JP2921789B2 - 箱型機器用運搬据付け装置 - Google Patents

箱型機器用運搬据付け装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地上に設置する
箱型の変圧器やその他の箱型機器を数人の作業員で極め
て容易に運搬、据付け可能な装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来需要家に引き入れる電力は変圧器を
介して電圧を調整し、引き入れている。この変圧器は当
該需要家の敷地内の地上に設置しているが、この変圧器
の据付けに際しては、トラック等で当該需要家の近くの
通路まで運搬し、そこでトラックから変圧器を降ろし、
その通路から需要家の敷地の所定の場所まで多数の作業
員が、この変圧器をコロ等に載せて運んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記変圧
器はかなりの重量があり、また変圧器は邪魔にならない
よう通常需要家の敷地の隅に設置する場合が多い。そこ
で上記車両の入る通路から奥まった箇所の場合が多く、
狭い路地や家屋の脇を通らなければならず、その運搬、
据付けに多数の作業員または多くの労力及び手間がかか
るものである。
【0004】この発明はこれらの点に鑑みてなされたも
のであり、車両から変圧器等の箱型機器を降ろした通路
等の現場で容易に組立てることができ、数人の作業員に
より極めて容易に所定の場所まで箱型機器を運び、所定
箇所に据え付けることができる、当該箱型機器の運搬、
据付け装置を提供するものである。
【0005】請求項1項の発明は、左右両側及び前側か
ら成る枠体であって、水平断面がコの字型の運搬工具A
を設け、この運搬工具Aは、箱型の箱型機器を取り囲め
る空間及び高さを有し、下端にキャスターを有するとと
もに、上部枠体と下部枠体とに分離され、これらの上部
枠体と下部枠体とは駆動手段により接近したり離れたり
でき、また上記箱型機器の上面に固定する吊り金物を設
け、この吊り金物は上記駆動手段により上部枠体を下部
枠体に対して離して吊り上げた際、上記箱型機器の上面
左右から突出する吊り金物両端を上部枠体で係止し、上
記箱型機器を吊り上げる構成とした、箱型機器用運搬据
付け装置とした。
【0006】また請求項2項の発明は、上記請求項1項
記載の箱型機器用運搬据付け装置において、上部枠体と
下部枠体とが、一方の枠体から突出したガイド管の外周
に他方の枠体の管状部材が摺動自在に被冠されている構
成とした。
【0007】また請求項3項の発明は、上記請求項1項
又は2項記載の箱型機器用運搬据付け装置において、上
記運搬工具Aの左右側に着脱自在に係止する、上記キャ
スターより外径の大きな対の車輪を有する二つの枠体を
設け、上記駆動手段により下部枠体を上部枠体に接近さ
せて下部枠体を地上より吊り上げ可能な構成とした。
【0008】また請求項4項の発明は、上記請求項1項
又は2項記載の箱型機器用運搬据付け装置において、上
記運搬工具Aの左右側に着脱自在に係止する、上記キャ
スターより外径の大きな対の車輪を有する二つの枠体
と、これらの二つの枠体を上記運搬工具Aの正面背面の
上から接続する連結枠体から成る運搬工具Bを設け、上
記駆動手段により下部枠体を上部枠体に接近させて下部
枠体を地上より吊り上げ可能な構成とした。
【0009】また請求項5項の発明は、上記請求項3項
又は4項記載の箱型機器用運搬据付け装置において、運
搬工具Aに着脱自在に係止する、上記運搬工具Bの二つ
の各枠体の上部、下部から略水平に突出する係止片を運
搬工具Aの上部枠体と下部枠体とで挾持して当該各枠体
を運搬工具Aの左右側に係止する構成とした。
【0010】
【実施の形態例】以下この発明の実施の形態例を図をも
とにして説明する。まずこの発明の運搬工具Aについ
て、図1乃至図5を基にして説明すると、この運搬工具
Aは図1に示すごとく、左側枠体1と右側枠体2とを相
対向させ、これらの一側に、相互に間隔を開けて複数本
の水平な補強バー3を連結し、水平断面がコの字型の枠
