JPS6326020A - 周波数測定機能を有する受信装置 - Google Patents

周波数測定機能を有する受信装置

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JPS6326020A
JPS6326020A JP16800486A JP16800486A JPS6326020A JP S6326020 A JPS6326020 A JP S6326020A JP 16800486 A JP16800486 A JP 16800486A JP 16800486 A JP16800486 A JP 16800486A JP S6326020 A JPS6326020 A JP S6326020A
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oscillator
noise
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Isao Shimizu
功 清水
Katsunori Miyatake
宮武 克典
Kazuaki Murota
室田 和昭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、UHFの狭帯域移動通信のように、
角度変調を用い、かつ搬送波周波数ドリフトを極めて微
小に抑える必要のある通信方式において、自動周波数制
御を行なうための受信周波数測定機能を有する受信装置
に関するものである。
(従来の技術) 通信方式における搬送波周波数のドリフトは伝送特性を
著しく劣化させる6即ち、通過帯域内伝送特性において
は、伝送信号の歪み、周波数特性、誤り率等の劣化がお
き、また、帯域外伝送特性については、隣接チャネルへ
の漏洩電力が増加する。
これを防ぐためには、(1)伝送帯域幅に比べて充分広
い間隔においてチャネル配置を行う通信方式を構築する
か、(2)搬送波ドリフトの原因となる局部発振器や変
調器の安定度を極めて向上させるか、或いは(3)搬送
波ドリフトを検出し、希望する搬送波周波数に自動調整
する、の何れかの手段が必要であった。
(1)については、今後の通信量の増大に対し、有効な
無線周波数がますます限られてくることを鑑みると、特
に、1無線チヤネルを1通話チャネルに割り当てる通信
システムにおいては、広い伝送帯域を有する通信システ
ムを構築するのは困難であることは自明である。また、
広い多重通信等、伝送帯域幅を必要とする通信方式にお
いても、昨今の無線周波数の逼迫から多値変調等の技術
による伝送帯域幅の狭iJs化が迫めら九でおり、搬送
波ドリフトの余裕を実現するために無線チャネル間隔を
広くとったシステムを構築することが困難であることは
いうまでもない。
(2)については、固定無線通信方式のように高安定度
の基準発振器を比較的容易に有することのできる通信方
式では問題とならないが、移動通信方式のように、簡便
で小形な移動無線機をシステム内に有する場合は大きな
問題となる。現在までに、温度変化に起因する搬送波ド
リフトを補正する手段としては、TCXO(Tempe
rature Co!l1pensatedCryst
al 0scillator :温度補償水晶発振器)
があるが、移動通信機器に装備するという・制約条件下
で大量生産を考慮した場合、現実的な安定度の限界は、
1〜165ρpffiと考えられる(NTT国際シンポ
ジウム資料−大容量移動通信方式−昭和58年7月)。
さらに、水晶の発信周波数の温度変化をメモリーに記憶
させておき、温度検出素子からの温度情報をもとに、容
量アレーを制御して周波数制御を行うDTCXO(Di
gitally Temperature Compe
nsated Crystal 0scillator
)も報告されているが(T、Uno etal“A N
ew Digital TCXOC1rcuit Us
ing a Capasitor−5witch Ar
ray :キャパシタスイッチアレイを用いた新ディジ
タルTCXC回路、IEEE Proc、37thFr
equency Control Symposium
 pp434A+441)、温度変化に対する補償精度
をl ppm以下とすることは可能であるが、経年変化
に対する発信周波数の補償を行うことはできない。
(3)については大別して2つの方法が考えられる。
(A) AFC(Automatic Frequen
cy Control :自動周波数制御)による方法 図1は従来からFM放送用受信機に用いられている自動
周波数制御回路である。アンテナ1.1より受信された
周波数変調信号は局部発振器1.2と周波数混合器1.
