JP2922511B1 - 刈払機 - Google Patents
刈払機Info
- Publication number
- JP2922511B1 JP2922511B1 JP10235600A JP23560098A JP2922511B1 JP 2922511 B1 JP2922511 B1 JP 2922511B1 JP 10235600 A JP10235600 A JP 10235600A JP 23560098 A JP23560098 A JP 23560098A JP 2922511 B1 JP2922511 B1 JP 2922511B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- rotating disk
- centrifugal
- plate portion
- brush cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01D—HARVESTING; MOWING
- A01D34/00—Mowers; Mowing apparatus of harvesters
- A01D34/01—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
- A01D34/412—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
- A01D34/63—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a vertical axis
- A01D34/73—Cutting apparatus
- A01D34/736—Flail type
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01D—HARVESTING; MOWING
- A01D75/00—Accessories for harvesters or mowers
- A01D75/18—Safety devices for parts of the machines
- A01D75/185—Avoiding collisions with obstacles
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 刈払い作業を安全に行うことができるととも
に摩耗した遠心刃の取り換え作業を容易に行うことがで
きる刈払機を提供することにある。 【解決手段】 操作棒11の先端部に固定したハウジン
グ13内に回転軸14を設ける。この回転軸14のスプ
ライン部14aには回転ディスク21を回転可能に支持
する。この回転ディスク21には連結ピン28を介して
遠心刃29を支持する。又、ハウジング13には支持ア
ーム35を介してカバー部36を取り付け、該カバー部
36の横U字状部Kにより前記遠心刃29〜29の旋回
軌跡の最外周部を包囲するように配置する。カバー部3
6の外周側には被刈払物が進入する凹部を複数箇所に形
成する。前記回転ディスク21の外径を下板部36cの
内周縁の円C1の径よりも若干小さくし、カバー36を
取り外すことなく、回転ディスク21を遠心刃29とと
もに取り外すことができるようにする。
に摩耗した遠心刃の取り換え作業を容易に行うことがで
きる刈払機を提供することにある。 【解決手段】 操作棒11の先端部に固定したハウジン
グ13内に回転軸14を設ける。この回転軸14のスプ
ライン部14aには回転ディスク21を回転可能に支持
する。この回転ディスク21には連結ピン28を介して
遠心刃29を支持する。又、ハウジング13には支持ア
ーム35を介してカバー部36を取り付け、該カバー部
36の横U字状部Kにより前記遠心刃29〜29の旋回
軌跡の最外周部を包囲するように配置する。カバー部3
6の外周側には被刈払物が進入する凹部を複数箇所に形
成する。前記回転ディスク21の外径を下板部36cの
内周縁の円C1の径よりも若干小さくし、カバー36を
取り外すことなく、回転ディスク21を遠心刃29とと
もに取り外すことができるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は刈払機に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の刈払機として、実開平3−858
20号公報に示すものが提案されている。この刈払機は
作業者が把持する操作棒の先端部に対しハウジングを介
して回転軸を支持し、この回転軸により丸鋸を回転させ
るようになっている。又、前記丸鋸はほぼ全体が上部カ
バー及び下部カバーによって覆われており、上部カバー
及び下部カバーの左右両側に雑草等の被刈払物が進入で
きる凹部が設けられている。
20号公報に示すものが提案されている。この刈払機は
作業者が把持する操作棒の先端部に対しハウジングを介
して回転軸を支持し、この回転軸により丸鋸を回転させ
るようになっている。又、前記丸鋸はほぼ全体が上部カ
バー及び下部カバーによって覆われており、上部カバー
及び下部カバーの左右両側に雑草等の被刈払物が進入で
きる凹部が設けられている。
【0003】一方、従来の刈払機として特開昭51−5
5086号公報に示すものも提案されている。この刈払
機は、ハウジングに支持した回転軸に対し上下一対の回
転ディスクの中心部を嵌合固定し、両回転ディスクの間
に遠心刃を介在し連結ピンにより回動可能に支持し、前
記上下の回転ディスクを上方及び下方から覆う保護カバ
ーを設けている。
5086号公報に示すものも提案されている。この刈払
機は、ハウジングに支持した回転軸に対し上下一対の回