体に形成されている。この補強バー3の連結はボルト止
めのため、現場で組み立てることができる。
【0011】またこの運搬工具Aは、上記左側枠体1と
右側枠体2及び後側枠となる複数本の補強バー3とによ
って箱型の変圧器を取り囲める中央空間を有し、その高
さは当該変圧器よりやや低いものである。また上記左側
枠体1と右側枠体2の両側の各柱体がこの運搬工具Aの
四本の柱となるもので、夫々の柱体下端にキャスター4
を着脱自在に取り付けている。
【0012】またこれらの左側枠体1、右側枠体2及び
後側枠たる複数本の補強バー3からなる運搬工具Aは、
下部aと上部bに二分されている。これは左側枠体1に
おいては、左側枠体下部1aの両側からスライドガイド
管5が突出し、これらのスライドガイド管5に左側枠体
上部1bの両側に設けた管体6が摺動自在に被冠されて
いる。また左側枠体2は、右側枠体下部2aの両側から
スライドガイド管5が突出し、これらのスライドガイド
管5に右側枠体上部2bの両側に設けた管体6が摺動自
在に被冠されている。またこれらの右側枠体下部2aと
右側枠体上部2bとの間には図示は省略したが、油圧シ
リンダー7が設けられ、当該油圧シリンダー7の一端が
右側枠体下部2aに、また油圧シリンダー7のピストン
7a先端が右側枠体上部2bに接続されている。またこ
れらの左側枠体下部1aと左側枠体上部1bとの間には
油圧シリンダー7が設けられ、当該油圧シリンダー7の
一端が左側枠体下部1aに、また油圧シリンダー7のピ
ストン7a先端が左側枠体上部1bに接続されている。
【0013】従ってこれらの左右の油圧シリンダー7を
作動させることにより、当該運搬工具Aの下部aと上部
bとが接近したり、離れたりする。なお上記複数本の補
強バー3はこれらの下部aと上部bに夫々設けられてい
る。また上記左側枠体上部1bと右側枠体上部2bの、
補強バー3との交差する隅部内側には、アングル材から
なる、機器当接用部材8を縦方向に設けている。また左
側枠体下部1aと右側枠体下部1aの、上記補強バー3
の反対側には着脱自在な補強補助バー9を設けている。
この補強補助バー9は図6に示すごとく、両端にフック
9aを有し、これらの各フック9aを上記左側枠体下部
1a及び右側枠体下部1aの各柱体側面から突出するピ
ン10に掛けるようになっている。
【0014】またこの運搬工具Aの左側枠体1と右側枠
体2との上端間には二本のチャネル型の吊り金物11の
両端を載せている。これらの各吊り金物11には、図7
及び図8に示すごとく、複数の透孔12が設けられ、こ
れらの透孔12から変圧器上面のネジ孔に螺着すること
ができる吊りボルト13を設けている。またこれらの各
吊り金物11の両端には締付け自在なJボルト14が係
止されている。これらのJボルト14は、運搬工具Aの
左側枠体上部1b及び右側枠体上部2bの上端部材に上
記吊り金物11を載置した際、これらの上端部材の下面
に固定したアングル材状の引掛片15に先端を係止して
締め付けると、上記吊り金物11が当該運搬工具Aに固
定される。また上記二つの機器当接用部材8、8の外側
に回した機器固定バンド16が設けられ、このバンド1
6はその両端を変圧器の外周に巻きつけて締着具で固定
し、変圧器を上記機器当接用部材8、8に押しつけて、
水平方向に動かないようにするものである。
【0015】またこの運搬工具Aの上記補助バー3の一
つにはその外面に把手17が突設し、また左側枠体上部
1b及び右側枠体上部2bにも把手18が夫々突設して
いる。またこの運搬工具Aの左側枠体下部1aと右側枠
体下部2aの両側には、図9及び図10に示すごとく、
これらの側板外方に突出するアウトリガー19を着脱自
在に取り付けることができる。これらの各アウトリガー
19の先端下部にはキャスター19aを着脱自在に取り
付けている。
【0016】また上記運搬工具Aを走行させるガイドレ
ール20は図11乃至図13に示すごとく、細長い板体
20aの両側に側縁20bを有しており、この板体20
aの底面に長手方向に間隔を開けて台板20cを貼り付
