JP2928716B2 - Acアウトレット付電気機器 - Google Patents

Acアウトレット付電気機器

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JP2928716B2
JP2928716B2 JP5352178A JP35217893A JP2928716B2 JP 2928716 B2 JP2928716 B2 JP 2928716B2 JP 5352178 A JP5352178 A JP 5352178A JP 35217893 A JP35217893 A JP 35217893A JP 2928716 B2 JP2928716 B2 JP 2928716B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はACアウトレット付電気
機器に係り、とくに少なくとも1系統のACアウトレッ
トを有するACアウトレット付電気機器であって、該A
Cアウトレット付電気機器のコントロール信号端子に接
続されたコントロールラインを介して、コントロール機
能を有する装置から入力するコントロール信号により電
源のオン/オフを含む所定の動作を行うACアウトレッ
ト付電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、AM放送とFM放送を受信して
音声信号を出力するチューナ装置には、電気的に時刻の
計時と表示を行うタイマを有するものがある。このタイ
マはバックアップ電源からの給電を受けて作動するの
で、電源SWをオフしても構わないが、AC電源コード
をコンセントから外すと、バックアップ電源が落ち、タ
イマが作動しなくなる。従って、AC電源コードはコン
セントから抜かず、常時AC電源をAC電源コードへ供
給させる必要がある。また、チューナ装置だけでは音楽
を聞けないので、別途、アンプ装置を用意し、チューナ
装置の音声信号をアンプ装置に入力する必要があるが、
アンプ装置もAC電源コードをコンセントに接続しよう
とすると、コンセントが足らなかったり、電源コードの
引き回しで乱雑になったりする。このため、チューナ装
置からアンプ装置のAC電源を取れるように、チューナ
装置の背面パネルにACアウトレットが設けられてい
る。
【0003】ところで、近年、ユーザがチューナ装置や
アンプ装置を個々に操作する手間を省くため、例えばア
ンプ装置で集中的に全オーディオシステムのコントロー
ルをできるようにしたシステムオーディオが普及しつつ
ある。このようなシステムオーディオ対応のチューナ装
置とアンプ装置であれば、コントロールラインで互いを
接続しておくことで、アンプ装置に対して直接またはリ
モコン操作するだけでチューナ装置での受信周波数を変
えたり、チューナ装置の電源をオン/オフしたりするこ
とができ、非常に便利である。この場合、チューナ装置
からアンプ装置用のAC電源を取るには、チューナ装置
の電源がオフしてもアンプ装置のコントロール機能が維
持されるようにACアウトレットのAC電源が落ちない
非連動型(UNSWITCHED) とする必要がある。
【0004】一方、システムオーディオ対応のチューナ
装置であっても、ユーザの好みによりシステムオーディ
オ非対応のアンプ装置と組み合わされることがあり、こ
の場合、チューナ装置からアンプ装置用のAC電源を取
るには、チューナ装置の電源をオフすればアンプ装置も
連動して電源がオフする連動型(SWITCHED) としておい
た方が都合が良い。よって、図6に示す如く、従来のシ
ステムオーディオ対応のタイマ付チューナ装置50は、
非連動型と連動型の2種類のACアウトレット51、5
2を設けておき、システムオーディオ対応のアンプ装置
53はACアウトレット51からAC電源を取ることが
でき(図6(1)参照)、システムオーディオ非対応の
アンプ装置54はACアウトレット52からAC電源を
取ることができるようにしてある(図6(2)参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、チュー
ナ装置の背面パネルに連動型と非連動型の2種類のAC
アウトレットを設けても、例えば、チューナ装置からA
C電源を取りたい装置が全て非連動型を要求するとき、
連動型のACアウトレットは全く無用な装備となってし
まい、非連動型のACアウトレットが足りなければ、コ
ンセントからAC電源を取るしかないという問題があっ
た。この発明は、上記した従来技術の問題に鑑み、AC
アウトレットに柔軟性を持たせてユーザが有効活用でき
るようにしたACアウトレット付電気機器を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
