JP2924157B2 - キャッパ - Google Patents

キャッパ

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JP2924157B2
JP2924157B2 JP27169390A JP27169390A JP2924157B2 JP 2924157 B2 JP2924157 B2 JP 2924157B2 JP 27169390 A JP27169390 A JP 27169390A JP 27169390 A JP27169390 A JP 27169390A JP 2924157 B2 JP2924157 B2 JP 2924157B2
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cap
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container
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はキャッパに関し、より詳しくは、圧力室内に
供給されるエア圧に応じてキャップの把持力を調整可能
なエアチャックを備えたキャッパに関する。
「従来の技術」 従来、キャッパとして、圧力室内に供給されるエア圧
に応じてキャップの把持力を調整可能なエアチャックを
有するキャッピングヘッドと、このキャッピングヘッド
と容器との少なくとも一方を昇降させて上記エアチャッ
クに把持したキャップを容器口部の外周に嵌装させる昇
降機構と、上記キャッピングヘッドを回転駆動して上記
エアチャックに把持したキャップを容器口部に螺合させ
る回転駆動機構とを備えたものが知られている(特開昭
63−178983号公報、特開平1−199894号公報参照)。
「発明が解決しようとする問題点」 しかるに従来、上記キャッパにおけるエア圧はキャッ
プの種類によって変更しており、キャップの種類が変更
されない限り実質的に一定に保つようにしていた。した
がって軟質のキャップでは、該キャップの変形を防止す
るためにエア圧を低く設定する必要があるが、キャップ
の変形を防止するためにエア圧を低く設定すると、該キ
ャップの締付け力が不足する欠点があった。
「問題点を解決するための手段」 本発明はそのような事情に鑑み、上述したエアチャッ
クを有するキャッパにおいて、そのエアチャックの圧力
室に供給するエア圧を、上記エアチャックによるキャッ
プの螺合前の把持時に小さく、キャップの容器口部への
螺合時に大きく制御する圧力調整手段を設けたものであ
る。
「作用」 上記構成によれば、キャップの螺合前の把持時にエア
圧が小さく制御されるので、該キャップが軟質のキャッ
プであってもその変形が防止され、円滑に容器口部にキ
ャップを螺合させることができる。そしてキャップが容
器口部に螺合されたら、上記エア圧を大きくしてもキャ
ップの変形が容器口部によって防止されるので、その大
きなエア圧に応じた大きな締付け力で該キャップを容器
口部に螺着することができる。
「実施例」 以下図示実施例について本発明を説明すると、第1図
において、図示しないフレームに固定軸1を鉛直方向に
配設して固定してあり、この固定軸1に複数個の軸受2
を介して回転体3を回転自在に軸支し、この回転体3を
図示しないモータにより一方向に回転駆動させることが
できるようにしている。
上記回転体3の外周部には、回転体3の回転中心を中
心とする所定の円上で鉛直方向に配設した案内ロッド4
を等間隔に複数本固定し、かつ、各案内ロッド4の中間
位置にそれぞれ中空のスピンドル5を配設している。そ
して各スピンドル5の下端部にそれぞれキャッピングヘ
ッド6を取付けている。
上記各スピンドル5およびキャッピングヘッド6は昇
降機構9によって昇降されるようになっており、この昇
降機構9は、本実施例では各スピンドル5の軸方向中央
部下方に回転自在に取付けたブラケット10と、このブラ
ケット10に取付けたカムフォロワ11と、上記固定軸1に
固定した昇降カム12とを備えている。そして上記ブラケ
ット10の一部を隣接した案内ロッド4に昇降自在に取付
けて該ブラケット10がスピンドル5とともに回転しない
ようにするとともに、該ブラケット10に設けた上記カム
フォロワ11を昇降カム12に形成したカム溝12aに係合さ
せることにより、回転体3の回転に伴なって上記スピン
ドル5を昇降させることができるようにしている。
