JP2928738B2 - グローブボックスとグリーンハウスの気密接続・分離方法 - Google Patents

グローブボックスとグリーンハウスの気密接続・分離方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グローブボックスとグ
リーンハウスとをグローブボックスのラージポートの位
置で気密接続し、その後分離する方法に関し、更に詳し
く述べると、作業者がエアーラインスーツ装備等により
ラージポートから核燃料物質を取り扱っているグローブ
ボックス内に入り、その内部機器を補修あるいは撤去・
更新できるようにする方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】核燃料物質を取り扱うグローブボックス
は、その使用目的により種々の機器を内装しているが、
経年劣化や使用目的変更などにより撤去・更新する必要
が生じる。その場合、従来方法ではグローブボックスご
と一括撤去する方法が採られてきた。即ち、グローブボ
ックス全体をグリーンハウスで囲って核燃料物質を閉じ
込めた状態とし、撤去すべき大型機器などを、所定の大
きさに切断分離あるいは分解してグリーンハウスの排出
口を通して排出する方法である。これは、グローブボッ
クスでのグローブ作業だけでは、作業範囲が限定され、
大型機器や重量物のグローブボックス内据付作業や既設
機器との取合い調整作業及び溶接作業等は不可能なため
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の一括撤
去法では、健全なグローブボックス本体や他の機器まで
撤去することになり、且つ全て新規に製作し据え付けな
ければならず、工期並びにコストが増大するばかりでな
く、放射性廃棄物発生量が多くなり、多大な負担を要す
る問題があった。
【0004】本発明の目的は、作業者がエアーラインス
ーツ装備などにより、グローブボックスとグリーンハウ
ス間を行き来できるようにすることで、グローブボック
ス内の機器単体毎の適正な補修及び撤去・更新によるグ
ローブボックス使用期間の延長、放射性廃棄物発生量の
低減、コスト削減を図り、補修・撤去・更新作業にかか
わる安全な放射線管理が可能なように、グローブボック
スとグリーンハウスを気密接続・分離する方法を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、グローブボッ
クス外にグリーンハウスを仮設し、作業者がグローブボ
ックスのラージポートを通ってグローブボックスとグリ
ーンハウス間を行き来できるように、前記ラージポート
にグリーンハウスを気密的に接続し、その後に分離する
方法である。ここでグリーンハウスは、それぞれラージ
ポート接続筒部を備えた内張テントと外張テントからな
る二重構造をなし、内張テントのラージポート接続筒部
の基端は内張テント接続バッグで塞がれ、外張テントの
ラージポート接続筒部の基端には外張テントバッグ接続
耳が設けられているものを使用する。
【0006】まず接続方法は、 グローブボックスの内側に引き込まれた既設ラージバ
ッグを有するラージポートの外壁に、内張テントと外張
テントとをそれらのラージポート接続筒部で接続固定す
る工程と、 内張テント接続バッグを前記既設ラージバッグ内にセ
ットし、既設ラージバッグをラージポートから取り外し
てグローブボックス内に取り込む工程と、 内張テント接続バッグの底部を切断して内張テントバ
ッグ接続耳としラージポート内壁に固定する工程と、 を具備している。
【0007】次に分離方法は、 内張テント内に予めラージポート密閉用バッグとバッ
グ接続治具を準備しておき、内張テントバッグ接続耳を
内張テント内に引き出し、ラージポートにバッグ接続治
具を装着する工程と、 該バッグ接続治具を支えとして内張テントバッグ接続
耳にラージポート密閉用バッグを気密的に接続する工程
と、 前記バッグ接続治具をラージポート密閉用バッグ底部
に引き込んでラージポート密閉用バッグを中間部で溶封
し、その溶封部で切断してバッグ接続治具を包んだラー
ジポート密閉用バッグを廃棄する工程と、 内張テント内面、残留しているラージポート密閉用バ
ッグ及び内張テントバッグ接続耳を除染して内張テント
を裁断・撤去する工程と、 外張テントについても内張テント同様にラージポート
密閉用バッグを使用して裁断・撤去する工程と、 ラージポートにラージバッグを取り付けて内外両ラー
ジポート密閉用バッグをグローブボックス内に取り込む
工程と、 を具備している。
【0008】
【作用】グリーンハウスは、内張テントと外張テントの
ラージポート接続筒部でグローブボックスのラージポー
トに固定され、内張テント接続バッグを利用して気密的
に接続される。この状態で、作業者はエアーラインスー
ツ装備により、グローブボックスとグリーンハウス間を
