JP2921419B2 - 歯車ポンプ - Google Patents
歯車ポンプInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C13/00—Adaptations of machines or pumps for special use, e.g. for extremely high pressures
- F04C13/001—Pumps for particular liquids
- F04C13/002—Pumps for particular liquids for homogeneous viscous liquids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
ルム製造用ポリマー等、劣化し易い液体を移送する歯車
ポンプに関する。
車とこれに噛み合う従動側歯車がケーシングと両側方の
カバーの接合により形成されるポンプ室内に収納され駆
動側歯車が駆動軸の回転によって回転駆動されることに
よりケーシングの吸込口から導入される液体を吐出口に
移送するものである。同時に該歯車ポンプにおいては、
駆動軸は側方カバーを貫通して外部回転駆動源に連結さ
れていてその回転が入力されるよう構成され、該駆動軸
が側方カバーを貫通する部分には移送される液体の漏れ
を防止するための軸封装置が設置されている。
軸封装置は、側方カバーにスタフィングボックスが突設
され、該スタフィングボックスの内方にメカニカルシー
ル式シール機構が内設されている。
ポンプにおいては、スタフィングボックスの内方に漏出
された液体は内部で滞留し、特にポリマー等ではその内
方にて硬化し、または炭化してシール機構が破壊し液体
が漏洩することがある。あるいは発熱を生じ移送液が変
質して製品の品質を悪化させるという問題があった。本
発明は該問題を解決する歯車ポンプを提供せんとするも
のである。
ンプは、軸封装置におけるメカニカルシール機構先端位
置から前記ケーシング側に連通する流路をスタフィング
ボックスに穿設し、メカニカルシール機構先端位置まで
漏出した液体を前記流路を介して前記ポンプ室の吸込側
に還流させるようにしたものである。
た液体は、歯車ポンプの吸込口と吐出口との差圧によっ
て流路を介して吸込側に還流され、液体が内部に滞留す
ることはない。
る。図1は、本発明が実施した歯車ポンプの縦断面図で
あり、図2は図1を右方から見たものである。駆動側歯
車8とこれに噛み合う従動側歯車9がケーシング1と両
側方のフロントカバー2とリヤカバー3の接合により形
成されるポンプ室内に収納されている。4はカバー3の
固定用ねじである。駆動側歯車8は駆動軸6の回転によ
って回転駆動されることによりケーシング1の吸込口1
7から導入される液体を吐出口18に移送する。5は駆
動軸6、従動軸7をポンプ室内にて回転可能に支持する
軸受である。このような歯車ポンプにおいて、駆動軸6
の右方は側方カバー3を貫通して図示しない回転駆動源
に連結され回転力が導入される。この駆動軸6の右側方
カバー3の貫通部は、右側方カバー3に比較的大きい内
径を有する貫通孔3Hが穿設されている。駆動軸6の右
側方カバー3からの突出部は小径に形成されている。こ
の駆動軸6の突出部に軸封装置が設置されている。 即
ち、軸封装置の主体であるスタフィングボックスは、そ
の左端の小径部10Nが右側方カバー3に穿設されてい
る貫通孔3Hに着脱可能に挿着されるよう構成されてい
る。さらにスタフィングボックス10には小径部10N
に近接してフランジ10Fを形成し、このフランジ10
Fを右側方カバー3の外面に面着させて固定ねじ11に
より固着する。側方カバー3の外面には固定ねじ11を
螺着するための螺孔が穿設されている。
ル機構を内設されているもので、スタフィングボックス
10と駆動軸6との間に固定シール材12と回転シール
材13がメカニカル接合している。回転シール材13は
駆動軸6に固定されたバネ保持材15側に取り付けられ
バネ14の弾力にて固定シール材12に対して弾接され
ている。このメカニカルシール式シール機構によって、
ポンプ室からこのメカニカルシール部分に漏出されてく
る液体の外方への漏出は阻止される。
装置におけるメカニカルシール機構12、13の位置か
ら前記ケーシング1側に連通する流路16をスタフィン
グボックス10に穿設し、メカニカルシール機構位置ま
で漏出した液体をこの流路16を介して歯車ポンプの吸
込側17に還流させるようにした点に特徴がある。流路
16は駆動軸6の軸芯と平行に設置され、軸受5の右端
面に開口している。
く作動するとき、その移送過程で液体は歯車の歯先A位
置から歯車軸部Bに侵入する。そして侵入した液体はさ
