JP2926541B2 - 工作機械の主軸温度制御方法及び装置 - Google Patents

工作機械の主軸温度制御方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の主軸装
置を潤滑、冷却すべく供給する冷却液の温度を制御し
て、主軸の温度を目標温度に同調するようにした工作機
械の主軸温度制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】循環油循環装置に供給される循環油の油
温を変化する大気温度に追従、同調して制御することに
より循環油循環装置周辺の温度勾配を一定にして、前記
装置を中心にした熱変位に起因する機械本体各部の熱歪
をなくすることを目的として、あらかじめ設定した低温
作動油と同質の高温作動油とを、それぞれ大気温度及び
循環油温度の検出信号値を入力・処理した制御手段によ
って作動する汲み上げ比率制御弁を通して混合し、適温
にした前記作動油を循環油循環装置に供給するようにし
た「油温制御装置」は、特公昭46−16216 号公報に開示
されている。
【0003】また、発熱する設備を一定温度に維持する
冷却システムにおいて、低温液と高温の同質液とを、各
液温、前記各液を混合した冷却液温及び前記混合液を発
熱設備に供給し同設備を冷却した後の液温の、それぞれ
の検出温度信号値並びに目標温度信号値を要素とした所
定の数式に、それぞれの検出値を挿入して得られた比率
で混合して適正温度の冷却液とし、これによって設備を
冷却することが特開平3-39881 号公報に開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、いず
れも、異なる温度の2つの同質液体を混合することによ
り所要温度の液体を得て、その液体を発熱体に供給して
同発熱体を冷却し、前記発熱体の温度を目標値に維持し
ようとする技術である。つまり、発熱体に対し、如何に
して適(所要)温の液体を得るかが技術開発の目標とな
っている。この課題を解決するために、多数の温度検出
手段や複雑な構成を備えた高価な汲み上げ比率制御弁が
必要であったり、前記温度検出手段の信号値を要素とす
る所定の数式にのっとった比率で前記冷・温2液を混合
するサーボバルブや複雑なコントローラといった高価な
部品が必要になっている。
【0005】更に、上述方法・装置を採用していない周
知技術の主軸温度制御手段は、フィードバック制御に基
づいて、同装置に供給する冷却液の循環路に設けた液温
調節(クーラ)手段を、主軸温度の検出値が目標温度に
同調するよう、ON,OFF を行うものである。この手法に
よるときには、ON/OFF 切り換え時におけるクーラの冷
却能力変動の影響で、主軸温度の冷却遅れや過冷却が起
き易く、主軸温度の熱変位変動幅が大きくなる。等々の
問題点がある。
【0006】そこで本発明は、従来の冷・温潤滑油混合
システム、装置に内在する上述問題点を解決し、構成が
簡単で、制御し易く、経済性に優れ、しかも主軸の熱変
位変動幅が極めて小さな工作機械の主軸温度制御方法及
び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述目的を達
成するために、以下に述べるとおりの各構成要件を具備
している。 (1) 工作機械の主軸装置に外部から所定流量の冷却
液を供給し、主軸の温度が目標温度に同調するよう制御
する工作機械の主軸温度制御方法において、前記目標温
度より低い所定温度に冷却された冷却液を第1タンクに
貯留し、前記主軸装置に供給し温められた前記冷却液を
回収して第2タンクに貯留し、前記第1タンクの冷却液
と前記第2タンクの冷却液とを交互に前記主軸装置に供