けている。またこの板体20aの一端には上記台板20
cの一端を突出させ、この突出した上面に突起20dを
設けている。そして上記板体20aの他端にはこの突起
20dを嵌入する嵌合孔20eを設けている。従って当
該ガイドレール20は複数のガイドレール20を接続す
るには、板体20aの一端の台板20cの上に他の板体
20aの他端を載せ、台板20cの突起20dを嵌合孔
20eに嵌合させるもので、これにより板体20aが段
差なく、連続して接続されるものである。そしてこれら
のガイドレール20は上記運搬工具Aの各キャスター4
に合わせて敷くものである。
【0017】つぎにこの発明の運搬工具Bについて説明
すると、この運搬工具Bは図14乃至図17に示すごと
く、上記運搬工具Aの右側枠体2に着脱自在に係止する
前輪部本体21と、左側枠体1に着脱自在に係止する後
輪部本体22とこれらの前輪部本体21と後輪部本体2
2の夫々の両側を接続する連結枠体23とから構成され
ている。
【0018】上記前輪部本体21は上記運搬工具Aの右
側枠体2に重合する偏平な縦枠部21aの前端に突出し
た先端部21bに、垂直に支持されかつ水平回転自在な
回動体24を設け、この回動体24の下端を貫通したシ
ャフト25の両側に、上記キャスター4及び19aより
外径の大きなタイヤ付きの車輪26を設けたものであ
る。そしてこれらの車輪26は上記回動体24の下端に
その一端を軸支した操蛇レバー27を左右に動かすこと
により、方向変換が自在である。この方向変換する際
は、図14の二点鎖線に示すごとく、操蛇レバー27を
約30度前方に倒して回わすことができる。またこの前
輪部本体21の両側下部から略斜前方に補助キャスター
28を設けている。また上記縦枠部21aの上下の水平
部材から後方に鍵型の係止片29を突設している。
【0019】また上記後輪部本体22は上記運搬工具A
の左側枠体1に重合する偏平な縦枠部22aの下部から
後方に突出した水平枠部22bの両側に、上記キャスタ
ー4及び19aより外径の大きなタイヤ付きの車輪30
を設けている。これらの車輪30にはブレーキ装置31
が設けられている。また上記縦枠部22aの上下の水平
部材から前方に鍵型の係止片32を突設している。
【0020】また上記連結枠体23は図18及び図19
に示すごとく、横長の略四辺形の枠体で、両端上下にフ
ック部33を夫々設けており、これらの各フック部33
を上記前輪部本体21の縦枠部21aの両側及び後輪部
本体22の縦枠部22aの両側の各係止ピン34に係止
することにより当該連結枠体23と上記前輪部本体21
の両側及び後輪部本体22両側を連結接続するものであ
る。またこの連結枠体23の外周には把手35を突設し
ている。上記フック部33のうち、当該連結枠体23の
両端の上部フック部33aはロック機構36を設け、上
記係止ピン34に係止すると、自動的に当該係止をロッ
クし、むやみに外れない構成になっている。
【0021】次ぎにこの発明の運搬工具Aと運搬工具B
を用いて、変圧器を運搬、据付けする方法を説明する。
まず図20に示すように変圧器40の上面に二本の吊り
金物11を間隔を開けて載せ、各吊り金物11の吊りボ
ルト13を適宜の透孔12から変圧器40の上面の吊り
下げ用ネジ孔(図示せず)に螺着し、変圧器40の上面
にこれらの吊り金物11を固定する。またこれらの各吊
り金物11の両端には締付け自在なJボルト14が係止
されている。この状態で図21に示すごとく、運搬工具
Aの補強補助バー9を外して上記運搬工具Aの上記左側
枠体1と右側枠体2及び前側枠となる複数本の補強バー
3とによって形成される中央空間に変圧器40を入れる
ように、運搬工具Aを変圧器40の正面から取り付け
る。その際変圧器40の両側角部を運搬工具Aの機器当
接用部材8に当てる。これにより変圧器40の背面以外
は運搬工具Aに取り囲まれる。
【0022】そこで図22に示すごとく、変圧器40の
背面側の運搬工具Aのピン10に補強補助バー9のフッ
ク9aを引掛て補強補助バー9を運搬工具Aに固定す
る。次ぎに図23に示すように運搬工具Aの両側の油圧