転ディスクの中心部を嵌合固定し、両回転ディスクの間
に遠心刃を介在し連結ピンにより回動可能に支持し、前
記上下の回転ディスクを上方及び下方から覆う保護カバ
ーを設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の刈払機は、丸鋸
が上部カバー及び下部カバーによって覆われているの
で、空き瓶や空き缶等が雑草の中にあっても、丸鋸に当
たるのが防止でき、従って、丸鋸を保護することができ
るとともに安全性を向上することができる。しかし、こ
の刈払機は、上部及び下部のカバーに設けた凹部から針
金等の細い被刈払物が進入すると、それを切断しようと
して丸鋸が損傷したりカバーが損傷したりするという問
題があった。
が上部カバー及び下部カバーによって覆われているの
で、空き瓶や空き缶等が雑草の中にあっても、丸鋸に当
たるのが防止でき、従って、丸鋸を保護することができ
るとともに安全性を向上することができる。しかし、こ
の刈払機は、上部及び下部のカバーに設けた凹部から針
金等の細い被刈払物が進入すると、それを切断しようと
して丸鋸が損傷したりカバーが損傷したりするという問
題があった。
【0005】一方、後者の刈払機は、回転ディスクに対
して遠心刃が傾動可能に連結されているので、空き缶あ
るいは針金等が遠心刃に当たった場合、その衝撃を緩和
することができる。しかし、上下一対の保護カバーが回
転ディスクと対応して設けられているので、遠心刃は使
用状態においてカバーの外周縁よりも突出し、このた
め、遠心刃により、コンクリート、石、立木の際が刈れ
ない上に、小石や空き缶等が飛散し、作業者の足等を損
傷する恐れがある。又、摩耗した遠心刃を交換する際、
下部の保護カバーを外した後、回転軸から遠心刃を装着
した回転ディスクを取り外す必要があり、このため取り
換え作業が面倒であるという問題があった。
して遠心刃が傾動可能に連結されているので、空き缶あ
るいは針金等が遠心刃に当たった場合、その衝撃を緩和
することができる。しかし、上下一対の保護カバーが回
転ディスクと対応して設けられているので、遠心刃は使
用状態においてカバーの外周縁よりも突出し、このた
め、遠心刃により、コンクリート、石、立木の際が刈れ
ない上に、小石や空き缶等が飛散し、作業者の足等を損
傷する恐れがある。又、摩耗した遠心刃を交換する際、
下部の保護カバーを外した後、回転軸から遠心刃を装着
した回転ディスクを取り外す必要があり、このため取り
換え作業が面倒であるという問題があった。
【0006】この発明はこのような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものであって、その目的
は、遠心刃に直接身体が触れる可能性を極力低くでき、
小石、空き缶、針金等の飛散による事故も防ぎ、刈払い
作業時における安全性を高めることができるとともに、
遠心刃やカバーの損傷を防止することができる刈払機を
提供することにある。
る問題点に着目してなされたものであって、その目的
は、遠心刃に直接身体が触れる可能性を極力低くでき、
小石、空き缶、針金等の飛散による事故も防ぎ、刈払い
作業時における安全性を高めることができるとともに、
遠心刃やカバーの損傷を防止することができる刈払機を
提供することにある。
【0007】この発明の別の目的は、上記目的に加え
て、遠心刃の取り替え作業を容易に行うことができる刈
払機を提供することにある。
て、遠心刃の取り替え作業を容易に行うことができる刈
払機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、操作棒の先端部にハ
ウジングを装着し、該ハウジングから回転軸を下向きに
突出し、該回転軸の下端部に回転ディスクを取り外し可
能に嵌合し、該回転ディスクの外周部に複数の遠心刃を
連結ピンにより回転ディスクの平面に沿って傾動可能
に、かつ取り外し可能に連結し、さらに前記ハウジング
には最大突出状態の前記各遠心刃の先端縁を覆うカバー
を設け、該カバーの外周には被刈払物を前記各遠心刃の
旋回軌跡内へ進入し得る凹部を形成している。
めに、請求項1に記載の発明では、操作棒の先端部にハ
ウジングを装着し、該ハウジングから回転軸を下向きに
突出し、該回転軸の下端部に回転ディスクを取り外し可
能に嵌合し、該回転ディスクの外周部に複数の遠心刃を
連結ピンにより回転ディスクの平面に沿って傾動可能
に、かつ取り外し可能に連結し、さらに前記ハウジング
には最大突出状態の前記各遠心刃の先端縁を覆うカバー
を設け、該カバーの外周には被刈払物を前記各遠心刃の
旋回軌跡内へ進入し得る凹部を形成している。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記カバーの外周部には、前記各遠心刃の旋回軌
跡の最外周部を覆うように上板部、外周板部及び下板部
からなる横U字状部が形成され、回転ディスクの外周縁
と前記横U字状部を構成する前記下板部の内周縁との間
には水平方向に所定の隙間が形成され、前記回転ディス
ク上の遠心刃が非作用位置に退避した状態で、該回転デ
ィスクを遠心刃とともに回転軸から取り外せるように構
成している。
いて、前記カバーの外周部には、前記各遠心刃の旋回軌
跡の最外周部を覆うように上板部、外周板部及び下板部
からなる横U字状部が形成され、回転ディスクの外周縁
と前記横U字状部を構成する前記下板部の内周縁との間
には水平方向に所定の隙間が形成され、前記回転ディス
ク上の遠心刃が非作用位置に退避した状態で、該回転デ
ィスクを遠心刃とともに回転軸から取り外せるように構
成している。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項2にお
いて、前記下板部の内周縁は円環状に形成されている。
