JP2929128B2 - エチレン―α―オレフィン―非共役ジエン共重合ゴムおよびそれを用いたゴム組成物 - Google Patents

エチレン―α―オレフィン―非共役ジエン共重合ゴムおよびそれを用いたゴム組成物

Info

Publication number
JP2929128B2
JP2929128B2 JP18975990A JP18975990A JP2929128B2 JP 2929128 B2 JP2929128 B2 JP 2929128B2 JP 18975990 A JP18975990 A JP 18975990A JP 18975990 A JP18975990 A JP 18975990A JP 2929128 B2 JP2929128 B2 JP 2929128B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
rubber
olefin
ethylene
copolymer rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP18975990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0476011A (ja
Inventor
正勝 五十棲
祐二 本宮
豊 阿部
渡辺  勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
JSR Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JSR Corp filed Critical JSR Corp
Priority to JP18975990A priority Critical patent/JP2929128B2/ja
Publication of JPH0476011A publication Critical patent/JPH0476011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2929128B2 publication Critical patent/JP2929128B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車用のウェザーストリップ、各種シー
ル材、パッキンなどの耐ヘタリ性が要求されるゴム製品
を形成するのに好適なゴムに関する。
[従来の技術] エチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重合ゴム
は、耐熱性、耐オゾン性、耐候性などに優れており、自
動車用の各種ウェザーストリップ、具体的にはドアシー
ルスポンジ、トランクシールスポンジ、窓枠、グラスラ
ンなどのほか、ブレーキ関係のシール材、例えばブレー
キカップ、パッキンなどのシール部材用に広く使用され
ている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来のエチレン−α−オレフィン−非
共役ジエン共重合ゴムを用いたゴム組成物では、得られ
た上記シール部材のヘタリが大きく、長期にわたりシー
ル性能を維持していくことが難しいという問題点があっ
た。
[問題点を解決するための手段] 本発明者は、上記問題点を解決すべく鋭意研究の結
果、特定のエチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共
重合ゴムを用いることにより、ヘタリを防止することが
でき、長期にわたりシール性能を維持することができる
ことを見い出し、本発明を達成するに至った。
すなわち本発明は、下記の(a)〜(d)の条件を満
足するエチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重合
ゴムおよび該共重合ゴム100重量部に対して、充填剤を1
0〜200重量部、および軟化剤を0〜150重量部配合する
ことを特徴とするゴム組成物である。
(a)ポリマー中のエチレン含量とα−オレフィン含量
の合計量(100重量%)中のエチレン含量が50〜80重量
%、α−オレフィン含量が20〜50重量%、非共役ジエン
含量がヨウ素価で5〜40、 (b)共重合ゴムのムーニー粘度がML1+4(100℃)で60
〜300、 (c)共重合ゴムの低分子量側20重量%におけるα−オ
レフィン含量(重量%)(CαL)と高分子量側20重量
%におけるα−オレフィン含量(重量%)(CαH)の
差、CαH−CαLが2重量%以上で、かつ (d)共重合ゴムの低分子量側20重量%におけるヨウ素
価(I2NOL)と高分子量側20重量%におけるヨウ素価(I
2NOH)の差、I2NOL−I2NOHが2以上 である。
本発明のエチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共
重合ゴムの成分であるα−オレフィンとしては、炭素数
3〜20のα−オレフィンで、例えばプロピレン、1−ブ
テン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、3−
メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1