給するとともに、前記主軸の温度が前記目標温度に同調
するように、所定単位時間内における前記第1タンクの
冷却液の供給時間と前記第2タンクの冷却液の供給時間
との比率を制御する工作機械の主軸温度制御方法。
【0008】(2) 工作機械の主軸装置に外部から所
定流量の冷却液を供給し、主軸の温度が目標温度に同調
するよう制御する工作機械の主軸温度制御装置におい
て、前記目標温度より低い所定温度に冷却された冷却液
を貯留する第1タンクと、前記主軸装置に供給し温めら
れた冷却液を回収して貯留する第2タンクと、前記第1
タンクの冷却液と前記第2タンクの冷却液とを交互に前
記主軸装置に供給する冷却液供給手段と、前記主軸の温
度が前記目標温度に同調するように、所定単位時間内に
おける前記第1タンクの冷却液の供給時間と前記第2タ
ンクの冷却液の供給時間との比率を制御する制御手段
と、を具備する工作機械の主軸温度制御装置。
【0009】(3) 前記冷却液供給手段は、前記第1
タンクからの管路と前記第2タンクからの管路とを合流
させて一本の管路とし、前記一本の管路にポンプ手段を
設けて主軸装置に接続し、前記第1タンクから前記合流
する管路までの間に第1開閉弁を、前記第2タンクから
前記合流する管路までの間に第2開閉弁をそれぞれ設
け、前記第1開閉弁が開のとき第2開閉弁が閉となり、
前記第1開閉弁が閉のとき第2開閉弁が開となるように
構成され、前記制御手段は、前記主軸の温度が前記目標
温度に同調するように、所定単位時間内における前記第
1、第2開閉弁の開閉時間比率を制御するように構成し
た上記(2)に記載の工作機械の主軸温度制御装置。
【0010】
【作用】冷、温、異なる温度の2つの同質の冷却液を用
意し、前記冷却液を主軸装置へ供給する管路内に、それ
ぞれ冷、温、冷、温と交互にそれぞれの温度の冷却液を
送り込むと共に、単位時間内での前記各冷却液の供給時
間比率を、主軸温度に応じて、それぞれ長短に制御し
て、前記主軸温度を目標温度に同調するようにしてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明工作機械の主軸温
度の制御方法及び装置の一実施形態を図面に沿って説明
するが、この実施形態を構成する各部材は、本発明の出
願当時の当業界における技術レベルの範囲内で各種の変
形が可能であるから、格別の理由を示すことなく、以下
に記載の実施形態の構成のみに基づいて本発明の要旨を
限定して解釈してはならない。
【0012】図1は、本発明工作機械の主軸温度の制御
方法を実施する装置の好ましい一実施形態のブロック
図、図2は、各冷却液の供給電磁開閉弁Sol.1,Sol.2
のON,OFF 時間比率テーブルの一例、図3は、前記電磁
開閉弁Sol.1,Sol.2をON,OFF させる制御信号の一
例、を示す。
【0013】図1中、断熱材により周囲を被覆した第1
タンク1内には潤滑油を兼ねた冷却液3を充填し、前記
冷却液3はタンク外に設けたポンプ5により汲み上げら
れクーラー7の冷却器を経て流れ、再び第1タンク1内
に戻される循環管路を通って、常時、循環し、液温Tc
を維持している。すなわち、前記クーラー7は、前記循
環管路内を流れる冷却液3の液温Tc を検出する第1温
度検出器9からの信号値を入力するコントローラ11から
出力される制御信号により制御され、第1タンク1内の
冷却液3の液温が所定値を超えるとコンプレッサが作動
して冷却液3を冷却し、冷却液3の液温が所定値を下回
ると作動を停止して、冷却液3を冷却することなく循環
管路を通過させる。
【0014】第2タンク13は、第1タンク1に並設され
ており、同タンク13は高レベルに設けた連通管により第
