JP2923858B2 - ごみ空気輸送システム - Google Patents

ごみ空気輸送システム

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ごみ空気輸送システムに係り、特に、投入
されたごみを布設パイプラインを利用して、目的箇所の
収集センターに空気輸送する技術に関するものである。
「従来の技術」 大規模建造物等から排出される大量のごみや、家庭毎
に排出されるごみを、地下に埋設されたパイプライン
(管路)を利用して、収集センターまで空気輸送するシ
ステムとして、例えば第2図に示すようなものがある。
第2図において、符号1は大規模建造物、2は投入シ
ュート、3は貯留排出機、4は吸気口、5はごみ投入ポ
スト、6はごみ輸送管、7は遠隔操作弁、8は一次収集
センター、9は分離機、10は大型貯留排出機、11は除塵
機、12は脱臭装置、13は送風機(ブロア)、14は吐出サ
イレンサ、15コンベア、16は二次輸送管、17は二次収集
センターである。
これらのごみ空気輸送システムでは、複数箇所に設置
した投入シュート2やごみ投入ポスト5にごみが投入さ
れて溜まっているときに、一次収集センター8を運転状
態として、送風機13で各ごみ輸送管6の内部空気を吸引
するとともに、吸気口4からの空気の導入によって、混
み輸送管6の内部に空気流を生じさせ、遠隔操作弁7の
開放位置を切り換えることにより、投入シュート2また
はごみ投入ポスト5の1個または複数個に貯留している
ごみをこの空気流に乗せて、ごみ輸送管6によって一次
収集センター8まで順次輸送し、一次収集センター8に
おいて、分離機9を経由させることによって固形分とガ
ス分とに分離して、固形分を大型貯留排出機3に貯留す
るとともに、ガス分を除塵機11及び脱臭装置12に送り込
んで反塵及び脱臭を行ない、分離空気を吐出サイレンサ
14を経由して大気に脳出するものであり、除塵機11で分
離した塵埃はコンベア15により大型貯留排出機10に送り
込まれて貯留される。
そして、このようなごみの回収及び輸送作業は、1箇
所の貯留排出機3またはごみ投入ポスト5において、例
えば数分ないし数10分の間実施されて、大型貯留排出機
10に順次貯留される。
一方、一つの一次収集センター8から、次のごみ集積
場所、例えば二次収集センター17に輸送する場合には、
大型貯留排出機10に貯留しておいたごみをごみ収集車に
移載して転送するか、あるいは、一次収集センター8と
同様の機能を有する二次収集センター17とを二次輸送管
16で接続して、二次収集センター17を運転状態とし、複
数箇所の一次収集センター8に一次貯留させたごみを空
気輸送することによって行なわれる。
「発明が解決しようとする課題」 しかし、一次収集センター8で一次貯留させたごみ
を、ごみ収集車によって他の場所に転送する場合である
と、ごみの移載作業をともなうために、ごみの空気輸送
システムの有する衛生、無公害、省力化等の特徴を生か
し切れないことになり、一方、一次収集センター8と同
様の機能を二次収集センター17に持たせる場合である
と、ごみの空気輸送システムの有する特徴を生かすこと
ができるが、各収集センターの数だけ、分離機9、大型
貯留排出機10、除塵機11、脱臭装置12、送風機13、吐出
サイレンサ14等が必要になって設備費が甚大なものとな
り、空気輸送システムの拡張の制限が多くなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、二次収
集センターの機能を利用して、一次収集センターを運転
することを可能とし、その場合のエネルギー損失を最小
限に留どめて、円滑な空気輸送を可能とするものであ
る。
「課題を解決するための手段」 本発明は、これらの課題を解決するための手段を提案
しており、複数箇所に投入貯留されているごみを一次収
集センターまで空気輸送した後、一次収集センターの一
次貯留ごみを二次収集センターまで空気輸送するごみ空
気輸送システムであって、投入貯留箇所と一次収集セン
ターとの間に布設されたごみ輸送管と、一次収集センタ
ーと二次収集センターとの間に布設されごみ輸送を行う
二次輸送管と、該二次輸送管よりも断面積が大きくされ
一次収集センターと二次収集センターとの間に二次輸送
