を参照されたい。ヘッドレスト１
の側部にはヘッドホンジャック５が開口している。この
ヘッドホンジャック５は次に説明するような回路で音響
装置に接続される。すなわち、第２図において2a,2bは
上部中央部において２分割されたヘッドレストステーで
ある。この分割された部分の先端は相互に対向するよう
に屈折させてあり、この部分に樹脂製の絶縁継手６が装
着されて一体化している。
図において、１はヘッドレストであり、ヘッドレストス
テー２によって、シート３に対して上下動自在に支持さ
れているものである。４はシートに設けられたヘッドレ
ストステー２を挿入する孔である。ヘッドレストをシー
トに対して上下動自在に支持する構造については、実開
平１−30119号公報等を参照されたい。ヘッドレスト１
の側部にはヘッドホンジャック５が開口している。この
ヘッドホンジャック５は次に説明するような回路で音響
装置に接続される。すなわち、第２図において2a,2bは
上部中央部において２分割されたヘッドレストステーで
ある。この分割された部分の先端は相互に対向するよう
に屈折させてあり、この部分に樹脂製の絶縁継手６が装
着されて一体化している。
この構造により電気的に２分割された（構造的には一
体的）ヘッドレストステー2a,2bは、シート３に設けら
れた孔４（第１図参照）に装着されたパイプ体７に挿入
され、このパイプ体７に一端が接続され、他端が図示し
ない音響装置に接続されたコード８から音声電流を受け
るようになっている。この部分の詳細構造については後
述する。ヘッドレストステー2a,2bの絶縁継手６の下の
部分には、樹脂製の水平ステー９が凹部10の部分を係合
させてかけ渡されている。そしてこの水平ステー９の内
部に前述のヘッドホンジャック５が収納されて、端部が
外部に臨ませてある。ヘッドホンジャック５には、第３
図に示すように相互に接触しないようにした導線11が接
続されており、その端部が第４図に示すように凹部10の
内部に臨ませてある。導線11の凹部10に臨んだ部分は、
ヘッドレストステー2a,2bに接触する電極の作用をす
る。
体的）ヘッドレストステー2a,2bは、シート３に設けら
れた孔４（第１図参照）に装着されたパイプ体７に挿入
され、このパイプ体７に一端が接続され、他端が図示し
ない音響装置に接続されたコード８から音声電流を受け
るようになっている。この部分の詳細構造については後
述する。ヘッドレストステー2a,2bの絶縁継手６の下の
部分には、樹脂製の水平ステー９が凹部10の部分を係合
させてかけ渡されている。そしてこの水平ステー９の内
部に前述のヘッドホンジャック５が収納されて、端部が
外部に臨ませてある。ヘッドホンジャック５には、第３
図に示すように相互に接触しないようにした導線11が接
続されており、その端部が第４図に示すように凹部10の
内部に臨ませてある。導線11の凹部10に臨んだ部分は、
ヘッドレストステー2a,2bに接触する電極の作用をす
る。
第２図に戻って、パイプ体７の説明をする。本発明に
係るパイプ体７は、シート３のシートバックフレーム12
に溶接されたヘッドレストステー保持用パイプ13と、そ
の内側の樹脂製絶縁パイプ14、さらにその内側の導通パ
イプ15とから三層に構成されている。もっとも内側の導
通パイプ15には前述のコード８が接続されており、ヘッ
ドレストステー2a,2bを支持するとともに、ヘッドレス
トステー2a,2bを摺動自在に保持する作用をする。16は
ヘッドレスト１の高さ調節用ロックレバーであって、ヘ
ッドレストステー２（この図示例では符号2bで示す方の
もの）に設けられた位置決め用の凹部17に係合するもの
である。なお、樹脂製絶縁パイプ14の下部には、第５図
に示すようなスリット18が設けられており、内側の導通
パイプ15を挿通し易くしてある。
係るパイプ体７は、シート３のシートバックフレーム12
に溶接されたヘッドレストステー保持用パイプ13と、そ
の内側の樹脂製絶縁パイプ14、さらにその内側の導通パ
イプ15とから三層に構成されている。もっとも内側の導
通パイプ15には前述のコード８が接続されており、ヘッ
ドレストステー2a,2bを支持するとともに、ヘッドレス
トステー2a,2bを摺動自在に保持する作用をする。16は
ヘッドレスト１の高さ調節用ロックレバーであって、ヘ
ッドレストステー２（この図示例では符号2bで示す方の
もの）に設けられた位置決め用の凹部17に係合するもの
である。なお、樹脂製絶縁パイプ14の下部には、第５図
に示すようなスリット18が設けられており、内側の導通
パイプ15を挿通し易くしてある。
このように構成されたこの自動車用座席においては、
コード８（第２図参照）を音響機器（カーステレオのア
ンプ等）に接続し、ヘッドホン（図示は省略するが、頭
部装着型であるとインナイヤー型であるとを問わない）
のプラグをヘッドホンジャック５に挿入して使用する。
このようにすると、コード８からの音声電流は導通パイ
プ15、ヘッドレストステー2a,2bを通り、水平ステー９
内の導線11を通ってヘッドホンジャック５に至ることに