−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1
−オクタデセン、1−エイコセンなどが用いられるが、
好ましくはプロピレン、1−ブテンである。
また、非共役ジエンとしては、例えば1,4−ヘキサジ
エン、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−ノ
ルボルネン、2,5−ノルボルナジエンなどが用いられる
が、好ましくは5−エチリデン−2−ノルボルネンであ
る。
該共重合ゴムは、遷移金属化合物と有機金属化合物と
からなるチーグラー・ナッタ型触媒、例えば、VO(OR)
nX3-n(R:脂肪族炭化水素、X:ハロゲン、O<n≦3)
で表わされるバナジウム化合物とRmAlX3-m(R:脂肪族炭
化水素、X:ハロゲン、1<m<2)で表わされる有機ア
ルミニウム化合物からなる触媒、チタンと有機アルミニ
ウムなどからなる触媒を用い、重合温度20〜70℃におい
て、 1) 2基以上のリアクターにより連続重合する方法、
または 2) 2基以上の独立したリアクターにて合成されたポ
リマー溶液を混合する方法 により得られる。
該共重合ゴム重合の際のモノマー組成は、それぞれ異
なった組成比のモノマー混合物を2基以上のリアクター
に導入して、α−オレフィン含量および/またはヨウ素
価が異なる分子量に差のある共重合ゴムを重合し、生成
した共重合ゴムを単純溶液ブレンド方式により混合する
こと、あるいは多段重合方式により本発明の共重合ゴム
を好適に得ることができる。上記の方法は工業的に好適
であるが、特に限定されるものではない。
本発明のエチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共
重合ゴムのエチレン含量とα−オレフィン含量の合計量
(100重量%)中のα−オレフィン含量が50重量%を超
える場合は、ゴム組成物の機械的強度が不足する。ま
た、α−オレフィン含量が20重量%未満では、ゴム組成
物のロールへの喰い込み悪化などの加工上の問題が生じ
る。
また、非共役ジエン含量がヨウ素価で40を超えると、
耐熱性、耐候性の低下をまねき、一方、5未満では硫黄
加硫が困難となる。
共重合ゴムのムーニー粘度(ML1+4,100℃)は60〜300
である。60未満では強度が低くなり、本発明の目的であ
るヘタリの改善ができない。また、300を超えるとゴム
組成物の粘度が高くなりすぎて、ロール加工性など加工
上の問題が種々生じる。また、好ましくは100〜250であ
る。
本発明では、共重合ゴムの低分子量側20重量%におけ
るα−オレフィン含量(重量%)(CαL)と高分子量
側20重量%におけるα−オレフィン含量(重量%)(C
αH)の差、CαH−CαLが2重量%以上であること
が必要である。好ましくは5重量%以上20重量%未満で
ある。本要件を満足しないと、耐ヘタリ性が悪くなるの
は下記の理由によるものと考えられる。すなわち、高分
子量側にα−オレフィン含量が少ない場合は、エチレン
連鎖による微結晶が生成しやすく、このため高温および
特に低温のヘタリが大きくなると考えられる。
また本発明では、共重合ゴムの低分子量側20重量%に
おけるヨウ素価(I2NOL)と高分子量側20重量%におけ
るヨウ素価(I2NOH)の差、I2NOL−I2NOHが2以上であ
ることが必要である。好ましくは5以上、15未満であ
る。本要件を満足しないと、耐ヘタリ性が悪くなるのは
下記の理由によるものと考えられる。すなわち、ヘタリ
の寄与が大きいのは、分子運動性に富む低分子成分であ
る。この低分子成分に優先的にジエンを分布させ、架橋
することにより、耐ヘタリ性の改良が可能になったもの
と考えられる。
また、共重合ゴムの高分子量側20重量%のフラクショ
ンと低分子量側20重量%のフラクションは、次のように
作成してα−オレフィン含量、ヨウ素価の測定に供す
る。
(1) ポリマー5gを細かく裁断し、200mlのシクロヘ
キサンに入れ、40℃の恒温振とう水槽にて24時間振とう
し、溶解する。
(2) この溶解したポリマー溶液を攪拌しつつ、イソ
プロピルアルコール80〜100mlをゆっくり滴下し、白濁
が生じ始めたら、その滴下および攪拌を停止し、沈殿が
生ずるまで静置する。
(3) その沈殿物をシリンジで抜き取り、その容量を
確認する。その中から0.5ml採取し、そのTSCを測定し、
沈殿物中の固形分量を確認する。
(4) 固定分量が仕込みポリマー量の20重量%になる
よう、(2)、(3)の操作を繰り返し、所定量の沈殿
物を得る。
(5) 沈殿物が生じたポリマー液から、上澄液と沈殿
物を分離採取し、沈殿物をメタノール凝固後、真空乾燥
し、CαL、I2NOHの測定に供する高分子量側20重量%
のフラクションとする。
(6) 次に採取した上澄液を用い、さらに固形分量が
仕込みポリマー量の60重量%になるよう、(2)、
(3)の操作を繰り返し、所定量の沈殿物を得る。
(7) 沈殿物が生じたポリマー液から、上澄液と沈殿
物を分離採取し、残った上澄液をエバポレータで溶媒除
去し、乾燥することにより、CαL、I2NOLの測定に供
する低分子量側20重量%のフラクションとする。
また、本発明のエチレン−α−オレフィン−非共役ジ
