JP2920586B2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2920586B2 JP23080693A JP23080693A JP2920586B2 JP 2920586 B2 JP2920586 B2 JP 2920586B2 JP 23080693 A JP23080693 A JP 23080693A JP 23080693 A JP23080693 A JP 23080693A JP 2920586 B2 JP2920586 B2 JP 2920586B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明のスイッチ装置は、各種
の電気機器、通信機器に利用することができるが、特
に、自動車に装備されるハザ−ドスイッチ等の制御スイ
ッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種のスイッチ装置を図
5、図6に示す。1は電気絶縁材からなるコンタクトプ
レ−トで、これには3つの固定接触子2、3、4がその
表面をプレ−ト表面に合わせるように設けられている。
5は電気絶縁材で形成した可動板(例えば、操作部材)
で、この可動板5にはばね6によって押圧勢力が与えら
れた可動接片7が設けられ、この可動接片7が図6に示
すように実線位置から二点鎖線で示す位置まで摺動する
ようになっている。
【0003】このスイッチ装置は、可動接片7の第1の
接触部7aが固定接触子2と接触し、第2の接触部7b
が固定接触子3と接触しているとき第1のスイッチ状態
を形成し、また、可動接片7が鎖線で示す位置まで摺動
して第1の接触部7aが固定接触子2と接触し、第2の
接触部7bが固定接触子4と接触しているとき第2のス
イッチ状態が形成される。
【0004】このようなスイッチ装置は、可動接片7の
第2の接触部7bが固定接触子3、4間を往復摺動する
ために、接点の電気的、機械的な摩耗粉が2つの固定接
触子3、4の間に溜り、固定接触子3、4間が絶縁不良
となることがある。
【0005】そこで、現在では、図7に示すように固定
接触子3、4の間のコンタクトプレ−ト部分に凹溝8を
形成し、上記した摩耗粉をこの凹溝8内に落とし込むよ
うにして固定接触子3、4間に生ずる絶縁不良の問題を
解決している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した凹溝8は絶縁
不良の防止には有利となるが、ただ、可動接片7の摺動
時に第2の接触部7bが上記の凹溝8に一旦落下しなが
ら進むために、その際の感触がこのスイッチを操作する
者に伝達される。この結果、操作フィリングの悪いスイ
ッチ装置となる。
【0007】上記した実情にかんがみ、本発明では、絶
縁不良を防止すると共に、耐久性に富み、かつ、操作フ
ィリングの向上を図ることのできるこの種のスイッチ装
置を開発することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、複数の固定接触子と、これら固定接
触子上を摺動する可動接片とを有するスイッチ装置にお
いて、可動接片が順次接触する固定接触子は可動接片の
摺動方向に対し左右に配置すると共に、左側と右側の固
定接触子を上記摺動方向に位置ずれさせて配置し、さら
に、これら固定接触子の両側または片側には可動接片の
摺動方向に沿って下り勾配とした電気絶縁性のテ−パ−
部を設けると共に、左側と右側の固定接触子及びテ−パ
−部の間に凹溝を設けて構成したことを特徴とするスイ
ッチ装置を提案する。
【0009】
【作用】この発明のスイッチ装置は、可動接片の摺動方
向に対して左右に配置され、かつ、左側と右側のものを
位置をずらせて順次配設した固定接触子上を可動接片が
摺動してスイッチ動作する。そして、可動接片の摺動に
よって生ずる電気的、機械的な摩耗粉が左右の固定接触
子間とテ−パ−部の間に設けた凹溝に落入する。
【0010】また、左側と右側の固定接触子には下り勾
配となるテ−パ−部が設けられているので、固定接触子
間を移動する可動接片の摺動がスム−ズとなり、操作フ
ィリングが大きく向上する。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面に沿って
説明する。図1、図2は本発明のスイッチ装置を示し、
図1は同装置の簡略的な平面図、図2は図1上のA−A
線に沿った断面図である。
【0012】これらの図面において、電気絶縁材からな
るコンタクトプレ−ト50には3つの固定接触子51、
52、53がその表面をこのプレ−ト50の表面に合わ
せるように設けてある。固定接触子51は共通の接触子
であって、後述する可動接片54の摺動方向(これらの
図において横方向)に長く形成し、また、幅は可動接片
54に比べて広く形成してある。
【0013】固定接触子52、53は、各々の幅が固定
接触子51の幅の1/2よりやや小さく形成し、固定接
触子52の外端部52aは固定接触子51の一方端部5
1aと同一直線上に揃えられ、また、固定接触子53の
外端部53aは固定接触子51の他方端部51bと同一
直線上に揃えられて配置してある。つまり、固定接触子
52、53は可動接片54の摺動方向(矢印A、B方
向)に対し左右に位置をずらせて配置してある。
【0014】また、上記した固定接触子51、52、5
3のうち、可動接片54が順次接触する固定接触子5
2、53には、図2及び図3に示した如く、各々の片側
に下り勾配となるテ−パ−部55、56が形成してあ
る。テ−パ−部55、56は、固定接触子52、53に
連続する僅かな平行部57、58を有し、これら平行部
57、58の端部から図のように各々下り勾配となるよ
うにコンタクトプレ−ト50に一体形成してある。
