JP2924962B1 - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

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JP2924962B1
JP2924962B1 JP10016390A JP1639098A JP2924962B1 JP 2924962 B1 JP2924962 B1 JP 2924962B1 JP 10016390 A JP10016390 A JP 10016390A JP 1639098 A JP1639098 A JP 1639098A JP 2924962 B1 JP2924962 B1 JP 2924962B1
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裕彦 小池
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Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

【要約】 【課題】 HDD部の障害による上位装置からのアクセ
ス性能の低下を抑えるとともに、HDD部の復旧時間を
短縮してHDD部の冗長化を迅速に行う。 【解決手段】 コマンド処理手段29は、コマンドキュ
ー28からコマンドを取り出した際にHDD障害状態検
出手段24によりHDD部に障害が発生したことが検出
されると、内部HW負荷測定手段25により自デバイス
アダプタの内部ハードウェアの負荷が規定値以上である
かどうかを検出し、規定値以上であれば待機冗長状態検
出手段26により自ディスクアダプタが運用系でありか
つ他デバイスアダプタが冗長状態であることが検出され
たときにコマンドを他デバイスアダプタに転送して該コ
マンドの実行を他デバイスアダプタに依頼することを決
定し、コマンド転送手段27により該コマンドを他デバ
イスアダプタに転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクアレイ装置
に関し、特に待機冗長構成の複数のデバイスアダプタを
備えるディスクアレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディスクアレイ装置で
は、ハードディスクデバイス部(以下、HDD部と略記
する)に障害が発生すると、デバイスアダプタで、通常
の上位装置からのアクセスにおいてデータのリジェネレ
ート作業等で内部ハードウェアの負荷(ビジー率)が増
加するとともに、HDD部の復旧動作等の実行も必要と
なって内部ハードウェアの負荷はさらに高くなってい
た。
【0003】このため、従来のディスクアレイ装置で
は、HDD部の復旧作業を行う場合には、HDD部の復
旧動作を長時間にわたり行う(すなわち、低速で行う)
ことによってデバイスアダプタにおける内部ハードウェ
アの負荷の増大を抑えて、上位装置からの入出力(I/
O)に対する応答が遅延することを防止していた。
【0004】なお、従来技術文献として、特開平6−1
19125号公報,特開平7−110743号公報等が
ある。しかし、特開平6−119125号公報に開示さ
れた技術は、アレイ構成の中の故障したディスク装置の
データ修復処理を効率良く行うためのものであり、上位
装置からのI/Oに対する応答の遅延を防止することが
できるものではなかった。また、特開平7−11074
3号公報に開示された技術も、故障発生時に予備用ディ
スク装置による代替先の選択を最適化するためのもので
あり、上位装置からのI/Oに対する応答の遅延を防止
することができるものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のディス
クアレイ装置では、HDD部で障害が発生すると、デバ
イスアダプタで、通常の上位装置からのアクセスにおい
てデータのリジェネレート作業等で内部ハードウェアの
負荷が増加するとともに、HDD部の復旧動作等の実行
も必要となって負荷はさらに増大して、上位装置からの
アクセス性能が低下するという問題点があった。
【0006】また、上位装置へのアクセス性能の低下を
抑えるために復旧動作を低速で行うために、HDD部の
冗長化が遅れるという問題点もあった。
【0007】本発明の目的は、待機冗長構成のデバイス
アダプタを備えるディスクアレイ装置において、HDD
部の障害による上位装置からのアクセス性能の低下をで
きる限り抑えるとともに、HDD部の復旧時間を短縮し
てHDD部の冗長化を迅速に行うことができるディスク