3において周波数変換され、IF増幅器1.4で増幅さ
れる。周波数変換されたIF倍信号周波数弁別器1.5
において周波数検波され、復調音声信号が周波数弁別器
出力1.6に出力される。
ここで、1.6は周波数偏移、即ち、周波数弁別器の中
心周波数からの入力信号周波数のずれに比例した直流電
圧成分を生じるので、この直流電圧をレベル変換器1.
7で電圧可変容量ダイオード1.8適合する電圧に変換
し、加える。電圧可変容量ダイオード1.8は局部発振
器1.2の発信周波数を1.6に出力された直流電圧成
分に対応して変化できるように局部発振器1.2の共振
回路を構成する。ここで局部発振器1.2に周波数変動
が生じると、IF周波数が周波数弁別器の中心周波数よ
り偏移し、この周波数偏移が直流電圧変化に変換され、
電圧可変容量ダイオードの容量変化となる。レベル変換
器1.7は1.6に生じる周波数変化が例えば、正の方
向であれば、電圧可変容量ダイオードの容量を減じる方
向、即ち正の電圧変化を生じるように電圧変換を行えば
よい。
(B)高い周波数確度を有する受信波に局部発振器を位
相同期させる方法 通信システム内において、高度な基準発振器を用意する
ことが可能となる場合、周波数安定度の劣る機器側で、
高い安定度の送信波を受信し、それを基準として、送信
あるいは受信に用いる局部信号発生器を位相同期する方
法が考えられる0図2はこのような目的に用いられる移
動通信用受信機(移動機側)の構成である(特公昭4O
−1544)。
アンテナ2.1では通信に用いる受信機2.2のほかに
、基地局より送信される基準周波数の受信機2.3を有
する。基準受信機2.3は位相比較器2.4の基準周波
数となる高周波出力を供給する。VCXO(Volta
gaControlled Crystal 0sci
llator :電圧可変型水晶発振器)2.5の出力
は位相比較器2.4に入力・比較され、基準受信機より
得られた基準周波数に同期するように制御される6局部
発振器は局部発振器用位相比較器2.6.VCO(Vo
ltage Controlled 0sci11at
or :電圧制御発振器)2.7.及び9分周器2.8
より構成される。VCXO2,5の出力は、VCO2,
7を分周された出力と局部発振用位相比較器2.6にお
いて比較され、コノ出力はVCO2,7をVCXO2,
5ニ同期するようにVCO2,7を制御する。この構成
においては、結局、局部発振器2.7の周波数安定度は
2つの位相同期ループが正常に動作する限りにおいては
基地局から送信される基!!!!周波数の安定度と同等
となる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記(A)の方式は、周波数変化を周波数弁別器で生じ
る直流電圧として測定していると考えることができる。
しかしながら、周波数弁別器の中心周波数の偏差は大量
生産を前提に考えると0.5kHzが限界である。この
ことは、即ち、AFCを行ったとしても、局部発振器の
発振周波数誤差は周波数弁別器の中心周波数の偏差以下
とすることはできない、従って、この方式は周波数ドリ
フトを極めて微小に抑える必要のある用途に用いること
はできない。
上記(B)の方式の構成の欠点は以下の2点である。即
ち、(A)高度な安定度を有する基地局の無線設備及び
、移動側では本来の通信を行う受信機の他に、基準周波
数を生成する受信機が必要となる。また、貴重な周波数
資源を本来の情報伝達手段としてではなく1周波数制御
の手段として用いることが、周波数の有効利用の観点か
らは無駄である。(B)周波数基準を得るための位相同
期ループの安定性は受信機2.3が、苛酷な電波伝搬条
件下でいかに低電界まで基準周波数を生成できるかにか
かっており1例えば、移動通信方式のようにマルチパス
フェーディングによる受信電界の変動が数十dBにも及
び急激な位相変動を伴う場合、低電界時には基準周波数
の生成が困是となる事が考えられる。
本発明の目的は、搬送波ドリフトを極めて微小に抑える
必要のある。角度変調を変調手段に用いた通信方式にお
いて、従来方式に見られた周波数検出の誤差を改善し、
