JP2922318B2 - タイヤトレッド - Google Patents

タイヤトレッド

Info

Publication number
JP2922318B2
JP2922318B2 JP3047437A JP4743791A JP2922318B2 JP 2922318 B2 JP2922318 B2 JP 2922318B2 JP 3047437 A JP3047437 A JP 3047437A JP 4743791 A JP4743791 A JP 4743791A JP 2922318 B2 JP2922318 B2 JP 2922318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tread
blade
tire
portions
tire tread
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3047437A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04215506A (ja
Inventor
ピエル メートル ブルノー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JPH04215506A publication Critical patent/JPH04215506A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2922318B2 publication Critical patent/JP2922318B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0606Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/12Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/12Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
    • B60C11/1204Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
    • B60C11/1218Three-dimensional shape with regard to depth and extending direction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0606Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses
    • B29D2030/0607Constructional features of the moulds
    • B29D2030/0613Means, e.g. sipes or blade-like elements, for forming narrow recesses in the tyres, e.g. cuts or incisions for winter tyres
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S152/00Resilient tires and wheels
    • Y10S152/03Slits in threads
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S152/00Resilient tires and wheels
    • Y10S152/902Non-directional tread pattern having no circumferential rib and having blocks defined by circumferential grooves and transverse grooves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤが普通にふくら
ませられ普通の荷重を受けた場合に路面に接触するタイ
ヤの部分、つまりタイヤトレッドに関する、つまり本発
明は、新しいタイヤとトレッド更新された両方のタイヤ
に適用される。
【0002】
【従来の技術】空気入りタイヤのトレッド部は、普通に
はその中で複数の溝を有していて、それにより、ブロッ
クやリブなど、接地するエラストマーの要素が限定され
ている。それらの接地する要素には、普通には、薄溝幅
または切れ目のような幅の狭い切込みが設けられてい
る。薄幅溝(Sipe)とは、トレッドの幅、すなわち
軸方向での(つまりタイヤの回転の軸線を含む面内で
の)トレッド表面の弧状長さの約0.2〜0.8%の範
囲内の幅を有する溝である。この薄幅溝は、それがタイ
ヤのフットプリントの中、つまりタイヤトレッドが速度
ゼロで規定の荷重と圧力の下で平らな面と接触するパッ
チの中にあるときには閉じる。このような薄幅溝は、典
型的には、鋳造または機械加工されたモールドまたはそ