なる。これにより、ヘッドホンで音楽等の鑑賞を行なう
ことができる。ヘッドレストステー2a,2bは導通パイプ1
5に接しているので、ヘッドレスト１の高さを変えるこ
とは、音声電流の導通に対して、何の影響も与えない。
コード８（第２図参照）を音響機器（カーステレオのア
ンプ等）に接続し、ヘッドホン（図示は省略するが、頭
部装着型であるとインナイヤー型であるとを問わない）
のプラグをヘッドホンジャック５に挿入して使用する。
このようにすると、コード８からの音声電流は導通パイ
プ15、ヘッドレストステー2a,2bを通り、水平ステー９
内の導線11を通ってヘッドホンジャック５に至ることに
なる。これにより、ヘッドホンで音楽等の鑑賞を行なう
ことができる。ヘッドレストステー2a,2bは導通パイプ1
5に接しているので、ヘッドレスト１の高さを変えるこ
とは、音声電流の導通に対して、何の影響も与えない。
第６図および第７図に示すものは本発明の他の実施例
である。この場合のヘッドレスト（図示省略）はシート
バックフレーム12の上部に樹脂製のロック台座19を設
け、このロック台座19に設けた孔20にロック釦21を装着
し、このロック釦21の外周に取付けられてヘッドレスト
ステー2a,2bに設けられた位置決め用の凹部17に側方か
ら係合する（第７図参照）板体22にコード８を接続した
ものである。第７図に符号23で示すものはロック釦21復
帰用のスプリングである。板体22が金属板であるので、
コード８からの音声電流は板体22を通ってヘッドレスト
ステー2a,2bに流れることになる。この実施例において
も、機能において変わるところはない。
である。この場合のヘッドレスト（図示省略）はシート
バックフレーム12の上部に樹脂製のロック台座19を設
け、このロック台座19に設けた孔20にロック釦21を装着
し、このロック釦21の外周に取付けられてヘッドレスト
ステー2a,2bに設けられた位置決め用の凹部17に側方か
ら係合する（第７図参照）板体22にコード８を接続した
ものである。第７図に符号23で示すものはロック釦21復
帰用のスプリングである。板体22が金属板であるので、
コード８からの音声電流は板体22を通ってヘッドレスト
ステー2a,2bに流れることになる。この実施例において
も、機能において変わるところはない。
（発明の効果） 本発明は、以上説明したように、ヘッドホンジャック
を備えたヘッドレストとシートが別体に形成され、該シ
ートに設けられた孔にヘッドレストに備えられた金属製
のヘッドレストステーを嵌挿するように構成した自動車
用座席において、絶縁継手により結合したヘッドレスト
ステーを介して、前記ヘッドホンジャックの導線を、音
響装置に結線されたコードに接続した構成としたもので
あるから、音響機器からの音声電流はヘッドレストステ
ーを通ってヘッドホンに流れることになる。そして頭部
にもっとも近いヘッドレストにヘッドホンジャックを備
えるにもかかわらず、シートの中を通るコードを用いて
音響装置への接続が行えるため、シート外部への配線の
露出を極力抑えることができ、外観が向上する。また、
ヘッドレストをシートに対して引き出したときも引っ込
めたときも、それには無関係に音声電流が流れる。そし
てヘッドレストの位置（高さ）を適切に調整したときに
は、ヘッドホンのプラグを差込むヘッドホン用ジャック
がヘッドホン使用者の頭部近傍にくることになるので、
ヘッドホンコードが短くて済むことになる。
を備えたヘッドレストとシートが別体に形成され、該シ
ートに設けられた孔にヘッドレストに備えられた金属製
のヘッドレストステーを嵌挿するように構成した自動車
用座席において、絶縁継手により結合したヘッドレスト
ステーを介して、前記ヘッドホンジャックの導線を、音
響装置に結線されたコードに接続した構成としたもので
あるから、音響機器からの音声電流はヘッドレストステ
ーを通ってヘッドホンに流れることになる。そして頭部
にもっとも近いヘッドレストにヘッドホンジャックを備
えるにもかかわらず、シートの中を通るコードを用いて
音響装置への接続が行えるため、シート外部への配線の
露出を極力抑えることができ、外観が向上する。また、
ヘッドレストをシートに対して引き出したときも引っ込
めたときも、それには無関係に音声電流が流れる。そし
てヘッドレストの位置（高さ）を適切に調整したときに
は、ヘッドホンのプラグを差込むヘッドホン用ジャック
がヘッドホン使用者の頭部近傍にくることになるので、
ヘッドホンコードが短くて済むことになる。
また、ヘッドレストに樹脂製の水平ステーを設けてそ
の端部にヘッドホンジャックを設け、該水平ステーの前
記ヘッドレストステーが交差する部分に凹部を形成して
該ヘッドレストステーを嵌合させると共に、該凹部内に
前記ヘッドホンジャックに接続された導線を臨ませて前
記ヘッドレストステーに接触させ、一方、シートバック
フレームには、外側からヘッドレストステー保持用パイ
プ、樹脂製絶縁パイプならびに導通パイプを三層にした
パイプ体を取付け、該パイプ体の前記導通パイプを音響
