JP2927922B2 - 固体推進剤ロケットモータの消耗しうる点火器 - Google Patents

固体推進剤ロケットモータの消耗しうる点火器

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JP2927922B2 JP2249900A JP24990090A JP2927922B2 JP 2927922 B2 JP2927922 B2 JP 2927922B2 JP 2249900 A JP2249900 A JP 2249900A JP 24990090 A JP24990090 A JP 24990090A JP 2927922 B2 JP2927922 B2 JP 2927922B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は固体推進剤ロケットモータ用の消耗発熱体
点火器(または点火装置)に関する。
(ロ)従来の技術 上記したタイプの点火器の目的は、固体推進剤ロケッ
トモータに点火すること、点火中あるいは点火した結果
として発生しうるいかなる過圧も防止すること、一定の
圧力増加を確立するような、すなわちいかなる圧力振動
も避けるような方法で固体推進剤に点火すること、十分
の数秒以内(通常100ms長くとも200ms以下の時間内で)
で点火を終了することである。
固体推進剤ロケットモータは、火工式(pyrotechni
c)点火器かまたは発熱体(pyrogen)点火器によって点
火される。
火工式点火器は、ロケットモータの固体推進剤の表面
上に非常に高温の粒子をし向け、次に固体推進剤に点火
するような方法で動作する。この固体推進剤の燃焼は、
ロケットモータの加圧を達成するはずである。
発熱体点火器は“ガスジェネレータ”を含んでいる。
このジェネレータから発生する非常に高温のガスは、ロ
ケットモータの圧力を増加させるためのものである。非
常に高温のガス放射に加え、発熱体点火器は、火工式点
火器と同様に、点火を改善する目的で、非常に高温の粒
子をロケットモータの固体推進剤の表面上にし向ける。
火工式点火器と発熱体点火器との本質的な差異は、後
者が、ロケットモータ内の圧力が十分に低い間は点火器
燃焼過程をロケットモータの燃焼過程から切り離す(少
なくとも最初のうちは)ように、“ソニックスロート”
として機能する1以上の小さな通路を含んでいることで
ある。
すべての点火器は以下の構成要素、すなわち、電気的
に励起しうるが、択一的に機械的にも動作しうる起爆剤
(あるいは起爆装置)と、最も簡単な構成が、起爆剤の
燃焼あるいは爆発から発生する高温の生成物を、点火器
に到達させるよう通過させるための通路からなる点火器
(あるいは点火装置)始動用の火炎移送装置とから構成
されている。この移送装置は複数の構成要素からなるこ
とも多々ある。そして多くの場合、安全のため(すなわ
ち、人為的ミスによる点火を避けるため)、移送を中断
する安全防御ケース(SAFE/ARM)からなる手段を提供す
ることができる。
点火を開始するための火炎移送は、起爆コード、高速
燃焼点火コード、衝撃波または隔壁貫通起爆剤(TBI)
あるいは点火を始動するための火炎移送を行うことので
きる何らかの同種の火工式手段を用いることによって得
られる。さらに、移送装置は、点火器を点火する“ブー
スト”装置を含むこともできる。そのようなブースト装
置は、下地推進剤、BKNO3ペレットあるいは同種の何ら
かの火工剤のような(火工式)装薬を備える小容器から
構成できる。点火器は完全にまたは部分的に、火工式混
合物(火工式点火器の場合)かまたは推進剤(時には1
以上の火工式混合物が加わって)で充填された容器から
構成される。その容器は1以上の開口を含み、その開口
を通して燃焼物がロケットモータの空洞に入る。
従来技術において、点火器の容器は通常金属製からな
り、ある場合においてはロケットモータの容器あるいは
ノズルと一体化される。また、ある場合においては、点
火器は取り外し可能なタイプから構成される。
ロケットモータの燃焼時、点火器の容器の破片はしば
しばロケットモータのノズルから排出され、したがって
ロケットモータのノズルまたは他の部品に損害を与える
ことになる。これを防止するため、点火器はほとんどの
