JP2924666B2 - 移動局のロック状態検出回路 - Google Patents

移動局のロック状態検出回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は第2世代デジタル・コー
ドレスの移動局のロック状態検出回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】第2世代デジタル・コードレスの移動局
は時分割でバースト的に送信および受信を行う。また、
送信あるいは受信回路では通常は2段階の周波数変換を
行っており、これらの変換用周波数を発生させるために
2つのシンセサイザ(第1局発信号、第2局発信号)を
用いる。このとき、受信側は10.8MHz程度の中間
周波に周波数変換し復調回路に入力し、送信側ではベー
スバンド信号を変調し周波数変換を行うから、送信と受
信では中間周波数において10.8MHzの差をもたせ
なければならない。通常、設計上の難易度、コスト面か
ら1.9GHz帯変調信号を230MHz帯の中間周波
に変更する第1局発信号(1.6GHz)の周波数を送
信時と受信時とで切替えるのが一般的である。
【0003】一方、移動局ではシンセサイザに不具合が
生じ異常な周波数で空中に電波を送信するのを避ける必
要がある。このため、ロック状態検出回路によりシンセ
サイザが所望の周波数を発生している(ロック)か否
(アンロック)かを検出し、アンロックの場合には速や
かに電波の送信を停止する必要がある。ロック状態を検
出する対象としては第1局発用シンセサイザと第2局発
用シンセサイザがあるが、第1局発用シンセサイザは送
信期間と受信期間で前記のごとく周波数が異なるため
2.5ms毎に周波数変更を行わなければならず、また
チャネル切替え等で周波数の切替えを頻繁に行わなけれ
ばならない。一方、第2局発用シンセサイザは固定周波
数を発振するものであるから特に監視する必要がなく、
通常第1局発用シンセサイザに対してロック状態検出を
行う。
【0004】ロック状態検出には第1局発シンセサイザ
内のPLL(フェーズ・ロック・ループ)の位相比較回
路出力を用いる。位相比較回路出力は、PLLがロック
状態にあるときには極めて短い期間“L”(0ボルト)
レベルになるパルスが出力され、アンロック状態のとき
には位相ずれに応じた幅のパルスを出力する。ロック状
態検出回路では、この信号を抵抗、コンデンサで構成さ
れる1次のLPF(ローパス・フィルタ)を通した後に
あらかじめ定めたしきい値電圧と比較し、しきい値電圧
より低いときはアンロック状態、高いときはロック状態
として検出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周波数
切替えには、切替え後に所望の周波数になるまでのロッ
クアップ時間が必要であるため、送受信バーストの切替
えの度に必ずアンロック状態が生ずるので、LPFを用
いた従来の方法では切替えの過渡状態において必然的に
生ずるアンロック状態までも検出してしまう可能性があ
り、誤検出が避けられず、また位相比較出力は1本の出
力端子から出力されるので送信時および受信時の両方が
アンロック状態になった場合でなければアンロック状態
を検出できなかった。このため、誤検出による望ましく
ない送信停止や、送受信期間のうち片方のみにアンロッ
ク状態が生じている場合には検出に至るまでの時間的遅
延により送信停止動作が遅れるなどの解決されるべき課
題があった。
【0006】また、電圧制御発振器(VCO)の中心周
波数が温度変化等の原因により変化した場合、送信用周
波数は発振できるが受信用周波数は発振できないといっ
た場合は送信時はロックするが、受信時はロックしない
状態が生ずるという未解決の課題があった。
【0007】本発明の目的は、周波数切替えに伴うロッ
クアップ時間を検出期間から除外し、さらにノイズや一
時的なアンロック状態を検出しないで検出精度を高める
ことにある。さらに、送信時、受信時で別々にロック状
態の検出を行うことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、バーストの