【0015】つまり、可動接片54の摺動方向Aに対
し、左側に固定接触子52、平行部57、テ−パ−部5
5からなる可動接片54の移動部分を一連に設け、右側
にテ−パ−部56、平行部58、固定接触子53からな
る可動接片54の移動部分を一連に設けてある。そし
て、これら移動部分の間にはコンタクトプレ−ト50を
掘り下げ形成した凹溝59が設けてある。
【0016】可動接片54は両端部に第1、第2接触部
54a、54bを有し、これは、可動板(例えば、操作
部材)60の裏側に遊嵌し、ばね61の押圧勢力でコン
タクトプレ−ト50に圧接させてある。この可動接片5
4は、第1接触部54aが固定接触子51に接触し、第
2接触部54bが固定接触子52、53に接触するよう
に、図2上の実線位置と鎖線位置との間で移動させる。
【0017】次に、このスイッチ装置の動作について説
明する。可動接片54が図1及び図2上における実線位
置にある時、第2接触部54bの一部、つまり、可動接
片54の摺動方向Aに対し左側部分が固定接触子52と
接触し、その右側部分がテ−パ−部56の上方位置にあ
る。また、可動接片54の第1接触部54aは共通の接
触子である固定接触子51に接触している。この状態に
おいて第1のスイッチ状態を形成している。
【0018】可動板60を操作して可動接片54を矢印
A方向に移動させると、第2接触部54bがテ−パ−部
に連続する平行部57、58上に進む。このとき、第2
接触部54bは、右側部分(矢印A方向に対して)がテ
−パ部56に導かれて平行部58にスム−スに乗り上が
る。この状態においては、第2接触部54bが固定接触
子52、53と非接触となる。可動接片54をさらに矢
印A方向に摺動させ、図1及び図2に示す鎖線で示す位
置まで摺動させると、可動接片54の第2接触部54b
は、その右側部分(矢印A方向に対して)が固定接触子
53と接触し、その左側部分が下り勾配となっているテ
−パ−部55の上方位置に進む。また、第1接触部54
aは、固定接触子51を摺動し、この固定接触子51と
接触している。この状態で第2のスイッチ状態となる。
【0019】一方、可動板60を上記とは逆方向に操作
して可動接片54を図2上における鎖線位置から矢印B
方向に摺動させると、可動接片54の第2接触部54b
が、テ−パ−部に連続する平行部57、58上に進む。
このとき、第2接触部54bは、右側部分(矢印B方向
に対して)がテ−パ−部55に導かれて平行部57にス
ム−スに乗り上がる。この状態は、上記と同様に第2接
触部54bが固定接触子52、53と非接触となる。
【0020】可動接片54をさらに矢印B方向に摺動さ
せ図1及び図2に示す実線位置まで摺動させると、可動
接片54の第2接触部54bは、右側部分(矢印B方向
に対して)が固定接触子52と接触し、その左側部分が
下り勾配となっているテ−パ−部56上に進む。また、
可動接片54の第1接触部54aは固定接触子51と接
触しており、これより、第1のスイッチ状態となる。
【0021】上記したスイッチ装置は、可動接片54が
固定接触子52、53間を摺動することによって生ずる
摩耗粉が固定接触子52、53の側方に形成した凹溝5
9に落とし込まれる。
【0022】上記した実施例は、3つの固定接触子5
1、52、53を備えたスイッチ装置として説明した
が、多数の固定接触子を備え、これら固定接触子を可動
接片の摺動方向に対してその左右に位置をずらせて順次
配設して構成することもできる。
【0023】
【発明の効果】上記した通り、本発明に係るスイッチ装
置は、可動接片の左右の接触部が交互に接触する固定接
触子を備えて構成したので、従来のものに比べて可動接
片と固定接触子の摩耗が少なく、耐久性が向上する。
【0024】また、摩耗粉を落とし込む凹溝が固定接触
子の側方に形成されているので、可動接片の摺動によっ
て生ずる摩耗粉が効果的にこの凹溝に落ち込み、固定接
触子間の絶縁不良がほとんど生じないスイッチ装置とな
る。
【0025】さらに、可動接片を固定接触子にスム−ス
に導くテ−パ−部を備えているので、操作フィリングの
良いスイッチ装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をに係るスイッチ装置の簡略的な平面図
である。
【図2】図1上のA−A線断面図である。
【図3】上記スイッチ装置に備えた固定接触子を有する
コンタクトプレ−トの斜視図である。
【図4】図3上のB−B線拡大断面図である。
【図5】従来例として示したスイッチ装置の簡略的な平
面図である。
【図6】図5上のC−C線断面図である。
【図7】従来例のスイッチ装置の固定接触子間に形成し
た凹溝を説明するための簡略的な拡大断面図である。
【符号の説明】
50 コンタクトプレ−ト 51、52、53 固定接触子 54 可動接片 54a 第1接触部 54b 第2接触部 55、56 テ−パ−部 59 凹溝 60 可動板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の固定接触子と、これら固定接触子
    上を摺動する可動接片とを有するスイッチ装置におい
    て、可動接片が順次接触する固定接触子は可動接片の摺
    動方向に対し左右に配置すると共に、左側と右側の固定
    接触子を上記摺動方向に位置ずれさせて配置し、さら
    に、これら固定接触子の両側または片側には可動接片の
    摺動方向に沿って下り勾配とした電気絶縁性のテ−パ−
    部を設けると共に、左側と右側の固定接触子及びテ−パ
    −部の間に凹溝を設けて構成したことを特徴とするスイ
    ッチ装置。
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