行き来できるようになり、グローブボックス内機器の修
理、撤去・更新作業が行える。内張テントと外張テント
に順次ラージポート密閉バッグを取り付け、既存のビニ
ルバッグ交換の要領で、それらラージポート密閉バッグ
上にラージバッグをセットすることでグリーンハウスを
グローブボックスから気密的に分離できる。
【0009】
【実施例】図1に示すように、グローブボックス10の
外部に、GH-1〜GH-4の4室からなるグリーンハウス12
を仮設し、作業者がグローブボックス10のラージポー
ト14を通ってグリーンハウス12とグローブボックス
10間を行き来できるように、前記ラージポート14に
グリーンハウス12を気密的に接続・分離する方法であ
る。グリーンハウス12の4室のうち、GH-1はラージポ
ート14からグリーンハウス12へのアクセスエリア及
び放射能汚染作業室とし、GH-2〜GH-4はGH-1への入退用
汚染コントロール室とする。そして放射能レベルの高い
GH-1及びGH-2は2重張りテントとし、GH-3及びGH-4につ
いては1重張りテントとする。なおグリーンハウス12
の各室間の入出口は、スライドファスナー(点線で示
す)で開閉自在に仕切ってある。
【0010】グリーンハウス12の組立構造を図2に示
す。これは2重張りテントの場合である。足場パイプに
より骨組15を組み立て、内張テント20の外側に設け
た鳩目16と外張テント22の内側に設けた鳩目16に
樹脂ロープ17を通して結合し、外張テント22の外側
の適宜箇所に設けた鳩目16に樹脂ロープ17を通して
前記骨組15に縛り付け所望のテント形状に保持する。
1重張りテントの場合も同様に、足場パイプにより骨組
を組み立て、テントの外側の適宜箇所に設けた鳩目に樹
脂ロープを通して前記骨組に縛り付け保形することにな
る。なおGH-1については、内張テント及び外張テント
は、後述するように、それぞれラージポート接続筒部を
備え、内張テントのラージポート接続筒部の基端は内張
テント接続バッグで塞がれ、外張テントのラージポート
接続筒部の基端には外張テント接続耳が設けられてい
る。
【0011】グローブボックス10のラージポート14
の部分を図3に示し、その拡大図を図4に示す。ラージ
ポート14は、グローブボックス10の本体壁面から外
向きに突出した円筒構造をなし、外周面に複数本(ここ
では3本)のOリング嵌合用の溝24を有し、その溝2
4にOリング25を嵌め込み、その外側をOリング固定
バンド26で覆い固定するようになっている。このラー
ジポート14にはラージバッグを取り付けて内外の気密
を保ち、内側は内側蓋27で覆い、外側には外側蓋28
を取り付けて、ラージバッグを保護するようになってい
る。
【0012】なおグローブボックス10及びグリーンハ
ウス12の換気については、他のグローブボックスの負
圧を安定に維持するため、該当するグローブボックス換
気系を切り、図1に示すグローブポート70に接続した
仮設排気設備72(ここではプレフィルタ73、2段の
高性能エアフィルタ74、排気機75からなる)によ
り、グローブボックス10とグリーンハウス12の換気
を行う。またグリーンハウス撤去の際に使用する同様の
仮設排気設備76をグリーンハウス12のGH-1に接続す
る。
【0013】さて、ラージポート14へのグリーンハウ
ス12の接続は、図5〜図7に示す手順で行う。図3に
示す状態で、ラージポート14の外側蓋28を取り外
し、内側蓋27を付近のグローブにて持ち上げ取り外
す。その時、ラージポート14は既設ラージバッグで塞
がれた状態となっている。まず図5に示すように、グロ
ーブボックス10の内側に引き込まれた既設ラージバッ
グ30を有するラージポート14の外壁に、内張テント
20のラージポート接続筒部32と外張テント22のラ
ージポート接続筒部34を被せるように接続する。その
時、既設ラージバッグ30は、外側の1本のバッグ固定
用Oリング25aのみで固定されているようにし、前記
の両ラージポート接続筒部32,34は中間及び内側の
2本のバッグ固定用Oリング25b,25cにより固定
する。なお、内張テント22のラージポート接続筒部3
2の基端部は内張テント接続バッグ36で塞がれてお
り、外張テント22のラージポート接続筒部34の基端
部には外張テント接続耳38が突設された状態となって
いる。
【0014】次に図6に示すように、内張テント接続バ
ッグ36を前記既設ラージバッグ30内にセットし、そ
の後、既設ラージバッグ30をバッグ固定用Oリング2
5aと共にラージポート14から取り外してグローブボ
ックス10内に取り込む。そして図7に示すように、内
張テント接続バッグの底部を切断して内張テント接続耳
40とし、片面粘着テープ42によりラージポート14
の内壁に固定する。なお、グリーンハウス12のラージ
ポート14への接続に先立ち、予めラージポート14上
に準備したOリング1本をラージポート接続筒部32,