いて、前記下板部の内周縁は円環状に形成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施形態を図1〜図8に基づいて説明する。図6に示すよ
うに刈払機の操作棒11の中間部にはハンドル12が装
着されている。操作棒11の先端部には図1に示すよう
に有蓋筒状のハウジング13が下端を開口するように下
向きに連結されている。このハウジング13内には回転
軸14がラジアルボールベアリング15,15により所
定位置において回転可能に支持されている。
施形態を図1〜図8に基づいて説明する。図6に示すよ
うに刈払機の操作棒11の中間部にはハンドル12が装
着されている。操作棒11の先端部には図1に示すよう
に有蓋筒状のハウジング13が下端を開口するように下
向きに連結されている。このハウジング13内には回転
軸14がラジアルボールベアリング15,15により所
定位置において回転可能に支持されている。
【0012】この回転軸14は、前記操作棒11内を貫
通する駆動軸16、該駆動軸16の先端に設けた駆動ベ
ベルギア17A、該駆動ベベルギア17Aに噛み合うよ
うに回転軸14に設けた被動ベベルギア17Bにより回
転される。前記駆動軸16は、図6に示す操作棒11の
基端部に装着したエンジン18にクラッチボックス19
を介して連結されている。
通する駆動軸16、該駆動軸16の先端に設けた駆動ベ
ベルギア17A、該駆動ベベルギア17Aに噛み合うよ
うに回転軸14に設けた被動ベベルギア17Bにより回
転される。前記駆動軸16は、図6に示す操作棒11の
基端部に装着したエンジン18にクラッチボックス19
を介して連結されている。
【0013】図1、3に示すように、前記回転軸14の
スプライン部14aには、円盤状の回転ディスク21が
支持されている。この回転ディスク21の中心部には前
記スプライン部14aが緩く貫通される穴21aが形成
されている。前記回転軸14の中間部にはフランジ部1
4bが形成され、該フランジ部14bの下面と前記回転
ディスク21の上面との間にはスプライン部14aに対
し一体回転可能に嵌合された取付板22が介在されてい
る。この取付板22の下面には、図1に示すように膨ら
み部22aが一体に形成され、この膨らみ部22aは前
記回転ディスク21の穴21aに嵌入されている。前記
回転ディスク21の下面には同じくスプライン部14a
に対し一体回転可能に嵌合された取付板23が当接され
ている。この取付板23は前記スプライン部14aの下
端面に螺合したボルト24及びスプリングワッシャー2
5により前記回転ディスク21及び膨らみ部22aの下
面に押圧され、上部の取付板22との間において回転デ
ィスク21が挟着固定されている。
スプライン部14aには、円盤状の回転ディスク21が
支持されている。この回転ディスク21の中心部には前
記スプライン部14aが緩く貫通される穴21aが形成
されている。前記回転軸14の中間部にはフランジ部1
4bが形成され、該フランジ部14bの下面と前記回転
ディスク21の上面との間にはスプライン部14aに対
し一体回転可能に嵌合された取付板22が介在されてい
る。この取付板22の下面には、図1に示すように膨ら
み部22aが一体に形成され、この膨らみ部22aは前
記回転ディスク21の穴21aに嵌入されている。前記
回転ディスク21の下面には同じくスプライン部14a
に対し一体回転可能に嵌合された取付板23が当接され
ている。この取付板23は前記スプライン部14aの下
端面に螺合したボルト24及びスプリングワッシャー2
5により前記回転ディスク21及び膨らみ部22aの下
面に押圧され、上部の取付板22との間において回転デ
ィスク21が挟着固定されている。
【0014】前記回転ディスク21の外周寄り下面には
フライホィールとしての機能と、後述する連結ピン及び
ビスを保護するための機能とを備えた保護リング26が
接触され、複数のビス27及びナット27aにより回転
ディスク21に締付固定されている。前記保護リング2
6と回転ディスク21には連結ピン28が複数箇所(こ
の実施形態では三箇所)上向きに貫通され、各連結ピン
28〜28には遠心刃29〜29が各ピン28を中心に
回転ディスク21の表面に沿って傾動可能に支持されて
いる。そして、前記連結ピン28のねじ部28aに螺合
したナット32より遠心刃29がピン28から離脱しな
いようになっている。
フライホィールとしての機能と、後述する連結ピン及び
ビスを保護するための機能とを備えた保護リング26が
接触され、複数のビス27及びナット27aにより回転
ディスク21に締付固定されている。前記保護リング2
6と回転ディスク21には連結ピン28が複数箇所(こ
の実施形態では三箇所)上向きに貫通され、各連結ピン
28〜28には遠心刃29〜29が各ピン28を中心に
回転ディスク21の表面に沿って傾動可能に支持されて
いる。そして、前記連結ピン28のねじ部28aに螺合
したナット32より遠心刃29がピン28から離脱しな
いようになっている。
【0015】前記保護リング26の下面には、円環状の
突条部26a,26bが同心状にプレス成形されてい
る。前記各ビス27〜27の頭部、連結ピン28〜28
の頭部は前記両突条部26a,26bの間に位置し、下
方へ突出しないようにしている。
突条部26a,26bが同心状にプレス成形されてい
る。前記各ビス27〜27の頭部、連結ピン28〜28
の頭部は前記両突条部26a,26bの間に位置し、下
方へ突出しないようにしている。
【0016】図4に実線で示すように、遠心刃29は回
転ディスク21がその中心O1の回りで回転されると、
遠心力により重心Wが連結ピン28の中心O2よりも外
側に移動される。この遠心刃29の最大突出状態におい