シリンダー7に油圧ポンプ41を取り付けてこれらを作
動させ、運搬工具Aの上部b上端が上記変圧器40の上
面両側から突出する吊り金物11の両端に当たるまで上
げる。そして図24に示すように各吊り金物11の両端
のJボルト14の向きを変えて、各Jボルト14の先端
のフック部を、運搬工具Aの左側枠体上部1b及び右側
枠体上部2bの各上端部材の下面に固定したアングル材
状の引掛片15(図3参照)に係止して締め付ける。こ
れにより上記吊り金物11を当該運搬工具Aに固定す
る。また上記二つの機器当接用部材8、8の外側に回し
た機器固定バンド16を変圧器40の外周に巻きつけて
締着具で締付け、固定し、変圧器40を上記機器当接用
部材8、8に押しつけた状態で変圧器40と運搬工具A
とを固定する。なお変圧器40が当接する機器当接用部
材8や他の部材には、ゴム板等の緩衝材を施してある。
【0023】そして図25に示すように上記油圧ポンプ
41を作動させ、油圧シリンダー7のピストン7aを伸
ばし、上部bを持ち上げ、これによって変圧器40が地
面から持ち上げられる。そこで図26に示すごとく、運
搬工具Bの前輪部本体21と後輪部本体22を左側枠体
1と右側枠体2に当接させる。その際前輪部本体21の
上部の係止片29と後輪部本体22の上部の係止片32
が、夫々運搬工具Aの左側枠体上部1bと右側枠体上部
2bの各下部の水平部材1c、2c(図39参照)より
すぐ下に位置していなければならない。また図27に示
すごとく、これらの前輪部本体21と後輪部本体22の
両側の各係止ピン34に連結枠体23のフック部33を
引掛てこれらを連結する。これにより運搬工具Bは組み
立てられる。
【0024】そして図28に示すごとく再び油圧ポンプ
41を作動させて油圧シリンター7のピストン7aを縮
める。これにより運搬工具Aの上部bがわずかに降り、
左側枠体上部1b及び右側枠体上部2bの各下部の水平
部材1c、2cが図39に示すごとく、前輪部本体21
の上部の係止片29及び後輪部本体22の上部の係止片
32に当たり、これ以上上部bは下降することができな
い。そこで運搬工具Aの下部aが上がってくる。そして
左側枠体下部1a及び右側枠体下部2aの各上部の水平
部材1d、2dが図39に示すごとく、前輪部本体21
の下部の係止片29及び後輪部本体22の下部の係止片
32に当たり、これによって運搬工具Aの下部aと上部
bとで前輪部本体21と後輪部本体22とを挾持し、運
搬工具Aと運搬工具Bとが連結される。
【0025】そこで図29に示すごとく、運搬工具Aの
油圧バルブを閉め、油圧ポンプ41の圧力を解放後、油
圧ポンプ41を取り外す。この状態では変圧器40及び
運搬工具Aの下端の各キャスター4は地面から持ち上が
っており、運搬工具Bのタイヤ付き車輪26及び30と
補助キャスター28が地面についている。従ってこの状
態で数人の作業者が当該運搬工具Bを引っ張ったり、押
したりして狭い路地や需要家の敷地内等を動かす。そし
て変圧器40を設置する基礎架台42の手前まで運搬
し、図30に示すように当該基礎架台42と変圧器40
とが平行になるように運搬工具Bを移動させる。そこで
この運搬工具Bをブレーキ等をかけて動かないようにす
る。
【0026】そして図30に示すごとく、基礎架台42
にガイドピン43を取り付ける。また当該運搬工具Bか
ら基礎架台42に向かって、運搬工具Aを走行させる二
本のガイドレール20を敷く。そこで各油圧シリンダー
7に油圧ポンプ41を接続後、図31に示すごとく、各
油圧シリンダー7のピストン7aを伸ばし、運搬工具A
による運搬工具Bの挾持を解く。即ち、運搬工具Aの左
側枠体下部1aと右側枠体下部2aとが下降し、これら
の下端の各キャスター4が二本の各ガイドレール20に
載る。その後運搬工具Aの左側枠体上部1b及び右側枠
体上部2bが上昇する。これにより運搬工具Bの前輪部
本体21の下部の係止片29及び後輪部本体22の下部
の係止片32が、左側枠体下部1a及び右側枠体下部2
aの各上部の水平部材1d、2dから外れ、また運搬工
具Bの前輪部本体21の上部の係止片29及び後輪部本