管とは別に並列して布設された吸気接続管とを有し、二
次収集センターの運転時に、吸気接続管とごみ輸送管と
を直列接続して、前記複数箇所に投入貯留されているご
みを一次収集センターに集積させた後、吸気接続管を閉
塞状態として前記二次輸送管によってごみを二次収集セ
ンターまで空気輸送する構成のごみ空気輸送システムと
している。
「作用」 ごみ空気輸送システムによるごみの空気輸送は、二次
収集センターを運転状態とすることによって実施され、
ごみを一次収集センターまで集積させる場合には、断面
積の大きな吸気接続管を使用することによって、一次及
び二次収集センター間の管路のエネルギー損失を少なく
して、ごみ輸送管による空気輸送が効率的に行なわれ
る。二次収集センターの機能を利用して、一次収集セン
ターを駆動することによって、一次収集センターの機能
が簡略化され、一次収集センターの設備費の低減が図ら
れ、一次収集センターが複数設置される場合の経済性が
著しく向上する。
集積状態のごみを二次収集センターに空気輸送する場
合には、断面積の小さな二次輸送管によって確実に行な
われる。
「実施例」 以下、本発明に係るごみ空気輸送システムの一実施例
を第1図に基づいて説明する。
該一実施例において、前述した第2図例と共通する箇
所には、同一符号を吹して説明を簡略化する。該一実施
例にあっては、複数箇所に投入貯留されているごみを一
次収集センター8まで空気輸送して集積させた後、一次
収集センター8に集積させた状態の貯留ごみを二次収集
センター17まで再び空気輸送するものである。
その詳細について説明すると、第1図に示すように、
複数箇所の一次収集センター8と二次収集センター17と
の間には、ごみ輸送を行なうための二次輸送管16と、二
次輸送管16よりも断面積を大きくした状態の吸気接続管
18とが並列状態に布設され、該吸気接続管18の断面図
は、二次輸送管16の断面積の例えば数倍以上とされると
ともに、二次輸送管16を吸気接続管18の一部として併用
することもできる。この場合の管路の切り替えは、遠隔
操作弁7を要所に配しておいて、その開閉により行なわ
れる。
また、第1図に示すように、この実施例における一次
収集センター8は、第2図と比較することにより明らか
なように、除塵機11、脱臭装置12、送風機(ブロア)1
3、吐出サイレンサ14及びコンベア15の装置が省略さ
れ、一方、二次収集センター17には、分離機9、大型貯
留排出機10に加えて、除塵機11、脱臭装置12、送風機
(ブロア)13、吐出サイレンサ14及びコンベア15等が設
置されるとともに、複数箇所(図示例では3箇所)の一
次収集センター8に、1箇所の二次収集センター17が接
続される。
そして、大型貯留排出機10の近傍には、貯留されてい
たごみの移載を行なう場合に使用する移載コンベア19が
配設される、なお、符号20はごみ収集車である。
しかして、このように構成されているごみ空気輸送シ
ステムでは、大規模建造物1の貯留排出機3やごみ投入
ポスト5に投入貯留されているごみを一次収集センター
8まで空気輸送する場合、二次収集センター17を運転状
態とすることによって実施される。
つまり、ごみ収集を行なう一つの一次収集センター8
におけるごみ輸送管6と吸気接続管18とを、遠隔操作弁
7の切り替えにより直列接続状態とし、二次収集センタ
ー17における送風機13の作動により、吸気接続管18を減
圧雰囲気とし、吸気接続管18を介してごみ輸送管6の吸
気を行なうことにより、ごみ輸送管6の中に空気流を生
じさせ、以下、第2図例で説明したように、貯留排出機
3やごみ投入ポスト5の投入貯留ごみを一次収集センタ
ー8まで空気輸送し、さらに、一次収集センター8にお
いて、固形分とガス分とを分離して、固形分のみを大型
貯留排出機10に一次貯留するとともに、ガス分を二次収
集センター17で除塵、脱臭処理する。この場合における
吸気は、吸気接続管18が介在するために、吸気管路が長
くなるものの、その断面積を大きくすることによって、
空気流の流速を下げ、吸気時のエネルギー損失を抑制す
ることが可能となる。
次いで、一次収集センター8から二次収集センター17
へごみを空気輸送する場合は、吸気接続管18の管路を閉
塞状態として、断面積の小さな方の二次輸送管16を使用
して行なわれる。
ごみを空気輸送しようとする一次収集センター8の一