れのためのトレッドリングの中に差し込まれた鋼製ブレ
ードによって形成される。切れ目は普通には切断工具に
よって作られるものであり、無視され得る幅を有する。
【0003】切込みは、トレッドにおいて、周方向また
は横方向に、曲線状またはジグザグにあって、その深さ
は、溝と同様であることもあるし、溝よりも大きいこと
さえもある。切込みは、リブまたはブロックにおいて、
それの辺にかかっていることもあり、内部に閉じ込まれ
ていることもある。切込みを、トレッドと接線の交錯点
における接線に垂直ではない面内に設けること、そして
相隣る切込みを規定する面の傾斜を同じくするか、また
はブロックの長さに沿ってステップ的に変わるようにす
ることが公知である。さらに、深さが長さの中で変化し
ている切込み、例えばいわゆるハンプブレードを用いる
ことが公知である。
【0004】切込みは、ブロックの一体性を損うことな
しに、その柔軟性を改善する。切込みの相対する両面が
相対的に容易に縦方向に滑り得ることが、トレッドと路
面の間の接触面の中でのブロックの曲りの抵抗を弱める
ので、タイヤでの熱のビルドアップを遅くする。切込み
はなお、エラストマー質のブロックの摩擦係数を増大さ
せるし、タイヤのフットプリントにおいての接地エッジ
の数を倍加させ、それにより、タイヤのグリップを格段
に改善する。
【0005】タイヤが摩耗してゆくにつれて、そのトレ
ッド深さが変化する。普通には、トレッドの溝は幅が狭
くなり、切込みは深さがほんの数mmであるので、トレ
ッドのゴムが摩減したときには消失する。溝および切込
みの深さが減ることが、トレッド表面の拭取りや掘下げ
の作用を阻害し、したがって、タイヤの牽引特性やブレ
ーキ特性を低下させる。
【0006】摩耗は、新しいタイヤでのコーナリング特
性を最適化するように選定されたブロックおよびリブの
堅さを連続して増大させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、これ
らの欠点を回避して、トレッドパターンの摩耗の状態に
関係なく一定のハンドリングレスポンスを有するような
タイヤトレッドを実現することにある
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、添付の特許
請求の範囲に記載のとおりのタイヤトレッドによって達
成される。
【0009】この利点は、タイヤの寿命の間中ブロック
の堅さが一様であることにより、全般的に騒音が少なく
快適性が高いことである。路面上でのブロックの滑りが
少なくなることにより、トレッドの摩耗抵抗が改善され
る。トレッドのブロックがよりよく路面の不規則さに追
従するので、タイヤのグリップが、特に寿命の終り頃に
改善される。さらに、タイヤのトレッドが摩耗しても、
セルフアライニングトルクは減少する。
【0010】本発明に最も密接に関係する当業者に知っ
て貰うために、ここで何がしかの望ましい実施態様を、
添付の図面を用いて説明する。これらの実施態様は、説
明用であって、特許請求の範囲で示している本発明の理
念や範囲の中で、種々の方法で変えられ得る。
【0011】
【実施例】図1において、加硫のステップにおいて本発
明によるブレード2が埋込まれたトレッドパターンの1
つのエラストマー質のブロック1を示している。トレッ
ドパターンでの隣接するブロックやリブは、図を簡単明
瞭にするため、示していない。セグメント型またはツー
ピース型であるモールドについても同様である。ブレー
ド2の半径方向で最も外側の部分5は長方形をなしてい
て、モールド(図示せず)に部分的に挿入され、そこで
接着されている。
【0012】この長方形の部分は、これを通る半径方向
に対して0°〜30°の間の角度をなす面の中にある。
半径方向とは、タイヤの回転の軸線に向うかそれから離
れるかの半径方向を意味している。ブレード2の半径方
向で最も内側の2つの側方部分3,4は、長方形の部分
5を含む面から両側に広がっていて、この実施例では円
筒の一部の形をなしている。
【0013】ブロックの形に完全にエラストマー質材料
が充填されることを確実にするために、ブレードの2つ
の部分3、4に、成形開始時および加硫のステップの間
に、ブロックの半径方向での最も外側の部分までエラス
トマー質材料が自由に流れるようにするための、いくつ
かの流通孔(図示せず)が設けられる。そのような流通
孔は、円形断面を有する直径数mmのものであればよ
い。
【0014】タイヤが加硫され、成型用型が開けられた
ならば、型側の凹凸部とブレードが、トレッドパターン
から引き抜かれる。各ブレートの半径方向で最も内側の
部分3、4は、流通孔の位置にあるエラストマー質材料
を切り、その切断部が幅のない切込部となり、ブレード
の半径方向で最も外側の部分5によって接地要素として
ブロック1の中に形成された接地面に開口する幅のあ
る溝部分、すなわち溝を形成する対向した側壁部分が互
いに接触していない溝部分を通してタイヤトレッド外へ
引き抜かれる。ブロック1内のブレードが引き抜かれた
跡に形成されたサイプ(薄幅溝)は、ブレードの半径方
向で最も外側の部分5によって形成され、接地面に開口
する幅を有する第1の部分と、ブレートの半径方向で最