て、前記中心O1,O2を結ぶ直線Rに関して遠心刃2
9の円弧状刃部29a,29bは左右対称に形成されて
いる。又、図4の実線で示す遠心刃29を連結ピン28
の中心O2を中心に180度反転すると、図4に鎖線で
示すように、遠心刃29は回転ディスク21の外周縁か
ら突出しない非作用位置となる。
転ディスク21がその中心O1の回りで回転されると、
遠心力により重心Wが連結ピン28の中心O2よりも外
側に移動される。この遠心刃29の最大突出状態におい
て、前記中心O1,O2を結ぶ直線Rに関して遠心刃2
9の円弧状刃部29a,29bは左右対称に形成されて
いる。又、図4の実線で示す遠心刃29を連結ピン28
の中心O2を中心に180度反転すると、図4に鎖線で
示すように、遠心刃29は回転ディスク21の外周縁か
ら突出しない非作用位置となる。
【0017】前記ハウジング13の外周には、図1、3
に示すように前記回転ディスク21及び遠心刃29〜2
9を覆うカバー31が装着されている。このカバー31
を構成するカバー支持用シリンダ32は、前記ハウジン
グ13の外周面に対し上下方向の位置調節可能に嵌合さ
れている。前記シリンダ32の外周面にはナット33が
複数箇所に溶接固定され、これらのナット33にはシリ
ンダ上下調整ネジ34が螺合されている。そして、シリ
ンダ32を所望する高さに嵌合した状態で、ネジ34に
よりシリンダ32をハウジング13に締め付け固定す
る。
に示すように前記回転ディスク21及び遠心刃29〜2
9を覆うカバー31が装着されている。このカバー31
を構成するカバー支持用シリンダ32は、前記ハウジン
グ13の外周面に対し上下方向の位置調節可能に嵌合さ
れている。前記シリンダ32の外周面にはナット33が
複数箇所に溶接固定され、これらのナット33にはシリ
ンダ上下調整ネジ34が螺合されている。そして、シリ
ンダ32を所望する高さに嵌合した状態で、ネジ34に
よりシリンダ32をハウジング13に締め付け固定す
る。
【0018】前記カバー支持用シリンダ32の外周面に
は複数の支持アーム35〜35が放射状に装着され、各
アーム35〜35の先端部には、カバー部36がスポッ
ト溶接により溶接されている。
は複数の支持アーム35〜35が放射状に装着され、各
アーム35〜35の先端部には、カバー部36がスポッ
ト溶接により溶接されている。
【0019】前記カバー部36は図2、3、5に示すよ
うに平面円環状に形成され、図1の断面に示すように上
板部36aと外周板部36bと下板部36cとにより横
U字状部kが形成されている。又、カバー部36の外周
には図3、5に示すように円弧状の凹部36d〜36d
が複数箇所に形成されている。各凹部36d〜36dは
図5に示すように左右両側に対称状に形成されている。
うに平面円環状に形成され、図1の断面に示すように上
板部36aと外周板部36bと下板部36cとにより横
U字状部kが形成されている。又、カバー部36の外周
には図3、5に示すように円弧状の凹部36d〜36d
が複数箇所に形成されている。各凹部36d〜36dは
図5に示すように左右両側に対称状に形成されている。
【0020】図5に示すように、前記カバー部36の上
板部36aの内周縁により形成される円C2は、回転軸
14の回転中心O1から前方へ所定距離だけ変位した変
位点を中心O3とする円となっている。又、下板部36
cの内周縁により形成される円C1は、回転軸14の回
転中心O1を中心とする円となっている。さらに、図2
に示すように回転ディスク21の外周縁は、前記円C1
よりも若干小さく形成されている。
板部36aの内周縁により形成される円C2は、回転軸
14の回転中心O1から前方へ所定距離だけ変位した変
位点を中心O3とする円となっている。又、下板部36
cの内周縁により形成される円C1は、回転軸14の回
転中心O1を中心とする円となっている。さらに、図2
に示すように回転ディスク21の外周縁は、前記円C1
よりも若干小さく形成されている。
【0021】図6に示すように操作棒11の基端部に設
けたエンジン18はエンジン本体41と、該本体41の
上部に装着した燃料タンク42とにより構成されてい
る。前記燃料タンク42には図7に示すように取付筒部
42aが一体に形成されている。この取付筒部42aに
はキャップ43が螺合される。前記取付筒部42aの内
部には中蓋44が嵌入される。この中蓋44の内側には
テーパー付き耐油パッキン45が収容され、その内頂面
は上端ほど小径となる円錐形状の斜面45aに形成さ
れ、その内頂部には吸気ピン穴45bと、鋼球46が進
入可能な凹所45cとが形成されている。
けたエンジン18はエンジン本体41と、該本体41の
上部に装着した燃料タンク42とにより構成されてい
る。前記燃料タンク42には図7に示すように取付筒部
42aが一体に形成されている。この取付筒部42aに
はキャップ43が螺合される。前記取付筒部42aの内
部には中蓋44が嵌入される。この中蓋44の内側には
テーパー付き耐油パッキン45が収容され、その内頂面
は上端ほど小径となる円錐形状の斜面45aに形成さ
れ、その内頂部には吸気ピン穴45bと、鋼球46が進
入可能な凹所45cとが形成されている。
【0022】従って、エンジン18が上下逆向きになっ
て図8に示すように燃料タンク42が逆さまになったと
き、鋼球46が中蓋44の凹所45cに入って吸気ピン
穴45bを閉塞するので、燃料タンク42内の燃料が外
部に漏れるのが抑制される。
て図8に示すように燃料タンク42が逆さまになったと
き、鋼球46が中蓋44の凹所45cに入って吸気ピン
穴45bを閉塞するので、燃料タンク42内の燃料が外
部に漏れるのが抑制される。
【0023】図6に示すように前記ハンドル12は円筒
パイプを折り曲げて形成したハンドル本体51をブラケ
