JP2920234B2 - 給湯機入力用ミキシングバルブシステム及びこれを内蔵する給湯機 - Google Patents
給湯機入力用ミキシングバルブシステム及びこれを内蔵する給湯機Info
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- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
ソーラ等の補助的な熱源を用いる場合に有用なミキシン
グバルブシステムに関するものである。
の構成図を示す。給水口より供給された水は、まず補助
熱源により加熱される。補助熱源で加熱された水は、更
に主熱源である給湯機に入力される。給湯機内部ではリ
モートコントローラで設定された温度に出湯温度が安定
するように、制御回路が出湯温度センサで得た出湯温度
をもとに加熱手段を制御する。
り、出湯温度を制御できないものが多い。そこで従来方
式では、給湯機内部には入水温度センサを持っており、
設定温度より入水温度すなわち補助熱源の出湯温度が高
い場合は加熱手段の動作を停止する。
度そのままになってしまう為、給湯機の出湯温度を制御
することが不可能となってしまった。
が得られないという問題が発生した。
にかかわらず熱湯が給湯されるため、危険でもあった。
テムは、入水口、入湯口と出湯口を持ち、入水口から得
られた水と、入湯口から得られたお湯を混合する混合手
段と、混合されたお湯の温度を検知する手段を持ち、出
湯口に接続された給湯機との通信手段を持ち、通信手段
により得られた給湯機設定温度を演算する手段を持ち、
演算の結果得られた温度を出湯するように、入湯口から
の湯の温度が設定温度より十分小さいときは、入水口か
らの水の混合割合を最小にし、入湯口からの湯の温度が
設定温度よりは小さいが設定温度に近く、給湯機の最低
燃焼号数に達しないときは、入湯口からの湯の温度と設
定温度との差が給湯機の最低燃焼号数を越えるように入
水口からの水を供給し、入湯口からの湯の温度が設定温
度より大きいときは、設定温度となるように入水口から
の水を供給する、混合手段を制御する制御手段を持つこ
とを特徴とする。
ステムを内蔵することを特徴とする。
可能混合比内で常に必要供給量を供給できるように設計
されていれば、次の3つの場合を考えればよい。
合を最小にし、この結果、補助熱源からの出湯温度に近
い温度のお湯が給湯機に入力される。給湯機は、通常ど
おり動作するため希望温度のお湯が得られる。
に近く、給湯機の最低燃焼号数に達しない場合。
し、例えば設定温度−10℃のお湯を給湯機に供給する。
入水温度が設定温度より十分低いため、給湯機が通常ど
おり動作でき、希望温度のお湯が得られる。
て設定温度に制御する。この結果、給湯機は動作しない
が、希望温度のお湯が得られる。
バルブシステムは、通信回路、制御回路、モータドライ
ブ回路、出湯温度検知回路、ミキシングバルブから構成
される。通信回路は、T3で通信線に接続され、給湯機の
設定温度を制御回路に知らせる。制御回路は、上記の前
回路の制御を行う。モータドライブ回路は、T2でミキシ
ングバルブシステムに接続され、制御回路からの指示に
よりミキシングバルブの湯水混合比を制御するモータに
電力を与える。出湯温度検知回路は、T1で出湯温度検出
用のサーミスタTH1に接続され、湯水混合後の出湯温度
信号を得て制御回路に与える。
出湯温度検知回路の構成例を第4図に示す。通信線は、
通信回路の入力端子T3につなぎ、“1",“0"の電圧パル
ス列で構成される通信信号は、保護用の抵抗R1を介して
コンパレータIC4に入力される。コンパレータIC4は、こ
の通信信号と電源電圧Vccを抵抗R2,R3で分圧することに
より得られる比較電圧とを比較した出力電圧を、整形し
て得た“1",“0"の信号パルス列をマイコンIC1の通信端
子Dへ入力する。マイコンIC1は、その内部の通信機能
で通信内容を得、設定温度を知る。
する。サーミスタTH1と、抵抗R4で電源電圧Vccを分圧す
る。この結果、出湯温度に対応した電圧が増幅器IC2に
入力される。増幅器IC2は、抵抗RS1,R6で定めた増幅度
で入力された信号を増幅して、マイコンIC1のA/D変換ポ
ートAへ出力する。
バルブの開度を計算し、DO0からDO3までの出力ポートに
パルス信号を出力することでステッピングモータの回転
角を制御する。
で、ステッピングモータの各位相のコイルを駆動するト
ランジスタTr1からTr4をゲートするために用いている。
ステッピングモータ用の出力端子T2は、ステッピングモ
ータの駆動電源電圧Vpの電源線と各位相のコイルを駆動
するための出力がおかれ、ステッピングモータに接続さ
れる。
混合用バルブ駆動用のステッピングモータ(SM)に接続
され、湯水の混合比を制御する。