場合、断熱材によって保護されている。点火器がロケッ
トモータの構成要素と一体化されている場合、全体とし
てのシステムが大きくなる結果となり、よってそのよう
な一体化が行われる場合は、“空”の点火器、すなわち
可燃性装薬が完全に消費され、(共振)空洞を残すこと
になる点火器と、点火後動作中のロケットモータとの間
の構成、強度、熱伝達および考えられる何らかの望まし
くない相互作用に関して特別な予防手段を講じる必要が
あるということを強調しておく。前述した取り外し式点
火器は、ロケットモータ内部にそれを固定するための特
別な手段を必要とする。このことは最新の球形のロケッ
トモータの場合には困難であり、しばしば気密閉鎖を得
るための特別な構成を採用する必要がある。前述した
“空”の点火器と、点火後の動作中のロケットモータと
の間の何らかの相互作用を防止するため対策を講じなけ
ればならない。
現行の火工式点火器は、火工式混合物を入れた金属製
容器(時には断熱される)からなる。この金属製容器は
1以上の通路を有し、その通路を通し、点火される推進
剤の表面へ高温の粒子が導かれる。
しばしば軍事用として見られるような円筒形状で燃焼
速度の速い推進剤を持つロケットモータのためには、発
熱体点火器がその特性ゆえに特に好ましい。発熱体点火
器または、点火器近辺で点火される推進剤が、火炎の移
送によって推進剤の残りを点火できるように、ロケット
モータの頭部内(あるいは頭部先端)に設けることが特
に好ましい。ほとんどの発熱体点火器は、取り外し式で
あり、ロケットモータの頭部先端にねじ止めされる。
大部分の場合、発熱体点火器がノズルを通して排出さ
れることを防止する必要があるという事実のために、発
熱体点火器は重装備の構成となり、その結果システム全
体の大きさを増大させていた。発熱体点火器はノズル
(例えばイタリアの衛星IRISのように)の隠れた部分
(すなわち、ロケットモータの空洞内に突出する部分の
内部に)に一体化することができるが、ロケットモータ
(例えばヨーロッパの静止軌道アポジーモータであり、
ヨーロッパの衛星のために開発された大型円筒形ブース
タアポジーモータMAGEのように)の頭部先端に設けるこ
ともできる。どの場合においても、点火器を取り付ける
かまたは一体化するために特別な設計が提供されなけれ
ばならない。そして許容することのできない“ホットス
ポット”が発生しないことを保証するための予防手段を
講じる必要があり、これらの予防手段を採用すると、さ
らにシステムの大きさを増大させることになっていた。
もし発熱体点火器が(そしてある場合においては火工式
点火器もまた)ノズルから排出されると、ロケットモー
タが点火された後、ノズルの一時的な閉塞および/また
はノズルの損傷を避けるためにさらに特別な予防手段が
取られなければならない。その上、金属部品が固体推進
剤の燃焼面を損傷しないことを保証するために他の予防
手段が取られなければならない。
ロケットモータの構成物に組み込まれた、あるいはロ
ケットモータとは別に設けられた形式の発熱体点火器及
び火工式点火器は、軍事及び宇宙用のために意図された
ロケットモータにシステム的に用いられるが、宇宙用及
び最新式ロケットモータ用としては、発熱体点火器が非
常に有用である。
宇宙船推力のための最新式固体推進剤ロケットモータ
における発熱体点火器の代表的構成は、第1図に描かれ
ており、この図において以下の参照番号は指示された構
成物を示す。
−1,ロケットモータの固体推進剤; −2,点火装置の極取付け(polar fitting); −3,ロケットモータの頭部先端に取外し可能に設けられ
た点火器; −4,衝撃波又は隔壁貫通起爆剤; −5,爆発性固定移送ライン; −6,爆発性可撓移送ライン; 代表的金属発熱体点火器の配置は、第2図に描かれて
おり、この図において以下の参照番号は指示された構成
物を示す。
−7,耐熱体; −8,点火器の可燃性装薬の金属容器; −9,発熱体可燃性装薬; −10,ねじ山のつけられたリング; −11,可燃性装薬の正面カバー; −12,密閉口; −13,与圧バルブ; −14,カバーの耐熱体; −15,カバー; −16,衝撃波又は隔壁貫通起爆剤; −17,爆発性固定移送ライン; −18,可燃性装薬の端部カバー; −19,ノズル注入口; 消費しうる発熱体点火器は、米国特許US−3,392,673