アレイ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクアレイ
装置は、待機冗長構成である複数のデバイスアダプタを
備えるディスクアレイ装置において、HDD部に障害が
発生した場合に運用系デバイスアダプタの内部ハードウ
ェアの負荷が規定値以上であればコマンドを待機系デバ
イスアダプタへ転送して実行させることにより運用系デ
バイスアダプタの内部ハードウェアの負荷を抑えること
を特徴とする。
【0009】また、本発明のディスクアレイ装置は、ホ
ストアダプタと待機冗長構成である複数のデバイスアダ
プタとを備えるディスクアレイ装置において、前記デバ
イスアダプタ内に、ホストアダプタおよび他デバイスア
ダプタからのコマンドを受信するコマンドキュー(図1
の28)と、HDD部の障害状態を検出するHDD障害
状態検出手段(図1の24)と、内部ハードウェアの負
荷を測定する内部HW負荷測定手段(図1の25)と、
自デバイスアダプタが運用系であるかどうかおよび他デ
バイスアダプタが冗長状態であるかどうかを判断する待
機冗長状態検出手段(図1の26)と、前記コマンドキ
ューからコマンドを取り出した際に前記HDD障害状態
検出手段,前記内部HW負荷測定手段および前記待機冗
長状態検出手段からの情報に基づいてコマンドを自デバ
イスアダプタで実行するか他デバイスアダプタに転送し
て実行を依頼するかを決定するコマンド処理手段(図1
の29)と、このコマンド処理手段によりコマンドを他
デバイスアダプタに転送して実行を依頼することが決定
されたときに他デバイスアダプタにコマンドを転送する
コマンド転送手段(図1の27)とを有することを特徴
とする。
【0010】さらに、本発明のディスクアレイ装置は、
ホストアダプタと待機冗長構成である複数のデバイスア
ダプタとを備えるディスクアレイ装置において、前記デ
バイスアダプタ内に、ホストアダプタおよび他デバイス
アダプタからのコマンドを受信するコマンドキュー(図
1の28)と、HDD部の障害状態を検出するHDD障
害状態検出手段(図1の24)と、内部ハードウェアの
負荷を測定する内部HW負荷測定手段(図1の25)
と、自デバイスアダプタが運用系であるかどうかおよび
他デバイスアダプタが冗長状態であるかどうかを判断す
る待機冗長状態検出手段(図1の26)と、前記コマン
ドキューからコマンドを取り出した際に前記HDD障害
状態検出手段によりHDD部に障害が発生したことが検
出されると前記内部HW負荷測定手段により自デバイス
アダプタの内部ハードウェアの負荷が規定値以上である
かどうかを検出し、規定値以上であれば前記待機冗長状
態検出手段により自ディスクアダプタが運用系でありか
つ他デバイスアダプタが冗長状態であることが検出され
たときにコマンドを他デバイスアダプタに転送して該コ
マンドの実行を他デバイスアダプタに依頼することを決
定するコマンド処理手段(図1の29)と、このコマン
ド処理手段によりコマンドの実行を他デバイスアダプタ
に依頼することが決定されたときに該コマンドを他デバ
イスアダプタに転送するコマンド転送手段(図1の2
7)とを有することを特徴とする。
【0011】一方、本発明のデバイスアダプタは、内部
バスインタフェース制御部,プロセッサ部およびデバイ
スインタフェース制御部を備えるデバイスアダプタにお
いて、前記プロセッサ部が、ホストアダプタおよび他デ
バイスアダプタからのコマンドを受信するコマンドキュ
ー(図1の28)と、前記デバイスインタフェース制御
部を介してHDD部の障害状態を検出するHDD障害状
態検出手段(図1の24)と、前記内部バスインタフェ
ース制御部,前記プロセッサ部および前記デバイスイン
タフェース制御部からなる内部ハードウェアの負荷を測
定する内部HW負荷測定手段(図1の25)と、前記内
部バスインタフェース制御部を介して自デバイスアダプ
タが運用系であるかどうかおよび他デバイスアダプタが
冗長状態であるかどうかを判断する待機冗長状態検出手
段(図1の26)と、前記コマンドキューからコマンド
を取り出した際に前記HDD障害状態検出手段,前記内
部HW負荷測定手段および前記待機冗長状態検出手段か
らの情報に基づいてコマンドを自デバイスアダプタで実
行するか他デバイスアダプタに転送して実行を依頼する
かを決定するコマンド処理手段(図1の29)と、この
コマンド処理手段によりコマンドを他デバイスアダプタ
に転送して実行を依頼することが決定されたときに前記
内部バスインタフェース制御部を介して他デバイスアダ
プタにコマンドを転送するコマンド転送手段(図1の2
7)とを有することを特徴とする。