系統のACアウトレットを有するACアウトレット付電
気機器であって、操作部での操作に従い電源のオン/オ
フを含む所定の動作を行うとともに、当該ACアウトレ
ット付電気機器のコントロール信号端子に接続されたコ
ントロールラインを介して、コントロール機能を有する
機器から入力するコントロール信号により電源のオン/
オフを含む所定の動作を行うACアウトレット付電気機
器において、少なくとも1系統のACアウトレットを、
電源のオン/オフに連動する連動型の状態と、電源のオ
ン/オフに連動しない非連動型の状態に切り換え可能に
構成したこと、を特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、ACアウトレットとして非連
動型を要求するコントロール機能付の装置と、連動型が
望ましい装置のいずれも1つのACアウトレットで対応
可能となり、ユーザはACアウトレット付電気機器に設
けられたACアウトレットを有効活用できるので、予
め、連動型や非連動型のACアウトレットを多数設けて
おく必要がなくなり、他の有用な部品への置き換えや装
置の小型化を図ることができる。
【0008】また、他の発明によれば、コントロール信
号端子にコントロール機能を有する機器が接続されてい
るか否か判別し、判別結果に基づき、連動型の状態と非
連動型の状態に切り換え可能な系統のACアウトレット
に対する切り換え制御を行い、コントロール信号端子に
コントロール機能を有する機器が接続されているときは
非連動型の状態とし、コントロール機能を有する機器が
接続されていないときは連動型の状態とさせる。これに
より、連動型と非連動型の状態に切り換え可能な系統の
ACアウトレットを、AC電源を取り出そうとする機器
の種類に適した型に自動的に切り換えさせることができ
るので、ユーザが機器の種類を意識してAC電源コード
をどの型のACアウトレットに接続したら良いか検討し
なくて済み、セッティング作業が非常に簡単になる。
【0009】また、切り換え制御部は、AC電源コード
のAC電源の立ち上がり時、または、AC電源コードの
AC電源が立ち上がったあとの最初の電源オン操作時、
切り換え制御を行う。これにより、予め、ACアウトレ
ットを有するACアウトレット付電気機器と該ACアウ
トレット付電気機器からAC電源を取り出す機器を接続
した状態で、当該ACアウトレット付電気機器のAC電
源コードをコンセントに差し込むか、当該AC電源コー
ドを差し込んだ後、当該ACアウトレット付電気機器の
電源をオンすれば、運用当初より正確な動作をさせるこ
とができる。また、切り換え制御部は、ユーザによる切
り換え指示操作があった時に、切り換え制御を行う。こ
れにより、任意の時点でACアウトレットを、連動型と
非連動型の内、該ACアウトレットに接続された機器に
適した型に切り換えさせることができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るオーディオシ
ステムの構成図である。1はシステムオーディオ対応の
チューナ装置であり、2はコンセントからAC電源を取
るAC電源コード、3は後述するコントローラにより開
閉制御される電源開閉リレーであり、ここでは復帰状態
では開となるものとする。5は連動型と非連動型のいず
れにも切り換わる万能型のACアウトレット、6はコン
トローラの制御を受けてACアウトレット5を非連動型
の状態(aポジション)と連動型の状態(bポジショ
ン)に切り換える切り換えリレーであり、ここでは復帰
状態では連動型(b側)に切り換わるものとする。7は
電源開閉リレーの後段に設けられたトランス、8は該ト
ランスの出力側に設けられて直流のメイン電源電圧(安
定化電圧)を発生する電源回路、9は電源開閉リレーの
前段に設けられたトランス、10は該トランスの出力側
に設けられて直流のバックアップ電源電圧(安定化電
圧)を発生する電源回路、11は電気的に時刻を計時す
るタイマ、12は時刻を表示する表示部であり、タイマ
とともにバックアップ電源の給電を受け、AC電源コー
ド2がコンセントに接続されている限り、正常動作す
る。
【0011】13はAM放送とFM放送を受信してオー
ディオ信号を出力するチューナ回路、14は電源のオン
/オフ、AM/FM切り換えを含む選局操作、時刻合わ
せ操作等を行う操作部、15は後述するシステムオーデ
ィオ対応のアンプ装置との間でコントロール信号を授受
するための通信インターフェース(以下、「通信I/
F」という)、16は操作部での操作内容や通信I/F
を介して授受したコントロール信号に従いチューナ装置
の全体的な制御を行うマイコン構成のコントローラであ