も内側の部分3、4によって形成され、第1の部分から
ブロック1の接地面の下部において分岐する第2及び第
3の部分を有し、更に、これら第2及び第3の部分は、
ブレードの部分3、4により形成された幅を有する溝部
分と、流通孔の位置におけるエラストマー質材料の切断
によって形成された実質的に幅のない切込部(2つの対
向する切断面が接触した状態の切込部)を有する。ブロ
ック1からのブレードの引抜きの際には、ブレードの部
分3と4は、互いに近接するように動き、ブロックは変
形し、薄幅溝の両側において少し半径方向外側に開く。
【0015】図1では、スケールどうりではなく示され
ており、説明のためにブレードの部分の間隔と寸法を誇
張してあることを考慮されたい。1つのブレード2の全
体高さ(半径方向で測られた高さ)は、普通には3〜1
0mmの間にあり、半径方向で最も内側の2つの部分
3,4の間の間隔は、ブレードがブロックを傷めずにエ
ラストマー質のコンパウンドから離され得るように、約
8mmとされている。望ましいエラストマー質コンパウ
ンドのショアA硬度は加硫された状態で63、引張応力
は7MPaである。
【0016】図5から図12までに示すように切込みは
トレッド表面の下部で複数の切込部に分岐する。図4に
示すように第1の切込部はトレッド表面の下部で第2と
第3の切込部に分岐する。ここで図2の2A,2B,2
Cを見ると、そこには、本発明によるタイヤトレッド
の、摩耗の状況が相異る同一のピッチ長さが示されてい
る。ピッチ長さとは、タイヤの回りで繰返されているト
レッドパターンの要素のデザインサイクル長さを意味す
る。2Aに示すように、ほとんど新しいトレッドの要素
20は、ブレード2の半径方向で最も外側の部分5で作
られた薄幅溝23によって2つの部分21と22に分け
られている。2Bに示されている同じトレッドの部分
は、最初の半径方向高さの約30%までが摩耗してい
て、トレッド要素20の中には、ブレード2の半径方向
で最も内側の2つの部分3,4で作られた2つの薄幅溝
24,25がある。それら2つの薄幅溝は、周囲のトレ
ッド要素の高さが減ったことによるタイヤのグリップの
損失を部分的に補償する。2Cに示されている同じトレ
ッドの部分は、最初の半径方向高さの約70%までが摩
耗している。薄幅溝(参照番号24と25)の間の距離
の増大が、主としてトレッド要素20の堅さを減らして
いる。
【0017】図3に側面図、図4で面IV−IVに沿う垂直
の断面を示しているブレードは、その上方部分34がモ
ールド33の中に固定されている。ブレードがモールド
の内方に入るに従ってブレードは2つの側方ブレード部
分31と32に分れて広がっている。このようなブレー
ドの形成・配置によれば、タイヤにおいては、トレッド
面に現れる切込みの相互の間隔がタイヤの摩耗の度合に
比例するような薄幅溝が実現される。部分31と32は
長方形をなし、そこには、加硫のプロセスの間にエラス
トマー質の材料が自由に流れるようにする幾つかの円形
の流通孔30が設けられている。流通孔の直径は0.5
mmより大きくあるべきであり、1〜1.5mmである
のが望ましい。
【0018】図5に側面図、図6には図5の面VI−VIに
沿う断面を示している、本発明による別の実施例である
ブレードにおいては、ブレードにある流通孔50を可能
な限り大きくしてある。細長いストリップ52,53
が、長方形のプレート54を2つの切断エッジ51に連
結しており、それら切断エッジは、それがモールド55
が閉じられる間に未加硫のタイヤに入るときには、その
タイヤの表面に対して可能な限り垂直になっている。加
硫のステップの後にモールドが開けられるときには、細
長いストリップ52,53が、上側が鋭くされている切
断エッジ51を、エラストマー質材料を通して引き出
し、それにより、タイヤトレッドの中に切れ目を残す。
【0019】図7に側面図、図8に図7のVIII−VIIIに
沿った断面を示している本発明の実施例であるブレード
は、77に固定された半径方向で最も外側にあるプレー
ト70を有している。幾つかの細長いストリップ71
が、半径方向での最も内側部分と最も外側部分の両方が
鋭くされている2つの切断エッジ72をプレート70に
連結している。モールドが開けられているときには、そ
れら切断エッジは、参照番号74,75で示してあるよ
うに、互にくっつき合っている。モールドを閉じること
により、それら切断エッジは、未加硫のタイヤの中に食
込み、それら切断エッジの、それを通る半径方向に対し
ての傾きに関係して、連続的に相互間で離れて行く。最
後にはそれらは参照番号73と76で示してある互に離
れた位置に来る。加硫のステップの後にモールドが開け
られたときには、細長いストリップ71が切断エッジ7
2をエラストマー質材料から引き出すので、タイヤトレ
ッドの中に切れ目が作られる。図7に示されているよう
に、切断エッジ72はブレード70よりも長さが長くて
よい。望ましい実施例においては、ストリップ71は、
長さが約6mmであってばね鋼で作られている。
【0020】切断エッジの傾きを決めるためには、モー
ルドにある種々のパターン要素が、どのように未加硫の