ット52により操作棒11の外周面に取り付けて構成さ
れている。前記ハンドル本体51は後方(エンジン18
側)に折り曲げられた第1湾曲部51aと、両第1湾曲
部51aの後端部に上方に折り曲げられた第2湾曲部5
1bと、さらに第2湾曲部51bに連続するように前方
に折り曲げられた取手部51cとにより構成されてい
る。なお、53はエンジン18のスロットルレバーであ
る。
パイプを折り曲げて形成したハンドル本体51をブラケ
ット52により操作棒11の外周面に取り付けて構成さ
れている。前記ハンドル本体51は後方(エンジン18
側)に折り曲げられた第1湾曲部51aと、両第1湾曲
部51aの後端部に上方に折り曲げられた第2湾曲部5
1bと、さらに第2湾曲部51bに連続するように前方
に折り曲げられた取手部51cとにより構成されてい
る。なお、53はエンジン18のスロットルレバーであ
る。
【0024】次に、前記のように構成した刈払機につい
て、その動作を説明する。今、エンジン18が起動さ
れ、スロットルレバー53により回転数が設定回転数以
上になると、クラッチボックス19内のクラッチが入り
状態になり、エンジン18の回転運動が駆動軸16、駆
動ベベルギア17A、被動ベベルギア17Bを介して回
転軸14に伝達される。このため回転ディスク21がカ
バー部36内で回転されるとともに、回転ディスク21
に連結ピン28を介して連結した遠心刃29〜29が旋
回される。この時、遠心刃29〜29の重心Wは図4に
示すように連結ピン28よりも外側方、つまり刃部29
a,29bの先端寄りに位置するので、遠心力により遠
心刃29〜29が左右両側の刃部29a,29bが外側
方に指向するように変位される。
て、その動作を説明する。今、エンジン18が起動さ
れ、スロットルレバー53により回転数が設定回転数以
上になると、クラッチボックス19内のクラッチが入り
状態になり、エンジン18の回転運動が駆動軸16、駆
動ベベルギア17A、被動ベベルギア17Bを介して回
転軸14に伝達される。このため回転ディスク21がカ
バー部36内で回転されるとともに、回転ディスク21
に連結ピン28を介して連結した遠心刃29〜29が旋
回される。この時、遠心刃29〜29の重心Wは図4に
示すように連結ピン28よりも外側方、つまり刃部29
a,29bの先端寄りに位置するので、遠心力により遠
心刃29〜29が左右両側の刃部29a,29bが外側
方に指向するように変位される。
【0025】各遠心刃29〜29が旋回されている状態
で、カバー部36が例えば雑草の刈り始め部分に接近す
ると、カバー部36の凹部36d内に雑草が進入するの
で、遠心刃の刃部29aによって切断される。この刈払
い作業中において、凹部36d内に針金や小石が進入し
た場合には、カバー部36と刃部29aとの間に小石等
が噛み込まれる。しかし、この時の反動により遠心刃2
9は連結ピン28を中心にして小石等の異物から離間さ
れるので、カバー部36あるいは遠心刃29が損傷され
ることはない。
で、カバー部36が例えば雑草の刈り始め部分に接近す
ると、カバー部36の凹部36d内に雑草が進入するの
で、遠心刃の刃部29aによって切断される。この刈払
い作業中において、凹部36d内に針金や小石が進入し
た場合には、カバー部36と刃部29aとの間に小石等
が噛み込まれる。しかし、この時の反動により遠心刃2
9は連結ピン28を中心にして小石等の異物から離間さ
れるので、カバー部36あるいは遠心刃29が損傷され
ることはない。
【0026】次に、前記のように構成した刈払機の効果
を構成とともに列記する。 (1)回転ディスク21に遠心刃29を連結ピン28に
より回動可能に装着し、カバー31のカバー部36によ
り、前記遠心刃29〜29を覆うようにした。このた
め、カバー部36の凹部36d内に小石等の異物が進入
しても、カバー部36や遠心刃29の損傷を防止するこ
とができる。
を構成とともに列記する。 (1)回転ディスク21に遠心刃29を連結ピン28に
より回動可能に装着し、カバー31のカバー部36によ
り、前記遠心刃29〜29を覆うようにした。このた
め、カバー部36の凹部36d内に小石等の異物が進入
しても、カバー部36や遠心刃29の損傷を防止するこ
とができる。
【0027】(2)図2に示すようにカバー部36の横
U字状部Kを構成する下板部36cを回転ディスク21
の外周縁から外側方に若干の隙間Gをおいて配設した。
このため、前記ボルト24を取り外すのみの動作により
回転ディスク21を遠心刃29とともにカバー部36か
ら簡単に取り外すことができ、遠心刃29〜29の交換
を容易に行うことができる。
U字状部Kを構成する下板部36cを回転ディスク21
の外周縁から外側方に若干の隙間Gをおいて配設した。
このため、前記ボルト24を取り外すのみの動作により
回転ディスク21を遠心刃29とともにカバー部36か
ら簡単に取り外すことができ、遠心刃29〜29の交換
を容易に行うことができる。
【0028】(3)遠心刃29を回転ディスク21の回
転中心O1と連結ピン28の中心O2を通る半径方向の
直線Rに関して左右対称状の円弧状をなす刃部29a,
29bを構成した。このため、一方の刃部29aが摩耗
した場合には回転ディスク21を取り外して遠心刃29
を上下逆に付け替えることにより、刃部29bを新しく
切断刃として利用することが可能となる。
転中心O1と連結ピン28の中心O2を通る半径方向の
直線Rに関して左右対称状の円弧状をなす刃部29a,
29bを構成した。このため、一方の刃部29aが摩耗
した場合には回転ディスク21を取り外して遠心刃29
を上下逆に付け替えることにより、刃部29bを新しく
切断刃として利用することが可能となる。
【0029】(4)図2に示すように、カバー部36の