また、極めて大幅な受信電界変動が発生する場合にも、
受信周波数ドリフトを正確に検出する回路を提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、角度変調を用いる通信方式では、(1)受信
電界の変動の抑圧のためにリミタを使用できること、(
2)低電界時に発生するリミタによる広帯域雑音は簡単
なフィルタあるいはPLL等の雑音除去手段によって除
去可能であること、(3)受信機の局発周波数変動或い
は受信波の搬送波ドリフトは数回の周波数変換より中間
周波数に変換されてもその絶対値は保存されること、(
4)比較的周波数の低い中間周波数における周波数測定
は周波数測定の基準に用いるタイムベースに高安定の発
振器を必要としないこと、(5)周波数を測定するディ
ジタルカウンターは必要とする精度分だけ用意すれば、
例えば、1個のMSI(Middle 5cale I
ntegration :中規模集積回路)程度で実現
可能であるほど装置規模は小さいこと1等に着目し、1
系列の受信機と単純な構成のIFフィルタ或いはPLL
等の雑音除去手段、及び周波数カウンターにより、受信
周波数ドリフトを精度良く測定することを最も大きな特
長とする。
従来は安定度の劣る機器側では正確な周波数測定手段を
有していなかったために、精度の低い受信周波数制御を
行うか、正確な周波数に同期させるための別の手段を設
けざるを得なかった。本発明においては、簡単な構成で
実現できるディシル周波数カウンタを用い、角度変調方
式においては一般的に用いられるリミタによって受信波
の電界変動を抑圧し、低電界時にリミタによって生じる
広帯域雑音は、リミタに後置した簡単なIFフィルタあ
るいはPLL等の雑音除去手段によって除去することに
よって、受信周波数あるいは局部発振周波数の変動を正
確に測定し得る測定系を構成することが従来の技術とは
異なる。また、マルチコンバージョン受信機(周波数変
換器と局部発振器を2式以上有する受信機)において、
第1局発の基準発振器を周波数カウンタのタイムベース
とした場合の、IFにおける受信波の測定周波数と、第
1局発以外のすべての局発の測定周波数を算術的に演算
することによって、第2局発以降の局発の周波数変動に
起因する測定誤差を補正し、さらに高精度な周波数測定
手段を構成することが従来の技術とは異なる。
(実施例) 図3は本発明の実施例である。第1局発はT(1:XO
3,19位相比較器3.2. VCO3,3,分周器3
.4より構成される。この動作は従来の技術の項目で述
べた。
アンテナ3.5に入力された受信波は第1ミクサ3.6
で第1局発のV(:03.3の出力と混合され、第1I
Fフィルタ3.7で「受信周波数上第1局発周波数」の
うち、希望の第1IF周波数が選択される。これ7は、
第2局発3.8信号と第2ミクサ3.9で混合され、「
第1IF周波数士第2局発周波数」のうち、第2工Fフ
ィルタ3.10で希望の第2IF周波数が選択される。
 V/、UHF帯通信では、実用的に実現できるIFフ
ィルタに比べて搬送波周波数が高いこと、及び、高利得
のIF増幅器が高い周波数では実現が難しいことを考慮
して、通常1図3に示すようなダブルコンバージョン受
信機が用いられる。従って本実施例においてはダブルコ
ンバージョン構成について説明する。第2IF周波数に
変換された信号は角度変調方式を用いる場合、リミタ3
.11で信号振幅が飽和されるまで増幅される。角度変
調信号の復調はディスクリミネータ3.12で行ねれる
。一方、受信波の周波数測定のためには、リミタ3.1
1の出力は分岐され雑音除去手段(BPFあるいはPL
L等)3゜13に入力される。雑音除去手段3.13で
は、受信波のC/N(搬送波対雑音電力比)が低い場合
にリミタ3゜11以降で発生する高帯域の雑音を除去す
るために挿入されている。この出力は周波数を測定する
周波数カウンタ3.14に入力される。ここで図3にお
いて3.15の部分が一種の受信周波数測定回路と把え
られる。周波数カウンタ3.14のタイムベース信号の
精度は10−4程度あれば最終IF周波数が455kH
zの場合、45.5Hzの誤差となり、実用上充分であ