タイヤ上に詰め寄るかを考慮せねばならない。例えば、
セグメント型のモールドの各セグメントの両側方部分は
未加硫のタイヤに向けて斜めに動く。
【0021】切断エッジ73,76によって作られる切
れ目は、プレート70、細長いストリップ71および切
断エッジ自体によってエラストマー質材料の中でモール
ドされる薄幅溝よりも狭い幅を有する。この幅の相違
が、トレッドにおける熱のビルドアップに影響を及ぼ
す。しかしそれは牽引特性には大きい影響を及ぼさな
い。何故ならば、トレッドの拭取りや掘下げの作用を改
善するのは、切込みのエッジにおける高い局部圧力であ
るからである。
【0022】以上で開示した本発明によるブレードは、
1つの外側部分が2つの内側部分に分れているものであ
ったが、図9〜12に示す別の実施例では、外側部分が
3つの内側部分に分れていて、それら内側部分の長さや
深さは異るようにもできる。図9と図10に、1つのブ
レードの側面図と、面X−Xに沿った断面をそれぞれ示
している。このブレードでは、半径方向で最も外側の部
分90が、1つの中央部分93と2つの側方部分91,
92に分れている。中央部分93は実質的に、半径方向
で最も外側の部分90の延長上にある。両側方部分は中
央部分93から離れて行き、実質的に中央部分と同じ深
さの全体に向って延びている。両側方部分にも中央部分
にも、エラストマー質材料が自由に流れるようにするた
めの幾つかの流通孔98が設けられている。最初の半径
方向高さの約40%までが摩耗したトレッド要素は、地
面に対しては3つの薄幅溝をもつことになる。
【0023】トレッドパターンからのブレードの引抜き
を容易にするために、側方のブレード部分91,92の
長さを中央部分93の長さより短かくしてある。さら
に、望ましい実施例においては、半径方向で最も外側の
ブレード部分90の幅を、他のブレード部分の幅よりも
大きくしてある。この幅はトレッド幅の約1%−3%の
間の範囲にあればよい。
【0024】図11に側面図、図12には面VII−VIIに
沿った断面が示されている本発明のさらに別の実施例に
おいては、半径方向で最も外側の部分110が、ブレー
ドの高さの約35%のところで、1つの中央部分115
と1つの側方部分113に分れており、その中央部分1
15が、ブレードの高さの約70%のところで、さらに
1つの中央部分116と1つの側方部分112に分れて
いる。このようなブレードの設計により、摩耗の状態に
関係してのトレッドのグリップの、さらに正確できめ細
かな調整が可能になる。中央のブレード部分110,1
15,116は、ここでは、ブレードを加硫されたタイ
ヤトレッドから抜出すことを容易にするために、台形に
してある。ブレードの各部分には幾つかの流通孔114
が設けられている。
【0025】以上、本発明を説明する目的で、何がしか
の代表的実施例と詳細を示したが、この中では、本発明
の理念または範囲から外れることなしに種々の変更/変
形がなされ得ることが、当業者にとっては明らかであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】加硫のステップにある、本発明によるトレッド
ブロックの斜視図である。
【図2】2A,2Bおよび2Cは、相異る程度に摩耗し
た同一のトレッドパターンの部分の図である。
【図3,5,7,9および11】本発明を実施するため
に用いられ得るブレードの側面図である。
【図4,6,8,10および12】図3,5,7,9お
よび11にそれぞれ示されたブレードの断面図である。
【符号の説明】
ブロックブレード(全体) 3,4 ブレードの内側部分ブレードの外側部分 20 トレッド要素 21,22 20の部分 23,24,25 薄幅溝 30 流通孔 31,32 側方ブレード部分 33 モールド 34 ブレードの上方部分 50 流通孔 51 切断エッジ 52,53 ストリップ 54 プレート 55 モールド 70 プレート 71 ストリップ 72 切断エッジ 73,74,75,76 断面図上の72の位置 77 モールド 90 ブレードの外側部分 91,92 ブレードの側方部分 93 ブレードの中央部分 98 流通孔 110 ブレードの外側部分 112,113 ブレードの側方部分 114 流通孔 115,116 ブレードの中央部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 590002976 1144 East Market Str eet,Akron,Ohio 44316 −0001,U.S.A. (56)参考文献 特開 平1−101205(JP,A) 特開 平2−303809(JP,A) 特開 平1−285409(JP,A) 特開 平2−200503(JP,A) 特開 平2−241806(JP,A) 特開 平2−267009(JP,A) 特開 平1−95913(JP,A) 特許2754040(JP,B2) 特許2726133(JP,B2) 特公 平6−59764(JP,B2) 特公 昭52−11083(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60C 11/04,11/12,11/11