凹部36dが外周の頂点から左右に移行するに連れて幅
と奥行きが段階的に大きくなるようにした。このため、
被刈払物の大きさに応じて使用する凹部36dを選択す
ることができる。最も危険な頂点部分の凹部36dが一
番狭く浅いので、安全性を高めることができる。
凹部36dが外周の頂点から左右に移行するに連れて幅
と奥行きが段階的に大きくなるようにした。このため、
被刈払物の大きさに応じて使用する凹部36dを選択す
ることができる。最も危険な頂点部分の凹部36dが一
番狭く浅いので、安全性を高めることができる。
【0030】(5)回転ディスク21の外周に保護リン
グ26を取り付けたので、回転ディスク21の外周側の
重量が大きくなり、回転ディスク21がフライホィール
の機能を果たし、従来の刈払機よりも低速回転で作業が
でき、振動及び騒音を抑制することができる。
グ26を取り付けたので、回転ディスク21の外周側の
重量が大きくなり、回転ディスク21がフライホィール
の機能を果たし、従来の刈払機よりも低速回転で作業が
でき、振動及び騒音を抑制することができる。
【0031】(6)カバー部36の下板部36cが環状
に繋がっているため、地面に対し水平方向の動作が円滑
に行われ、刈り払われた草が巻き付くこともない。 (7)前記実施形態ではハウジング13に対し三方に伸
びる支持アーム35〜35を介してカバー部36を支持
したので、刈り払い作業において丈の長い草が回転ディ
スク21に直接当たることはなく、草などの巻き付きを
抑制することができる。
に繋がっているため、地面に対し水平方向の動作が円滑
に行われ、刈り払われた草が巻き付くこともない。 (7)前記実施形態ではハウジング13に対し三方に伸
びる支持アーム35〜35を介してカバー部36を支持
したので、刈り払い作業において丈の長い草が回転ディ
スク21に直接当たることはなく、草などの巻き付きを
抑制することができる。
【0032】(8)図5に示すように、カバー部36を
構成する上板部36aの内周縁の円C2の中心O3を、
下板部36cの内周縁の円C1の中心O1の位置よりも
前方に偏位した。このため、三方に伸びる支持アーム3
5〜35のうち後側に位置する二本のアーム35,35
の先端部の溶接面積を広くすることができる。もし円C
2が円C1と同じであるとすると、前記凹部36aは後
側ほど深くなるように形成されているので、アーム35
の先端溶接部の面積を大きくすることができない。
構成する上板部36aの内周縁の円C2の中心O3を、
下板部36cの内周縁の円C1の中心O1の位置よりも
前方に偏位した。このため、三方に伸びる支持アーム3
5〜35のうち後側に位置する二本のアーム35,35
の先端部の溶接面積を広くすることができる。もし円C
2が円C1と同じであるとすると、前記凹部36aは後
側ほど深くなるように形成されているので、アーム35
の先端溶接部の面積を大きくすることができない。
【0033】又、後側に位置する二本のアーム35,3
5の中心O1からの長さを短くすることができ、カバー
部36の支持構造の強度が確保し易くなる。 (9)燃料タンク42のキャップ43の中蓋44に燃料
漏れ防止パッキン45と鋼球46を設けたので、エンジ
ン本体を130度以上傾けたときタンク42から燃料が
漏れるのを防止することができる。
5の中心O1からの長さを短くすることができ、カバー
部36の支持構造の強度が確保し易くなる。 (9)燃料タンク42のキャップ43の中蓋44に燃料
漏れ防止パッキン45と鋼球46を設けたので、エンジ
ン本体を130度以上傾けたときタンク42から燃料が
漏れるのを防止することができる。
【0034】(10)前記ハンドル本体51に後方へ指
向する第1湾曲部15a、上方へ指向する第2湾曲部5
1b及び前方へ指向する取手部51cを設けたので、ハ
ンドルの取手部51cが支持点、つまりブラケット52
の位置よりも後方に位置することになり、エンジン18
と刈払い部(回転デイスク21側)との重量バランスを
安定化することができる。このため操作性を向上するこ
とができる。
向する第1湾曲部15a、上方へ指向する第2湾曲部5
1b及び前方へ指向する取手部51cを設けたので、ハ
ンドルの取手部51cが支持点、つまりブラケット52
の位置よりも後方に位置することになり、エンジン18
と刈払い部(回転デイスク21側)との重量バランスを
安定化することができる。このため操作性を向上するこ
とができる。
【0035】なお、前記実施形態は次のように変更して
具体化することができる。 ・図9に示すように柔らかい草や芝の刈り込み用とし
て、前記凹部36dを半径方向外側に向かって開口する
U字状に形成し、該凹部36dの底部には複数の凹部3
6eを半径方向外側に向かって開口するように形成する
こともできる。
具体化することができる。 ・図9に示すように柔らかい草や芝の刈り込み用とし
て、前記凹部36dを半径方向外側に向かって開口する
U字状に形成し、該凹部36dの底部には複数の凹部3
6eを半径方向外側に向かって開口するように形成する
こともできる。
【0036】・遠心刃29の形状を直線状の刃とした
り、片刃としたり、円形刃としたりすることもできる。 ・図5において、円C2の径をさらに小さくするととも
に、円C2の中心O3を、円C1の中心O1と同心にす
ることもできる。
り、片刃としたり、円形刃としたりすることもできる。 ・図5において、円C2の径をさらに小さくするととも
に、円C2の中心O3を、円C1の中心O1と同心にす
ることもできる。
【0037】この場合には、前方に位置する支持アーム
35の長さを短くすることができるので、さらにカバー
部36の支持強度を向上することができる。前記実施形
態から把握される他の技術思想について以下に記載す
