JP2926722B2 - アルブミン製剤及びその製造方法 - Google Patents

アルブミン製剤及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、アルブミン製剤及びその製造方法に関し、
より詳細には、凝集体含量が低減された血清アルブミン
製剤及びその製造方法に関する。
<従来の技術及び発明が解決しようとする課題> 血清アルブミンは血漿中に最も多く含まれている蛋白
質で、血液中で浸透圧の維持、栄養物質や代謝物質と結
合してその運搬などの機能を果たしている。上記血清ア
ルブミンを含有する製剤は、アルブミンの喪失及びアル
ブミン合成低下による低アルブミン血症、出血性ショッ
クなどの治療に用いられている。アルブミン製剤は、そ
こに混入してくる懸念のあるウイルスを不活化するため
に、通常、アルブミン含有水溶液の状態での加熱処理が
汎用されている。このような方法により製造される市販
のアルブミン製剤は、製剤中にゲル濾過分析で全蛋白質
中A280値で5〜10%の凝集体(通常ポリマーと称される
ので、以下、ポリマーという)が存在することが知られ
ている。このポリマーは上記の加熱処理前には殆ど存在
しないことから、加熱処理により熱に不安定な夾雑蛋白
質の作用でアルブミンが凝集化したものと考えられる。
市販のアルブミン製剤は安全に広く使用されていること
から、このポリマーが特に人に害を及ぼすとは考えられ
ていないが、加熱変性物であることより、製剤中にでき
るだけ含有しないことが好ましい。
本発明は上記の課題を解決すべくなされたもので、ポ
リマー含量の少ないアルブミン製剤を提供することを目
的とする。
<課題を解決するための手段> 上記の課題を解決すべくなされた、本発明のアルブミ
ン製剤は、アルブミン含量に対するポリマー含量が1重
量%以下であることを特徴とするものであり、また本発
明のアルブミン製剤の製造方法は、アルブミン含有水溶
液を加熱し、生成したポリマーを除去する工程を少なく
とも含むことを特徴とするものである。なお、生成した
ポリマーを除去する方法としては、硫安分画法、ポリエ
チレングリコール(以下、PEGという)分画法、アルコ
ール分画法及び等電点分画法が好ましい。
本発明にかかる製剤の主成分であるアルブミンの由来
には特に制限がなく、具体的には哺乳動物、例えば、ヒ
ト、ウシ、ウサギ等に由来するものが挙げられ、特にヒ
ト由来のものが使用される。アルブミンを調製するため
の出発原料としては、例えば、コーン氏の冷アルコール
分画によって得られた第V画分等が例示される。
本発明のアルブミン製剤の製造方法は、上記アルブミ
ンを含有する水溶液を加熱し、生成したポリマーを除去
する工程を少なくとも包含するものである。
上記の工程において、アルブミン含有水溶液中のアル
ブミン含量としては、通常、0.1〜30%(W/V、特に明示
のない限り以下同様)、好ましくは1〜5%とされ、適
当なpH調整剤にてpHを5〜9程度に調整するのが好まし
い。また、必要に応じて、アルブミンの安定化剤、例え
ば、N−アセチルトリプトファンナトリウム、カプリル
酸ナトリウム等を単独で又は混合して添加してもよく、
これらの安定化剤は10〜60mM、通常、20〜40mM程度の濃
度で使用される。上記のアルブミン含有水溶液の加熱条
件としては、ポリマーを生成させるに十分な温度及び時
間行なえばよく、例えば、50〜70℃、好ましくは約60℃
で1〜10時間、好ましくは約3時間行われる。
上記で生成したポリマーの除去方法としては蛋白質の
精製に用いられる慣用の方法のいずれも用いることがで
きるが、硫安分画法、PEG分画法、アルコール分画法及
び等電点分画法が好ましく、これらの方法はこの分野で
用いられる慣用の方法にて行われる。例えば、硫安分画
法を採用する場合においては、加熱処理された溶液に、
硫安濃度が280〜350g/となるように硫安を添加すると
ともにpHを5.0〜8.0程度に調整してポリマーを沈殿さ
せ、遠心分離等の慣用の手段で除去する。次いで、上清
に硫安を添加し硫安濃度を450g/程度とし、アルブミ
ンを沈殿させて回収する。
PEG分画法を採用する場合には、加熱処理された溶液
に、PEG濃度が5〜20%となるようにPEGを添加するとと
もにpHを5.0〜6.5程度に調整してポリマーを沈殿させて
除去する。次いで、PEG濃度が15〜25%及びpHが4.5〜5.