エン共重合ゴムは、必要に応じて他のゴムや樹脂とブレ
ンドして使用することができる。他のゴムとしては、通
常のEPM、EPDM、ハロゲン化EPDM、IIR、ハロゲン化II
R、SBR、水添SBR、水添NBR、CR、液状ポリブタジエンな
どが挙げられ、樹脂としては、ポリプロピレン、低密度
および高密度ポリエチレン、ジシンジオタクチック1,2
−ポリブタジエン、ポリスチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、アイオノマー樹脂などが挙げられる。
本発明のゴム組成物に用いる充填剤としては、カーボ
ンブラック、微粉ケイ酸、炭酸カルシウム、タルク、ク
レーなどを挙げることができる。これら充填剤は、ゴム
100重量部に対して10〜200重量部用いる。10重量部未満
では、補強、増量効果が十分でなく、200重量部を超え
ると、混練り加工性、ロール加工性などの加工性に問題
が生じる。
また軟化剤としては、アロマ系、ナフテン系、パラフ
ィン系などの石油系軟化剤のほか、流動パラフィンや可
型剤を挙げることができる。これら軟化剤は、ゴム100
重量部に対して0〜150重量部用いる。150重量部を超え
て使用すると、強度が低下するほか、充填剤の分散にも
問題が生じる。
本発明のゴム組成物には、上記エチレン−α−オレフ
ィン−非共役ジエン共重合ゴム、充填剤、軟化剤のほ
か、加工助剤、吸湿剤、亜鉛華、ステアリン酸、加硫
剤、架橋剤、加硫促進剤、発泡剤、発泡助剤などの通常
使用される配合剤を適宜、必要に応じて配合することが
できる。
またゴム成分として、本発明のエチレン−α−オレフ
ィン−非共役ジエン共重合ゴムのほかに、必要に応じて
他のゴムを50重量%以下でブレンドして使用することが
できる。
他のゴムとしては、通常のEPM、EPDM、ハロゲン化EPD
M、IIR、ハロゲン化IIR、SBR、水添SBR、水添NBR、CRな
どが挙げられる。
本発明のゴム組成物を製造する方法としては、例えば
通常のゴム練り機、すなわちバンバリーミキサー、オー
プンロールなどで混練りした後、成型し、HAV、UHF、LC
M、PCMなどの連続加硫や、トランスファー成型、インジ
ェクション成型、圧縮成型により製造することができ
る。
[実 施 例] 以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する
が、本発明はその趣旨を超えない限り、実施例に制約さ
れるものではない。
実施例1 表−1の重合条件A1、B1下で個別に重合して得られた
ポリマー溶液を、固形分重量比でA/B=6/4となるように
混合した後、脱溶媒、乾燥してエチレン−α−オレフィ
ン−非共役ジエン共重合ゴム(EPDM−1)を単離回収し
た。
得られたEPDM−1について、α−オレフィン含量およ
びヨウ素価は以下の手順に従って測定した。
(1) ポリマー5gを細かく裁断し、200mlのシクロヘ
キサンに入れ、40℃の恒温振とう水槽にて24時間振とう
し、溶解した。
(2) この溶液したポリマー溶液を攪拌しつつ、イソ
プロピルアルコール80〜100mlをゆっくり滴下し、白濁
が生じ始めたら、その滴下および攪拌を停止し、沈殿が
生ずるまで静置した。
(3) その沈殿物をシリンジで抜き取り、その容量を
確認する。その中から0.5ml採取し、そのTSCを測定し、
沈殿物中の固形分量を確認した。
(4) 固定分量が仕込みポリマー量の20重量%になる
よう、(2)、(3)の操作を繰り返し、所定量の沈殿
物を得た。
(5) 沈殿物が生じたポリマー液から、上澄液と沈殿
物を分離採取し、沈殿物をメタノール凝固後、真空乾燥
し、CαL、I2NOHの測定に供する高分子量側20重量%
のフラクションとした。
(6) 次に採取した上澄液を用い、さらに固形分量が
仕込みポリマー量の60重量%になるよう、(2)、
(3)の操作を繰り返し、所定量の沈殿物を得た。
(7) 沈殿物が生じたポリマー液から、上澄液と沈殿
物を分離採取し、残った上澄液をエバポレータで溶媒除
去し、乾燥することにより、CαL、I2NOLの測定に供
する低分子量側20重量%のフラクションとした。
得られた高分子量側20重量%、低分子量側20重量%の
各フラクションのポリマーの赤外吸収スペクトルを測定
することにより、α−オレフィン含量を求めた。また、
ヨウ素価については滴定法によって求めた。
次に、得られたEPDM−1を用い、下記の方法によりス
ポンジゴムを製造し、下記の測定方法によりヘタリ他を
評価した。EPDM−1の物性値およびスポンジゴムの評価
結果を表−3に示した。
<スポンジゴムの製造方法> 表−2の配合処理(I)に示すEPDM以下、加工助剤ま
での配合剤を20バンバリーミキサーで混練りした後、
残りの配合剤を14インチロールにて添加し、70℃にてφ
75mm押出機で押出し、次いで220℃のHAVラインにて、滞
留時間約5分で連続加硫発泡を行なった。なお押出ダイ
形状は、厚さ1.5mm、幅17mmのリボンの中央上部に外径
φ15mm、内径φ12mmのチューブが一体化されたものを用
いた。
<ヘタリの評価方法> 上記方法にて得られた試験片を用い、圧縮率が試験片
の元の高さ(t0)の50%となるようにスペーサー(t2
を装着し、70℃にて70時間、または−20℃にて70時間圧