る。
35の長さを短くすることができるので、さらにカバー
部36の支持強度を向上することができる。前記実施形
態から把握される他の技術思想について以下に記載す
る。
【0038】(技術思想1) 請求項1〜3のいずれか
において、前記各凹部は左右両側方に向かってそれぞれ
開口する円弧状に形成されている刈払機。 (技術思想2) 請求項1〜3のいずれかにおいて、前
記各凹部は半径方向外側に向かって開口する凹状に形成
され、該凹部の底部にはさらに複数の凹部が半径方向外
側に向かって開口するように形成されている刈払機。
において、前記各凹部は左右両側方に向かってそれぞれ
開口する円弧状に形成されている刈払機。 (技術思想2) 請求項1〜3のいずれかにおいて、前
記各凹部は半径方向外側に向かって開口する凹状に形成
され、該凹部の底部にはさらに複数の凹部が半径方向外
側に向かって開口するように形成されている刈払機。
【0039】(技術思想3) 請求項1〜3のいずれか
において、前記遠心刃は、遠心力による突出状態で回転
ディスクの回転中心と遠心刃の傾動中心を通る半径方向
の中心線に関して左右の刃部が対称状になるように形成
されている刈払機。
において、前記遠心刃は、遠心力による突出状態で回転
ディスクの回転中心と遠心刃の傾動中心を通る半径方向
の中心線に関して左右の刃部が対称状になるように形成
されている刈払機。
【0040】(技術思想4) 請求項1〜3のいずれか
において、前記回転ディスクにはフライホィールとして
の機能を有する保護リングが取り付けられている刈払
機。 (技術思想5) 請求項1〜3のいずれかにおいて、カ
バー部36を構成する上板部36aの内周縁の円C2の
中心O3を、下板部36cの内周縁の円C1の中心O1
の位置よりも前方に偏位した刈払機。
において、前記回転ディスクにはフライホィールとして
の機能を有する保護リングが取り付けられている刈払
機。 (技術思想5) 請求項1〜3のいずれかにおいて、カ
バー部36を構成する上板部36aの内周縁の円C2の
中心O3を、下板部36cの内周縁の円C1の中心O1
の位置よりも前方に偏位した刈払機。
【0041】(技術思想6) 請求項1〜3のいずれか
において、カバー部36を構成する上板部36aの内周
縁の円C2の径を、下板部36cの内周縁の円C1の径
よりも小さく、かつ両円C1,C2を同心とした刈払
機。
において、カバー部36を構成する上板部36aの内周
縁の円C2の径を、下板部36cの内周縁の円C1の径
よりも小さく、かつ両円C1,C2を同心とした刈払
機。
【0042】(技術思想7) 燃料タンク42の取付筒
部42aに通気孔44aを有する中蓋44を収容し、中
蓋44を覆うようにキャップ43を前記筒部42aに螺
合し、前記中蓋44の内部にテーパ付き耐油パッキン4
5を収容し、該パッキン45に形成された逆円錐形状の
テーパ斜面45aの頂部に吸気孔45bを形成し、中蓋
44の底板とパッキン45の間に球体を収容した燃料タ
ンクの蓋構造。
部42aに通気孔44aを有する中蓋44を収容し、中
蓋44を覆うようにキャップ43を前記筒部42aに螺
合し、前記中蓋44の内部にテーパ付き耐油パッキン4
5を収容し、該パッキン45に形成された逆円錐形状の
テーパ斜面45aの頂部に吸気孔45bを形成し、中蓋
44の底板とパッキン45の間に球体を収容した燃料タ
ンクの蓋構造。
【0043】(技術思想8) 操作棒11の中間にブラ
ケット52を介してハンドル本体51を取り付け、該ハ
ンドル本体51に後方へ指向する第1湾曲部15a、上
方へ指向する第2湾曲部51b及び前方へ指向する取手
部51cを設けた刈払機の操作ハンドル構造。
ケット52を介してハンドル本体51を取り付け、該ハ
ンドル本体51に後方へ指向する第1湾曲部15a、上
方へ指向する第2湾曲部51b及び前方へ指向する取手
部51cを設けた刈払機の操作ハンドル構造。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、以上のように構
成されているため、刈払い作業時における安全性を高め
ることができるとともに、遠心刃の損傷を防止すること
ができる。
成されているため、刈払い作業時における安全性を高め
ることができるとともに、遠心刃の損傷を防止すること
ができる。
【0045】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の効果に加えて、遠心刃の取り換え作業を容易に
行うことができる。
の発明の効果に加えて、遠心刃の取り換え作業を容易に
行うことができる。
【図1】 この発明の刈払機の中央部縦断面図。
【図2】 刈払機の要部を示す平断面図。
【図3】 刈払機の刈払部を示す分解斜視図。
【図4】 遠心刃の拡大平面図。
【図5】 カバー部の平面図。
【図6】 刈払機全体を示す斜視図。
【図7】 エンジンの燃料タンクの蓋構造を示す分解状
態の断面図。
態の断面図。
【図8】 燃料タンクの逆向きの部分断面図。
【図9】 この発明の別の実施形態を示すカバー部の平
面図。
面図。
11…操作棒、12…ハンドル、13…ハウジング、1
4…回転軸、16…駆動軸、18…エンジン、21…回
転ディスク、26…保護リング、28…連結ピン、29
…遠心刃、31…カバー、32…カバー支持用シリン
ダ、35…支持アーム、36…カバー部、36a…上板
部、36b…外周板部、36c…下板部、36d…凹
部、K…横U字状部。
4…回転軸、16…駆動軸、18…エンジン、21…回
転ディスク、26…保護リング、28…連結ピン、29
…遠心刃、31…カバー、32…カバー支持用シリン
ダ、35…支持アーム、36…カバー部、36a…上板
部、36b…外周板部、36c…下板部、36d…凹
部、K…横U字状部。