(KING)に記載されている。この点火器、つまり縦中央
貫通孔を備えた固体推進剤を有するロケットモータのた
めに意図された点火器は、 a)合成樹脂を含浸したガラス繊維布の薄い層と、酸化
剤を含浸した可燃性材料から作製された比較的厚い外面
の強化層から構成され、前者が、前述された固体推進剤
の燃焼中に管状外面強化層を燃焼させる管状容器; b)上記に述べられた強化管状容器の、内表面を裏張り
する層として形成された可燃性装薬; c)このようにして裏張りされた容器によって境界づけ
られた燃焼チャンバー; d)点火器の点火のための起爆剤; e)その直径が、点火器の燃焼チャンバー内を所望の圧
力に維持するという方法で選択され、耐熱及び非消費性
の材料で作製されたノズル; から構成される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、点火器の可燃性装薬を収容した容器の
点火は、点火器がその機能を実行した後にのみ行われる
ので、この容器の燃焼は点火器の有効な熱力に寄与せ
ず、それにより、エネルギーの出力が減少し、同時に点
火器の体積と重量の増加につながる。さらに、多くの構
成物がガス発生有機材料から作製され、その内のいくつ
かは消費性でないので、この点火器は比較的大きい面積
を有する。
この発明の目的は、同じ形式の従来公知の点火器に比
較して実用的な要求に応じて改良された、上記に述べら
れた不利益を呈さない、固体推進剤ロケットモータのた
めに消費しうる点火器を提供することである。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明の主題は、固体推進剤ロケットモータ用の消
費しうる、特には発熱体点火器を提供することであり、
燃焼チャンバー113を形成する薄くかつ強化されたケー
シング111と、ケーシング111の内側表面を被覆する層の
形の可燃性装薬112と、ケーシング111内の可燃性装薬11
2を点火するための装薬121を内包した、容器の形の少な
くとも1つの起爆剤120と、起爆剤120を爆発させるため
の点火装置125と、ケーシング111と可燃性装薬112の層
とに形成された通孔115からなる複数のソニック孔とを
備え、ケーシング111が複合材料で球形に形成され、起
爆剤が、ケーシング111の外周に沿って一定の形状で設
けられた通孔115の1つに取付けられて、燃焼チャンバ
ー113の中心方向に向けて放射状に突出していることを
特徴とする固体推進剤ロケットモータの消耗しうる点火
器である。
(ホ)実施例 この発明による点火器の好ましい実施例によれば、容
器は、実質的に半球の形状を有する2つのドームの形状
に構成され、各ドームは、実質的に円筒状スカートに形
成された組み立て延出部を備え、前記通孔が、その2つ
の組み立てスカートに形成されている。
上記に明らかにされた構成に加え、この発明は、さら
に他の構成を備えており、それは以下の記述から明らか
になるであろう。
この発明は、添付図面を説明した、以下に述べる補足
的記述を参照することにより、より良く理解されるであ
ろう。
第3図はこの発明による消費しうる点火器が装備され
た宇宙用に意図された形式の固体推進剤ロケットモータ
を示しており、点火器は推進剤に固体されている。
第4図はこの発明による点火器の中央断面図。
第5図は第4図に示した点火器の部分断面正面図であ
り、点火器が備えられた状態のソニックスロートの構成
を示している。
第6図は部分断面詳細図であり、この発明による点火
器の点火を起爆するための小容器の配置を示し、火工式
装薬、特に、BKNO3ペレットから構成されるとともに、
この装薬のための点火装置と共働し、特に、トレードマ
ーク“HYVELITE"として米国McCORMACK社によりマークさ
れた速燃性の火工式コードから構成された火工式装薬を
装填している。
第7図はこの発明による点火器が構成される半ドーム
を透視図で示す写真の複写であり、もう一つの半ドーム
と共に組み立てられるように意図された側から見てお
り、他の組み立てスカートによって保持されたハーフス
ロートと共に、点火器のソニックスロートを形成するた