ズムをフローチャートで示す。
(4)へ飛ぶ。
の差から計算する。
を算出する。
設定温度以上であるか判断する。出湯温度が、設定温度
から10℃未満低い温度〜設定温度の場合には、(1)に
戻る。
大混合状態でなければ(1)に戻る。
度が下がっていなければ(1)に戻る。
る。
助熱源を用いて常に希望の出湯温度を得られる給湯シス
テムを構成できる。このため、従来問題であった熱湯の
問題も解決され、安全性、利便性の両面からの効果は大
きい。
示すブロック図であり、第2図は本発明の一実施例を示
す給湯システムの構成を示すブロック図であり、第3図
は本発明の一実施例に用いたミキシングバルブの構成を
示すブロック図であり、第4図は本発明の一実施例を実
現するための回路図であり、第5図は本発明の一実施例
に用いたミキシングバルブの構成例を示す概念図であ
り、第6図は本発明の一実施例に用いたミキシングバル
ブ制御のためのフローチャートである。 符号の説明 Vcc……電源電圧 R1,R2,R3,R4,RS1……抵抗 IC1……マイコン IC2……増幅器 IC3……トランジスタアレイ IC4……コンパレータ D1,D2,D3,D4……ダイオード Tr1,Tr2,Tr3,Tr4……トランジスタ Vp……ステッピングモータの駆動電源電圧 TH1……サーミスタ A……A/D変換ポート D……通信端子 DO0,DO1,DO2,DO3……出力ポート
Claims (2)
- 【請求項1】入水口、入湯口と出湯口を持ち、入水口か
ら得られた水と、入湯口から得られたお湯を混合する混
合手段と、混合されたお湯の温度を検知する手段を持
ち、出湯口に接続された給湯機との通信手段を持ち、通
信手段により得られた給湯機設定温度を演算する手段を
持ち、演算の結果得られた温度を出湯するように、入湯
口からの湯の温度が設定温度より十分小さいときは、入
水口からの水の混合割合を最小にし、入湯口からの湯の
温度が設定温度よりは小さいが設定温度に近く、給湯機
の最低燃焼号数に達しないときは、入湯口からの湯の温
度と設定温度との差が給湯機の最低燃焼号数を越えるよ
うに入水口からの水を供給し、入湯口からの湯の温度が
設定温度より大きいときは、設定温度となるように入水
口からの水を供給する、混合手段を制御する制御手段を
持つことを特徴とする給湯機入力用ミキシングバルブシ
ステム。 - 【請求項2】上記1)のミキシングバルブシステムを内
蔵する給湯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15646190A JP2920234B2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 給湯機入力用ミキシングバルブシステム及びこれを内蔵する給湯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15646190A JP2920234B2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 給湯機入力用ミキシングバルブシステム及びこれを内蔵する給湯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0448149A JPH0448149A (ja) | 1992-02-18 |
JP2920234B2 true JP2920234B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=15628259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15646190A Expired - Fee Related JP2920234B2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 給湯機入力用ミキシングバルブシステム及びこれを内蔵する給湯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2920234B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-14 JP JP15646190A patent/JP2920234B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0448149A (ja) | 1992-02-18 |
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Legal Events
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