縮保持する。70時間経過後、解放し、室温にて30分間冷
却後、試験片の高さ(t1)を測定し、次式にてCS(%)
を求めた。この大、小をヘタリ評価の指標とした。
CS(%)=[(t0−t1)/(t0−t2)]×100 <TB、EB、HSの評価方法> TB(引張強さ)、EB(伸び)については、JIS K630
1、HS(硬度)については、JIS Aに準じて測定した。
実施例2 表−1の重合条件A2、B2下で個別に重合して得られた
ポリマー溶液を、固形分重量比でA/B=6/4となるように
混合した後、実施例1と同様の方法でEPDM−2を得た。
このEPDM−2を用いてスポンジゴムを製造した。EPDM−
2の物性値およびスポンジゴムの評価結果を表−3に示
した。
比較例1〜4 実施例1において、EPDM−1の替わりに、比較例1〜
3ではポリマーインデックスがほぼ同等でCαH−C
αLおびI2NOL−I2NOHの相違するEPDMを、また比較例4
ではムーニー粘度の相違するEPDMを用い、実施例1と同
様の方法でスポンジゴムを製造した。評価結果を表−3
に示した。
実施例3 表−1の重合条件A3、B3下で個別に重合して得られた
ポリマー溶液を、固形分重量比でA/B=6/4となるように
混合した後、実施例1と同様の方法でEPDM−3を得た。
次に、得られたEPDM−3を用い、表−2の配合処方(I
I)に従い、150℃×20分でプレス加硫し、加硫ゴムを得
た。EPDM−3の物性値および加硫ゴムの評価結果を表−
4に示した。
実施例4 表−1の重合条件A4、B4下で個別に重合して得られた
ポリマー溶液を、固形分重量比でA/B=6/4となるように
混合した後、実施例1と同様の方法でEPDM−4を得て、
実施例3と同様の方法で加硫ゴムを製造した。EPDM−4
の物性値および加硫ゴムの評価結果を表−4に示した。
比較例5〜7 実施例3において、EPDM−3の替わりに、比較例5で
はポリマーインデックスがほぼ同等でCαH−CαL
相違するEPDM、および比較例6ではI2NOL−I2NOHの相違
するEPDM、比較例7ではCαH−CαLおよびI2NOL−I
2NOHの相違するEPDMを用い、実施例3と同様の方法で加
硫ゴムを製造した。評価結果を表−4に示した。
[発明の効果] 上記のように、本発明の要件を備えたゴム組成物は、
耐ヘタリ性が従来のゴム組成物に比べて著しく改善され
ており、自動車用のウェザーストリップのほか、各種シ
ール材、パッキンなどの耐ヘタリ性が要求されるゴム製
品に好適に使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 勝 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本 合成ゴム株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−136825(JP,A) 特開 平3−122146(JP,A) 特開 平3−200854(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 23/02 - 23/16 C08F 210/16 - 210/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の(a)〜(d)の条件を満足するエ
    チレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重合ゴム。 (a)ポリマー中のエチレン含量とα−オレフィン含量
    の合計量(100重量%)中のエチレン含量が50〜80重量
    %、α−オレフィン含量が50〜20重量%、非共役ジエン
    含量がヨウ素価で5〜40、 (b)共重合ゴムのムーニー粘度がML1+4(100℃)で60
    〜300、 (c)共重合ゴムの低分子量側20重量%におけるα−オ
    レフィン含量(重量%)(CαL)と、高分子量側20重
    量%におけるα−オレフィン含量(重量%)(CαH
    の差(CαH−CαL)が、2重量%以上で、かつ、 (d)共重合ゴムの低分子量側20重量%におけるヨウ素
    価(I2NOL)と、高分子量側20重量%におけるヨウ素価
    (I2NOH)の差(I2NOL−I2NOH)が、2以上である。
  2. 【請求項2】請求項1記載のエチレン−α−オレフィン
    −非共役ジエン共重合ゴム100重量部に対して、充填剤
    を10〜200重量部、および軟化剤を0〜150重量部配合し
    てなることを特徴とするゴム組成物。
JP18975990A 1990-07-18 1990-07-18 エチレン―α―オレフィン―非共役ジエン共重合ゴムおよびそれを用いたゴム組成物 Expired - Lifetime JP2929128B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18975990A JP2929128B2 (ja) 1990-07-18 1990-07-18 エチレン―α―オレフィン―非共役ジエン共重合ゴムおよびそれを用いたゴム組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18975990A JP2929128B2 (ja) 1990-07-18 1990-07-18 エチレン―α―オレフィン―非共役ジエン共重合ゴムおよびそれを用いたゴム組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0476011A JPH0476011A (ja) 1992-03-10