めに意図されたソニックハーフスロートの構成と同様、
点火器の可燃性装薬の理解を助けるものである。
第8図はこの発明による消費しるう点火器の作用のテ
ストを目的とした野外テストの実行を示す写真の複写で
あり、ダミー推進剤の厚板にそれを固定した後、その転
回において支持具に固定された状態である(ソニックス
ロートと同様、起爆装置を識別することが可能であ
る)。
第9図は、高速カメラの一続きの場面からの一コマの
再生であり、ソニックノズルを介しての高温ガスの噴出
を示している(「ソニック」という形容詞はガスの噴出
が音速に達しているということを実質的に表現するもの
である。ガスの噴出が存在しない二つの正反対に対向す
る箇所は、点火器の点火を開始させる小容器(起爆剤)
が配置された位置に対応する)。
第10図は、点火器の内側、すなわちロケットモータの
空洞内の圧力の変化を時間の経過と共に示したダイアグ
ラムであり、これらの諸量は、この発明による標準の点
火器を装着したロケットモータの点火について、ある回
数のテスト中に記録されたものである。
第11図は、宇宙用のロケットモータのチャンバー内の
圧力の変化を時間の経過と共に示すダイアグラムであ
る。
第3図は、宇宙用を意図するロケットモータ100を示
し、この発明による消耗しうる点火器110と固体推進剤1
01とを装備している。
点火器110(特に第4図参照)は、実質的に球形の薄
い容器(ケーシング)111と、容器(ケーシング)111
(これも可燃性であるが)の内面に整列し燃焼チャンバ
ー113を区画する層として形成された可燃性装薬112とを
備えている。
点火器110の容器111を構成する材料は、強い材料、す
なわち、点火期間中増大し、十分な期間(これは100〜2
00msのオーダーの非常に短い期間に相当する)にわたっ
て継続する圧力と熱に耐えることができる材料であり、
この材料は完全に消耗するか、あるいは、小さな可撓性
を有する破片または粒に変化して点火直後には顕著な可
撓性と曲がりやすさを有するように意図されている。
この発明のめざす用途において、容器111は二つの実
質的に半球状の半ドーム111aと111aからなり、その
各々は、それぞれ実質的に円筒状のスカート111bと111
bの形をした組立延出部を備えている。もちろん、こ
の発明は、このような半ドームの形状に限定されるもの
ではなく、他の形状が採用されてもよい。二つの半ドー
ム111aと111aは、複合材料、すなわち、適当な樹脂
を染み込ませたカーボンファイバークロスで特別に形成
され強化ファイバーによって強化されたプラスチック材
料を用いて形成される。これは、点火器の容器が点火期
間中に十分な強度を示さなければならないばかりでな
く、ロケットモータの空洞の可燃性材料に富む環境の中
で燃焼してはならないという必要性からもたらされる技
術上の問題のために、このようなタイプの応用複合材料
の使用を、現在に至るまで、通常、当業者に無視させて
きた技術的な予断に反する事例である。実際、当業者は
常に、点火器の容器を形成する複合材料を構成するプラ
スチック材料の部分的に溶融した破片が、ノズル(ある
いは複数のノズル)(後述する)の一時的な封鎖と、そ
れによるロケットモータの失敗を引き起こすかも知れな
いということを恐れていた。点火期間中に増大し十分長
い時間継続する熱に耐えることができるならば、点火器
110の容器を作るために、強化部材として他のいずれの
ファイバークロスを使用することも、もちろん可能であ
る。この発明においては、ファイバークロスの母材とし
てエポキシ樹脂を使用したが、他の樹脂を母材として使
用してもよい。可燃性装薬112の層の特定の形状は、要
求される点火圧力の程度に依存している。
この可燃性装薬は、所望の速度で燃焼を起こし、高温
点火ガスを発生させることができれば、どのような適当
な構成であってもよい。さらにまた、可燃性装薬112
は、半ドーム111aと111aに直接型成形されるか、ま
たは、予め製造された後に半ドームに搭載されるか、あ
るいは好みの形に形成するための最終処理に委ねるため
に半ドームの中に再設置されてもよい。点火器110の可
燃性装薬112は、点火器110の燃焼工程が終了するまで、