らに駆動軸6等を伝わって外方に漏出していき、軸封装
置の入口Cに漏出しメカニカルシール式シール機構1
2、13の位置Dに至る。このシール機構12、13位
置には還流用の流路16の右端が開口されており、シー
ル機構12、13の位置に至った液体は吸込力の作用
(差圧)によって該流路16を介してケーシング1側E
に流れ、吸込口17への開口Fに還流するようになって
いる。図2において矢印は液体の流れを示している。な
お、図2においてS1、S2は側方カバーに形成された
流路用の溝であり、従動軸7側にも同様に形成されてい
る。この溝S1、S2によって還流が良好に行われる。
の特徴を内包する変形例を挙げることができる。本発明
はメカニカルシール式の場合に特に有効であるが、図示
例のようなシングル形のメカニカルシール機構にのみ限
定されず、例えばダブル形のメカニカルシール機構を採
用する軸封装置にも適用可能である。歯車ポンプの形式
や移送する液体の種類についても上記に限定されない。
さらに軸封装置の形式および流路に関するいくつかの変
形例を上げることができる。
ーと一体形の場合にも実施可能である。ただ、図示例の
ようにスタフィングボックスを側方カバーと別体にする
ことにより、還流用の流路をスタフィングボックス自体
に設置するのは容易となる。第2には流路にニードル弁
を介設し流量調節可能とするものである。さらに第3に
はポンプ側からメカニカルシールに至る間の駆動軸にス
クリュウ溝を形成するかあるいはポンプ用の羽を設置
し、ポンプ側からメカニカルシールに向けてながれる液
体に強制的流れ(推進力)を生じさせるように構成する
こともできる。本発明はこれらを包含する。
りである。
車がケーシングと両側方のカバーの接合により形成され
るポンプ室内に収納され駆動側歯車が駆動軸の回転によ
って回転駆動されることによりケーシングの吸込口から
導入される液体を吐出口に移送するとともに、前記駆動
軸が側方カバーを貫通する部分に設置されたスタフィン
グボックスと駆動軸との間にメカニカルシール機構が嵌
設された軸封装置を有する歯車ポンプにおいて、メカニ
カルシール機構位置から前記ケーシング側に連通する流
路を設置し、メカニカルシール機構位置まで漏出した液
体を前記流路を介して前記ポンプ室の吸込側に還流させ
るようにしたことを特徴とする歯車ポンプ。 2)駆動側歯車とこれに噛み合う従動側歯車がケーシン
グと両側方のカバーの接合により形成されるポンプ室内
に収納され駆動側歯車が駆動軸の回転によって回転駆動
されることによりケーシングの吸込口から導入される液
体を吐出口に移送するとともに、前記駆動軸が側方カバ
ーを貫通する部分に設置されたスタフィングボックスと
駆動軸との間にメカニカルシール機構が嵌設された軸封
装置を有する歯車ポンプにおいて、メカニカルシール機
構位置から前記ケーシング側に連通する流路をスタフィ
ングボックス自体に穿設し、メカニカルシール機構位置
まで漏出した液体を前記流路を介して前記ポンプ室の吸
込側に還流させるようにしたことを特徴とする歯車ポン
プ。
両側方のカバーの接合により形成されるポンプ室内に収
納され駆動側歯車が駆動軸の回転によって回転駆動され
ることによりケーシングの吸込口から導入される液体を
吐出口に移送するとともに、前記駆動軸が側方カバーを
貫通する部分に設置されたスタフィングボックスと駆動
軸との間にメカニカルシール機構が嵌設された軸封装置
を有する歯車ポンプにおいて、メカニカルシール機構位
置から前記ケーシング側に連通する流路を設置するとと
もにこの流路に流量調節機構を介設し、メカニカルシー
ル機構位置まで漏出した液体を前記流路を介して前記ポ
ンプ室の吸込側に還流させるようにしたことを特徴とす
る歯車ポンプ。
両側方のカバーの接合により形成されるポンプ室内に収
納され駆動側歯車が駆動軸の回転によって回転駆動され
ることによりケーシングの吸込口から導入される液体を
吐出口に移送するとともに、前記駆動軸が側方カバーを
貫通する部分に設置されたスタフィングボックスと駆動
軸との間にメカニカルシール機構が嵌設された軸封装置
を有する歯車ポンプにおいて、メカニカルシール機構位
置から前記ケーシング側に連通する流路を設置するとと
もにポンプ側からメカニカルシールに至る液体に推進力
を作用させる機構を設置し、メカニカルシール機構位置
まで漏出した液体を前記流路を介して前記ポンプ室の吸
込側に還流させるようにしたことを特徴とする歯車ポン
プ。
両側方のカバーの接合により形成されるポンプ室内に収
納され駆動側歯車が駆動軸の回転によって回転駆動され
ることによりケーシングの吸込口から導入される液体を
吐出口に移送するとともに、前記駆動軸が側方カバーを