【0012】また、本発明のデバイスアダプタは、内部
バスインタフェース制御部,プロセッサ部およびデバイ
スインタフェース制御部を備えるデバイスアダプタにお
いて、前記プロセッサ部が、ホストアダプタおよび他デ
バイスアダプタからのコマンドを受信するコマンドキュ
ー(図1の28)と、前記デバイスインタフェース制御
部を介してHDD部の障害状態を検出するHDD障害状
態検出手段(図1の24)と、前記内部バスインタフェ
ース制御部,前記プロセッサ部および前記デバイスイン
タフェース制御部からなる内部ハードウェアの負荷を測
定する内部HW負荷測定手段(図1の25)と、前記内
部バスインタフェース制御部を介して自デバイスアダプ
タが運用系であるかどうかおよび他デバイスアダプタが
冗長状態であるかどうかを判断する待機冗長状態検出手
段(図1の26)と、前記コマンドキューからコマンド
を取り出した際に前記HDD障害状態検出手段によりH
DD部に障害が発生したことが検出されると前記内部H
W負荷測定手段により自デバイスアダプタの内部ハード
ウェアの負荷が規定値以上であるかどうかを検出し、規
定値以上であれば前記待機冗長状態検出手段により自デ
ィスクアダプタが運用系でありかつ他デバイスアダプタ
が冗長状態であることが検出されたときにコマンドを他
デバイスアダプタに転送して該コマンドの実行を他デバ
イスアダプタに依頼することを決定するコマンド処理手
段(図1の29)と、このコマンド処理手段によりコマ
ンドを他デバイスアダプタに転送して実行を依頼するこ
とが決定されたときに該コマンドを前記内部バスインタ
フェース制御部を介して他デバイスアダプタに転送する
コマンド転送手段(図1の27)とを有することを特徴
とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図2は、本発明の一実施の形態に係るディ
スクアレイ装置3の全体構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係るディスクアレイ装置3は、制御部4
と、HDD部11とから、その主要部が構成され、上位
装置1および2にそれぞれ接続されている。
【0015】制御部4は、2つのホストアダプタ5およ
び6と、2つのデバイスアダプタ8および9と、共有メ
モリ7とから構成され、各々は内部バス10で接続され
ている。
【0016】ホストアダプタ5および6は、上位装置1
および2に接続されており、上位装置1および2から発
行されたコマンドを運用系のデバイスアダプタに転送
し、運用系のデバイスアダプタが、コマンドを実行して
HDD部11にアクセスする。運用系のデバイスアダプ
タが障害状態のときは、ホストアダプタ5および6は、
待機系のデバイスアダプタにコマンドを転送し、待機系
のデバイスアダプタがコマンドを実行してHDD部11
にアクセスする。
【0017】HDD部11は、複数のディスクユニット
(以下、DKUと略記する)12が接続されて構成され
ており、デバイスアダプタ8および9から同一のDKU
12にアクセスすることができるようになっている。
【0018】図1を参照すると、デバイスアダプタ8お
よび9は、内部バス10に接続された内部バスインタフ
ェース制御部21と、プロセッサ部22と、DKU12
に接続されたデバイスインタフェース制御部23とか
ら、その主要部が構成されている。以下、内部バスイン
タフェース制御部21,プロセッサ部22およびデバイ
スインタフェース制御部23を、内部ハードウェアと総
称する。
【0019】プロセッサ部22は、デバイスインタフェ
ース制御部23を介してHDD部11の障害状態を検出
するHDD障害状態検出手段24と、内部ハードウェア
の負荷を測定する内部ハードウェア負荷測定手段(以
下、内部HW負荷測定手段と略記する)25と、自デバ
イスアダプタが運用系であるかどうかおよび内部バスイ
ンタフェース部21および内部バス10を介して他デバ
イスアダプタがREADY状態(冗長状態)なのかどう
かを判断する待機冗長状態検出手段26と、HDD障害
状態検出手段24,内部HW負荷測定手段25および待
機冗長状態検出手段26からの情報に基づいてコマンド
を自デバイスアダプタで実行するか他デバイスアダプタ
に転送して実行を依頼するかを決定するコマンド処理手
段29と、内部バスインタフェース制御部21および内
部バス10を介して他デバイスアダプタにコマンドを転
送するコマンド転送手段27と、ホストアダプタおよび
他デバイスアダプタからのコマンドを受信するコマンド
キュー28とを含んで構成されている。HDD障害状態
検出手段24,内部HW負荷測定手段25,待機冗長状