容器111の内側部分を、点火期間中に可燃性装薬112から
発生される上記高温点火ガスのような高温の可燃物の作
用から保護する。具体的には、可燃性装薬112の点火時
には、可燃性装薬112から高温の可燃物が発生されて、
それが燃焼チャンバー113内で燃焼されるが、この燃焼
によって上昇する燃焼チャンバー113内の温度と圧力が
十分高い値になるまで、可燃性装薬112は、容器111の内
側部分を保護する。
二つの半ドームの内側部分を可燃性装薬112で覆った
後、これらの二つの半ドームは、その円筒状組立スカー
ト111bと111bとを結合させることによって互いに組
立てられ、二つの半ドーム間の密封された結合が確立す
る。この組立は二つの半ドーム111aと111aとが高精
度で製造されることを要求する。というのは、もしそう
でないならば、両者間の効果的な結合が存在せず、好ま
しくない漏洩が発生するからである。
二つの半ドーム111aと111aの円筒状スカート111b
と111bは、正確に形成された複数の孔115(特に第
7図参照)を備え、それらの孔は互いに対をなすように
対応し、二つの半ドームの組立の過程において、各対の
孔が通孔115を形成する。互いに規則的に等間隔に設け
られたこれらの孔115のいくつかは、第5図にみること
ができる。これらのうちの二つの孔115′と115″は、そ
れぞれ(第4図参照)、点火器110の点火用の起爆装置
(又は、起爆剤)をその内部に装備するために利用され
るが、この起爆装置は、点火器110の可燃性装薬112を点
火するために用意された火工式装薬(火工式混合物)12
1を収容する小容器(起爆剤)120(第6図参照)の形態
で構成される。その他の孔115はソニックスロートとし
て使用される。
ここで、ソニックという表現は、第9図の説明で述べ
たように、可燃性装薬112の燃焼によって発生した燃焼
チャンバー113内の可燃物が通孔115から噴出される際の
噴出速度が音速になるという意味で用いている。これら
のソニックスロートは、可燃性装薬112の燃焼過程の衝
撃を、少なくとも初期の間、緩和させて、可燃性装薬11
2の燃焼過程を固体推進剤101の燃焼過程から分離する。
孔115の数と寸法は、目的とする特定の用途に依存す
る。点火前に、ソニックスロート115は、所望の圧力の
増加を容易にするとともに水分の侵入を避けるために、
薄膜(図示しない)によって覆われてもよい。もっと
も、この構成はすべての場合に必要であるとは限らな
い。
小容器120に収容される火工式混合物121は引火性であ
り、BKNO3ペレットや固体粒状推進剤あるいは固体推進
剤チップ、または、その他の適当な混合物から構成され
てもよい。その小容器120は、実質的に円筒状であり、
点火器110のチャンバー113の中心方向に突出している。
これらの小容器は、各々、小さな孔122(第6図参照)
を備え、点火器の可燃性装薬112の点火を可能にする。
その小容器は、アルミニウムやマグネシウムのような燃
え易い金属、複合材料、または、その他の適当な材料か
ら形成することができる。
さらに、これらの小容器は、つば123によって点火器1
10の容器111の円筒状組立スカート111b、111bbに接
続されている(第6図参照)。装薬すなわち小容器120
内の火工式混合物121は、電気的に始動される起爆器
(点火装置)125によって点火されてよく、このような
起爆器といては、例えばNASAによって開発された標準起
爆器あるいは類似の起爆器であり、あるいはこれらに代
えて火工式混合物121はすでに上記において引用した型
式の“HYVELITE"コード125(第6図参照)又は他の火工
式移送手段のような爆発性移送ラインにより点火されて
もよい。この発明においては、特にアルミニウムで作ら
れた、BKNO3ペレットが充填される2つの小さな金属容
器120を使用するが(これらは点火器110の実質的に円筒
形であるゾーン111cの直径方向に対向する2つの位置に
配置されている:特に第5図において、符号124は断熱
材である)、単一の小容器あるいは2個以上の小容器を
使用することも可能である。これらの小容器の構造は、
必ずしもアルミニウムを使用することに限定されず、ま
た火工式混合物121は、すでに上記したように、適当な