5となるように上清を調整してアルブミンを回収する。
上記方法に使用されるPEGの分子量は特に限定されない
が、通常、4,000程度のものが使用される。
アルコール分画法を採用する場合には、加熱処理され
た溶液にアルコール、例えばエタノールを添加してエタ
ノール濃度が10〜45(V/V)%となるようにするととも
にpHを45〜6.5程度、好ましくはエタノール濃度10〜20
(V/V)%、pH4.5〜5.5となるように調整してポリマー
を沈殿させて除去する。次いで、エタノール濃度を約40
(V/V)%及びpHを約4.8となるように上清を調整してア
ルブミンを回収する。上記処理は、アルブミンの変性を
抑制するため、処理温度を溶液が凍結しない範囲ででき
るだけ低い温度に維持して行なうのがよい。また、アル
ブミンの回収は、透析、限外濾過等の膜分離技術を用い
て脱エタノールを行なって回収してもよい。なお、前記
の硫安分画法やPEG分画法によると回収アルブミン中に
分画剤である硫安やPEGが残存する可能性があるが、ア
ルコール分画法によれば、このような問題が少なくなる
のでより好ましい。
さらに、等電点分画法を採用する場合には、加熱処理
された溶液のアルブミン濃度及びイオン強度を低下させ
た後、pHを4.5〜5.0程度に調整してポリマーを沈殿させ
て除去する。次いで、透析、限外濾過等の膜分離技術を
用いてアルブミンを回収する。
なお、ポリマーの除去手段は、上記方法に限定される
ものではなく、例えば、硫酸ナトリウムを用いた塩析法
等、適宜な方法を用いることができる。
上記工程により精製されたアルブミンは、この分野で
慣用の方法にて製剤化される。例えば、回収アルブミン
が固体状の場合には注射用蒸溜水等に所望濃度となるよ
うに溶解してアルブミン含有水溶液とし、また回収アル
ブミンが溶液状の場合には濃縮又は希釈して所望濃度と
なるように調整してアルブミン含有水溶液とした後、バ
イアル等に充填して加熱処理することによりアルブミン
製剤が得られる。上記のアルブミン含有水溶液の濃度と
しては、5〜25%程度とされ、さらに必要に応じて、前
記の安定化剤を添加してもよい。また加熱処理は、混入
する恐れのあるウイルスを不活化するもので、夾雑ウイ
ルスを不活化するに十分な温度及び時間行なえばよく、
例えば、50〜70℃、好ましくは約60℃で5〜20時間、好
ましくは約10時間行われる。
斯くして得られたアルブミン製剤は、ポリマー含量が
1%(アルブミン含量に対する相対重量%、ポリマー量
に関しては以下同様)以下であり、また従来のアルブミ
ン製剤と同様な用量、用法にて使用される。
<発明の効果> 本発明のアルブミン製剤はポリマー含量が少なく安全
性、安定性等に優れた製剤であり、また本発明のアルブ
ミン製剤の製造方法によれば、加熱処理により生成する
ポリマーが予め除去されているので、ポリマー含量の少
ないアルブミン製剤を得ることができる。特に、ポリマ
ーを除去して精製されたアルブミンは再加熱してもポリ
マーの生成が極めて少なくなるので、加熱処理を要する
アルブミン製剤の製造方法として好適である。
<実施例> 以下、本発明をより詳細に説明するため、実験例及び
実施例を挙げるが、本発明はこれらの実施例によってな
んら限定されるものではない。
実施例 コーン氏の冷アルコール分画によって得られた第V画
分をアセトンで脱アルコールし、アセトンパウダーを得
た。次いで、アルブミン濃度が25%となるように水に溶
解し、安定化剤としてN−アセチルトリプトファンナト
リウム及びカプリル酸ナトリウムをそれぞれ20mM添加し
た。このアルブミン溶液をpH7.0に調整した後、60℃で
加熱処理し、生成するポリマー量をゲル濾過分析法にて
測定した。その結果を第1図に示す。第1図から明らか
なように、ポリマーの生成量は、約3時間まで経時的に
増加するが、3時間以降は略プラトーとなった。これよ
り、3時間程度の加熱処理を行なえばポリマー化は完了
することが判明した。
実施例1 コーン氏の冷アルコール分画によって得られた第V画
分をアセトンで脱アルコールし、アセトンパウダーを得
た。次いで、アルブミン濃度が25%となるように水に溶
解し、安定化剤としてN−アセチルトリプトファンナト
リウム及びカプリル酸ナトリウムをそれぞれ20mM添加し
た。このアルブミン溶液をpH7.0に調整した後、60℃で
加熱処理した。
次いで、上記の加熱処理溶液を生理食塩液で希釈して
アルブミン濃度が2.5%となるようにし、pHをそれぞれ
5.5及び7.0に調整した液を作製し、硫安を添加しポリマ
ーを沈殿させ、上清中のポリマー含量をゲル濾過分析法
により測定した。その結果を第2図に示す。第2図に示
されるように、上清中のポリマー含量は硫安濃度の上昇
に伴って減少し、いずれのpHにおいても、硫安濃度340g
/程度とすることによりポリマー含量を著しく低減す
ることができた。
さらに、上記の沈殿したポリマーを除去したのち上清
に硫安を添加し、硫安濃度450g/としてアルブミンを
回収した。このアルブミンを脱塩、濃縮し、アルブミン
濃度を25%となるように注射用蒸溜水に溶解させ、実験
例と同様に安定化剤を添加した後、バイアルに充填して
密封し、60℃で10時間加熱してアルブミン製剤を得た。
上記加熱処理中に生成するポリマー量を経時的にゲル濾
過分析法により測定した。その結果を第3図に示す。第
3図に示されるように、外製剤中のポリマー含量は、再
加熱前では0%、再加熱後でも1%以下であり、ポリマ
ー含量を著しく低減できた。なお、比較例として、硫安