また、上記各スピンドル5およびキャッピングヘッド
6は回転駆動機構13によって回転駆動されるようになっ
ており、この回転駆動機構13は、本実施例では上記回転
体3に回転自在に軸支し、かつ上記スピンドル5をスプ
ライン嵌合させた中空軸14と、この中空軸14の中間部に
一体に設けたピニオン15と、固定軸1に固定されて上記
ピニオン15が噛合されたサンギヤ16とを備えている。し
たがって回転体3が回転されれば、上記サンギヤ16によ
って上記ピニオン15および中空軸14が回転され、この中
空軸14にスプライン嵌合しているスピンドル5が回転駆
動されるようになる。
然して、第2図に示すように、上記各キャッピングヘ
ッド6はそれぞれエアクラッチ21とエアチャック22とを
備えており、上記エアクラッチ21の圧力室23とエアチャ
ック22の圧力室24とには別系統の通路25、26からそれぞ
れ圧縮空気を供給することができるようになっている。
上記エアクラッチ21はスピンドル5の回転を上記エア
チャック22に伝達し、その伝達トルクはエアクラッチ21
の圧力室23内に供給されるエア圧によって調整すること
ができるようになっている。またエアチェック22は圧力
室24内に供給されるエア圧に応じてキャップ27の把持力
を調整することができるようになっている。これらエア
クラッチ21およびエアチェック22の構成は従来既に周知
であるので、その具体的構成の説明は省略する。
上記各エアチャック22の圧力室24に連通する通路26
は、各スピンドル5の上端部に設けたロータリジョイン
ト30から引き出した後、それぞれ圧力調整手段31に接続
している。各圧力調整手段31は、上記通路26から分岐さ
せた高圧通路32Hと低圧通路32Lとを備えており、上記高
圧通路32Hにこれを開閉する高圧用開閉弁33Hを設けると
ともに、低圧通路32Lにこれを開閉する低圧用開閉弁33L
とエア圧を減圧するレギュレータ34とを設けている。
そして上記高圧通路32Hと低圧通路32Lとを通路35によ
って再び合流させた後、回転体3の上部に設けたロータ
リジョイント36を介して外部に引き出し、図示しない圧
力調整弁を介して空気源に連通させている。他方、エア
クラッチ21の圧力室23に連通する通路25は、上述した2
つのロータリジョイント30、36を介して回転体3の外部
に引き出し、図示しない圧力調整弁を介して空気源に連
通させている。
第1図に示すように、上記各圧力調整手段31を構成す
る各一対の高圧用開閉弁33H、33Lは回転体3の上部に半
径方向に並設して固定してあり、また回転体3に軸支し
て図示しないフレームに連結したブラケット41によって
静止させた固定プレート42に、高圧通路32Hの高圧用開
閉弁33Hに係合してこれを開放させる高圧用カム43Hを設
けるとともに、低圧通路32Lの低圧用開閉弁33Lに係合し
てこれを開放させる低圧用カム43Lを設けている。
第3図に示すように、図示しない容器はコンベヤ44か
ら入口スターホイール45を介して回転体3内に搬入さ
れ、キャッピングが施された容器は回転体3から出口ス
ターホイール46を介してコンベヤ44に排出されるように
なっている。そして上記低圧用カム43Lは入口スターホ
イール45近傍の小さな範囲、すなわちキャッピングヘッ
ド6がキャップ27を把持して容器口部の外周に嵌装する
区間に渡って設けてあり、また高圧用カム37Hは低圧用
カム37Lの末端部から出口スターホイール46までの大き
な範囲、すなわちキャッピングヘッド6がキャップ27を
容器に螺合する区間に渡って設けている。
以上の構成において、回転体3を図示しないモータに
よって回転させると、上記キャッピングヘッド6は回転
駆動機構13によって回転されながら、出口スターホイー
ル46を通過して入口スターホイール45に近接するように
なる。従来周知のように、上記入口スターホイール45の
上方には図示しないシュートの先端部にキャップ27が供
給されて停止しており、又は入口スターホイール45の上
部に設けた円板によってキャップ27が搬送されるように
なっている。
上記回転体3の回転に伴ってキャッピングヘッド6が
入口スターホイール45上となると昇降機構9によってキ
ャッピングヘッド6が降下され、停止し又は搬送されて
いるキャップ27が相対的にキャッピングヘッド6のエア
チャック22内に挿入される。これと同時に、上記圧力調
整手段31の低圧用開閉弁33Lが低圧用カム43Lに係合して