構成物からなるものである。
点火器を組み立てた後に、点火器はロケットモータ10
0の推進剤グレイン(推進剤)のブロックに粘着的に接
合される。
この発明の点火器はロケットモータ100の最も適した
位置に置かれてよい。さらに、特定の要求に依存してロ
ケットモータ100を点火するために複数の点火器を使用
することができる。前記小容器120の中に置かれる火工
式混合物121を一般的な手段(電気的に始動される起爆
剤、可撓性コード、爆発性移送ライン、衝撃波又は隔壁
貫通起爆剤など)によって点火した後、点火器110の容
器111の内側にある可燃性装薬112が火工式混合物121か
ら生じる高温燃焼生成物の存在のために点火される。こ
の後、この可燃性装薬112の燃焼の結果、可燃性装薬112
で内側をおおわれた容器111によって定められた燃焼チ
ャンバー113の内部に圧力がもたらされる。上記に引用
した薄膜がある場合に、薄膜は圧力と温度が充分に高い
値に達した際に引きさかれる。これらのスロートにそっ
て、高温燃焼生成物の流れがスロート115の穴に生じ
る;これによって、ロケットモータ100の推進剤101に点
火される。
この工程は、点火の開始の瞬間から、ロケットモータ
100において、その最大初期圧力が90%に達する瞬間ま
での200ms以下の時間内で完了する。
この発明の消耗しうる点火器は、環境条件によるその
反応をテストする目的で野外テストの対象となってい
る。この目的に対し、前記の装置に一致する点火器のプ
ロトタイプがにせの推進剤の厚板に接続された(第8及
び第9図参照)。
これに続いて、点火器のプロトタイプは宇宙用を意図
した点火器が普通に受けるテストのすべて、すなわち振
動及び熱サイクルテストを受けた。
さらにこれらのプロトタイプは首尾よくシーリング
(sealing)及び燃焼テストに耐えた。
その上、点火器のプロトタイプは成功のうちにこのカ
テゴリーのテストに用いられた型式のある数量のロケッ
トモータを点火するのに使用された。
第8図は、ダイヤグラムの形で、ロケットモータのチ
ャンバーにおけると同様に、点火器内部の圧力の変化の
記録を図示している(ロケットモータ内部の圧力の変化
に関係するダイヤグラムに示された点は、小さな矩形で
かこまれており、点火器内部の圧力の変化に当はまるダ
イヤグラムで示された点は、小さな三角形でかこまれて
いる)。
これらのテストの終わりにおいて、点火器が全体に消
耗されたこと及びロケットモータの部品に損傷をあたえ
なかったことを確認することができた。点火時間は150m
sのオーダーであった。
最後に、この発明の点火器のプロトタイプは、金属で
作られたこのロケットモータの容器に関することを除い
て、宇宙用を意図したモータと同一の型式の固体推進剤
のロケットモータを点火するのに使用された。このロケ
ットモータは1598.6Kgの固体推進剤を収容しており、平
均推力37kN及び最大推力44.7kNを出した。ロケットモー
タ内部の最大圧力は4.03MPaで、一方平均圧力は3.283MP
aであった。点火は最大許容値200msをはるかに下回る値
の66msの点火時間で、完全であった。この最後のテスト
に使用した固体推進剤ロケットモータ内部の圧力の変化
の記録に対応するダイヤグラムを第9図に図示する。
上記より明らかなように、この発明はより詳しい方法
で述べられた手段、構造及び応用の態様のそれらに決し
て限定されるものではない;事実、この発明の範囲を逸
脱することなく、当業者が思いつくであろうそれらの変
形を全てこの発明は含んでいるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、取外し可能な点火器が装備された
宇宙用の固体推進剤ロケットモータ、及び上記既に述べ
られた代表的金属発熱点火器の構成をそれぞれ示す一部
に断面部分を設けた斜視図、第3図は、この発明による
消費しうる点火器が装備された宇宙用に意図された形式
の固体推進剤ロケットモータを示す一部に断面部分を設
けた正面図、第4図はこの発明による点火器の縦断面
図、第5図は第4図に示した点火器の部分断面正面図、
第6図はこの発明による点火器の点火を起爆するための
小容器の構成を示す縦断面図、第7図はこの発明による