分画していない未処理のアルブミンを、上記と同様にバ
イアルに充填して加熱処理した。その結果、加熱3〜10
時間後には、ポリマー含量が5〜6%となった。
実施例2 実施例1と同様にして得られたアルブミン加熱処理溶
液を、生理食塩液で希釈してアルブミン濃度が5%にな
るように調整し、さらにPEG濃度がそれぞれ10%及び15
%となるようにPEGを溶解し、1N塩酸を用いてpHを変化
させてポリマーを沈殿させ、上清中のポリマー含量をゲ
ル濾過分析法により測定した。その結果を第4図に示
す。第4図に示されるように、PEG濃度15%ではpHが約
5.6で、またPEG濃度10%ではpHが約4.8でポリマー含量
が略零になった。
さらに、上記の沈殿したポリマーを除去したのちの上
清にPEGを添加し、PEG濃度20%、pH4.8としてアルブミ
ンを回収した。回収したアルブミンを実施例1と同様に
して製剤化し、加熱処理した。その結果、生成ポリマー
量は1%以下であった。
実施例3 実施例1と同様にして得られたアルブミン加熱処理溶
液を、水で希釈してアルブミン濃度が5%となるように
調整し、さらにエタノール濃度がそれぞれ13、15、19、
20及び21(V/V)%となるようにエタノールを添加し、
そのエタノール濃度を含む0.8M酢酸緩働液を用いてpHを
変化させてポリマーを沈殿させ、上清中のポリマー含量
をゲル濾過分析法により測定した。その結果を第5図に
示す。第5図に示されるように、エタノール濃度13(V/
V)%ではpH約4.8、同15(V/V)%ではpH約5.25、同20
(V/V)%ではpH約5.35、同21(V/V)%ではpH約5.4で
ポリマー含量が略零になった。
さらに、上記の沈殿したポリマーを除去したのちの上
清にエタノールを添加し、エタノール濃度40(V/V)
%、pH4.8としてアルブミンを回収した。回収したアル
ブミンを実施例1と同様にして製剤化し、加熱処理し
た。その結果、生成ポリマー量は1%以下であった。
実施例4 実施例1と同様にして得られたアルブミン加熱処理溶
液を水で希釈してアルブミン濃度が0.5、1.25及び2.5%
となるように調整し、1N塩酸を用いてpHを変化させてポ
リマーを沈殿させ、上清中のポリマー含量をゲル濾過分
析法により測定した。その結果を第6図に示す。第6図
に示されるように、アルブミン濃度0.5%ではpH約4.5〜
5.0、アルブミン濃度1.25%ではpH約4.5〜4.8の範囲で
ポリマー含量が略2%以下となった。
さらに、上記の沈殿したポリマーを除去したのちの上
清を現外濾過に付して濃縮した。得られたアルブミンを
実施例1と同様にして製剤化し、加熱処理した。その結
果、生成ポリマー量は1%以下であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、未処理アルブミン含有水溶液の加熱処理によ
るポリマー形成の時間推移を示す図、 第2図は、硫安分画法による上清中のポリマー含量のpH
及び硫安添加量依存性を示す図、 第3図は、硫安分画法で得られたアルブミン及び未処理
アルブミン含有製剤におけるポリマー生成量の時間推移
を示す図、 第4図は、PEG分画法における上清中のポリマー含量のP
EG濃度及びpH依存性を示す図、 第5図は、エタノール分画法における上清中のポリマー
含量のエタノール濃度及びpH依存性を示す図、及び 第6図は、等電点分画法における上清中のポリマー含量
のアルブミン濃度及びpH依存性を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 和正 大阪府枚方市招提大谷2丁目1180番地の 1 株式会社ミドリ十字中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭53−113006(JP,A) 特開 昭49−66810(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 38/00 - 38/58

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルブミン製剤において、血清アルブミン
    含量に対する凝集体含量が1重量%以下であることを特
    徴とするアルブミン製剤。
  2. 【請求項2】血清アルブミン含有水溶液を50〜70℃で1
    〜10時間加熱し、生成した凝集体を除去する工程を含
    み、製剤中の血清アルブミン含量に対する凝集体含量が
    1重量%以下であることを特徴とするアルブミン製剤の
    製造方法。
  3. 【請求項3】凝集体を除去を、硫安分画法、ポリエチレ
    ングリコール分画法、アルコール分画法及び等電点分画
    法のいずれかより選ばれた方法で行う請求項2記載のア
    ルブミン製剤の製造方法。
  4. 【請求項4】硫安濃度280−350g/、pH5.0−8.0の条件
    下で硫安分画処理する;PEG濃度5−20%、pH5.0−6.5の
    条件下でPEG分画処理する;エタノール濃度10−45(v/
    v)%、pH4.5−6.5の条件下でエタノール分画処理す
    る;又はpH4.5−5.0の条件下で等電点分画処理するのい
    ずれかの方法で凝集体を除去する請求項3記載のアルブ
    ミン製剤の製造方法。
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