装置に結線されたコードに接続した構成としたものであ
るから、上記効果に加え、音声電流が三層にしたパイプ
体のうちの導通パイプを流れることにより、金属製のシ
ートバックフレームに対して簡単に絶縁できるという効
果がある。
の端部にヘッドホンジャックを設け、該水平ステーの前
記ヘッドレストステーが交差する部分に凹部を形成して
該ヘッドレストステーを嵌合させると共に、該凹部内に
前記ヘッドホンジャックに接続された導線を臨ませて前
記ヘッドレストステーに接触させ、一方、シートバック
フレームには、外側からヘッドレストステー保持用パイ
プ、樹脂製絶縁パイプならびに導通パイプを三層にした
パイプ体を取付け、該パイプ体の前記導通パイプを音響
装置に結線されたコードに接続した構成としたものであ
るから、上記効果に加え、音声電流が三層にしたパイプ
体のうちの導通パイプを流れることにより、金属製のシ
ートバックフレームに対して簡単に絶縁できるという効
果がある。
さらにまた、ヘッドレストに樹脂製の水平ステーを設
けてその端部にヘッドホンジャックを設け、該水平ステ
ーの前記ヘッドレストステーが交差する部分に凹部を形
成して該ヘッドレストステーを嵌合させると共に、該凹
部内に前記ヘッドホンジャックに接続された導線を望ま
せて前記ヘッドレストステーに接触させ、一方、シート
バックフレームの上部に樹脂製のロック台座を設け、該
ロック台座に設けた孔にロック釦を装着し、該ロック釦
の外周に設けられ、前記ヘッドレストステーに設けられ
た位置決め用の凹部に側方から係合する板体を音響装置
に結線されたコードに接続した構成としたものであるか
ら、音声信号はロック釦によって確実に絶縁されるとい
う効果がある。
けてその端部にヘッドホンジャックを設け、該水平ステ
ーの前記ヘッドレストステーが交差する部分に凹部を形
成して該ヘッドレストステーを嵌合させると共に、該凹
部内に前記ヘッドホンジャックに接続された導線を望ま
せて前記ヘッドレストステーに接触させ、一方、シート
バックフレームの上部に樹脂製のロック台座を設け、該
ロック台座に設けた孔にロック釦を装着し、該ロック釦
の外周に設けられ、前記ヘッドレストステーに設けられ
た位置決め用の凹部に側方から係合する板体を音響装置
に結線されたコードに接続した構成としたものであるか
ら、音声信号はロック釦によって確実に絶縁されるとい
う効果がある。
第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は第１
図の縦断面図、第３図は水平ステーの斜視図、第４図は
第３図の凹部の内面を示す斜視図、第５図は樹脂製絶縁
パイプの斜視図、第６図は他の実施例の縦断面図、第７
図は第６図の横断面図である。 １……ヘッドレスト 2,2a,2b……ヘッドレストステー ３……シート ４……孔 ５……ヘッドホンジャック ６……絶縁継手 ７……パイプ体 ８……コード ９……水平ステー 10……凹部 11……導線 12……シートバックフレーム 13……ヘッドレストステー保持用パイプ 14……樹脂製絶縁パイプ 15……導通パイプ 17……凹部 19……ロック台座 20……孔 21……ロック釦 22……板体
図の縦断面図、第３図は水平ステーの斜視図、第４図は
第３図の凹部の内面を示す斜視図、第５図は樹脂製絶縁
パイプの斜視図、第６図は他の実施例の縦断面図、第７
図は第６図の横断面図である。 １……ヘッドレスト 2,2a,2b……ヘッドレストステー ３……シート ４……孔 ５……ヘッドホンジャック ６……絶縁継手 ７……パイプ体 ８……コード ９……水平ステー 10……凹部 11……導線 12……シートバックフレーム 13……ヘッドレストステー保持用パイプ 14……樹脂製絶縁パイプ 15……導通パイプ 17……凹部 19……ロック台座 20……孔 21……ロック釦 22……板体
Claims (3)
- 【請求項１】ヘッドホンジャックを備えたヘッドレスト
とシートが別体に形成され、該シートに設けられた孔に
ヘッドレストに備えられた金属製のヘッドレストステー
を嵌挿するように構成した自動車用座席において、絶縁
継手により結合したヘッドレストステーを介して、前記
ヘッドホンジャックの導線を、音響装置に結線されたコ
ードに接続したことを特徴とする自動車用座席。 - 【請求項２】ヘッドホンジャックを備えたヘッドレスト
とシートが別体に形成され、該シートに設けられた孔に
ヘッドレストに備えられた金属製のヘッドレストステー
を嵌挿するように構成した自動車用座席において、ヘッ
ドレストに樹脂製の水平ステーを設けてその端部に前記
ヘッドホンジャックを設け、該水平ステーの前記ヘッド
レストステーが交差する部分に凹部を形成して該ヘッド
レストステーを嵌合させると共に、該凹部内に前記ヘッ
ドホンジャックに接続された導線を臨ませて前記ヘッド
レストステーに接触させ、一方、シートバックフレーム
には、外側からヘッドレストステー保持用パイプ、樹脂
製絶縁パイプならびに導通パイプを三層にしたパイプ体
を取付け、該パイプ体の前記導通パイプを音響装置に結