り、電源開閉リレーの開閉、切り換えリレーの切り換
え、タイマに対する時刻のセット、チューナ回路に対す
る受信周波数の可変やAM/FM切り換え等を行う。チ
ューナ回路13はメイン電源の給電を受け、操作部1
4、通信I/F15、コントローラ16はバックアップ
電源の給電を受ける。チューナ回路13の出力側はオー
ディオ出力用の端子A-OUT と接続されており、通信I/
F15はコントロール信号入出力用の端子C-IOと接続さ
れている。コントローラ16はバックアップ電源が立ち
上がったとき、操作部14での最初の電源オン操作に基
づき、電源開閉リレーを閉としメイン電源を立ち上げた
あと、アンプ装置に行った応答要求に対して応答があっ
た場合、端子C-IOにコントロール機能を有する装置が接
続されていると判別し、切り換えリレーを非連動型状態
に切り換え、逆に、応答要求に対する応答がなかった場
合、端子C-IOへの接続が無いと判断し、切り換えリレー
を連動型状態に切り換える。
【0012】20はシステムオーディオ対応のアンプ装
置であり、21はプラグ、22はAC電源コード、23
は後述するコントローラにより開閉制御がされる電源開
閉リレーであり、ここでは復帰状態では開となるものと
する。24は電源開閉リレーの後段に設けられたトラン
ス、25は該トランスの出力側に設けられて直流のメイ
ン電源電圧を発生する電源回路、26は電源開閉リレー
の前段に設けられたトランス、27は該トランスの出力
側に設けられて直流のバックアップ電源電圧(安定化電
圧)を発生する電源回路、28はオーディオ信号に対し
音量調整を行うボリューム、29はオーディオ信号の電
力増幅を行う電力増幅回路、30は電源のオン/オフ、
音量調整等を行う操作部、31はチューナ装置1との間
でコントロール信号を授受するための通信I/F、32
はアンプ装置とチューナ装置に対する各種リモコン操作
を行う手元操作器、33は手元操作器から発せられた光
リモコン信号を受光し、電気信号に変換する受光部、3
4は受光部出力よりリモコン信号を復調するリモコン受
信部、35は操作部での操作内容、手元操作器から受信
したリモコン信号に従いアンプ装置の全体的な制御を行
うマイコン構成のコントローラであり、電源開閉リレー
の開閉、ボリュームに対する音量調整、通信I/Fを介
してのチューナ装置1へのコントロール信号の送出等を
行う。ボリューム28と電力増幅回路29はメイン電源
の給電を受け、操作部30、通信I/F31、受光部3
3、リモコン受信部34、コントローラ35はバックア
ップ電源の給電を受ける。ボリューム28の入力側はオ
ーディオ入力用の端子A-INと接続されており、通信I/
F31はコントロール信号入出力用の端子C-IO´と接続
されている。電力増幅回路29の出力はスピーカ出力用
の端子SP-OUTと接続されている。
【0013】次に本実施例の動作を図2〜図5の流れ図
を参照して説明する。図2と図3はチューナ装置1のコ
ントローラ16の動作を示し、図4と図5はアンプ装置
20のコントローラ35の動作を示す。チューナ装置1
にシステムオーディオ対応のアンプ装置20を組み合わ
せる場合、予め、オーディオ信号ライン40で端子A-OU
T とA-IN間を接続し、コントロール信号ライン41で端
子C-IOとC-IO´を接続し、プラグ21を万能型のACア
ウトレット5に差し込んでおく。また、端子SP-OUTにス
ピーカを接続しておく。この状態で、チューナ装置1の
AC電源コード2をコンセントに差し込み、AC電源を
AC電源コード2に供給すると、、チューナ装置1のバ
ックアップ電源が立ち上がり、この際、タイマ11は表
示部12に「00:00」を点滅表示させ、時刻計時が
停止していることを示す。バックアップ電源の立ち上が
り後、コントローラ16は操作部14でチューナ装置に
対する電源オン操作がされるのを待ち(図2のステップ
101)、電源オン操作されると電源開閉リレー3を制
御して閉状態とし、メイン電源をチューナ回路13に供
給させる(ステップ102)。切り換えリレー6が予め
b側に復帰していることから、電源開閉リレー3の閉
で、アンプ装置20のAC電源コード22にAC電源が
供給され、バックアップ電源が立ち上がる。
【0014】コントローラ16はバックアップ電源立ち
上がり後、操作部14で最初の電源オン操作がされた
時、通信I/F15を介してアンプ装置20に所定の応
答要求信号を出力する(ステップ103)。通信I/F
31を介して応答要求信号を入力したコントローラ35
は所定の応答信号を返信する(図4のステップ301、
302)。応答信号の返信があると、コントローラ16
は端子C-IOにチューナ装置1に対するコントロール機能