態検出手段26,コマンド処理手段29,コマンド転送
手段27およびコマンドキュー28は、プロセッサ部2
2内にファームウェアとして実現されている。
【0020】図3を参照すると、コマンド処理手段29
の処理は、コマンド取り出しステップS101と、DK
U障害状態判定ステップS102と、内部ハードウェア
負荷判定ステップS103と、運用系判定ステップS1
04と、待機系READY判定ステップS105と、コ
マンド転送ステップS106と、コマンド実行ステップ
S107とからなる。
【0021】次に、このように構成された本実施の形態
に係るディスクアレイ装置3の動作について説明する。
なお、ここでは、デバイスアダプタ8が運用系であり、
デバイスアダプタ9が待機系であるものとして動作を説
明する。
【0022】上位装置1および2から発行されたコマン
ドは、ホストアダプタ5および6により受信され、内部
バス10を介して運用系デバイスアダプタ8のコマンド
キュー28に蓄積される。
【0023】運用系デバイスアダプタ8では、コマンド
処理手段29が、コマンドキュー28から実行すべきコ
マンドを取り出すと(ステップS101)、HDD障害
状態検出手段24によりデバイスインタフェース制御部
23を介してDKU12が障害状態かどうかを検出し
(ステップS102)、DKU12が障害状態でなけれ
ば、自デバイスアダプタ8でコマンドを実行する(ステ
ップS107)。
【0024】DKU12が障害状態であれば、コマンド
処理手段29は、内部HW負荷測定手段25により内部
ハードウェアの負荷が規定値より大きいかどうかを判断
し(ステップS103)、内部ハードウェアの負荷が規
定値以下であれば、自デバイスアダプタ8でコマンドを
実行する(ステップS107)。
【0025】内部ハードウェアの負荷が規定値より大き
ければ、コマンド処理手段29は、待機冗長状態検出手
段26により自デバイスアダプタ8が運用系であるかど
うかを判断する(ステップS104)。例えば、自デバ
イスアダプタ8に与えられている識別子の偶奇に基づい
て、自デバイスアダプタ8が運用系であるかどうかを判
断することができる。
【0026】いま、自デバイスアダプタ8が運用系であ
るので、コマンド処理手段29は、待機冗長状態検出手
段26により内部バスインタフェース制御部21および
内部バス10を介して待機系デバイスアダプタ9がRE
ADY状態であるかどうかを検出し(ステップS10
5)、待機系デバイスアダプタ9がREADY状態でな
ければ、自デバイスアダプタ8でコマンドを実行する
(ステップS107)。
【0027】待機系デバイスアダプタ9がREADY状
態であれば、コマンド処理手段29は、待機系デバイス
アダプタ9にコマンドを転送して実行を依頼することを
決定し、コマンド転送手段27により内部バスインタフ
ェース制御部21および内部バス10を介して待機系デ
バイスアダプタ9にコマンドを転送する(ステップS1
06)。
【0028】待機系デバイスアダプタ9では、内部バス
10からコマンドが受信されて、コマンドキュー28に
蓄積される。
【0029】待機系デバイスアダプタ9のコマンドキュ
ー28に蓄積されたコマンドは、待機系デバイスアダプ
タ9のコマンド処理手段29により取り出されるが(ス
テップS101)、図3に示す処理において、ステップ
S104での運用系であるかどうかの判定がかならずノ
ーとなるので、かならず自デバイスアダプタ9でコマン
ドが実行されることになる(ステップS107)。
【0030】このように、運用系デバイスアダプタ8へ
のコマンドをHDD部の障害発生時に運用系デバイスア
ダプタ8の内部ハードウェアの負荷に応じて待機系デバ
イスアダプタ9に転送して実行させることにより、HD
D部11の障害に起因して運用系デバイスアダプタ8の
内部ハードウェアの負荷が増大した場合でも、上位装置
からのアクセス性能の低下を抑えることができる。ま
た、HDD部の復旧動作を低速で行う必要がないので、
HDD部の冗長化を迅速に行うことができる。
【0031】なお、上記実施の形態では、デバイスアダ
プタ8を運用系、デバイスアダプタ9を待機系として動
作を説明したが、デバイスアダプタ8および9が運用系
であるか待機系であるかは任意に設定できることはいう
までもない。
【0032】また、デバイスアダプタをデバイスアダプ
タ8および9の2つとしたが、デバイスアダプタが3つ
以上であっても、本発明が同様に適用できることはいう
までもない。この場合、コマンドを転送する待機系デバ
イスアダプタは、任意の手法を使用して決定することが
できる。
【0033】
【発明の効果】第1の効果は、HDD部の障害時のアク