る。
従って、タイムベースには受信機内の局部発振器に用い
る水晶発振器や、マイクロコンピュータのクロック等を
用いればよく、特別に本周波数測定のために高精度の周
波数基準を用意する必要はない。ここでは、受信機内で
周波数安定度が1番良好と考えられる第1局発のTCX
o 3.Iを用いた場合における本発明の周波数測定精
度について述べる。
図3において、アンテナ端の受信周波数をF’al第1
IF周波数をh□、第1局発周波数をFll、第2IF
周波数をF121第2局発2波数をFjz+第1局発に
用いるTCXOの周波数偏差をε8.第2局発の周波数
偏差をε2.測定した第2IF周波数をF1□とする。
この時、以下の関係がある。
Fll =Fa  FalFJz         (
1)ここで、TCXOのドリフトがElの場合、第1局
発に図3のようなシンセサイザを用いた場合、第1局発
の周波数Fj1は次式となる。
ht=Fx□  (1+  t  、)       
              (2)第2局発の周波数
偏差E2を零とすると第1局発がドリフトした場合の第
2IF周波数−はp、=FaFft  FJi=Fa 
 Fll(1+εL)  FJz    (3)また、
第1局発のTCXOを周波数カウンタのタイムベースに
してこの第2IF周波数を測定すると、” (Fa F
ft (1+ε1)  Fjz)/(1+εWF   
 (4)ここで、測定の偏差ΔF1□は ΔF+2=F12  F1z=(Fa Fjz)(1/
 (1+ εt)−1)Fil・Eエ        
 (5)となる。ここでΔF+□の絶対量を(5)に従
って計算すると、以下の表−1のようになる。
表−1 但し、 Fa=872.5MHz、 F11=782.
5MHz、 F1x=89゜455MHz HF + 
1=90MHz HF + 2 ” 455kHzとす
る。
表−1よりわかるように、周波数変換をおこなっても、
第1局発の周波数誤差は保存されるため、第2IF周波
数において周波数測定を行うなら高精度の周波数測定が
可能となる。
次に1本発明の周波数測定精度について述べる。
図4に変調されたRF倍信号図3の方式に従って周波数
測定した場合の測定精度を示す。変調の影響を明らかに
するために、フェージング無とし、擬似音声によるRF
倍信号平均変調度は1 、5 (rad/s)、音声の
下部帯域に擬似音声と周波数多重されたスプリントフェ
ーズ符号化されたPNデータ信号によるRF倍信号最大
周波数偏移は0.6kHzである。また周波数測定のゲ
ートタイムは1秒である。受信機の12dBSINAD
感度はOdBμで、通過帯域幅は8 kHzである。こ
の図ではIF周波数が453.5kHzから456゜5
kHzまでの場合について、0.5kHzごとに示して
いる。この図かられかるように、受信電界が5’dBμ
までは測定値の標準偏差は5Hz以下という非常に良好
な精度が得られている。
周波数変調の場合は、変調信号の振幅が搬送波周波数を
中心とした周波数の偏移に変換される。
従って、変調信号は周波数変調されたRF倍信号周波数
測定に際して誤差の要因となるが、変調器がAC結合さ
れているとRF倍信号定常的な周波数偏移が生じないこ
と、また、測定のゲート時間を変調周波数の時間変化に
比べて充分長くとることにより変調波による搬送波の周
波数変動は平均化されて零に収束する等の理由により、
図4に示すように高精度の周波数測定が可能となる。
図5にフェージングの影響を示す。最大ドツプラ周波数
は40Hzで、これは800MHz帯においては移動体
の速度が約50km/hに相当する。変調条件は図4と
同等である。この図から、フェージング無に比べて、低
電界時の測定偏差は増加することがわかるが、受信電界
が1OdBμで測定値の標準偏差は10Hz程度と、実
用上充分な測定精度を有する。
図6は本発明に用いた雑音除去手段の効果を示す。図4
及5は、通過帯域幅が受信帯域と等しいBPF 3.1
3をリミタ3.11に後置して測定を行っているが1図
6はBPF 3.13を省いである。BPFが無いと受
信電界が40dBμでも測定周波数の標準偏差は400