1タンク1と連通しており、主軸装置15を冷却・潤滑し
て、温まった冷却液3が第2タンク13内に回収、収容さ
れ、同タンク13内に充満して前記レベルを超えるとオー
バーフローして、余分な冷却液3が前記連通管を介して
第1タンク1側に流入する。第1タンク1にクーラー7
を設けてあるのは、上記流入冷却液などを冷却し、第1
タンク1内の冷却液3を、常に温度Tc に維持するため
である。前記主軸装置15のオイルパン19と第2タンク13
とを連結する戻り液管路には、戻り(冷却)液温Tr を
検知する第2温度検出器17を取付け、その出力信号をコ
ントローラ11に入力している。
【0015】第1及び第2タンク2,13の底部付近に
は、それぞれ、コントローラ11により各別に制御されて
いる電磁開閉(第1開閉)弁Sol.1、電磁開閉(第2開
閉)弁Sol.2につながる管路が開口しており、前記電磁
開閉弁Sol.1,Sol.2のそれぞれの下流管路は、合流器
21のところで一本にして定吐出量ポンプ23の吸込み口に
つなぎ、ポンプ23の吐出口を前記主軸装置15に連結し
て、冷却液3を主軸装置を構成する主軸の軸受部等に供
給する。ここで、図1から明らかなように、電磁開閉弁
Sol.1は、ソレノイドをONしたとき閉で、OFF したとき
開となる。電磁開閉弁Sol.2は、ソレノイドをONしたと
き開で、OFF したとき閉となる。前記主軸装置15に引き
続き供給され、主軸の高速回転に基づき軸受部材等が発
熱するのを潤滑・冷却した冷却液3は温められて、装置
の底部に配置されたオイルパン19に流下・滞留する。さ
きに述べたとおり、前記主軸装置15のオイルパン19の底
は、第2タンク13に連通する戻り液管路を備えている。
【0016】以上の説明で、第1,2タンク内の冷却液
3は、電磁開閉弁Sol.1,Sol.2、合流器21、定吐出量
ポンプ23及び主軸装置15、オイルパン19、第2タンク13
を経て、その一部は第1タンク1に流入するといった循
環経路を形成していることが理解されよう。
【0017】図中、25は工作機械のベッドで、前記ベッ
ド25に第3温度検出器27を取付け、同検出器27から目標
温度Tm を検知・出力してコントローラ11に入力してい
る。本実施形態においては、上記目標温度Tm を主軸装
置15や加工領域から離して温度の条件からみて安定し
た、機体、たとえばベッドの温度を検出するようにして
いる。しかし、前記目標温度Tm は、大気温度を採用す
ることも、また他の特定の温度であっても良い。
【0018】目標温度Tm にベッド25の温度や大気温度
を採用した場合、時間と共にその温度が変動することに
なる。つまり主軸温度を目標温度Tm に維持するという
ことは、主軸温度を時間と共に変動する温度に追従させ
て制御させることである。また、主軸温度を目標温度T
m に必ずしも一致させる必要はなく、目標温度Tm より
例えば1℃低い温度になるように追従、制御するように
しても良い。したがって本発明は主軸温度が目標温度T
m に同調するように制御している。このように、本実施
形態においては主軸温度を目標温度Tm に同調するよう
に制御したいのだが、主軸は常時回転をしているし部位
によって温度が異なるので、便宜上、戻り(冷却)液温
Tr をもって主軸温度を示すものと見做している。もち
ろん、主軸先端部近傍の主軸ハウジングの温度を主軸温
度として採用しても良い。本実施形態においては、戻り
液温Tr =目標温度Tm となるような主軸装置15に供給
される冷却液3の平均温度が得られるよう、コントロー
ラ11により電磁開閉弁Sol.1,Sol.2のON,OFF を、時
間比率テーブルにより制御する。
【0019】図2に記載のテーブルは、電磁開閉弁Sol.