34上に移動してバッグ固定用Oリングを3本とし、こ
れをOリング固定バンド26により固定する。これによ
って、グリーンハウス12とグローブボックス10とは
気密的に接続されたことになる。
【0015】この状態では、作業者はエアーラインスー
ツ装備によってグリーンハウス12とグローブボックス
10との間を自由に行き来できる。ラージポート14を
通るグローブボックス10への入退は、図8のAあるい
はBに示すように行う。図8のAでは、グローブボック
ス10側及びグリーンハウス12側にそれぞれ踏台44
を設けておいて、作業者46が入る時(IN)は、まず
一方の足から入り、次に体と頭を入れ、最後に他方の足
を入れる。出る時(OUT)は、その逆の動作をする。
図8のBではグリーンハウス側に手摺り付の踏台45を
設けておき、入る時(IN)は、まず一方の足から入
り、手摺りで体を支えて他方の足を入れ、最後に体と頭
を入れる。出る時(OUT)は、その逆の動作をする。
【0016】グローブボックス10内では、図9に示す
ように、エアラインスーツ装備の作業者46が、ミニホ
イスト47、チェーンブロック48a、吊り架台48
b、トロリ49などを用いて、機器の修理や解体撤去、
新規機器の搬入等の必要な作業を行う。図9はグローブ
ボックス内の内部機器の撤去・更新作業を模式的に示し
ている。
【0017】このような撤去・更新作業が終了したなら
ば、グローブボックス10からグリーンハウス12を気
密的に分離する。その様子を図10〜図14に示す。ま
ず、内張テント20内に予めラージポート密閉用バッグ
50とバッグ接続治具52とを準備しておく。内張テン
トバッグ接続耳40を内張テント20内に引き出し、内
側にバッグ接続治具52をセットする。バッグ接続治具
52は、ラージポート内壁に嵌合する小径部とラージポ
ート外壁にほぼ一致した外径部を有する段付き円筒構造
であり、アルミニウム板や塩化ビニル板などの軽量材か
らなる。このバッグ接続治具52を用いて、内張テント
バッグ接続耳40の外側にラージポート密閉用バッグ5
0を接続し、両面粘着テープ54及び片面粘着テープ5
5により密閉シールする。
【0018】次に図11に示すように、バッグ接続治具
52をラージポート密閉バッグ50の底部へ移動し、シ
ーラにより3箇所溶封(溶封部を符号Sで示す)し、そ
の中央部で切断する(切断位置を符Tで示す)。シーラ
による溶封は、金属電極間に2枚以上の塩化ビニルシー
トを挾み、電極間に高周波を発生させ、これにより塩化
ビニルシートを溶かし、且つ電極を圧着させて塩化ビニ
ルシートを電極面上にて溶着する。そしてバッグ接続治
具を包んだラージポート密閉用バッグを廃棄する(図1
2参照)。また内張テント20の内面、残留しているラ
ージポート密閉用バッグ50及び内張テントバッグ接続
耳40の外面を除染し、ペイント固定する。ペイント固
定とは、物体表面に付着した汚染物に水性ペイントをス
プレーして、固化したペイント下に汚染物を密封固定す
る方法をいう。その後、これらの表面にルーズな放射能
汚染が無いことを確認し、内張テント20を裁断・撤去
する。
【0019】図13に示すように、ラージポート14内
にラージポート密閉用バッグ50を収納する。そして、
外張テントについても外張テント接続耳38にラージポ
ート密閉用バッグ56を両面粘着テープ58及び片面粘
着テープ59で接続し、ラージポート14内に収納す
る。外張テント内に汚染の無いことを確認した後、外張
テントは裁断・撤去する。以上の工程は、前述した内張
テントと同様の工程で行うことになる。
【0020】内外両ラージポート密閉用バッグ50,5
6は、外側のバッグ固定用Oリング25aのみで固定さ
れる状態とし、その上に新しいラージバッグ60を被
せ、中間及び内側のバッグ固定用Oリング25b,25
cで固定する(図14参照)。そして内外両ラージポー
ト密閉用バッグ50,56を、バッグ固定用Oリング2
5aと共にグローブボックス10内に取り込む。なお、
グリーンハウス12のラージポート14への分離に先立
ち、予めラージポート14上に準備したOリング1本を
ラージバッグ60上に移動してバッグ固定用Oリングを
3本とし、これをOリング固定バンドにより固定する。
これによって、グローブボックス10はグリーンハウス
12から汚染拡散が生じないように切り離されたことに
なる。ラージポート14の内側に内側蓋を取り付け、外
側には外側蓋を取り付けると、元の状態に戻る。
【0021】グローブボックス内の内部機器の撤去・更
新にかかわる従来方法(一括撤去法)と本発明方法とを
比較(試算)したところ、次のような結果が得られた。
まず本発明方法によれば、可燃性放射性廃棄物発生量は
従来方法の約50%に、難燃性放射性廃棄物発生量は従
来方法の約45%に、不燃性放射性廃棄物発生量は従来
方法の約15%に、それぞれ大幅に減容できる。また撤