体22の上部の係止片32が左側枠体上部1b及び右側
枠体上部bの各下部の水平部材1c、2cから外れる。
【0027】そして運搬工具Bの連結枠体23を前輪部
本体21及び後輪部本体22から外し、これらを運搬工
具Aから取り去る。これと前後して図32に示すごとく
アウトリガー19を運搬工具Aに取り付ける。そして図
33に示すごとく基礎架台42の手前まで運搬工具Aを
ガイドレール20上をゆっくりと動かす。そして図34
に示すごとく各油圧シリンダー7のピストン7aを伸ば
し、運搬工具Aの上部bを持ち上げ、変圧器40を吊り
上げる。そこで必要に応じて一側のアウトリガー19を
取外し、図35に示すごとく、さらに運搬工具Aをゆっ
くりと動かし、基礎架台42の真上に変圧器40を位置
させる。
【0028】そして図36に示すごとく、油圧シリンダ
ー7のピストン7aを縮め、運搬工具Aの上部bを下げ
る。これに伴い変圧器40が下降する。その際変圧器4
0の底面に予め穿ってある透孔に基礎架台42の各ガイ
ドピン43を挿入して変圧器40を基礎架台42の上に
設置する。そして変圧器40の背面側に位置する補強補
助バー9を運搬工具Aから外し、また図37に示すごと
く、機器固定バンド16を外す。さらに各吊り金物11
の両端の各Jボルト14を工具本体Aの引掛片15から
外し、また吊り金物11を変圧器40に固定していた吊
りボルト13を外し、吊り金物11を取り外す。
【0029】そして図38に示すごとく、運搬工具Aを
変圧器40の正面側に引き出し、速やかに変圧器内に突
出する各ガイドピン43を外して当該個所にボルトを螺
着し、変圧器40を基礎架台42に固定する。以上でこ
の発明の運搬工具A、Bを用いた変圧器の運搬、据付け
が終了する。
【0030】なお上述の作業では変圧器40を運搬する
運搬工具Bを基礎架台42の正面に平行に位置するよう
に接近させたが、基礎架台40の正面に十分な作業スペ
ースがない場合等は、変圧器40を積んだ運搬工具Bを
基礎架台42の長手方向延長線上に接近させ、そこで運
搬工具Bを外して、そこから運搬工具Aを基礎架台42
の上に移動させても良い。また変圧器40を積んだ運搬
工具Aを走行させる地面や床等が硬く、平坦な場合は、
運搬工具Bを用いる必要がなく、運搬工具Aのみで変圧
器40を車両の積降し個所から設置場所まで運んでも良
い。上記実施の形態例では変圧器を運搬、据付けたが、
この発明の装置は変圧器に限らず重量のある箱型機器の
運搬、据付けにも使用できる。
【0031】なお上記実施の形態例では運搬工具Aの上
部bと下部aとを接近させたり離したりする駆動手段を
油圧シリンダーとしたが、これに限らずネジ式等適宜の
駆動手段を採用できる。また上記実施の形態例では運搬
工具Aと運搬工具Bとを用いた装置としたが、運搬工具
Aのみの装置としても良い。また上記運搬工具Bの前輪
部本体及び後輪部本体、即ち、上記運搬工具Aのキャス
ターより外径の大きな対の車輪を有する二つの枠体を、
上記運搬工具Aの前後に着脱自在に係止するのみの構成
としても良い。さらにこの構成の装置に運搬工具Bの連
結枠体を接続する構成としても良い。また上記実施の形
態例ではガイドレールを使用したが、これらのガイドレ
ールを使用しない場合もある。
【0032】また上記実施の形態例では運搬工具Aの上
部b(上部枠体)に箱型機器を係止して吊り上げるのに
吊り金物を用い、この吊り金物を箱型機器の上面に固定
し、この箱型機器の上面両側から突出する吊り金物の両
端を運搬工具Aの上部上端縁で係止して吊り上げている
が、この発明ではこれに限らず、例えば予め運搬工具A
の上部b(上部枠体)に吊り金物を一体に固定したもの
でもよく、また他の方法で箱型機器を運搬工具Aの上部
b(上部枠体)に係止するものでも良い。
【0033】
【発明の効果】請求項1項及び2項の発明は、左右両側
及び前側から成る枠体であって、水平断面がコの字型
の、下面にキャスター付きの運搬工具Aを、箱型機器に
側面から被冠し、上部枠体に箱型機器の上部を固定して
上部枠体を持ち上げ、これにより箱型機器を吊り上げ、