中央近傍でロック状態か否かをバースト毎に判定し、さ
らに前記判定結果に対してカウンタによる保護を行い検
出する。また前記ロック状態検出を送信時と受信時で別
々に行うように構成した。
【0009】
【作用】本発明では、周波数切替えに伴うロックアップ
時間を避けてバーストの中央近傍でロック状態か否かを
判定し、さらに前記判定結果に対して保護を行っている
ので正確なロック状態検出を行うことができる。また、
前記ロック状態検出を送信時と受信時と別々に行うよう
にしたので、どちらか一方にアンロック状態が生じた場
合でも速やかに検出できるようになった。
【0010】
【実施例】図1には本発明の一実施例を示している。同
図はPHS(パーソナル・ハンディ−ホン・システム)
の移動局における無線機部分(RF部)の構成を示した
ものである。
【0011】図1において、アンテナ10は電波を受信
し送信する。切替器12はアンテナ10を受信期間にお
いては端子a側に切替えて受信アンプ13に接続し、送
信期間においては端子b側に切替えて送信アンプ23に
接続する。受信アンプ13はアンテナ10からの信号を
増幅する。受信第1ミキサ14は受信アンプ13の出力
キャリア周波数(1.9GHz)を240.8MHzに
変換し、第1受信中間周波信号17として出力する。す
なわち、受信アンプ13の出力と第1局発信号43
(1.6592GHz)を乗じて、所望の周波数帯を通
過域とするBPF(バンド・パス・フィルタ)を通すこ
とにより第1受信中間周波信号17が得られる。受信第
2ミキサ15は、第2局発信号19(230MHz)を
用いて第1受信中間周波信号17のキャリア周波数を1
0.8MHzに変換し、第2受信中間周波信号18とし
て出力する。
【0012】直交変調器21は、位相が90度異なるキ
ャリア(第2局発信号19の230MHz)をI信号2
6、Q信号27で直交変調し、送信中間周波信号25と
して出力する。送信ミキサ22は、第1局発信号43
(1.69GHz)を用いて送信中間周波信号25(2
30MHz)のキャリア周波数を1.9GHzに変換す
る。送信アンプ23は制御信号79によって制御され、
制御信号79が送信動作を指示する“L”を示したとき
には送信ミキサ22の出力を所望の送信電力に増幅して
送信し、制御信号79が送信停止を指示する“H”を示
したときには出力を0とし送信を停止する。
【0013】第2局発シンセサイザ16はPLLで構成
され、230MHzの第2局発信号19を出力する。第
1局発シンセサイザ30はPLLで構成され、第1局発
信号43を出力する。アンテナ10の空中線周波数は送
受信とも1.9GHzであるが中間周波数が異なるた
め、第1局発シンセサイザ30は送信時と受信時で異な
る周波数を出力する。すなわち、受信時の周波数は1.
6592GHz、送信時の周波数は1.69GHzの第
1局発信号43を出力する。
【0014】これら周波数の切替えは、制御バス75を
介して発振周波数の設定によって行われる。また、ロッ
ク状態検出を行うために第1局発シンセサイザ30内の
PLL回路からの位相比較結果49を出力する。ロック
状態検出部50は、第1局発シンセサイザ30からの位
相比較結果49を受けて、受信検出タイミング信号7
7、送信検出タイミング信号78によって、第1局発シ
ンセサイザ30がロック状態にあるか否かを送信時およ
び受信時にそれぞれ検出し、検出結果を受信ロック状態
検出結果58および送信ロック状態検出結果59として
出力する。
【0015】制御部70は制御バス75を介して周波数
設定を行い、第1局発信号43の周波数切替制御を行
う。また、ロック状態検出部50に受信検出タイミング
信号77および送信検出タイミング信号78を出力す
る。送信アンフ23には、送信期間に制御信号79を
“L”とし、送信期間のみ電波を送信させる。ただし、
受信ロック状態検出結果58または送信ロック状態検出
結果59が“アンロック”である場合には、第1局発シ
ンセサイザ30に不具合が生じ異常に周波数の電波を送
信する恐れがあるので、制御信号75を“H”とし、送
信アンプ23の送信機能を停止させ、電波の送出を停止
する。
【0016】図2は第1局発シンセサイザ30の回路構