去及び据付の工期(日数)は、本発明方法によれば従来
方法の約半分の期間に短縮できる。更に撤去費、据付
費、製作費の合計を比較すると、本発明方法では、従来
方法(全ての機器を新規製作した場合)の約1/4以下
の費用で済み、大幅なコストダウンが可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、グローブボックスを一
括撤去することなく、その内部の大型機器等を撤去・更
新できるため、グローブボックス使用期間の延長を図る
ことができ、撤去・更新にかかわる工期やコスト、放射
性廃棄物発生量を大幅に削減できる。またグローブ作業
のみでは、作業範囲が限定され、不可能であった大型機
器の補修や、溶接作業も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】グローブボックスとグリーンハウスとの接続状
態の概略図。
【図2】グリーンハウスの構造説明図。
【図3】ラージポートの断面図。
【図4】その部分拡大図。
【図5】グローブボックスにグリーンハウスを接続する
工程を示す説明図。
【図6】グローブボックスにグリーンハウスを接続する
工程を示す説明図。
【図7】グローブボックスにグリーンハウスを接続する
工程を示す説明図。
【図8】ラージポート入退出方法を示す説明図。
【図9】グローブボックス内での作業状況を示す説明
図。
【図10】グローブボックスからグリーンハウスを分離
する工程を示す説明図。
【図11】グローブボックスからグリーンハウスを分離
する工程を示す説明図。
【図12】グローブボックスからグリーンハウスを分離
する工程を示す説明図。
【図13】グローブボックスからグリーンハウスを分離
する工程を示す説明図。
【図14】グローブボックスからグリーンハウスを分離
する工程を示す説明図。
【符号の説明】 10 グローブボックス 12 グリーンハウス 14 ラージポート 20 内張テント 22 外張テント 30 既設ラージバッグ 32,34 ラージポート接続筒部 36 内張テント接続バッグ 38 外張テントバッグ接続耳 40 内張テントバッグ接続耳 50,56 ラージポート密閉用バッグ 52 バッグ接続治具 60 ラージバッグ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グローブボックス外にグリーンハウスを
    仮設し、作業者がグローブボックスのラージポートを通
    ってグローブボックスとグリーンハウス間を行き来でき
    るように、前記ラージポートにグリーンハウスを気密的
    に接続し、その後に分離する方法であって、グリーンハ
    ウスは、それぞれラージポート接続筒部を備えた内張テ
    ントと外張テントからなる二重構造をなし、内張テント
    のラージポート接続筒部の基端は内張テント接続バッグ
    で塞がれ、外張テントのラージポート接続筒部の基端に
    は外張テントバッグ接続耳が設けられており、接続方法
    は、 グローブボックスの内側に引き込まれた既設ラージバ
    ッグを有するラージポートの外壁に、内張テントと外張
    テントとをそれらのラージポート接続筒部で接続固定す
    る工程と、 内張テント接続バッグを前記既設ラージバッグ内にセ
    ットし、既設ラージバッグをラージポートから取り外し
    てグローブボックス内に取り込む工程と、 内張テント接続バッグの底部を切断して内張テントバ
    ッグ接続耳としラージポート内壁に固定する工程とを具
    備し、分離方法は、 内張テント内に予めラージポート密閉用バッグとバッ
    グ接続治具を準備しておき、内張テントバッグ接続耳を
    内張テント内に引き出し、ラージポートにバッグ接続治
    具を装着する工程と、 該バッグ接続治具を支えとして内張テントバッグ接続
    耳にラージポート密閉用バッグを気密的に接続する工程
    と、 前記バッグ接続治具をラージポート密閉用バッグ底部
    に引き込んでラージポート密閉用バッグを中間部で溶封
    し、その溶封部で切断してバッグ接続治具を包んだラー
    ジポート密閉用バッグを廃棄する工程と、 内張テント内面、残留しているラージポート密閉用バ
    ッグ及び内張テントバッグ接続耳を除染して内張テント
    を裁断・撤去する工程と、 外張テントについても内張テント同様にラージポート
    密閉用バッグを使用して裁断・撤去する工程と、 ラージポートにラージバッグを取り付けて内外両ラー
    ジポート密閉用バッグをグローブボックス内に取り込む
    工程と、 を具備していることを特徴とするグローブボックスとグ
    リーンハウスの気密的接続及び分離方法。
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