この状態で移動させることができる。従ってキャスター
を走らせて運搬できるため、箱型機器の運搬が極めて容
易である。また据付けに際しても設置する所定の位置の
真上まで移動させておき、持ち上げていた上部枠体を降
ろすだけでよく、作業が容易である。しかもこの運搬工
具Aは箱型機器の背面以外の側面を取り囲む形となって
いるため、箱型機器と同程度の巾の狭い路地や敷地でも
入ることができる。またこの運搬工具Aは現場でただち
に組み立てることができ、運搬工具自体の保管、取扱
い、運搬の際コンパクトになり便利である。この様にこ
の装置を用いれば、箱型機器の運搬、据付けが数人の作
業員で労力を要せず、容易に作業できる。
【0034】さらに上記の効果に加え、変圧器等の重量
の重い箱型機器の吊り上げに従来から使用されている、
上面の吊り上げ用のボルト孔を利用して、このボルト孔
に、吊り金物の透孔を貫通した吊りボルトを螺着して、
吊り金物を運搬工具Aの上部枠体に係止し、当該箱型機
器を吊り上げるため、箱型機器の吊り上げのために新た
な加工を要せず、極めて便利である。
【0035】また請求項3項の発明は、上記運搬工具A
の左右側に着脱自在に係止する、上記キャスターより外
径の大きな対の車輪を有する二つの枠体を設け、上記駆
動手段により下部枠体を上部枠体に接近させて下部枠体
を地上より吊り上げ可能な構成とした装置であり、これ
により箱型機器の運搬距離が長くても、また運搬する地
面や床の状況が多少悪くても外径の大きな車輪を走らせ
て運搬するため、数人の作業員で容易に作業することが
できる。しかも運搬工具Aの左右側に上記枠体を付ける
だけのため場所を取らず、箱型機器と同程度の巾の狭い
路地や敷地でも入ることができる。
【0036】また請求項4項の発明は、上記運搬工具A
の左右側に着脱自在に係止する、上記キャスターより外
径の大きな対の車輪を有する二つの枠体と、これらの二
つの枠体を上記運搬工具Aの前後側の上から接続する連
結枠体から成る運搬工具Bを設け、上記駆動手段により
下部枠体を上部枠体に接近させて下部枠体を地上より吊
り上げ可能な構成とした装置であり、これにより箱型機
器の運搬距離が長くても、また運搬する地面や床の状況
が多少悪くても外径の大きな車輪を走らせて運搬するた
め、数人の作業員で容易に作業することができる。しか
も運搬工具Bは運搬工具Aの各側面に重合して接続する
だけのため場所を取らず、箱型機器と同程度の巾の狭い
路地や敷地でも入ることができる。
【0037】また請求項5項の発明は、上記請求項3項
又は4項の発明の効果に加え、運搬工具Aと運搬工具B
の接続が、運搬工具Aに着脱自在に係止する、上記運搬
工具Bの二つの各枠体の上部、下部から略水平に突出す
る係止片を、運搬工具Aの駆動手段により、運搬工具A
の上部枠体と下部枠体とで挾持して当該各枠体を運搬工
具Aの左右側に係止、固定するため、きわめて接続が容
易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例の運搬工具Aの正面図
である。
【図2】この発明の実施の形態例の運搬工具Aの背面図
である。
【図3】この発明の実施の形態例の運搬工具Aの右側面
図である。
【図4】この発明の実施の形態例の運搬工具Aの平面図
である。
【図5】この発明の実施の形態例の吊り金物を外した運
搬工具Aの平面図である。
【図6】この発明の実施の形態例の運搬工具Aの補強補
助バーの正面図である。
【図7】この発明の実施の形態例の運搬工具Aの吊り金
物の平面図である。
【図8】この発明の実施の形態例の運搬工具Aの吊り金
物の正面図である。
【図9】この発明の実施の形態例のアウトリガーを付け
た運搬工具Aの右側面図である。
【図10】この発明の実施の形態例のアウトリガーを付
けた運搬工具Aの平面図である。
【図11】この発明の実施の形態例のガイドレールの平
面図である。
【図12】この発明の実施の形態例のガイドレールの正
面図である。
【図13】この発明の実施の形態例のガイドレールの、
図11におけるA−A断面図である。
【図14】この発明の実施の形態例の運搬工具Bの正面