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の溝によって区画されたエラストマ
    ー質材料からなる多数の接地要素を有するエラストマー
    質材料からなるタイヤトレッドにおいて、 前記多数の接地要素の少なくとも1つが、該接地要素の
    接地面から該タイヤトレッドの内側へ向けて延びるサイ
    プを有し、 該サイプは、少なくとも、前記接地面から内側方向に幅
    をもって延びる第1の部分と、該第1の部分から該接地
    面下部において分岐して延びる第2及び第3の部分を有
    し、 該第2及び第3の部分は、幅を有する部分と、実質的に
    幅のない切込部とを有する ことを特徴とするタイヤトレ
    ッド。
  2. 【請求項2】 前記切込部が、前記第1の部分からの延
    長部として該第1の部分に接続して形成されている請求
    項1に記載のタイヤトレッド。
JP3047437A 1990-02-22 1991-02-21 タイヤトレッド Expired - Lifetime JP2922318B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US483179 1983-04-08
US07/483,179 US5095963A (en) 1990-02-22 1990-02-22 Tire treads

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04215506A JPH04215506A (ja) 1992-08-06
JP2922318B2 true JP2922318B2 (ja) 1999-07-19

Family

ID=23918990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3047437A Expired - Lifetime JP2922318B2 (ja) 1990-02-22 1991-02-21 タイヤトレッド

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5095963A (ja)
EP (1) EP0450251B1 (ja)
JP (1) JP2922318B2 (ja)
KR (1) KR0154898B1 (ja)
AT (1) ATE142150T1 (ja)
AU (1) AU633693B2 (ja)
CA (1) CA2024231C (ja)
DE (1) DE69028387T2 (ja)
DK (1) DK0450251T3 (ja)
ES (1) ES2093021T3 (ja)
GR (1) GR3021877T3 (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2683771B1 (fr) * 1991-11-18 1994-01-07 Michelin & Cie Bande de roulement pourvue de rainures dont les parois sont munies d'incisions.
AT404244B (de) * 1994-01-20 1998-09-25 Semperit Ag Fahrzeugreifen mit einem laufstreifen
DE19506697A1 (de) * 1995-02-25 1996-08-29 Continental Ag Verfahren zur Herstellung eines Reifens mit einer Lauffläche mit Feineinschnitten
DE69722728T2 (de) * 1996-08-05 2003-12-04 Sumitomo Rubber Industries Ltd., Kobe Luftreifen
JP3636253B2 (ja) * 1996-09-11 2005-04-06 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤの加硫用金型
JPH10236112A (ja) * 1997-02-27 1998-09-08 Bridgestone Corp 空気入りタイヤおよびその製造に用いる加硫金型
KR100839139B1 (ko) * 1998-10-30 2008-06-19 피렐리 타이어 소시에떼 퍼 아찌오니 특히 화물차 및 화물차와 유사한 차량용 원동 차량 타이어
JP3359000B2 (ja) * 1999-02-18 2002-12-24 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
USD418461S (en) * 1999-02-26 2000-01-04 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire tread
US7143799B2 (en) * 2003-11-20 2006-12-05 The Goodyear Tire & Rubber Company Three-dimensional sipes for treads
CN101022965B (zh) * 2004-08-06 2010-05-26 株式会社普利司通 充气轮胎及其制造方法
US7507078B2 (en) * 2006-12-21 2009-03-24 The Goodyear Tire & Rubber Company Flexible molding device for molding a sunk groove, a sunk blade, and a large keyhole sipe in tire tread
US7544053B2 (en) * 2006-12-21 2009-06-09 The Goodyear Tire And Rubber Company Flexible molding device for manufacturing a sunken groove or surface tie bar in a tire tread
US7566213B2 (en) * 2006-12-21 2009-07-28 The Goodyear Tire & Rubber Company Flexible enrobed molding device for manufacturing a sunken groove in a tire tread
US7544054B2 (en) * 2006-12-21 2009-06-09 The Goodyear Tire & Rubber Company Flexible molding device for manufacturing a sunken groove in a tire tread
US7575424B2 (en) * 2006-12-21 2009-08-18 The Goodyear Tire & Rubber Company Flexible molding device for manufacturing a sunken groove in a tire tread
US7950426B2 (en) 2007-06-08 2011-05-31 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Tread blocks having reduced edge stiffness
JP4812039B2 (ja) * 2007-10-01 2011-11-09 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
US20090095387A1 (en) * 2007-10-15 2009-04-16 The Goodyear Tire & Rubber Co. Tire With Tread Having Full Depth Siping
WO2010039148A1 (en) * 2008-10-03 2010-04-08 Societe De Technologie Michelin Undulated progressive tire mold element
WO2010144090A1 (en) * 2009-06-12 2010-12-16 Societe De Technologie Michelin Progressive tire mold element with scallops and tire formed by the same
US20120048439A1 (en) * 2009-06-12 2012-03-01 Societe De Technologie Michelin Progressive tire mold element with undulation on its upper member and tire formed by the same
JP5481973B2 (ja) * 2009-07-01 2014-04-23 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP4605298B1 (ja) * 2009-07-03 2011-01-05 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
FR2958213B1 (fr) * 2010-03-31 2012-03-23 Michelin Soc Tech Bande de roulement de pneu comportant des incisions
US9616716B2 (en) 2011-12-14 2017-04-11 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Three dimensional sipe
BR112015014951A2 (pt) * 2012-12-20 2017-07-11 Bridgestone Americas Tire Operations Llc reforço de ranhura transversal
US10493709B2 (en) * 2015-03-31 2019-12-03 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Tire molding element, tire vulcanization mold, and tire
FR3081364B1 (fr) * 2018-05-25 2020-06-12 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Ensemble d'elements moulants
JP7265457B2 (ja) * 2019-09-19 2023-04-26 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB548914A (en) * 1940-07-19 1942-10-29 Seiberling Rubber Co Improvements in or relating to tires
US2246479A (en) * 1940-07-19 1941-06-17 Seiberling Rubber Co Pneumatic tire structure
US2538491A (en) * 1950-02-28 1951-01-16 Philip B Winston Tire casing with improved tread
LU58967A1 (ja) * 1968-06-27 1969-11-11
DE3324649A1 (de) * 1983-07-08 1985-01-31 Continental Gummi-Werke Ag, 3000 Hannover Fahrzeugluftreifen
JP2514780Y2 (ja) * 1987-02-20 1996-10-23 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
FR2641501B1 (fr) * 1989-01-10 1991-03-08 Michelin & Cie Bande de roulement pour pneumatique destine a des roulages hivernaux