貫通する部分に設置されたスタフィングボックスと駆動
軸との間にメカニカルシール機構が嵌設された軸封装置
を有する歯車ポンプにおいて、前記駆動軸が側方カバー
を貫通する貫通孔にスタフィングボックスを挿設して構
成するとともにメカニカルシール機構位置から前記ケー
シング側に連通する流路をスタフィングボックス自体に
穿設し、メカニカルシール機構位置まで漏出した液体を
前記流路を介して前記ポンプ室の吸込側に還流させるよ
うにしたことを特徴とする歯車ポンプ。
ル機構先端位置から前記ケーシング側に至る流路をスタ
フィングボックスに穿設し、メカニカルシール機構先端
位置まで漏出した液体を前記流路を介して前記ポンプ室
の吸込側に還流させるようにしたから、スタフィングボ
ックスの内方に漏出された液体が内部で滞留することは
なくなる。したがって軸封装置のメンテナンス回数は大
きく軽減される。また、滞留による液の変質、固化はな
くなり不良製品の発生を軽減させることになる。シール
機構が破壊することもなくシール機構の潤滑性を向上さ
せ、発熱防止も可能となるなどの利点がある。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】駆動側歯車とこれに噛み合う従動側歯車が
ケーシングと両側方のカバーの接合により形成されるポ
ンプ室内に収納され駆動側歯車が駆動軸の回転によって
回転駆動されることによりケーシングの吸込口から導入
される液体を吐出口に移送するとともに、前記駆動軸が
側方カバーを貫通する部分に設置されたスタフィングボ
ックスと駆動軸との間にメカニカルシール機構が嵌設さ
れた軸封装置を有する歯車ポンプにおいて、メカニカル
シール機構先端位置から前記ケーシング側に連通する流
路をスタフィングボックスに穿設し、メカニカルシール
機構先端位置まで漏出した液体を前記流路を介して前記
ポンプ室の吸込側に還流させるようにしたことを特徴と
する歯車ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6297536A JP2921419B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 歯車ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6297536A JP2921419B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 歯車ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08159048A JPH08159048A (ja) | 1996-06-18 |
JP2921419B2 true JP2921419B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=17847815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6297536A Expired - Fee Related JP2921419B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 歯車ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2921419B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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KR100947715B1 (ko) * | 2007-05-07 | 2010-03-16 | 나종갑 | 잉크 이송용 기어 펌프 |
WO2010035916A1 (en) * | 2008-09-25 | 2010-04-01 | Jong-Gap Na | Pump having bypass route |
KR101487646B1 (ko) * | 2014-03-15 | 2015-02-02 | 윤종식 | 오일 누출 방지를 위한 구동축 커버 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6297536A patent/JP2921419B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08159048A (ja) | 1996-06-18 |
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