Hzにも達し、測定精度が著しく劣化する。これは、リ
ミタ3.11から発生する広帯域雑音の影響であり、こ
のBPFもしくはこれに代わる雑音除去手段を設けるこ
とは周波数測定に際して必須となる。
これは以下の理由による。即ち1図6に示すように、バ
ンドパスフィルタ等の雑音除去手段を周波数カウンタに
前置しないと、低電界入力時における測定値は必ず中間
周波数より大きくなる。図7はリミタの出力波形(a)
、 (c)とこれを(ア)の点をスレッショルドとして
成形した波形(b)、 (d)である、 (a)、 (
b)は高受信入力時で(C)、 (d)は低受信入力時
である。ここで、高受信入力時は受信波の振幅は完全に
飽和し、これを波形成形することにより、受信波の正確
な周波数測定ができる。しかし、低受信入力時は、搬送
波対雑音電力比が劣化するので、リミタが高利得増幅器
であっても、熱雑音に対して完全に飽和した出力をえる
ことができない場合、図7(c)のような波形となる。
これを波形整形しても図7(d)のように雑音によって
不要なパルスが生成され、これが雑音除去手段を有さな
い場合に低受信入力時に搬送波周波数よりも高い周波数
を測定する原因である。
(実施例 その2) 図8は本発明の第2の実施例であって第2局発の搬送ド
リフトによる測定誤差を補正する方式である。まず、構
成について説明する。
カウンタの入力切り換え回路8.1は制御演算回路8.
2の指示に従ってリミタ3.11の出力と第2局発3.
8の出力を切り換える。カウンタ3.14の出力”は制
御演算回路に入力され、第2局発の発振周波数誤差を補
正するための計算を行う。制御演算回路は、1チツプマ
イクロプロセツサで簡単に実現できる。それ以外の構成
は図3と同等であり、8゜3を本実施例の受信周波数測
定回路とする。なお、本実施例においては周波数カウン
タを1台とし、その入力を切り換えているが、複数の周
波数カウンタを用意し、その測定値を演算制御部におい
て読み込んでもよい。
次に、第2局発による誤差の補正法について述べる。
実施例1と同様に、カウンタのタイムベースに第1局発
のTCXOを用いて第2IF周波数を測定する。
測定値は へ F、、= (Fa−Fjx(1+ i 1)−FIZ(
1+ i z))/(1+ε、)”(F+*  Fjt
・εx  FIt・εt)/D+ε、)    (6)
となる。一方、切り換え回路7.1を第2帰発側に切り
換え、第2局発周波数を測定する。この測定値は F、2 =F第2 (1+ ε 2)/(1+ ε 、
)            (7)この測定値を算術的
に加算して、 式(8)は第2局発の誤差の項であるε2を含んでいな
い、また測定すべき無線チャネルが決定されればFl、
はわかり、FIZ2及びFjzは既知である。従って、
第1局発の周波数誤差E工は式(8)よりとなり、第2
IF周波数の発振周波数誤差によらず。
受信周波数偏差あるいは第1局発周波数偏差を測定する
ことができる。また、式(6)は第2局発を下側局発と
した例であるが、これを上側局発とした場合は式(6)
は以下のようになる。
八 Flz = (Fn + Fjz ’εL+F1z” 
t り/(1+ f i)    (10)この場合も
また、式(10)より、第2局発周波数を測定した結果
である式(7)を減算することによって、以下の式のよ
うにε2の項を消去することができる。
(実施例 その3) 実施例2においては、ダブルコンバージョン受信機につ
いて、第2局発の周波数偏差の補正法を示したが、この
方法はマルチコンバージョン受信機についても適用でき
る。図9にマルチコンバージョン受信機において、第1
局発のTCXOをタイムベースとして、第2〜n局発の
周波数測定値及び、第nIF周波数の測定値から第2〜
n局発周波数の周波数誤差を補正する方法を示す0図9
において、9.1〜9.4は図7の構成に新たに追加と
なる周波数変換器と局部発掘器、9.5は第nIFフィ
ルタである。また、第2〜n局発及び第nIFの周波数
は切り換えスイッチ9.6によって選択され、周波数カ
ウンタ3.15に入力される。切り換えスイッチ9.6
は演算・制御部7.2によって制御される。