を有する装置が接続されていると判別し、切り換えリレ
ー6をa側に切り換え、ACアウトレット5を非連動型
の状態とする(ステップ104、105)。これによ
り、その後のチューナ装置1での電源のオン/オフに関
わらず、常にアンプ装置20にAC電源が供給されるの
で、アンプ装置20は運用当初より正常に作動可能とな
る。
【0015】このあと、コントローラ16はチューナ回
路13を制御して、例えば、AMの或る受信周波数に同
調させ、オーディオ信号を出力させる(ステップ10
6)。そして、現在受信中の放送形式、受信周波数を図
示しないRAM(バックアップ電源が給電されている)
にラストデータとして記憶する(ステップ107)。操
作部14で選局操作がされればチューナ回路13を制御
して、受信状態を変更させるとともにラストデータを書
き換え(ステップ108、109、107)、時刻合わ
せ操作がされれば、タイマ11に時刻設定する(ステッ
プ110、111)。タイマ11は設定時刻より計時を
開始し、表示部12に時刻表示させる。チューナ装置1
に対する操作は手元操作器32でも行うことができ、例
えば、リモコン選局操作をすると、対応する光リモコン
信号が手元操作器32から発射し、アンプ装置20の受
光部33で受光される。そして、リモコン受信部34で
復調されてコントローラ35に入力される。コントロー
ラ35はリモコン信号がチューナ装置1に関するもので
あるとき、当該リモコン信号に対応するコントロール信
号を通信I/F31を介してチューナ装置1へ送出する
(図4のステップ304、305)。コントロール信号
を受けたチューナ装置1のコントローラ16は操作部1
4で選局操作されたのと同様に、チューナ回路13を制
御し、受信状態を変更させる(ステップ108、10
9)。
【0016】スピーカから音響出力させたいとき、操作
部30で電源オン操作をするか、または手元操作器32
でアンプ装置20に対する電源オン操作を行う。する
と、コントローラ35は電源開閉リレー23を閉じて、
メイン電源を電力増幅回路29とボリューム28に供給
させ(ステップ303、306)、このとき、ボリュー
ム28を制御して、図示しないROMに記憶された標準
音量データに基づき標準音量に設定させる(ステップ3
07)。そして、現在の音量を図示しないRAM(バッ
クアップ電源が給電されている)にラストデータとして
記憶する(ステップ308)。この結果、チューナ装置
1で受信した放送がスピーカより出力される。操作部3
0で音量可変操作がされるかまたは手元操作器32で音
量可変操作がされれば、コントローラ35はボリューム
28を制御して音量を変化させるとともにラストデータ
を書き換える(ステップ309、310、308)。
【0017】チューナ装置1、アンプ装置20の電源オ
フ操作は操作部14、操作部30、手元操作器32のい
ずれでも行える。例えば、手元操作器32でチューナ装
置1に対するリモコン電源オフ操作を行うと、リモコン
信号を入力したコントローラ35が該リモコン信号に対
応するコントロール信号をチューナ装置1へ送出し(ス
テップ312、313)、該コントロール信号に基づき
コントローラ16は電源開閉リレー3を開き、メイン電
源を落とす(図3のステップ201、202)。この
際、切り換えリレー6はa側に切り換えたままとし、ア
ンプ装置20へのAC電源の給電が停止しないようにす
る。チューナ装置1ではメイン電源が落ちたあともバッ
クアップ電源の給電が続くので、タイマ11は計時動作
を続行し、表示部12は時刻を表示し続ける。また、ラ
ストデータを記憶したRAMにバックアップ電源が給電
されることから、当該ラストデータは保存され、次に電
源オン操作がされたとき、前回、電源オフ直前の受信状
態の再現に使用できる(ステップ203〜205)。ま
た、アンプ装置20へのAC電源の給電が続行されるこ
とから、仮に、アンプ装置20が入力ソース切り換え機
能を有するとき、他のソースからのオーディオ信号を電
力増幅してスピーカ出力させることができる。
【0018】このあと、操作部30で電源オフ操作をす
るかまたは手元操作器32でアンプ装置20に対する電
源オフ操作を行うと、コントローラ35は電源開閉リレ
ー23を開き、メイン電源を落とす(ステップ311、
図5のステップ401)。この際、メイン電源が落ちた
あともバックアップ電源の給電が続くので、RAMに記
憶されたラストデータは保存され、次に電源オン操作が
されたとき、前回、電源オフ直前の音量の再現に使用で
きる(ステップ402〜404)。
【0019】なお、チューナ装置1とシステムオーディ
オ対応でないアンプ装置を組み合わせ、該アンプ装置の