成を示している。位相比較器31は、分周器34の出力
と基準クロック45との位相比較を行う。すなわち、分
周器34の出力が基準クロック45に比べて位相が進ん
でいる場合には位相制御信号44を“遅れ制御”とし、
分周器34の出力が基準クロック45に比べて遅れてい
る場合には位相制御信号44を“進み制御”とする。ま
た、ロック状態検出のため分周器34の出力と基準クロ
ック45の排他的論理和の反転を位相比較結果49とし
て出力する。なお、基準クロック45は水晶発振器で構
成され、キャリア周波数間隔に相当する一定周波数(f
0 )の信号であり、本実施例では300kHzである。
【0017】電圧制御発振器32は、第1局発信号43
として正弦波を出力する。その周波数は制御バス75に
よって指示され、位相制御信号44によって制御され
る。プリスケーラ33および分周器34は、制御バス7
5を介して設定された値PおよびNに基づき、それぞれ
P分周、N分周する。このようなフェーズ・ロック・ル
ープを形成することで、基準クロック45の発振精度で
所望の周波数(N×P×f0)の第1局発信号43を出
力する。
【0018】つぎに位相比較結果49の出力波形につい
て詳しく説明する。発振周波数設定値PおよびNが変更
されると、設定された周波数で安定に発振するまでには
時間(ロックアップ時間)を要する。このロックアップ
時間では、位相比較器31の入力である基準クロック4
5と分周器34の出力は異なる周波数であるから、位相
比較結果49には位相差に応じて“L”と“H”を繰り
返す矩形波が出力される。
【0019】ロックアップ時間が経過し所望の周波数に
ロックすると、基準クロック45と分周器34の出力は
位相差が0となり、位相比較結果49には“H”もしく
はジッタによる極めて細い“L”のパルスが出力され
る。また、電圧制御発振器32が異常周波数で発振して
いるような場合には、ロックに至る期間と同様に位相比
較結果49には位相差に応じて“L”と“H”を繰り返
す矩形波が出力される。
【0020】図3は、第1局発信号43の周波数切替え
動作を示したものである。同図では、時分割で交互に間
欠送受信を行っている様子が示されている。同図(f)
の第1局発信号43の周波数を受信バースト期間で受信
第1局発周波数fr 、送信バースト期間で送信第1局発
周波数ft とするための設定変更は、ロックアップ時間
を考慮して、(a)のアンテナ10における受信バース
ト81a,81bの期間の終了直後で送信第1局発周波
数ft に、(a)の送信バースト82の期間の終了直後
で受信第1局発周波数fr に、(e)の制御バス75の
指示する周波数に設定する。このとき、(e)の制御バ
ス75による周波数設定を変更してからロックに至るま
での(g)の位相比較結果49における送信ロックアッ
プ時間Tt および受信ロックアップ時間Tr で、位相比
較結果49には“L”と“H”を繰り返す信号が出力さ
れる。
【0021】同図(c)の受信検出タイミング信号77
は、受信時に用いる第1局発信号43がロックしている
か否かをロック状態検出部50において検出するための
観測期間を指示するものである。第1局発シンセサイザ
30のロック状態を確実に検出する必要性から、受信バ
ースト81a,81bの中央付近で受信検出タイミング
信号77を“H”にする。なお、この“H”の期間はロ
ック状態検出部50での観測期間であり、第1局発シン
セサイザ30内の基準クロック45の1周期以上である
必要があり、本実施例では3クロック分の幅(約10μ
s)にしている。また(d)の送信検出タイミング信号
78も同様に、送信バースト82の中央付近で3クロッ
ク分“H”となる信号である。(b)の制御信号79は
送信バースト82の期間のみ“L”とする。
【0022】図4は本発明のロック状態検出部50の回
路構成を示したものである。同図においてロック状態検
出部50は判定器51、受信保護器52、送信保護器5
3で構成される。判定器51ではバースト毎に図3
(c)の受信検出タイミング信号77が“H”または図
3(d)の送信検出タイミング信号78が“H”となる
時間内にロックしているか否かを判定する。すでに説明