Claims (3)
- 【請求項1】 操作棒の先端部にハウジングを装着し、
該ハウジングから回転軸を下向きに突出し、該回転軸の
下端部に回転ディスクを取り外し可能に嵌合し、該回転
ディスクの外周部に複数の遠心刃を連結ピンにより回転
ディスクの平面に沿って傾動可能に、かつ取り外し可能
に連結し、さらに前記ハウジングには最大突出状態の前
記各遠心刃の先端縁を覆うカバーを設け、該カバーの外
周には被刈払物を前記各遠心刃の旋回軌跡内へ進入し得
る凹部を形成した刈払機。 - 【請求項2】 請求項1において、前記カバーの外周部
には、前記各遠心刃の旋回軌跡の最外周部を覆うように
上板部、外周板部及び下板部からなる横U字状部が形成
され、回転ディスクの外周縁と前記横U字状部を構成す
る前記下板部の内周縁との間には水平方向に所定の隙間
が形成され、前記回転ディスク上の遠心刃が非作用位置
に退避した状態で、該回転ディスクを遠心刃とともに回
転軸から取り外し可能に構成した刈払機。 - 【請求項3】 請求項2において、前記下板部の内周縁
は円環状に形成されている刈払機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235600A JP2922511B1 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 刈払機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235600A JP2922511B1 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 刈払機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2922511B1 true JP2922511B1 (ja) | 1999-07-26 |
JP2000060262A JP2000060262A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=16988415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10235600A Expired - Lifetime JP2922511B1 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 刈払機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2922511B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4632071B2 (ja) * | 2009-07-03 | 2011-02-16 | 昌生 山下 | 刈払機 |
CN111642145B (zh) * | 2020-07-06 | 2021-07-13 | 杭州崎枳环保科技有限公司 | 一种公园除草设备 |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP10235600A patent/JP2922511B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000060262A (ja) | 2000-02-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3075222B1 (en) | Lawn mower with blade disc | |
EP3075221B1 (en) | Lawn mower with blade disc | |
WO2005077144A1 (en) | A knife protect cover of weed cuter | |
JPH09509823A (ja) | 切断工具 | |
US11716929B2 (en) | Working part structure of lawnmower | |
KR101618734B1 (ko) | 안전커버를 일체로 구성한 예초기용 칼날세트 | |
KR101718665B1 (ko) | 반복사용이 가능한 예초기용 절첩칼날 | |
JP2922511B1 (ja) | 刈払機 | |
JP2007295850A (ja) | 刈払い機用刈刃ガード及びこれを備えた刈払い機 | |
JP3115639U (ja) | 草刈り機のカッター | |
JPH065689Y2 (ja) | 正逆回転ロ−タリ作業機のフロントカバ− | |
US20040216904A1 (en) | Edge cutter | |
JP2001178238A (ja) | 草刈機の刃先保護具 | |
JPH10229722A (ja) | 刈払機用カッター | |
CN213938899U (zh) | 一种手扶圆盘式割草机 | |
JP2005160443A (ja) | 草刈機 | |
JP5129877B1 (ja) | 刈払機 | |
KR200418325Y1 (ko) | 예초기 칼날 보호구 | |
JPH0411461Y2 (ja) | ||
GB2255265A (en) | Vegetation cutting apparatus | |
JP2005328792A (ja) | コード式草刈機の安全カバーとローターと金属製鎖刃 | |
JPH099756A (ja) | 草刈機 | |
JPS5811137Y2 (ja) | 草刈機等における刈刃装置 | |
JP3002953U (ja) | 刈り払い機の草捲き付き防止用刈り刃 | |
JP2001078532A (ja) | 手提げ式刈払機 |