JP2929128B2 true JP2929128B2 (ja) 1999-08-03

Family

ID=16246705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18975990A Expired - Lifetime JP2929128B2 (ja) 1990-07-18 1990-07-18 エチレン―α―オレフィン―非共役ジエン共重合ゴムおよびそれを用いたゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2929128B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5677382A (en) * 1994-12-19 1997-10-14 Japan Synthetic Rubber Co., Ltd. Ethylene-α-olefin-non-conjugated diene copolymer rubber composition
JP2002097318A (ja) * 2000-09-20 2002-04-02 Jsr Corp ウェザーストリップ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0476011A (ja) 1992-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4985502A (en) Thermoplastic elastomer
JP2886564B2 (ja) Epdmゴム及びエチレンコポリマー樹脂の熱可塑性オレフィン組成物
US5118753A (en) Olefinic thermoplastic elastomer composition
US3957919A (en) Thermoplastic elastomer composition and method for preparation
DE60108903T2 (de) Thermoplastische elastomere mit verbesserter bleibender verformung und daraus hergestellte schäume
KR100418018B1 (ko) 열가소성에라스토머(elastomer)조성물및그의제조방법
JP4972246B2 (ja) 熱可塑性加硫ゴム及びその製造方法
US20100324161A1 (en) Thermoplastic Vulcanizates and Processes for Making the Same
EP0486700B1 (en) Thermoplastic elastomer composition
JP2000256567A (ja) アクリル改質ブロモxp−50ブチルゴムのヒドロシリル化架橋による熱可塑性加硫ゴム(tpv)
JP4755808B2 (ja) 衝撃に強いポリプロピレン
WO2004020517A1 (ja) 熱可塑性エラストマーおよびその成形体
JP2929128B2 (ja) エチレン―α―オレフィン―非共役ジエン共重合ゴムおよびそれを用いたゴム組成物
JP4132072B2 (ja) グラフト化プロピレンホモ又はコポリマー及びその製法
JP3230770B2 (ja) 熱可塑性エラストマー表皮シート
US5180769A (en) Process for producing a thermoplastic elastomer composition
JPH07103274B2 (ja) オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物
KR100370961B1 (ko) 하이드로탈사이트가 결합된 열가소성 고무조성물
WO1999024506A1 (en) Partially cured thermoplastic elastomers of olefin rubber and polyolefin resin
US2462674A (en) Chemical plasticizers or softeners for butyl rubber
JPH04501433A (ja) 結晶性ポリオレフィン樹脂及びハロブチルゴム物質の動的加硫アロイ
JPS59145230A (ja) 高水膨潤性加硫ゴム製品の製造法
JPH0517640A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JP2798303B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法および熱可塑性エラストマー組成物
JPS60231747A (ja) 熱可塑性エラストマ−

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521