開放されるので、低圧通路32Lを介して低圧のエアがエ
アチャック22の圧力室24内に供給され、キャップ27を軽
く把持するようになる。したがってキャップ27が軟質な
キャップであっても、該キャップ27の変形が防止でき
る。
上記エアチャック22がキャップ27を把持すると昇降機
構9によってキャッピングヘッド6が僅かに上昇されて
取出され、次に該キャッピングヘッド6が入口スターホ
イール45を通過すると降下される。容器は入口スターホ
イール45を介して回転体3内にキャッピングヘッド6の
直下位置に搬入されており、キャッピングヘッド6が降
下されるとキャップ27が容器口部の外周に嵌装される。
キャップ27が容器口部の外周に嵌装されると、上記キ
ャッピングヘッド6は回転駆動機構13によって常時回転
されているので、キャップ27の容器口部への螺合が開始
される。この状態となると、上記圧力調整手段31の低圧
用開閉弁33Lが低圧用カム43Lから離隔して閉鎖されると
ともに、高圧用開閉弁33Hが高圧用カム43Hに係合して開
放されるので、高圧通路32Hを介して高圧のエアがエア
チャック22の圧力室24内に供給されるようになり、キャ
ップ27を強く把持するようになる。
しかしながらこの際には、キャップ27が軟質のキャッ
プであってもその内面が容器口部によって支持されてい
るので、該キャップ27は変形されることなく大きな締付
け力で容器に螺着される。そして上記エアクラッチ21の
圧力室23には所定のエア圧が導入されており、キャップ
27の締付け力がそのエア圧で定められる締付け力を越え
るとクラッチが滑るようになるので、キャップ27は一定
の大きな締付け力で容器に螺着される。
この後、上記高圧用開閉弁33Hが高圧用カム43Hから離
隔して閉鎖され、それによってキャップ27の把持が解放
されると昇降機構9によってキャッピングヘッド6が上
昇され、キャップ27が螺着された容器は出口スターホイ
ール46を介してコンベヤ44上へ排出される。
なお、上記実施例ではキャッピングヘッド6の回転駆
動機構13をサンギヤ16等から構成しているがサーボモー
タから構成してもよく、また昇降機構9はキャッピング
ヘッド6を昇降させているが容器を昇降させてもよい。
さらに圧力調整手段31も上述の実施例に限定されるもの
ではなく、エアチャック21の圧力室24に供給されるエア
圧を、エアチャック21によるキャップ27の把持時に小さ
く、キャップ27の容器口部への螺合時に大きく制御する
ことができれば、いかなる構成のものであってもよい。
また、本発明をライン式キャッパに適用できることも勿
論である。
「発明の効果」 以上のように、本発明によれば、軟質のキャップであ
っても該キャップの変形を防止しながら大きな締付け力
で該キャップを容器口部に螺着することができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図の要部を断面して示すとともに配管系統を示す系統
図、第3図はカムの取付け位置を示す平面図である。 3……回転体、6……キャッピングヘッド 9……昇降機構、13……回転駆動機構 22……エアチャック、24……圧力室 27……キャップ、31……圧力調整手段 33H……高圧用開閉弁、33L……低圧用開閉弁 34……レギュレータ、43H……高圧用カム 43L……低圧用カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67B 1/00 - 5/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力室内に供給されるエア圧に応じてキャ
    ップの把持力を調整可能なエアチャックを有するキャッ
    ピングヘッドと、このキャッピングヘッドと容器との少
    なくとも一方を昇降させて上記エアチャックに把持した
    キャップを容器口部の外周に嵌装させる昇降機構と、上
    記キャッピングヘッドを回転駆動して上記エアチャック
    に把持したキャップを容器口部に螺合させる回転駆動機
    構とを備えたキャッパにおいて、 上記圧力室に供給するエア圧を、上記エアチャックによ
    るキャップの螺合前の把持時に小さく、キャップの容器
    口部への螺合時に大きく制御する圧力調整手段を設けた
    ことを特徴とするキャッパ。
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