つと二次収集センター17とを、遠隔操作弁7の切り替え
によって接続させた状態において、二次収集センター17
の運転により、二次輸送管16を減圧雰囲気として、二次
輸送管16の中に空気流を生じさせ、一次収集センター8
の大型貯留排出機10に一時貯留させておいたごみを空気
流に乗せて、二次収集センター17の分離機9に送り込
み、大型貯留排出機10、除塵機11、脱臭装置12、送風機
(ブロア)13、吐出サイレンサ14の作動によって、固形
分と気体分とを分離し、固形分を大型貯留排出機10に貯
留しておいて、適宜、ごみ収集車20により、ごみ焼却炉
等に移送する。この場合の二次輸送管16は、ごみ輸送管
6に準じて同内径等とすることができる。
なお、前述した吸気接続管18にあっては、複数の一次
収集センター8と二次収集センター17との距離及び断面
積によって、管路のエネルギー損失が設定されることに
なるので、二次収集センター17による吸気によって一次
収集センター8を作動させる条件を満足させることが必
要であるが、吸気接続管18を独立させて単純に二次輸送
管16の数倍の断面積とする方法の他、同径の二次輸送管
16を2本以上布設しておいて、併用により大きな断面積
の吸気接続管18とすることが可能になり、また、その場
合に、ごみの空気輸送を分担する配管を順次切り替える
ことや、ごみの空気輸送用配管の予備として用意してお
くことも可能となる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明に係るごみ空気輸送シス
テムによると、以下のような優れた効果を奏する。
複数箇所に投入貯留されているごみを、一次収集セ
ンター及び二次収集センターにそれぞれ空気輸送するも
のであるから、布設されたパイプライン内で空気輸送処
理され、衛生、無公害、省力化等の特長を最大限に生か
して、円滑で確実な空気輸送を行なうことができる。
一次収集センターと二次収集センターとの間に、ご
み空気輸送のための二次輸送管に加えて、一次収集セン
ターを作動させるための断面積の大きい吸気接続管を並
列に布設しているので、エネルギー損失を最小限に留ど
めて、距離による影響を受けることが少なく、遠隔地へ
までの空気輸送の自由性が高く、一次収集センターの設
備を簡略化し得るとともに、一次収集センターが複数設
置される場合の設備費を節約し、経済性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るごみ空気輸送システムの一実施例
を示す結線図、第2図はごみ空気輸送システムの従来例
を示す結線図である。 1……大規模建造物、 2……投入シュート、 3……貯留排出機、 4……吸気口、 5……ごみ投入ポスト、 6……ごみ輸送管、 7……遠隔操作弁、 8……一次収集センター、 9……分離機、 10……大型貯留排出機、 11……除塵機、 12……脱臭装置、 13……送風機(ブロア)、 14……吐出サイレンサ、 15……コンベア、 16……二次輸送管、 17……二次収集センター、 18……吸気接続管、 19……移載コンベア、 20……ごみ収集車。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数箇所に投入貯留されているごみを一次
    収集センターまで空気輸送した後、一次収集センターの
    一次貯留ごみを二次収集センターまで空気輸送するごみ
    輸送システムであって、 投入貯留箇所と一次収集センターとの間に布設されたご
    み輸送管と、 一次収集センターと二次収集センターとの間に布設され
    ごみ輸送を行う二次輸送管と、 該二次輸送管よりも断面積が大きくされ一次収集センタ
    ーと二次収集センターとの間に二次輸送管とは別に並列
    して布設された吸気接続管とを有し、 二次収集センターの運転時に、吸気接続管とごみ輸送管
    とを直列接続して、前記複数箇所に投入貯留されている
    ごみを一次収集センターに集積させた後、吸気接続管を
    閉塞状態として前記二次輸送管によってごみを二次収集
    センターまで空気輸送することを特徴とするごみ空気輸
    送システム。
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