点火器が構成される半ドームの構成を示す透視図、第8
図はこの発明による消費しうる点火器の作用のテストを
目的とした野外テストの実行を示す斜視図、第9図は、
ソニックノズルを介しての高温ガスの噴出を示す説明
図、第10図は、点火器の内側、すなわちロケットモータ
の空洞内の圧力の変化を時間の経過と共に示したダイア
グラム、第11図は、宇宙用のロケットモータのチャンバ
ー内の圧力の変化を時間の経過と共に示すダイアグラム
である。 100……ロケットモータ、 101……固体推進剤、110……点火器、 111……容器、112……可燃性装薬、 113……燃焼チャンバー、 115……ソニックスロート、 120……小容器(起爆剤)、 121……火工式装薬(火工式混合物)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−19951(JP,A) 特公 昭38−804(JP,B1) 米国特許4503773(US,A) 米国特許4498292(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02K 9/95 F02K 9/38

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼チャンバー(113)を形成する薄くか
    つ強化されたケーシング(111)と、 ケーシング(111)の内側表面を被覆する層の形の可燃
    性装薬(112)と、 ケーシング(111)内の可燃性装薬(112)を点火するた
    めの装薬(121)を内包した、容器の形の少なくとも1
    つの起爆剤(120)と、 起爆剤(120)を爆発させるための点火装置(125)と、 ケーシング(111)と可燃性装薬(112)の層とに形成さ
    れた通孔(115)からなる複数のソニック孔とを備え、 ケーシング(111)が複合材料で球形に形成され、起爆
    剤が、ケーシング(111)の外周に沿って一定の形状で
    設けられた通孔(115)の1つに取付けられて、燃焼チ
    ャンバー(113)の中心方向に向けて放射状に突出して
    いることを特徴とする固体推進剤ロケットモータの消耗
    しうる点火器。
  2. 【請求項2】前記ケーシング(111)が実質的に半球形
    の2つの半ドーム(111a,111a)からなり、各半ドー
    ムは互いに合致する円筒形のスカート部(111b,111
    b)によって延出されていることを特徴とする請求項
    1記載の点火器。
  3. 【請求項3】前記通孔(115)がスカート部(111b,111
    b)に形成されていることを特徴とする請求項2記載
    の点火器。
  4. 【請求項4】前記通孔(115)が、スカート部(111b,11
    1b)の円周上に一定間隔で配置されていることを特
    徴とする請求項3記載の点火器。
  5. 【請求項5】前記通孔(115)が薄膜によって覆われて
    いることを特徴とする請求項3または4記載の点火器。
  6. 【請求項6】2つの起爆剤(120)が、ケーシング(11
    1)の直径方向に対向する2つの通孔(115)に取付けら
    れていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つ
    に記載の点火器。
  7. 【請求項7】複数の起爆剤(120)が複数の通孔(115)
    にそれぞれ取付けられていることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1つに記載の点火器。
  8. 【請求項8】前記ケーシング(111)が、カーボンファ
    イバークロスを基材とした複合材料で形成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の点
    火器。
JP2249900A 1989-09-19 1990-09-18 固体推進剤ロケットモータの消耗しうる点火器 Expired - Lifetime JP2927922B2 (ja)

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