したように、位相比較結果49には、ロック時には
“H”またはジッタによる極めて細いパルス状の“L”
が出力され、アンロック時には幅の広いパルス“L”が
出力される。したがって、受信検出タイミング信号77
および送信検出タイミング信号78が“H“となつてい
る観測期間内に一定のパルス幅Tp 以上にわたり“L”
となる信号であればアンロックを検出できる。Tp はロ
ック時に観測されるジッタによる極めて細い“L”のパ
ルス幅より十分に広く選ぶ。
【0023】判定回路51では、サンプリング周波数f
s で位相比較結果49をサンプリングし、観測期間内で
p 回(Tp =Np /fs )以上連続して“L”をサン
プルしたら“アンロック”、Np 回を下回ったなら“ロ
ック”と判定する。なお、サンプリング周波数fs は、
わずかな周波数ずれによるアンロックも検出できるよう
にするため、基準クロック45の周波数よりも十分高く
する必要があり、本実施例では基準クロック45の周波
数の32倍(9.6MHz)にしている。判定器51
は、受信検出タイミング信号77の“H”の期間内での
判定結果を受信判定結果56として、送信検出タイミン
グ信号78の“H”の期間内での判定結果を送信判定結
果57として出力する。
【0024】受信保護器52は受信バースト81に使用
する第1局発信号43のロック状態を、送信保護器53
は送信バースト82に使用する第1局発信号43のロッ
ク状態を検出する。受信保護器52および送信保護器5
3は同じ構成および動作の回路で、ノイズあるいは瞬時
的な変動をアンロック状態と判定しないように保護動作
を行う。
【0025】図5は、たとえば、受信保護器52の動作
の流れを示したものである。受信保護器52は0〜SH
までカウントできるカウンタをもち、そのカウント値を
CTとする。同図に示す保護動作は、動作が開始して判
定器51からの受信判定結果56が入力される毎に行わ
れる。受信判定結果が入力されると(S1)、“ロッ
ク”の場合には(S2Y)CT−1とし(S3)、“ア
ンロック”の場合には(S2N)、CT=SHのとき
は、アンロック状態を維持するためにそのままCTの値
を保持する(S4Y)。CT=SHでないときには(S
4N)、CTをインクリメントする(S5)。CTがし
きい値SHに等しくなったときは(S6Y)“アンロッ
ク”(S8)、それ以外は(S6N)“ロック”として
(S7)、受信ロック状態検出結果59として出力す
る。なお、一回送受いづれかのアンロックが検出される
と、判定部70は送信アンプ23への制御信号79を
“H”にして“ロック”になるまで送信を停止する。
【0026】このようにして保護動作を行うことで、第
1局発シンセサイザ30が本来ロック状態である場合の
一時的なアンロック誤検出や、またアンロック状態であ
る場合の一時的な疑似ロック状態の誤検出を防止するこ
とができる。
【0027】しきい値SHの値は、安定なアンロック検
出を行うために本実施例では256とし、5ms間隔通
信チャネル使用時のアンロック検出時間が1秒程度にな
るようにしている。すなわち、アンロック検出時間が1
秒程度になると制御信号79により送信アンプ23の動
作を止め、アンロック状態が解消されるまで送信機能は
停止する。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
は以下に示すような効果がある。 1.送信時および受信時において別々にロック状態の検
出を行うようにしたから、一方のみの不具合でも正しく
検出でき、速やかに送信を停止することができる。 2.ロックアップ時間を除外し、安定した後におけるバ
ースト内の位置でロック状態検出を行うようにしたの
で、正確な検出を行うことができる。 3.受信保護器および送信保護器で保護動作を行うよう
にしたので、ノイズ等による誤検出を防ぐことができ
る。 4.制御チャネルのように受信バーストが長周期で繰り
返されるような場合にも、バースト内でのみロック状態
判定を行うので正確な検出ができる。したがって本発明
の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】図1の構成要素である第1局発シンセサイザの