最終IF周波数Finは Fln=Fa  (FIt + ’・・・・・+Fj、
l)       (12)また、各局発がドリフトし
た場合の第nIF周波数Fl++は これを第1局発のTCXOをタイムベースにして測定へ したFinは 一方、第に番目の局発周波数Fjkを第1局発のTCX
Oをタイムベースにして測定したFlkは△ F、k =Fオk (1+ ε i)’/(1+ ε 
i)             (15)式(14)に
、式(15)をkが2よりnまでを加算した結果を加え
て次式を得る。
これより、ε2〜ε、の項が消え、ε1について解くと
以下のようになる。
式(17)より、演算制御部において、カウンタの入力
を切り替えて、最終IF周波数及び、第2〜n周波数を
測定し、単純な演算を行うことで、マルチコンバージョ
ン受信機においても、第2〜n局発の周波数偏差による
周波数測定誤差を補正することができる。また、本実施
例においては第2〜n局発を下側局発としたが、実施例
2で述べたように第2〜n局発は上側局発を採用しても
、これらの周波数誤差を打ち消すことができる。なお、
マルチコンバージョン受信機において、後段のIF周波
数が低い場合、後段の局発は充分な安定度を有するので
、これらによる周波数誤差の補正は必要とならない場合
がある。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明では、小規模の回路で、変
調、フェージングに関わらず、受信周波数の高精度測定
が可能となる。本発明の回路で測定した受信波の周波数
誤差をもとに第1局発のTCxOの周波数制御を行えば
、測定周波数誤差に等しい精度まで受信系の周波数安定
度を高めることが可能となる。このことは、TCXOの
安定度が現状では1〜1 、5ppmであることを鑑み
ると、IGHz以上の搬送波周波数を用いる移動通信機
器、あるいは、厳しい周波数安定度が要求されるインタ
ーリーブ無線チャネルを用いた狭帯域移動通信機器を安
価、小型に提供する上で極めて大きな利点となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のAFCの構成である。第2図は従来の高
精度周波数基準に位相同期させる局発を持った受信機の
構成である。第3図は本発明の実施例1の構成である。 第4図は本発明の実施例1の周波数測定精度の測定結果
(変調有り、フェージング無し、雑音除去手段有り)で
ある。第5図は本発明の実施例1の周波数測定精度の測
定結果(変調有り、フェージング有り、雑音除去手段有
り)である。第6図は本発明の実施例1の周波数測定精
度の測定結果(変調有り、フェージング有り、雑音除去
手段無し)である。第7図は雑音除去手段の効果を示す
図である。第8図は本発明の実施例2の構成である。第
9図は本発明の実施例3の構成である。 1.1・・・アンテナ、   1.2・VFOll、3
・・・周波数変換器、 1.4・・・中間周波増幅器、
1.5・・・周波数弁別器、 1.6・・・検波出力、
1.7・・・レヘル変換器、 2.1・・・アンテナ、
2.2・・・周波数変換器、 2.3・・・受信機、2
.4−・・位相比較器、  2.5・VCXO12,6
・・・位相比較器、  2.7・・・VCO12,8−
・・分周器、3.1 ・TCXO13,2・・・位相比
較器、  3.3・・・VCO13,4・・・分周器、
    3.5・・・アンテナ、3.6・・・第1ミク
サ、  3.7・・・第1IFフイルタ、3.8・・・
第2局発、   3.9・・・第2ミクサ。 3.10・・・第1IFフイルタ、 3.11・・・リミタ、 3.12・・・周波数弁別器、3.13・・・雑音除去
手段、3.14・・・周波数カウンタ、 3.15・・・受信周波数測定回路、 8.1・・・切り替えスイッチ、 8.2・・・演算制御部、 8.3・・・受信周波数測定回路、 9.1・・・第3局発。 9.2・・・第n局発、   9.3・・・第3ミクサ
、9.4・・・第nミクサ、  9.5・・・第1IF
フイルタ、9.6・・・切り替えスイッチ。 フl コ2 −4,わ\−X W X X−に−X−に−X−X−X