図である。
【図15】この発明の実施の形態例の運搬工具Bの左側
面図である。
【図16】この発明の実施の形態例の運搬工具Bの右側
面図である。
【図17】この発明の実施の形態例の運搬工具Bの平面
図である。
【図18】この発明の実施の形態例の運搬工具Bの連結
枠体の平面図である。
【図19】この発明の実施の形態例の運搬工具Bの連結
枠体の正面図である。
【図20】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第1作業工程を示す説明図であり、(A)図は正
面図、(B)図は右側面図である。
【図21】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第2作業工程を示す説明図であり、(A)図は正
面図、(B)図は右側面図である。
【図22】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第3作業工程を示す説明図であり、(A)図は正
面図、(B)図は右側面図である。
【図23】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第4作業工程を示す説明図であり、(A)図は正
面図、(B)図は右側面図である。
【図24】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第5作業工程を示す説明図であり、(A)図は正
面図、(B)図は右側面図である。
【図25】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第6作業工程を示す説明図である。
【図26】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第7作業工程を示す説明図である。
【図27】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第8作業工程を示す説明図である。
【図28】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第9作業工程を示す説明図である。
【図29】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第10作業工程を示す説明図である。
【図30】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第11作業工程を示す説明図であり、(A)図は
正面図、(B)図は右側面図である。
【図31】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第12作業工程を示す説明図であり、(A)図は
正面図、(B)図は右側面図である。
【図32】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第13作業工程を示す説明図であり、(A)図は
正面図、(B)図は右側面図である。
【図33】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第14作業工程を示す説明図である。
【図34】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第15作業工程を示す説明図である。
【図35】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第16作業工程を示す説明図である。
【図36】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第17作業工程を示す説明図である。
【図37】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第18作業工程を示す説明図である。
【図38】この発明の実施の形態例の変圧器の運搬、据
付けの第19作業工程を示す説明図である。