セス性能の低下が抑えられるということである。その理
由は、HDD部の障害により運用系デバイスアダプタに
かかる負荷が増加したときに、コマンドを待機系デバイ
スアダプタに転送して実行を依頼することにより、デバ
イスアダプタの負荷を分散することができるからであ
る。
【0034】第2の効果は、HDD部の冗長化を迅速に
行うことができることである。その理由は、HDD部の
復旧動作を低速で行う必要がなくなるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るディスクアレ
イ装置におけるデバイスアダプタの詳細な内部構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るディスクアレ
イ装置の全体構成を示すブロック図である。
【図3】図1中のコマンド処理手段の処理を示す流れ図
である。
【符号の説明】
1,2 上位装置 3 ディスクアレイ制御装置 4 制御部 5,6 ホストアダプタ 7 共有メモリ 8,9 デバイスアダプタ 10 内部バス 11 HDD部 12 DKU 21 内部バスインタフェース制御部 22 プロセッサ部 23 デバイスインタフェース制御部 24 HDD障害状態検出手投 25 内部HW負荷測定手段 26 待機冗長状態検出手段 27 コマンド転送手段 28 コマンドキュー 29 コマンド処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/06 540 G06F 3/06 304

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 待機冗長構成である複数のデバイスアダ
    プタを備えるディスクアレイ装置において、 HDD部に障害が発生した場合に運用系デバイスアダプ
    タの内部ハードウェアの負荷が規定値以上であればコマ
    ンドを待機系デバイスアダプタへ転送して実行させるこ
    とにより運用系デバイスアダプタの内部ハードウェアの
    負荷を抑えることを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 【請求項2】 ホストアダプタと待機冗長構成である複
    数のデバイスアダプタとを備えるディスクアレイ装置に
    おいて、 前記デバイスアダプタ内に、 ホストアダプタおよび他デバイスアダプタからのコマン
    ドを受信するコマンドキューと、 HDD部の障害状態を検出するHDD障害状態検出手段
    と、 内部ハードウェアの負荷を測定する内部HW負荷測定手
    段と、 自デバイスアダプタが運用系であるかどうかおよび他デ
    バイスアダプタが冗長状態であるかどうかを判断する待
    機冗長状態検出手段と、 前記コマンドキューからコマンドを取り出した際に前記
    HDD障害状態検出手段,前記内部HW負荷測定手段お
    よび前記待機冗長状態検出手段からの情報に基づいてコ
    マンドを自デバイスアダプタで実行するか他デバイスア
    ダプタに転送して実行を依頼するかを決定するコマンド
    処理手段と、 このコマンド処理手段によりコマンドを他デバイスアダ
    プタに転送して実行を依頼することが決定されたときに
    他デバイスアダプタにコマンドを転送するコマンド転送
    手段とを有することを特徴とするディスクアレイ装置。
  3. 【請求項3】 ホストアダプタと待機冗長構成である複
    数のデバイスアダプタとを備えるディスクアレイ装置に
    おいて、 前記デバイスアダプタ内に、 ホストアダプタおよび他デバイスアダプタからのコマン
    ドを受信するコマンドキューと、 HDD部の障害状態を検出するHDD障害状態検出手段
    と、 内部ハードウェアの負荷を測定する内部HW負荷測定手
    段と、 自デバイスアダプタが運用系であるかどうかおよび他デ
    バイスアダプタが冗長状態であるかどうかを判断する待
    機冗長状態検出手段と、 前記コマンドキューからコマンドを取り出した際に前記
    HDD障害状態検出手段によりHDD部に障害が発生し
    たことが検出されると前記内部HW負荷測定手段により
    自デバイスアダプタの内部ハードウェアの負荷が規定値
    以上であるかどうかを検出し、規定値以上であれば前記
    待機冗長状態検出手段により自ディスクアダプタが運用
    系でありかつ他デバイスアダプタが冗長状態であること
    が検出されたときにコマンドを他デバイスアダプタに転
    送して該コマンドの実行を他デバイスアダプタに依頼す