1,Sol.2のON,OFF 時間比率の一例を示すもので、当
該テーブルは、あらかじめコントローラ6の記憶装置に
登録してある。表中、iは登録してある各時間比率に振
った順位である。そして、t1 :t2 =a:bなる関係
を導入する。ここでa,bは、電磁開閉弁Sol.1、電磁
開閉弁Sol.2のON,OFF 時間比率係数、ただし、a+b
=10、t1 は、電磁開閉弁Sol.1がOFF (開)し、その
間、電磁開閉弁Sol.2がOFF (閉)する時間、t2 は、
電磁開閉弁Sol.1がON(閉)し、その間、電磁開閉弁So
l.2がON(開)する時間である。
【0020】例えば、コントローラ11がテーブルの順位
i=1を指令すると、その出力は、a+b=10の時間帯
に電磁開閉弁Sol.1は全閉、電磁開閉弁Sol.2は全開
で、そのため定吐出量ポンプ23、すなわち、主軸装置15
には、第2タンク17からの温かい冷却液のみが供給され
る。そのため、主軸装置15の冷却作用は緩められる。ま
た、順位i=3が指示されると、a+b=10の時間帯に
電磁開閉弁Sol.1は2単位時間だけ開いて、その間、電
磁開閉弁Sol.2は閉鎖、次に電磁開閉弁Sol.2は8単位
時間だけ開いて、その間、電磁開閉弁Sol.1は、閉鎖し
ており、そこで、定吐出量ポンプ23には、a+b時間内
に、第1タンク1からの冷却液3が2単位、次に第2タ
ンク7からの冷却液が8単位の比率で供給される。した
がって、主軸装置15の冷却作用は順位i=1のときに比
べ、やや強くなる。
【0021】a+b時間帯は、それ自体、比較的短時間
であって、また、主軸装置の温度容量は極めて大きいか
ら、前記時間帯の幾つかを単位としてサンプリングタイ
ムt3 を形成し、サンプリングタイムt3 内に順次、主
軸装置15内に供給された冷却液の液温は、第1タンク1
からの冷却液3と第2タンク13からのやや温かな冷却液
の温度とが平均化されて、全体として所定の温度を有す
る冷却液と見做すことができる。図3は、電磁開閉弁So
l.1,Sol.2をON,OFF させる制御信号の一例を示すも
ので、図に付した記号は、既に説明済みである。
【0022】以上に説明の主軸温度制御方法及び装置の
作用を概略述べると、次の通りである。今、図2に示
す、i順位で電磁開閉弁Sol.1,Sol.2のON,OFF を制
御しているとしたとき、第2温度検出器13の出力である
戻り液温Tr が、ベッド25に取り付けた第3温度検出器
27の出力である目標温度Tm を下回った(冷し過ぎ)と
すると、同コントローラ11は、それぞれの入力値から演
算して、電磁開閉弁Sol.1,Sol.2に対して(i−1)
順位のタイムテーブルを指令する。すると図2のテーブ
ルに記載のように、a+b時間内の比率で一段と電磁開
閉弁Sol.1の開時間が減り、電磁開閉弁Sol.2の開時間
が増すよう、各電磁開閉弁Sol.1,Sol.2のON,OFF 時
間が制御される。
【0023】すなわち、図3に示すように、次のサンプ
リングタイムt3 中には、第1タンク1から供給する冷
却液3の比率が第2タンク13のそれよりも全体的に少な
くなって、より暖かな冷却液を主軸装置15に供給するこ
ととなり、主軸の目標温度Tm に対する過冷却は徐々に
修正される。サンプリングタイムt3 後に、コントロー
ラ6は再度、Tm −Tr の値を検出して、タイムテーブ
ル上の順位を選択する。
【0024】つまり、あらかじめ、冷・温の同質2液を
別々のタンクに準備しておき、定時毎にコントローラ11
がTm −Tr の値を検出して、これに応じてその都度、
各タンクに連通する電磁開閉弁Sol.1,Sol.2のON,OF
F 時間幅の制御を行い、単位時間内での供給冷・温液の
容量比をコントロールすることにより、全体の供給液温
を所望とおりに制御するものである。ただし、その際、
第1,2タンク内の冷・温液は合流器21のところで混合
するのではなく、両液は順次、合流器21を通り時間比率
テーブルの指示に従って冷、温、冷、温と層をなして交
互に定量吐出ポンプ23側に送り出される。
【0025】しかしながら、サンプリングタイムt3
長さが主軸装置8の温度容量に比べて、充分に短かけれ
ば、実質上、冷・温液を所定比率で混合する従来技術の
場合と、同一の効果を奏する。本実施形態では、基本的
に、バルブのON/OFF制御という簡単な制御方法を採用し
ているため、安価な制御装置・方法によるにもかかわら
ず、主軸の温度変位・変動幅の小さな高精度の制御を実
現することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明主軸温度の制御方法及び装置は、
以上述べたとおりの構成、作用を備えるから、 (1)サーボバルブなどの複雑で高価な機器が不要であ
り、制御特性に較べて経済性に優れている。 (2)冷、温2液の開閉弁の開閉時間比率を変化させる
だけの単純な制御方法で、主軸温度を目標温度Tm に迅
速に寄せることができ、制御方法が簡単である。
【0027】(3)主軸に供給する冷却液を直接的に冷
すクーラーのON/OFF制御ではないので、主軸温度の変動
に対して応答性が良く、主軸の熱変位・変動幅を小さく
することができる。等々、従来公知の工作機械の主軸温
度の制御方法及び装置には期待することができない、格
別の作用および効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明工作機械の主軸温度の制御方法及び装置
の一実施形態の構成を表わすブロック図である。
【図2】本発明装置の一実施形態の電磁開閉弁Sol.1,
Sol.2のON,OFF 時間比率テーブルの一例を示す。
【図3】本発明方法の一実施形態の電磁開閉弁Sol.1,
Sol.2をON,OFF させる制御信号の一例である。
【符号の説明】
1 第1タンク 17 第2液温検出器 3 冷却液 21 合流器 5 ポンプ 23 定量吐出ポンプ 7 クーラー 25 ベッド 9 第1液温検出器 27 第3温度検出器 11 コントローラ 13 第2タンク 15 主軸装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−306147(JP,A) 特開 平3−39881(JP,A) 実開 昭63−66780(JP,U) 特公 平4−18984(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 11/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の主軸装置に外部から所定流量
    の冷却液を供給し、主軸の温度が目標温度に同調するよ
    う制御する工作機械の主軸温度制御方法において、 前記目標温度より低い所定温度に冷却された冷却液を第
    1タンクに貯留し、 前記主軸装置に供給し温められた前記冷却液を回収して
    第2タンクに貯留し、 前記第1タンクの冷却液と前記第2タンクの冷却液とを
    交互に前記主軸装置に供給するとともに、 前記主軸の温度が前記目標温度に同調するように、所定
    単位時間内における前記第1タンクの冷却液の供給時間
    と前記第2タンクの冷却液の供給時間との比率を制御す
    ることを特徴とする工作機械の主軸温度制御方法。
  2. 【請求項2】 工作機械の主軸装置に外部から所定流量
    の冷却液を供給し、主軸の温度が目標温度に同調するよ
    う制御する工作機械の主軸温度制御装置において、 前記目標温度より低い所定温度に冷却された冷却液を貯
    留する第1タンクと、 前記主軸装置に供給し温められた冷却液を回収して貯留
    する第2タンクと、 前記第1タンクの冷却液と前記第2タンクの冷却液とを
    交互に前記主軸装置に供給する冷却液供給手段と、 前記主軸の温度が前記目標温度に同調するように、所定
    単位時間内における前記第1タンクの冷却液の供給時間
    と前記第2タンクの冷却液の供給時間との比率を制御す
    る制御手段と、を具備することを特徴とする工作機械の
    主軸温度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却液供給手段は、前記第1タンク
    からの管路と前記第2タンクからの管路とを合流させて
    一本の管路とし、前記一本の管路にポンプ手段を設けて
    主軸装置に接続し、前記第1タンクから前記合流する管
    路までの間に第1開閉弁を、前記第2タンクから前記合
    流する管路までの間に第2開閉弁をそれぞれ設け、前記
    第1開閉弁が開のとき第2開閉弁が閉となり、前記第1
    開閉弁が閉のとき第2開閉弁が開となるように構成さ
    れ、 前記制御手段は、前記主軸の温度が前記目標温度に同調
    するように、所定単位時間内における前記第1、第2開
    閉弁の開閉時間比率を制御するように構成した請求項2
    に記載の工作機械の主軸温度制御装置。
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