AC電源をチューナ装置1から取る場合も、万能型のA
Cアウトレット5に接続すれば良い。この場合、コント
ローラ16が図2のステップ103で応答要求したと
き、返信がないので、端子C-IOにコントロール機能付の
装置が接続されていないと判別し、切り換えリレー6を
b側に切り換えたままとし、ACアウトレット5を連動
型の状態とする(ステップ104でNOの判断)。以
降、コントローラ16は操作部14の操作だけに応じた
処理を行う。ACアウトレット5が連動型の状態であれ
ば、チューナ装置1の電源をオフさせたとき、アンプ装
置も連動してAC電源が落ち、個別に電源をオフする手
間が省ける。
【0020】この実施例によれば、1つのACアウトレ
ット5で非連動型を要求する装置と連動型が望ましい装
置のいずれにもAC電源を供給でき、予め、連動型や非
連動型のACアウトレットを多数設けておく必要がな
く、他の有用な部品への置き換えや装置の小型化を図る
ことができる。また、C-IO端子にコントロール機能を有
する装置が接続されているか否か判別し、判別結果に基
づき、ACアウトレット5を非連動型と連動型に切り換
えるので、AC電源を取り出そうとする装置の種類に適
した型に自動的に切り換えさせることができ、ユーザが
装置の種類を意識してAC電源コードをどの型のACア
ウトレットに接続したら良いか検討しなくて済み、セッ
ティング作業が非常に簡単になる。また、コントローラ
16は、AC電源コード2のAC電源が立ち上がったあ
との最初の電源オン操作時に、ACアウトレット5の切
り換え制御を行うので、予め、チューナ装置1とアンプ
装置20を接続した状態で、チューナ装置1のAC電源
コード2をコンセントに差し込んだ後、チューナ装置1
の電源をオンすれば、運用当初より正確な動作をさせる
ことができる。
【0021】なお、上記した実施例では、アンプ装置2
0から応答要求に対する返信の有無により端子C-IOにコ
ントロール機能を有する装置が接続されているか否か判
別するようにしたが、端子C-IOにコントロール信号ライ
ン41が接続されているか否かをスイッチ機構で機械的
に判別するようにしても良い。また、コントローラ16
はバックアップ電源が立ち上がったあと、操作部14で
最初の電源オン操作がされたときに応答要求を発し、確
認が取れたか否かにより切り換えリレー6を切り換える
ようにしたが、操作部14に切り換え指示キーを設け、
切り換え指示キーが押圧されたとき、コントローラ16
は端子C-IOにコントロール機能を有する装置が接続され
ているか否か判別し、判別結果に基づき切り換えリレー
6の切り換え制御を行うようにして、任意の時点で切り
換え可能としても良い。そして、アンプ装置20は、バ
ックアップ電源の立ち上がり後一定時間の間だけ応答要
求を受け付けるのでなく、割り込み処理で任意に時点で
受付可能とし、応答要求があったとき、所定の応答信号
を返信するようにしても良い。
【0022】また、切り換えリレー6は復帰時、a側に
復帰するようにしても良く、更に、コントローラ16は
AC電源コード2にAC電源が加わった時(バックアッ
プ電源が立ち上がったとき)、直ぐに端子C-IOにコント
ロール機能を有する装置が接続されているか否か判別
し、判別結果に基づき、切り換えリレー6の切り換えを
行うようにしても良い。また、電源回路10に大容量の
コンデンサを設けてあるときは、AC電源コード2のA
C電源が一旦、落ちたあともバックアップ電源の給電が
続くが、この状態で、AC電源コード2に再びAC電源
が加わったとき(AC電源の立ち上がりと立ち下がりを
検知する検知回路を附加し、コントローラ16で監視す
るようにしておく)、再度、端子C-IOにコントロール機
能を有する装置が接続されているか否か判別し、判別結
果に基づき、切り換えリレー6の切り換えを行うように
しても良い。また、切り換えリレー6を切り換えスイッ
チに置き換え、ACアウトレット5の非連動型と連動型
の切り換えをマニュアル操作で行えるようにしても良
い。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも1系統のA
Cアウトレットを、電源のオン/オフに連動する連動型
の状態と、電源のオン/オフに連動しない非連動型の状
態に切り換え可能に構成したことにより、ACアウトレ
ットとして非連動型を要求するコントロール機能付の機
器と、連動型が望ましい機器のいずれも1つのACアウ
トレットで対応可能となり、ユーザはACアウトレット
付電気機器に設けられたACアウトレットを有効活用で
きるので、予め、連動型や非連動型のACアウトレット
を多数設けておく必要がなくなり、他の有用な部品への