回路構成図である。
【図3】図1の第1局発シンセサイザの周波数切替動作
を示すタイム・チャートである。
【図4】図1の構成要素であるロック状態検出部の回路
構成図である。
【図5】図4の構成要素である受信保護器の動作の流れ
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 アンテナ 12 切替器 13 受信アンプ 14 受信第1ミキサ 15 受信第2ミキサ 16 第2局発シンセサイザ 17 第1受信中間周波信号 18 第2受信中間周波信号 19 第2局発信号 21 直交変調器 22 送信ミキサ 23 送信アンプ 25 送信中間周波信号 26 I信号 27 Q信号 30 第1局発シンセサイザ 31 位相比較器 32 電圧制御発振器 33 ブリスケーラ 34 分周器 43 第1局発信号 44 位相制御信号 45 基準クロック 49 位相比較結果 50 ロック状態検出部 51 判定器 52 受信保護器 53 送信保護器 56 受信判定結果 57 送信判定結果 58 受信ロック状態検出結果 59 送信ロック状態検出結果 70 制御部 75 制御バス 77 受信検出タイミング信号 78 送信検出タイミング信号 79 制御信号 81a,81b 受信バースト 82 送信バースト fr 受信第1局発周波数 ft 送信第1局発周波数 Tr 受信ロックアップ時間 Tt 送信ロックアップ時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/38 - 1/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時分割でバーストにより送信および受信
    するように切替える送信および受信用の周波数を切替え
    て発振し、その発振周波数である局発信号(43)と基
    準クロック(45)とを位相比較して位相比較結果(4
    9)を出力する局発シンセサイザ(30)と、 前記位相比較結果(49)にもとづいて前記局発信号
    (43)が前記基準クロック(45)にロックしたかア
    ンロックかのロック状態を検出するためのロック状態検
    出手段(50)とを含む移動局のロック状態検出回路に
    おいて、 前記ロック状態検出手段(50)が、 前記送信および受信用の周波数に切替えてからそれぞれ
    ロック状態にいたるまでの送信ロックアップ時間
    (Tt )および受信ロックアップ時間(Tr )を除いた
    前記送信および受信におけるバースト(82,81)の
    安定に存在する期間における前記位相比較結果(49)
    が、所定期間以上アンロック状態を示した場合はアンロ
    ックと判定し、前記所定期間以上アンロック状態を示さ
    なかった場合およびロック状態を示したときにはロック
    状態と判定してその判定結果を前記送信におけるバース
    ト(82)については送信判定結果(57)として、前
    記受信バースト(81)については受信判定結果(5
    6)として前記送信および受信におけるバースト(8
    2,81)毎に得るための判定手段(51)と、 前記送信判定結果(57)が、所定の回数を越えてアン
    ロック状態を示したときにアンロックを示し、前記アン
    ロック状態が前記所定の回数を越えて示されなかったと
    きおよびロック状態を示したときにロックを示して送信
    状態を保護する送信ロック状態検出結果(59)を得る
    ための送信保護手段(53)と、 前記受信判定結果(56)が、所定の回数を越えてアン
    ロック状態を示したときにアンロックを示し、前記アン
    ロック状態が前記所定の回数を越えて示されなかったと
    きおよびロック状態を示したときにロックを示して受信
    状態を保護する受信ロック状態検出結果(58)を得る
    ための受信保護手段(52)とを含む移動局のロック状
    態検出回路。
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