    ることを決定するコマンド処理手段と、 このコマンド処理手段によりコマンドの実行を他デバイ
    スアダプタに依頼することが決定されたときに該コマン
    ドを他デバイスアダプタに転送するコマンド転送手段と
    を有することを特徴とするディスクアレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記コマンドキュー,前記HDD障害状
    態検出手段,前記内部HW負荷測定手段,前記待機冗長
    状態検出手段,前記コマンド処理手段および前記コマン
    ド転送手段が、前記デバイスアダプタ内にファームウェ
    アとして実現されている請求項2または3記載のディス
    クアレイ装置。
  5. 【請求項5】 内部バスインタフェース制御部,プロセ
    ッサ部およびデバイスインタフェース制御部を備えるデ
    バイスアダプタにおいて、 前記プロセッサ部が、 ホストアダプタおよび他デバイスアダプタからのコマン
    ドを受信するコマンドキューと、 前記デバイスインタフェース制御部を介してHDD部の
    障害状態を検出するHDD障害状態検出手段と、 前記内部バスインタフェース制御部,前記プロセッサ部
    および前記デバイスインタフェース制御部からなる内部
    ハードウェアの負荷を測定する内部HW負荷測定手段
    と、 前記内部バスインタフェース制御部を介して自デバイス
    アダプタが運用系であるかどうかおよび他デバイスアダ
    プタが冗長状態であるかどうかを判断する待機冗長状態
    検出手段と、 前記コマンドキューからコマンドを取り出した際に前記
    HDD障害状態検出手段,前記内部HW負荷測定手段お
    よび前記待機冗長状態検出手段からの情報に基づいてコ
    マンドを自デバイスアダプタで実行するか他デバイスア
    ダプタに転送して実行を依頼するかを決定するコマンド
    処理手段と、 このコマンド処理手段によりコマンドを他デバイスアダ
    プタに転送して実行を依頼することが決定されたときに
    前記内部バスインタフェース制御部を介して他デバイス
    アダプタにコマンドを転送するコマンド転送手段とを有
    することを特徴とするデバイスアダプタ。
  6. 【請求項6】 内部バスインタフェース制御部,プロセ
    ッサ部およびデバイスインタフェース制御部を備えるデ
    バイスアダプタにおいて、 前記プロセッサ部が、 ホストアダプタおよび他デバイスアダプタからのコマン
    ドを受信するコマンドキューと、 前記デバイスインタフェース制御部を介してHDD部の
    障害状態を検出するHDD障害状態検出手段と、 前記内部バスインタフェース制御部,前記プロセッサ部
    および前記デバイスインタフェース制御部からなる内部
    ハードウェアの負荷を測定する内部HW負荷測定手段
    と、 前記内部バスインタフェース制御部を介して自デバイス
    アダプタが運用系であるかどうかおよび他デバイスアダ
    プタが冗長状態であるかどうかを判断する待機冗長状態
    検出手段と、 前記コマンドキューからコマンドを取り出した際に前記
    HDD障害状態検出手段によりHDD部に障害が発生し
    たことが検出されると前記内部HW負荷測定手段により
    自デバイスアダプタの内部ハードウェアの負荷が規定値
    以上であるかどうかを検出し、規定値以上であれば前記
    待機冗長状態検出手段により自ディスクアダプタが運用
    系でありかつ他デバイスアダプタが冗長状態であること
    が検出されたときにコマンドを他デバイスアダプタに転
    送して該コマンドの実行を他デバイスアダプタに依頼す
    ることを決定するコマンド処理手段と、 このコマンド処理手段によりコマンドを他デバイスアダ
    プタに転送して実行を依頼することが決定されたときに
    該コマンドを前記内部バスインタフェース制御部を介し
    て他デバイスアダプタに転送するコマンド転送手段とを
    有することを特徴とするデバイスアダプタ。
  7. 【請求項7】 前記コマンドキュー,前記HDD障害状
    態検出手段,前記内部HW負荷測定手段,前記待機冗長
    状態検出手段,前記コマンド処理手段および前記コマン
    ド転送手段が、前記プロセッサ部内にファームウェアと
    して実現されている請求項5または6記載のデバイスア
    ダプタ。
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