置き換えや装置の小型化を図ることができる。
【0024】また、他の発明によれば、コントロール信
号端子にコントロール機能を有する機器が接続されてい
るか否か判別し、判別結果に基づき、連動型の状態と非
連動型の状態に切り換え可能な系統のACアウトレット
に対する切り換え制御を行い、コントロール信号端子に
コントロール機能を有する機器が接続されているときは
非連動型の状態とし、コントロール機能を有する機器が
接続されていないときは連動型の状態とさせるようにし
たので、連動型と非連動型の状態に切り換え可能な系統
のACアウトレットを、AC電源を取り出そうとする機
器の種類に適した型に自動的に切り換えさせることがで
き、ユーザが機器の種類を意識してAC電源コードをど
の型のACアウトレットに接続したら良いか検討しなく
て済み、セッティング作業が非常に簡単になる。
【0025】また、切り換え制御部は、AC電源コード
のAC電源の立ち上がり時、または、AC電源コードの
AC電源が立ち上がったあとの最初の電源オン操作時
に、切り換え制御を行うようにしたので、予め、ACア
ウトレットを有するACアウトレット付電気機器と該A
Cアウトレット付電気機器からAC電源を取り出す機器
を接続した状態で、当該ACアウトレット付電気機器の
AC電源コードをコンセントに差し込むか、当該AC電
源コードを差し込んだ後、当該ACアウトレット付電気
機器の電源をオンすれば、運用当初より正確な動作をさ
せることができる。また、切り換え制御部は、ユーザに
よる切り換え指示操作があった時に、切り換え制御を行
う。これにより、任意の時点でACアウトレットを、連
動型と非連動型の内、該ACアウトレットに接続された
機器に適した型に切り換えさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るオーディオシステムの
構成図である。
【図2】チューナ装置のコントローラの動作を示す流れ
図である。
【図3】チューナ装置のコントローラの動作を示す流れ
図である。
【図4】アンプ装置のコントローラの動作を示す流れ図
である。
【図5】アンプ装置のコントローラの動作を示す流れ図
である。
【図6】従来のタイマ付チューナ装置とアンプ装置の接
続方法の説明図である。
【符号の説明】
1 チューナ装置 2、22 AC電
源コード 3、23 電源開閉リレー 5 ACアウトレ
ット 6 切り換えリレー 11 タイマ 14 操作部 16、35 コン
トローラ 20 アンプ装置 41 コントロー
ル信号ライン C-IO、C-IO´ コントロール信号入出力用の端子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1系統のACアウトレットを
    有するACアウトレット付電気機器であって、操作部で
    の操作に従い電源のオン/オフを含む所定の動作を行う
    とともに、当該ACアウトレット付電気機器のコントロ
    ール信号端子に接続されたコントロールラインを介し
    て、コントロール機能を有する機器から入力するコント
    ロール信号により電源のオン/オフを含む所定の動作を
    行うACアウトレット付電気機器において、 少なくとも1系統のACアウトレットを、電源のオン/
    オフに連動する連動型の状態と、電源のオン/オフに連
    動しない非連動型の状態に切り換え可能に構成したこ
    と、 を特徴とするACアウトレット付電気機器。
  2. 【請求項2】 コントロール信号端子にコントロール機
    能を有する機器が接続されているか否か判別する判別手
    段と、 判別手段での判別結果に基づき、連動型と非連動型に切
    り換え可能な系統のACアウトレットに対する切り換え
    制御を行い、コントロール信号端子にコントロール機能
    を有する機器が接続されているときは非連動型の状態と
    し、コントロール機能を有する機器が接続されていない
    ときは連動型の状態とさせる切り換え制御部と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のACアウトレ
    ット付電気機器。
  3. 【請求項3】 切り換え制御部は、AC電源コードのA
    C電源の立ち上がり時、または、AC電源コードのAC
    電源が立ち上がったあとの最初の電源オン操作時、また
    は、ユーザによる切り換え指示操作時に、切り換え制御
    を行うようにしたこと、 を特徴とする請求項2記載のACアウトレット付電気機
    器。
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