【図39】この発明の実施の形態例の運搬工具Bを運搬
工具Aで把持した状態を示す、一部断面正面図である。
【符号の説明】
1 左側枠体 2 右側枠体 3 補強バー 4 キャスター 5 スライドガイド管 6 管体 7 油圧シリンダー 7a ピストン 8 機器当接用部材 9 補強補助バ
ー 11 吊り金物 13 吊りボル
ト 14 Jボルト 16 機器固定
バンド 19 アウトリガー 20 ガイドレ
ール 21 前輪部本体 22 後輪部本
体 23 連結枠体 ー 26 タイヤ付
き車輪 27 操蛇レバー 29 係止片 30 タイヤ付き車輪 31 ブレーキ
装置 32 係止片 33 フック部 34 係止ピン 40 変圧器 41 油圧ポンプ 42 基礎架台 43 ガイドピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小柳 健二 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 那須 電機鉄工株式会社内 (72)発明者 松井 俊行 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 那須 電機鉄工株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−58329(JP,A) 実開 昭62−105998(JP,U) 実開 昭62−96003(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66F 9/00 - 11/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両側及び前側から成る枠体であっ
    て、水平断面がコの字型の運搬工具Aを設け、この運搬
    工具Aは、箱型機器を取り囲める空間及び高さを有し、
    下端にキャスターを有するとともに、上部枠体と下部枠
    体とに分離され、これらの上部枠体と下部枠体とは駆動
    手段により接近したり離れたりでき、また上記箱型機器
    の上面に固定する吊り金物を設け、この吊り金物は上記
    駆動手段により上部枠体を下部枠体に対して離して吊り
    上げた際、上記箱型機器の上面左右から突出する吊り金
    物両端を上部枠体で係止し、上記箱型機器を吊り上げる
    構成としたことを特徴とする、箱型機器用運搬据付け装
    置。
  2. 【請求項2】 上部枠体と下部枠体とが、一方の枠体か
    ら突出したスライドガイド管の外周に他方の枠体の管状
    部材が摺動自在に被冠されていることを特徴とする、上
    記請求項1項記載の箱型機器用運搬据付け装置。
  3. 【請求項3】 上記運搬工具Aの左右側に着脱自在に係
    止する、上記キャスターより外径の大きな対の車輪を有
    する二つの枠体を設け、上記駆動手段により下部枠体を
    上部枠体に接近させて下部枠体を地上より吊り上げ可能
    な構成とした、上記請求項1項又は2項記載の箱型機器
    用運搬据付け装置。
  4. 【請求項4】 上記運搬工具Aの左右側に着脱自在に係
    止する、上記キャスターより外径の大きな対の車輪を有
    する二つの枠体と、これらの二つの枠体を上記運搬工具
    Aの前後側の上から接続する連結枠体から成る運搬工具
    Bを設け、上記駆動手段により下部枠体を上部枠体に接
    近させて下部枠体を地上より吊り上げ可能な構成とし
    た、請求項1項又は2項記載の箱型機器用運搬据付け装
    置。
  5. 【請求項5】 運搬工具Aに着脱自在に係止する、上記
    運搬工具Bの二つの各枠体の上部、下部から略水平に突
    出する係止片を、運搬工具Aの上部枠体と下部枠体とで
    挾持して当該各枠体を運搬工具Aの左右側に係止する構
    成とした、請求項3項又は4項記載の箱型機器用運搬据
    付け装置。
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