線されたコードに接続したことを特徴とする自動車用座
席。 - 【請求項３】ヘッドホンジャックを備えたヘッドレスト
とシートが別体に形成され、該シートに設けられた孔に
ヘッドレストに備えられた金属製のヘッドレストステー
を嵌挿するように構成した自動車用座席において、ヘッ
ドレストに樹脂製の水平ステーを設けてその端部に前記
ヘッドホンジャックを設け、該水平ステーの前記ヘッド
レストステーが交差する部分に凹部を形成して該ヘッド
レストステーを嵌合させると共に、該凹部内に前記ヘッ
ドホンジャックに接続された導線を臨ませて前記ヘッド
レストステーに接触させ、一方、シートバックフレーム
の上部に樹脂製のロック台座を設け、該ロック台座に設
けた孔にロック釦を装着し、該ロック釦の外周に設けら
れ、前記ヘッドレストステーに設けられた位置決め用の
凹部に側方から係合する板体を音響装置に結線されたコ
ードに接続したことを特徴とする自動車用座席。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8694590A JP2929657B2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 自動車用座席 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8694590A JP2929657B2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 自動車用座席 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03286713A JPH03286713A (ja) | 1991-12-17 |
| JP2929657B2 true JP2929657B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=13901010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8694590A Expired - Lifetime JP2929657B2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 自動車用座席 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2929657B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998057820A1 (de) * | 1997-06-16 | 1998-12-23 | Trw Occupant Restraint Systems Gmbh & Co. Kg | Fahrzeugsitz mit verschiebbarer kopfstütze |
| FR2764850B1 (fr) * | 1997-06-18 | 1999-09-03 | Peugeot | Appui-tete amovible de siege pour vehicule automobile et siege equipe d'un tel appui-tete |
| DE19847302C1 (de) * | 1998-10-14 | 2000-05-31 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zur Signalübertragung an eine oder mehrere in einer Kopfstütze eines Fahrzeugsitzes integrierte Schaltungen |
| SE524845C2 (sv) * | 2002-12-19 | 2004-10-12 | Kongsberg Automotive Ab | Ett nackstöd för en fordonsstol samt förfarande för dess montering |
| FR2905909A3 (fr) * | 2006-09-19 | 2008-03-21 | Renault Sas | Agencement d'un dispositif d'ecoute a l'interieur d' un vehicule automobile |
| WO2008120427A1 (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | ヘッドレストへの配線構造 |
-
1990
- 1990-03-31 JP JP8694590A patent/JP2929657B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03286713A (ja) | 1991-12-17 |
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