 !逼ヒ 慎〕飄、7J   (daμン 図 4 つ穐>7J (dBμ) 図5 寺べ8入力(dB)−) !6 ン      巨3 <0> 口■  リミフ: (C) 世77潰域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)角度変調信号を受信する受信機において、発振器
    と、 該発振器にもとづいて局発信号を発生する局発回路と、 該局発回路の出力により受信波の周波数を変換する周波
    数変換回路と、 該変換回路に接続される振幅制限器と、 振幅制限器の出力の中の雑音を除去する雑音除去手段と
    、 雑音除去手段の出力波の周波数を測定する周波数カウン
    タとを有し、 該周波数カウンタの基準周波数を前記発信器の出力によ
    り設定することにより、受信機の受信周波数及びその誤
    差を測定することを特徴とする、周波数測定機能を有す
    る受信装置。
  2. (2)角度変調信号を受信する受信機において、発振器
    と、 該発振器にもとづいて局発信号を発生する局発回路と、 該局発回路の出力により受信波の周波数を変換する周波
    数変換回路と、 その出力に接続される別の周波数変換回路及び局発回路
    と、 最終の周波数変換回路に接続される振幅制限器と、 振幅制限器の出力の中の雑音を除去する雑音除去手段と
    、 雑音除去手段の出力波の周波数及び第2段以後の局発回
    路の周波数を測定する周波数カウンタとを有し、 測定した局部発信周波数の値と最終中間周数段の振幅制
    限器の出力周波数の値を演算することによって、第2局
    部発信器以降の発信周波数誤差に起因する測定周波数誤
    差を補正することを特徴とする周波数測定機能を有する
    受信装置。
JP16800486A 1986-07-18 1986-07-18 周波数測定機能を有する受信装置 Expired - Lifetime JPH0691422B2 (ja)

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JP16800486A JPH0691422B2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18 周波数測定機能を有する受信装置
US07/072,819 US4817197A (en) 1986-07-18 1987-07-13 Mobile communication apparatus
EP87306371A EP0253680B1 (en) 1986-07-18 1987-07-17 Angle modulated signal receiving apparatus
DE3750757T DE3750757T2 (de) 1986-07-18 1987-07-17 Empfängeranordnung für winkelmodulierte Signale.

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211027A (ja) * 1988-06-29 1990-01-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動通信方法
JPH066178A (ja) * 1992-06-23 1994-01-14 Japan Radio Co Ltd Afc回路
US5493710A (en) * 1991-08-02 1996-02-20 Hitachi, Ltd. Communication system having oscillation frequency calibrating function

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JPH066178A (ja) * 1992-06-23 1994-01-14 Japan Radio Co Ltd Afc回路

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