Also Published As

Publication number Publication date
ATE142150T1 (de) 1996-09-15
EP0450251A1 (en) 1991-10-09
CA2024231C (en) 1999-04-06
AU633693B2 (en) 1993-02-04
AU7126791A (en) 1991-08-29
KR910021311A (ko) 1991-12-20
DE69028387T2 (de) 1997-03-20
ES2093021T3 (es) 1996-12-16
US5095963A (en) 1992-03-17
GR3021877T3 (en) 1997-03-31
EP0450251B1 (en) 1996-09-04
JPH04215506A (ja) 1992-08-06
DK0450251T3 (da) 1996-09-23
CA2024231A1 (en) 1991-08-23
KR0154898B1 (ko) 1998-10-15
DE69028387D1 (de) 1996-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2922318B2 (ja) タイヤトレッド
KR101100020B1 (ko) 타이어
EP0829381B1 (en) Pneumatic tyre and vulcanization mold therefor
US5591280A (en) Pneumatic tire including sipes
KR0145071B1 (ko) 중장비 타이어용 트레드
CA1098017A (en) Winter tire
EP0342908B1 (en) Pneumatic tyre
KR20070113984A (ko) 타이어 트레드를 구비한 타이어
EP1800843A2 (en) Method of forming a tire
WO2002100664A1 (fr) Pneu pour service hors-route
JPH04266504A (ja) 冬用タイヤのトレッド
JP4319261B2 (ja) 空気入りタイヤ
EP3548311B1 (en) Improved tire treads having positively inclined sipes
EP0861741B1 (en) Pneumatic tyre and vulcanization mold used for the manufacture thereof
WO2019239570A1 (en) A tread for winter and endurance
JP3273771B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPS60252005A (ja) 空気入りタイヤ
JPH0445363B2 (ja)
JP2000016024A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2000211322A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPH03279006A (ja) 空気入りタイヤおよびその製造方法
JP3222953B2 (ja) 空気入りタイヤ
CN113508041B (zh) 具有带盲微纹沟的周向纹沟的卡车轮胎
JP5104046B2 (ja) 空気入りタイヤ
NZ212987A (en) Pneumatic tyre:depthwise crooked sipes with varying bent in axial direction

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080430

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term